JPH074039Y2 - 消火設備の起動装置電路の監視装置 - Google Patents

消火設備の起動装置電路の監視装置

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JPH074039Y2
JPH074039Y2 JP13963489U JP13963489U JPH074039Y2 JP H074039 Y2 JPH074039 Y2 JP H074039Y2 JP 13963489 U JP13963489 U JP 13963489U JP 13963489 U JP13963489 U JP 13963489U JP H074039 Y2 JPH074039 Y2 JP H074039Y2
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JP13963489U
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Inventor
立美 矢木
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高圧瓦斯工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 ○産業上の利用分野 本考案は、消火設備の起動装置と制御盤との間の起動装
置電路の異常を検出するための監視装置に関するもので
ある。
より詳しくは、上述の起動装置電路の短絡,地絡,断線
等の電路異常を検出して、起動装置の非作動,起動装置
の誤放出を防止するための、消火設備の起動装置の監視
装置に関するものである。
○従来技術 第7図は、消火設備の手動式起動装置および起動装置電
路の公知技術を示し、手動式起動装置は、音響警報起動
スイッチ,非常停止スイッチ,放出スイッチ(起動ボタ
ンスイッチ),起動表示灯等を含んでいるが、起動装置
の安全対策としては、音響警報起動スイッチの操作の後
でのみ放出スイッチを操作できるよう考慮されているの
みで、起動装置電路の異常(電線の短絡,地絡,断線と
う)による、火災時の起動装置の非作動,起動装置の誤
動作に対する考慮がされていない。
○本考案が解決すべき課題 上述の起動装置電路の異常による起動装置の非作動,誤
動作の防止対策の必要性について、 (1)ビル等の建築物や、機械構造物に設置してある消
火設備は、いざというときの火災に備えて、常に待機の
状態になければならないが、常時使用するものでないだ
けにどうしても保守,点検等の手入れがなおざりにない
がちである。従って、最初に消火設備を設置したときは
良好な状態であっても、予期しない外力や衝撃により、
消火設備操作用の電線に短絡や断線が生じたり、漏水,
腐食など、さらにまた、長年月経過による劣化が原因
で、地絡,短絡,断線等を生じることがある。そのた
め、誤って突然消火剤が放出したり、あるいは放出不可
能となっていることが分らなかったりする。
(2)また、ビルの増築,改築の場合は、危険性防止の
ため、工事中は消火設備の電源を遮断しておくが、その
際、貫通・はつり工事その他で、誤って消火設備操作用
の電線を短絡したり断線させたりすることがある。この
とき、電源が遮断されているため、すぐにはその事が分
らず、工事が完了してから後で、そのまま消火設備の電
源を復旧すると、消火剤が放出するおそれがある。ある
いは逆に、消火剤が放出できなくなっていても、分らな
いおそれがある。
よって、起動装置操作線において、地絡,短絡,断線等
の電路異常が生じても、消火剤が誤放出しないようにす
る必要がある。
(3)起動装置操作線の電路を異常監視し、これに地
絡,短絡,断線等の異常が生じたら、直ちに警報を出
し、対策,処置を行なって万一の火災時には確実に消火
活動が行なえるようにする必要がある。
特に操作線の断線(例えば、第7図のX線の断線)に際
しては、放出スイッチを操作させても消火設備を起動さ
せて消火剤を放出することはできない。すなわち、万一
の火災時に消火活動ができない問題点がある。
上記の理由により、起動装置と制御盤との電路の異常を
常時監視して、電路の異常による消火剤の誤放出を防ぐ
とともに、万一の火災時には、消火剤を確実に放出する
ことを目的とするものである。
○上記課題を解決するための手段 起動装置1に、放出スイッチと並列接続した終端抵抗ER
と、放出スイッチと直列接続したモニター抵抗SRとを有
する放出スイッチ回路2を設けるとともに、 制御盤3に、起動装置1の放出スイッチ回路2の端子電
圧が設定レベル範囲内であるか否かを検出し、設定レベ
ル範囲内であることを示す検出信号と、音響警報起動ス
イッチのON信号と放出停止スイッチのOFF信号との三条
件の満足で消火設備に対する起動信号を出力するととも
に、放出スイッチ回路の電圧検出により断線,短絡,地
絡等の電路異常を検出可能とする電路異常検出回路4を
設ける。
○実施例 まず、第4図を参照して、ガス系消火設備の概略を説明
する。
第4図において、IとIIはコンクリート壁その他の不燃
材で囲まれた二つの消火対象区画で、各区画I・IIは、
ドア付近に手動式起動装置1・1′があり、天井に火災
感知器9・9′とスピーカー8・8′、さらに消火剤の
噴射ノズル5・5′が取付けられている。
10は、区画I・IIから離れた容器室で、所要数の消火剤
容器11…を設置し、各消火剤容器の頂部に容器弁12とこ
れのガス圧式開放器13を取付け、容器弁の出口を1本の
配管14にまとめて2つの選択弁15・15′に接続し、各選
択弁を配管16・16′により区画内の噴射ノズル5・5′
に連結する。17・17′は起動ガスを充填した起動容器
で、頂部に容器弁18・18′とこれの電気式開放器19・1
9′を取付け、各容器弁18・18′の出口を選択弁の操作
シリンダ20・20′に接続し、各操作シリンダを不還弁21
