JPH0740689A - Idカード及びidカード作成方法 - Google Patents
Idカード及びidカード作成方法Info
- Publication number
- JPH0740689A JPH0740689A JP5186258A JP18625893A JPH0740689A JP H0740689 A JPH0740689 A JP H0740689A JP 5186258 A JP5186258 A JP 5186258A JP 18625893 A JP18625893 A JP 18625893A JP H0740689 A JPH0740689 A JP H0740689A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- image
- recorded
- layer
- thermal transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 偽造防止性および変造防止性にすぐれたID
カードおよびIDカード作成方法を提供する。 【構成】 基材上に熱転写受像層を有するカードに、画
像および文字情報を転写記録又は記録し、必要に応じて
その上に保護層を設けるIDカードにおいて、該熱転写
受像層上に、該画像情報が記録される領域と、該画像記
録領域の近傍で画像記録されていない特定領域にわたっ
て、熱転写性色素透過性の有色層が形成されてなること
を特徴とするIDカード、及び熱転写性色素透過性の有
色層が形成された該カードに、熱転写性色素を含有した
熱転写リボンで該画像情報記録する際、該有色層領域の
一部にも、特定の情報を記録することを特徴とするID
カード作成方法。
カードおよびIDカード作成方法を提供する。 【構成】 基材上に熱転写受像層を有するカードに、画
像および文字情報を転写記録又は記録し、必要に応じて
その上に保護層を設けるIDカードにおいて、該熱転写
受像層上に、該画像情報が記録される領域と、該画像記
録領域の近傍で画像記録されていない特定領域にわたっ
て、熱転写性色素透過性の有色層が形成されてなること
を特徴とするIDカード、及び熱転写性色素透過性の有
色層が形成された該カードに、熱転写性色素を含有した
熱転写リボンで該画像情報記録する際、該有色層領域の
一部にも、特定の情報を記録することを特徴とするID
カード作成方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偽変造防止性の高いI
Dカード及びIDカード作成方法に関する。
Dカード及びIDカード作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年においては、カードサイズの画像記
録体の利用が種々の分野で増加している。カードサイズ
の画像記録体として、たとえば、運転免許証等の免許証
類、身分証明証、写真つき会員証、認証識別カード、写
真つき名刺等で代表される各種IDカード、テレホンカ
ード(登録商標)、オレンジカード等のプリペイドカー
ド、キャッシュカードなどのカード類、定期券あるい
は、電話ボックス内貼付用チラシカード等のチラシカー
ド、アニメやアイドルの写真等のキャラクターカードな
どのカードサイズの印刷物などがある。ところで、上記
のような画像記録体、特にIDカードにおいては、偽造
および変造の防止の必要性がしばしば生じる。各種免許
証について特に詳述すると、各種免許証には、免許保持
者の顔を表示する写真が基材上に形成されると共に、免
許取得年月日、免許の種類、免許の有効期間、免許保持
者の姓名や生年月日等の文字情報が基材上に記載されて
いる。免許証の性質上、免許保持者の顔写真や種々の文
字情報等は絶対に変造されたりしてはならないものであ
る。また、免許証は一定の公的機関のみから発行される
ものであって、決して前記公的機関以外によって自由に
作成されたり、偽造されてはならないものである。この
ような事情から、各種免許証に対してその偽造および変
造の防止が絶対的に要求されているのである。
録体の利用が種々の分野で増加している。カードサイズ
の画像記録体として、たとえば、運転免許証等の免許証
類、身分証明証、写真つき会員証、認証識別カード、写
真つき名刺等で代表される各種IDカード、テレホンカ
ード(登録商標)、オレンジカード等のプリペイドカー
ド、キャッシュカードなどのカード類、定期券あるい
は、電話ボックス内貼付用チラシカード等のチラシカー
ド、アニメやアイドルの写真等のキャラクターカードな
どのカードサイズの印刷物などがある。ところで、上記
のような画像記録体、特にIDカードにおいては、偽造
および変造の防止の必要性がしばしば生じる。各種免許
証について特に詳述すると、各種免許証には、免許保持
者の顔を表示する写真が基材上に形成されると共に、免
許取得年月日、免許の種類、免許の有効期間、免許保持
者の姓名や生年月日等の文字情報が基材上に記載されて
いる。免許証の性質上、免許保持者の顔写真や種々の文
字情報等は絶対に変造されたりしてはならないものであ
る。また、免許証は一定の公的機関のみから発行される
ものであって、決して前記公的機関以外によって自由に
作成されたり、偽造されてはならないものである。この
ような事情から、各種免許証に対してその偽造および変
造の防止が絶対的に要求されているのである。
【0003】従来、このような要求に対して、カード基
材表面上に紫外線硬化性インキで地紋を設ける形成する
方法(特開昭63-170084)や、画像とともに昇華転写方
法で地紋を記録する方法(特開平3-166995)が知られて
いる。しかしながら、これらの方法では、正規の画像を
記録する際の障害となったり、地紋が簡単に解析できる
ことから、その変造は比較的容易になされるという欠点
があった。また、特開平3-159796には、文字および画像
情報記録後のカードに、実質的に情報を隠蔽しない感光
材料を含有した保護層を設けることが提案されている。
しかし、この方法も画像表面のみの加工であり、その変
造は比較的容易であるといわざるをえない。さらに、特
開平3-87281には、顔写真の真上またはカードにまたが
ってエンボス加工を施すことが提案されている。
材表面上に紫外線硬化性インキで地紋を設ける形成する
方法(特開昭63-170084)や、画像とともに昇華転写方
法で地紋を記録する方法(特開平3-166995)が知られて
いる。しかしながら、これらの方法では、正規の画像を
記録する際の障害となったり、地紋が簡単に解析できる
ことから、その変造は比較的容易になされるという欠点
があった。また、特開平3-159796には、文字および画像
情報記録後のカードに、実質的に情報を隠蔽しない感光
材料を含有した保護層を設けることが提案されている。
しかし、この方法も画像表面のみの加工であり、その変
造は比較的容易であるといわざるをえない。さらに、特
開平3-87281には、顔写真の真上またはカードにまたが
ってエンボス加工を施すことが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、エンボス加工
方法は、重装備な装置が必要であり、小型で安価な発行
装置とならないばかりか、カードの一部を変形させるこ
とであり、カードの美観を損ねる。また、この方法にお
いても、その変造は比較的容易であるといわざるをえな
い。したがって、本発明の目的は、偽造防止性および変
造防止性に特に優れたIDカードおよびIDカード作成
方法を提供することである。
方法は、重装備な装置が必要であり、小型で安価な発行
装置とならないばかりか、カードの一部を変形させるこ
とであり、カードの美観を損ねる。また、この方法にお
いても、その変造は比較的容易であるといわざるをえな
い。したがって、本発明の目的は、偽造防止性および変
造防止性に特に優れたIDカードおよびIDカード作成
方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、基
材上に熱転写受像層を有するカードに、画像および文字
情報を転写記録又は記録し、必要に応じてその上に保護
層を設けるIDカードにおいて、該熱転写受像層上に、
該画像情報が記録される領域と、該画像記録領域の近傍
で画像記録されていない特定領域にわたって、熱転写性
