JPH0741063U - 磁気軸受装置 - Google Patents
磁気軸受装置Info
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- JPH0741063U JPH0741063U JP068125U JP6812593U JPH0741063U JP H0741063 U JPH0741063 U JP H0741063U JP 068125 U JP068125 U JP 068125U JP 6812593 U JP6812593 U JP 6812593U JP H0741063 U JPH0741063 U JP H0741063U
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の取付け姿勢にかかわらず、回転体を所
定の位置に磁気浮上させる。 【構成】 ロータ21は、電磁石22a、22bが発生
する磁力により磁気浮上される。この浮上位置は、比較
器26にCPU10から基準位置信号が供給されること
により、位置センサ23a、23b、位置検出回路2
4、位相補償回路27及び増幅回路28a、28b等に
よって所定位置になるように制御される。一方、この時
電磁石22a、22bに供給される励磁電流の値は、C
PU10によって測定される。CPU10は、この測定
した電流値とROM11に格納される各姿勢毎の電流値
データとから磁気軸受装置の姿勢を判断し、この判断に
応じて基準位置信号を基準位置信号Sx,Syに変更す
る。これにより、ロータ21は磁気軸受装置の取付け姿
勢を考慮した位置制御をされて、自重により下方にずれ
ることなく所定の浮上位置に保持される。
定の位置に磁気浮上させる。 【構成】 ロータ21は、電磁石22a、22bが発生
する磁力により磁気浮上される。この浮上位置は、比較
器26にCPU10から基準位置信号が供給されること
により、位置センサ23a、23b、位置検出回路2
4、位相補償回路27及び増幅回路28a、28b等に
よって所定位置になるように制御される。一方、この時
電磁石22a、22bに供給される励磁電流の値は、C
PU10によって測定される。CPU10は、この測定
した電流値とROM11に格納される各姿勢毎の電流値
データとから磁気軸受装置の姿勢を判断し、この判断に
応じて基準位置信号を基準位置信号Sx,Syに変更す
る。これにより、ロータ21は磁気軸受装置の取付け姿
勢を考慮した位置制御をされて、自重により下方にずれ
ることなく所定の浮上位置に保持される。
Description
【0001】
本考案は、磁気軸受装置に係り、例えば、ターボ分子ポンプやスピンドル等に 用いられる磁気軸受装置に関する。
【0002】
近年、ICの製造等の高度のクリーン環境が要求される場所で使用される例え ば、ターボ分子ポンプ等では、ロータを電磁石の磁力によって浮上させ、これを 非接触で保持する磁気軸受装置が用いられている。
【0003】 図4は、従来の磁気軸受装置の構成の一部を表したものである。 この図4では、ロータ21に対するY軸方向の制御回路を示しており、磁気軸 受装置は、Y軸方向にロータ21を挟んで相対向して配置された電磁石22a、 22b、および、これら両電磁石22a、22bに対応して配置された位置セン サ23a、23bを備えている。
【0004】 また、磁気軸受装置は、位置センサ23a、23bの検出信号からロータ21 の位置を検出する位置検出回路24、この位置検出回路24の出力信号とロータ 21の浮上位置を指令する基準位置信号25とを比較する比較器26を備えてい る。さらに、比較器26の出力信号の位相を進める等の処理を行う位相補償回路 27、この位相補償回路27の出力信号を増幅して電磁石22a、22bに励磁 電流を与える増幅回路28a、28bを備えている。
【0005】 磁気軸受装置は、図4に示すロータ21に対するY軸方向の各制御回路と同様 に、図示しないX軸方向の各制御回路を備えている。 この磁気軸受装置では、Y軸、X軸方向の各電磁石に通電することによって、 ロータ21に磁力(引力)が作用し、これによって、ロータ21が浮上保持され るようになっている。磁気浮上されたロータ21は、図示しないモーターによっ て高速回転するようになっている。従って、安定な回転を確保するためには、ロ ータ21の浮上位置を相対向する各電磁石の中心(制御中心)に保つ必要があり 、このために、制御中心を浮上位置として指令する基準位置信号25を基準とし た位置検出回路24や位相補償回路27等による位置制御が行われる。
【0006】 すなわち、Y軸方向の位置制御を例に説明すると、ロータ21のY軸方向の位 置が、位置センサ23a、23bの検出信号から位置検出回路24で検出され、 検出位置に応じた値の位置信号が比較器26に供給される。比較器26では、こ の位置信号と基準位置信号25とを比較し、その差に応じた値の信号を出力する 。この信号は位相補償回路27で処理された後に増幅回路28a、28bで増幅 され、励磁電流として各電磁石22a、22bに供給される。これにより電磁石 22a、22bは、それぞれロータ21を制御中心に位置させるための磁力を発 生させ、ロータ21に対するY軸方向の浮上位置が制御される。
