JPH0740760A - 車両用定速走行装置 - Google Patents
車両用定速走行装置Info
- Publication number
- JPH0740760A JPH0740760A JP18618693A JP18618693A JPH0740760A JP H0740760 A JPH0740760 A JP H0740760A JP 18618693 A JP18618693 A JP 18618693A JP 18618693 A JP18618693 A JP 18618693A JP H0740760 A JPH0740760 A JP H0740760A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- throttle valve
- speed
- opening
- vehicle
- traveling
- Prior art date
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- Granted
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- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速機に干渉することなく変速機の変速段変
更を車両の状況に応じて行なうことができる非常に安価
かつ乗心地の優れた車両用定速走行装置を得る。 【構成】 走行速度に基づいて速度偏差量、加速度量、
加加速度量、及びスロットル弁開度の制御信号を得、こ
れら走行パラメータに基づいてスロットル弁開度の安定
状態を検出する平坦路検出手段108と、この安定状態
における上記スロットル弁開度を基準として、上記スロ
ットル弁開度の制御信号に基づいて上記スロットル弁の
開閉量を模擬的に算出するスロットル弁開閉量模擬手段
109と、スロットル弁開閉量模擬手段109により得
られた上記スロットル弁の開閉量に基づいて変速機11
4の変速段を変更する自動変速手段110、113とを
備えた。
更を車両の状況に応じて行なうことができる非常に安価
かつ乗心地の優れた車両用定速走行装置を得る。 【構成】 走行速度に基づいて速度偏差量、加速度量、
加加速度量、及びスロットル弁開度の制御信号を得、こ
れら走行パラメータに基づいてスロットル弁開度の安定
状態を検出する平坦路検出手段108と、この安定状態
における上記スロットル弁開度を基準として、上記スロ
ットル弁開度の制御信号に基づいて上記スロットル弁の
開閉量を模擬的に算出するスロットル弁開閉量模擬手段
109と、スロットル弁開閉量模擬手段109により得
られた上記スロットル弁の開閉量に基づいて変速機11
4の変速段を変更する自動変速手段110、113とを
備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の走行速度を一
定に保つ車両用定速走行装置に関するものである。
定に保つ車両用定速走行装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開昭58−39311号
公報に示された従来の車両用定速走行装置を示す構成図
である。図において、1は運転者の操作によって定速走
行の開始を指示するセットスイッチ、2は運転者による
ブレーキ装置(図示せず)の操作で動作し、定速走行の
解除を指示するキャンセルスイッチ、3は車両(図示せ
ず)の走行速度を検出する車速センサであり、この車速
センサ3は4つの磁極を有して回転する回転体3aとト
ランスミッション(図示せず)の回転を伝えるメータケ
ーブル(図示せず)とリードスイッチ3bとから構成さ
れており、走行速度に比例した周波数を有するパルス列
信号を出力するものである。4は自動車用バッテリ、5
は自動車用バッテリ4の電力を定速走行装置に供給する
ための電源スイッチとなるメインスイッチ、6はメイン
スイッチ5の投入により給電されて動作する制御機器で
あり、内部にマイクロコンピュータ等による演算処理回
路6aを備えている。制御機器6はセットスイッチ1、
キャンセルスイッチ2および車速センサ3からの入力信
号を受けて車両の走行速度を目標速度に一致させるよう
に各種演算処理を行ない、各種制御信号を出力するもの
である。
公報に示された従来の車両用定速走行装置を示す構成図
である。図において、1は運転者の操作によって定速走
行の開始を指示するセットスイッチ、2は運転者による
ブレーキ装置(図示せず)の操作で動作し、定速走行の
解除を指示するキャンセルスイッチ、3は車両(図示せ
ず)の走行速度を検出する車速センサであり、この車速
センサ3は4つの磁極を有して回転する回転体3aとト
ランスミッション(図示せず)の回転を伝えるメータケ
ーブル(図示せず)とリードスイッチ3bとから構成さ
れており、走行速度に比例した周波数を有するパルス列
信号を出力するものである。4は自動車用バッテリ、5
は自動車用バッテリ4の電力を定速走行装置に供給する
ための電源スイッチとなるメインスイッチ、6はメイン
スイッチ5の投入により給電されて動作する制御機器で
あり、内部にマイクロコンピュータ等による演算処理回
路6aを備えている。制御機器6はセットスイッチ1、
キャンセルスイッチ2および車速センサ3からの入力信
号を受けて車両の走行速度を目標速度に一致させるよう
に各種演算処理を行ない、各種制御信号を出力するもの
である。
【0003】また、図8において7はアクセルペダル
(図示せず)に連動してスロットル弁9を開閉駆動する
ため、制御機器6の出力を受けてスロットル弁9を開閉
駆動するモーター式のスロットルアクチュエータであ
り、スロットル弁9はエンジン(図示せず)の吸気路8
に設けられている。スロットルアクチュエータ7は、リ
ンク7aをモータ(図示せず)で動作させ、ロッド7b
を介してスロットル弁9を駆動するもので、リンク7a
とモータとは電磁クラッチ(図示せず)で制御機器6か
らの制御信号により連結状態が制御されている。
(図示せず)に連動してスロットル弁9を開閉駆動する
ため、制御機器6の出力を受けてスロットル弁9を開閉
駆動するモーター式のスロットルアクチュエータであ
り、スロットル弁9はエンジン(図示せず)の吸気路8
に設けられている。スロットルアクチュエータ7は、リ
ンク7aをモータ(図示せず)で動作させ、ロッド7b
を介してスロットル弁9を駆動するもので、リンク7a
とモータとは電磁クラッチ(図示せず)で制御機器6か
らの制御信号により連結状態が制御されている。
【0004】次に動作に関する従来技術を説明する。ま
ず、メインスイッチ5が運転者によって投入され、自動
車用バッテリ4からの電力が供給されると、制御機器6
が動作を開始し、車速センサ3からの入力信号を処理す
る。車速センサ3は、車両の走行速度に比例した周波数
を有するパルス列信号を出力している為、このパルス列
信号を制御機器6によって計測し演算することにより走
行速度を導出する。この制御機器6の作動中に運転者が
セットスイッチ1を操作すると、この操作信号が制御機
器6に与えられ、この時の走行速度を以降の目標速度と
して記憶し、定速走行制御が開始される。定速走行制御
中は目標速度と時々刻々求められる実際の走行速度とを
比較し、車両が目標速度で走行するよう制御信号を出力
し、スロットルアクチュエータ7を駆動することによ
り、スロットル弁9の開度を調節する。
ず、メインスイッチ5が運転者によって投入され、自動
車用バッテリ4からの電力が供給されると、制御機器6
が動作を開始し、車速センサ3からの入力信号を処理す
る。車速センサ3は、車両の走行速度に比例した周波数
を有するパルス列信号を出力している為、このパルス列
信号を制御機器6によって計測し演算することにより走
行速度を導出する。この制御機器6の作動中に運転者が
セットスイッチ1を操作すると、この操作信号が制御機
器6に与えられ、この時の走行速度を以降の目標速度と
して記憶し、定速走行制御が開始される。定速走行制御
中は目標速度と時々刻々求められる実際の走行速度とを
比較し、車両が目標速度で走行するよう制御信号を出力
し、スロットルアクチュエータ7を駆動することによ
り、スロットル弁9の開度を調節する。
【0005】このような定速走行制御が行なわれている
状態で車両が例えば登板路をオーバドライブON状態走
行している場合、制御機器6は、目標速度と走行速度と
の速度偏差が通常有り得ない所定値以上となった時点
(すなわち登坂路でスロットル開度が増大しているのに
車速が低下している場合。降坂路ではこの逆)で変速機
の変速段を変更、すなわちオーバドライブOFFしてギ
アダウンし、車両の駆動力を増大させることで目標速度
へと走行速度が近づくよう制御を行なっている。また変
速機の変速段を変更した後には、走行速度が目標速度に
対し所定速度偏差範囲内となったときから所定時間経過
後に再びオーバドライブONしてギアアップさせること
により変速段を復帰させる制御信号を出力することで走
行速度の維持と燃料消費量の抑制を両立させている。
