JPH0740426Y2 - 車輌用調光装置 - Google Patents

車輌用調光装置

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JPH0740426Y2
JPH0740426Y2 JP1989051380U JP5138089U JPH0740426Y2 JP H0740426 Y2 JPH0740426 Y2 JP H0740426Y2 JP 1989051380 U JP1989051380 U JP 1989051380U JP 5138089 U JP5138089 U JP 5138089U JP H0740426 Y2 JPH0740426 Y2 JP H0740426Y2
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浩 大桃
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、所謂ヘッドアップディスプレイと称する表示
装置の表示像の発光輝度を適切に調整する車輌用調光装
置に係るものである。
〔従来の技術〕
ヘッドアップディスプレイは第2図に示すように、車
速、走行距離、燃料残量または時刻などの運転情報を前
方視界から大きく視線を移動させなくてすむように運転
車1前方の投影部材2例えばフロントガラスの反射部材
に光学系3により投影させることにより、表示像4をフ
ロントガラスの外側の前方視界内に結像させ、視界内の
風景5と重なるようにして見えるようにした表示装置6
である。
このヘッドアップディスプレイにおいて、昼間の非常に
明るいときには外光の明るさと表示像4の明るさ(外光
と表示像4との合成された明るさ)とのコントラスト比
が小さくなり過ぎて表示像4の視認性が悪くなったり、
これを解決するために表示像4の輝度を高めると逆に夜
間においては表示像4が明る過ぎてまぶしく見えること
になったりするため、表示像4を適切なコントラスト比
に保つように外光の明るさを検出する外光検出部7を設
け、この外光検出部7により検出された外光の明るさに
応じて、輝度調整信号を制御して表示装置6の発光輝度
を調整する既存のCPUを用いた制御部8を備えた調光装
置なるものが周知となっている。(実願昭63−113212
号) この従来の調光装置は第5図に示すように、外光の明る
さを検知してそれに応じた検出電圧9を出力する外光検
出部7にA/D変換器10を介して検出電圧9の変化に応じ
て矩形波11を出力する制御部8を接続し、この制御部8
に矩形波をアナログ信号に変換するD/A変換器12を介し
て表示装置6を接続し、外光の明るさに応じて表示装置
6の発光輝度を調整するものであった。
従って、例えば制御部8が4bitのCPUを用いる場合は、A
/D変換器10が検出電圧9を4bitから生成される16通りの
デジタル信号の1つに対応させてCPUに出力し、CPUから
出力される矩形波11のデューティー比を変化させ、この
矩形波11を出力して調整していた。
第6図は、外部の明るさを便宜上0〜160[lx]の範囲
として処理を行ったときのデューティー比を24=16段階
に変化させたものを示した例である。
外光の明るさを外光検出部7によって検出してその明る
さに対応した検出電圧9をA/D変換器10へ出力する。
A/D変換器10では検出電圧9を16段階のデジタル信号に
分割し、それぞれのデジタル信号に対応するデューティ
ー比が制御部8から出力されるようになっている。
この例では、例えば外部の明るさが40[lx]以上50[l
x]未満のときにはデューティー比は31.25%、50[lx]
以上60[lx]未満のときは37.5%といった様に段階的に
設定されるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、外光の明るさが明るいときでは、外光が10
[lx]変化する毎に発光輝度(デューティー比)を変化
させても外光の明るさに対して輝度の変化の割合が小さ
いため輝度が大まかに断続的に変化するよう感じられる
ことはない。
しかし、外光の明るさが暗いとき、外光が明るいときと
同様外光が10[lx]変化する毎に発光輝度を同量変化を
させていたのでは、外光の明るさに対して輝度の変化の
割合が大きくなり、輝度の変化が断続的に変化している
と感じられる。
また、第6図の場合では16通りの処理信号で調整するか
までは全く調整不能となってしまう欠点があった。
従って、スムーズな輝度調整を行うためには、制御部8
のデューティー比を頻繁に変化させ外光の明るさに対す
る輝度の変化の割合を小さく保ちながら変化させるよう
にすればよい。
これにはCPUの分解能を高めてA/D変換器10のbit数を増
やしてやることで解決するが、この解決方法はCPUその
ものが高価となってしまい最良の解決となっていない。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して詳述すると次の通りである。
表示像4を運転者1前方に投影する投影部材2を備えた
表示装置6の発光輝度を調整する車輌用表示装置におい
て、運転者1前方からの外光の明るさを検出してそれに
応じた検出信号9を出力する外光検出部7と、この外光
検出部7の検出信号9をデジタル処理するA/D変換器10
