JPH0740733Y2 - ころ軸受用保持器 - Google Patents
ころ軸受用保持器Info
- Publication number
- JPH0740733Y2 JPH0740733Y2 JP1989143383U JP14338389U JPH0740733Y2 JP H0740733 Y2 JPH0740733 Y2 JP H0740733Y2 JP 1989143383 U JP1989143383 U JP 1989143383U JP 14338389 U JP14338389 U JP 14338389U JP H0740733 Y2 JPH0740733 Y2 JP H0740733Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- peripheral surface
- roller bearing
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 39
- 238000005498 polishing Methods 0.000 claims description 16
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007517 polishing process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/51—Cages for rollers or needles formed of unconnected members
- F16C33/513—Cages for rollers or needles formed of unconnected members formed of arcuate segments for carrying one or more rollers
- F16C33/516—Cages for rollers or needles formed of unconnected members formed of arcuate segments for carrying one or more rollers with two segments, e.g. double-split cages with two semicircular parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/44—Needle bearings
- F16C19/46—Needle bearings with one row or needles
- F16C19/463—Needle bearings with one row or needles consisting of needle rollers held in a cage, i.e. subunit without race rings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ころ軸受用保持器、詳しくは内燃機関などに
用いられる針状ころ軸受用の保持器に関する。
用いられる針状ころ軸受用の保持器に関する。
〈従来の技術〉 例えば、内燃機関のコネクティングロッドとクランクシ
ャフトとの嵌め合い部分などには、軌道輪を持たないこ
ろ及び保持器よりなるころ軸受が用いられる傾向にあ
る。
ャフトとの嵌め合い部分などには、軌道輪を持たないこ
ろ及び保持器よりなるころ軸受が用いられる傾向にあ
る。
従来のこの種のころ軸受用の保持器として、例えば、特
開昭61−266827号公報に示すようなものがある。それを
第2図及び第3図に示して簡単に説明する。
開昭61−266827号公報に示すようなものがある。それを
第2図及び第3図に示して簡単に説明する。
図において、1はころ軸受用保持器、2はころ、3はこ
ろ収容用ポケット、4は保持器1の軸方向中央部に形成
された所定幅を有する内周溝、5は周方向で隣り合うポ
ケット3間を仕切る仕切部である。この内周溝4により
仕切部5の軸方向中央部分における径方向厚みは、他の
部分よりも薄肉に形成されており、この薄肉部分に符号
6を、またその両側の厚肉部分に符号7をそれぞれ付し
てある。
ろ収容用ポケット、4は保持器1の軸方向中央部に形成
された所定幅を有する内周溝、5は周方向で隣り合うポ
ケット3間を仕切る仕切部である。この内周溝4により
仕切部5の軸方向中央部分における径方向厚みは、他の
部分よりも薄肉に形成されており、この薄肉部分に符号
6を、またその両側の厚肉部分に符号7をそれぞれ付し
てある。
この薄肉部6には厚肉部7の側面よりもポケット内方に
僅かに突出させられた外側突起8を備えており、この外
側突起8によってころ2の径方向外方への抜け出しを阻
止するようになっている。また、厚肉部7の内径面には
円周方向に沿う凹溝9が形成されており、この凹溝9の
開口端には厚肉部7の側面よりもポケット内方へ僅かに
