JPH0741417B2 - 軌跡補間装置 - Google Patents

軌跡補間装置

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JPH0741417B2
JPH0741417B2 JP62214896A JP21489687A JPH0741417B2 JP H0741417 B2 JPH0741417 B2 JP H0741417B2 JP 62214896 A JP62214896 A JP 62214896A JP 21489687 A JP21489687 A JP 21489687A JP H0741417 B2 JPH0741417 B2 JP H0741417B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可動体に取り付けられ、前記可動体に対して
ツールを所望の位置に移動させることが可能な軌跡補間
装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車のボディ部品、計装部品等の製造においては、ね
じやボルト・ナット類の締付用の小穴あるいは各種部品
の挿入用の小穴、多角形穴、長穴などを多数形成する必
要がある。この小穴加工はプレス打抜きで行われるのが
一般的であるが、自動車のボディ部品等のように3次元
成形品の場合には、プレス金型へのセッティングが難し
く、また、自動車のモデルチェンジや車種の相違によっ
て成形品の形状、大きさが異なり、プレス打抜きを適用
し難い状況にあった。
このため従来からロボットを使用した小穴加工が行われ
ている。第16図はこの小穴加工を行う装置の側面図を示
している。複数のアーム1a,1bが連結された多自由度の
ロボットが使用され、このロボットの先端側のアーム1b
の先端部にツール2が取り付けられている。ツール2は
例えば、レーザガン、プラズマガン、ウォータジェット
ガン等が使用されており、ロボットを制御するコントロ
ーラの高速演算に基づき円弧補間動作を行って三次元加
工されたワーク3に所定径の小穴4を形成するようにな
っている。
また、多角形穴、長穴などについても同様に直線補間、
円弧補間を組み合せて形成している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらロボットによる円および異形状の軌跡補間
制御では、下記の〜の理由により所定の穴加工がで
きないという問題があった。
穴加工が非接触加工であるため、ツールとしてレーザ
ガン、プラズマガンが使用されることが多く、これらの
ツールの特性によって決定される穴加工の周速度がロボ
ットの制御速度に比べて非常に速い。
加工される穴の径がたとえば4〜20mmの小径であるた
め、円弧補間が難しい。
直交する2軸(X-Yテーブル)の異形状軌跡補間演算
によってツールを制御する構造では、ユニットが大きく
なり、コストが高く、ツール、モータ等のケーブル処理
が困難である。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、ツールの加工速度と比較して制御速度の遅いロボッ
トをも、小径の円ならびに異形状の穴加工に使用でき、
小形にして、かつ、ツールにエネルギーを供給するケー
ブル処理も容易な軌跡補間装置を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、可動体に取り付けら
れ、前記可動体に対してツールを所望の位置に移動させ
ることが可能な軌跡補間装置であって、 可動体に対して、軸心廻りに回転可能に支持された筒状
の回転軸と、 回転軸の先端部に、自転及び公転可能に支持されると共
に、回転軸の回転中心から所定の距離だけ隔てた位置に
回転中心を有し、この回転中心から所定の距離だけ隔て
た位置にツールの作用点が位置するように該ツールを保
持する動作軸と、 回転軸の内側に、前記回転軸の軸心と平行な軸心廻りに
回転可能に支持されると共に、動作軸に対する駆動力を
伝達する筒状の駆動伝達軸と、 を備え、駆動伝達軸の軸心部にツールへエネルギーを伝
達するケーブルを通し、可動体の動作とは独立に回転軸
及び動作軸を制御してツールを円ならびに異形状の軌跡
に沿って移動させるものである。
〔作用〕
以下、本発明の概略及び原理を説明した後で、その作用
を説明する。
本発明に係る軌跡補間装置は第1図中に参照符号5で示
すように、基本的には、多数のアーム7a,7bを有する多
自由度のロボット6の先端側のアーム7bの先端に装着さ
れると共に、この装着状態でツール8を把持してツール
8に各種動作を与えるように作動する。この作動はロボ
ット6によるツールの位置決め後にロボット6とは独立
して行われ、これによりツール8はワーク9に対して非
