JPH074038A - 型枠支保用のパイプ仮着具 - Google Patents
型枠支保用のパイプ仮着具Info
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- JPH074038A JPH074038A JP16849493A JP16849493A JPH074038A JP H074038 A JPH074038 A JP H074038A JP 16849493 A JP16849493 A JP 16849493A JP 16849493 A JP16849493 A JP 16849493A JP H074038 A JPH074038 A JP H074038A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 型枠支保用パイプが、型枠外側所定位置に脱
着自在に添接されるようにする型枠支保用のパイプ仮着
具に関するものであり、特に型枠への打込みと抜取り、
および型枠支保用パイプの受入れと解き放ちが何れも容
易で、安価に製造し得る新規な構造のパイプ仮着具を提
供する。 【構成】 円弧状の抱持部1と、その一端側を、同一平
面内で外側に僅か屈曲させた受入部2、他端側を屈曲部
3に形成すると共に、その屈曲部3から所定間隔離反し
た箇所から同一平面内で反転させてU字状の定着部4と
なし、該定着部4を構成した弾性線材の端部近傍には、
釘部5を、その中間辺りで溶着その他の手段によって一
体化してなる型枠支保用のパイプ仮着具である。
着自在に添接されるようにする型枠支保用のパイプ仮着
具に関するものであり、特に型枠への打込みと抜取り、
および型枠支保用パイプの受入れと解き放ちが何れも容
易で、安価に製造し得る新規な構造のパイプ仮着具を提
供する。 【構成】 円弧状の抱持部1と、その一端側を、同一平
面内で外側に僅か屈曲させた受入部2、他端側を屈曲部
3に形成すると共に、その屈曲部3から所定間隔離反し
た箇所から同一平面内で反転させてU字状の定着部4と
なし、該定着部4を構成した弾性線材の端部近傍には、
釘部5を、その中間辺りで溶着その他の手段によって一
体化してなる型枠支保用のパイプ仮着具である。
Description
【0001】
【発明の目的】この発明は、コンクリート構造物を形成
するためのコンクリート打設用の型枠を組み立てる際
に、型枠を支えてその位置が正確に確保されるよう機能
する鋼管材からなる型枠支保用パイプが、型枠外側所定
位置に脱着自在に添接されるようにする型枠支保用のパ
イプ仮着具に関するものであり、特に型枠への打込みと
抜取り、および型枠支保用パイプの受入れと解き放ちが
何れも容易であって、安価に製造し得る新規な構造のパ
イプ仮着具を提供しようとするものである。
するためのコンクリート打設用の型枠を組み立てる際
に、型枠を支えてその位置が正確に確保されるよう機能
する鋼管材からなる型枠支保用パイプが、型枠外側所定
位置に脱着自在に添接されるようにする型枠支保用のパ
イプ仮着具に関するものであり、特に型枠への打込みと
抜取り、および型枠支保用パイプの受入れと解き放ちが
何れも容易であって、安価に製造し得る新規な構造のパ
イプ仮着具を提供しようとするものである。
【0002】
【従来技術】擁壁や土止め壁等のコンクリート構造物を
現場打ちにより建設しようとする場合、生コンクリート
を打設するための型枠組みがなされ、それらの間隙に生
コンクリートを流し込み、所定の養生期間を経過させて
その硬化を待って型枠を取り外す工程が採用される。こ
の型枠組みにおける型枠としては、鋼板製パネルの外、
その加工性の良さや何よりも安価であるという理由か
ら、周囲に枠材を配した合板製パネルも多用されてい
る。
現場打ちにより建設しようとする場合、生コンクリート
を打設するための型枠組みがなされ、それらの間隙に生
コンクリートを流し込み、所定の養生期間を経過させて
その硬化を待って型枠を取り外す工程が採用される。こ
の型枠組みにおける型枠としては、鋼板製パネルの外、
その加工性の良さや何よりも安価であるという理由か
ら、周囲に枠材を配した合板製パネルも多用されてい
る。
【0003】型枠組みの間隙の決定には、通常、セパレ
ータが組み込まれ、設計どおりの間隙を確保するように
