JPH0740675B2 - 2線4線変換回路 - Google Patents

2線4線変換回路

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JPH0740675B2
JPH0740675B2 JP5438786A JP5438786A JPH0740675B2 JP H0740675 B2 JPH0740675 B2 JP H0740675B2 JP 5438786 A JP5438786 A JP 5438786A JP 5438786 A JP5438786 A JP 5438786A JP H0740675 B2 JPH0740675 B2 JP H0740675B2
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JP
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wire
balanced
impedance
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wire line
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雅也 桑野
義広 川田
寛 若林
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Iwatsu Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は、受話信号路と送話信号路とが同一の伝送ルー
トで構成される2線回線を受話信号路と送話信号路とが
それぞれ別の伝送ルートで構成される4線回線に変換す
る2線4線変換回路に関するものである。
(従来技術とその問題点) この種の回路はハイブリッド回路と呼ばれ、長距離伝送
路を市内外又は構内伝送系に接続する搬送装置,交換装
置等においては2線4線変換装置の設置が必須である
が、4線区間の受話側から送話側への回り込み漏洩減衰
量を一定以上確保することが所要の回線安定度及び回線
品質を維持するために必要である。
このような交換装置における2線4線変換方式におい
て、側音特性を保つために種々の回路方式が提案されて
いる。まず、ハイブリッドトランスを用いたものがある
が、トランス自体高価である。次に差動増幅器を用いた
ブリッジ形式のものがある。これは通常のライントラン
スを利用できる利点がある。また、最近PCMコーディッ
クを使用した通話回路がある。しかし、コーディックの
受話側出力は、シングルエンドでは電話回線を駆動する
だけの振幅がとれないので、これを補償するために、差
動出力をとり出せるようにしたコーディックがある。
この受話側の差動出力増幅器と送話側の差動入力増幅器
を用いてハイブリッド回路を構成すると、コーディック
以外に増幅器を必要としない。しかるに、差動出力を持
つ受話側増幅器を用いると、ハイブリッド回路の構成が
やや困難となる。この場合の従来回路の例を第1図に示
す。ここで、Tは音声結合用トランス、vは受話信号、
v0は送話信号、1は送話増幅器、2−1,2−2は受話増
幅器である。この例において、点Aの電位VAは、 ここで、Zは2線回線側をみたインピーダンスである。
点Dの電位VD (1),(2)式より、送話増幅器1の出力電圧である
送話信号v0を求めると、 ここで、回り込みが零、すなわちハイブリッド回路のバ
ランスが取れる条件を求めると、 となり、よく知られたブリッジの平衡条件を得る。この
ときは出力電圧となる送話信号v0は出ず、バランスがと
れてることになる。
しかしながら、この構成をとると次のような欠点があっ
た。すなわち、Z1,Z2は受話側の出力増幅器の駆動能力
を考慮して|Z1|,|Z2|≫Rに設定しなければならない。
すなわち、通常は|Z1|,|Z2|10R,R=600Ωである。
次に、r1,kr1であるが、r1,kr1の影響がハイブリッドの
バランスに現れないように、r1≫|Z1|,|Z2|にする必要
がある。通常は、r1100|Z1|,100|Z2|すなわち、r1は1
00KΩ程度の値である。さらに、送話側増幅器で利得を
取るとk>1となり、kr1は益々大きな定数となる。こ
のため、kr1は通常数百KΩから数MΩとなり、抵抗値
が高くなり、ハムなどの誘導により雑音特性が極めて悪
化することになる。
(発明の目的) 本発明は、送話側増幅器でのインピーダンスを下げて雑
音特性の劣化を防ぐように改良した2線4線変換回路を
提供するものである。
(発明の構成) この目的達成のために、本発明の2線4線変換回路は、
2線回線に接続される一次巻線と4線回線側に位置する
二次巻線とを備えた音声結合トランスと、平衡受話出力