【0007】 ロータ21のX軸方向に対しても同様に位置制御が行われ、全体として、ロー タは制御中心に浮上保持される。
【0008】
しかし、従来の磁気軸受装置では、位置制御の基準位置信号25は、装置の取 り付け姿勢に関わらず常に一定値であった。また、その値は、通常各電磁石の中 心(制御中心)に設定されていた。すなわち、従来の磁気軸受装置において、ロ ータ21の位置制御を行う場合、ロータ21の自重は考慮されていなかった。
【0009】 図5は、自重によるロータ21の位置ずれを説明するためのもので、図4に示 すロータ21を矢印Z方向から見た場合のものである。 従来の磁気軸受装置では、ロータ21が水平方向となるように取付けた場合、 X軸方向に対しては、自重が影響しないので、両電磁石22c、22dによって ロータ21を制御中心に保持することができる。しかし、Y軸方向に対しては、 電磁石22a、22bの電磁力以外に自重による下方の力Fがロータ21に加わ るため、ロータ21の中心Oは、磁気軸受装置の制御中心O′からyだけ下方に ずれてしまっていた。
【0010】 このように制御中心O′からずれた状態でロータ21を回転させると、制御中 心O′を中心としてロータ21が振れ回るようになる。ロータ21が振れ回ると 電磁石に非常に接近する場合がある。ロータ21と電磁石との隙間が小さくなる と、電磁石の吸引力は隙間の2乗に反比例するので、ロータ21に負の復元力が 働き回転が不安定となる。
【0011】 これに対して、軸受の電磁石による剛性を上げることによって、制御中心から のずれをある程度抑えることが可能である。しかし、剛性を上げると、その反面 発振が起こりやすくなる。すなわち、磁気軸受装置では、装置の固有振動に起因 する不安定成分をフィルタや位相進みで減衰させて発振を防いでいるが、剛性を 上げると、フィルタや位相進みの減衰能力が相対的に低下し、不安定成分を十分 に減衰させることができなくなって、発振を起こしてしまう。
【0012】 そこで本考案は、以上説明した課題を解決し、ロータが自重によって制御中心 からずれることを防止し、安定した回転制御を行うことが可能な磁気軸受装置を 提供することを目的とする。
【0013】
請求項1記載の考案では、装置本体と、この装置本体に固定され、回転体を磁 力によって浮上させる電磁石と、前記回転体の位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段で検出した検出値により所定の基準位置信号に応じて前記回転 体の位置を所定位置に制御する位置制御手段と、前記装置本体の取付け姿勢を判 断する姿勢判断手段と、この姿勢判断手段による判断に応じて前記基準位置信号 を設定する基準位置信号設定手段とを磁気軸受装置に具備させて上記目的を達成 する。
【0014】
請求項1記載の磁気軸受装置では、電磁石を固定する装置本体の姿勢を姿勢判 断手段で判断し、この判断に基づいて基準位置信号設定手段が基準位置信号を設 定する。一方、回転体は、電磁石により磁気浮上されると共に、その位置が位置 検出手段によって検出される。位置制御手段は、この位置検出手段で検出した検 出値により基準位置信号設定手段で設定した基準位置信号に応じて回転体の位置 を所定位置に制御する。
【0015】
以下、本考案の磁気軸受装置における一実施例を図1ないし図3を参照して詳 細に説明する。 図1は、本実施例による磁気軸受装置の構成を表したものである。なお、図4 に示す従来の磁気軸受装置と同様の構成については同一の符号を付し、その説明 を適宜省略することとする。
【0016】 磁気軸受装置は、いわゆるX、Y、Z軸の3軸制御型のものである。すなわち 、従来と同様にX及びY軸方向に設けられた4つの電磁石と、ロータ21に対し て軸方向に磁力を作用させるZ軸方向の電磁石とを備えると共に、各軸毎に制御 回路を備えている。但し、各軸とも同様の構成を有するので、図1ではY軸方向 の制御回路を中心に図示している。
【0017】 磁気軸受装置は、CPU(中央処理装置)10を備えている。このCPU10 には、CPU10による各種制御を行うためのプログラムや各種データが格納さ れているROM(リード・オンリ・メモリ)11、ワーキングメモリとしてのR AM(ランダム・アクセス・メモリ)12が、データバス等のバスラインを介し て接続されている。
【0018】 CPU10には、ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器15 を介して比較器26が接続されており、比較器26に対して、磁気軸受装置の姿 勢に応じた基準位置信号Syを供給するようになっている。各姿勢に対応する基 準位置信号Syのデータは、ROM11に格納されている。