施工されるが、これら並行させて組み立てた型枠組みの
間隙にそのまま生コンクリートを流し込むと、流し込ま
れた生コンクリートの内圧によって、セパレータに無理
が掛かるだけではなく、型枠自体が外側に膨らんだり、
型枠相互間に段差を生じる等の変形を起す傾向が生じ
る。この傾向は、合板製パネルによるものの場合、鋼板
製パネル以上に大きく、したがって、規定どおりの形状
のコンクリート構造物の建設をするためには、鋼板製パ
ネルによる場合以上にそれらの変形に対処する必要があ
る。
ータが組み込まれ、設計どおりの間隙を確保するように
施工されるが、これら並行させて組み立てた型枠組みの
間隙にそのまま生コンクリートを流し込むと、流し込ま
れた生コンクリートの内圧によって、セパレータに無理
が掛かるだけではなく、型枠自体が外側に膨らんだり、
型枠相互間に段差を生じる等の変形を起す傾向が生じ
る。この傾向は、合板製パネルによるものの場合、鋼板
製パネル以上に大きく、したがって、規定どおりの形状
のコンクリート構造物の建設をするためには、鋼板製パ
ネルによる場合以上にそれらの変形に対処する必要があ
る。
【0004】通常、そのための補強構造として、バタ材
と呼ばれる鋼管型枠支保用パイプを支保材に用いて合板
製パネルの外側を添接補強する構造が採用されている。
この従前までの補強構造を実現するには、先ず、建設す
べきコンクリート構造物に応じた配置に合板製パネル
P,P,……を並べ、相対抗するパネル同志P,Pは、
それらを所定間隔に規制するセパレータで、また隣接す
るパネル同志P,P,……は、相互の枠材P2,P2間
が仮着用のクギで夫々連結されることによって仮組立て
がなされ、その後、型枠である合板製パネルPの両側枠
材P2,P2間の合板P1外側上端寄りの箇所に、略3
0cm程度の等間隔置きで横一列となるような配置で、図
3の従来例として示す斜視図のように、クギnを半分程
度の深さとなるようにして打ち付けた後、各クギnの頭
に結束用鉄線cを巻き付けた上、それら結束用鉄線cを
利用して単管パイプからなるタテバタ材(現場用語)S
を略垂直に立てて合板P外側に添わせる。型枠である合
板製パネルP,P,……の外側全てに略等間隔に単管パ
イプからなるタテバタ材S,S,……が立て掛けられた
ところで、それらタテバタ材S,S,……の外側に、同
じく単管パイプからなるヨコバタ材(現場用語。図示せ
ず)を略水平に渡し掛け、各タテバタ材S,S,……の
外側への動きを規制するようにするものである。
と呼ばれる鋼管型枠支保用パイプを支保材に用いて合板
製パネルの外側を添接補強する構造が採用されている。
この従前までの補強構造を実現するには、先ず、建設す
べきコンクリート構造物に応じた配置に合板製パネル
P,P,……を並べ、相対抗するパネル同志P,Pは、
それらを所定間隔に規制するセパレータで、また隣接す
るパネル同志P,P,……は、相互の枠材P2,P2間
が仮着用のクギで夫々連結されることによって仮組立て
がなされ、その後、型枠である合板製パネルPの両側枠
材P2,P2間の合板P1外側上端寄りの箇所に、略3
0cm程度の等間隔置きで横一列となるような配置で、図
3の従来例として示す斜視図のように、クギnを半分程
度の深さとなるようにして打ち付けた後、各クギnの頭
に結束用鉄線cを巻き付けた上、それら結束用鉄線cを
利用して単管パイプからなるタテバタ材(現場用語)S
を略垂直に立てて合板P外側に添わせる。型枠である合
板製パネルP,P,……の外側全てに略等間隔に単管パ
イプからなるタテバタ材S,S,……が立て掛けられた
ところで、それらタテバタ材S,S,……の外側に、同
じく単管パイプからなるヨコバタ材(現場用語。図示せ
ず)を略水平に渡し掛け、各タテバタ材S,S,……の
外側への動きを規制するようにするものである。
【0005】一方、所定の養生期間が経過して型枠内の
コンクリートが所定強度まで固化した後、型枠を解体す
る場合には、先ず、上記した補強構造部分を、全くその
組み立て工程と逆の工程で合板製パネルPから取り外す
必要があり、ヨコバタ材、タテバタ材S,S,……が取
り払われた後、合板製パネルPの外側に半分程打ち付け
られているクギn,n,……の全てを抜き取ってしまう
作業が強いられることになる。このように、従前までの
バタ材による補強構造では、その組立て、解体の作業、