突出させられた内側突起10を備えている。この内側突起
10によってころ2の径方向内方への抜け出しを阻止する
ようになっている。前述の凹溝9は、ローレット加工に
より形成されるものであって、このローレット加工時の
塑性変形によって内側突起10が得られる。
僅かに突出させられた外側突起8を備えており、この外
側突起8によってころ2の径方向外方への抜け出しを阻
止するようになっている。また、厚肉部7の内径面には
円周方向に沿う凹溝9が形成されており、この凹溝9の
開口端には厚肉部7の側面よりもポケット内方へ僅かに
突出させられた内側突起10を備えている。この内側突起
10によってころ2の径方向内方への抜け出しを阻止する
ようになっている。前述の凹溝9は、ローレット加工に
より形成されるものであって、このローレット加工時の
塑性変形によって内側突起10が得られる。
そして、ポケット3にころ2を収容した状態において
は、ころ2は、径方向内外に抜け出さないようにポケッ
ト3内に拘束されるが、径方向及び円周方向に所定量動
きうるようになっている。なお、使用状況では、ころ2
は保持器1の厚肉部7の側面で案内されるようになって
いる。
は、ころ2は、径方向内外に抜け出さないようにポケッ
ト3内に拘束されるが、径方向及び円周方向に所定量動
きうるようになっている。なお、使用状況では、ころ2
は保持器1の厚肉部7の側面で案内されるようになって
いる。
この種のころ軸受用保持器1の製作手法を簡単に説明す
る。
る。
まず、例えば円筒形のパイプを所定寸法に切断して保持
器基材を用意し、この保持器基材の内周面のほぼ中央に
内周溝4を形成する。この後、第4図に示すように、保
持器基材の円周数ケ所に適当なパンチ治具Aでポケット
3を打ち抜き形成する〔ポケット形成工程〕。続いて、
保持器基材の外周面を粗研磨する〔粗研磨工程〕。
器基材を用意し、この保持器基材の内周面のほぼ中央に
内周溝4を形成する。この後、第4図に示すように、保
持器基材の円周数ケ所に適当なパンチ治具Aでポケット
3を打ち抜き形成する〔ポケット形成工程〕。続いて、
保持器基材の外周面を粗研磨する〔粗研磨工程〕。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところで、上述のようにして製作されるころ軸受用保持
器1では、ポケット形成工程においてポケット3におい
て第4図の一点鎖線で示す範囲内に内径側へのだれが発
生してしまうとともに、後の粗研磨工程により前記だれ
が周方向で拡がってしまい、そのために、特に、ポケッ
ト3の軸方向両側の環状部外周面が第5図に示すように
周方向に波打つ形状となる。
器1では、ポケット形成工程においてポケット3におい
て第4図の一点鎖線で示す範囲内に内径側へのだれが発
生してしまうとともに、後の粗研磨工程により前記だれ
が周方向で拡がってしまい、そのために、特に、ポケッ
ト3の軸方向両側の環状部外周面が第5図に示すように
周方向に波打つ形状となる。
また、このころ軸受用保持器1が外径案内タイプの場
合、該保持器1の特に前記波形部分の隆起部11頂部がコ
ネクティングロッドなどの外輪部材の内周面に対してほ
ぼ点で接触することになり、当該接触部分における面圧
が高くなる他、外輪部材の内周面の潤滑油膜をかきとり
やすくなり、焼付きを招来する原因となっている。
合、該保持器1の特に前記波形部分の隆起部11頂部がコ
ネクティングロッドなどの外輪部材の内周面に対してほ
ぼ点で接触することになり、当該接触部分における面圧
が高くなる他、外輪部材の内周面の潤滑油膜をかきとり
やすくなり、焼付きを招来する原因となっている。
これに対して、本件考案者らは、前記従来のころ軸受用
保持器1に対し、ころを超研磨仕上げする手法と同様の
方法にて超研磨を施し、該保持器1の外周面をほぼ真円
形状にするとともに外周面の凹凸を無くすことを考え実
施している。この超研磨加工は、第6図に示すように、
対向配置される二つのガイドローラB,Cの間に保持器1
を配置するとともに、この保持器1の外周面に対して外
径側から砥石Dを所定圧で押し付けるような形態とし、
ガイドローラB,Cによって保持器1を回転させること
で、保持器1の外周面における波形部分をその最も深い
窪み部12の底に達するまで研磨するものである。
保持器1に対し、ころを超研磨仕上げする手法と同様の
方法にて超研磨を施し、該保持器1の外周面をほぼ真円
形状にするとともに外周面の凹凸を無くすことを考え実
施している。この超研磨加工は、第6図に示すように、
対向配置される二つのガイドローラB,Cの間に保持器1
を配置するとともに、この保持器1の外周面に対して外
径側から砥石Dを所定圧で押し付けるような形態とし、
ガイドローラB,Cによって保持器1を回転させること
で、保持器1の外周面における波形部分をその最も深い
窪み部12の底に達するまで研磨するものである。
ところで、コネクティングロッドとクランクシャフトと
の間に装着するころ軸受では、二分割の保持器を用いる