接触の状態で例えば所定位置に所定径の小穴10を加工す
る。この場合、ワーク9が3次元成形品であれば、ワー
クの3次元曲面に対し多自由度ロボット6の機構が5自
由度必要であり、軌跡補間装置5はこれに加えて円動作
機構および半径設定機構(加工点における穴径変更機
構)の2自由度が必要であり、システム全体としては7
自由度の機構が前提となる。
一方、ワーク9が平面の場合にはロボット6は3自由度
で機能するからシステム全体では5自由度の機構が前提
となる。軌跡補間装置5に支持されるツールとしては、
YAGレーザガン、炭酸ガスレーザガン、プラズマガンあ
るいはウォータジェットガン等、各種ツールが選択され
る。
軌跡補間装置5は基本的にツールの移動速度およびツー
ルの円動作の半径(又は直径)あるいは異形状の長辺等
の情報が数値的に与えられ、予め設定された範囲におい
て与えられた数値に対応してツール位置を変える構造に
なっている。このツールの動作速度、動作軌跡を決定す
る機能はロボット6の本体の動作とは独立しており、ツ
ール8の動作は軌跡補間装置5によって制御される。
次に、本発明に係る軌跡補間装置に円の軌跡補間の原理
を第2図、第3図および第4図により説明する。第2図
は円動作の作動軌跡を示し、第3図は円動作の回転角と
半径との関係を示す特性図である。第2図において、11
はロボットの先端に回転可能に支持された回転軸(以
下、T1軸という)の回転中心である。このT1軸の回転中
心11から距離rだけ隔てた位置が動作軸(以下、T2軸と
いう)の回転中心12になっている。T2軸はT1軸に支持さ
れており、T1軸が回転すれば、T2軸はT1軸と一体的に回
転(公転)し、かつ、T2軸はT1軸とは独立に回転(自
転)する。また、T2軸にはその回転中心12から所定の距
離だけ隔てたツール位置13でツール(第2図ではツール
8を省略)を把持している。T2軸の回転中心からツール
位置13までの距離も、rに等しくなっている。しかし
て、T1軸を静止させたまま、T2軸のみを回転させればツ
ールは円軌跡14に沿って移動する。また、T2軸を静止さ
せたまま、T1軸のみを回転させればツールは円軌跡15に
沿って移動する。
いま、T2軸の回転中心12及びT1軸の回転中心11を結ぶ線
分と、T2軸の回転中心12及びツール位置13を結ぶ線分と
のなす角をθとすれば、T1軸の回転中心11とツール位置
13との距離はθの関数R(θ)で表され、第3図に示す
関係にある。距離R(θ)はツールの円動作の半径(す
なわち、加工される小穴の半径)に関する情報であり、
軌跡補間装置5に与えられる。そして、R(θ)は下記
(1)式で一義的に決定することができる。
従って、(1)式のツールの円動作の半径R(θ)から
T2軸の回転角θを下記の(2)式により求めることがで
きる。
一方、軌跡補間装置5に与えられるもう一つの情報、す
なわちツールの円動作の周速度v(mm/sec)は下記
(3)式および(4)式によってT1軸のモータの回転速
度ω1(周辺歯数i1)とT2軸のモータの回転速度ω2(周
辺歯数i2)とに変換することができる。
以上の関係からツールの円動作は第4図に示すフローチ
ャートに従って制御することができる。この制御は、ま
ず、ツールの円動作の半径R(θ)および周速度vの情
報が与えられる(ステップ20およびステップ21)。半径
R(θ)に関する情報は上記(2)式に基づいてツール
を支持するT2軸の移動量に変換され、T2軸の回転角θが
決定されT2軸はその角度θに位置決めされる(ステップ
22)。一方、周速度vに関する情報は上記(3)式に基
づいてT1軸のモータの回転速度ω1に変換されると共に
(ステップ23)、T1軸のモータの回転速度ω1からT2
モータの回転速度ω2に変換される(ステップ24)。こ
れに基づきT1軸モータとT2軸モータとがそれぞれ回転速
度ω1,ω2で同時に作動し、ツールは360°あるいはそ
れ以上回動し、ワークに小穴が開設される(ステップ2
5)。この小穴開設後は次の小穴開設のため、ロボット
が移動し、ツールを所定位置に位置決めし(ステップ2
6)、その小穴に関する情報が与えられる(ステップ20
およびステップ21)。従って、以上の作動によってツー
ルの円動作が迅速かつ円滑に行なわれるから、ツールの
種類および穴径の大小に関係なく小穴加工を正確に行う
ことができる。
次に、異形状の軌跡補間について説明する。
長方形(正方形を含む)、長穴の場合は、形状に方向性
があるため、円の軌跡補間のようにT1軸の回転中心を円
軌跡の座標原点とするだけではなく、第5図(a),
(b)に示すように軌跡動作のスタート点(S)をT
2軸、T1軸を動作させて、教示し、記憶する。異形状の
軌跡中心である原点(C)がT1軸の回転中心にあること
は、円軌跡と同様である。数値情報は辺A(mm)、周速