特にタテバタ材S,S,……を略垂直に保持するための
クギn,n,……および結束用鉄線c,c,……の取扱
い作業が非常に煩わしいものとなっていて、作業効率を
落とす最大の原因となっていた。この発明は、以上のよ
うな状況に鑑み、それら従前までの欠点を解消すべくし
て開発、完成されたものであって、以下では、その構成
を、後述する具体的な実施例の説明と合わせ、詳述する
ものである。
コンクリートが所定強度まで固化した後、型枠を解体す
る場合には、先ず、上記した補強構造部分を、全くその
組み立て工程と逆の工程で合板製パネルPから取り外す
必要があり、ヨコバタ材、タテバタ材S,S,……が取
り払われた後、合板製パネルPの外側に半分程打ち付け
られているクギn,n,……の全てを抜き取ってしまう
作業が強いられることになる。このように、従前までの
バタ材による補強構造では、その組立て、解体の作業、
特にタテバタ材S,S,……を略垂直に保持するための
クギn,n,……および結束用鉄線c,c,……の取扱
い作業が非常に煩わしいものとなっていて、作業効率を
落とす最大の原因となっていた。この発明は、以上のよ
うな状況に鑑み、それら従前までの欠点を解消すべくし
て開発、完成されたものであって、以下では、その構成
を、後述する具体的な実施例の説明と合わせ、詳述する
ものである。
【0006】
【発明の構成】この発明の型枠支保用のパイプ仮着具
は、基本的に次のとおりの構成を要旨としている。即
ち、弾性線材を屈曲させて型枠支保用パイプの外周を略
半周し得る円弧状の抱持部となし、その一端側を、同一
平面内で外側に僅か屈曲させた受入部に形成すると共
に、他端側を、抱持部が収まる平面に交叉する平面内で
あって、抱持部の内側に添わせて仮着状とした所定型枠
支保用パイプの、同抱持部添接側と反対側となる型枠支
保用パイプ外周に接する状態となる平面内に収まる方向
に屈曲させた上、その屈曲部から所定間隔離反した箇所
から同一平面内で反転させてU字状の定着部となし、該
定着部を構成した弾性線材の端部近傍には、定着部が収
まる平面に直交する方向とした釘部を、その中間辺りで
溶着その他の手段によって一体化してなる型枠支保用の
パイプ仮着具とするものである。
は、基本的に次のとおりの構成を要旨としている。即
ち、弾性線材を屈曲させて型枠支保用パイプの外周を略
半周し得る円弧状の抱持部となし、その一端側を、同一
平面内で外側に僅か屈曲させた受入部に形成すると共
に、他端側を、抱持部が収まる平面に交叉する平面内で
あって、抱持部の内側に添わせて仮着状とした所定型枠
支保用パイプの、同抱持部添接側と反対側となる型枠支
保用パイプ外周に接する状態となる平面内に収まる方向
に屈曲させた上、その屈曲部から所定間隔離反した箇所
から同一平面内で反転させてU字状の定着部となし、該
定着部を構成した弾性線材の端部近傍には、定着部が収
まる平面に直交する方向とした釘部を、その中間辺りで
溶着その他の手段によって一体化してなる型枠支保用の
パイプ仮着具とするものである。
【0007】弾性線材としては、手では簡単に変形しな
い程度の強さを有し、且つ、ある程度までの外力に対し
ては弾性変形を可能にする素材、例えば鉄やステンレス
等の鋼材、あるいは、プラスチックス材等が採用可能で
あり、鋼材の場合であれば屈曲形成、プレス成型で、ま
た、プラスチックス材を素材とする場合であれば型を使
った射出成型等でといったように、従前までの公知の成
型手段が採用されればよい。
い程度の強さを有し、且つ、ある程度までの外力に対し
ては弾性変形を可能にする素材、例えば鉄やステンレス
等の鋼材、あるいは、プラスチックス材等が採用可能で
あり、鋼材の場合であれば屈曲形成、プレス成型で、ま
た、プラスチックス材を素材とする場合であれば型を使
った射出成型等でといったように、従前までの公知の成
型手段が採用されればよい。
【0008】抱持部、受入部、屈曲部、および定着部
は、上記した弾性線材が屈曲その他の手段で成型されて
連続上となるものであり、先ず、抱持部は、タテバタ材
である型枠支保用パイプを合板製パネルの外側に添わせ
て安定した状態に立設させるために、型枠支保用パイプ
を抱き抱えるよう機能するものであり、通常、型枠支保
用パイプとして足場用鋼管等に多用されている外径50