ことがある。この二分割タイプの保持器は、上記の如く
形成される保持器1を割ることによって得られるが、こ
の二分割タイプの保持器において、前述のように外周面
の凹凸を無くしていると、当該保持器がコネクティング
ロッドの内周面に対して両者間に介在する潤滑油が原因
となって密着することがある。このため、保持器がひき
ずられて回転バランスが狂いやすくなることが懸念され
る。かといって、保持器の外周面を超研磨せずに波形の
ままにしていると、上述した焼付きといった不都合が生
ずる。
の間に装着するころ軸受では、二分割の保持器を用いる
ことがある。この二分割タイプの保持器は、上記の如く
形成される保持器1を割ることによって得られるが、こ
の二分割タイプの保持器において、前述のように外周面
の凹凸を無くしていると、当該保持器がコネクティング
ロッドの内周面に対して両者間に介在する潤滑油が原因
となって密着することがある。このため、保持器がひき
ずられて回転バランスが狂いやすくなることが懸念され
る。かといって、保持器の外周面を超研磨せずに波形の
ままにしていると、上述した焼付きといった不都合が生
ずる。
本考案はこのような事情に鑑みて創案されたもので、保
持器の外周面と外輪内周面との間の接触面圧を可及的に
小さく抑えて焼付きの発生を未然に防止しながらも、特
に二分割構造とした場合の外輪部材の内周面に対する吸
いつき作用の発生を阻止して回転性能の向上を図ること
を目的としている。
持器の外周面と外輪内周面との間の接触面圧を可及的に
小さく抑えて焼付きの発生を未然に防止しながらも、特
に二分割構造とした場合の外輪部材の内周面に対する吸
いつき作用の発生を阻止して回転性能の向上を図ること
を目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、このような目的を達成するために、軸方向中
央部が内周溝により軸方向両端部よりも径方向厚みが薄
く設定され、円周数ケ所にころ収容用ポケットが形成さ
れたころ軸受用保持器において、次のような構成をと
る。
央部が内周溝により軸方向両端部よりも径方向厚みが薄
く設定され、円周数ケ所にころ収容用ポケットが形成さ
れたころ軸受用保持器において、次のような構成をと
る。
本考案のころ軸受用保持器は、前記ポケットの軸方向両
端の環状部外周面の円周数ケ所に、ポケット形成工程及
び粗研磨工程により不可避的に発生する波形部分の底部
に相当するとともにポケットに連なる窪み部が残されて
おり、周方向で隣り合う窪み部の間の隆起部それぞれの
表面がほぼ一定の曲率半径を有する部分円筒形に形成さ
れていることに特徴を有する。
端の環状部外周面の円周数ケ所に、ポケット形成工程及
び粗研磨工程により不可避的に発生する波形部分の底部
に相当するとともにポケットに連なる窪み部が残されて
おり、周方向で隣り合う窪み部の間の隆起部それぞれの
表面がほぼ一定の曲率半径を有する部分円筒形に形成さ
れていることに特徴を有する。
〈作用〉 上記構成によると、保持器が外輪部材の内周面に対して
接触する場合、部分円筒面が外輪部材の内周面に対して
接触するといった面接触になるので、接触面圧を小さく
抑えられる他、潤滑油膜がかきとられる心配もなくな
る。
接触する場合、部分円筒面が外輪部材の内周面に対して
接触するといった面接触になるので、接触面圧を小さく
抑えられる他、潤滑油膜がかきとられる心配もなくな
る。
また、円周数ケ所で保持器と外輪部材とが前述のように
面接触するものの、保持器の軸方向両端の環状部外周面
の円周数ケ所に存在する窪み部がポケットに連なるか
ら、この窪み部に潤滑油が閉じ込められたままにならず
に、ポケット側へと逃がされるようになり、保持器が外
輪部材の内周面に密着するといった、いわゆる吸い付き
現象が起こるのを阻止できるようになる。そのため、回
転バランスが安定しやすくなる。
面接触するものの、保持器の軸方向両端の環状部外周面
の円周数ケ所に存在する窪み部がポケットに連なるか
ら、この窪み部に潤滑油が閉じ込められたままにならず
に、ポケット側へと逃がされるようになり、保持器が外
輪部材の内周面に密着するといった、いわゆる吸い付き
現象が起こるのを阻止できるようになる。そのため、回
転バランスが安定しやすくなる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図に本考案の一実施例を示している。実施例の図に
おいて、従来例の第5図に示す部品,部分と同一のもの
に同じ符号を付し、その説明を省略する。
おいて、従来例の第5図に示す部品,部分と同一のもの
に同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施例において従来例と異なる構成は、保持器1の軸
方向両端の環状部外周面の形状である。
方向両端の環状部外周面の形状である。
詳しくは、従来例の第2図及び第3図に示した構造の保
持器1では、ポケット形成工程及び粗研磨工程の処理に
伴い、保持器1の外周面が波打つ形状になるのは避けら