と、このデジタル信号に対応したデューティー比の矩形
波11を出力する制御部8と、任意に設定した基準電圧値
と前記外光検出部7から出力される検出電圧9とを比較
するコンパレータ14と、このコンパレータ14の比較処理
により前記外光検出部7の検出電圧9のM倍の検出電圧
9として前記A/D変換器10に出力する第1の積算器16
と、この第1の積算器16の処理と並行して前記制御部8
から出力されるデューティー比の1/M倍のデューティー
比を持つ矩形波11を前記表示装置6に出力する第2の積
算器16′と、から構成され、前記コンパレータ14により
任意に設定した基準電圧値と前記外光検出部7からの検
出電圧9とが比較されて、前記検出電圧9が前記基準電
圧値より低い場合に、前記第1の積算部16により前記検
出電圧9がM倍され、且つ、前記第2の積算部16′によ
り前記制御部8から出力されるデューティー比が1/M倍
されるように構成したことを特徴とする車輌用調光装置
に係るものである。
〔作用〕
外光検出部7から出力された外光の明るさの変化に応じ
た検出信号9がコンパレータ14に出力される。
コンパレータ14においてこの出力された検出信号9の値
と任意に設定した基準値が比較され、検出信号9の方が
低い場合はM倍された検出信号9がA/D変換器10によっ
てデジタル処理され、制御部8に出力される。
検出信号9の方が基準値に比べ高い場合は、制御部8に
検出信号9が前記A/D変換器10を介して制御部8に出力
される。
制御部8においては、検出信号9の変化に応じて出力さ
れるA/D変換器10のデジタル信号に対応する処理信号に
設定した所定のデューティー比の矩形波11を出力する
が、コンパレータ14が検出信号9をM倍させた場合、こ
の結果出力される矩形波11′のデューティー比を第2の
積算器16′によって1/M倍にしてD/A変換器12を介して表
示装置6に出力する。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示すものであ
り、これに基づいて詳述するが、従来例と同一若しくは
同等の作用をするものには同一符号を付してある。
尚、第2図のヘッドアップディスプレイについての概略
説明は従来例で述べたので省略する。
第1図は本考案のブロック図である。
外光検出部7はコンパレータ14と第1の積算器16に接続
されている。
この第1の積算器16はコンパレータ14の命令によって外
光検出部7の検出電圧9に、後述する所定の処理を行
う。
第1積算器16はA/D変換器10に接続され、検出電圧9を
デジタル信号へ変換する。
A/D変換器10は制御部8に接続され、デジタル変換され
た検出電圧9を所定処理した後検出電圧9に対応するデ
ューティー比の矩形波11に変換する。
この矩形波11に変換する処理は制御部8内のCPU15によ
って行われる。
CPU15は、前記コンパレータ14の命令により第1の積算
器16と並行して後述する処理を行う第2の積算器16′を
介してA/D変換器12に接続される。
次に動作について説明する。
コンパレータ14は内部に設定した基準電圧値と外光検出
部7の検出電圧9との比較を行い、検出電圧9が基準電
圧より高い場合、検出電圧9をそのままA/D変換器10へ
出力してデジタル変換し、CPU15の所定の処理によっ
て、検出電圧9に対応するデューティー比に設定された
矩形波11を第2の演算器16′、D/A変換器12を介して出
力し、表示装置6の輝度調整信号18としている。
しかし、検出電圧9が基準電圧値より低い場合、コンパ
レータ14は第1の積算器16に出力される検出電圧9をM
倍する命令13を第1の積算器16へ出力し、M倍された検
出電圧9はCPU15の所定の処理によって所定のデューテ
ィー比に設定された矩形波11′を出力する。
さらに前記コンパレータ14は、この矩形波11′のデュー
ティー比を1/M倍する命令17を第2の積算器16′に出力
し、1/M倍されたデューティー比をD/A変換器12を介して
表示装置6の輝度調整信号18としている。
次に、第3図、第4図を参照して具体的に説明する。こ
こでは制御部8のCPU15に4bitのものを用いている。
また説明を簡単にするため従来例同様外光の明るさを16
0[lx]までとし、定数Mを10とおいた。
コンパレータ14に設定される基準電圧は、外光の変化に
対して輝度の変化の割合が大きくなり、輝度の変化が断
続的に変化し始めると感じられたときに外光検出部7か
ら出力される検出電圧9の値と同値に設定してある。
ここではその値を外光の明るさが10[lx]のとき外光検
出部7から出力される値に設定した。
第3図は、外光検出部7の検出電圧9が基準電圧より高
い場合、すなわち外光の明るさが10[lx]以上の場合に
ついての処理を示したものである。
即ち、第6図に示す従来例とは異なり、10〜160[lx]
の範囲で、16通りの処理信号を対応させ、 即ち9.375[lx]の分解能で矩形波11のデューティー比
を出力変化させることとなる。
この場合はコンパレータ14は検出電圧9を10倍及び1/10
倍する命令13・17を第1及び第2の積算器16・16′へは
出力せず検出電圧9の出力を直接処理信号に変換し、そ
れに対応した処理を行っている。
しかし検出電圧9が基準電圧値より低い場合、即ち外光
の明るさが0〜10[lx]となった場合、前記した処理と