mm程度のものを採用するケースが多いことから、一般的
には、これらのサイズの型枠支保用パイプの外周を略半
周し得る円弧状のものに形成され、合板製パネルの外表
面に添わせて同抱持部に型枠支保用パイプを押し込み易
くするため、抱持部の一端側を、抱持部が収まる平面と
同一面内で外側に僅か屈曲させ、受入部とする。
は、上記した弾性線材が屈曲その他の手段で成型されて
連続上となるものであり、先ず、抱持部は、タテバタ材
である型枠支保用パイプを合板製パネルの外側に添わせ
て安定した状態に立設させるために、型枠支保用パイプ
を抱き抱えるよう機能するものであり、通常、型枠支保
用パイプとして足場用鋼管等に多用されている外径50
mm程度のものを採用するケースが多いことから、一般的
には、これらのサイズの型枠支保用パイプの外周を略半
周し得る円弧状のものに形成され、合板製パネルの外表
面に添わせて同抱持部に型枠支保用パイプを押し込み易
くするため、抱持部の一端側を、抱持部が収まる平面と
同一面内で外側に僅か屈曲させ、受入部とする。
【0009】屈曲部は、抱持部の他端側、即ち受入部を
形成した側と反対となる端部側を、今度は抱持部が収ま
る平面に交叉する平面内であって、抱持部の内側に添わ
せて仮着状とした状態の所定型枠支保用パイプの、同抱
持部添接側と反対側となる型枠支保用パイプ外周に接す
る状態となる平面(即ち、合板製パネルの外表面に相当
する面)内に収まる方向に屈曲させた、その屈曲箇所を
いい、通常、抱持部との間の角度は90°より小さくな
らない値を採用するようにした方が、型枠支保用パイプ
を合板製パネルの外表面にピッタリと添わせることがで
き、型枠支保用パイプの仮着具合を安定させる上で有利
である。定着部は、上記屈曲部から所定間隔離反した箇
所から同一平面内で反転させて折り返し、平面形でU字
状となるように形成して実現される。
形成した側と反対となる端部側を、今度は抱持部が収ま
る平面に交叉する平面内であって、抱持部の内側に添わ
せて仮着状とした状態の所定型枠支保用パイプの、同抱
持部添接側と反対側となる型枠支保用パイプ外周に接す
る状態となる平面(即ち、合板製パネルの外表面に相当
する面)内に収まる方向に屈曲させた、その屈曲箇所を
いい、通常、抱持部との間の角度は90°より小さくな
らない値を採用するようにした方が、型枠支保用パイプ
を合板製パネルの外表面にピッタリと添わせることがで
き、型枠支保用パイプの仮着具合を安定させる上で有利
である。定着部は、上記屈曲部から所定間隔離反した箇
所から同一平面内で反転させて折り返し、平面形でU字
状となるように形成して実現される。
【0010】以上までが弾性線材で連続状に形成され、
これに組み合わされる釘部は、定着部を構成した弾性線
材の端部近傍、即ち、平面形U字状の定着部の中でも、
屈曲部から所定間隔離反して折り返し(U字形でいえば
底の部分)となるまでの弾性線材部分ではなく、それよ
りも更に端部に近い部分の適所であって、定着部が収ま
る平面に直交する方向となるようにして、溶着その他公
知の手段で一体化されるものである。
これに組み合わされる釘部は、定着部を構成した弾性線
材の端部近傍、即ち、平面形U字状の定着部の中でも、
屈曲部から所定間隔離反して折り返し(U字形でいえば
底の部分)となるまでの弾性線材部分ではなく、それよ
りも更に端部に近い部分の適所であって、定着部が収ま
る平面に直交する方向となるようにして、溶着その他公
知の手段で一体化されるものである。
【0011】上記のとおりの構造を基本的な構成として
形成される型枠支保用のパイプ仮着具は、最も簡便に
は、適宜太さで所望する弾性変形を可能にする長い番線
に、予め所定間隔(即ち、抱持部、受入部、屈曲部、お
よび定着部を形成するのに必要となる長さ)置きに釘部
を溶着してしまい、その後で、各釘部から10mm前後の
箇所で切断し、該切断した側と反対側の長い部分を適宜
手段で定着部、屈曲部抱持部、そして受入部へと、夫々
決められた方向に屈曲形成するようにすればよい。以
下、図面に示すこの発明を代表する実施例を説明して、
この発明の技術的思想の理解がより明確になるようにす
る。
形成される型枠支保用のパイプ仮着具は、最も簡便に
は、適宜太さで所望する弾性変形を可能にする長い番線
に、予め所定間隔(即ち、抱持部、受入部、屈曲部、お