色素透過性の有色層が形成されてなることを特徴とする
IDカード、及び熱転写性色素透過性の有色層が形成さ
れた該カードに、熱転写性色素を含有した熱転写リボン
で該画像情報記録する際、該有色層領域の一部にも、特
定の情報を記録することを特徴とするIDカード作成方
法により達成される。
材上に熱転写受像層を有するカードに、画像および文字
情報を転写記録又は記録し、必要に応じてその上に保護
層を設けるIDカードにおいて、該熱転写受像層上に、
該画像情報が記録される領域と、該画像記録領域の近傍
で画像記録されていない特定領域にわたって、熱転写性
色素透過性の有色層が形成されてなることを特徴とする
IDカード、及び熱転写性色素透過性の有色層が形成さ
れた該カードに、熱転写性色素を含有した熱転写リボン
で該画像情報記録する際、該有色層領域の一部にも、特
定の情報を記録することを特徴とするIDカード作成方
法により達成される。
【0006】又は、基材上に熱転写受像層を有するカー
ドに、画像および文字情報を記録し、必要に応じてその
上に保護層を設けたIDカードにおいて、熱転写受像層
上の該文字情報が記録される領域と、該文字記録領域の
近傍で文字記録されていない特定領域にわたって、熱転
写性色素透過性の有色層が形成されてなることを特徴と
するIDカード、及び熱転写性色素透過性の有色層が形
成されたカードに、熱転写性色素を含有したインキを用
いて、文字情報を記録することを特徴とするIDカード
作成方法により達成される。
ドに、画像および文字情報を記録し、必要に応じてその
上に保護層を設けたIDカードにおいて、熱転写受像層
上の該文字情報が記録される領域と、該文字記録領域の
近傍で文字記録されていない特定領域にわたって、熱転
写性色素透過性の有色層が形成されてなることを特徴と
するIDカード、及び熱転写性色素透過性の有色層が形
成されたカードに、熱転写性色素を含有したインキを用
いて、文字情報を記録することを特徴とするIDカード
作成方法により達成される。
【0007】本発明は、カード上の熱転写受像層上に、
文字情報もしくは画像情報が記録される領域と、該文字
又は画像記録領域の近傍で文字又は画像記録されていな
い特定領域にわたって、熱転写性色素透過性の有色層を
形成することによって、1つは、その有色層が、文字情
報および画像情報の変造を防止する割印の役目をすると
ともに、その熱転写性色素透過性の有色層が形成された
カードに、該画像情報記録時、該有色層領域の一部に、
特定の情報を記録することによって、その特定の情報画
像は、熱転写性色素透過性の有色層を透過し、熱転写受
像層上に染着して、いわゆる、透かし画像となって、一
見しただけでは、見えない情報を含むことができる。透
かし画像は、有色層の背面に隠れており、通常状態では
見ることができない。カードの背面から、強い光をあて
て初めて見えるからである。また、本発明によれば、こ
の透かし画像は簡単に個人別の情報とすることができ、
変造者が、誤って透かし画像まで破壊した場合や、偽造
者はその情報を知ることができない。さらに、もし偽造
者および変造者にその透かし画像情報を知られたとして
も、本発明の構成は複雑であり、したがって、カードの
偽造および変造は極めて困難である。
文字情報もしくは画像情報が記録される領域と、該文字
又は画像記録領域の近傍で文字又は画像記録されていな
い特定領域にわたって、熱転写性色素透過性の有色層を
形成することによって、1つは、その有色層が、文字情
報および画像情報の変造を防止する割印の役目をすると
ともに、その熱転写性色素透過性の有色層が形成された
カードに、該画像情報記録時、該有色層領域の一部に、
特定の情報を記録することによって、その特定の情報画
像は、熱転写性色素透過性の有色層を透過し、熱転写受
像層上に染着して、いわゆる、透かし画像となって、一
見しただけでは、見えない情報を含むことができる。透
かし画像は、有色層の背面に隠れており、通常状態では
見ることができない。カードの背面から、強い光をあて
て初めて見えるからである。また、本発明によれば、こ
の透かし画像は簡単に個人別の情報とすることができ、
変造者が、誤って透かし画像まで破壊した場合や、偽造
者はその情報を知ることができない。さらに、もし偽造
者および変造者にその透かし画像情報を知られたとして
も、本発明の構成は複雑であり、したがって、カードの
偽造および変造は極めて困難である。
【0008】次に、本発明の好ましい実施態様を挙げ
て、本発明を更に詳しく説明する。本発明のカードは、
図1にその断面図および平面図を図解的に示すように、
基材1上に受像層2が形成され、さらにその上の一部
に、画像情報形成領域2'と画像情報非形成領域にわた
って、熱転写性色素透過性の有色層3が形成されている
カード基材が用いられる。図9は、本発明の別の態様を
示す断面図および平面図であり、熱転写性色素透過性の
有色層3が文字情報が形成される領域と形成されない領
域にわたって設けられているカード基材の例である。本
発明のIDカード作成方法は、図2に示したように、図
1のカード基材に、例えば、熱転写性色素含有インクリ
ボン6を用いて、サーマルヘッド7にて、画像および文
字を記録し、その際に、熱転写性色素透過性の有色層3
の一部に、透かし画像となる2bまたは2cが同時に記
録することを特徴とする。有色層3上に記録された熱転
写性色素は、有色層中を透過し、受像層中に染着する。
この染着画像2bまたは2cは、有色層によって被覆さ
れ、図3(a)の如く、通常の観察条件では見えない画像
となる。しかして、カードの背面から光をあてた観察条
件では、図3(b)の如くに、透かし画像として観察でき
るのである。本発明において、画像情報の記録は、感熱
転写方式が好ましく用いられる。また、文字情報は、感
熱転写方式、インクジェット方式が好ましく用いられ
る。
て、本発明を更に詳しく説明する。本発明のカードは、
図1にその断面図および平面図を図解的に示すように、
基材1上に受像層2が形成され、さらにその上の一部
に、画像情報形成領域2'と画像情報非形成領域にわた
って、熱転写性色素透過性の有色層3が形成されている
カード基材が用いられる。図9は、本発明の別の態様を
示す断面図および平面図であり、熱転写性色素透過性の
有色層3が文字情報が形成される領域と形成されない領
域にわたって設けられているカード基材の例である。本
発明のIDカード作成方法は、図2に示したように、図
1のカード基材に、例えば、熱転写性色素含有インクリ
ボン6を用いて、サーマルヘッド7にて、画像および文
字を記録し、その際に、熱転写性色素透過性の有色層3
の一部に、透かし画像となる2bまたは2cが同時に記
録することを特徴とする。有色層3上に記録された熱転
写性色素は、有色層中を透過し、受像層中に染着する。
この染着画像2bまたは2cは、有色層によって被覆さ
れ、図3(a)の如く、通常の観察条件では見えない画像
となる。しかして、カードの背面から光をあてた観察条
件では、図3(b)の如くに、透かし画像として観察でき
るのである。本発明において、画像情報の記録は、感熱
転写方式が好ましく用いられる。また、文字情報は、感
熱転写方式、インクジェット方式が好ましく用いられ
る。
【0009】本発明に用いられる熱転写性色素透過性の
有色層は、熱転写性色素に対して、染着性が小さく、熱
転写する際の融着性が小さいものが好ましい。本発明の
有色層に用いられる樹脂としては、シリコン樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル樹脂、エチレン−アクリル酸エチル樹脂、アクリル
樹脂、スチレン−ブチレン−スチレンブロックポリマー
などのゴム系エラストマー、フッ素樹脂、多官能オリゴ
アクリレートの硬化物などが挙げられる。本発明の有色
層には、有色の顔料、金属粉および染料が用いられる。
有色の顔料としては、印刷インキで用いられる、二酸化
チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、ク
ロムエロー、カドミウムエロー、ベンガラ、群青、紺青
など無機顔料、フタロシアニンブルー、ハンザエロー、
ナフトールオレンジ、トルイジンレッドなど有機顔料な
どが挙げられる。金属粉としては真鍮粉、アルミニウム
粉、銅粉などが挙げられる。また、有色の染料として
は、油溶染料、分散染料などが好ましく用いられる。