【0019】 CPU10には、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器13 を介して、例えばブリッジ回路等で構成された位置検出回路24と接続されてい る。CPU10は、位置検出回路24から出力された位置信号によって、ロータ 21のY軸方向の位置を確認するようになっている。
【0020】 また、CPU10には、それぞれA/D変換器17a、17bを介して増幅回 路28a、28bが接続されており、電磁石22a、22bに供給される励磁電 流を測定するようになっている。 なお、CPU10には、図示しないが、Y軸制御用と同様にX軸制御用の各回 路が接続されており、位置検出回路から検出信号14、各増幅回路からの励磁電 流値18a、18bがそれぞれ供給されるようになっている。また、CPU10 からは、X軸用の基準位置信号Sxが、図示しない比較器に供給されるようにな っている。
【0021】 図2は、磁気軸受装置をロータ21が水平となる方向で取付けた場合の、各取 付け姿勢と、励磁電流との関係を表したものである。 この図2に示す各励磁電流は、各姿勢(A)〜(H)毎に測定したもので、姿 勢(A)はY軸方向を鉛直方向としたものである。姿勢(B)は、姿勢(A)の 状態から反時計回りに45度磁気軸受装置を回転させた状態を示す。以下同様に 、姿勢(C)〜(H)は、それぞれ1つ前の姿勢に対して45度づつ回転させて いった状態を表している。
【0022】 各姿勢(A)〜(H)に対応して示される式において、+IY は電磁石22a に供給される励磁電流、−IY は電磁石22bに供給される励磁電流、+IX は X軸の+側に配置された電磁石(図5における電磁石22dに相当)に供給され る励磁電流、−IX はX軸の−側に配置された電磁石(図5における電磁石22 cに相当)に供給される励磁電流を表している。
【0023】 また、IB は各電磁石に供給されるバイアス電流、IMAX はロータ21の自重 分の磁力を発生させる電流値を表している。但し、ここで示した各励磁電流は、 各姿勢毎に一定の関係のみを示したもので、具体的な値は、各装置によって適切 な値が選択されるものである。
【0024】 図2から理解されるように、ロータ21の位置制御において各電磁石に流れる 励磁電流の値は、磁気軸受装置の取る姿勢によって異なる。これは、ロータ21 に対する重力の作用方向が磁気軸受装置の姿勢によって異なるからである。この ような各姿勢毎の電磁石の励磁電流の値が予め測定され、その値がROM11に 格納されている。また、ROM11には、各励磁電流値で特定される各姿勢に対 応して、X軸方向およびY軸方向の各基準位置信号Sx、Syのデータが格納さ れている。磁気軸受装置の各姿勢に対する各軸方向の基準位置信号データは、ロ ータ21の自重による力F(図5)に対応した−Fの力が各電磁石の発生する電 磁力の合力として追加されるように、各姿勢毎の値として予め設定されている。 なお、ROM11には、X軸用、Y軸用の区別なく出力される、従来と同一の基 準位置信号25(図4)のデータも格納されており、また、後述する基準位置信 号Sx、Syの微調整を行うためのプログラムも格納されている。
【0025】 次に、このように構成された実施例の動作について説明する。 図3は、本実施例の磁気軸受装置によるロータ21の位置制御の動作を表した ものである。なお、X軸制御用の制御回路も同様に行われるので、Y軸制御用の 回路24、26、27等に関する動作を中心に説明することとする。
【0026】 磁気軸受装置の電源がONされると(ステップ1)、CPU10は、X軸用、 Y軸用として同一の基準位置信号25(図5)を、従来と同様にROM11から 読み込んでRAM12に格納すると共に、この基準位置信号25を比較器26へ と出力する(ステップ2)。
【0027】 基準位置信号25に基づいて増幅された励磁電流が増幅回路28a、28bか ら電磁石22a、22bに供給され、ロータ21は磁気浮上する(ステップ3) 。一方、位置センサ23a、23bはロータ21の位置を検出し、その位置検出 信号をCPU10は受信する(ステップ4)。
【0028】 この受信した位置検出信号から、CPU10は、所定の制御位置、すなわち、 図5で示したような制御中心O′から距離yだけずれた位置に、ロータ21が磁 気浮上したか否かを判断する(ステップ5)。ロータ21が制御位置に磁気浮上 したと判断すると(ステップ5;Y)、CPU10は、各電磁石22a、22b に供給されている励磁電流の値を、増幅回路28a、28bからA/D変換器1 7a、17bを介して供給される信号を基に測定する(ステップ6)。
【0029】 そして、CPU10は、測定した各電磁石の励磁電流値と、ROM11に格納 されている電流値(図2参照)とを比較し、磁気軸受装置の姿勢を判断する(ス テップ7)。すなわち、各電流値が例えば、+IX =IMAX ,−IX =0,+I Y =−IY =IB であった場合は、磁気軸受装置の取付け姿勢は図2の(C)で 示す姿勢であると判断する。