よび定着部を形成するのに必要となる長さ)置きに釘部
を溶着してしまい、その後で、各釘部から10mm前後の
箇所で切断し、該切断した側と反対側の長い部分を適宜
手段で定着部、屈曲部抱持部、そして受入部へと、夫々
決められた方向に屈曲形成するようにすればよい。以
下、図面に示すこの発明を代表する実施例を説明して、
この発明の技術的思想の理解がより明確になるようにす
る。
【0012】
【実施例】図1の全体斜視図、図2の使用状態を示す斜
視図のとおり、#8程度の太さの鋼線材を使用し、先
ず、タテバタ材Sを弾性抱持する部分となる抱持部1
を、該鋼線材を屈曲させて型枠支保用パイプSの外周を
略半周し得る円弧状のものとして形成し、その受入側と
なる一端側を、抱持部1が収まる同一平面内において外
側に僅か屈曲させて受入部2とする。続いて、該抱持部
1の先に受入部2を形成した側と反対側の鋼線材を、抱
持部1が収まる平面に直交する平面内であって、しか
も、抱持部1の内側に添わせて仮着状とした所定型枠支
保用パイプSの、同抱持部1に添接する側S1と反対側
となる型枠支保用パイプSの外周S2に接する状態とな
る平面内に収まる方向に屈曲させた上、その屈曲部3か
ら所定間隔離反した箇所から同一平面内で反転させてU
字状の定着部4を形成する。
視図のとおり、#8程度の太さの鋼線材を使用し、先
ず、タテバタ材Sを弾性抱持する部分となる抱持部1
を、該鋼線材を屈曲させて型枠支保用パイプSの外周を
略半周し得る円弧状のものとして形成し、その受入側と
なる一端側を、抱持部1が収まる同一平面内において外
側に僅か屈曲させて受入部2とする。続いて、該抱持部
1の先に受入部2を形成した側と反対側の鋼線材を、抱
持部1が収まる平面に直交する平面内であって、しか
も、抱持部1の内側に添わせて仮着状とした所定型枠支
保用パイプSの、同抱持部1に添接する側S1と反対側
となる型枠支保用パイプSの外周S2に接する状態とな
る平面内に収まる方向に屈曲させた上、その屈曲部3か
ら所定間隔離反した箇所から同一平面内で反転させてU
字状の定着部4を形成する。
【0013】こうして形成された定着部4には、平面形
U字状の定着部4の中、上記した屈曲部3から所定間隔
離反して折り返し(U字形でいえば底の部分)41とな
るところまでの鋼線材部分ではなく、その折り返し部分
41よりも更に端部に近い部分であって、定着部4が収
まる平面に直交する方向となるようにして釘部5が、溶
着されて一体化される。この釘部5は、締着部を形成す
る鋼線材に対し、その中間辺りで溶着されるようにして
締着部4より外側に釘部5の頭51側が突出状となるよ
うにし、型枠を構成する合板製パネルPに、この発明の
パイプ仮着具を取り付ける際のハンマーによる打ち付け
作業と、型枠を解体する前に、該型枠からパイプ仮着具
を取り除く際の釘抜き作業とが実施し易い構成を実現し
たものとすべきである。
U字状の定着部4の中、上記した屈曲部3から所定間隔
離反して折り返し(U字形でいえば底の部分)41とな
るところまでの鋼線材部分ではなく、その折り返し部分
41よりも更に端部に近い部分であって、定着部4が収
まる平面に直交する方向となるようにして釘部5が、溶
着されて一体化される。この釘部5は、締着部を形成す
る鋼線材に対し、その中間辺りで溶着されるようにして
締着部4より外側に釘部5の頭51側が突出状となるよ
うにし、型枠を構成する合板製パネルPに、この発明の
パイプ仮着具を取り付ける際のハンマーによる打ち付け
作業と、型枠を解体する前に、該型枠からパイプ仮着具
を取り除く際の釘抜き作業とが実施し易い構成を実現し
たものとすべきである。
【0014】
【作用効果】以上のような構成からなるこの発明の型枠
支保用のパイプ仮着具は、従来どおり、先ず、建設すべ
きコンクリート構造物に応じた配置に合板製パネルPを
並べていき、相対抗するパネルP,P同志は、打設すべ
きコンクリート厚に応じた間隔に規制するセパレータで
連結する一方、左右に隣接するパネル同志P,P,……
は、相互の枠材P2,P2間を仮着用のクギで連結して
仮組立てを済ませてしまう。その後、型枠である合板製
パネルPの両側枠材P2,P2間の合板P1外側上端寄
りの箇所に、略30cm程度の等間隔置きで横一列となる
ような配置で、この発明の型枠支保用のパイプ仮着具