・21′を介して1本の配管22により各消火剤容器弁の開
放器13…に連結する。
3は容器室10に備える制御盤で、各区画内の火災感知器
9・9′、手動式起動装置1・1′、スピーカー8・
8′にそれぞれ起動装置電路6と電路7・23および起動
装置電路6′と電路7′・23′を接続し、電路24・24′
を起動ガス用容器弁の開放器19・19′に接続し、電路25
により電源(図示なし)に接続する。31は容器室10から
離れた特定の管理者の在室する監視室で、これに備える
防災盤などの表示装置32を電路30により容器室内の制御
盤3に接続する。
区画Iのドア付近に設けられる手動式起動装置1は、第
5図に示すごとく右肩部に常時点灯する電源表示灯PLa
と常時は消灯している起動表示灯LSが並置され、電源表
示灯PLaは消火設備が電気的に待機状態にあることを示
す。この起動装置は警報スイッチSMと放出スイッチPBお
よび停止スイッチSEを備えており、スイッチSMは扉を開
けるとそれに連動して閉じ、スイッチPBとSEは誤動作を
防ぐため保護ガラスで覆われ、また起動表示灯LSは放出
スイッチPBを押すと制御盤3からの信号を受けて点灯す
るように構成されている。区画IIの手動式起動装置1′
の構成もこれと同じであるから省略する。
制御盤3は第6図に示すごとくケースの扉に常時点灯す
る電源表示灯PLb、火災表示灯LD、火災表示灯LD′、自
動表示灯LA、手動表示灯LM、スイッチ注意灯LBが並置さ
れ、さらに自動手動切替スイッチSAM、ブザー停止スイ
ッチSb、ならびに復旧スイッチSSが配置されている。
本考案の実施にあたり、起動装置1・1′について、第
1図に示すごとく、放出スイッチ(起動ボタンスイッ
チ)PBと並列接続した終端抵抗ERと、直列接続したモニ
ター抵抗SRとを含む放出スイッチ回路2を設けるととも
に、電路異常検出回路4を制御盤3内に付設する。
電路異常検出回路4は、放出スイッチ回路2の端子電圧
を常時監視して回路異常を検出するとともに、音響警報
起動スイッチSMのON信号と放出停止スイッチのOFF信号
と上述回路の正常状態の検出の三条件をAND条件として
起動信号を出力するよう構成されている。放出スイッチ
回路2の電圧を測定する手段として、第1図の実施例に
おいては、放出スイッチ回路の端子に電圧モニター抵抗
MRを接続し、電圧モニター抵抗MRに常時微小電流を流
し、電圧モニター抵抗MRの両端の電圧VMを検出し、各状
態を、第2図の等価回路で電圧VMを判別する。
第3図は、電路状態検出回路4の回路構成の一例を示
し、電圧比較器41・42・43・44・45・46,NOT回路47・53
・54・57・59,AND回路48・55・66,OR回路49・56・61,遅
延回路52・58,継電器RY1・RY2および表示灯PLCを第3図
に示すごとく接続して構成した。
継電器RY1は、放出スイッチPBの作動(即ち、電路正
常)で、放出スイッチ回路2の端子電圧が正常範囲(電
圧比較器41の設定電圧以下で電圧比較器42の設定電圧異
常の範囲)であることを検出し、音響警報起動スイッチ
SMのON,および非常停止スイッチSEのOFFの三条件のAND
条件を満足するとき、起動信号を出力し、消火剤放出に
よる消火活動を行なう。
継電器RY2は、電路異常時にON作動して、適宜の警報手
段を作動させる。
表示灯PLCは正常時は点灯し、異常時に点滅表示する。
本考案による、電路異常による誤放出防止対策を示すと
つぎの通りである。
○考案の効果 本考案は、手動式起動装置と制御盤との間の起動装置電
路の異常(短絡,地路,断線等)の有無を常時監視し、
起動装置の誤動作による消火剤の誤放出を防止できると
ともに、万一の火災時に起動装置の非作動を防ぎ、常に
確実な消火活動を行ない得る効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す消火設備の起動装置電路
の監視装置の大略を示す回路図、第2図は放出スイッチ
回路の端子電圧の判別を示す回路図。第3図は電路異常
検出回路の具体例を示す回路図である。 第4図は公知の消火設備の大略を示す回路図。第5図は
起動装置の斜視図。第6図は制御盤の斜視図。第7図は
公知の起動装置の回路図である。 1……起動装置 2……放出スイッチ回路 3……制御盤 4……電路異常検出回路 6……起動装置電路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】消火設備の起動装置と制御盤とを起動装置
    電路を介して接続した消火設備において、 起動装置1に、放出スイッチと並列接続した終端抵抗ER
    と、放出スイッチと直列接続したモニター抵抗SRとを有
    する放出スイッチ回路2を設けるとともに、 制御盤3に起動装置1の放出スイッチ回路2の端子電圧
    が設定レベル範囲内であるか否かを検出し、設定レベル
    範囲内であることを示す検出信号と音響警報起動スイッ
    チのON信号と放出停止スイッチのOFF信号との三条件の
    満足で消火設備に対する起動信号を出力するとともに、
    放出スイッチ回路のモニター抵抗SRの電圧の検出により
    地絡,短絡,断線等の電路異常を検出可能とする電路異
    常検出回路4を設けたことを特徴とする、起動装置電路
    の監視装置。
JP13963489U 1989-12-01 1989-12-01 消火設備の起動装置電路の監視装置 Expired - Lifetime JPH074039Y2 (ja)

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JPH0378567U JPH0378567U (ja) 1991-08-08
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