有色層は、熱転写性色素に対して、染着性が小さく、熱
転写する際の融着性が小さいものが好ましい。本発明の
有色層に用いられる樹脂としては、シリコン樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル樹脂、エチレン−アクリル酸エチル樹脂、アクリル
樹脂、スチレン−ブチレン−スチレンブロックポリマー
などのゴム系エラストマー、フッ素樹脂、多官能オリゴ
アクリレートの硬化物などが挙げられる。本発明の有色
層には、有色の顔料、金属粉および染料が用いられる。
有色の顔料としては、印刷インキで用いられる、二酸化
チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、ク
ロムエロー、カドミウムエロー、ベンガラ、群青、紺青
など無機顔料、フタロシアニンブルー、ハンザエロー、
ナフトールオレンジ、トルイジンレッドなど有機顔料な
どが挙げられる。金属粉としては真鍮粉、アルミニウム
粉、銅粉などが挙げられる。また、有色の染料として
は、油溶染料、分散染料などが好ましく用いられる。
【0010】本発明におけるカード基材としては、例え
ば、紙、コート紙、および合成紙(ポリプロピレン、ポ
リスチレンもしくは、それらを紙とはり合せた複合材
料)等の各種紙類、白色の塩化ビニル系樹脂シート、白
色のポリエチレンテレフタレートベースフィルム、透明
のポリエチレンテレフタレートベースフィルム、ポリエ
チレンナフタレートベースフィルム等の各種プラスチッ
クフィルムないしシート、等を挙げることができる。
ば、紙、コート紙、および合成紙(ポリプロピレン、ポ
リスチレンもしくは、それらを紙とはり合せた複合材
料)等の各種紙類、白色の塩化ビニル系樹脂シート、白
色のポリエチレンテレフタレートベースフィルム、透明
のポリエチレンテレフタレートベースフィルム、ポリエ
チレンナフタレートベースフィルム等の各種プラスチッ
クフィルムないしシート、等を挙げることができる。
【0011】支持体中には、後に形成される転写画像の
鮮明性を高めるために、白色顔料、例えば、チタンホワ
イト、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シ
リカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム等が添加されて
いるのが好ましい。
鮮明性を高めるために、白色顔料、例えば、チタンホワ
イト、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、シ
リカ、タルク、クレー、炭酸カルシウム等が添加されて
いるのが好ましい。
【0012】さらにまた、この画像記録体を、例えば、
運転免許証などのIDカードとするのであれば、支持体
を、前記白色顔料と後述する塩化ビニル系樹脂との組成
物からなるシートもしくはフィルムで構成するのが一般
的である。支持体の厚みは通常100〜1,500μm、好まし
くは100〜1000μmである。
運転免許証などのIDカードとするのであれば、支持体
を、前記白色顔料と後述する塩化ビニル系樹脂との組成
物からなるシートもしくはフィルムで構成するのが一般
的である。支持体の厚みは通常100〜1,500μm、好まし
くは100〜1000μmである。
【0013】なお、支持体には、必要に応じて、エンボ
ス、サイン、ICメモリー、光メモリー、磁気記録層、
他の印刷等を設けておくのも良い。本発明の受像層用バ
インダーとして公知の樹脂を用いることができる。受像
層用バインダーとしては、例えばポリ塩化ビニル樹脂、
塩化ビニルと他のモノマー(例えばイソブチルエーテ
ル、プロピオン酸ビニル等)との共重合体樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリビ
ニルアルコール、ポリカーボネート、三酢酸セルロー
ス、ポリスチレン、スチレンと他のモノマー(たとえば
アクリル酸エステル、アクリロニトリル、塩化エチレン
等)との共重合体、ビニルトルエンアクリレート樹脂、
ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカプロラクトン樹脂、ポ
リアクリロニトリル樹脂、およびそれらの変性物などを
挙げることができる。上述した樹脂の中でも本発明の目
的に好ましいのは、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニルと
他のモノマーとの共重合体、ポリエステル樹脂、ポリビ
ニルアセタール系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、
スチレンと他のモノマーとの共重合体、エポキシ樹脂で
ある。なお、これらの樹脂は一種を単独に用いることも
できるし、二種以上を混合するなどして併用することも
できる。上記各種の樹脂は新たに合成して使用してもよ
いが、市販品を使用することもできる。
ス、サイン、ICメモリー、光メモリー、磁気記録層、
他の印刷等を設けておくのも良い。本発明の受像層用バ
インダーとして公知の樹脂を用いることができる。受像
層用バインダーとしては、例えばポリ塩化ビニル樹脂、
塩化ビニルと他のモノマー(例えばイソブチルエーテ
ル、プロピオン酸ビニル等)との共重合体樹脂、ポリエ
ステル樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアセタール系樹脂、ポリビ
ニルアルコール、ポリカーボネート、三酢酸セルロー
ス、ポリスチレン、スチレンと他のモノマー(たとえば
アクリル酸エステル、アクリロニトリル、塩化エチレン
等)との共重合体、ビニルトルエンアクリレート樹脂、
ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、エポキ
シ樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカプロラクトン樹脂、ポ
リアクリロニトリル樹脂、およびそれらの変性物などを
挙げることができる。上述した樹脂の中でも本発明の目
的に好ましいのは、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニルと
他のモノマーとの共重合体、ポリエステル樹脂、ポリビ
ニルアセタール系樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、
スチレンと他のモノマーとの共重合体、エポキシ樹脂で
ある。なお、これらの樹脂は一種を単独に用いることも
できるし、二種以上を混合するなどして併用することも
できる。上記各種の樹脂は新たに合成して使用してもよ
いが、市販品を使用することもできる。
【0014】なお、受像層の形成に際しては、上述した
各種の樹脂はその反応活性点を利用して(反応活性点が
無い場合はそれを樹脂に付与する。)、放射線、熱、湿
気、触媒等により架橋もしくは硬化してもよい。その場
合には、エポキシ、アクリルの如き放射線活性モノマー
や、イソシアナートの如き架橋剤を用いることができ、
それらのモノマーや架橋剤は受像層中にそのまま添加し
てもよいし、マイクロカプセルに封入したものでも良
い。受像層は、受像層バインダーの他に、紫外線を吸収
する無機酸化物、金属イオン含有化合物および各種の添
加剤とで形成することができる。本発明においては、受
像層は、金属イオン含有化合物を含有した受像層バイン
ダーにより形成されることが好ましい。
各種の樹脂はその反応活性点を利用して(反応活性点が
無い場合はそれを樹脂に付与する。)、放射線、熱、湿
気、触媒等により架橋もしくは硬化してもよい。その場
合には、エポキシ、アクリルの如き放射線活性モノマー
や、イソシアナートの如き架橋剤を用いることができ、
それらのモノマーや架橋剤は受像層中にそのまま添加し
てもよいし、マイクロカプセルに封入したものでも良
い。受像層は、受像層バインダーの他に、紫外線を吸収
する無機酸化物、金属イオン含有化合物および各種の添
加剤とで形成することができる。本発明においては、受
像層は、金属イオン含有化合物を含有した受像層バイン
ダーにより形成されることが好ましい。
【0015】受像層に、金属イオン含有化合物を含有し
たものにより形成され、かつ後述するポストキレート型