を、その姿勢で受入部2が全て左か右かの同一横方向に
向くように規制した上、ハンマー等の適宜工具によって
打ち付けてしまうと、図2の使用状態を示す斜視図の中
の右側に表示された状態で合板製パネルPの外側に取り
付けられる。
支保用のパイプ仮着具は、従来どおり、先ず、建設すべ
きコンクリート構造物に応じた配置に合板製パネルPを
並べていき、相対抗するパネルP,P同志は、打設すべ
きコンクリート厚に応じた間隔に規制するセパレータで
連結する一方、左右に隣接するパネル同志P,P,……
は、相互の枠材P2,P2間を仮着用のクギで連結して
仮組立てを済ませてしまう。その後、型枠である合板製
パネルPの両側枠材P2,P2間の合板P1外側上端寄
りの箇所に、略30cm程度の等間隔置きで横一列となる
ような配置で、この発明の型枠支保用のパイプ仮着具
を、その姿勢で受入部2が全て左か右かの同一横方向に
向くように規制した上、ハンマー等の適宜工具によって
打ち付けてしまうと、図2の使用状態を示す斜視図の中
の右側に表示された状態で合板製パネルPの外側に取り
付けられる。
【0015】等間隔置きにこの発明の型枠支保用のパイ
プ仮着具を取り付けてしまった後、単管パイプからなる
タテバタ材Sを略垂直に立てた状態にして、図中の矢印
の方向、破線表示されたタテバタ材S´の所まで合板P
外側に添わせて移動させ、パイプ仮着具の受入部2をや
や外側に押し拡げながら強制挿入すると、タテバタ材S
は、図中左側のパイプ仮着具で抱え込まれているよう
に、タテバタ材Sは、該パイプ仮着具の抱持部1に安定
的に自立された状態となる。この自立状態とそこに至る
差し込み操作は、単に抱持部1の弾性性状に起因するだ
けではなく、屈曲部3から締着部4の折り返し部41を
経て釘部5に至る平面U字形の弾性線材のバネ効果によ
って極めて効果的且つ円滑に実現されるものである。
プ仮着具を取り付けてしまった後、単管パイプからなる
タテバタ材Sを略垂直に立てた状態にして、図中の矢印
の方向、破線表示されたタテバタ材S´の所まで合板P
外側に添わせて移動させ、パイプ仮着具の受入部2をや
や外側に押し拡げながら強制挿入すると、タテバタ材S
は、図中左側のパイプ仮着具で抱え込まれているよう
に、タテバタ材Sは、該パイプ仮着具の抱持部1に安定
的に自立された状態となる。この自立状態とそこに至る
差し込み操作は、単に抱持部1の弾性性状に起因するだ
けではなく、屈曲部3から締着部4の折り返し部41を
経て釘部5に至る平面U字形の弾性線材のバネ効果によ
って極めて効果的且つ円滑に実現されるものである。
【0016】こうして全てのパイプ仮着具にタテバタ材
S,S,……が強制挿入され、型枠である合板製パネル
Pの外側全てに略等間隔にタテバタ材S,S,……が自
立状となったところで、それらタテバタ材S,S,……
の外側に、同じく単管パイプからなるヨコバタ材(図示
せず)を略水平に渡し掛け、各タテバタ材S,S,……
の外側への動きを規制するようにすれば、型枠の補強構
造の形成が完成するから、その型枠内に従前どおりの施
工によってコンクリートを打設することになる。その
後、所定の養生期間が経過して型枠内のコンクリートが
所定強度まで固化するのを待って、型枠を解体する場
合、先ず、上記した補強構造部分を、全くその組み立て
工程と逆の工程、即ち、ヨコバタ材を取り外し、続いて
パネル仮着具から次々にタテバタ材S,S,……を横に
摺動させるようにして取り出してしまう。この操作は、
先にこのタテバタ材S,S,……を強制挿入させた時と
同様、殆どワンタッチ操作で実施することができる。
S,S,……が強制挿入され、型枠である合板製パネル
Pの外側全てに略等間隔にタテバタ材S,S,……が自
立状となったところで、それらタテバタ材S,S,……
の外側に、同じく単管パイプからなるヨコバタ材(図示
せず)を略水平に渡し掛け、各タテバタ材S,S,……
の外側への動きを規制するようにすれば、型枠の補強構
造の形成が完成するから、その型枠内に従前どおりの施
工によってコンクリートを打設することになる。その
後、所定の養生期間が経過して型枠内のコンクリートが
所定強度まで固化するのを待って、型枠を解体する場
合、先ず、上記した補強構造部分を、全くその組み立て
工程と逆の工程、即ち、ヨコバタ材を取り外し、続いて
