JPH0741425U - 内燃機関用吸入空気量センサ - Google Patents
内燃機関用吸入空気量センサInfo
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- JPH0741425U JPH0741425U JP7015793U JP7015793U JPH0741425U JP H0741425 U JPH0741425 U JP H0741425U JP 7015793 U JP7015793 U JP 7015793U JP 7015793 U JP7015793 U JP 7015793U JP H0741425 U JPH0741425 U JP H0741425U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸気脈動に起因する吸入空気量の誤検出を排
除し、吸気脈動に拘らず正確な吸入空気量検出を行う内
燃機関用吸入空気量センサを提供すること。 【構成】 主吸気流路54を流れる空気流量を検出する
流量検出素子40を有する内燃機関用吸入空気量センサ
において、主吸気流路54における吸気正流方向で見て
流量検出素子40による空気流量検出位置より下流側の
主吸気流路54から空気流量検出位置より上流側の主吸
気流路54に連通し、主吸気流路54における吸気逆流
を空気流量検出位置に対して吸気正流方向に与える副吸
気流路51、15、16を設ける。
除し、吸気脈動に拘らず正確な吸入空気量検出を行う内
燃機関用吸入空気量センサを提供すること。 【構成】 主吸気流路54を流れる空気流量を検出する
流量検出素子40を有する内燃機関用吸入空気量センサ
において、主吸気流路54における吸気正流方向で見て
流量検出素子40による空気流量検出位置より下流側の
主吸気流路54から空気流量検出位置より上流側の主吸
気流路54に連通し、主吸気流路54における吸気逆流
を空気流量検出位置に対して吸気正流方向に与える副吸
気流路51、15、16を設ける。
Description
【0001】
本考案は、内燃機関の吸気系に設けられる吸入空気量センサに関し、特に熱式 流量計や負圧式流量計などによる内燃機関用吸入空気量センサに関するものであ る。
【0002】
内燃機関用吸入空気量センサとして、ホットワイヤ式あるいはホットフィルム 式などの熱式流量計の原理を利用したものが従来より知られている(例えば、特 開平3−29821号公報参照)。この内燃機関用吸入空気量センサは、吸気流 路内に当該流路を横切って設けられた白金などの熱抵抗体による流量検出素子を 有し、この流量検出素子の温度を一定に保つべく流量検出素子をブリッチ回路に より駆動し、吸入空気量をブリッチ回路の端子間電圧として定量的に取り出す。
【0003】 負圧式流量計による内燃機関用吸入空気量センサは、吸気流路の壁面に開口し た負圧取出しポートに現れる負圧に応動するダイヤフラム式などの負圧センサを 有し、負圧センサの電気出力より吸入空気量を定量的に検出する。
【0004】
上述の何れの形式の吸入空気量センサにおいても、吸入空気量の検出は流量検 出素子配置部あるいは負圧取出しポート開口部における吸入空気の質量流量に依 存するから、内燃機関が燃焼室に実際に吸入する吸入空気量を検出するためには 、流量検出素子配置部あるいは負圧取出しポート開口部における吸入空気の質量 流量は、実吸入空気流によるものだけでなければならない。
【0005】 しかし、実際の内燃機関においては、吸気脈動と云われる振動波が吸気系に存 在し、これは流量検出素子配置部あるいは負圧取出しポート開口部を逆方向に流 れる吸気逆流成分を含んでいるから、この吸気逆流成分による質量流量により吸 入空気量が誤検出される。
【0006】 本考案は、吸気脈動に起因する吸入空気量の誤検出を排除し、吸気脈動に拘ら ず正確な吸入空気量検出を行う内燃機関用吸入空気量センサを提供することを目 的としている。
【0007】
一実施例を示す図1および図2に対応づけて説明すると、本考案による内燃機 関用吸入空気量センサは、主吸気流路54を流れる吸入空気の流量を検出する流 量検出素子40を有する内燃機関用吸入空気量センサにおいて、主吸気流路54 における吸気正流方向で流量検出素子40による空気流量検出位置より下流側の 主吸気流路54から空気流量検出位置より上流側の主吸気流路54に連通し、主 吸気流路54における吸気逆流を空気流量検出位置に対して吸気正流方向に与え る副吸気流路51,52,53を有していることを特徴としている。
【0008】
主吸気流路54における吸気逆流の一部は、副吸気流路51,52,53に流 入し、副吸気流路51,52,53を流れて空気流量検出位置より上流側へ至り 、空気流量検出位置に対して吸気正流方向に流れる。したがって、空気流量検出 位置においては、主吸気流路を流れる吸気逆流と副吸気流路よりの吸気逆流とが 互いに衝突し、吸気逆流成分による質量流量が相殺される。このことにより流量 検出素子40は、吸気逆流成分による質量流量には感応せず、あるいはわずかし か感応せず、吸気脈動に拘らず正確な吸入空気量検出を行う。
【0009】 なお、本考案の構成を説明する上記課題を解決するための手段と作用の項では 、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いたが、これにより本考案が実 施例に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】 図1〜図3は本考案による内燃機関用吸入空気量センサの一実施例を示してい る。内燃機関用吸入空気量センサ1は、内燃機関の吸気通路2を構成する上流側 吸気ダクト3と下流側吸気ダクト4との間に設けられており、両端にて上流側吸 気ダクト3と下流側吸気ダクト4に各々フランジ接続される円筒状のダクトハウ ジング5を有している。