は他の処理を行いデューティー比を設定する。
この場合の処理を第4図を参照にして説明する。
外光の明るさが0〜10[lx]の範囲のとき、この範囲に
対応する外光検出部7の検出電圧9をこの実施例では10
倍してA/D変換器12へ出力する。(この19倍する装置は
第1の積算器16であり、その命令はコンパレータ14によ
って行なわれることは前述した。)すると、外光の明る
さが10[lx]以下のときに外光検出部7によって検出さ
れた電圧値は外光の明るさが1〜100[lx]のときに外
光検出部7によって検出される電圧値に換算される。
例えば外光の明るさが5[lx]で、それに対応して出力
される検出電圧9が5[mV]だとしたとき、10倍し50
[mV]の電圧に変換する。
この50[mV]の電圧はA/D変換器10によってデジタル処
理され、CPU15に出力される。
CPU15内での処理は、入力したデジタル信号をデューテ
ィー比に変換するだけであるので第3図のグラフを参照
し、50[mV]を表すデジタル信号に対応するデューティ
ー比31.25[%]の矩形波11′を設定しようとするが、
この後にコンパレータ14が第1の積算器16に検出電圧9
を10倍する命令13を出力しているので、第2の積算器1
6′にも並行して前記CPU15で設定されたデューティー比
31.25[%]を1/10倍する命令17を出力する。
その結果デューティー比は3.125[%]のデューティー
比の矩形波11に変換され、D/A変換器12を介して表示装
置6へ出力される。
同様の処理を繰り返すと第4図が完成する。
これを第6図の従来例と比較すると、外光の明るさが0
〜10[lx]のときは従来例よりはるかに分解能が高めら
れているのが分かる。
即ち特に外光の明るさが暗いとき、外光の明るさに対し
ての輝度(デューティー比)の変化は小さいものとな
り、ほぼ連続変化し、外光の明るさに最適な輝度で調整
することが可能となる。
即ちbit数を増加させることなく分解能を高めることが
できた訳である。
尚、コンパレータ14からは直接検出電圧9をM倍したM
倍出力電圧を出力して、積算器16の代わりに検出電圧9
とこのM倍出力電圧を切り替え出力する切替器を設けて
もよい。
また、この第2積算器16′は制御部8外に設け、直接出
力された矩形波11のデューティー比を1/M倍にせしめる
ように設計してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したから特に外光の明るさの
弱い細かな発光輝度調整を必要とする範囲について、制
御部の処理信号を増やすことなく良好な表示装置の表示
像の発光輝度調整を行うことができる車輌用調光装置と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
ヘッドアップディスプレイの概略説明図、第3,4図は本
考案の一実施例の説明図、第5図は従来例のブロック
図、第6図は従来例の説明図である。 1……運転者、2……投影部材、4……表示像、6……
表示装置、7……外光検出部、8……制御部、9……検
出信号,検出電圧、10……A/D変換器、11……矩形波、1
4……コンパレータ、16……第1の積算器、16′……第
2の積算器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小林 久隆 新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本 精機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−50239(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示像を運転者前方に投影する投影部材を
    備えた表示装置の発光輝度を調整する車輌用表示装置に
    おいて、運転者前方からの外光の明るさを検出してそれ
    に応じた検出信号を出力する外光検出部と、この外光検
    出部の検出信号をデジタル処理するA/D変換器と、この
    デジタル信号に対応したデューティー比の矩形波を出力
    する制御部と、任意に設定した基準電圧値と前記外光検
    出部から出力される検出電圧とを比較するコンパレータ
    と、このコンパレータの比較処理により前記外光検出部
    の検出電圧のM倍の検出電圧として前記A/D変換器に出
    力する第1の積算器と、この第1の積算器の処理と並行
    して前記制御部から出力されるデューティー比の1/M倍
    のデューティー比を持つ矩形波を前記表示装置に出力す
    る第2の積算器と、から構成され、前記コンパレータに
    より任意に設定した基準電圧値と前記外光検出部からの
    検出電圧とが比較されて、前記検出電圧が前記基準電圧
    値より低い場合に、前記第1の積算部により前記検出電
    圧がM倍され、且つ、前記第2の積算部により前記制御
    部から出力されるデューティー比が1/M倍されるように
    構成したことを特徴とする車輌用調光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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