パネル仮着具から次々にタテバタ材S,S,……を横に
摺動させるようにして取り出してしまう。この操作は、
先にこのタテバタ材S,S,……を強制挿入させた時と
同様、殆どワンタッチ操作で実施することができる。
【0017】全てのタテバタ材S,S,……を取り払っ
てしまえば、後は、従前どおり、合板製パネルP,P,
……をコンクリート打設部から外して型枠解体作業が終
了する。なお、この型枠の解体直後、引き続いて隣接す
る他の場所で使用することになるのであれば、タテバタ
材S,S,……を取り除いた後、この発明のパネル仮着
具を合板製パネルPの外表面に取り付けられた状態にし
たまま、適宜水洗いする等清掃してしまって、該パネル
仮着具が取り付けられた状態のままで型枠の仮組をする
ようにし、その後のパネル仮着具の打ち付け作業を省略
してしまうようにすることも勿論可能である。
てしまえば、後は、従前どおり、合板製パネルP,P,
……をコンクリート打設部から外して型枠解体作業が終
了する。なお、この型枠の解体直後、引き続いて隣接す
る他の場所で使用することになるのであれば、タテバタ
材S,S,……を取り除いた後、この発明のパネル仮着
具を合板製パネルPの外表面に取り付けられた状態にし
たまま、適宜水洗いする等清掃してしまって、該パネル
仮着具が取り付けられた状態のままで型枠の仮組をする
ようにし、その後のパネル仮着具の打ち付け作業を省略
してしまうようにすることも勿論可能である。
【0018】このように、この発明の型枠支保用のパイ
プ仮着具は、何よりも構成が簡潔であって製造が容易で
あり、安価に提供可能なものであることから、大量に使
用しなければならない工事現場用の部品として、経費的
な負担を殆ど心配する必要がないという利点がある上、
取り扱いの面においても、従前までのものに比較し、遥
かに軽便な操作で済ますことができるという秀れた効果
を有しており、しかも、その結果もたらされるタテバタ
材保持機能の面でも極めて安定したものとすることがで
きることから、型枠補強構造の形成が非常に経済的且つ
迅速に実現され、施工効率の向上に大いに寄与し得るも
のとなる。
プ仮着具は、何よりも構成が簡潔であって製造が容易で
あり、安価に提供可能なものであることから、大量に使
用しなければならない工事現場用の部品として、経費的
な負担を殆ど心配する必要がないという利点がある上、
取り扱いの面においても、従前までのものに比較し、遥
かに軽便な操作で済ますことができるという秀れた効果
を有しており、しかも、その結果もたらされるタテバタ
材保持機能の面でも極めて安定したものとすることがで
きることから、型枠補強構造の形成が非常に経済的且つ
迅速に実現され、施工効率の向上に大いに寄与し得るも
のとなる。
【0019】特に、実施例に示すものに代表されるよう
に、定着部4に対する釘部5のの組合せ位置が規制して
形成されているものの場合、抱持部1が有することとな
るバネ効果が極めて理想的なものとなることから、抱持
部1にバタ材Sを強制挿入、強制離脱する操作、および
抱持部1によるバタ材Sの弾性抱持機能の面等で極めて
有利になり、したがって、この構成部分は、この発明の
パイプ仮着具の価値をより一層高めることになる。
に、定着部4に対する釘部5のの組合せ位置が規制して
形成されているものの場合、抱持部1が有することとな
るバネ効果が極めて理想的なものとなることから、抱持
部1にバタ材Sを強制挿入、強制離脱する操作、および
抱持部1によるバタ材Sの弾性抱持機能の面等で極めて
有利になり、したがって、この構成部分は、この発明の
パイプ仮着具の価値をより一層高めることになる。
【0020】叙上の如く、この発明の型枠支保用のパイ
プ仮着具は、製造上は勿論のこと、単価上や取扱い上、
そしてバタ材保持機能等の面で、従前までのクギに結束
用鉄線を組み合わせ、その結束用鉄線を一々バタ材に巻
き付けていたものに比較して遥かに有利であり、コンク
リート構造物の建設に携わる施工業者に対して大いに貢
献するものと予想される。
プ仮着具は、製造上は勿論のこと、単価上や取扱い上、
そしてバタ材保持機能等の面で、従前までのクギに結束
用鉄線を組み合わせ、その結束用鉄線を一々バタ材に巻
き付けていたものに比較して遥かに有利であり、コンク
リート構造物の建設に携わる施工業者に対して大いに貢