と、差動送話入力とを有するとともに、 前記平衡受話出力はそれぞれ2線回線をみたインピーダ
ンスの半分の値を有する終端抵抗を介して前記二次巻線
の端子に接続され、前記平衡受話出力の一方とシグナル
グランド間にはそれぞれ前記2線回線をみたインピーダ
ンスより充分大なるインピーダンスを有する2つの平衡
回路が互いに直列に接続された状態で挿入され、前記二
次巻線の一方の端子と前記2つの平衡回路のうちの前記
シグナルグランド側の平衡回路を1:kに分圧する分圧出
力は前記差動送話入力として差動送話増幅器にそれぞれ
−k倍と(1+k)倍の利得をとるように接続されてい
ることを特徴とする構成を有している。
以下本発明を詳細に説明する。
第2図は本発明の原理的構成図である。ここで、Tは音
声結合用トランス、vは受話信号、v0は送信信号、1は
送話増幅器、2−1,2−2は受話増幅器、R/2は終端抵
抗、3は利得lの増幅器である。
第2図において、点Aの電位VAまた、点Dの電位VD従って、出力信号v0=0となる条件を求めると、 v0=−kVA+(1+k)VD =0 (7) より これより、平衡条件として を与え、送話増幅器利得がk倍必要な時、図中lの増幅
器利得を に設定すれば、出力電圧V0は0となり、回り込みがなく
なり、ハイブリッド平衡がとれる。
第3図はバランス定数Z2の基本構成である。第2図のl
倍の利得を得る場合、第3図のようにバランス定数の一
部の素子を1:kに分割すればよく利得lの増幅器3を省
略することができる。この分割によりインピーダンスZ2
は減衰器を兼ね、回路規模削減の役割をしている。
本発明の構成において、Z1,Z2は受話側の出力増幅器の
駆動能力を考慮して、|Z1|,|Z2|≫Rに設定しなければ
ならない。ここで、R=600Ωであるから|Z1|,|Z2|≒6K
Ω程度で十分である。また、r1もR/2に対して|r1|≫R/2
に設定しなければならない。さらに、R=600Ωである
から|r1|,|r2|≒6KΩ程度で十分である。
このように本発明構成をとると、r1,kr1の定数を60KΩ
程度までに設定することが可能となり、雑音特性の劣化
を防止することができる。
第1表は、2線回線側を見たインピーダンスを3種類の
回線について実測したもので、|Z|はその絶対値を、φ
は位相を示している。これらの3種類のインピーダンス
に対して総体的にバランスをとるように求めたZ1,Z2
定数をk=3,R=715Ωに対して求めたものが第4図であ
る。さらに、このZ1,Z2を用いた時の回り込み減衰量を
計量すると、第2表のようになり、ほぼ一様に満足な値
が得られるのがわかる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、r1,kr1の抵抗定
数を数十KΩ程度におさえることができるため、誘導に
よる雑音が低下し、従来の回路構成より雑音特性を著し
く改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の2線4線変換回路の例を示すブロック
図、第2図は本発明の原理的構成を示すブロック図、第
3図及び第4図は本発明において用いられるバランス定
数Z1,Z2の基本構成例図及び具体的回路定数例図であ
る。 T……音声結合用トランス、1……送話増幅器、2−1,
2−2……受話増幅器、R/2……終端抵抗、Z1,Z2……平
衡インピーダンス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2線回線に接続される一次巻線と4線回線
    側に位置する二次巻線とを備えた音声結合トランスと、
    平衡受話出力と、差動送話入力とを有するとともに、 前記平衡受話出力はそれぞれ2線回線をみたインピーダ
    ンスの半分の値を有する終端抵抗を介して前記二次巻線
    の端子に接続され、前記平衡受話出力の一方とシグナル
    グランド間にはそれぞれ前記2線回線をみたインピーダ
    ンスより充分大なるインピーダンスを有する2つの平衡
    回路が互いに直列に接続された状態で挿入され、前記二
    次巻線の一方の端子と前記2つの平衡回路のうちの前記
    シグナルグランド側の平衡回路を1:kに分圧する分圧出
    力は前記差動送話入力として差動送話増幅器にそれぞれ
    −k倍と(1+k)倍の利得をとるように接続されてい
    ることを特徴とする2線4線変換回路。
JP5438786A 1986-03-12 1986-03-12 2線4線変換回路 Expired - Fee Related JPH0740675B2 (ja)

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