度v(mm/sec)を与える。
以下に、軌跡形成制御を具体的に説明する。
第6図に示すように、T1軸の回転中心を座標原点(C)
とし、座標原点とスタート点(S)を結ぶ線をY軸、座
標原点を通りY軸と垂直な線をX軸とする。軌跡形成方
向は、スタート点を通りY軸と垂直とする。T1軸の回転
角をθ1、T2軸の回転角をθ2とすると、ツール8の先端
の座標を下記(5),(6)式のように一義的に決定す
ることができる。
X=r cosθ1+r cosθ2 …(5) Y=r sinθ1+r sinθ2 …(6) スタート点(S)は教示されるため、その時のT2軸の移
動角度θ02から辺Bが計算できる。
数値情報A、計算値Bより、長方形、長穴の軌跡形成は
可能となる。
ここで、周速度v(mm/sec)の情報により、制御クロッ
クT(sec)間隔での座標値計算はあまりにも公知なの
で省略し、第7図に表すように、その座標値を(X1,
Y1)とすると X1=r cosθ1+r cosθ2 …(8) Y1=r sinθ1+r sinθ2 …(9) (8),(9)式より X1−r cosθ1=r cosθ2 …(10) Y1−r sinθ1=r sinθ2 …(11) (10)2+(11)2より X1cosθ1+Y1cosθ1=(X1 2+Y1 2)/2r …(12) ここで、J=(X1 2+Y1 2)/2r X1=M cosθ0 Y1=M sinθ0 とおいて、(12)式に代入にすると M cos(θ0=θ1)=J cos(θ0=θ1)=J/M …(13) ここで、ωを定義すると cosω=J/M sinω=N/M しかるに である。
tanω=N/J, tanθ0=Y1/X1 したがって tanθ1=tan(θ0=ω) =(tanθ0−tanω)/(1+tanθ0・tanω) =(Y1J−X1N)/(X1J+Y1N) θ1=tan-1{(Y1J−X1N)/(X1J+Y1N)} …(14)
(14)式を(10),(11)式へ代入すると cosθ2=(X1−r cosθ1)/r sinθ2=(Y1−r sinθ1)/r tanθ2=(Y1−r sinθ1)/(X1−r cosθ1) θ2=tan-1{Y1−r sinθ1)/(X1−r cosθ1) …(1
5) ここでスタート点より(X1,Y1)へツールが移動するため
のT1軸、T2軸の回転角度は、第8図に示すように、
θ11,θ22と表わすことができ、 θ11=θ1−θ01 …(16) θ22=θ22+180°−θ1 …(17) (ただし、θ01=180°−θ02/2である) と求めることができる。
以上の原理に基づき、第9図のフローチャートに沿って
長方形、長穴の軌跡形成が行われる。
すなわち、ステップ91で辺A(mm)、ツール8の周速度
v(mm/sec)が入力され、ステップ92で(7)式により
辺B(mm)の計算が行われる。
そして、ステップ93で、(8),(9)式から長方形、
長穴を形成する座標値を計算し、ステップ94で(14)〜
(17)式によりT1、T2軸の回転角度θ11,θ22を計算す
る。
このようにT1、T2軸の回転角度がθ11,θ22になるよう
に回転することで、ステツプ95で所望の異形状の軌跡が
ツール8により形成され、終了するまでステップ93〜95
が繰り返され、軌跡形成終了により、ステップ96でロボ
ットは移動し他の穴明け部に対応する。
本発明の軌跡補間装置においては、ツールの周速度と半
径、長辺の情報が与えられて、設定されたスタート点か
らツールを移動させるもので、可動体たとえばロボット
の動きとは独立してツールを直接に制御し、ツールに円
動作、長方形動作、長穴動作を行なわせることができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明を図示する実施例によって詳細に説明す
る。
第10図、第11図、第12図は本発明に係る軌跡補間装置の
第1実施例の縦断面図、正面図および背面図である。
ケース30は円筒状の先端部と、内外の各寸法がこれよれ
一回り大きくその末端がカバー31で覆われた後端部とを
備えている。この後端部の一方の側壁(図面の各下方)
にはフランジ32が一体的に形成され、このフランジ32を
ロボット6のアーム7bの先端の手首部に取り付けるよう
になっている。また、後端部における他方の側壁(図面
の各上方)の角部は外側に突出した角筒壁に似た形状を
有しており、この角部に対応するカバー31の外側にはT1
軸を回転させるT1軸モータ33とT2軸を回転させるT2軸モ
ータ34とが並べて取り付けられている。
ケース30の先端部の内側に、その軸方向に配置された2
個の軸受35を介して、筒状のT1軸(回転軸)36が回転可
能に取付けられている。T1軸36は軸受35の内側に挿入さ
れる後端部と、ケース30から軸方向に突出する先端部と
でなっている。T1軸36の後端部は回転中心とほぼ同心の
内側面を有している。これに対して、T1軸36の先端部は
後端部よりも外径が大きく、かつ、その回転中心に対し
て偏心した内側面を有している。その偏心量は第2図に
示す距離rに等しい。そして、偏心した先端部の内側
に、その軸方向に配置された2個の軸受37を介して、円
筒状のT2軸(動作軸)38が回転可能に取付けられてい
る。
T2軸38もまた、回転中心に対して偏心した内側面を有し
ている。その偏心量も第2図に示す距離rに等しい。そ
して、T2軸38の内側すなわち回転中心とは偏心した位置
を作用点としてツール8が取付けられている。この場
合、ツール8は例えば、レーザガンが使用され、このツ
ールは、軸方向に配置された2個の軸受39を介して、ツ
ール取付け部材40に回転可能に支持され、このうち、ツ
ール取付け部材40がT2軸の先端面に結合されている。
一方、T1軸36の後端部の内側には、T2軸38に回転運動を
伝達する円筒状の駆動伝達軸41が、軸方向に配置された
2個の軸受42を介して、回転可能に取付けられている。
この駆動伝達軸41の先端面と、T2軸38の後端面とは互い
に偏心運動可能に対向し、これらの間に等速カップリン
グ43が設けられている。すなわち、駆動伝達軸41の回転
を、等速カップリング43を介して、T2軸38に伝達するよ
うになっている。なお、等速カップリング43の軸心部に
も穴が穿たれ、T2軸38、等速カップリング43、駆動伝達
軸41及び前述のカバー31の各軸心部にケーブル44が通さ
れており、ツール8の偏心運動に対して何等の支障を与
えることなく、このツール8に加工エネルギーを供給す
ることができる。
また、駆動伝達軸41の後端面に、その回転中心とは同心
にて歯車45が取付けられている。歯車45には前述のケー
ブル44を挿通させる穴が形成されている。さらに、T1
36の後端面にもその回転中心とは同心にて歯車46が取付
けられている。歯車46にはT2軸41を通すような穴が形成
されている。そして、T1軸モータ33の出力軸に取付けら
れた小歯車47が歯車46と噛み合い、さらに、T2軸モータ
32の出力軸に取付けられた図示省略の小歯車が歯車45と
噛み合うようになっている。
第13図は、等速カップリング43として用いたオルダムカ
ップリングの分解斜視図である。これは接続すべき2軸
が平行であっても、一直線上にない場合に用いられる継
手であって、2軸端に取付けられたフランジ43A,43Bが
中間片43Cを介して連結されている。その際、軸端のフ
ランジ43A,43Bと中間片43Cとは直径方向に設けられた溝
と突起ではまりあい、しかも、二組みのはまりあいは互
いに直角をなす向きに設けられている構造のものであ
る。中間片43Cは楕円運動をして偏心のある2軸間に運
動を伝達する。なお、軸端の各フランジ及び中間片の各
軸芯部にケーブルを通すようにそれぞれ穴48が設けられ
ている。
因みに、第2図の動作軌跡の関係は、第11図中に同様に
表すことができ、これによって上記の原理に基づく制御
が可能になる。
第14図および第15図は本発明に係る軌跡補間装置の第2
実施例の縦断面図および正面図であり、第1実施例と同
効の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
ここで、T1軸36は、それぞれ内部に軸を支持する第1の
穴及び第2の穴を備えている。第1の穴は駆動伝達軸41
を内部に支持するものであり、第2の穴はT2軸38を内部
に支持するものである。これら第1及び第2の穴の各軸
心は互いに平行で、かつ、相互に距離がrだけ隔てられ
ている。そして、第1の穴には、軸受42を介して駆動伝
達軸41が回転可能に支持されており、第2の穴には軸受
37を介してT2軸38が回転可能に支持されている。この場
合、駆動伝達軸41の先端部の外周面にギヤ51が形成さ
れ、T2軸38の先端部の外周面にもギヤ52が形成され、こ
れらのギヤが相互に噛合している。また、T2軸の先端面
にはアーム53の一端部がボルトによって固着されてい
る。アーム53の他端部には、軸受39を介してツール8が
回転可能に支持されている。このツール8の回転中心す
なわちその作用点とT2軸の回転中心とは、前述した如く
距離rだけ隔てられている。
なお、ツール8の後端部は駆動伝達軸41の内部で移動で
きるようになっており、T1軸をT1軸モータ33で回転させ
ると共に、駆動伝達軸41をT2軸モータ34で回転させるこ
とにより、T2軸38は自転及び公転が可能になっており、
第2図の動作軌跡の関係は、第11図中に同様に表すこと
ができ、これによって上記の原理に基づく制御が可能に
なる。
なお、上記実施例では、ツールとしてレーザガンを用い