れないから、この不可避的に発生する波形部分につい
て、以下のように処理することで、保持器1の軸方向両
端の環状部分外周面の円周数ケ所にポケット13と連なる
前記波形部分の窪み部12を残しているとともに、窪み部
12それぞれの間の隆起部11の表面を部分円筒形に形成し
ている。この隆起部11において部分円筒形の面に符号13
を付している。
持器1では、ポケット形成工程及び粗研磨工程の処理に
伴い、保持器1の外周面が波打つ形状になるのは避けら
れないから、この不可避的に発生する波形部分につい
て、以下のように処理することで、保持器1の軸方向両
端の環状部分外周面の円周数ケ所にポケット13と連なる
前記波形部分の窪み部12を残しているとともに、窪み部
12それぞれの間の隆起部11の表面を部分円筒形に形成し
ている。この隆起部11において部分円筒形の面に符号13
を付している。
次に、上記保持器1の製作手順の一例を説明する。
従来例で説明したように、円筒形の保持器基材に内周溝
4を形成する工程、保持器基材にポケット3を形成する
工程、保持器基材の外周面を粗研磨する工程までを同じ
とし、この後の保持器基材の外周面を超研磨する工程の
作業内容が従来例の場合と異なる。
4を形成する工程、保持器基材にポケット3を形成する
工程、保持器基材の外周面を粗研磨する工程までを同じ
とし、この後の保持器基材の外周面を超研磨する工程の
作業内容が従来例の場合と異なる。
この超研磨工程は、第6図と同様の形態で行うのである
が、研磨量を以下のように規制する。即ち、ポケット形
成工程及び粗研磨工程によって不可避的に発生した波形
部分のうちの各隆起部11の頂部それぞれの表面を一定曲
率半径を有する部分円筒形にするとともに、前記波形部
分の各窪み部12を意図的に浅く残すように、保持器1の
外周面を研磨する。例えば第5図において仮想線で示す
位置まで研磨すれば、第1図に示すような外周面形状が
得られる。
が、研磨量を以下のように規制する。即ち、ポケット形
成工程及び粗研磨工程によって不可避的に発生した波形
部分のうちの各隆起部11の頂部それぞれの表面を一定曲
率半径を有する部分円筒形にするとともに、前記波形部
分の各窪み部12を意図的に浅く残すように、保持器1の
外周面を研磨する。例えば第5図において仮想線で示す
位置まで研磨すれば、第1図に示すような外周面形状が
得られる。
前記研磨量は、例えば粗研磨加工後の波形部分の隆起部
11と窪み部12との高低差Δh1が約60〜70μmになるか
ら、それを考慮して、超研磨加工後の窪み部12の深さΔ
h2が約5〜50μmの範囲内に収まるよう設定するのが好
ましい。
11と窪み部12との高低差Δh1が約60〜70μmになるか
ら、それを考慮して、超研磨加工後の窪み部12の深さΔ
h2が約5〜50μmの範囲内に収まるよう設定するのが好
ましい。
このような表面処理が施された保持器1では、それが外
輪部材の内周面に対して接触した場合、保持器1の軸方
向両端の環状部外周面のうち、部分円筒面13が外輪部材
の内周面に対して面接触することになり、接触時の面圧
が小さくて済むばかりか、外輪部材の内周面に形成され
る潤滑油膜のかきとりが大幅に軽減されることになる。
また、保持器1の軸方向両端の環状部外周面の円周数ケ
所に存在する窪み部12がポケット3に連なるから、この
窪み部12に潤滑油が閉じ込められたままにならずに、ポ
ケット3側へと逃がされるようになり、保持器1が外輪
部材の内周面に密着するといった、いわゆる吸い付き現
象が起こるのを阻止できるようになる。したがって、外
輪部材と保持器1との接触による焼付きや,外輪部材に
対する保持器1の密着による保持器1の回転バランスの
狂いといった不都合を併せて回避できる結果となる。
輪部材の内周面に対して接触した場合、保持器1の軸方
向両端の環状部外周面のうち、部分円筒面13が外輪部材
の内周面に対して面接触することになり、接触時の面圧
が小さくて済むばかりか、外輪部材の内周面に形成され
る潤滑油膜のかきとりが大幅に軽減されることになる。
また、保持器1の軸方向両端の環状部外周面の円周数ケ
所に存在する窪み部12がポケット3に連なるから、この
窪み部12に潤滑油が閉じ込められたままにならずに、ポ
ケット3側へと逃がされるようになり、保持器1が外輪
部材の内周面に密着するといった、いわゆる吸い付き現
象が起こるのを阻止できるようになる。したがって、外
輪部材と保持器1との接触による焼付きや,外輪部材に
対する保持器1の密着による保持器1の回転バランスの
狂いといった不都合を併せて回避できる結果となる。
なお、上記実施例において、窪み部12と部分円筒面13と
の連接部位に丸みを持たせてもよい。
の連接部位に丸みを持たせてもよい。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案では、保持器の外輪部材に
対する接触時の面圧を可及的に軽減できる上、保持器の
外輪部材に対する密着を阻止できるから、焼付きの回避
や回転性能の向上を実現できるようになる。