色素を用いると、形成された透かし画像は、高転写濃
度、熱転写性色素の高画像保存性、特に滲み防止に優れ
た効果を発揮できる。このような効果を奏させるため、
受像層用バインダー、金属イオン含有化合物、添加剤等
の中から適宜に材料を選択したり、これらの配合量や受
像層の厚み等を調整すればよい。金属イオン含有化合物
(以下メタルソースと記す)は金属イオンの無機又は有
機の塩及び金属錯体が挙げられ、中でも有機酸の塩及び
錯体が好ましい。金属としては、周期律表の第I〜第VI
II族に属する1価及び多価の金属が挙げられるが、中で
もAl,Co,Cr,Cu,Fe,Mg,Mn,Mo,Ni,Sn,Ti及びZn
が好ましく、特にNi,Cu,Cr,Co及びZnが好ましい。メ
タルソースの具体例としては、Ni2+,Cu2+,Cr2+,Co2+
及びZn2+と酢酸やステアリン酸等の脂肪族の塩、或いは
安息香酸、サルチル酸等の芳香族カルボン酸の塩等が挙
げられる。また、下記一般式で表される錯体が受像層中
に安定かつ添加でき且つ実質的に無色である為に特に好
ましく用いることができる。
たものにより形成され、かつ後述するポストキレート型
色素を用いると、形成された透かし画像は、高転写濃
度、熱転写性色素の高画像保存性、特に滲み防止に優れ
た効果を発揮できる。このような効果を奏させるため、
受像層用バインダー、金属イオン含有化合物、添加剤等
の中から適宜に材料を選択したり、これらの配合量や受
像層の厚み等を調整すればよい。金属イオン含有化合物
(以下メタルソースと記す)は金属イオンの無機又は有
機の塩及び金属錯体が挙げられ、中でも有機酸の塩及び
錯体が好ましい。金属としては、周期律表の第I〜第VI
II族に属する1価及び多価の金属が挙げられるが、中で
もAl,Co,Cr,Cu,Fe,Mg,Mn,Mo,Ni,Sn,Ti及びZn
が好ましく、特にNi,Cu,Cr,Co及びZnが好ましい。メ
タルソースの具体例としては、Ni2+,Cu2+,Cr2+,Co2+
及びZn2+と酢酸やステアリン酸等の脂肪族の塩、或いは
安息香酸、サルチル酸等の芳香族カルボン酸の塩等が挙
げられる。また、下記一般式で表される錯体が受像層中
に安定かつ添加でき且つ実質的に無色である為に特に好
ましく用いることができる。
【0016】[M(Q1)x(Q2)Y(Q3)z]P+(L-)P ただし、上記式中、Mは金属イオン、好ましくはNi2+,
Cu2+,Cr2+,Co2+,Zn2+を表す。Q1,Q2,Q3は各
々Mで表される金属イオンと配位結合可能な配位化合物
を表し、互いに同じであっても異なっていても良い。こ
れらの配位化合物としては、例えばキレート科学(5)
(南江堂)に記載されている配位化合物から選択するこ
とができる。Lは有機アニオン基を表し、具体的にはテ
トラフェニルホウ素アニオンやアルキルベンゼンスルホ
ン酸アニオン等が挙げることができる。Xは1、2又は
3の整数を表し、Yは1、2又は0を表し、Zは1又は
0を表すが、これらは前記一般式で表される錯体が4座
配位か、6座配位かによって決定されるか、或いはQ
1,Q2,Q3の配位子の数によって決定される。Pは
1又は2を表す。この種のメタルソースの具体例は米国
特許第4,987,049号明細書に例示されたもの、或いは特
願平5-1011008号明細書に例示された化合物No.1〜50な
どを挙げることができる。
Cu2+,Cr2+,Co2+,Zn2+を表す。Q1,Q2,Q3は各
々Mで表される金属イオンと配位結合可能な配位化合物
を表し、互いに同じであっても異なっていても良い。こ
れらの配位化合物としては、例えばキレート科学(5)
(南江堂)に記載されている配位化合物から選択するこ
とができる。Lは有機アニオン基を表し、具体的にはテ
トラフェニルホウ素アニオンやアルキルベンゼンスルホ
ン酸アニオン等が挙げることができる。Xは1、2又は
3の整数を表し、Yは1、2又は0を表し、Zは1又は
0を表すが、これらは前記一般式で表される錯体が4座
配位か、6座配位かによって決定されるか、或いはQ
1,Q2,Q3の配位子の数によって決定される。Pは
1又は2を表す。この種のメタルソースの具体例は米国
特許第4,987,049号明細書に例示されたもの、或いは特
願平5-1011008号明細書に例示された化合物No.1〜50な
どを挙げることができる。
【0017】メタルソースの添加量は、通常、受像層バ
インダーに対して、5〜80重量部%が好ましく、10〜70
重量部がより好ましい。
インダーに対して、5〜80重量部%が好ましく、10〜70
重量部がより好ましい。
【0018】熱転写性色素含有インク層は、基本的に熱
転写性色素とバインダーとを含有する。前記熱転写性色
素としてはシアン色素、マゼンタ色素およびイエロー色
素を挙げることができる。
転写性色素とバインダーとを含有する。前記熱転写性色
素としてはシアン色素、マゼンタ色素およびイエロー色
素を挙げることができる。
【0019】前記シアン色素としては、特開昭59-78896
号公報、同59-227948号公報、同60-24966号公報、同60-
53563号公報、同60-130735号公報、同60-131292号公
報、同60-239289号公報、同61-19396号公報、同61-2299
3号公報、同61-31292号公報、同61-31467号公報、同61-
35994号公報、同61-49893号公報、同61-148269号公報、
同62-191191号公報、同63-91288号公報、同63-91287号
公報、同63-290793号公報などに記載されているナフト
キノン系色素、アントラキノン系色素、アゾメチン系色
素等が挙げられる。
号公報、同59-227948号公報、同60-24966号公報、同60-
53563号公報、同60-130735号公報、同60-131292号公
報、同60-239289号公報、同61-19396号公報、同61-2299
3号公報、同61-31292号公報、同61-31467号公報、同61-
35994号公報、同61-49893号公報、同61-148269号公報、
同62-191191号公報、同63-91288号公報、同63-91287号
公報、同63-290793号公報などに記載されているナフト
キノン系色素、アントラキノン系色素、アゾメチン系色
素等が挙げられる。
【0020】前記マゼンタ色素としては、特開昭59-788
96号公報、同60-30392号公報、同60-30394号公報、同60
-253595号公報、同61-262190号公報、同63-5992号公
報、同63-205288号公報、同64-159号、同64-63194号公
報等の各公報に記載されているアントラキノン系色素、
アゾ色素、アゾメチン系色素等が挙げられる。
96号公報、同60-30392号公報、同60-30394号公報、同60
-253595号公報、同61-262190号公報、同63-5992号公
報、同63-205288号公報、同64-159号、同64-63194号公
報等の各公報に記載されているアントラキノン系色素、
アゾ色素、アゾメチン系色素等が挙げられる。
【0021】イエロー色素としては、特開昭59-78896号
公報、同60-27594号公報、同60-31560号公報、同60-535
65号公報、同61-12394号公報、同63-122594号公報等の
各公報に記載されているメチン系色素、アゾ系色素、キ
ノフタロン系色素およびアントライソチアゾール系色素
が挙げられる。
公報、同60-27594号公報、同60-31560号公報、同60-535
65号公報、同61-12394号公報、同63-122594号公報等の
各公報に記載されているメチン系色素、アゾ系色素、キ
ノフタロン系色素およびアントライソチアゾール系色素
が挙げられる。
【0022】また、熱転写性色素として特に好ましいの
は、開鎖型または閉鎖型の活性メチレン基を有する化合
物をp-フェニレンジアミン誘導体の酸化体またはp-アミ
ノフェノール誘導体の酸化体とのカップリング反応によ
り得られるアゾメチン色素およびフェノールまたはナフ
トール誘導体またはp-フェニレンジアミン誘導体の酸化
体またはp-アミノフェノール誘導体の酸化体のとのカッ
プリング反応により得られるインドアニリン色素であ
る。
は、開鎖型または閉鎖型の活性メチレン基を有する化合
物をp-フェニレンジアミン誘導体の酸化体またはp-アミ