【0030】 次にCPU10は、判断した姿勢に対応した基準位置信号Sx、Syを読み込 み、これをRAM12に格納して、基準位置信号25を変更する(ステップ8) 。 これにより、以後、CPU10は、このRAM12に格納した基準位置信号S x、Syを新たな基準位置信号として、それぞれを各X軸、Y軸用の比較器26 に供給する。そして、比較器26や位相補償回路27では、この新たな基準位置 信号Sx、Syに基づいて所定の信号処理が行われ、増幅回路28a、28bで は、ロータ21の自重分を考慮した励磁電流が増幅されて、これが各電磁石22 a、22bに供給される。よって、自重によるずれが解消されて、ロータ21は 制御中心に浮上保持される。
【0031】 次に、変更後の基準位置信号Sx、Syを更に微調整する処理に移行する。こ れは、装置の構造上の誤差等から、ロータ21が制御中心からわずかにずれる場 合があり、この場合に、制御中心までの精度を上げるための処理である。 すなわち、基準位置信号の変更処理(ステップ8)後、CPU10は再び位置 検出回路24から位置検出信号を受信して(ステップ9)、基準位置信号変更後 のロータ21の位置が制御中心からずれているか否かを判断する(ステップ10 )。
【0032】 ロータ21が制御中心からずれていた場合には(ステップ10;N)、そのず れの方向及び装置の取付姿勢に応じて基準位置信号Sx、Syの値を所定幅変化 (増減)させる。そして、変化後の基準位置信号を新たな基準位置信号としてR AM12に格納し、これを比較器26に供給する(ステップ11)。
【0033】 基準位置信号の微調整が終わると(ステップ11)、CPU10は、再び位置 検出信号を受信して(ステップ9)、ロータ21の位置の確認を行い(ステップ 10)、以後、このループ処理をロータ21の位置が制御中心になるまで繰り返 す。
【0034】 ロータ21の制御中心からのずれがなくなった場合には(ステップ10;Y) 処理を終了し、以後のロータ21の位置制御においては、RAM12に格納され た微調整後の基準位置信号が比較器26に供給される。これにより、より精度の 高い制御が可能となる。
【0035】 以上本考案の一実施例による磁気軸受装置について説明したが、本考案はこれ に限定されず、本考案の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。 例えば、以上の実施例では、磁気軸受装置は、いわゆる3軸制御型のものであ ったが、もちろん、5軸制御型の磁気軸受装置であってもよい。
【0036】 また、以上の実施例では、磁気軸受装置の電源がONされることにより(ステ ップ1)、所定の処理(ステップ2〜11)を行うようにしていたが、この磁気 軸受装置を例えばターボ分子ポンプに用いた場合等には、操作者によってポンプ の始動が指示される毎に行うようにしてもよい。
【0037】 また、以上の実施例では比較器26とCPU10との間にD/A変換器15を 設け、比較器26はアナログ式のものであったが、これに代えて、デジタル式の ものを用い、この比較器26と位置検出回路24の間にA/D変換器を設けると 共に、比較器26と位相補償回路27の間にD/A変換器15を設けてもよい。 また、位相補償回路27もデジタル式のものにして、この位相補償回路と増幅回 路28a、28bとの間にD/A変換器15を設けてもよい。
【0038】 また、以上の実施例では、ROM11に格納される電流値は、図2に示すよう な45度毎に異なる姿勢(A)〜(H)に対応するものであったが、30度毎あ るいは10度毎に姿勢を変えた場合等、他の姿勢に対応する各軸の電流値の関係 を予め測定し、対応する基準位置信号Sx、SyをROM11に格納するように してもよい。これによりCPU10は、更に細かく磁気軸受装置の姿勢を判別す ることができる。
【0039】 また、以上の実施例ではロータ21が水平になる状態での磁気軸受装置の姿勢 を判断したが、ロータ21が水平方向から鉛直方向へと所定角度づつ変わる場合 の各姿勢についても判断するようにしてもよい。この場合、各鉛直方向の姿勢に 対応して電磁石に供給される±Z軸方向の励磁電流を予め測定しておき、その電 流値と、対応する基準位置信号SzをROM11に格納しておく。
【0040】 また、以上の実施例では、基準位置信号の変更処理(図3のステップ8)後に 、微調整処理(ステップ9〜11)を行うようにしていたが、基準位置信号変更 後におけるロータ21の制御中心からのずれを充分許容できる範囲内にすること ができる場合には、ステップ1〜8までの処理のみを行うようにしてもよい。
【0041】 また、以上の実施例では、ROM11に格納された固定値としての基準位置信 号Sx、Syを用いて基準位置信号の変更(ステップ8)をしていたが、ステッ プ9〜11のループ処理のように、ロータ21の位置を測定しながら基準位置信 号の値を所定値づつ変更していく調整処理によって、基準位置信号を変更するよ うにしてもよい。