献するものと予想される。
図面は、この発明を代表する1実施例を示している。
【図 1】この発明の型枠支保用のパイプ仮着具の全体
斜視図である。
斜視図である。
【図 2】その使用状態を示す斜視図である。
【図 3】従来例を示す斜視図である。
1 抱持部 2 受入部 3 屈曲部 4 定着部 41 同折り返し部 5 釘部 51 同頭部 P 合板製パネル P1 合板 P2 枠材 S バタ材 c 従前までの結束用鉄線 n 従前までのクギ
Claims (1)
- 【請求項1】 弾性線材を屈曲させて型枠支保用パイプ
の外周を略半周し得る円弧状の抱持部となし、その一端
側を、同一平面内で外側に僅か屈曲させた受入部に形成
すると共に、他端側を、抱持部が収まる平面に交叉する
平面内であって、抱持部の内側に添わせて仮着状とした
所定型枠支保用パイプの、同抱持部添接側と反対側とな
る型枠支保用パイプ外周に接する状態となる平面内に収
まる方向に屈曲させた上、その屈曲部から所定間隔離反
した箇所から同一平面内で反転させてU字状の定着部と
なし、該定着部を構成した弾性線材の端部近傍には、定
着部が収まる平面に直交する方向とした釘部を、その中
間辺りで溶着その他の手段によって一体化してなる型枠
支保用のパイプ仮着具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16849493A JPH074038A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 型枠支保用のパイプ仮着具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16849493A JPH074038A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 型枠支保用のパイプ仮着具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074038A true JPH074038A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15869132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16849493A Pending JPH074038A (ja) | 1993-06-14 | 1993-06-14 | 型枠支保用のパイプ仮着具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074038A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108999412A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-12-14 | 中国二十冶集团有限公司 | 模板备楞的安装方法 |
| EP4296031A1 (en) | 2022-06-23 | 2023-12-27 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Method for supporting molding of pulverized material resin material |
-
1993
- 1993-06-14 JP JP16849493A patent/JPH074038A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108999412A (zh) * | 2018-08-21 | 2018-12-14 | 中国二十冶集团有限公司 | 模板备楞的安装方法 |
| EP4296031A1 (en) | 2022-06-23 | 2023-12-27 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Method for supporting molding of pulverized material resin material |
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