ノフェノール誘導体の酸化体とのカップリング反応によ
り得られるアゾメチン色素およびフェノールまたはナフ
トール誘導体またはp-フェニレンジアミン誘導体の酸化
体またはp-アミノフェノール誘導体の酸化体のとのカッ
プリング反応により得られるインドアニリン色素であ
る。
【0023】また、受像層中に金属イオン含有化合物が
配合されているときには、この金属イオン含有化合物と
反応してキレートを形成する熱転写性色素を、熱転写性
色素含有インク層中に含めておくのが良い。キレート形
成可能なポストキレート型色素としては、例えば特開昭
59-78893号、同59-109349号、同特願平2-213303号、同2
-214719号、同2-203742号に記載されている、少なくと
も2座のキレートを形成することができるシアン色素、
マゼンタ色素およびイエロー色素を挙げることができ
る。
配合されているときには、この金属イオン含有化合物と
反応してキレートを形成する熱転写性色素を、熱転写性
色素含有インク層中に含めておくのが良い。キレート形
成可能なポストキレート型色素としては、例えば特開昭
59-78893号、同59-109349号、同特願平2-213303号、同2
-214719号、同2-203742号に記載されている、少なくと
も2座のキレートを形成することができるシアン色素、
マゼンタ色素およびイエロー色素を挙げることができ
る。
【0024】キレートの形成可能な好ましい熱転写性色
素は、下記一般式で表わすことができる。
素は、下記一般式で表わすことができる。
【0025】X1−N=N−X2−G 式中X1は、少なくとも一つの環が5〜7個の原子から
構成される芳香族の炭素環、または複素環を完成するの
に必要な原子の集まりを表わし、アゾ結合に結合する炭
素原子の隣接位の少なくとも一つが、窒素原子またはキ
レート化基で置換された炭素原子である。X2は、少な
くとも一つの環が5〜7個の原子から構成される芳香族
複素環または、芳香族炭素環を表わす。Gはキレート化
基を表わす。
構成される芳香族の炭素環、または複素環を完成するの
に必要な原子の集まりを表わし、アゾ結合に結合する炭
素原子の隣接位の少なくとも一つが、窒素原子またはキ
レート化基で置換された炭素原子である。X2は、少な
くとも一つの環が5〜7個の原子から構成される芳香族
複素環または、芳香族炭素環を表わす。Gはキレート化
基を表わす。
【0026】本発明のIDカードおよびIDカード作成
方法においては、カード表面は保護層によって保護され
ることが好ましい。本発明のIDカードにおいては、昇
華型熱転写方式により形成された画像情報を有する受像
層上に後述する紫外線硬化保護層を形成する際、必要に
応じて画像情報を保護する目的で透明保護層を設けるこ
とができる。すなわち、後述する紫外線硬化保護層中に
存在する紫外線硬化性のプレポリマーやモノマーの作用
によって、熱転写性色素による階調情報含有画像が滲ん
だり変色したりするなどの支障をきたし、鮮明な画像が
得られないことがあるからである。また、紫外線硬化保
護層を形成する際において、紫外線照射による熱転写性
色素の変質(分解や他の物質との反応を伴うことによる
変質と推定される。)や変色をも効果的に防止する為に
も、透明保護層を設ける必要がある。
方法においては、カード表面は保護層によって保護され
ることが好ましい。本発明のIDカードにおいては、昇
華型熱転写方式により形成された画像情報を有する受像
層上に後述する紫外線硬化保護層を形成する際、必要に
応じて画像情報を保護する目的で透明保護層を設けるこ
とができる。すなわち、後述する紫外線硬化保護層中に
存在する紫外線硬化性のプレポリマーやモノマーの作用
によって、熱転写性色素による階調情報含有画像が滲ん
だり変色したりするなどの支障をきたし、鮮明な画像が
得られないことがあるからである。また、紫外線硬化保
護層を形成する際において、紫外線照射による熱転写性
色素の変質(分解や他の物質との反応を伴うことによる
変質と推定される。)や変色をも効果的に防止する為に
も、透明保護層を設ける必要がある。
【0027】この透明保護層としては、紫外線硬化保護
層または受像層と、この透明保護層との間における接着
力が、前記受像層における転写画面を形成していない面
における界面の接着力よりも相対的に大きいこと、実質
的に透明であること、紫外線照射時に熱転写性色素に対
する紫外線の干渉をできるだけ小さくすることができる
こと、およびコーティング剤を塗布する際にコーティン
グ剤が熱転写性色素に接触しないようにすることができ
ること、などの性質が必要とされる。
層または受像層と、この透明保護層との間における接着
力が、前記受像層における転写画面を形成していない面
における界面の接着力よりも相対的に大きいこと、実質
的に透明であること、紫外線照射時に熱転写性色素に対
する紫外線の干渉をできるだけ小さくすることができる
こと、およびコーティング剤を塗布する際にコーティン
グ剤が熱転写性色素に接触しないようにすることができ
ること、などの性質が必要とされる。
【0028】この透明保護層が形成される領域として
は、受像層における画像情報が形成された部分のみであ
ってもよいし、また受像層全面に亙ってもよい。この透
明保護層は、例えばホットスタンプまたはサーマルヘッ
ドによる感熱転写方式などによって画像記録体上に形成
することができる。
は、受像層における画像情報が形成された部分のみであ
ってもよいし、また受像層全面に亙ってもよい。この透
明保護層は、例えばホットスタンプまたはサーマルヘッ
ドによる感熱転写方式などによって画像記録体上に形成
することができる。
【0029】上記のような要求を満たす透明保護層とし
ては、例えば特開昭63-183881号公報の第9頁左下欄第
9行から第10頁左上欄第15行に記載の熱溶融性化合物
と、同公報の第10頁左上欄第16行から第11頁左下欄第9
行に例示の熱可塑性樹脂とにより形成される層を挙げる
ことができる。また、透明保護層中には紫外線吸収剤を
含有させておくこともできる。紫外線吸収剤は紫外線硬
化性プレポリマー含有のコーティング剤に紫外線を照射
して、これを硬化する際の紫外線あるいは長期保存時の
日光などから、画像情報を保護するのに有効である。こ
の紫外線吸収剤は紫外線硬化樹脂層に入れることが困難
な場合があるので(紫外線硬化性樹脂の硬化を阻害す
る)透明保護層に添加することが有効となる。紫外線吸
収剤としては、前記受像層の説明において例示された化
合物を挙げることができる。紫外線吸収剤の添加量はそ
の種類にもよるが、0.6g/m2以上、より好ましくは1
g/m2以上が好ましい。
ては、例えば特開昭63-183881号公報の第9頁左下欄第
9行から第10頁左上欄第15行に記載の熱溶融性化合物
と、同公報の第10頁左上欄第16行から第11頁左下欄第9
行に例示の熱可塑性樹脂とにより形成される層を挙げる
ことができる。また、透明保護層中には紫外線吸収剤を
含有させておくこともできる。紫外線吸収剤は紫外線硬
化性プレポリマー含有のコーティング剤に紫外線を照射
して、これを硬化する際の紫外線あるいは長期保存時の
日光などから、画像情報を保護するのに有効である。こ
の紫外線吸収剤は紫外線硬化樹脂層に入れることが困難
な場合があるので(紫外線硬化性樹脂の硬化を阻害す
る)透明保護層に添加することが有効となる。紫外線吸
収剤としては、前記受像層の説明において例示された化
合物を挙げることができる。紫外線吸収剤の添加量はそ
の種類にもよるが、0.6g/m2以上、より好ましくは1
g/m2以上が好ましい。
【0030】透明保護層の厚みとしては、紫外線硬化保
護層の均一な塗布性を考慮して、通常0.5〜40.0μmであ
り、好ましくは1.0〜30.0μmである。紫外線硬化保護層
形成用コーティング剤としては、紫外線硬化性のプレポ
リマー及び/又はモノマーと重合開始剤とを主成分とす
る組成物によって形成することができる。
護層の均一な塗布性を考慮して、通常0.5〜40.0μmであ
り、好ましくは1.0〜30.0μmである。紫外線硬化保護層
形成用コーティング剤としては、紫外線硬化性のプレポ
リマー及び/又はモノマーと重合開始剤とを主成分とす
る組成物によって形成することができる。
【0031】紫外線硬化性のプレポリマー、モノマーと
しては、ラジカル重合によって高分子化の起こるタイプ