状態で車両が例えば登板路をオーバドライブON状態走
行している場合、制御機器6は、目標速度と走行速度と
の速度偏差が通常有り得ない所定値以上となった時点
(すなわち登坂路でスロットル開度が増大しているのに
車速が低下している場合。降坂路ではこの逆)で変速機
の変速段を変更、すなわちオーバドライブOFFしてギ
アダウンし、車両の駆動力を増大させることで目標速度
へと走行速度が近づくよう制御を行なっている。また変
速機の変速段を変更した後には、走行速度が目標速度に
対し所定速度偏差範囲内となったときから所定時間経過
後に再びオーバドライブONしてギアアップさせること
により変速段を復帰させる制御信号を出力することで走
行速度の維持と燃料消費量の抑制を両立させている。
【0006】上記ではオーバドライブ走行のON/OF
Fを例に挙げたが、オーバドライブ以外の走行状態でも
要するに車両へ加わる負荷(勾配、動力性能など)の変
動により、速度偏差が上記所定値以上になれば、変速段
をギアダウンし、所定値以内に復帰したらギアアップし
て元の変速段に戻して定速の維持を行っていた。
Fを例に挙げたが、オーバドライブ以外の走行状態でも
要するに車両へ加わる負荷(勾配、動力性能など)の変
動により、速度偏差が上記所定値以上になれば、変速段
をギアダウンし、所定値以内に復帰したらギアアップし
て元の変速段に戻して定速の維持を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の課題は、路面勾
配等の影響を受ける場合にスロットル開度を検出するセ
ンサで検出されたスロットル開度やスロットルアクチュ
エータのストローク量を検出した量が所定値を越えたか
どうかを調べ、越えていたらギアダウンするものだった
ので、スロットルセンサやアクチュエータをモニタする
センサがそのために必要となっていた。
配等の影響を受ける場合にスロットル開度を検出するセ
ンサで検出されたスロットル開度やスロットルアクチュ
エータのストローク量を検出した量が所定値を越えたか
どうかを調べ、越えていたらギアダウンするものだった
ので、スロットルセンサやアクチュエータをモニタする
センサがそのために必要となっていた。
【0008】また、スロットル開度、車速、エンジン回
転数等をマップテーブルにしておき、変速段を切り換え
る際にそのマップテーブルを参照しなければならず、繁
雑でもあった。
転数等をマップテーブルにしておき、変速段を切り換え
る際にそのマップテーブルを参照しなければならず、繁
雑でもあった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、自動変速機の変速段変更を車両
の状況に応じて行なうことができ、かつ自動変速機との
干渉もない非常に安価かつ乗心地の優れた車両用定速走
行装置を得ることを目的としている。
ためになされたもので、自動変速機の変速段変更を車両
の状況に応じて行なうことができ、かつ自動変速機との
干渉もない非常に安価かつ乗心地の優れた車両用定速走
行装置を得ることを目的としている。
【0010】
【課題が解決するための手段】この発明では、基本的に
は車両の走行速度に基づいて走行パラメータを演算する
走行パラメータ演算手段と、上記走行パラメータに基づ
いてスロットル弁開度の安定状態を検出する安定状態検
出手段と、上記安定状態における上記スロットル弁開度
を基準として、上記スロットル弁開度の制御信号に基づ
いて上記スロットル弁の開閉量を模擬的に算出するスロ
ットル弁開閉量模擬手段と、上記スロットル弁開閉量模
擬手段により得られた上記スロットル弁の開閉量に基づ
いて上記変速機の変速段を変更する自動変速手段とを備
えた車両用定速走行装置によって上記課題を解決するも
のである。
は車両の走行速度に基づいて走行パラメータを演算する
走行パラメータ演算手段と、上記走行パラメータに基づ
いてスロットル弁開度の安定状態を検出する安定状態検
出手段と、上記安定状態における上記スロットル弁開度
を基準として、上記スロットル弁開度の制御信号に基づ
いて上記スロットル弁の開閉量を模擬的に算出するスロ
ットル弁開閉量模擬手段と、上記スロットル弁開閉量模
擬手段により得られた上記スロットル弁の開閉量に基づ
いて上記変速機の変速段を変更する自動変速手段とを備
えた車両用定速走行装置によって上記課題を解決するも
のである。
【0011】
【作用】この発明の請求項1及び請求項2に係る車両用
定速走行装置は、走行制御手段において得ることのでき
る走行パラメータ、例えば速度偏差量、加速度量、加々
速度量、スロットル弁の制御量のいずれか1つ以上の演
算結果を用い経時的変化を監視し、所望の車速における
スロットル弁開閉量の安定点を検出するとともにこの安
定点検出を基準としてスロットル弁開度の制御信号から
例えば制御出力量から経時的関係式によりスロットル弁
開閉量を模擬することで走行状況の変化を検出し、変速
信号変更手段の出力に基づいて自動変速機の変速段を変
更する。
定速走行装置は、走行制御手段において得ることのでき
る走行パラメータ、例えば速度偏差量、加速度量、加々
速度量、スロットル弁の制御量のいずれか1つ以上の演
算結果を用い経時的変化を監視し、所望の車速における
スロットル弁開閉量の安定点を検出するとともにこの安
定点検出を基準としてスロットル弁開度の制御信号から
例えば制御出力量から経時的関係式によりスロットル弁
開閉量を模擬することで走行状況の変化を検出し、変速
信号変更手段の出力に基づいて自動変速機の変速段を変
更する。
【0012】また、この発明の請求項3に係る車両用定
速走行装置は、スロットル弁開閉量模擬手段が、スロッ
トル弁の開閉方向が変化する場合はスロットル弁の配索
ヒステリシスを差し引くことにより、より正確にスロッ
トル弁の開度を模擬する。
速走行装置は、スロットル弁開閉量模擬手段が、スロッ
トル弁の開閉方向が変化する場合はスロットル弁の配索
ヒステリシスを差し引くことにより、より正確にスロッ
トル弁の開度を模擬する。
【0013】さらに、この発明の請求項4に係る車両用
定速走行装置は、スロットル弁開閉量模擬手段が、上記
安定状態検出手段によりスロットル弁の安定状態が検出
される毎に上記基準となるスロットル弁開度をリセット
することにより、模擬されたスロットル弁開度の累積誤
差を軽減し得、正確にスロットル弁の開度を模擬するこ
とができる。
定速走行装置は、スロットル弁開閉量模擬手段が、上記
安定状態検出手段によりスロットル弁の安定状態が検出
される毎に上記基準となるスロットル弁開度をリセット
することにより、模擬されたスロットル弁開度の累積誤
差を軽減し得、正確にスロットル弁の開度を模擬するこ
とができる。
【0014】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図に沿って説明
する。図1は実施例1を概念的に示すブロック図であ
る。図において、100は車両の目標速度を設定する目
標速度設定手段、101は目標速度設定手段100によ
って設定された目標速度に対応する信号を発生する目標
速度信号発生手段、102は車両の走行速度を検出する
ための走行速度検出手段、103は目標速度と走行速度
に基づいて後述するスロットル弁の開度と変速機の変速
を制御する制御信号を出力する走行制御手段である。
する。図1は実施例1を概念的に示すブロック図であ
る。図において、100は車両の目標速度を設定する目
標速度設定手段、101は目標速度設定手段100によ
って設定された目標速度に対応する信号を発生する目標
速度信号発生手段、102は車両の走行速度を検出する
ための走行速度検出手段、103は目標速度と走行速度
に基づいて後述するスロットル弁の開度と変速機の変速
を制御する制御信号を出力する走行制御手段である。
【0015】走行制御手段103において、104は走
行パラメータとして目標速度と走行速度から速度偏差を
演算する速度偏差演算手段、105は走行パラメータと
して走行速度から車両の加速度を演算する加速度演算手
段、106は走行パラメータとして走行速度から加加速
度(加速度の時間変化)を演算する加加速度演算手段、
107はこれら速度偏差、加速度、及び加加速度を用い
て走行パラメータとしてのスロットル弁の制御量を演算
し、制御信号として後述するスロットル弁駆動手段に出
力する制御量演算手段、108は上記速度偏差、加速
度、加加速度、及び制御信号の少なくとも1つ以上の走
行パラメータを用いてスロットル弁の開度の安定状態を
検出することで平坦路の走行を検出する、この発明の安
定状態検出手段としての平坦路検出手段、109は平坦
路の検出信号と制御量演算手段107による上記制御信
号に基づいて、スロットル弁の開閉量を模擬するスロッ
トル弁開閉量模擬手段、110は模擬されたスロットル
弁開閉量の値から後述する変速機の変速段を変更するか
否かを判定する変速信号判定手段である。
行パラメータとして目標速度と走行速度から速度偏差を
演算する速度偏差演算手段、105は走行パラメータと
して走行速度から車両の加速度を演算する加速度演算手
段、106は走行パラメータとして走行速度から加加速
度(加速度の時間変化)を演算する加加速度演算手段、
107はこれら速度偏差、加速度、及び加加速度を用い
て走行パラメータとしてのスロットル弁の制御量を演算
し、制御信号として後述するスロットル弁駆動手段に出
力する制御量演算手段、108は上記速度偏差、加速
度、加加速度、及び制御信号の少なくとも1つ以上の走
行パラメータを用いてスロットル弁の開度の安定状態を
検出することで平坦路の走行を検出する、この発明の安
定状態検出手段としての平坦路検出手段、109は平坦
路の検出信号と制御量演算手段107による上記制御信
号に基づいて、スロットル弁の開閉量を模擬するスロッ
トル弁開閉量模擬手段、110は模擬されたスロットル
弁開閉量の値から後述する変速機の変速段を変更するか
否かを判定する変速信号判定手段である。
【0016】また、111は走行制御手段103からの
制御信号によりスロットル弁112を駆動するためのス
ロットル弁駆動手段、113は走行制御手段103から
の変速機114に対する制御信号により変速機114を
駆動するための変速手段である。この変速手段113と
変速信号変更判定手段110は請求項の自動変速手段を
構成している。
制御信号によりスロットル弁112を駆動するためのス
ロットル弁駆動手段、113は走行制御手段103から
の変速機114に対する制御信号により変速機114を
駆動するための変速手段である。この変速手段113と
変速信号変更判定手段110は請求項の自動変速手段を
構成している。
【0017】図2は実施例1をより具体的に説明するブ
ロック図である。図において図8と同一物には同一符号
を付している。図2において、10は走行制御手段10
3を構成するマイクロコンピュータであり、このマイク
ロコンピュータ10において、10aはセットスイッチ
1、キャンセルスイッチ2、車速センサ3に接続された
入力回路、10bはメモリ、10cはCPU、10dは
後述するスロットルアクチュエータ及びソレノイド駆動
回路に接続された出力回路である。
ロック図である。図において図8と同一物には同一符号
を付している。図2において、10は走行制御手段10
3を構成するマイクロコンピュータであり、このマイク
ロコンピュータ10において、10aはセットスイッチ
1、キャンセルスイッチ2、車速センサ3に接続された
入力回路、10bはメモリ、10cはCPU、10dは
後述するスロットルアクチュエータ及びソレノイド駆動
回路に接続された出力回路である。
【0018】また、11はスロットル弁駆動手段111
を構成するスロットルアクチュエータであり、このスロ
ットルアクチュエータ11において、12、13はソレ
ノイドバルブ、14はダイヤフラム装置で、14aはス
ロットル弁9に接続されたロッド、14bは空気室、1
4cは筐体、14dはダイヤフラム、14eはリターン
スプリングである。そして、15は変速機(図示せず)
を構成するソレノイドに接続され、変速手段113を構
成するソレノイド駆動回路である。
を構成するスロットルアクチュエータであり、このスロ
ットルアクチュエータ11において、12、13はソレ
ノイドバルブ、14はダイヤフラム装置で、14aはス
ロットル弁9に接続されたロッド、14bは空気室、1
4cは筐体、14dはダイヤフラム、14eはリターン
スプリングである。そして、15は変速機(図示せず)
を構成するソレノイドに接続され、変速手段113を構
成するソレノイド駆動回路である。
【0019】以下、実施例1の動作について図2を参照
しながら順次説明する。まず、メインスイッチ5が投入
されるとマイクロコンピュータ10は給電を受けて動作
を始め図3及び図4のメインルーチン処理を実行する。
また、マイクロコンピュータ10は車両の走行速度に比
例した周波数を持つパルス列信号が車速センサ3から入
力される毎に図6に示すような割込ルーチン処理を図3
及び図4に示した処理とは別に行なう。即ち、車速セン
サ3から図7に示すようなパルス列信号が入力される毎
にマイクロコンピュータ10は割込ルーチン処理を実行
し、ステップS50においてパルス列信号の立上がり時
刻tn をタイマ(図示せず)から読み込み、ステップS
51において前回の立上がり時刻tn-1 との差分△t
(tn−tn -1)から周期を求めた後、図3及び図4のメ
インルーチンへと処理が移るようになっている。
しながら順次説明する。まず、メインスイッチ5が投入
されるとマイクロコンピュータ10は給電を受けて動作
を始め図3及び図4のメインルーチン処理を実行する。
また、マイクロコンピュータ10は車両の走行速度に比
例した周波数を持つパルス列信号が車速センサ3から入
力される毎に図6に示すような割込ルーチン処理を図3
及び図4に示した処理とは別に行なう。即ち、車速セン
サ3から図7に示すようなパルス列信号が入力される毎
にマイクロコンピュータ10は割込ルーチン処理を実行
し、ステップS50においてパルス列信号の立上がり時
刻tn をタイマ(図示せず)から読み込み、ステップS
51において前回の立上がり時刻tn-1 との差分△t
(tn−tn -1)から周期を求めた後、図3及び図4のメ
インルーチンへと処理が移るようになっている。
【0020】メインルーチン処理では、まずステップS
1においてマイクロコンピュータ10を初期化した後、
ステップS2において図6の割込ルーチン処理によって
得られた最新のパルス周期△tより現在の走行速度Vn
(g/△t=但し、gは速度変換定数)を算出する。
1においてマイクロコンピュータ10を初期化した後、
ステップS2において図6の割込ルーチン処理によって
得られた最新のパルス周期△tより現在の走行速度Vn
(g/△t=但し、gは速度変換定数)を算出する。
【0021】次に運転者が定速走行を開始するためにセ
ットスイッチ1を操作したか否かを判定し、操作されて
いる場合にはステップS4へ進み上記走行速度Vn を目
標速度VM に設定し、定速走行中であることを示すフラ
グ(ACCF)をステップS5で“H”レベルに設定し
た後、ステップS6で定速走行処理を行なう。
ットスイッチ1を操作したか否かを判定し、操作されて
いる場合にはステップS4へ進み上記走行速度Vn を目
標速度VM に設定し、定速走行中であることを示すフラ
グ(ACCF)をステップS5で“H”レベルに設定し
た後、ステップS6で定速走行処理を行なう。
【0022】一方、ステップS3においてセットスイッ
チ1の操作信号がなければステップS7へと進み、キャ
ンセルスイッチ2がオンされているか否かを判定し、オ
ンされていない場合はステップS8でフラグ(ACC
F)を用いて現在定速走行中であるか否かを判定する。
ステップS8においてフラグ(ACCF)が“H”レベ
ルである場合はステップS6へと進み定速走行処理を行
なう。ステップS7においてキャンセル入力がされてい
ることを検出した場合、もしくはステップS8において
フラグ(ACCF)が“L”レベルの場合には、ステッ
プS9,S10においてキャンセル処理、即ち定速走行
の動作を解除して図4に示すステップS35へと進む。
チ1の操作信号がなければステップS7へと進み、キャ
ンセルスイッチ2がオンされているか否かを判定し、オ
ンされていない場合はステップS8でフラグ(ACC
F)を用いて現在定速走行中であるか否かを判定する。
ステップS8においてフラグ(ACCF)が“H”レベ
ルである場合はステップS6へと進み定速走行処理を行
なう。ステップS7においてキャンセル入力がされてい
ることを検出した場合、もしくはステップS8において
フラグ(ACCF)が“L”レベルの場合には、ステッ
プS9,S10においてキャンセル処理、即ち定速走行
の動作を解除して図4に示すステップS35へと進む。
【0023】次に、マイクロコンピュータ10はステッ
プS11において目標速度VM と走行速度Vn とにより
速度偏差εn を次式で算出し、
プS11において目標速度VM と走行速度Vn とにより
速度偏差εn を次式で算出し、
【0024】εn=(VM−Vn)
【0025】次に、ステップS12においてn回目の走
行速度Vn とn−1回目の走行速度Vn-1 により加速度
αnを次式で算出する。
行速度Vn とn−1回目の走行速度Vn-1 により加速度
αnを次式で算出する。
【0026】αn=(Vn-1−Vn)/t0
【0027】ここで、t0 は周期時間である。加速度を
算出した後、ステップS13において、スロットル弁9
の開閉量を調節するための制御量を導出する。この時の
制御量Tn は次式により求める。
算出した後、ステップS13において、スロットル弁9
の開閉量を調節するための制御量を導出する。この時の
制御量Tn は次式により求める。
【0028】 Tn =K1 ・εn +K2 ・αn (1)
【0029】ここでK1 は速度偏差εn から制御量を求
めるための係数、K2 は加速度αnから制御量Tn を求
めるための係数である。尚、図3の実施例では図1で示
した加加速度演算手段は用いられていないが、制御量T