対する接触時の面圧を可及的に軽減できる上、保持器の
外輪部材に対する密着を阻止できるから、焼付きの回避
や回転性能の向上を実現できるようになる。
このように、本考案は、近年益々要求される厳しい諸条
件を満足するころ軸受用保持器を提供することができ
る。
件を満足するころ軸受用保持器を提供することができ
る。
第1図は本考案の一実施例に係り、ころ軸受用保持器の
軸方向両端の環状部外周面の形状を示す形状測定図であ
る。 また、第2図ないし第5図は従来例に係り、第2図はこ
ろ軸受用保持器を略示した縦断面図、第3図は第2図の
III−III線断面図、第4図はポケットを打ち抜く形態を
示す模式図、第5図は第1図に対応する形状測定図であ
る。 第6図は保持器外周面を超研磨加工する形態を示す模式
図である。 1…保持器、2…ころ、3…ポケット、4…内周溝、5
…仕切部、6…薄肉部、7…厚肉部、8…外側突起、10
…内側突起、11…隆起部、12…窪み部、13…部分円筒
面。
軸方向両端の環状部外周面の形状を示す形状測定図であ
る。 また、第2図ないし第5図は従来例に係り、第2図はこ
ろ軸受用保持器を略示した縦断面図、第3図は第2図の
III−III線断面図、第4図はポケットを打ち抜く形態を
示す模式図、第5図は第1図に対応する形状測定図であ
る。 第6図は保持器外周面を超研磨加工する形態を示す模式
図である。 1…保持器、2…ころ、3…ポケット、4…内周溝、5
…仕切部、6…薄肉部、7…厚肉部、8…外側突起、10
…内側突起、11…隆起部、12…窪み部、13…部分円筒
面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−29342(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】軸方向中央部が内周溝により軸方向両端部
よりも径方向厚みが薄く設定され、円周数ケ所にころ収
容用ポケットが形成されたころ軸受用保持器において、 前記ポケットの軸方向両端の環状部外周面の円周数ケ所
に、ポケット形成工程及び粗研磨工程により不可避的に
発生する波形部分の底部に相当するとともにポケットに
連なる窪み部が残されており、周方向で隣り合う窪み部
の間の隆起部それぞれの表面がほぼ一定の曲率半径を有
する部分円筒形に形成されている、ことを特徴とするこ
ろ軸受用保持器。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989143383U JPH0740733Y2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ころ軸受用保持器 |
| US07/625,041 US5096311A (en) | 1989-12-11 | 1990-12-10 | Cage for use in a roller bearing and method of making the same |
| US07/798,831 US5214850A (en) | 1989-12-11 | 1991-11-25 | Method of making a cage for use in a roller bearing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989143383U JPH0740733Y2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ころ軸受用保持器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0381420U JPH0381420U (ja) | 1991-08-20 |
| JPH0740733Y2 true JPH0740733Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=15337498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989143383U Expired - Lifetime JPH0740733Y2 (ja) | 1989-12-11 | 1989-12-11 | ころ軸受用保持器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5096311A (ja) |
| JP (1) | JPH0740733Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9417601U1 (de) * | 1994-11-03 | 1994-12-15 | INA Wälzlager Schaeffler KG, 91074 Herzogenaurach | Massivfensterkäfig für ein Nadellager |
| JP3668274B2 (ja) * | 1995-02-08 | 2005-07-06 | 日本トムソン株式会社 | 保持器付きころ |