【0011】 ダクトハウジング5内には、図3によく示されているように、大径筒体10と 中径筒体20と小径筒体30が軸線方向に嵌め込み装着されている。大径筒体1 0は、外周面に部分的に設けられた係合突起10aとダクトハウジング5の内周 面に部分的に設けられた係合突起5aとの係合により、ダクトハウジング5より 同心支持されてダクトハウジング5との間に副吸気流路51を画定する。中径筒 体20は、外周面に部分的に設けられた係合突起20aと大径筒体10の内周面 に部分的に設けられた係合突起10bとの係合により大径筒体10より同心支持 されて大径筒体10との間に副吸気流路52を画定する。小径筒体30は、外周 面に部分的に設けられた係合突起30aと中径筒体20の内周面に部分的に設け られた係合突起20bとの係合により中径筒体20より同心支持されて中径筒体 20との間に副吸気流路53を画定し、かつ内側に主吸気流路54を画定する。
【0012】 この内燃機関用吸入空気量センサ1の組立構造は一例であり、内燃機関用吸入 空気量センサ1の構成は他の組立構造、鋳造構造、成型構造であってもよい。
【0013】 小径筒体30には、テーパ状の入口側縮径部31と一定通路断面積のスロート 部32と逆テーパ状の出口側拡径部33とによるベンチュリ絞り部34が形成さ れ、ベンチュリ絞り部34が主吸気流路54を与えている。主吸気流路54には 吸気正流(機関燃焼室へ向かう吸気流れ)が図1および図2にて矢印Aで示され ている方向へ流れる。
【0014】 入口側縮径部31とスロート部32との接続部には熱式の流量検出素子40が 固定配置されている。流量検出素子40は、三個の同心配置の円環部41と三個 の円環部41を径方向に相互接続して支持するステー42とにより通気構造をな し、その全体をセラミックス製基体の表面に白金薄膜抵抗層と保護皮膜層とを積 層した積層構造体により構成されている。
【0015】 流量検出素子40には不図示の電極が設けられており、流量検出素子40はこ の電極によって従来と同様のブリッチ回路に接続されている。ブリッチ回路は流 量検出素子40の温度が一定に保たれるよう、流量検出素子40に対する通電を 制御し、その際にブリッチ回路の端子間に流量検出素子40を通過する吸気の質 量流量に応じた電圧を生じる。
【0016】 このような異径の筒体10,20,30を同心円上に配置することにより、ベ ンチュリ絞り部34には主吸気流路54の外側に各々円環状通路断面による三個 の副吸気流路51,52,53が主吸気流路54と同心に設けられる。これら副 吸気流路51,52,53は各々、一端にて出口側拡径部33に開口し、他端に て入口側縮径部31に開口し、主吸気流路54における吸気正流方向で見て空気 流量検出位置、この場合、流量検出素子40の配置位置より下流側の主吸気流路 54から空気流量検出位置より上流側の主吸気流路54に連通している。
【0017】 副吸気流路51,52,53の出口側拡径部33に対する開口部51a,52 a,53aは各々吸気下流側へ向けてまっすぐに開口しているのに対し、入口側 縮径部31に対する開口部51b,52b,53bは各々、副吸気流路51,5 2,53がこの開口部側にて入口側縮径部31のテーパ状壁面の傾斜に倣ってフ ック状にUターン湾曲していることにより、入口側縮径部31の最小径部、即ち 流量検出素子40の配置位置へ向けて開口している。このような開口部51b, 52b,53bは、ダクトハウジング5の上流端部にすり鉢状凹部5bを設ける とともに、各筒体10,20の上流端部にも同様なすり鉢状凹部10c,20c を設け、さらに小径筒体30の上流端部に上述したすり鉢状縮径部31を設ける ことにより形成できる。
【0018】 上述の構成によれば、吸気正流は、上流側吸気ダクト3の吸気通路2、内燃機 関用吸入空気量センサ1の主吸気流路54、下流側吸気ダクト4の吸気通路2を 順に流れ、不図示の機関燃焼室に吸入される。この際に吸気正流は、流量検出素 子40を通過して流れることにより、その質量流量を計測される。
【0019】 この吸気正流は、開口部51b,52b,53bの開口方向からして、副吸気 流路51,52,53を通って流れることはなく、また副吸気流路51,52, 53を通って流れる吸気正流があったとしても、副吸気流路51,52,53を 通って流れる吸気正流と主吸気流路54を通って流れる吸気正流との流量比率は 概ね一定であるから、この分を見込んで吸入空気量が計測されればよい。
【0020】 吸気脈動により主吸気流路54に吸気逆流が間欠的に生じると、この吸気逆流 の一部は、開口部51a,52a,53aより副吸気流路51,52,53に流 入し、副吸気流路51,52,53を流れて流量検出素子40の配置位置をバイ パスしてこれの上流側へ至り、開口部51b,52b,53bより流量検出素子 40の配置位置に対して吸気正流方向に流出する。
【0021】 これにより空気流量検出位置である流量検出素子40の配置位置においては、 主吸気流路54を流れる吸気逆流と副吸気流路51,52,53内よりの吸気逆 流とが互いに衝突し、吸気逆流成分による質量流量が相殺、好ましくは消滅する 。このことにより流量検出素子40は、吸気逆流成分による質量流量には感応せ ず、吸気脈動に拘らず正確な吸入空気量検出を行う。
