JPH0741089A - びん口パッキン組立体 - Google Patents

びん口パッキン組立体

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JPH0741089A
JPH0741089A JP20011393A JP20011393A JPH0741089A JP H0741089 A JPH0741089 A JP H0741089A JP 20011393 A JP20011393 A JP 20011393A JP 20011393 A JP20011393 A JP 20011393A JP H0741089 A JPH0741089 A JP H0741089A
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JP
Japan
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bottle mouth
liquid
valve
mouth packing
pipe
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Application number
JP20011393A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Wada
嘉信 和田
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Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】びん口パッキン50内を注液パイプ(メインパ
イプ)12が昇降するタイプの充填機において、注液パ
イプ12とびん口パッキン50との間をシールするOリ
ング58の摩耗を防止する。 【構成】注液パイプ12の周囲に嵌合されたハウジング
52内に、びん口パッキン50が上下動可能に収容さ
れ、スプリング54によって下方へ付勢されている。ハ
ウジング52の内周面には傾斜面52aが形成され、こ
の傾斜面52aとびん口パッキン50との間にOリング
58が介装されている。Oリング58の内径は注液パイ
プ12の外径よりも大きく、自由状態では、注液パイプ
12の外周面に接触しないが、びん口パッキン50が容
器1の口部1aに押付けられると、上昇したびん口パッ
キン50とハウジング52の傾斜面52aとの間でOリ
ング58が圧迫されて注液パイプ12の外面に密着す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、充填機によって充填を
行なう際に容器の口部をシールするびん口パッキンに係
り、より詳しくは、びん口パッキンおよびこのびん口パ
ッキンを収容するハウジング等を含むびん口パッキン組
立体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】充填機は一般に、充填液を貯留する充填
液タンクと、この充填液タンクの底部に設けられた充填
ヘッドと、充填ヘッドの下方に配置され、液体が充填さ
れる容器を載せる容器台とを備えており、上記充填ヘッ
ドの構成として、充填液の通路を構成する注液パイプ
と、この注液パイプの内部に挿通され、注液パイプを介
して容器内に液が充填される際に容器内のエアを排出す
る排気パイプと、これら注液パイプと排気パイプとの相
対的昇降によって開閉される液バルブおよびエアバルブ
と、充填時に容器の口部に圧接されてその容器内を密封
するびん口パッキンとを備えたものが従来から知られて
いる。
【0003】上記びん口パッキンとして、(1)注液パ
イプの周囲に固定され、容器台によって上昇される容器
の口部により押し上げられて注液パイプと一体的に上昇
されることにより、液バルブおよびエアバルブを開放す
るタイプと、(2)注液パイプと独立して設けられ、注
液パイプの周囲に嵌合されて相対的に昇降可能なタイプ
とが知られている。特に後者の注液パイプに対してびん
口パッキンが昇降するタイプでは、びん口パッキンが容
器の口部に押付けられた際に、注液パイプの外周面とび
ん口パッキンの内周面との間の摺動部からエアが洩れな
いようにするために、びん口パッキンの内面にOリング
を嵌着して注液パイプとの間をシールしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにびん口パ
ッキンが注液パイプの周囲を摺動するタイプの充填機で
は、摺動のたびにOリングが注液パイプと擦れるため摩
耗がはげしく、場合によっては切断されてしまうという
おそれがあった。