| JP4527912B2 (ja) * | 2001-09-19 | 2010-08-18 | 日本トムソン株式会社 | 保持器付きころ |
| JP5189427B2 (ja) * | 2008-07-17 | 2013-04-24 | Ntn株式会社 | 転がり軸受用保持器および転がり軸受 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1963407A (en) * | 1931-06-29 | 1934-06-19 | Bantam Ball Bearing Company | Antifriction bearing |
| US3820864A (en) * | 1973-04-18 | 1974-06-28 | Skf Ind Trading & Dev | Cage for a rolling bearing and method of making it |
| JPS5229342U (ja) * | 1975-08-20 | 1977-03-01 | ||
| JPH0648182Y2 (ja) * | 1988-05-16 | 1994-12-12 | 光洋精工株式会社 | ころ軸受用保持器 |
| DE3911671A1 (de) * | 1989-04-10 | 1990-10-11 | Schaeffler Waelzlager Kg | Waelzlagerkaefig |
-
1989
- 1989-12-11 JP JP1989143383U patent/JPH0740733Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-12-10 US US07/625,041 patent/US5096311A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0381420U (ja) | 1991-08-20 |
| US5096311A (en) | 1992-03-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0648182Y2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
| US5752775A (en) | Roller bearing | |
| JP2528882Y2 (ja) | エンジン用ころ軸受 | |
| US4099730A (en) | Piston ring construction | |
| US6231239B1 (en) | Bearing bush with center flange | |
| EP1296076B1 (en) | Roller bearing cage | |
| JPH0740733Y2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
| JP2584623Y2 (ja) | 円すいころ軸受 | |
| JP3030486B2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
| JP2550534Y2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
| JPH09236131A (ja) | ころ軸受 | |
| JP3698735B2 (ja) | ころ軸受用保持器の製造方法 | |
| JP2779788B2 (ja) | ころ軸受用保持器の製作方法 | |
| US5214850A (en) | Method of making a cage for use in a roller bearing | |
| JPH0791452A (ja) | 転がり軸受 | |
| JPH0732981Y2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
| US6038943A (en) | Piston pin, and method of making a piston pin | |
| JPH0627526B2 (ja) | エンジン用ころ軸受 | |
| JPH081683U (ja) | ころ軸受用保持器 | |
| JP2571596Y2 (ja) | 球面軸受 | |
| JP3069713B2 (ja) | ころ軸受用保持器 | |
| JPH07103243A (ja) | 転がり軸受 | |
| JPS5911211Y2 (ja) | ころがり軸受用合成樹脂製保持器 | |
| JPH0367717U (ja) | ||
| JP2009281397A (ja) | 二つ割り外輪、及びこれを用いた二つ割り軸受 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |