JPH0740980Y2 - 衝撃緩衝機構 - Google Patents
衝撃緩衝機構Info
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- JPH0740980Y2 JPH0740980Y2 JP1988074591U JP7459188U JPH0740980Y2 JP H0740980 Y2 JPH0740980 Y2 JP H0740980Y2 JP 1988074591 U JP1988074591 U JP 1988074591U JP 7459188 U JP7459188 U JP 7459188U JP H0740980 Y2 JPH0740980 Y2 JP H0740980Y2
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- 230000035939 shock Effects 0.000 title claims description 26
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Description
本考案は往復動する薄板状の可動部材の動作終点位置に
配置されたストッパに前記可動部材の側縁が衝突した時
の衝撃を吸収する衝撃緩衝機構に関し,例えばフォーカ
ルプレーンシャッタの様に高速で走行するためにストッ
パとの衝突時に大きな衝撃が発生し,必要な耐久保証回
数が高く,且つ,捻れ強度が低い薄板状の可動部材の衝
撃を吸収するのに最適な衝撃緩衝機構に関する。
配置されたストッパに前記可動部材の側縁が衝突した時
の衝撃を吸収する衝撃緩衝機構に関し,例えばフォーカ
ルプレーンシャッタの様に高速で走行するためにストッ
パとの衝突時に大きな衝撃が発生し,必要な耐久保証回
数が高く,且つ,捻れ強度が低い薄板状の可動部材の衝
撃を吸収するのに最適な衝撃緩衝機構に関する。
【従来の技術】 薄板状の可動部材の一例であるフォーカルプレーンシャ
ッタ駆動用の羽根駆動アームをそのアドバンスエンドで
停止させるための従来の衝撃緩衝機構を第6図を参照し
て説明する。 第6図において,先羽根を駆動するための薄板状の可動
部材である羽根駆動アーム1はシャッタ地板2上の軸2a
に揺動自在に支持されており,羽根駆動アーム1上の軸
1a・1b・1c・1d・1eには先羽根を構成する図示せぬ羽根
が各々支持されている。尚,これらの羽根の形状自体は
従来より周知のものである。 次に,3は軸4によってシャッタ地板1に固着された緩衝
部材であり,緩衝部材3は羽根駆動アーム1のアドバン
スエンド(羽根駆動アーム1のアドバンス方向は矢示A
方向である。)に配置され,先羽根走行時に羽根駆動ア
ーム1は緩衝部材3に当接して停止する。
ッタ駆動用の羽根駆動アームをそのアドバンスエンドで
停止させるための従来の衝撃緩衝機構を第6図を参照し
て説明する。 第6図において,先羽根を駆動するための薄板状の可動
部材である羽根駆動アーム1はシャッタ地板2上の軸2a
に揺動自在に支持されており,羽根駆動アーム1上の軸
1a・1b・1c・1d・1eには先羽根を構成する図示せぬ羽根
が各々支持されている。尚,これらの羽根の形状自体は
従来より周知のものである。 次に,3は軸4によってシャッタ地板1に固着された緩衝
部材であり,緩衝部材3は羽根駆動アーム1のアドバン
スエンド(羽根駆動アーム1のアドバンス方向は矢示A
方向である。)に配置され,先羽根走行時に羽根駆動ア
ーム1は緩衝部材3に当接して停止する。
さて,上記の様な構造の衝撃緩衝機構の場合,薄板状の
可動部材である羽根駆動アーム1が常に緩衝部材3の同
一の箇所に衝突するため,特に羽根駆動アーム1の走行
速度を上昇させた場合等には、その衝撃によって緩衝部
材が永久変形しやすく,耐久性が低くなるという問題が
ある。 又,この緩衝部材の永久変形や磨耗のため,羽根が所定
の停止位置をオーバーランする等の停止点精度の低下を
招来したり,場合によっては羽根がカメラボディに衝突
する等のより重大な障害が発生する可能性も有る。更
に,羽根駆動アームの様な薄板状の可動部材は捻れ強度
が低く,衝撃緩衝機構の構造によっては、可動部材の捻
れのために,アパーチュアの漏光が生じるおそれもあ
る。 勿論,緩衝部材3に反発弾性の高い材質を使用すれば、
緩衝部材3の耐久性は向上するが、その場合には衝撃吸
収性能が劣化し,又,可動部材がアドバンスエンドでバ
ウンドしてしまうという問題も発生する。
可動部材である羽根駆動アーム1が常に緩衝部材3の同
一の箇所に衝突するため,特に羽根駆動アーム1の走行
速度を上昇させた場合等には、その衝撃によって緩衝部
材が永久変形しやすく,耐久性が低くなるという問題が
ある。 又,この緩衝部材の永久変形や磨耗のため,羽根が所定
の停止位置をオーバーランする等の停止点精度の低下を
招来したり,場合によっては羽根がカメラボディに衝突
する等のより重大な障害が発生する可能性も有る。更
に,羽根駆動アームの様な薄板状の可動部材は捻れ強度
が低く,衝撃緩衝機構の構造によっては、可動部材の捻
れのために,アパーチュアの漏光が生じるおそれもあ
る。 勿論,緩衝部材3に反発弾性の高い材質を使用すれば、
緩衝部材3の耐久性は向上するが、その場合には衝撃吸
収性能が劣化し,又,可動部材がアドバンスエンドでバ
ウンドしてしまうという問題も発生する。
本考案はこの様な問題点を解決するためになされたもの
であり、反発弾性が低く衝撃吸収力が高い材質の緩衝部
材を使用しながら,緩衝部材の耐久性が向上する様にし
た衝撃緩衝機構を提供することを目的とする。 要約すれば,本考案の衝撃緩衝機構は:往復動する薄板
状の可動部材の一方向の動作終点に弾性を有する緩衝部
材を配置し,前記可動部材の側縁が前記緩衝部材に最終
的に衝突した時に発生する衝撃を前記緩衝部材の弾性変
形によって吸収する様にした衝撃緩衝機構を前提とし
て:前記緩衝部材の外周面を円形に形成するとともに,
該緩衝部材を前記外周面の円形中心を回転軸として回転
可能に支持し:前記可動部材の側縁に,動作終点で前記
緩衝部材に最終的に衝突する最終当接面と,該最終当接
面が前記緩衝部材に衝突する以前に該緩衝部材の前記外
周面に接触して該緩衝部材に回転力を加えるとともに前
記可動部材の復帰過程でも前記緩衝部材の前記外周面に
接触して該緩衝部材に逆方向の回転力を加える前段当接
面とを形成し:該前段当接面が前記緩衝部材と接触する
ことにより生じる該緩衝部材の回転が自然停止する以前
に前記最終当接面が前記緩衝部材に当接して前記緩衝部
材の回転を停止させる様に前記前段当接面と前記最終当
接面の位置を関連付けたことを特徴とするものである。
であり、反発弾性が低く衝撃吸収力が高い材質の緩衝部
材を使用しながら,緩衝部材の耐久性が向上する様にし
た衝撃緩衝機構を提供することを目的とする。 要約すれば,本考案の衝撃緩衝機構は:往復動する薄板
状の可動部材の一方向の動作終点に弾性を有する緩衝部
材を配置し,前記可動部材の側縁が前記緩衝部材に最終
的に衝突した時に発生する衝撃を前記緩衝部材の弾性変
形によって吸収する様にした衝撃緩衝機構を前提とし
て:前記緩衝部材の外周面を円形に形成するとともに,
該緩衝部材を前記外周面の円形中心を回転軸として回転
可能に支持し:前記可動部材の側縁に,動作終点で前記
緩衝部材に最終的に衝突する最終当接面と,該最終当接
面が前記緩衝部材に衝突する以前に該緩衝部材の前記外
周面に接触して該緩衝部材に回転力を加えるとともに前
記可動部材の復帰過程でも前記緩衝部材の前記外周面に
接触して該緩衝部材に逆方向の回転力を加える前段当接
面とを形成し:該前段当接面が前記緩衝部材と接触する
ことにより生じる該緩衝部材の回転が自然停止する以前
に前記最終当接面が前記緩衝部材に当接して前記緩衝部
材の回転を停止させる様に前記前段当接面と前記最終当
接面の位置を関連付けたことを特徴とするものである。
即ち,本考案の衝撃吸収機構によれば,薄板状の可動部
材のアドバンス行程において前記可動部材の側縁に形成
された最終当接面が緩衝部材に当接して可動部材は停止
するが,最終当接面が緩衝部材に当接する以前に同じく
可動部材の側縁に形成された前段当接面が緩衝部材に当
接して緩衝部材を回転させる。そして,この緩衝部材の
回転が自然停止する以前に最終当接面が緩衝部材に当接
して緩衝部材の回転を停止させる。一方,可動部材のリ
ターン行程においても前段当接面と緩衝部材とが接触し
て緩衝部材が回転するが,この回転は緩衝部材の軸受部
分と緩衝部材の間に生じる摩擦抵抗によって緩衝部材が
自然停止するまで継続するので,可動部材のアドバンス
行程における緩衝部材の回転量と可動部材のリターン行
程における緩衝部材の回転量とが相違することになる。
従って,回動自在な緩衝部材の全周が万遍なく衝撃吸収
に供されることになるので,衝撃吸収力の大きな材質を
緩衝部材として使用しても,緩衝部材を部分的に使用す
る従来の場合に比較して緩衝部材の耐久性が大幅に向上
することになる。更に,前段当接面や最終当接面は薄板
状の可動部材の側縁に形成されており、可動部材の動作
線から全くオフセットされていないので,前段当接面や
最終当接面が緩衝部材に衝突する際に捻れ方向の力は可
動部材には加わらず,又,前段当接面や最終当接面の走
行経路を確保するために特にスペースを確保する必要も
無くなる。
材のアドバンス行程において前記可動部材の側縁に形成
された最終当接面が緩衝部材に当接して可動部材は停止
するが,最終当接面が緩衝部材に当接する以前に同じく
可動部材の側縁に形成された前段当接面が緩衝部材に当
接して緩衝部材を回転させる。そして,この緩衝部材の
回転が自然停止する以前に最終当接面が緩衝部材に当接
して緩衝部材の回転を停止させる。一方,可動部材のリ
ターン行程においても前段当接面と緩衝部材とが接触し
て緩衝部材が回転するが,この回転は緩衝部材の軸受部
分と緩衝部材の間に生じる摩擦抵抗によって緩衝部材が
自然停止するまで継続するので,可動部材のアドバンス
行程における緩衝部材の回転量と可動部材のリターン行
程における緩衝部材の回転量とが相違することになる。
従って,回動自在な緩衝部材の全周が万遍なく衝撃吸収
に供されることになるので,衝撃吸収力の大きな材質を
緩衝部材として使用しても,緩衝部材を部分的に使用す
る従来の場合に比較して緩衝部材の耐久性が大幅に向上
することになる。更に,前段当接面や最終当接面は薄板
状の可動部材の側縁に形成されており、可動部材の動作
線から全くオフセットされていないので,前段当接面や
最終当接面が緩衝部材に衝突する際に捻れ方向の力は可
動部材には加わらず,又,前段当接面や最終当接面の走
行経路を確保するために特にスペースを確保する必要も
無くなる。
以下図面を参照して本考案の1実施例を詳細に説明す
る。 第1図及び第2図は本考案に係る衝撃緩衝機構の1適用
例であるフォーカルプレーンシャッタの先幕駆動機構を
示す正面図であり,第1図はシャッタ閉鎖状態を示し,
第2図はシャッタ開口状態を示す。 シャッタ地板10上の軸10a・10bに揺動自在に枢支された
薄板状の可動部材の一例である羽根駆動アーム11・12・
には各々軸11a・11b・11c・11d・11e及び軸12a・12b・1
2c・12d・12eが設けられ,これらの軸11a・11b・11c・1
1d・11e及び軸12a・12b・12c・12d・12eに先幕を構成す
る羽根13a・13b・13c・13d・13eが回転かしめされてい
る。 又,シャッタ地板10には軸10aを中心とした円弧上のガ
イド溝10cが形成され、ガイド溝10cから突出した図外の
アクチュエータの出力ピンが羽根駆動アーム11に形成さ
れた長孔11fと係合している。しかして,上記出力ピン
をガイド溝10cに沿って移動させると,羽根駆動アーム1
1・12は図面上で時計廻りに揺動して,羽根13a・13b・1
3c・13d・13eはアパーチュア10dを開口する。(第2図
に示す状態) さて,本考案の特徴点となる緩衝部材14は可動部材の一
例である羽根駆動アーム11のアドバンスエンドを規制す
る様に配設されており,その詳細を第3図,第4図,第
5図を参照して説明する。 円形に形成された緩衝部材14はシャッタ地板10上の軸10
eに回動自在に支持されている。又,羽根駆動アーム11
の側縁には,羽根駆動アーム11のアドバンス行程時に緩
衝部材14に最終的に当接して停止するための最終当接面
11gが形成されるとともに,羽根駆動アーム11のアドバ
ンス移動時に最終当接面11gが緩衝部材14に当接する以
前に緩衝部材14に接触する前段当接面11hが形成されて
いる。 本考案における特徴点として,緩衝部材14の中心軸は前
段当接面11hの通過軌跡Lに対して緩衝部材14の半径相
当オフセットされた位置に配置されており,羽根駆動ア
ーム11のアドバンス時(時計廻りの揺動時)には前段当
接面11hが接触することにより緩衝部材14が反時計廻り
に回転し,羽根駆動アーム11のリターン時(反時計廻り
の揺動時)には前段当接面11hが接触することにより緩
衝部材14が時計廻りに回転する様に,前段当接面11hの
通過軌跡に対する緩衝部材14の相対位置が決定されてい
る。 更に,本考案の特徴点として,羽根駆動アーム11のアド
バンス時に前段当接面11hが緩衝部材14に接触すること
により生じる緩衝部材14の反時計廻りの回転が停止する
以前に最終当接面11gが緩衝部材14に当接して緩衝部材1
4の回転が停止する様に,最終当接面11g対する緩衝部材
14の相対位置が決定されている。 次に、上記事項を参照して本実施例の動作を説明する。 先ず、初期状態においてシャッタ機構は第1図に示す状
態にあり,この状態において図外の制御ユニットから先
幕レリーズ信号が加えられると,図外のアクチュエータ
が作動して羽根駆動アーム11を軸10aを中心に時計廻り
に揺動させ,羽根駆動アームの最終当接面11gが緩衝部
材14に当接した位置で羽根駆動アーム11の揺動は停止す
る。 又,この時羽根駆動アーム12も羽根駆動アーム11に追従
して揺動し,羽根13a・13b・13c・13d・13eは下方に平
行移動してアパーチュア10dを開口する。(第2図に示
す状態) さて,羽根駆動アーム11のアドバンス時に最終当接面11
gが緩衝部材14に当接する過程において,羽根駆動アー
ム11の前段当接面11hが緩衝部材14に接触し,前段当接
面11hが緩衝部材14に接触を開始した状態(第3図に示
す状態)から前段当接面11hが緩衝部材14に対する接触
を終了した状態(第4図に示す状態)の間は,前段当接
面11hと緩衝部材14が接触しており,この間には前段当
接面11hの移動によって緩衝部材14には反時計廻りの回
転が与えられる。 緩衝部材14の反時計廻りの回転は,前段当接面11hが緩
衝部材14から離反した後も慣性力によって持続し,この
回転が自然停止する以前に第5図に示す様に最終当接面
11gが緩衝部材14に当接して緩衝部材14の回転は停止す
る。 この時羽根駆動アーム11が緩衝部材14に衝突したことに
より生じる衝撃は緩衝部材14によって吸収されることは
いうまでもなく,又,羽根駆動アーム11がアドバンスエ
ンドで停止した状態が第2図に示す状態であることは既
述の通りである。 さて,第2図に示す状態で露出動作が終了した後のリタ
ーン動作において,羽根駆動アーム11は図外の機構によ
って軸11aを中心にして反時計廻りに揺動され,最終的
に第1図に示す初期状態まで復帰する。 羽根駆動アーム11及び緩衝部材14の部分に関して言及す
ると,リターン動作の開始時点においては羽根駆動アー
ム11及び緩衝部材14は第5図に示す状態にあり,羽根駆
動アーム11はアドバンス時と逆の軌跡で初期位置に復帰
する。 第5図に示す状態から羽根駆動アーム11が反時計廻りに
揺動すると,最終当接面11gが緩衝部材14から離反した
後に前段当接面11hが緩衝部材に接触し,前段当接面11h
が緩衝部材14に接触を開始した状態(第4図に示す状
態)から前段当接面11hが緩衝部材14に対する接触を終
了した状態(第3図に示す状態)の間は,前段当接面11
hと緩衝部材14が接触しており,この間には前段当接面1
1hの移動によって緩衝部材14には時計廻りの回転が与え
られる。 緩衝部材14の時計廻りの回転は,前段当接面11hが緩衝
部材14から離反した後も慣性力によって持続する。そし
て,羽根駆動アーム11のリターン時にはアドバンス時の
様に緩衝部材14の回転を強制的に停止させる要素が一切
存在しないため,緩衝部材14はその回転軸10eとの摩擦
抵抗によって自然停止するまで時計廻りの回転を持続す
ることになる。 この様に本考案では可動部材の一例である羽根駆動アー
ム11のアドバンス時とリターン時においては緩衝部材14
の回転量が異なり,しかも個々の作動時における回転量
はカメラ姿勢等によって変化するため,長時間の使用中
においては円形の緩衝部材14の全周が万遍なく使用され
ることになり,羽根駆動アーム11の運動エネルギや緩衝
部材14の材質を共通として考えた場合には緩衝部材14の
耐久性が大幅に向上することになる。 尚,上記ではフォーカルプレーンシャッタの羽根駆動ア
ームを可動部材の一例として説明したが,本考案はアド
バンス時とリターン時とで同一の軌跡を通過する可動部
材の緩衝部材である限り広く適用することができ,然
も,その動作軌跡も上記の様な円弧状のものに限定され
ず,例えば直線的に往復動する場合にも適用することが
できる。
る。 第1図及び第2図は本考案に係る衝撃緩衝機構の1適用
例であるフォーカルプレーンシャッタの先幕駆動機構を
示す正面図であり,第1図はシャッタ閉鎖状態を示し,
第2図はシャッタ開口状態を示す。 シャッタ地板10上の軸10a・10bに揺動自在に枢支された
薄板状の可動部材の一例である羽根駆動アーム11・12・
には各々軸11a・11b・11c・11d・11e及び軸12a・12b・1
2c・12d・12eが設けられ,これらの軸11a・11b・11c・1
1d・11e及び軸12a・12b・12c・12d・12eに先幕を構成す
る羽根13a・13b・13c・13d・13eが回転かしめされてい
る。 又,シャッタ地板10には軸10aを中心とした円弧上のガ
イド溝10cが形成され、ガイド溝10cから突出した図外の
アクチュエータの出力ピンが羽根駆動アーム11に形成さ
れた長孔11fと係合している。しかして,上記出力ピン
をガイド溝10cに沿って移動させると,羽根駆動アーム1
1・12は図面上で時計廻りに揺動して,羽根13a・13b・1
3c・13d・13eはアパーチュア10dを開口する。(第2図
に示す状態) さて,本考案の特徴点となる緩衝部材14は可動部材の一
例である羽根駆動アーム11のアドバンスエンドを規制す
る様に配設されており,その詳細を第3図,第4図,第
5図を参照して説明する。 円形に形成された緩衝部材14はシャッタ地板10上の軸10
eに回動自在に支持されている。又,羽根駆動アーム11
の側縁には,羽根駆動アーム11のアドバンス行程時に緩
衝部材14に最終的に当接して停止するための最終当接面
11gが形成されるとともに,羽根駆動アーム11のアドバ
ンス移動時に最終当接面11gが緩衝部材14に当接する以
前に緩衝部材14に接触する前段当接面11hが形成されて
いる。 本考案における特徴点として,緩衝部材14の中心軸は前
段当接面11hの通過軌跡Lに対して緩衝部材14の半径相
当オフセットされた位置に配置されており,羽根駆動ア
ーム11のアドバンス時(時計廻りの揺動時)には前段当
接面11hが接触することにより緩衝部材14が反時計廻り
に回転し,羽根駆動アーム11のリターン時(反時計廻り
の揺動時)には前段当接面11hが接触することにより緩
衝部材14が時計廻りに回転する様に,前段当接面11hの
通過軌跡に対する緩衝部材14の相対位置が決定されてい
る。 更に,本考案の特徴点として,羽根駆動アーム11のアド
バンス時に前段当接面11hが緩衝部材14に接触すること
により生じる緩衝部材14の反時計廻りの回転が停止する
以前に最終当接面11gが緩衝部材14に当接して緩衝部材1
4の回転が停止する様に,最終当接面11g対する緩衝部材
14の相対位置が決定されている。 次に、上記事項を参照して本実施例の動作を説明する。 先ず、初期状態においてシャッタ機構は第1図に示す状
態にあり,この状態において図外の制御ユニットから先
幕レリーズ信号が加えられると,図外のアクチュエータ
が作動して羽根駆動アーム11を軸10aを中心に時計廻り
に揺動させ,羽根駆動アームの最終当接面11gが緩衝部
材14に当接した位置で羽根駆動アーム11の揺動は停止す
る。 又,この時羽根駆動アーム12も羽根駆動アーム11に追従
して揺動し,羽根13a・13b・13c・13d・13eは下方に平
行移動してアパーチュア10dを開口する。(第2図に示
す状態) さて,羽根駆動アーム11のアドバンス時に最終当接面11
gが緩衝部材14に当接する過程において,羽根駆動アー
ム11の前段当接面11hが緩衝部材14に接触し,前段当接
面11hが緩衝部材14に接触を開始した状態(第3図に示
す状態)から前段当接面11hが緩衝部材14に対する接触
を終了した状態(第4図に示す状態)の間は,前段当接
面11hと緩衝部材14が接触しており,この間には前段当
接面11hの移動によって緩衝部材14には反時計廻りの回
転が与えられる。 緩衝部材14の反時計廻りの回転は,前段当接面11hが緩
衝部材14から離反した後も慣性力によって持続し,この
回転が自然停止する以前に第5図に示す様に最終当接面
11gが緩衝部材14に当接して緩衝部材14の回転は停止す
る。 この時羽根駆動アーム11が緩衝部材14に衝突したことに
より生じる衝撃は緩衝部材14によって吸収されることは
いうまでもなく,又,羽根駆動アーム11がアドバンスエ
ンドで停止した状態が第2図に示す状態であることは既
述の通りである。 さて,第2図に示す状態で露出動作が終了した後のリタ
ーン動作において,羽根駆動アーム11は図外の機構によ
って軸11aを中心にして反時計廻りに揺動され,最終的
に第1図に示す初期状態まで復帰する。 羽根駆動アーム11及び緩衝部材14の部分に関して言及す
ると,リターン動作の開始時点においては羽根駆動アー
ム11及び緩衝部材14は第5図に示す状態にあり,羽根駆
動アーム11はアドバンス時と逆の軌跡で初期位置に復帰
する。 第5図に示す状態から羽根駆動アーム11が反時計廻りに
揺動すると,最終当接面11gが緩衝部材14から離反した
後に前段当接面11hが緩衝部材に接触し,前段当接面11h
が緩衝部材14に接触を開始した状態(第4図に示す状
態)から前段当接面11hが緩衝部材14に対する接触を終
了した状態(第3図に示す状態)の間は,前段当接面11
hと緩衝部材14が接触しており,この間には前段当接面1
1hの移動によって緩衝部材14には時計廻りの回転が与え
られる。 緩衝部材14の時計廻りの回転は,前段当接面11hが緩衝
部材14から離反した後も慣性力によって持続する。そし
て,羽根駆動アーム11のリターン時にはアドバンス時の
様に緩衝部材14の回転を強制的に停止させる要素が一切
存在しないため,緩衝部材14はその回転軸10eとの摩擦
抵抗によって自然停止するまで時計廻りの回転を持続す
ることになる。 この様に本考案では可動部材の一例である羽根駆動アー
ム11のアドバンス時とリターン時においては緩衝部材14
の回転量が異なり,しかも個々の作動時における回転量
はカメラ姿勢等によって変化するため,長時間の使用中
においては円形の緩衝部材14の全周が万遍なく使用され
ることになり,羽根駆動アーム11の運動エネルギや緩衝
部材14の材質を共通として考えた場合には緩衝部材14の
耐久性が大幅に向上することになる。 尚,上記ではフォーカルプレーンシャッタの羽根駆動ア
ームを可動部材の一例として説明したが,本考案はアド
バンス時とリターン時とで同一の軌跡を通過する可動部
材の緩衝部材である限り広く適用することができ,然
も,その動作軌跡も上記の様な円弧状のものに限定され
ず,例えば直線的に往復動する場合にも適用することが
できる。
以上説明した様に,本考案によれば可動部材のアドバン
ス行程ととリターン行程とで緩衝部材の回転量が異なる
結果として,円形の緩衝部材の全周が衝撃緩衝用に万遍
なく使用されることになるので,可動部材の運動エネル
ギや緩衝部材の材質等の条件を共通化して考えた場合に
おいて,従来と比較して緩衝部材の耐久性が大幅に向上
することになり,又,特に近年のフォーカルプレーンシ
ャッタの様に走行速度の高速化が強く要求される場合に
も十分に対応することができる。又,緩衝部材の永久変
形や磨耗等が少ないため,可動部材の停止精度が向上す
るとともに,例えば羽根等の可動部材が停止位置をオー
バーランしてカメラボディに衝突する等の更に大きな障
害が発生する危険性も減少する。更に,本考案によれ
ば,前段当接面や最終当接面は薄板状の可動部材の側縁
に形成され,この可動部材の動作線から全くオフセット
されていないので,前段当接面や最終当接面が緩衝部材
に接触した際に,可動部材に対してこれを捻る方向の力
は加わらないので,可動部材の停止時に可動部材の動作
が不安定になることもない。又,本考案の場合可動部材
の動作線の左右に突起物が一切存在しないので,それら
の突起物の通過経路を確保する必要もなく,又,それら
突起物の質量によって可動部材全体としての慣性重量が
増加することもない。
ス行程ととリターン行程とで緩衝部材の回転量が異なる
結果として,円形の緩衝部材の全周が衝撃緩衝用に万遍
なく使用されることになるので,可動部材の運動エネル
ギや緩衝部材の材質等の条件を共通化して考えた場合に
おいて,従来と比較して緩衝部材の耐久性が大幅に向上
することになり,又,特に近年のフォーカルプレーンシ
ャッタの様に走行速度の高速化が強く要求される場合に
も十分に対応することができる。又,緩衝部材の永久変
形や磨耗等が少ないため,可動部材の停止精度が向上す
るとともに,例えば羽根等の可動部材が停止位置をオー
バーランしてカメラボディに衝突する等の更に大きな障
害が発生する危険性も減少する。更に,本考案によれ
ば,前段当接面や最終当接面は薄板状の可動部材の側縁
に形成され,この可動部材の動作線から全くオフセット
されていないので,前段当接面や最終当接面が緩衝部材
に接触した際に,可動部材に対してこれを捻る方向の力
は加わらないので,可動部材の停止時に可動部材の動作
が不安定になることもない。又,本考案の場合可動部材
の動作線の左右に突起物が一切存在しないので,それら
の突起物の通過経路を確保する必要もなく,又,それら
突起物の質量によって可動部材全体としての慣性重量が
増加することもない。
第1図は本考案の1実施例に係るフォーカルプレーンシ
ャッタの初期セット状態を示す正面図,第2図は第1図
に示すフォーカルプレーンシャッタの開口状態を示す正
面図,第3図・第4図及び第5図は第1図及び第2図に
示すフォーカルプレーンシャッタの機構中から羽根駆動
アームと緩衝部材の部分を拡大した正面図,第6図は従
来のフォーカルプレーンシャッタの機構中から羽根駆動
アームと緩衝部材の部分を拡大して示した正面図。 11…羽根駆動アーム、11g…最終当接面 11h…前段当接面、14…緩衝部材 10e…軸
ャッタの初期セット状態を示す正面図,第2図は第1図
に示すフォーカルプレーンシャッタの開口状態を示す正
面図,第3図・第4図及び第5図は第1図及び第2図に
示すフォーカルプレーンシャッタの機構中から羽根駆動
アームと緩衝部材の部分を拡大した正面図,第6図は従
来のフォーカルプレーンシャッタの機構中から羽根駆動
アームと緩衝部材の部分を拡大して示した正面図。 11…羽根駆動アーム、11g…最終当接面 11h…前段当接面、14…緩衝部材 10e…軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鈴木 彰 東京都板橋区志村2―16―20 株式会社コ パル内 (72)考案者 斉藤 利久 東京都板橋区志村2―16―20 株式会社コ パル内 (56)参考文献 実開 昭56−88227(JP,U) 実開 昭54−47442(JP,U) 実開 昭54−10737(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】往復動する薄板状の可動部材の一方向の動
作終点に弾性を有する緩衝部材を配置し,前記可動部材
の側縁が前記緩衝部材に最終的に衝突した時に発生する
衝撃を前記緩衝部材の弾性変形によって吸収する様にし
た衝撃緩衝機構において, 前記緩衝部材の外周面を円形に形成するとともに,該緩
衝部材を前記外周面の円形中心を回転軸として回転可能
に支持し, 前記可動部材の側縁に,動作終点で前記緩衝部材に最終
的に衝突する最終当接面と,該最終当接面が前記緩衝部
材に衝突する以前に該緩衝部材の前記外周面に接触して
該緩衝部材に回転力を加えるとともに前記可動部材の復
帰過程でも前記緩衝部材の前記外周面に接触して該緩衝
部材に逆方向の回転力を加える前段当接面とを形成し, 該前段当接面が前記緩衝部材と接触することにより生じ
る該緩衝部材の回転が自然停止する以前に前記最終当接
面が前記緩衝部材に当接して前記緩衝部材の回転を停止
させる様に前記前段当接面と前記最終当接面の位置を関
連付けたことを特徴とする衝撃緩衝機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988074591U JPH0740980Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | 衝撃緩衝機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988074591U JPH0740980Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | 衝撃緩衝機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01177736U JPH01177736U (ja) | 1989-12-19 |
| JPH0740980Y2 true JPH0740980Y2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=31299697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988074591U Expired - Lifetime JPH0740980Y2 (ja) | 1988-06-04 | 1988-06-04 | 衝撃緩衝機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740980Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6147678B2 (ja) * | 2014-01-24 | 2017-06-14 | 日本電産コパル株式会社 | フォーカルプレンシャッタ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5410737U (ja) * | 1977-06-25 | 1979-01-24 | ||
| JPS5447442U (ja) * | 1977-09-09 | 1979-04-02 | ||
| JPS5688227U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-15 |
-
1988
- 1988-06-04 JP JP1988074591U patent/JPH0740980Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01177736U (ja) | 1989-12-19 |
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