(主にアクリレートタイプ)や、カチオン重合により高
分子化の起こるタイプ(主にエポキシタイプ)があり、
この発明の目的においてはどちらを用いても構わない。
ここではエポキシタイプの紫外線硬化性プレポリマー、
モノマーを記載する。エポキシ系のプレポリマー、モノ
マーとしては1分子内にエポキシ基を2個以上含有する
プレポリマーを挙げることができる。このようなプレポ
リマーとしては、例えば、脂環式ポリエポキシド類、多
塩基酸のポリグリシジルエステル類、多価アルコールの
ポリグリシジルエーテル類、ポリオキシアルキレングリ
コールのポリグリシジルエーテル類、芳香族ポリオール
のポリグリシジルエーテル類、芳香族ポリオールのポリ
グリシジルエーテル類の水素添加化合物類、ウレタンポ
リエポキシ化合物類およびエポキシ化ポリブタジエン類
等を挙げることができる。これらのプレポリマーは、そ
の一種を単独で使用することもできるし、また、その二
種以上を混合して使用することもできる。
しては、ラジカル重合によって高分子化の起こるタイプ
(主にアクリレートタイプ)や、カチオン重合により高
分子化の起こるタイプ(主にエポキシタイプ)があり、
この発明の目的においてはどちらを用いても構わない。
ここではエポキシタイプの紫外線硬化性プレポリマー、
モノマーを記載する。エポキシ系のプレポリマー、モノ
マーとしては1分子内にエポキシ基を2個以上含有する
プレポリマーを挙げることができる。このようなプレポ
リマーとしては、例えば、脂環式ポリエポキシド類、多
塩基酸のポリグリシジルエステル類、多価アルコールの
ポリグリシジルエーテル類、ポリオキシアルキレングリ
コールのポリグリシジルエーテル類、芳香族ポリオール
のポリグリシジルエーテル類、芳香族ポリオールのポリ
グリシジルエーテル類の水素添加化合物類、ウレタンポ
リエポキシ化合物類およびエポキシ化ポリブタジエン類
等を挙げることができる。これらのプレポリマーは、そ
の一種を単独で使用することもできるし、また、その二
種以上を混合して使用することもできる。
【0032】前記紫外線硬化保護層形成用コーティング
剤中の、エポキシ基を1分子内に2個以上有するプレポ
リマーの含有量は70重量%以上であるのが好ましい。
剤中の、エポキシ基を1分子内に2個以上有するプレポ
リマーの含有量は70重量%以上であるのが好ましい。
【0033】前記重合開始剤としては、カチオン重合開
始剤が好ましく、具体的には芳香族オニウム塩を挙げる
ことができる。芳香族オニウム塩としては、周期表第Va
族元素の塩たとえばホスホニウム塩(たとえばヘキサフ
ルオロリン酸トリフェニルフェナシルホスホニウムな
ど)、第VIa族元素の塩たとえばスルホニウム塩(たと
えばテトラフルオロホウ酸トリフェニルスルホニウム、
ヘキサフルオロリン酸トリフェニルスルホニウム、ヘキ
サフルオロリン酸トリス(4-チオメトキシフェニル)スル
ホニウムおよびヘキシサフルオロアンチモン酸トリフェ
ニルスルホニウムなど)、および第VIIa族元素の塩た
とえばヨードニウム塩(たとえば塩化ジフェニルヨード
ニウムなど)を挙げることができる。
始剤が好ましく、具体的には芳香族オニウム塩を挙げる
ことができる。芳香族オニウム塩としては、周期表第Va
族元素の塩たとえばホスホニウム塩(たとえばヘキサフ
ルオロリン酸トリフェニルフェナシルホスホニウムな
ど)、第VIa族元素の塩たとえばスルホニウム塩(たと
えばテトラフルオロホウ酸トリフェニルスルホニウム、
ヘキサフルオロリン酸トリフェニルスルホニウム、ヘキ
サフルオロリン酸トリス(4-チオメトキシフェニル)スル
ホニウムおよびヘキシサフルオロアンチモン酸トリフェ
ニルスルホニウムなど)、および第VIIa族元素の塩た
とえばヨードニウム塩(たとえば塩化ジフェニルヨード
ニウムなど)を挙げることができる。
【0034】このような芳香族オニウム塩をエポキシ化
合物の重合におけるカチオン重合開始剤として使用する
ことは、米国特許第4,058,401号、同第4,069,055号、同
第4,101,513号および同第4,161,478号公報に詳述されて
いる。
合物の重合におけるカチオン重合開始剤として使用する
ことは、米国特許第4,058,401号、同第4,069,055号、同
第4,101,513号および同第4,161,478号公報に詳述されて
いる。
【0035】好ましいカチオン重合開始剤としては、第
VIa族元素のスルホニウム塩が挙げられる。その中で
も、紫外線硬化性と紫外線硬化性の組成物の貯蔵安定性
の観点からすると、ヘキサフルオロアンチモン酸トリア
リールスホニウムが好ましい。
VIa族元素のスルホニウム塩が挙げられる。その中で
も、紫外線硬化性と紫外線硬化性の組成物の貯蔵安定性
の観点からすると、ヘキサフルオロアンチモン酸トリア
リールスホニウムが好ましい。
【0036】前記紫外線硬化保護層用コーティング剤中
には、更に油類(特にシリコーン油)、シリコーン−ア
ルキレンオキシド共重合体(たとえばユニオンカーバイ
ド社から市販されているL-5410)のような界面活性
剤、シリコーン油含有脂肪族エポキシド類、3M社から
市販されているFO-171および3M社から市販されている
FO-430、大日本インキ株式会社から市販されているMega
fac F-141のようなフルオロカーボン界面活性剤等を含
有させてもよい。
には、更に油類(特にシリコーン油)、シリコーン−ア
ルキレンオキシド共重合体(たとえばユニオンカーバイ
ド社から市販されているL-5410)のような界面活性
剤、シリコーン油含有脂肪族エポキシド類、3M社から
市販されているFO-171および3M社から市販されている
FO-430、大日本インキ株式会社から市販されているMega
fac F-141のようなフルオロカーボン界面活性剤等を含
有させてもよい。
【0037】前記紫外線硬化保護層用コーティング剤中
には、さらに、例えば、スチレン、パラメチルスチレ
ン、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステル等のビ
ニル単量体やセルロース系、熱可塑性ポリエステル、フ
ェニルグリシジルエーテル、ケイ素含有モノエポキシ
ド、ブチルグリシジルエーテル等のモノエポキシド等
が、この発明の効果を阻害しない範囲で含有されていて
もよい。
には、さらに、例えば、スチレン、パラメチルスチレ
ン、メタクリル酸エステル、アクリル酸エステル等のビ
ニル単量体やセルロース系、熱可塑性ポリエステル、フ
ェニルグリシジルエーテル、ケイ素含有モノエポキシ
ド、ブチルグリシジルエーテル等のモノエポキシド等
が、この発明の効果を阻害しない範囲で含有されていて
もよい。
【0038】また、この紫外線硬化保護層用コーティン
グ剤中には、不活性成分として染料、顔料、増粘剤、可
塑剤、安定剤、レベリング剤、カップリング剤、粘着付
与剤、シリコーン基含有活性剤、フルオロカーボン基含
有表面活性剤等の濡れ向上剤、その他の各種添加剤、さ
らにコーティング剤の塗布中における流動性を改良する
ことを目的として、前記カチオン重合開始剤とほとんど
反応しないアセトン、メチルエチルケトン、メチルクロ
ライド等の少量の溶剤を含有させてもよい。紫外線硬化
における紫外線とは紫外領域の光を意味し、また、紫外
領域の光を含む光線をも含む意味である。したがって、
紫外線の照射として、太陽光線の照射、低圧水銀灯の照
射、高圧水銀灯の照射、超高圧水銀灯の照射、カーボン
アーク等の照射、メタルハライドランプによる照射、キ
セノンランプの照射等を挙げることができる。また場合
によって、電子線などの高エネルギー線を用いてもよ
い。なお、硬化に際しては、紫外線の照射時または照射
の前後において、紫外線硬化保護層用コーティング剤の
塗布膜を加熱すると、硬化時間の短縮を図ることができ
る。
グ剤中には、不活性成分として染料、顔料、増粘剤、可
塑剤、安定剤、レベリング剤、カップリング剤、粘着付
与剤、シリコーン基含有活性剤、フルオロカーボン基含
有表面活性剤等の濡れ向上剤、その他の各種添加剤、さ
らにコーティング剤の塗布中における流動性を改良する
ことを目的として、前記カチオン重合開始剤とほとんど
反応しないアセトン、メチルエチルケトン、メチルクロ
ライド等の少量の溶剤を含有させてもよい。紫外線硬化
における紫外線とは紫外領域の光を意味し、また、紫外
領域の光を含む光線をも含む意味である。したがって、
紫外線の照射として、太陽光線の照射、低圧水銀灯の照
射、高圧水銀灯の照射、超高圧水銀灯の照射、カーボン
アーク等の照射、メタルハライドランプによる照射、キ
セノンランプの照射等を挙げることができる。また場合
によって、電子線などの高エネルギー線を用いてもよ
い。なお、硬化に際しては、紫外線の照射時または照射
の前後において、紫外線硬化保護層用コーティング剤の
塗布膜を加熱すると、硬化時間の短縮を図ることができ
る。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0040】実施例1 透過濃度1.8の白色の塩ビカード上に、下記組成1から
なる受像層を5μの厚さで設け、さらにその顔画像形成
領域にかかるように受像層上の一部に、下記組成2から
なる熱転写性色素透過性の有色層を印刷により設けて、
紫外線にて硬化し、IDカード基材を得た。
なる受像層を5μの厚さで設け、さらにその顔画像形成
領域にかかるように受像層上の一部に、下記組成2から
なる熱転写性色素透過性の有色層を印刷により設けて、
紫外線にて硬化し、IDカード基材を得た。
【0041】 <組成1> ポリビニルブチラール樹脂 10重量部 (エスレックBX−1 積水化学(株)社製) メタルソース(下記化1記載MS−1) 10重量部 メチルエチルケトン 100重量部 酢酸ブチル 20重量部 <組成2> 多官能オリゴアクリレート系青色インク 90部 (STP藍インキ 東洋インキ(株)社製) メタクリルステアレート 10部 一方で、厚さ6μのPET上に、下記組成3の熱転写性
色素含有インクを厚さ1μで形成し、YMCの熱転写リ
ボンを得た。
色素含有インクを厚さ1μで形成し、YMCの熱転写リ
ボンを得た。
【0042】 <組成3> −Yインクリボン− ポリビニルアセトアセタール樹脂 7部 (KY−24 電機化学工業(株)社製) 色素(下記化1記載Y−1) 3部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 −Mインクリボン− ポリビニルアセトアセタール樹脂 7.5部 (KY−24 電機化学工業(株)社製) 色素(下記化1記載M−1) 2.5部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部 −Cインクリボン− ポリビニルアセトアセタール樹脂 6部 (KY−24 電機化学工業(株)社製) 色素(下記化1記載C−1) 4部 トルエン 100部 メチルエチルケトン 100部
【0043】
【化1】
【0044】感熱転写装置を用いて、上記IDカード基
材に、上記熱転写リボンから、顔画像情報に基づいた熱
エネルギーを加えて、熱転写性色素を転写した。その
際、有色層領域の一部には、顔画像情報とは別の文字画
像情報Aを記録した。さらに、その上には、下記組成4
の保護層を熱転写により設けて、本発明のIDカードを
得た。
材に、上記熱転写リボンから、顔画像情報に基づいた熱
エネルギーを加えて、熱転写性色素を転写した。その
際、有色層領域の一部には、顔画像情報とは別の文字画
像情報Aを記録した。さらに、その上には、下記組成4
の保護層を熱転写により設けて、本発明のIDカードを
得た。
【0045】 <組成4> アクリル樹脂 100部 (ダイヤナールBR−87 三菱化成(株)社製) 得られたIDカードは、有色層が割印となっており、記
録した文字画像情報Aは、通常の状態では、それがある
とはわからなかった。しかし、このIDカードの裏か
ら、光を照らすと文字画像情報Aを観察することができ
た。
録した文字画像情報Aは、通常の状態では、それがある
とはわからなかった。しかし、このIDカードの裏か
ら、光を照らすと文字画像情報Aを観察することができ
た。
【0046】実施例2 厚み350μmのポリエチレンテレフタレート樹脂シート
(ICI(株)製:メリネックス226)の両面に厚み50μm
となるように低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学
(株)製:ミラソン16P)に酸化チタン15%を混合した
組成物を押し出しコーティング法により、厚み450μmの
幅広な複合樹脂シートを得た。得られた複合樹脂シート
の一方の面に25W/(m2・min)でコロナ放電処理を施
すと共に、このシートを支持体として以下の各層の積層
を行なった。
(ICI(株)製:メリネックス226)の両面に厚み50μm
となるように低密度ポリエチレン樹脂(三井石油化学
(株)製:ミラソン16P)に酸化チタン15%を混合した
組成物を押し出しコーティング法により、厚み450μmの
幅広な複合樹脂シートを得た。得られた複合樹脂シート
の一方の面に25W/(m2・min)でコロナ放電処理を施
すと共に、このシートを支持体として以下の各層の積層
を行なった。
【0047】−中間層の形成− 下記組成の中間層塗布液を、支持体のコロナ放電処理を
行なった方の表面上に塗布し、乾燥することにより、厚
み0.5μmの中間層を形成した。
行なった方の表面上に塗布し、乾燥することにより、厚
み0.5μmの中間層を形成した。
【0048】 <中間層形成用塗布液> ポリビニルブチラール (エスレックBL−1:積水化学工業(株)) 9部 ヘキサメチレンジイソシアネート (コロネートHX:日本ポリウレタン(株)) 1部 メチルエチルケトン 80部 シクロヘキサノン 10部 −受像層の形成− 前記形成された中間層の表面に、下記組成を有する受像
層形成用塗布液と上層形成用塗布液とをこの順にそれぞ
れ厚み3.0μm、0.5μmになるように積層することによ
り、受像層を形成した。
層形成用塗布液と上層形成用塗布液とをこの順にそれぞ
れ厚み3.0μm、0.5μmになるように積層することによ
り、受像層を形成した。
【0049】 <受像層形成用塗布液> ポリビニルブチラール樹脂 (エスレックBX−1:積水化学工業(株)製) 6部 金属イオン含有化合物(上記化1記載のMS−1) 4部 メチルエチルケトン 80部 シクロヘキサノン 10部 <上層形成用塗布液> ポリエチレンワックスエマルジョン(35%) (東邦化学(株)製:ハイテックE-1000) 14部 ウレタン変性エチレンアクリル酸ポリマーエマルジョン(25%) (東邦化学(株)製:ハイテックS-3125) 20部 水 66部 このようにして得られたカード基材の透過濃度は、1.6
であった。
であった。
【0050】−熱転写性色素透過性の有色層の形成− 得られたカード基材の一部に、下記組成の印刷インキを
ストライプ状に印刷し、紫外線硬化して、熱転写色素透
過性の有色層(金色)を形成した。
ストライプ状に印刷し、紫外線硬化して、熱転写色素透
過性の有色層(金色)を形成した。
【0051】 <組成> 多官能オリゴアクリレート 90部 (STPニス 東洋インキ(株)社製) 真鍮(500メッシュ) 90部 メタクリルステアレート 10部 −IDカードの作成− 感熱転写装置で、実施例1と同様に顔画像を記録すると
ともに、下記組成からなる溶融型インクリボンを用い
て、上記有色層上に、文字情報Bを記録した。さらにそ
の上にホットスタンプ装置を用いて実施例1と同様の保
護層を形成し、本発明のIDカードを得た。
ともに、下記組成からなる溶融型インクリボンを用い
て、上記有色層上に、文字情報Bを記録した。さらにそ
の上にホットスタンプ装置を用いて実施例1と同様の保
護層を形成し、本発明のIDカードを得た。
【0052】 <組成> カーボンブラック 25部 EVA 5部 (EV-40Y 三井デュポンポリケミカル(株)製) フェノール樹脂 40部 (タマノル526 荒川化学(株)製) 炭酸カルシウム 20部 熱転写性色素(上記化1記載M−1) 10部 得られたIDカードの文字情報B記録領域を強引に削り
取り、再度、通常の溶融リボンを用いて、別の文字情報
Cを記録してみたが、IDカードの背面から光を当て
て、観察したところ、文字情報Cに重なって、文字情報
Bを観察することができた。
取り、再度、通常の溶融リボンを用いて、別の文字情報
Cを記録してみたが、IDカードの背面から光を当て
て、観察したところ、文字情報Cに重なって、文字情報
Bを観察することができた。
【0053】
【発明の効果】本発明により、小型で安価な発行装置と