【0042】 この場合、一回のループ処理で基準位置信号を変化させる幅がステップ9〜1 1の微調整処理のように小さいと、処理に時間を要するので、ここでの調整処理 においては、ある程度変化させる幅を大きく取って粗調整とし、ロータ21が制 御中心から所定の範囲内に位置するようになったら、ステップ9〜11の微調整 処理に移行するようにする。
【0043】
以上のべたように、本考案の磁気軸受装置は、装置の取付け姿勢を考慮して回 転体の位置制御を行うので、回転体が自重によって所定位置からずれることを防 止し、安定した回転制御が行われる。
【図1】本考案の一実施例による磁気軸受装置の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】同磁気軸受装置の各姿勢(A)〜(H)におけ
る励磁電流の関係を示す説明図である。
る励磁電流の関係を示す説明図である。
【図3】同磁気軸受装置の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図4】従来の磁気軸受装置の概略構成を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】同磁気軸受装置によるロータの位置制御におけ
るロータと各電磁石との位置関係を示す説明図である。
るロータと各電磁石との位置関係を示す説明図である。
10 CPU 11 ROM 12 RAM 13、17a、17b A/D変換器 15 D/A変換器 21 ロータ 22a、22b 電磁石 23a、23b 位置センサ 24 位置検出回路 26 比較器 27 位相補償回路 28a、28b 増幅回路 Sx、Sy 基準位置信号
Claims (1)
- 【請求項1】 装置本体と、 この装置本体に固定され、回転体を磁力によって浮上さ
せる電磁石と、 前記回転体の位置を検出する位置検出手段と、 この位置検出手段で検出した検出値により所定の基準位
置信号に応じて前記回転体の浮上位置を所定位置に制御
する位置制御手段と、 前記装置本体の取付け姿勢を判断する姿勢判断手段と、 この姿勢判断手段による判断に応じて前記基準位置信号
を設定する基準位置信号設定手段とを具備することを特
徴とする磁気軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP068125U JPH0741063U (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 磁気軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP068125U JPH0741063U (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 磁気軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741063U true JPH0741063U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13364720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP068125U Pending JPH0741063U (ja) | 1993-12-21 | 1993-12-21 | 磁気軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741063U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11201164A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-27 | Koyo Seiko Co Ltd | 制御型磁気軸受装置 |
| CN117811454A (zh) * | 2024-02-29 | 2024-04-02 | 广东美的暖通设备有限公司 | 磁悬浮转子悬浮位置控制方法、装置及离心压缩机 |
-
1993
- 1993-12-21 JP JP068125U patent/JPH0741063U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11201164A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-27 | Koyo Seiko Co Ltd | 制御型磁気軸受装置 |
| CN117811454A (zh) * | 2024-02-29 | 2024-04-02 | 广东美的暖通设备有限公司 | 磁悬浮转子悬浮位置控制方法、装置及离心压缩机 |
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