JPH0741397B2 - ステンレス被覆鋳鉄管の製造方法 - Google Patents
ステンレス被覆鋳鉄管の製造方法Info
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- JPH0741397B2 JPH0741397B2 JP1126400A JP12640089A JPH0741397B2 JP H0741397 B2 JPH0741397 B2 JP H0741397B2 JP 1126400 A JP1126400 A JP 1126400A JP 12640089 A JP12640089 A JP 12640089A JP H0741397 B2 JPH0741397 B2 JP H0741397B2
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- iron pipe
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、表面をステンレス鋼で被覆した鋳鉄管の製造
方法に関する。
方法に関する。
(従来の技術) 鋳鉄異形管(以下、管を呼ぶ。)には、管の表面に耐食
性が要求されることがある。この場合には、通常、金属
溶射法によってステンレス鋼の粉末を管の表面に溶射
し、ステンレス材の溶射層で管の表面を被覆している。
性が要求されることがある。この場合には、通常、金属
溶射法によってステンレス鋼の粉末を管の表面に溶射
し、ステンレス材の溶射層で管の表面を被覆している。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記溶射層の形成の際には、溶射金属と管との
良好な接合を得るために下地処理が必要である。また、
溶射層はポーラスであるため、溶射層表面から管の表面
に至る通気路が存在し、これを通じて、下地である管の
表面が腐食され易い。このため、溶射層形成後、さらに
樹脂をコーティングするなどの封孔処理を施さねばなら
ないという問題がある。
良好な接合を得るために下地処理が必要である。また、
溶射層はポーラスであるため、溶射層表面から管の表面
に至る通気路が存在し、これを通じて、下地である管の
表面が腐食され易い。このため、溶射層形成後、さらに
樹脂をコーティングするなどの封孔処理を施さねばなら
ないという問題がある。
また、溶射機(いわゆる、溶射ガン)の寸法上の制約か
ら、小口径(50mmφ〜300mmφ)の管の内面に溶射層を
形成するのは非常に困難である。
ら、小口径(50mmφ〜300mmφ)の管の内面に溶射層を
形成するのは非常に困難である。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、下地処
理や封孔処理を施すことなく、また管の寸法形状に影響
されることなく、容易にステンレス被覆鋳鉄管を得るこ
とができる製造方法を提供することを目的とする。
理や封孔処理を施すことなく、また管の寸法形状に影響
されることなく、容易にステンレス被覆鋳鉄管を得るこ
とができる製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明のステンレス被覆鋳鉄管の製造方法は型枠内に収
容されたステンレス鋼粉末のみからなる粉粒体中に配置
された管状の消失性模型に鋳鉄溶湯を注入して該模型の
消失と共に鋳鉄管を鋳造する。
容されたステンレス鋼粉末のみからなる粉粒体中に配置
された管状の消失性模型に鋳鉄溶湯を注入して該模型の
消失と共に鋳鉄管を鋳造する。
(作用) 管の鋳造の際に、消失性模型の表面に隣接配置されたス
テンレス鋼粉末は、鋳鉄溶湯によって溶融され、鋳鉄管
の成形と共に管の表面に被覆層として溶着される。該被
覆層は管表面とは冶金的に一体化しており、該被覆層に
被覆層の表面から管表面にまで至るような通気路は存在
していない。従って、前記被覆層は封孔処理を施さなく
ても、ステンレス鋼本来の耐食性を発揮することができ
る。
テンレス鋼粉末は、鋳鉄溶湯によって溶融され、鋳鉄管
の成形と共に管の表面に被覆層として溶着される。該被
覆層は管表面とは冶金的に一体化しており、該被覆層に
被覆層の表面から管表面にまで至るような通気路は存在
していない。従って、前記被覆層は封孔処理を施さなく
ても、ステンレス鋼本来の耐食性を発揮することができ
る。
また、消失性模型はステンレス鋼粉末のみからなる粉粒
体中に配置されるだけで、消失性模型の大きさ、形状に
関わらず、その表面にステンレス鋼粉末が隣接配置され
た状態となり、鋳物表面に極めて容易にステンレス鋼の
被覆層を形成することができる。
体中に配置されるだけで、消失性模型の大きさ、形状に
関わらず、その表面にステンレス鋼粉末が隣接配置され
た状態となり、鋳物表面に極めて容易にステンレス鋼の
被覆層を形成することができる。
(実施例) 本発明のステンレス被覆鋳鉄管について、その製造方法
に従って以下に説明する。
に従って以下に説明する。
第1図は本発明に係るステンレス被覆鋳鉄管を鋳造成形
するための鋳型1を示したものである。該鋳型1を形成
するには、まず、湯口6及び湯道模型5を備えた所定の
管形状の消失性模型3を用意する。該模型は、通常、発
泡ポリスチレンを発泡成形したものが用いられる。該模
型3を型枠2内のステンレス鋼粉末4内に配置し、通
常、振動により前記粉末4を充てんして鋳型1を形成す
る。
するための鋳型1を示したものである。該鋳型1を形成
するには、まず、湯口6及び湯道模型5を備えた所定の
管形状の消失性模型3を用意する。該模型は、通常、発
泡ポリスチレンを発泡成形したものが用いられる。該模
型3を型枠2内のステンレス鋼粉末4内に配置し、通
常、振動により前記粉末4を充てんして鋳型1を形成す
る。
上記ステンレス鋼粉末4としては、通常、ガスアトマイ
ズ法や水アトマイズ法などの急冷凝固粉末が用いられ
る。
ズ法や水アトマイズ法などの急冷凝固粉末が用いられ
る。
また、上記粉末4の粒度は、鋳型の造形性や注湯時のガ
ス抜け、あるいは、管表面での被覆層形成時の溶融性な
どを考慮して適宜の粒度(通常100〜20メッシュ)とさ
れる。
ス抜け、あるいは、管表面での被覆層形成時の溶融性な
どを考慮して適宜の粒度(通常100〜20メッシュ)とさ
れる。
次に、第1図の鋳型1の湯口6から、湯道5を通じて消
失性模型3に、所定の化学組成の鋳鉄溶湯を注入する。
この際、前記模型3は溶湯の熱によって気化消失すると
共に溶湯が該消失部分に侵入して所定形状の鋳鉄管が成
形される。一方、模型3の表面に臨接して配置されてい
たステンレス鋼粉末は、溶湯の熱によって溶融され、管
の成形と共に管の表面に溶着されて、第2図に示すよう
に、鋳鉄管7の表面に被覆層8を形成する。該被覆層8
は、上述の通り、管7の表面に治金的に一体化して形成
されたものであるから、被覆層8表面から管7表面に至
るような通気路は存在せず、管との接合も良好である。
従って、封孔処理を施さなくてもステンレス材本来の優
れた耐食性を発揮することができる。
失性模型3に、所定の化学組成の鋳鉄溶湯を注入する。
この際、前記模型3は溶湯の熱によって気化消失すると
共に溶湯が該消失部分に侵入して所定形状の鋳鉄管が成
形される。一方、模型3の表面に臨接して配置されてい
たステンレス鋼粉末は、溶湯の熱によって溶融され、管
の成形と共に管の表面に溶着されて、第2図に示すよう
に、鋳鉄管7の表面に被覆層8を形成する。該被覆層8
は、上述の通り、管7の表面に治金的に一体化して形成
されたものであるから、被覆層8表面から管7表面に至
るような通気路は存在せず、管との接合も良好である。
従って、封孔処理を施さなくてもステンレス材本来の優
れた耐食性を発揮することができる。
注湯終了後、放冷した後に型ばらしをして管を取り出
し、管表面の黒皮を除去して製品鋳鉄管とされる。
し、管表面の黒皮を除去して製品鋳鉄管とされる。
尚、本実施例では鋳鉄異形管について述べたが、これに
限るものではなく、一般の鋳鉄直管に対しても適用でき
るのはもちろんである。
限るものではなく、一般の鋳鉄直管に対しても適用でき
るのはもちろんである。
以下に具体的実施例を掲げて説明する。
呼び径100mmφのT型90度曲がり管と同一形状の発泡
ポリスチレン製の消失性模型(湯道付)を用意した。
ポリスチレン製の消失性模型(湯道付)を用意した。
第1図のように、の模型を600mmw×600mml×600mmh
の型枠内に湯口と共に配置し、粒度−30メッシュのステ
ンレス鋼(JIS SUS304)粉末を型枠内に装入し、該型枠
の上面いっぱいとなるよう充てんして鋳型を組み立て
た。
の型枠内に湯口と共に配置し、粒度−30メッシュのステ
ンレス鋼(JIS SUS304)粉末を型枠内に装入し、該型枠
の上面いっぱいとなるよう充てんして鋳型を組み立て
た。
で得た鋳型の湯口から、ダクタイル溶湯を注入し、
の模型と同一形状の曲がり管を鋳造した。このとき、
注湯温度は1522℃、注湯時間は約5秒間であった。
の模型と同一形状の曲がり管を鋳造した。このとき、
注湯温度は1522℃、注湯時間は約5秒間であった。
注湯後、24hr放置して冷却し、型ばらしを行なって、
ステンレス材から成る被覆層を有する鋳鉄曲がり管を得
た。
ステンレス材から成る被覆層を有する鋳鉄曲がり管を得
た。
上記曲がり管の断面の組織を顕微鏡で観察したところ、
曲がり管の外周面および内周面に、厚さ約0.5mmのステ
ンレス材から成る被覆層が溶着形成されているのが認め
られた。また該被覆層には、被覆層表面から管表面に至
るような通気路は認められなかった。
曲がり管の外周面および内周面に、厚さ約0.5mmのステ
ンレス材から成る被覆層が溶着形成されているのが認め
られた。また該被覆層には、被覆層表面から管表面に至
るような通気路は認められなかった。
(発明の効果) 上述の通り、本発明によれば、管状の消失性模型をステ
ンレス鋼粉末のみからなる粉粒体中に配置するので、消
失性模型の大きさ、形状に関わらず、その表面にステン
レス鋼粉末が隣接配置された状態になり、引いては鋳造
により鋳物表面にステンレス鋼の被覆層が一体的に溶着
された鋳鉄管を容易に得ることができ、極めて生産性が
高い。
ンレス鋼粉末のみからなる粉粒体中に配置するので、消
失性模型の大きさ、形状に関わらず、その表面にステン
レス鋼粉末が隣接配置された状態になり、引いては鋳造
により鋳物表面にステンレス鋼の被覆層が一体的に溶着
された鋳鉄管を容易に得ることができ、極めて生産性が
高い。
第1図は本発明に係るステンレス被覆鋳鉄管を鋳造成形
するための鋳型の断面図、第2図は第1図の鋳型で鋳造
された鋳鉄管の表面の断面拡大図である。 3……消失性模型、4……ステンレス鋼粉末、7……鋳
鉄管、8……被覆層。
するための鋳型の断面図、第2図は第1図の鋳型で鋳造
された鋳鉄管の表面の断面拡大図である。 3……消失性模型、4……ステンレス鋼粉末、7……鋳
鉄管、8……被覆層。
Claims (1)
- 【請求項1】型枠内に収容されたステンレス鋼粉末のみ
からなる粉粒体中に配置された管状の消失性模型に鋳鉄
溶湯を注入して該模型の消失と共に鋳鉄管を鋳造するこ
とを特徴とするステンレス被覆鋳鉄管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1126400A JPH0741397B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ステンレス被覆鋳鉄管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1126400A JPH0741397B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ステンレス被覆鋳鉄管の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02303670A JPH02303670A (ja) | 1990-12-17 |
| JPH0741397B2 true JPH0741397B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=14934216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1126400A Expired - Fee Related JPH0741397B2 (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ステンレス被覆鋳鉄管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741397B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103302248A (zh) * | 2013-05-20 | 2013-09-18 | 江苏久保联实业有限公司 | 一种高温合金弯管熔模铸造模具 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2883496B1 (fr) * | 2005-03-24 | 2008-10-24 | Fond De Treveray Soc Nouv | Piece d'usure metallique de forme generalement tubulaire, et procede de fabrication par coulee d'une telle piece d'usure |
| CN102950250A (zh) * | 2011-08-19 | 2013-03-06 | 山西兴源精密铸造有限公司 | 一种消失模生产砼泵弯头工艺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56114569A (en) * | 1980-02-14 | 1981-09-09 | Oisei Chuzosho:Kk | Fitting method of copper film on surface of iron casting |
| JPH01107954A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-25 | Mitsubishi Motors Corp | 消失模型鋳造法 |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP1126400A patent/JPH0741397B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103302248A (zh) * | 2013-05-20 | 2013-09-18 | 江苏久保联实业有限公司 | 一种高温合金弯管熔模铸造模具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02303670A (ja) | 1990-12-17 |
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