により、偽造防止性および変造防止性に特に優れたID
カードおよびIDカード作成方法が得られた。
により、偽造防止性および変造防止性に特に優れたID
カードおよびIDカード作成方法が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のIDカードの断面図及び平面図を表
す。
す。
【図2】本発明のIDカードの作成方法を示した断面図
及び平面図を表す。
及び平面図を表す。
【図3】図2のX部を通常の条件で見た拡大図及びX部
をカード背面から光を当てて見た拡大図を表わす。
をカード背面から光を当てて見た拡大図を表わす。
【図4】従来のIDカードの断面図を表す。
【図5】従来のIDカードの断面図を表す。
【図6】本発明のIDカードの断面図を表す。
【図7】本発明のIDカードの平面図及び断面図を表
す。
す。
【図8】本発明のIDカードの断面図を表す。
【図9】本発明のIDカードの別の態様を示す断面図及
び平面図を表す。
び平面図を表す。
1 カード基材 2 受像層 2' 画像情報形成領域 2a 画像 2b,2c 透かし画像 3 熱転写性色素透過性の有色層 4 保護層 5 文字 6 熱転写性色素含有インクリボン 7 サーマルヘッド 8 中間保護層 9 紫外線硬化樹脂層 10,11 割印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41M 3/14 8808−2H 5/124 5/40 (72)発明者 河村 朋紀 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内
Claims (14)
- 【請求項1】 基材上に熱転写受像層を有するカード
に、画像および文字情報を転写記録し、必要に応じてそ
の上に保護層を設けるIDカードにおいて、該熱転写受
像層上に、該画像情報が記録される領域と、該画像記録
領域の近傍で画像記録されていない特定領域にわたっ
て、熱転写性色素透過性の有色層が形成されてなること
を特徴とするIDカード。 - 【請求項2】 基材上に熱転写受像層を有するカード
に、画像および文字情報を熱転写記録し、さらに、その
上に保護層を設けるIDカード作成方法において、該熱
転写受像層上に該画像情報が記録される領域と、該画像
記録領域の近傍で画像記録されていない特定領域にわた
って、熱転写性色素透過性の有色層が形成されたカード
に、熱転写性色素を含有した熱転写リボンで該画像情報
記録する際、該有色層領域の一部にも、特定の情報を記
録することを特徴とするIDカード作成方法。 - 【請求項3】 基材上に熱転写受像層を有するカード
に、画像および文字情報を記録し、必要に応じてその上
に保護層を設けるIDカードにおいて、該熱転写受像層
上に、該画像情報が記録される領域と、該画像記録領域
の近傍で画像記録されていない特定領域にわたって、熱
転写性色素含有の有色層が形成されてなることを特徴と
するIDカード。 - 【請求項4】 基材上に熱転写受像層を有するカード
に、画像および文字情報を記録し、さらに、その上に保
護層を設けるIDカード作成方法において、該熱転写受
像層上の一部に、熱転写性色素含有の有色層が形成され
てなるカードに、画像および文字情報を記録する前また
は後に、熱処理することを特徴とするIDカード作成方
法。 - 【請求項5】 基材上に熱転写受像層を有するカード
に、画像および文字情報を記録し、必要に応じてその上
に保護層を設けたIDカードにおいて、熱転写受像層上
の該文字情報が記録される領域と、該文字記録領域の近
傍で文字記録されていない特定領域にわたって、熱転写
性色素透過性の有色層が形成されてなることを特徴とす
るIDカード。 - 【請求項6】 基材上に熱転写受像層を有するカード
に、画像および文字情報を記録し、さらに、その上に保
護層を設けるIDカード作成方法において、該熱転写受
像層上に該文字情報が記録される領域と、該文字記録領
域の近傍で文字記録されていない特定領域にわたって、
熱転写性色素透過性の有色層が形成されたカードに、熱
転写性色素を含有したインキを用いて、文字情報を記録
することを特徴とするIDカード作成方法。 - 【請求項7】 前記熱転写性色素を含有したインキが熱
溶融型転写で供給されることを特徴とする請求項6記載
のIDカード作成方法。 - 【請求項8】 前記熱転写性色素を含有したインキが金
属イオン含有化合物とキレート可能なポストキレート色
素を含有することを特徴とする請求項6記載のIDカー
ド作成方法。 - 【請求項9】 前記熱転写性色素を含有したインキがイ
ンクジェットで供給されることを特徴とする請求項6記
載のIDカード作成方法。 - 【請求項10】 前記熱転写性色素が金属イオン含有化
合物とキレート可能なポストキレート色素であることを
特徴とする請求項2、4または6記載のIDカード作成
方法。 - 【請求項11】 前記IDカード上の画像形成層に画像
を形成した後、中間保護層を形成し、その上に紫外線硬
化樹脂層を設けたことを特徴とする請求項1、3、5記
載IDカード。 - 【請求項12】 前記熱転写受像層が金属イオン含有化
合物を含有することを特徴とする請求項1乃至6記載の
IDカード又はIDカード作成方法。 - 【請求項13】 前記熱転写性色素透過性の有色層が紋
様状であることを特徴とする請求項1乃至6記載のID
カード又はIDカード作成方法。 - 【請求項14】 前記特定の情報が、個人別の情報であ
ることを特徴とする請求項1又は2記載のIDカード又
はIDカード作成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186258A JPH0740689A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Idカード及びidカード作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186258A JPH0740689A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Idカード及びidカード作成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740689A true JPH0740689A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16185131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5186258A Pending JPH0740689A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | Idカード及びidカード作成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740689A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08224966A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-03 | Konica Corp | 色素受容材料及びそれを用いる画像形成方法 |
| JP2002283777A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Toshiba Corp | 個人認証媒体及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5186258A patent/JPH0740689A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08224966A (ja) * | 1995-02-22 | 1996-09-03 | Konica Corp | 色素受容材料及びそれを用いる画像形成方法 |
| JP2002283777A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Toshiba Corp | 個人認証媒体及びその製造方法 |
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