【0005】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、びん口パッキンと注液パイプとの相対的な昇降時
には、これら両者の間をOリングによってシールせず、
充填を行なう際には、これら両者間をOリングによって
シールして、容器内を確実に密封することができるびん
口パッキン組立体を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るびん口パッ
キン組立体は、注液パイプの周囲に昇降可能に嵌合され
たハウジングと、このハウジング内に上下動可能に収容
されたびん口パッキンと、上記ハウジングとびん口パッ
キンとの間に介装されたOリングとを備えており、この
Oリングは、自由状態では、注液パイプが昇降してもそ
の外周面と摩擦が起こらないようになっている。
【0007】
【作用】上記びん口パッキン組立体は、びん口パッキン
が押し上げられていないときには、Oリングが自由状態
にあり、一方、びん口パッキンが容器の口部に圧接され
てハウジング内で押し上げられた際には、上記Oリング
がハウジングとびん口パッキンとによって圧迫されてそ
の内周が注液パイプの外周面に密着し、びん口パッキン
と注液パイプとの間をシールする
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例により本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例に係るびん口パッキン組
立体を備えた充填機の要部の縦断面図であり、フィラボ
ウル(充填液タンク)2の外周に円周方向等間隔で設け
られた充填ヘッド(全体として符号4で示す)の1つを
示すものである。この充填機はいわゆるリフタレスタイ
プ(容器台を昇降させる機構がなく充填ヘッド側を昇降
させるタイプ)の充填機であり、各充填ヘッド4の下方
には図示しない容器台がそれぞれ配置され、フィラーボ
ウル2の回転に伴って各充填ヘッド4と容器台が上下の
位置を一致させて回転移動する間に、容器台上の容器1
に向かって充填ヘッド4側が昇降して容器1内への液体
の充填を行なう。
【0009】フィラボウル2の底面2aの外周寄りに円
孔2bが形成され、この円孔2bの下面側に筒状のバル
ブボディ6が固定されている。バルブボディ6の内部の
孔内に、スリーブ(注液管)8が摺動自在に嵌合してい
る。このスリーブ8の下端部内周には、環状取付け部材
10を介して、スリーブ8よりも小径のメインパイプ1
2が固定されている。
【0010】スリーブ8の内部には、インナーベントチ
ューブ(排気パイプ)14が挿通されている。このイン
ナーベントチューブ14の外周面とスリーブ8の内周面
との間の間隙が充填液通路16を構成し、インナーベン
トチューブ14の内部が、充填時に容器1内のエアをフ
ィラーボウル2内へ排出するエア通路18の一部(下方
部分)を構成している。このインナーベントチューブ1
4の上端には、エキゾーストパイプ(排気パイプ)20
が固定され、フィラボウル2内の液面22上に常時突出
しており、このエキゾーストパイプ20の内部が上記エ
ア通路18の上方部分を構成している。フィラボウル2
の底面外周部にはフランジ2cが形成されており、この
フランジ2cにメインエアシリンダ24が直立して固定
されている。このメインエアシリンダ24のピストンロ
ッド25は、上記スリーブ8の外周面に沿って昇降可能
なプレート26に連結されている。上記バルブボディ6
内には上下に貫通する円孔6aが形成され、この円孔6
a内にステー28が摺動自在に嵌合しており、このステ
ー28の下端部が上記プレート26上に固定されてい
る。また、ステー28の上端部はジョイント30を介し
て上記インナーベントチューブ14とエキゾーストパイ
プ20との結合部に連結されており、メインエアシリン
ダ24の作動によって、インナーベントチューブ14と
エキゾーストパイプ20とが昇降する。
【0011】スリーブ8の内面には段部8aが形成さ
れ、この段部8aと上記ジョイント30の下面との間に
スプリング32が配設され、インナーベントチューブ1
4およびエキゾーストパイプ20に対してスリーブ8を
常時下方へ付勢している。インナーベントチューブ14
の下部には、メインパイプ12の内径とほぼ等しい外径
を有する筒部34aおよびその下端のプラグ34bから
成るノズル34が取付けられており、このノズル34の
筒部34aとメインパイプ12とが相対的に摺動する。
上記スプリング32によってインナーベントチューブ1
4およびエキゾーストパイプ20に対して相対的に下降
されているスリーブ8は、その下端に固定されたメイン
パイプ12の下端面が、インナーベントチューブ14の
下端に取付けられているノズル34の先端のプラグ34
b外周面に係合して停止している。ノズル34の筒部3
4aには、2つの開口34c,34dが形成されてお
り、一方の開口(図の左方)34cは上記充填液通路1
6を外部に連通し、他方の開口(図の右方)34dは上
記エア通路18を外部に連通するようになっており、こ
れらの両開口部34c,34dとメインパイプ12とに
よって液バルブ36およびエアバルブ38が構成されて
いる。従って、インナーベントチューブ14の下端に取
付けられたノズル34に対してスリーブ8の下端に取付
けられたメインパイプ12が相対的に上昇したとき(実
際にはノズル34がメインパイプ12に対して相対的に
下降したとき)にこれら液バルブ36およびエアバルブ
38が開放され、メインパイプ12が下降(ノズル34
が上昇)するとこれら液バルブ36およびエアバルブ3
8が閉鎖される。
【0012】また、スリーブ8の上端には、スリーブス
トッパ40が固定されて上記ステー28に摺動自在に嵌
合されており、スリーブ8の下降限を規制するようにな
っている。上述のように、スリーブ8とジョイント30
との間には、スプリング32が配設されており、上記メ
インエアシリンダ24の作動によってインナーベントチ
ューブ14とエキゾーストパイプ20が下降すると、ス
リーブ8もスプリング32に押されて一体的に下降す
る。スリーブ8が下降して、スリーブストッパ40がバ
ルブボディ6の上面に当たると、スリーブ8は下降を停
止し、その後のメインエアシリンダ24の作動によっ
て、インナーベントチューブ14とエキゾーストパイプ
20はスプリング32に抗してさらに下降し、上記ノズ
ル34の両開口部34c,34dとメインパイプ12と
によって形成された液バルブ36およびエアバルブ38
が開放する。
【0013】スリーブ8の下端部外周にはブラケット4
2が取付けられ、このブラケット42上にサブエアシリ
ンダ44が直立して固定されている。サブエアシリンダ
44のピストンロッド45には、充填時に容器1の口部
1aを密封するびん口パッキン50を含むびん口パッキ
ン組立体46が取付けられ、このサブエアシリンダ44
の作動によって、メインパイプ12の外周面に沿って昇
降するようになっている。びん口パッキン組立体46
は、環状のホルダ48内に嵌着されたゴム等の弾性体か
ら成るびん口パッキン50と、環状のホルダ48を上下
に移動可能に収容するハウジング52と、ハウジング5
2の底部(上方側)に配置されてホルダ48を下方へ向
けて付勢するスプリング54とを備えている。このスプ
リング54によって下方へ付勢されたホルダ48は、ハ
ウジング52の開口側内面に嵌着されたストッパリング
56によって停止している。ハウジング52の底部の内
周側には、下方へ向けて拡大する傾斜面52aが形成さ
れており、この傾斜面52aとホルダ48の上面との間
にOリング58が介在されている。このOリング58
は、メインパイプ12の外径よりも僅かに大きい内径を
有しており、図3に示すようにびん口パッキン50を保
持しているホルダ48がスプリング54によって下方へ
付勢されているときには自由状態にあり、メインパイプ
12とびん口パッキン組立体46とが相対的に昇降する
場合にも、メインパイプ12の外周面に摺接しない。一
方、びん口パッキン50およびホルダ48が容器1の口
部1aによって相対的に押し上げられたときには、ホル
ダ48の上面によって上記ハウジング52の傾斜面52
aに押付けられて圧迫され、メインパイプ12の外周面
に密着してシールするようになっている。なお、上記構
成に係る充填ヘッド4が取付けられているフィラボウル
2は図示しないタンク昇降機構によって昇降できるよう
になっている。
【0014】次に、上記メインエアシリンダ24および
サブエアシリンダ44を作動させるエア回路について、
図1および図5〜図10により説明する。これら両エア
シリンダ24,44へのエアの給排を行なうロータリバ
ルブ(全体として符号62で示す)のバルブボディ64
がフィラボウル2のフランジ2c上に取付け板66を介
して固定されている。このバルブボディ64の内部にエ
アの給排を行なう通路が形成されている。先ず、バルブ
ボディ64の下面側には、エア入口64aおよび排気口
64bの2つの開口が設けられており、これら両開口6
4a,64bがそれぞれ内部通路64c,64dを通っ
て上方へ延び、さらに両側へ分岐して両側面にそれぞれ
2つの開口(2個の入口側開口64eと2個の排気側開
口64f)が設けられている。また、これら両側面に2
個づつ設けられた各開口64e,64fの上方には、そ
れぞれ孔64g,64hが形成されており、これら両側
2個づつの各孔64g,64hがバルブボディ64の内
部側に延びて上面に4個の配管口64i,64j,64
k,64mとして開口している。
【0015】上記バルブボディ64の両側面には、メイ
ンエアシリンダ24への通路を切換える第1シフトバル
ブ68と、サブエアシリンダ44への通路を切換える第
2シフトバルブ70が、バルブボディ64の両側に一体
的に固定された軸72,74の周囲にブッシュ76,7
8を介して回転可能に配置され、スプリング80,82
によってバルブボディ64の側面に圧接されている。第
1シフトバルブ68のバルブボディ64側の端面(図9
参照)には、上記軸72の中心を通る線84と平行な2
本の凹溝68a,68bからなる1組のエア通路86
と、1本の傾斜した方向の凹溝68cおよびこの凹溝6
8cの背後に直交する方向に配置されて2つの開口を有
する通路穴68dからなる他の1組のエア通路88が形
成されている。これら2組のエア通路86,88は、そ
れぞれが上記バルブボディ64の第1シフトバルブ68
側端面に開口する2個の開口64e,64f(バルブボ
ディ64の底面のエア入口64aと排気口64bにそれ
ぞれ通じている)および2個の孔64g,64h(バル
ブボディ64の上面の2つの第1シフトバルブ側配管口
64i,64jにそれぞれ通じている)と連通可能な位
置に配置されている(図10参照)。
【0016】第1シフトバルブ68の外側(スプリング
80側)端部の外面の対称位置に2つの切換レバー68
e,68fが設けられている。後に説明するように、こ
れら両切換レバー68e,68fを操作して第1シフト
バルブ68を回転させると、上記2組のエア通路86,
88のいずれか一方がバルブボディ64の2個の開口6
4e,64fおよび2個の孔64g,64hに連通する
ようになっている。この実施例では、図6の矢印X方向
から見て、第1シフトバルブ68が反時計回り方向に回
転したとき(図7の位置)に、平行したエア通路86が
バルブボディ64の開口64e,64fおよび孔64
g,64hに連通し、逆に時計回り方向に回転するとク
ロスしたエア通路88が、バルブボディ64の開口64
e,64fおよび孔64g,64hに連通する。
【0017】第2シフトバルブ70のバルブボディ64
側端面には、第1シフトバルブ68と同様に、上記軸7
4の中心を通る線90と平行な2本の凹溝70a,70
bからなる1組のエア通路92と、1本の傾斜した方向
の凹溝70cおよびこの凹溝70cの背後に直交する方
向に配置されて2つの開口を有する通路穴70dからな
る他の1組のエア通路94が形成されている。これら2
組のエア通路92,94は、それぞれが上記バルブボデ
ィ64の第2シフトバルブ70側端面に開口する2個の
開口64e,64f(バルブボディ64の底面のエア入
口64aと排気口64bにそれぞれ通じている)および
2個の孔64g,64h(バルブボディ64の上面の2
つの第2シフトバルブ側配管口64k,64mにそれぞ
れ通じている)と連通可能になっている。
【0018】第2シフトバルブ70の外側(スプリング
82側)の外面には、1本の切換レバー70eが突出形
成され、その先端にピン70fが固定されている。この
ピン70fを上下から叩くことにより第2シフトバルブ
70を所定角度回転させることができ、この回転によっ
て上記2組のエア通路92,94のいずれか一方がバル
ブボディ64の2個の開口64e,64fおよび2個の
孔64g,64hに連通するようになっている。すなわ
ち、ピン70fを下方から押上げ、図6の矢印X方向か
ら見て、切換レバー70eを反時計回り方向に回転させ
て上方に位置させると(図8の状態)、平行なエア通路
92がバルブボディ64の2個の開口64e,64fお
よび2個の孔64g,64hに連通し、逆に、ピン70
fを上方から押下げ、図6の矢印X方向から見て時計回
り方向に回転させ、切換レバー70eを下方に位置させ
ると、クロスしたエア通路94がバルブボディ64の2
個の開口64e,64fおよび2個の孔64g,64h
に連通する。
【0019】上記バルブボディ64の下面側に開口する
エア入口64aおよび排出口64bは、それぞれ、マニ
ホールド96のエア供給管96aと排気集合管96bに
接続されている。また、バルブボディ64の上面に開口
する4個の配管口64i,64j,64k,64mのう
ち、第1シフトバルブ68側の2個64i,64jは、
上記メインエアシリンダ24の下方の圧力室24bと上
方の圧力室24aとにそれぞれ接続され、第2シフトバ
ルブ70側の2個の配管口64k,64mは、上記サブ
エアシリンダ44の下方の圧力室44bと上方の圧力室
44aとにそれぞれ接続されている。
【0020】上記第1シフトバルブ68の切換レバー6
8e,68fおよび第2シフトバルブ70の切換レバー
70eに干渉してこれらシフトバルブ68,70を回転
させる機構について説明する。図11は、本実施例に係
る充填機の概略を説明する平面図であり、内部に液体を
充填される容器1は、コンベア100によって連続的に
搬送され、供給側スターホイール102を介して各容器
台上に供給される。その後回転搬送される間に上方の充
填ヘッド4が下降して充填が行なわれ、充填終了後排出
側スターホイール104によって上記コンベア100上
に排出されて次の工程へ送られる。供給側スターホイー
ル102によって容器1が供給される位置のやや下流側
に、第1のシフトバー106(図1参照)が配置され、
一方、排出側スターホイール104のやや上流側には第
2のシフトバー108が配置されており、これら両シフ
トバー106,108によって切換レバー68e,68
fを操作し、第1シフトバルブ68を回転させてロータ
リバルブ62を切換えることにより、メインエアシリン
ダ24を作動させるようになっている。
【0021】第1のシフトバー106は、第1シフトバ
ルブ68に設けられている上側の切換レバー68eに係
合する位置と係合しない位置とに進退動可能になってお
り、図示しないセンサが、容器台上に容器が供給される
ことを検出したときに、そのセンサからの信号によって
上側切換レバー68eに係合する位置に前進され、セン
サが容器1を検出しない場合には、上側切換レバー68
eに係合しない後退位置に保持しておくようになってい
る。第1のシフトバー106が前進すると、充填ヘッド
4と一体的に回転移動してくるロータリバルブ62の第
1シフトバルブ68に設けられている上側の切換レバー
68eに干渉して、第1シフトバルブ68を、図6の矢
印X方向から見て時計回り方向に回転させる。また、第
2のシフトバー108は固定式であり、充填ヘッド4と
一体的に回転移動してくるロータリバルブ62の第1シ
フトバルブ68に設けられている下側の切換レバー68
fに必ず干渉してすべての第1シフトバルブ68を、図
6の矢印X方向から見て反時計回り方向に回転させる。
【0022】メインエアシリンダ24のピストンロッド
25には、サブエアシリンダ44用の第2のシフトバル
ブ70を回転させるシフトバーが設けられている。ピス
トンロッド25の上端には、連結板110を介して上方
シフトバー112が下向きに取付けられ、下端には、上
記ステー28が固定されている水平なプレート26を介
して上向きに延びる下方シフトバー114が取付けられ
ている。メインエアシリンダ24が作動してピストンロ
ッド25が下降端に移動すると、上方のシフトバー11
2が第2シフトバルブ70の切換レバー70eに固定さ
れたピン70fを上方から叩いて、この切換レバー70
eが下方に位置するように第2シフトバルブ70を回転
させ、逆に、ピストンロッド25が上昇端に移動する
と、下方のシフトバー114がそのピン70fを下方か
ら叩いて、切換レバー70eが上方に位置するように第
2シフトバルブ70を回転させる。
【0023】次に、上記構成に係るびん口パッキン組立
体46を備えた充填機の作動について説明する。充填開
始前の状態では、メインエアシリンダ24用の第1シフ
トバルブ68は、図12に示すように、平行なエア通路
86がバルブボディ64の側面の2個の開口64e,6
4fおよび2個の孔64g,64hに連通している。こ
の状態では、メインエアシリンダ24の下側圧力室24
bが、バルブボディ64の配管口64i、孔64g、第
1シフトバルブ68の一方の凹溝68a、バルブボディ
64の開口64e、内部通路64cおよびエア入口64
aを介してマニホールド96のエア供給管96aに接続
されてエアが供給されるとともに、上側の圧力室24a
は、バルブボディ64の配管口64j、孔64h、第1
シフトバルブ68の他方の凹溝68b、バルブボディ6
4の開口64f、内部通路64dおよび排気口64bを
介してマニホールド96の排気集合管96bに接続され
て排気されるようになっており、ピストンロッド25は
メインエアシリンダ24内の上昇端に位置している。従
って、上記充填ヘッド4は上昇端にあり、液バルブ36
およびエアバルブ38は閉じている。
【0024】メインエアシリンダ24のピストンロッド
25が上昇端に位置しているので、このピストンロッド
25の下端に取付けられている下方のシフトバー114
が、第2シフトバルブ70の切換レバー70eを上方へ
向けて回転させ、第2シフトバルブ70の平行なエア通
路92をバルブボディの側面の2個の開口64e,64
fおよび2個の孔64g,64hに連通させている。こ
の状態では、図13に示すように、サブエアシリンダ4
4の下方の圧力室44bが、バルブボディ64の配管口
64k、孔64g,第2シフトバルブ70の一方の凹溝
70a、バルブボディ64の開口64e、内部通路64
cおよびエア入口64aを介してマニホールド96のエ
ア供給管96aに接続されてエアが供給されるととも
に、上側の圧力室44aは、バルブボディ64の配管口
64m、孔64h、第2シフトバルブ70の他方の凹溝
70b、バルブボディ64の開口64f、内部通路64
dおよび排気口64bを介してマニホールド96の排気
集合管96bに接続されて排気されるようになってお
り、ピストンロッド45は上昇端に位置して、上記びん
口パッキン組立体46を上方に引き上げている。
【0025】コンベア100上を搬送されてきた容器1
が、供給側スターホイール102によって充填ヘッド4
の下方に配置された容器台上に供給されると、これを感
知したセンサからの信号によって第1シフトバー106
が前進される。上記状態にある充填ヘッド4のロータリ
バルブ62が回転移動して第1シフトバー106の位置
に達すると、第1シフトバルブ68の上方の切換レバー
68eがこの第1シフトバー106に当り、図6の矢印
X方向から見て時計回り方向に回転される。第1シフト
バルブ68が時計回りに回転すると、図12の状態から
図14の状態になり、クロスしたエア通路88がバルブ
ボディ64の側面の2個の開口64e,64fおよび2
個の孔64g,64hに連通する。その結果、メインエ
アシリンダ24の両圧力室24a,24bが切換えら
れ、上方の圧力室24aがエア供給管96aに接続され
てエアが導入され、下方の圧力室24b内は排気集合管
96bに接続されてそのエアが排出され、メインエアシ
リンダ24のピストンロッド25が下降する。
【0026】上記のように、フィラボウル2の底部の周
囲に張出したフランジ2c上に直立して固定されている
メインエアシリンダ24が作動してそのピストンロッド
25が下降すると、このピストンロッド25の下端に連
結された水平なプレート26が一体的に下降する。プレ
ート26が下降すると、プレート26上に固定されたス
テー28、このステー28にジョイント30を介して連
結されたインナーベントチューブ14およびエキゾース
トパイプ20等が一体的に下降する。
【0027】インナーベントチューブ14およびエキゾ
ーストパイプ20が下降すると、これら両者14,20
の連結部に固定されているジョイント30の下面側に配
設されたスプリング32によってスリーブ8が押し下げ
られて一体的に下降する。インナーベントチューブ14
およびエキゾーストパイプ20と、スリーブ8とが一体
的に下降すると、インナーベントチューブ14の下端に
固定されているノズル34とスリーブ8の下端に固定さ
れているメインパイプ12とが図1の状態(液バルブ3
6およびエアバルブ38が閉じた状態)のまま容器1の
口部1a内に挿入される。
【0028】スリーブ8が下降してその上端部の外周に
固定されているスリーブストッパ40がバルブボディ6
の上面に当たると、スリーブ8の下降は停止される。ス
リーブ8が停止した後もさらにメインエアシリンダ24
が作動を続けて、インナーベントチューブ14およびエ
キゾーストパイプ20がスプリング32に抗して下降さ
れると、スリーブ8の下端のメインパイプ12が停止し
ているのに対してノズル34が下降するので、液バルブ
36およびエアバルブ38が開放し充填が開始する。こ
の時、スリーブ8の下端に取付けられたサブエアシリン
ダ44およびびん口パッキン組立体46もスリーブ8の
下降量と同量だけ下降するが、本実施例の構成では、充
填開始の瞬間にはびん口パッキン50が容器1の口部1
aに接触せず、容器1内を密封していない。すなわち、
メインエアシリンダ24のピストンロッド25の下降に
よりその上端に取付けられた上方シフトバー112も下
降し、第2シフトバルブ70の切換レバー70eに固定
されているピン70fに当って押し下げていくが、液バ
ルブ36およびエアバルブ38が開放し充填が開始した
時点では、第2シフトバルブ70の2組のエア通路9
2,94の切換えが完了していない。従って、サブエア
シリンダ44は作動せずピストンロッド45は上昇した
ままである。そのため、充填液の流入に伴なって容器1
内のエアは、容器の口部1aから外部へ排出されるとと
もに、前回の充填終了時にエア通路18内を上昇し残留
していた液も容器1内に流下するので、エア通路18内
の残留液のために充填開始が遅れてしまうおそれがなく
直ちに充填を開始することができる。
【0029】上記のようにびん口パッキン50によって
容器1の口部1aを密封せずに充填を行なう状態を経過
した後、メインエアシリンダ24のピストンロッド25
が最も下方まで下降すると、その上端に取付けられた上
方シフトバー112が、サブエアシリンダ44用の第2
シフトバルブ70に設けられた切換レバー70eのピン
70fを下降端まで押下げて切換レバー70eを下方へ
回転させて図15の状態にする。すると、第2シフトバ
ルブ70のクロスしたエア通路94がバルブボディ64
の側面の2個の開口64e,64fおよび2個の孔64
g,64hに連通し、サブエアシリンダ44への通路が
切換えられて、上方の圧力室44aがマニホールド96
のエア供給管96aに接続されてエアが供給され、一
方、下方の圧力室44bは、排気集合管96bに接続さ
れてエアが排出される。その結果、サブエアシリンダ4
4のピストンロッド45が下降し、その下端に固定され
ているびん口パッキン組立体46が下降する。
【0030】上述のように充填が開始した後、サブエア
シリンダ44が作動してびん口パッキン組立体46が下
降され、びん口パッキン50が容器1の口部1aに押付
けられる(図2の状態)。びん口パッキン組立体46
は、びん口パッキン50が容器1の口部1aに押付けら
れるまでは、図3に示すように、このびん口パッキン5
0およびホルダ48がスプリング54の力によって、ハ
ウジング52に対して相対的に下方へ付勢されているの
で、Oリング58は自由状態にあり、メインパイプ12
の外周面に対して摩擦を生ずることなく下降する。そし
て、びん口パッキン50が容器1の口部1aに押付けら
れると、図4に示すように、ホルダ48がスプリング5
4に抗して押し上げられ、このホルダ48の上面がOリ
ング58をハウジング52の傾斜面58aに圧接させ
る。するとOリングは圧迫されて、メインパイプ12の
外周面に密着し、びん口パッキン組立体46とメインパ
イプ12との間をシールして容器1内を外部から完全に
遮断する。その後は、フィラボウル2内の液が、充填液
通路16を通り液バルブ36(ノズル34の開口34
c)から容器1内に充填されるとともに、容器1内のエ
アは、エアバルブ38(ノズル34の開口34d)から
エア通路18内に入り、この通路18を通ってフィラボ
ウル2の液面22上に排出される。
【0031】容器1内に液が充填されて液面が上昇し、
エアバルブ38の開口34dに達すると、充填された液
がインナーベントチューブ14およびエキゾーストパイ
プ20内のエア通路18を上昇し、エキゾーストパイプ
20内の液面がフィラボウル2内の液面22に一致する
と、充填液通路16からの液の流入が停止し充填が終了
する。
【0032】充填液通路16からの液の流入が停止した
後、充填ヘッド4が第2シフトバー108の位置に達す
ると、第1シフトバルブ68の下側切換レバー68fが
第2シフトバー108に当って、上記第1シフトバー1
06に干渉したときと逆方向に回転される。図12に示
すように、クロスしたエア通路88がバルブボディ64
の側面の2個の開口64e,64fおよび2個の孔64
g,64hから外れて、平行なエア通路86が連通す
る。すると、再びメインエアシリンダ24の下方の圧力
室24bがエア供給管96aに、上方の圧力室24aが
排気集合管96bにそれぞれ接続され、ピストンロッド
25が上昇する。このピストンロッド25の上昇によっ
て、インナーベントチューブ14およびエキゾーストパ
イプ20が上昇する。インナーベントチューブ14の下
端に固定されたノズル34も一体的に上昇して、先ず、
液バルブ34およびエアバルブ36を閉じ、さらにイン
ナーベントチューブ14およびエキゾーストパイプ20
が上昇すると、ノズル34の先端のプラグ34bがメイ
ンパイプ12の下端を押し上げてスリーブ8も一体的に
上昇させる。また、メインエアシリンダ24のピストン
ロッド25が最も上昇した位置に達すると、その下端に
取付けた下方シフトバー114が第2シフトバルブ70
の切換レバー70eに取付けられているピン70fを上
方へ押上げる。その結果、サブエアシリンダ44も切換
えられてピストンロッド45が上昇し、びん口パッキン
組立体46をメインパイプ12に対して上方へ引き上げ
る。メインパイプ12およびノズル34が容器1内から
抜き取られた後、この容器1は排出側スターホイール1
04によってコンベア100上に排出されてキャッパ等
の次の工程に送られる。
【0033】上記充填機により容器1内に充填された液
面の高さ(入味線)60(図2参照)は、この実施例で
は、エアバルブ38の開口34d全体が開放されず、そ
の上部がメインパイプ12によって覆われているので、
メインパイプ12の下端面の高さによって決定する。空
寸Hはこの入味線60と容器1の口部1aとの距離であ
るから、空寸値を変更するためには、図示しないタンク
昇降機構によってフィラーボウル2を昇降させればよ
い。すなわち、フィラーボウル2を昇降させると、スリ
ーブ8の下端に固定されたメインパイプ12と、インナ
ーベントチューブ14の下端に固定されたノズル34と
が一体的に昇降し、充填時における入味線60の高さを
決定するメインパイプ12の下端面の高さが変化する。
これに対し、容器1の口部1aに密着して容器1内をシ
ールするびん口パッキン50は、上記メインパイプ12
およびノズル34と完全に独立して昇降するようになっ
ているので、容器1の口部1aの高さと上記入味線60
の高さとの距離が変わって空寸Hが変更される。このよ
うに本実施例装置では、リフタレスタイプの充填機に、
フィラーボウル2の高さを変えるだけで容器1内の空寸
Hを変更することができる空寸調整機構を備えることが
できる。この空寸調整機構は、切換作業が簡単で、その
時間を短縮することができ、しかも、運転中の微調整も
容易に行なうことができ、また、洗浄カップ等のびん口
パッキンを上昇させるための装置を使う必要もない。
【0034】なお、上記実施例では、インナーベントチ
ューブ14およびエキゾーストパイプ20を昇降させる
機構としてエアシリンダ(メインエアシリンダ24)を
用いたが、エアシリンダに限られるものではなく、カム
等の機構を用いて昇降させるようにしても良い。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、注液
パイプの周囲に昇降可能に嵌合されたハウジングと、こ
のハウジング内に上下動可能に収容されたびん口パッキ
ンと、上記ハウジングとびん口パッキンとの間に介装さ
れたOリングとを備え、びん口パッキンが容器の口部に
圧接されてハウジング内で押し上げられた際に、上記O
リングが圧迫されてその内周が注液パイプの外周面に密
着し、びん口パッキンと注液パイプとの間をシールする
ようにしたことにより、注液パイプとびん口パッキンと
の相対的昇降をする際には、注液パイプの外面がOリン
グによってシールされていないので、Oリングが摩擦に
よって摩耗してしまう恐れがなく、しかも、充填時に
は、注液パイプとびん口パッキンとの間を完全にシール
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るびん口パッキン組立体
を備えた充填機の要部(充填ヘッド)の縦断面図であ
る。
【図2】上記充填機の充填時の状態を示す縦断面図であ
る。
【図3】上記充填機のバルブ部とびん口パッキン組立体
を拡大して示す縦断面図である。
【図4】図3の充填時の状態を示す縦断面図である。
【図5】上記充填ヘッドを作動させるロータリバルブの
平面図である。
【図6】ロータリバルブの縦断面図である。
【図7】図6の左側面図である。
【図8】図6の右側面図である。
【図9】図6のIX−IX方向矢視図である。
【図10】図6のX−X方向矢視図である。
【図11】上記充填機の概略平面図である。
【図12】第1シフトバルブとメインエアシリンダの作
動を説明する図であり、メインエアシリンダの非作動状
態を示す図である。
【図13】第2シフトバルブとサブエアシリンダの作動
を説明する図であり、サブエアシリンダの非作動状態を
示す図である。
【図14】第1シフトバルブとメインエアシリンダの作
動を説明する図であり、メインエアシリンダの作動状態
を示す図である。
【図15】第2シフトバルブとサブエアシリンダの作動
を説明する図であり、サブエアシリンダの作動状態を示
す図である。
【符号の説明】
1 容器 1a 容器の口部 12 メインパイプ 52 ハウジング 50 びん口パッキン 58 Oリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注液パイプの周囲に昇降可能に嵌合され
    たハウジングと、このハウジング内に上下動可能に収容
    されたびん口パッキンと、上記ハウジングとびん口パッ
    キンとの間に介装されたOリングとを備え、びん口パッ
    キンが容器の口部に圧接されてハウジング内で押し上げ
    られた際に、上記Oリングが圧迫されてその内周が注液
    パイプの外周面に密着し、びん口パッキンと注液パイプ
    との間をシールすることを特徴とするびん口パッキン組
    立体。
JP20011393A 1993-07-19 1993-07-19 びん口パッキン組立体 Pending JPH0741089A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149899A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd ノンガス飲料用充填バルブ、同バルブの充填制御方法、及び同バルブのcip洗浄制御方法
JP2015034013A (ja) * 2013-08-07 2015-02-19 大日本印刷株式会社 シール部材及び充填装置

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