【0022】 したがって、図4に示されているような吸気脈動が主吸気流路54に存在して も、検出吸入空気量は、図5に示されているように、吸気逆流成分を含まない正 確なものになる。なお、図5において、仮想線は吸気逆流成分を含んだ場合の検 出吸入空気量を示している。
【0023】 上述のように吸気逆流成分による質量流量を相殺するためには、主吸気流路5 4を流れる吸気逆流の流量と副吸気流路51,52,53を流れる吸気逆流の流 量とが等しいことを要求される。この要求は、主吸気流路54と副吸気流路51 ,52,53の各々の通路抵抗による圧損などを考慮して主吸気流路54と副吸 気流路51,52,53の通路断面積比が適宜に設定されることにより満たされ る。なお、副吸気流路の個数は、この要件を満たす個数であればよく、副吸気流 路の個数は一個の場合もある。また副吸気流路の通路断面形状は、円環状に限ら れることもない。
【0024】 図6は内燃機関用吸入空気量センサを負圧式の内燃機関用吸入空気量センサに 適用した一実施例を示している。なお、図6において、図1に対応する部分は図 1に付した符号と同一の符号により示されている。 この実施例においては、主吸気流路54の壁面に直角に開口した負圧取出しポ ート61が形成されており、負圧取出しポート61は細管62によって負圧セン サ63に流体圧的に接続されている。負圧取出しポート61には主吸気流路54 を流れる空気流速に応じた負圧が現れ、この負圧が負圧センサ63に及ぼされる ことにより、負圧センサ63で検出される負圧から吸入空気量が算出される。
【0025】 この実施例においても、吸気逆流発生時には、空気流量検出位置である負圧取 出しポート61の配置位置においては、主吸気流路54を流れる吸気逆流と副吸 気流路51,52,53からの吸気逆流とが互いに衝突し、吸気逆流成分による 質量流量が相殺するので、負圧取出しポート61には吸気逆流による負圧は現れ ず、負圧センサ63は吸気逆流成分を含むことなく正確な吸入空気量検出を行う 。
【0026】
以上詳細に説明したように、本考案による内燃機関用吸入空気量センサによれ ば、副吸気流路の設置により、主吸気流路を流れる吸気逆流と副吸気流路よりの 吸気逆流とが互いに衝突し、吸気逆流成分による質量流量が相殺されるから、流 量検出素子は吸気逆流成分による質量流量には感応せず、あるいはわずかしか感 応せず、吸気脈動に拘らず正確な吸入空気量検出が行われるようになる。
【図1】本考案による内燃機関用吸入空気量センサの一
実施例を示す断面図。
実施例を示す断面図。
【図2】図1に示す内燃機関用吸入空気量センサの斜視
図。
図。
【図3】図1に示す内燃機関用吸入空気量センサの分解
斜視図。
斜視図。
【図4】本考案による内燃機関用吸入空気量センサによ
る検出吸入空気量特性を示すグラフ。
る検出吸入空気量特性を示すグラフ。
【図5】内燃機関の吸気脈動による吸気の流れ変動を示
すグラフ。
すグラフ。
【図6】本考案による内燃機関用吸入空気量センサの他
の実施例を示す断面図。
の実施例を示す断面図。
1 内燃機関用吸入空気量センサ 5 ダクトハウジング 10 大径筒体 20 中径筒体 30 小径筒体 34 ベンチュリ絞り部 40 流量検出素子 51,52,53 副吸気流路 54 主吸気流路 61 負圧取出しポート 63 負圧センサ
Claims (1)
- 【請求項1】 主吸気流路を流れる吸入空気の流量を検
出する流量検出素子を有する内燃機関用吸入空気量セン
サにおいて、 前記主吸気流路における吸気正流方向で前記流量検出素
子による空気流量検出位置より下流側の主吸気流路から
前記空気流量検出位置より上流側の主吸気流路に連通
し、前記主吸気流路における吸気逆流を前記空気流量検
出位置に対して吸気正流方向に与える副吸気流路を有し
ていることを特徴とする内燃機関用吸入空気量センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7015793U JPH0741425U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内燃機関用吸入空気量センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7015793U JPH0741425U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内燃機関用吸入空気量センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0741425U true JPH0741425U (ja) | 1995-07-21 |
Family
ID=13423458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7015793U Pending JPH0741425U (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 内燃機関用吸入空気量センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741425U (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP7015793U patent/JPH0741425U/ja active Pending
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