nを求める一要素としてもよい。ステップS13におい
て導出された制御量Tnにより、ステップS14とステ
ップS15において、スロットル弁9の駆動方向が決定
される。ステップS14において制御量Tn が0より大
きい場合はステップS16へと進んで加速出力となり、
0より小さい場合はステップS17へと進んで減速出力
となり各々スロットルアクチュエータ11を介してスロ
ットル弁9の開閉制御を行なう。しかしながら制御量T
n =0である場合はステップS18において保持出力と
し、スロットル弁9の開閉量がn−1回目と同じとなる
ようスロットルアクチュエータ11を制御する。
めるための係数、K2 は加速度αnから制御量Tn を求
めるための係数である。尚、図3の実施例では図1で示
した加加速度演算手段は用いられていないが、制御量T
nを求める一要素としてもよい。ステップS13におい
て導出された制御量Tnにより、ステップS14とステ
ップS15において、スロットル弁9の駆動方向が決定
される。ステップS14において制御量Tn が0より大
きい場合はステップS16へと進んで加速出力となり、
0より小さい場合はステップS17へと進んで減速出力
となり各々スロットルアクチュエータ11を介してスロ
ットル弁9の開閉制御を行なう。しかしながら制御量T
n =0である場合はステップS18において保持出力と
し、スロットル弁9の開閉量がn−1回目と同じとなる
ようスロットルアクチュエータ11を制御する。
【0030】次に図4に移り自動変速機の変速段を変え
るか否かの判断のフローを実行する。まず、マイクロコ
ンピュータ10の処理は、ステップS19に移りソレノ
イド駆動回路15への出力が“H”レベル、つまり変速
段位置がギアダウンか否か(すなわち変速段が低めの段
になっているかどうか。またオーバドライブ制御時には
オーバドライブOFFになっているかどうか)を判断
し、ギアダウンでない場合(すなわちギアが高いめの段
になっているオーバドライブ制御の場合、オーバドライ
ブONになっている)は、ステップS20、S21にお
いて夫々速度偏差量、加速度量の条件が成立したかどう
かを判断し、速度偏差ε、加速度αの値においてスロッ
トル弁の開度が安定しているとみなせる安定状態を満た
して車両が平坦路を走行していると判断できる状態、つ
まり走行車速変動が所定値内で安定し一定駆動力で走行
していると推定できる状態、例えば速度偏差|ε|<ε
bかつ加速度|α|<αaというようなごとき条件が所
定時間にわたって成立した時は、後述の積分値In にス
ロットル開度を逐次模擬していくための積分値Ia を初
期設定し、ステップS23において平坦路を検出したこ
とを示すフラグ(FLAT)を“H”レベルに設定す
る。上記初期値Iaは平坦路を走行している時のスロッ
トル開度となる。次にマイクロコンピュータ10はステ
ップS24でフラグ(FLAT)が“H”レベル、つま
りスロットル開度を模擬していく上での基準点を検出で
きたか否かを判定し、検出できない時はステップS35
へ進む。すなわち平坦路以外(例えば登坂路)を走行中
にセットスイッチをONにした場合などには、登坂路走
行中は上記基準点は求められないことになるので、この
場合、後のステップでのスロットル開度の模擬を行わず
にステップS2に戻る。一方、基準点を検出できた場合
はステップS25において、加速出力か否かを判断し、
加速出力であればステップS26において、車両の駆動
力を制御する制御量Tn を次式より積分演算して積分値
In を求める。
るか否かの判断のフローを実行する。まず、マイクロコ
ンピュータ10の処理は、ステップS19に移りソレノ
イド駆動回路15への出力が“H”レベル、つまり変速
段位置がギアダウンか否か(すなわち変速段が低めの段
になっているかどうか。またオーバドライブ制御時には
オーバドライブOFFになっているかどうか)を判断
し、ギアダウンでない場合(すなわちギアが高いめの段
になっているオーバドライブ制御の場合、オーバドライ
ブONになっている)は、ステップS20、S21にお
いて夫々速度偏差量、加速度量の条件が成立したかどう
かを判断し、速度偏差ε、加速度αの値においてスロッ
トル弁の開度が安定しているとみなせる安定状態を満た
して車両が平坦路を走行していると判断できる状態、つ
まり走行車速変動が所定値内で安定し一定駆動力で走行
していると推定できる状態、例えば速度偏差|ε|<ε
bかつ加速度|α|<αaというようなごとき条件が所
定時間にわたって成立した時は、後述の積分値In にス
ロットル開度を逐次模擬していくための積分値Ia を初
期設定し、ステップS23において平坦路を検出したこ
とを示すフラグ(FLAT)を“H”レベルに設定す
る。上記初期値Iaは平坦路を走行している時のスロッ
トル開度となる。次にマイクロコンピュータ10はステ
ップS24でフラグ(FLAT)が“H”レベル、つま
りスロットル開度を模擬していく上での基準点を検出で
きたか否かを判定し、検出できない時はステップS35
へ進む。すなわち平坦路以外(例えば登坂路)を走行中
にセットスイッチをONにした場合などには、登坂路走
行中は上記基準点は求められないことになるので、この
場合、後のステップでのスロットル開度の模擬を行わず
にステップS2に戻る。一方、基準点を検出できた場合
はステップS25において、加速出力か否かを判断し、
加速出力であればステップS26において、車両の駆動
力を制御する制御量Tn を次式より積分演算して積分値
In を求める。
【0031】 In =In-1 +K3 ・|Tn | (2)
【0032】但し、上式(2)においてK3 は積分係数
である。一方、ステップS25で加速出力でなければス
テップS27において減速出力か否かを判断し、減速出
力であればステップS28において次式より積分演算し
て積分値In を求める。
である。一方、ステップS25で加速出力でなければス
テップS27において減速出力か否かを判断し、減速出
力であればステップS28において次式より積分演算し
て積分値In を求める。
【0033】 In =In-1 −K4 ・|Tn | (3)
【0034】但し、上式(3)においてK4 は積分係数
である。また、ステップS27で減速出力でなければ、
つまり保持出力であればステップS29において次式に
より積分演算して積分値In を求める。
である。また、ステップS27で減速出力でなければ、
つまり保持出力であればステップS29において次式に
より積分演算して積分値In を求める。
【0035】 In =In-1 (4)
【0036】以上の積分演算操作終了後、ステップS3
0において上記積分演算時にカウンタ(図示せず)のオ
ーバーフローなどが発生したかどうかを判断し、オーバ
フローが発生していれば、ステップS31において積分
値In を適正な値にクリップすればよい。例えば積分値
In を1バイトにて構成した場合は加算時には積分値I
n を255に、減算時には積分値In を0にクリップす
れば良い。なお、ステップS30でオーバーフローなど
が発生していなければステップS32に進む。これら一
連の操作をくり返すことにより目標車速にて平坦路を走
行している状態を基点として積分演算し、スロットル開
度を模擬していき、平坦路から坂道に移行するなどして
車両に加わる負荷が変動しているかどうかが調べられ
る。次にステップS32において、この積分値In が所
定値Ib より大きいか否かを判断し、大きければステッ
プS33において変速段位置がギアダウンしていること
を示すフラグ(GEAR)を“L”レベルに設定し、続
いてステップS34で変速機の変速段ソレノイドにギア
ダウン信号を出力する。すなわちこの場合は、車速が落
ちているのにスロットル開度が増大しているような場
合、あるいはその逆の場合であり、現在の変速段では設
定速度を維持できないため、変速段を低い目に切り換え
る信号としてギアダウン信号を出力する。一方、積分値
In が所定値Ibより小さい場合は、ギアアップ状態を
継続しステップS35へ進む。尚、上記所定値Ibは自
動変速制御装置のシフト線上のスロットル開度より若干
低めの値が設定されている。
0において上記積分演算時にカウンタ(図示せず)のオ
ーバーフローなどが発生したかどうかを判断し、オーバ
フローが発生していれば、ステップS31において積分
値In を適正な値にクリップすればよい。例えば積分値
In を1バイトにて構成した場合は加算時には積分値I
n を255に、減算時には積分値In を0にクリップす
れば良い。なお、ステップS30でオーバーフローなど
が発生していなければステップS32に進む。これら一
連の操作をくり返すことにより目標車速にて平坦路を走
行している状態を基点として積分演算し、スロットル開
度を模擬していき、平坦路から坂道に移行するなどして
車両に加わる負荷が変動しているかどうかが調べられ
る。次にステップS32において、この積分値In が所
定値Ib より大きいか否かを判断し、大きければステッ
プS33において変速段位置がギアダウンしていること