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、プラス
マガンあるいはウォータジェットガン等を使用すること
もできる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、本発明によれば、
自動車のボディ部品等のように3次元成形品に穴加工す
る場合でも、その大小、使用されるツールの種類に関係
なく正確な位置に正確な径の円穴、長方形穴、長穴を迅
速かつ円滑に形成することができる。
また、本発明によれば、それぞれ筒状をなす回転軸の内
側に駆動伝達軸を支持し、この駆動伝達軸の軸心部に、
ツールにエネルギーを伝達するケーブルを通すようにし
たので、x-yテーブル等で問題となるケーブル処理が容
易になるという効果も得られている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構造を示す側面図、第2図は円動
作を決定するための軌跡を示す概念図、第3図は円動作
の回転角と半径との関係を示す特性図、第4図は円動作
の制御の一例を示すフローチャート、第5図(a),
(b)は長方形穴、長穴(異形状)における軌跡形成の
ために与えられる情報の説明図、第6図は異形状の動作
開始時のT1軸、T2軸回転中心位置関係図、第7図および
第8図は異形状長片の任意点における座標値およびT1、T
2軸の回転角度説明図、第9図は異形状動作の制御の一
例を表わすフローチャート、第10図、第11図および第12
図は本発明の第1実施例の縦断面図、正面図および背面
図、第13図は第1実施例を構成する等速カップリングの
分解斜視図、第14図および第15図は本発明の第2実施例
の断面図および正面図、第16図は小穴加工を行う従来装
置の側面図である。 5……軌跡補間装置、6……ロボット、7a,7b……リス
ト、8……ツール、36……回転軸(T1軸)、38……動作
軸(T2軸)、41……駆動伝達軸、43……等速カップリン
グ、44……ケーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/414 (72)発明者 南 善勝 福岡県北九州市小倉北区大手町12番1号 株式会社安川電機製作所小倉工場内 (56)参考文献 特開 昭63−62694(JP,A) 特開 昭59−174278(JP,A) 実開 昭60−11702(JP,U) 実開 昭61−31580(JP,U) 機関誌“ロボット”(20号)昭和53年9 月10日(社団法人)日本産業用ロボット工 業会 P.45〜48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動体に取り付けられ、前記可動体に対し
    てツールを所望の位置に移動させることが可能な軌跡補
    間装置であって、 前記可動体に対して、軸心廻りに回転可能に支持された
    筒状の回転軸(36)と、 前記回転軸の先端部に、自転及び公転可能に支持される
    と共に、前記回転軸の回転中心から所定の距離だけ隔て
    た位置に回転中心を有し、この回転中心から所定の距離
    だけ隔てた位置に前記ツール(8)の作用点が位置する
    ように該ツール(8)を保持する動作軸(38)と、 前記回転軸の内側に、前記回転軸の軸心と平行な軸心廻
    りに回転可能に支持されると共に、前記動作軸に対する
    駆動力を伝達する筒状の駆動伝達軸(41)と、 を備え、前記駆動伝達軸の軸心部に前記ツールへエネル
    ギーを伝達するケーブル(44)を通し、 前記可動体の動作とは独立に前記回転軸及び動作軸を制
    御して前記ツールを円ならびに異形状の軌跡に沿って移
    動させる軌跡補間装置。
  2. 【請求項2】前記回転軸の回転中心を座標中心とし、円
    ならびに異形状の半径、長辺、短辺の数値情報等によ
    り、前記ツールの先端が所望の軌跡となるように前記回
    転軸及び動作軸を制御する特許請求の範囲第1項記載の
    軌跡補間装置。
  3. 【請求項3】前記駆動伝達軸と前記動作軸とを等速カッ
    プリング(43)で結合した特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の軌跡補間装置。
  4. 【請求項4】前記可動体がロボットである特許請求の範
    囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の軌跡補間装置。
JP62214896A 1986-10-06 1987-08-28 軌跡補間装置 Expired - Fee Related JPH0741417B2 (ja)

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