を示すフラグ(GEAR)を“L”レベルに設定し、続
いてステップS34で変速機の変速段ソレノイドにギア
ダウン信号を出力する。すなわちこの場合は、車速が落
ちているのにスロットル開度が増大しているような場
合、あるいはその逆の場合であり、現在の変速段では設
定速度を維持できないため、変速段を低い目に切り換え
る信号としてギアダウン信号を出力する。一方、積分値
In が所定値Ibより小さい場合は、ギアアップ状態を
継続しステップS35へ進む。尚、上記所定値Ibは自
動変速制御装置のシフト線上のスロットル開度より若干
低めの値が設定されている。
【0037】また、ステップS19において変速段位置
を示すフラグ(GEAR)が“L”レベル、即ちギアダ
ウン状態の場合にはステップS36にてギアアップ時と
同様のステップS25〜ステップS31相当の処理実施
後、ステップS37にてギアアップのタイミング判定を
行ない、ステップS38,S39にてギアアップ時の処
理、つまり変速段位置フラグ(GEAR)の“H”レベ
ル設定を行い、変速機の変速段ソレノイドにギアアップ
信号を出力する。つまり設定速度を維持するためにスロ
ットル開度が所定値Ibより大きくなっている場合には
変速段を一段上げる処理を行う。これらの処理をステッ
プS35にて所定周期毎に行なうようにし、所定時間経
過後、ステップS2へと戻り、上述の一連処理をくり返
す。以上の演算は制御周期毎に行われ、従って、一旦模
擬の基準点となっているFLAT=Hを検出し、基準値
Inaを設定しても、その後の制御周期にまたFLAT=
Hを検出すれば基準値Inaを新たに設定する(リセット
する)ことになる。
を示すフラグ(GEAR)が“L”レベル、即ちギアダ
ウン状態の場合にはステップS36にてギアアップ時と
同様のステップS25〜ステップS31相当の処理実施
後、ステップS37にてギアアップのタイミング判定を
行ない、ステップS38,S39にてギアアップ時の処
理、つまり変速段位置フラグ(GEAR)の“H”レベ
ル設定を行い、変速機の変速段ソレノイドにギアアップ
信号を出力する。つまり設定速度を維持するためにスロ
ットル開度が所定値Ibより大きくなっている場合には
変速段を一段上げる処理を行う。これらの処理をステッ
プS35にて所定周期毎に行なうようにし、所定時間経
過後、ステップS2へと戻り、上述の一連処理をくり返
す。以上の演算は制御周期毎に行われ、従って、一旦模
擬の基準点となっているFLAT=Hを検出し、基準値
Inaを設定しても、その後の制御周期にまたFLAT=
Hを検出すれば基準値Inaを新たに設定する(リセット
する)ことになる。
【0038】実施例2.図5は実施例2として実施例1
で説明した図4の処理の変更例を示すフローチャートで
ある。尚、実施例1の動作として図3に示した動作は実
施例2においても同じであり説明を省略する。マイクロ
コンピュータ10は、ステップS100においてソレノ
イド駆動回路15への出力が“H”レベルつまり変速機
114の変速位置がギアダウンか否かを判断し、ギアダ
ウンでない場合はステップS101、S102において
夫々速度偏差量、加速度量の条件が成立したかどうかを
判断し、速度偏差ε、加速度αの値においてスロットル
弁の開度が安定状態にあるとみなせて車両が平坦路を走
行していると判断できる状態、つまり走行車速変動が所
定値内で安定し一定駆動力で走行していると推定できる
状態、例えば速度偏差|ε|<εbかつ加速度|α|<
αaというようなごとき条件が所定時間にわたって成立
した時は、ステップS103においてスロットル開度を
経時的関係式にて模擬していくための積分値Ia 、平坦
路を検出したことを示すフラグ(FLAT)、更に配索
ヒステリシスを補償するためのフラグ(HYSH,HY
SL)を夫々初期設定する。ここで配策ヒステリシスと
いうのは、スロットル弁9を駆動するための機械的接続
部である、例えばワイヤ(図示せず)などによってスロ
ットル弁9の開度に現れるヒステリシスである。つまり
上記ワイヤの抵抗により、制御装置の指示値通りアクチ
ュエータを駆動しても開方向と閉方向で負荷力が異なる
ため、ワイヤの移動量が異なることである。この配索ヒ
ステリシス分を考慮することによりワイヤ移動の有効成
分のみを抽出でき、より正確な模擬が可能となり、精度
が向上する。次にマイクロコンピュータ10はステップ
S104でフラグ(FLAT)が“H”レベル、つまり
スロットル開度を模擬していく上での基準点を検出でき
たか否かを判定し、検出できない時はステップS123
へ進み、検出できた場合はステップS105において加
速出力か否かを判断し加速出力であればステップS10
6において今回の制御出力量が配索ヒステリシスを考慮
した上で有効な出力か否かをフラグ(HYSH)にて判
断する。ここで有効な制御出力量、つまりフラグ(HY
SH)が“H”レベルである場合車両の駆動力を制御す
る制御量Tn を次式より積分演算して積分値In を求め
る。
で説明した図4の処理の変更例を示すフローチャートで
ある。尚、実施例1の動作として図3に示した動作は実
施例2においても同じであり説明を省略する。マイクロ
コンピュータ10は、ステップS100においてソレノ
イド駆動回路15への出力が“H”レベルつまり変速機
114の変速位置がギアダウンか否かを判断し、ギアダ
ウンでない場合はステップS101、S102において
夫々速度偏差量、加速度量の条件が成立したかどうかを
判断し、速度偏差ε、加速度αの値においてスロットル
弁の開度が安定状態にあるとみなせて車両が平坦路を走
行していると判断できる状態、つまり走行車速変動が所
定値内で安定し一定駆動力で走行していると推定できる
状態、例えば速度偏差|ε|<εbかつ加速度|α|<
αaというようなごとき条件が所定時間にわたって成立
した時は、ステップS103においてスロットル開度を
経時的関係式にて模擬していくための積分値Ia 、平坦
路を検出したことを示すフラグ(FLAT)、更に配索
ヒステリシスを補償するためのフラグ(HYSH,HY
SL)を夫々初期設定する。ここで配策ヒステリシスと
いうのは、スロットル弁9を駆動するための機械的接続
部である、例えばワイヤ(図示せず)などによってスロ
ットル弁9の開度に現れるヒステリシスである。つまり
上記ワイヤの抵抗により、制御装置の指示値通りアクチ
ュエータを駆動しても開方向と閉方向で負荷力が異なる
ため、ワイヤの移動量が異なることである。この配索ヒ
ステリシス分を考慮することによりワイヤ移動の有効成
分のみを抽出でき、より正確な模擬が可能となり、精度
が向上する。次にマイクロコンピュータ10はステップ
S104でフラグ(FLAT)が“H”レベル、つまり
スロットル開度を模擬していく上での基準点を検出でき
たか否かを判定し、検出できない時はステップS123
へ進み、検出できた場合はステップS105において加
速出力か否かを判断し加速出力であればステップS10
6において今回の制御出力量が配索ヒステリシスを考慮
した上で有効な出力か否かをフラグ(HYSH)にて判
断する。ここで有効な制御出力量、つまりフラグ(HY
SH)が“H”レベルである場合車両の駆動力を制御す
る制御量Tn を次式より積分演算して積分値In を求め
る。
【0039】 In =In-1 +K3 ・|Tn | (5)
【0040】但し、上式(5)においてK3 は積分係数
である。一方ステップS106にて有効出力ではないと
判断した場合にはステップS108において配索ヒステ
リシスの無効出力、つまりスロットル開度に影響を及ぼ
し得ない制御量Tn を次式より積分演算してヒステリシ
ス積分値Ih を求める。
である。一方ステップS106にて有効出力ではないと
判断した場合にはステップS108において配索ヒステ
リシスの無効出力、つまりスロットル開度に影響を及ぼ
し得ない制御量Tn を次式より積分演算してヒステリシ
ス積分値Ih を求める。
【0041】 Ih =Ih-1 +K5 ・|Tn | (6)
【0042】但し、上式(6)においてK5 は積分係数
である。このヒステリシス積分値Ih はステップS10
9において所定値Id と比較され、次回制御量Th が加
速出力である場合に有効出力とするか否かが判定され、
所定値以上であればステップS110においてフラグ
(HYSH)が“H”レベルに設定される。またそうで
ない場合にはステップS123へと進む。
である。このヒステリシス積分値Ih はステップS10
9において所定値Id と比較され、次回制御量Th が加
速出力である場合に有効出力とするか否かが判定され、
所定値以上であればステップS110においてフラグ
(HYSH)が“H”レベルに設定される。またそうで
ない場合にはステップS123へと進む。
【0043】ステップS105にて加速出力でない場合
はステップS111で減速出力か否かを判定し、減速出
力であればステップS112において今回の制御出力量
が配索ヒステリシスを考慮した上で有効な出力か否かを
フラグ(HYSL)にて判断する。ここで有効な制御出
力量、つまりフラグ(HYSL)が“H”レベルである
場合、車両の駆動力を制御する制御量Tn を次式により
積分演算して積分値In を求める。
はステップS111で減速出力か否かを判定し、減速出
力であればステップS112において今回の制御出力量
が配索ヒステリシスを考慮した上で有効な出力か否かを
フラグ(HYSL)にて判断する。ここで有効な制御出
力量、つまりフラグ(HYSL)が“H”レベルである
場合、車両の駆動力を制御する制御量Tn を次式により
積分演算して積分値In を求める。
【0044】 In =In-1 −K4 ・|Tn | (7)
【0045】但し、上式(7)においてK4 は積分係数
である。一方、ステップS111において有効出力では
ないと判断した場合にはステップS114において配索
ヒステリシスの無効出力、つまりスロットル開度に影響
を及ぼし得ない制御量Tn を次式により積分演算してヒ
ステリシス積分値Ih を求める。
である。一方、ステップS111において有効出力では
ないと判断した場合にはステップS114において配索
ヒステリシスの無効出力、つまりスロットル開度に影響
を及ぼし得ない制御量Tn を次式により積分演算してヒ
ステリシス積分値Ih を求める。
【0046】 Ih =Ih-1 −K6 ・|Tn | (8)
【0047】但し、上式(8)においてK6 は積分係数
である。また、ステップS111において減速出力でな
い場合、つまり保持出力であればステップS117にお
いて次式により積分演算して積分値In を求める。
である。また、ステップS111において減速出力でな
い場合、つまり保持出力であればステップS117にお
いて次式により積分演算して積分値In を求める。
【0048】 In =In-1 (9)
【0049】以上の積分演算操作終了後、ステップS1
18において上記積分演算時にカウンタ(図示せず)の
オーバーフローなどが発生したかどうかを判断し、発生
していれば、ステップS119において積分値In を適
正な値にクリップする。例えば積分値In を1バイトに
て構成した場合、加算時には積分値In を255に、減
算時には積分値In を0にクリップすれば良い。なお、
ステップS118でオーバーフローが発生してなければ
ステップS120に進む。これら一連の操作をくり返す
ことにより目標車速にて平坦路を走行している状態を基
点として積分演算し、スロットル開度を模擬していく。
次にステップS120において積分値In が所定値Ib
より大きいか否かを判断し、大きければステップS12
1において変速段位置がギアダウンしていることを示す
フラグ(GEAR)を“L”レベルに設定し続いてステ
ップS122で変速機の変速段ソレノイドにギアダウン
信号を出力する。一方、積分値In が所定値Ib より小
さい場合はギアアップ状態を継続しステップS123へ
進む。
18において上記積分演算時にカウンタ(図示せず)の
オーバーフローなどが発生したかどうかを判断し、発生
していれば、ステップS119において積分値In を適
正な値にクリップする。例えば積分値In を1バイトに
て構成した場合、加算時には積分値In を255に、減
算時には積分値In を0にクリップすれば良い。なお、
ステップS118でオーバーフローが発生してなければ
ステップS120に進む。これら一連の操作をくり返す
ことにより目標車速にて平坦路を走行している状態を基
点として積分演算し、スロットル開度を模擬していく。
次にステップS120において積分値In が所定値Ib
より大きいか否かを判断し、大きければステップS12
1において変速段位置がギアダウンしていることを示す
フラグ(GEAR)を“L”レベルに設定し続いてステ
ップS122で変速機の変速段ソレノイドにギアダウン
信号を出力する。一方、積分値In が所定値Ib より小
さい場合はギアアップ状態を継続しステップS123へ
進む。
【0050】また、ステップS100において変速段位
置を示すフラグ(GEAR)が“L”レベル、即ちギア
ダウン状態の場合はステップS124にてギアダウン時
と同様のステップS25〜ステップS119相当の処理
実施後、積分値In の所定値比較によるギアアップのタ
イミング判定を行ない、これが所定値より小さい場合に
は、変速段位置フラグ(GEAR)の“H”レベル設定
と、変速機の変速段ソレノイドにギアアップ信号を出力
するような処理を行なう。これらの動作をステップS1
23にて所定周期毎に処理を行なうようにし、所定時間
経過後図3に示すステップS2へと戻り、上述の一連処
理をくり返す。
置を示すフラグ(GEAR)が“L”レベル、即ちギア
ダウン状態の場合はステップS124にてギアダウン時
と同様のステップS25〜ステップS119相当の処理
実施後、積分値In の所定値比較によるギアアップのタ
イミング判定を行ない、これが所定値より小さい場合に
は、変速段位置フラグ(GEAR)の“H”レベル設定
と、変速機の変速段ソレノイドにギアアップ信号を出力
するような処理を行なう。これらの動作をステップS1
23にて所定周期毎に処理を行なうようにし、所定時間
経過後図3に示すステップS2へと戻り、上述の一連処
理をくり返す。
【0051】以上に述べた実施例1および2では、ギア
アップ及びギアダウンを判定する積分値In の所定判定
値をIb,Ib′ に固定して説明したが、勿論判定値
Ib,Ib′ を目標車速や走行速度、或はエンジン回転
数により変化するような計算式やマップ検索方式にして
も良い。
アップ及びギアダウンを判定する積分値In の所定判定
値をIb,Ib′ に固定して説明したが、勿論判定値
Ib,Ib′ を目標車速や走行速度、或はエンジン回転
数により変化するような計算式やマップ検索方式にして
も良い。
【0052】更に判定値と積分値の関係を監視し、その
経過時間や継続時間により変速機の変速段ソレノイドギ
アアップまたはギアダウン信号を出力し、過度的な負荷
に対しての対策を講ずることで更にきめ細い制御が可能
となることは記述するまでもない。
経過時間や継続時間により変速機の変速段ソレノイドギ
アアップまたはギアダウン信号を出力し、過度的な負荷
に対しての対策を講ずることで更にきめ細い制御が可能
となることは記述するまでもない。
【0053】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る車両用定速走
行装置は、車両の走行速度に基づいて走行パラメータを
演算する走行パラメータ演算手段と、上記走行パラメー
タに基づいてスロットル弁開度の安定状態を検出する安
定状態検出手段と、上記安定状態における上記スロット
ル弁開度を基準として、上記スロットル弁開度の制御信
号に基づいて上記スロットル弁の開閉量を模擬的に算出
するスロットル弁開閉量模擬手段と、上記スロットル弁
開閉量模擬手段により得られた上記スロットル弁の開閉
量に基づいて上記変速機の変速段を変更する自動変速手
段とを備えたため、従来の制御量演算の際に得ることの
可能な情報によりスロットル弁開閉量を模擬することが
でき、従って、車両用定速走行装置に入力される従来の
信号をそのまま用いることで自動変速機の変速段変更を
車両の走行状況に応じて行なうことができ、かつ自動変
速機との干渉もない非常に安価かつ乗心地の優れた車両
用定速走行装置を得ることができるという効果を奏す
る。
行装置は、車両の走行速度に基づいて走行パラメータを
演算する走行パラメータ演算手段と、上記走行パラメー
タに基づいてスロットル弁開度の安定状態を検出する安
定状態検出手段と、上記安定状態における上記スロット
ル弁開度を基準として、上記スロットル弁開度の制御信
号に基づいて上記スロットル弁の開閉量を模擬的に算出
するスロットル弁開閉量模擬手段と、上記スロットル弁
開閉量模擬手段により得られた上記スロットル弁の開閉
量に基づいて上記変速機の変速段を変更する自動変速手
段とを備えたため、従来の制御量演算の際に得ることの
可能な情報によりスロットル弁開閉量を模擬することが
でき、従って、車両用定速走行装置に入力される従来の
信号をそのまま用いることで自動変速機の変速段変更を
車両の走行状況に応じて行なうことができ、かつ自動変
速機との干渉もない非常に安価かつ乗心地の優れた車両
用定速走行装置を得ることができるという効果を奏す
る。
【0054】また、この発明の請求項2に係る車両用定
速走行装置は、上記模擬されたスロットル開度の変化量
に加えて速度偏差量、加速度量、加加速度量のうち1つ
以上の走行パラメータをも参照することにしたので、こ
れらをマップテーブルにするなどしてより正確な変速制
御が可能となる。
速走行装置は、上記模擬されたスロットル開度の変化量
に加えて速度偏差量、加速度量、加加速度量のうち1つ
以上の走行パラメータをも参照することにしたので、こ
れらをマップテーブルにするなどしてより正確な変速制
御が可能となる。
【0055】さらに、この発明の請求項3に係る車両用
定速走行装置において、上記スロットル弁開閉量模擬手
段は、上記スロットル弁の開閉量を模擬するに際し、上
記スロットル弁の開閉方向が変化する場合は上記スロッ
トル弁の配索ヒステリシスを差し引いて上記開閉量を模
擬するようにしたため、上記効果に加えて、ヒステリシ
スによる誤差を削減でき、より正確にスロットル弁の開
度を模擬することができて車両の乗り心地をより向上さ
せることができるという効果を奏する。
定速走行装置において、上記スロットル弁開閉量模擬手
段は、上記スロットル弁の開閉量を模擬するに際し、上
記スロットル弁の開閉方向が変化する場合は上記スロッ
トル弁の配索ヒステリシスを差し引いて上記開閉量を模
擬するようにしたため、上記効果に加えて、ヒステリシ
スによる誤差を削減でき、より正確にスロットル弁の開
度を模擬することができて車両の乗り心地をより向上さ
せることができるという効果を奏する。
【0056】また、この発明の請求項4に係る車両用定
速走行装置において、上記スロットル弁開閉量模擬手段
は、上記安定状態検出手段によりスロットル弁の安定状
態が検出される毎に上記基準となるスロットル弁開度を
リセットするようにしたため、模擬されたスロットル弁
開度の累積誤差を軽減し得、さらに正確にスロットル弁
の開度を模擬することができて車両の乗り心地をより向
上させることができるという効果を奏する。
速走行装置において、上記スロットル弁開閉量模擬手段
は、上記安定状態検出手段によりスロットル弁の安定状
態が検出される毎に上記基準となるスロットル弁開度を
リセットするようにしたため、模擬されたスロットル弁
開度の累積誤差を軽減し得、さらに正確にスロットル弁
の開度を模擬することができて車両の乗り心地をより向
上させることができるという効果を奏する。
【図1】実施例1を概念的に説明するブロック図であ
る。
る。
【図2】実施例1をより具体的に示す図である。
【図3】実施例1の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図4】実施例1の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図5】実施例2の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図6】この発明に係る車両用定速走行装置の動作を説
明するフローチャートである。
明するフローチャートである。
【図7】この発明に係る車両用定速走行装置の動作を説
明するタイムチャートである。
明するタイムチャートである。
【図8】従来の車両用定速走行装置を示すブロック図で
ある。
ある。
3 車速センサ 9 スロットル弁 10 マイクロコンピュータ 7、11 スロットルアクチュエータ 100 目標速度設定手段 101 目標速度信号発生手段 102 走行速度検出手段 103 走行制御手段 104 速度偏差演算手段 105 加速度演算手段 106 加加速度演算手段 107 制御量演算手段 108 平坦路検出手段 109 スロットル弁開閉量模擬手段 110 変速信号変更判定手段 111 スロットル弁駆動手段 113 変速手段 114 変速機
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に図4に移り自動変速機の変速段を変え
るか否かの判断のフローを実行する。まず、マイクロコ
ンピュータ10の処理は、ステップS19に移りソレノ
イド駆動回路15への出力が“H”レベル、つまり変速
段位置がギアダウンか否か(すなわち変速段が低めの段
になっているかどうか。またオーバドライブ制御時には
オーバドライブOFFになっているかどうか)を判断
し、ギアダウンでない場合(すなわちギアが高めの段に
なっているかどうか。また、オーバドライブ制御の場
合、オーバドライブONになっている)は、ステップS
20、S21において夫々速度偏差量、加速度量の条件
が成立したかどうかを判断し、速度偏差ε、加速度αの
値においてスロットル弁の開度が安定しているとみなせ
る安定状態を満たして車両が平坦路を走行していると判
断できる状態、つまり走行車速変動が所定値内で安定し
一定駆動力で走行していると推定できる状態、例えば速
度偏差|ε|<εbかつ加速度|α|<αaというよう
なごとき条件が所定時間にわたって成立した時は、後述
の積分値In にスロットル開度を逐次模擬していくため
の積分値Ia を初期設定し、ステップS23において平
坦路を検出したことを示すフラグ(FLAT)を“H”
レベルに設定する。上記初期値Iaは平坦路を走行して
いる時のスロットル開度となる。次にマイクロコンピュ
ータ10はステップS24でフラグ(FLAT)が
“H”レベル、つまりスロットル開度を模擬していく上
での基準点を検出できたか否かを判定し、検出できない
時はステップS35へ進む。すなわち平坦路以外(例え
ば登坂路)を走行中にセットスイッチをONにした場合
などには、登坂路走行中は上記基準点は求められないこ
とになるので、この場合、後のステップでのスロットル
開度の模擬を行わずにステップS2に戻る。一方、基準
点を検出できた場合はステップS25において、加速出
力か否かを判断し、加速出力であればステップS26に
おいて、車両の駆動力を制御する制御量Tn を次式より
積分演算して積分値In を求める。
るか否かの判断のフローを実行する。まず、マイクロコ
ンピュータ10の処理は、ステップS19に移りソレノ
イド駆動回路15への出力が“H”レベル、つまり変速
段位置がギアダウンか否か(すなわち変速段が低めの段
になっているかどうか。またオーバドライブ制御時には
オーバドライブOFFになっているかどうか)を判断
し、ギアダウンでない場合(すなわちギアが高めの段に
なっているかどうか。また、オーバドライブ制御の場
合、オーバドライブONになっている)は、ステップS
20、S21において夫々速度偏差量、加速度量の条件
が成立したかどうかを判断し、速度偏差ε、加速度αの
値においてスロットル弁の開度が安定しているとみなせ
る安定状態を満たして車両が平坦路を走行していると判
断できる状態、つまり走行車速変動が所定値内で安定し
一定駆動力で走行していると推定できる状態、例えば速
度偏差|ε|<εbかつ加速度|α|<αaというよう
なごとき条件が所定時間にわたって成立した時は、後述
の積分値In にスロットル開度を逐次模擬していくため
の積分値Ia を初期設定し、ステップS23において平
坦路を検出したことを示すフラグ(FLAT)を“H”
レベルに設定する。上記初期値Iaは平坦路を走行して
いる時のスロットル開度となる。次にマイクロコンピュ
ータ10はステップS24でフラグ(FLAT)が
“H”レベル、つまりスロットル開度を模擬していく上
での基準点を検出できたか否かを判定し、検出できない
時はステップS35へ進む。すなわち平坦路以外(例え
ば登坂路)を走行中にセットスイッチをONにした場合
などには、登坂路走行中は上記基準点は求められないこ
とになるので、この場合、後のステップでのスロットル
開度の模擬を行わずにステップS2に戻る。一方、基準
点を検出できた場合はステップS25において、加速出
力か否かを判断し、加速出力であればステップS26に
おいて、車両の駆動力を制御する制御量Tn を次式より
積分演算して積分値In を求める。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】以上の積分演算操作終了後、ステップS3
0において上記積分演算時にカウンタ(図示せず)のオ
ーバーフローなどが発生したかどうかを判断し、オーバ
フローが発生していれば、ステップS31において積分
値In を適正な値にクリップすればよい。例えば積分値
In を1バイトにて構成した場合は加算時には積分値I
n を255に、減算時には積分値In を0にクリップす
れば良い。なお、ステップS30でオーバーフローなど
が発生していなければステップS32に進む。これら一
連の操作をくり返すことにより目標車速にて平坦路を走
行している状態を基点として積分演算し、スロットル開
度を模擬していき、平坦路から坂道に移行するなどして
車両に加わる負荷が変動しているかどうかが調べられ
る。次にステップS32において、この積分値In が所
定値Ib より大きいか否かを判断し、大きければステッ
プS33において変速段位置がギアダウンしていること
を示すフラグ(GEAR)を“L”レベルに設定し、続
いてステップS34で変速機の変速段ソレノイドにギア
ダウン信号を出力する。すなわちこの場合は、車速が落
ちているのにスロットル開度が増大しているような場
合、現在の変速段では設定速度を維持できないため、変
速段を低い目に切り換える信号としてギアダウン信号を
出力する。一方、積分値In が所定値Ib より小さい場
合は、ギアアップ状態を継続しステップS35へ進む。
尚、上記所定値Ibは自動変速制御装置のシフト線上の
スロットル開度より若干低めの値が設定されている。
0において上記積分演算時にカウンタ(図示せず)のオ
ーバーフローなどが発生したかどうかを判断し、オーバ
フローが発生していれば、ステップS31において積分
値In を適正な値にクリップすればよい。例えば積分値
In を1バイトにて構成した場合は加算時には積分値I
n を255に、減算時には積分値In を0にクリップす
れば良い。なお、ステップS30でオーバーフローなど
が発生していなければステップS32に進む。これら一
連の操作をくり返すことにより目標車速にて平坦路を走
行している状態を基点として積分演算し、スロットル開
度を模擬していき、平坦路から坂道に移行するなどして
車両に加わる負荷が変動しているかどうかが調べられ
る。次にステップS32において、この積分値In が所
定値Ib より大きいか否かを判断し、大きければステッ
プS33において変速段位置がギアダウンしていること
を示すフラグ(GEAR)を“L”レベルに設定し、続
いてステップS34で変速機の変速段ソレノイドにギア
ダウン信号を出力する。すなわちこの場合は、車速が落
ちているのにスロットル開度が増大しているような場
合、現在の変速段では設定速度を維持できないため、変
速段を低い目に切り換える信号としてギアダウン信号を
出力する。一方、積分値In が所定値Ib より小さい場
合は、ギアアップ状態を継続しステップS35へ進む。
尚、上記所定値Ibは自動変速制御装置のシフト線上の
スロットル開度より若干低めの値が設定されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、ステップS19において変速段位置
を示すフラグ(GEAR)が“L”レベル、即ちギアダ
ウン状態の場合にはステップS36にてギアアップ時と
同様のステップS25〜ステップS31相当の処理実施
後、ステップS37にてギアアップのタイミング判定を
行ない、ステップS38,S39にてギアアップ時の処
理、つまり変速段位置フラグ(GEAR)の“H”レベ
ル設定を行い、変速機の変速段ソレノイドにギアアップ
信号を出力する。つまり設定速度を維持するためにスロ
ットル開度が所定値Ib ′より小さくなっている場合に
は変速段を一段上げる処理を行う。これらの処理をステ
ップS35にて所定周期毎に行なうようにし、所定時間
経過後、ステップS2へと戻り、上述の一連処理をくり
返す。以上の演算は制御周期毎に行われ、従って、一旦
模擬の基準点となっているFLAT=Hを検出し、基準
値Inaを設定しても、その後の制御周期にまたFLAT
=Hを検出すれば基準値Inaを新たに設定する(リセッ
トする)ことになる。
を示すフラグ(GEAR)が“L”レベル、即ちギアダ
ウン状態の場合にはステップS36にてギアアップ時と
同様のステップS25〜ステップS31相当の処理実施
後、ステップS37にてギアアップのタイミング判定を
行ない、ステップS38,S39にてギアアップ時の処
理、つまり変速段位置フラグ(GEAR)の“H”レベ
ル設定を行い、変速機の変速段ソレノイドにギアアップ
信号を出力する。つまり設定速度を維持するためにスロ
ットル開度が所定値Ib ′より小さくなっている場合に
は変速段を一段上げる処理を行う。これらの処理をステ
ップS35にて所定周期毎に行なうようにし、所定時間
経過後、ステップS2へと戻り、上述の一連処理をくり
返す。以上の演算は制御周期毎に行われ、従って、一旦
模擬の基準点となっているFLAT=Hを検出し、基準
値Inaを設定しても、その後の制御周期にまたFLAT
=Hを検出すれば基準値Inaを新たに設定する(リセッ
トする)ことになる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の走行速度を検出する走行速度検出
手段と、一定の目標速度を設定する目標速度設定手段
と、スロットル弁を駆動するスロットル弁駆動手段と、
変速機を駆動して変速段を変更する変速手段と、上記走
行速度検出手段により得られた走行速度が上記目標速度
となるように上記スロットル弁の開度及び変速機を制御
するための制御信号を出力する走行制御手段とを備えた
車両用定速走行装置において、 上記走行速度に基づいて車両の走行パラメータを演算す
る走行パラメータ演算手段と、 上記走行パラメータに基づいてスロットル弁開度の安定
状態を検出する安定状態検出手段と、 上記安定状態における上記スロットル弁開度を基準とし
て、上記スロットル弁開度の制御信号に基づいて上記ス
ロットル弁の開閉量を模擬的に算出するスロットル弁開
閉量模擬手段と、 上記スロットル弁開閉量模擬手段により得られた上記ス
ロットル弁の開閉量に基づいて上記変速機の変速段を変
更する自動変速手段とを備えたことを特徴とする車両用
定速走行装置。 - 【請求項2】 上記走行パラメータは、上記走行速度検
出手段により得られる走行速度に基づいて上記走行制御
手段により算出される速度偏差量、加速度量、加加速度
量のいずれか1つ以上のパラメータであり、上記自動変
速手段は上記スロットル弁開閉量模擬手段により得られ
たスロットル弁の開閉量と上記走行パラメータとに基づ
いて変速段を変更することを特徴とする請求項1の車両
用定速走行装置。 - 【請求項3】 上記スロットル弁開閉量模擬手段は、上
記スロットル弁の開閉量を模擬するに際し、上記スロッ
トル弁の配索ヒステリシスを差し引いて上記開閉量を模
擬することを特徴とする請求項1または請求項2の車両
用定速走行装置。 - 【請求項4】 上記スロットル弁開閉量模擬手段は、上
記安定状態検出手段によりスロットル弁の安定状態が検
出される毎に上記基準となるスロットル弁開度をリセッ
トすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かの車両用定速走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05186186A JP3083430B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 車両用定速走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05186186A JP3083430B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 車両用定速走行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0740760A true JPH0740760A (ja) | 1995-02-10 |
| JP3083430B2 JP3083430B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=16183899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05186186A Expired - Lifetime JP3083430B2 (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 車両用定速走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3083430B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010506782A (ja) * | 2006-10-18 | 2010-03-04 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ピッチレートセンサの信号のずれを求めるための方法と装置 |
| US7764805B2 (en) | 2003-06-02 | 2010-07-27 | Fujitsu Ten Limited | Apparatus for generating surround signal from two-channel stereo signal |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP05186186A patent/JP3083430B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7764805B2 (en) | 2003-06-02 | 2010-07-27 | Fujitsu Ten Limited | Apparatus for generating surround signal from two-channel stereo signal |
| JP2010506782A (ja) * | 2006-10-18 | 2010-03-04 | コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | ピッチレートセンサの信号のずれを求めるための方法と装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3083430B2 (ja) | 2000-09-04 |
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