JPH0741462B2 - 油圧作動切断装置 - Google Patents

油圧作動切断装置

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JPH0741462B2
JPH0741462B2 JP62130479A JP13047987A JPH0741462B2 JP H0741462 B2 JPH0741462 B2 JP H0741462B2 JP 62130479 A JP62130479 A JP 62130479A JP 13047987 A JP13047987 A JP 13047987A JP H0741462 B2 JPH0741462 B2 JP H0741462B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンクリートに植設された鉄筋を切断する油圧
作動切断装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、鉄筋切断用の油圧作動切断装置としては、切断装
置本に一対の腕部を本体と直交する方向に突出して設
け、これら腕部の先端部にそれぞれ切断刃を設けたもの
が知られている。そしてこれらの切断刃は、腕部の突出
方向と同一に直線状に配設されている。そして、前記切
断刃の一方を油圧により作動して他方の切断刃に噛み合
せることによって、鉄筋を切断するようになされてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記従来の切断装置にあっては、切断刃が本
体と直交する方向に配設された腕部の突出方向と同一の
方向に取付けられているため、コンクリートに植設され
た鉄筋を切断する際に、コンクリート面に切断刃を接近
させようとすると切断装置本体や腕部の側面がコンクリ
ートにぶつかり、コンクリートに植設された鉄筋をその
根元から切断することができないという問題点があっ
た。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもの
で、コンクリート等に植設された鉄筋、丸棒等を、その
根元から切断することができる油圧作動切断装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するために、ピストンロッドを
往復駆動する油圧作動機構が内設されているケーシング
本体と、前記ケーシング本体の先端部に形成され、ピス
トンロッドの中心線から横方向に偏位した位置であっ
て、後方に他の構成部品が存在しない位置に上突起部が
設けられたあご部と、前記あご部の上突起部に固設さ
れ、前記ピストンロッドの移動方向と直交する方向に延
びる直線状の第2の切断刃を有し、前記第2の切断刃が
ピストンロッドの中心線から偏位した位置でかつ前記あ
ご部の上突起部の前端面よりさらに前方の位置に配設さ
れている第2の切断爪と、一端が前記あご部に回動可能
に保持され、他端が前記ピストンロッドの先端部に回動
可能に連結されるとともにピストンロッドの中心線から
前記あご部の上突起部と同方向に偏位した位置に下突起
部が設けられた回動アームと、 前記回動アームの両端を結ぶ線に対して前記ピストンロ
ッドと反対側の位置の回動アームの下突起部の前端縁に
取付けられ、前記第2の切断刃と当接する直線状の第1
の切断刃を有し、前記第1の切断刃は前記下突起部の前
端縁よりさらに前方の位置に配設されている第1の切断
爪と、からなることを特徴としている。
〔作用〕
油圧作動機構によりピストンロッドが前進移動させられ
ると、ピストンロッドの先端に連結された回動アームが
回動させられ、第2の切断刃が第1の切断刃に押し付け
られて、第1及び第2の切断刃の間に挿入された鉄筋等
が切断される。第1及び第2の切断刃はケーシング本体
の最先端位置に配設されているので、これらを鉄筋等の
根元部分に接近させることが可能となる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第5図は、本発明に係る油圧作動切断装置
を示すものである。この切断装置は、電動モータ11を備
えている。この電動モータ11は、そのモータ軸12をケー
シング本体13に挿入した状態で、ケーシング本体13の後
端に取付けられている。ケーシング本体13の内部には油
の貯留される油槽14が設けられ、さらに、この油槽14の
油を圧送するポンプ機構15が配設されている。このポン
プ機構15は、モーター軸12の先端に形成されたカム部16
と、このカム部16によりニードルベアリングを介して往
復移動させられるピストン17と、油通路中に配設された
開閉弁18とからなり、この開閉弁18は、通常は、スプリ
ング19により油通路を閉塞するようになっている。ケー
シング本体13のほぼ中央にはシリンダ室20が形成され、
このシリンダ室油槽14とは垂直壁21により仕切られてい
る。ポンプ機構15により発生された圧力油は、垂直壁21
に貫通して設けられた油供給路22を通ってシリンダ室20
へ送られるようになっている。
シリンダ室20内には、ピストンフランジ23が軸線方向に
配設され、このピストンフランジ23の背面にピストンロ
ッド24が接合されている。ピストンロッド24はシリンダ
室20を密封するケーシング本体13の前方部13aを貫通し
てケーシング本体外へ突出し、その先端にU字状の切り
欠き部25が形成されている。
一方、前方部13aのピストンロッド24の側方には、あご
部(腕部)13bが設けられており、このあご部13bには、
軸26を介して回動アーム(腕部)27が回動可能に取付け
られている。この回動アーム27の他端は、係合ピン28を
介して切り欠き部25に回動可能に連結されている。そし
て、ピストンロッド24が軸方向に移動すると、これに伴
い回動アーム27が回動するようになっている。回動アー
ム27の先端部には、回動アーム27の回動面に直交する方
向に突出した突起部29が形成されている。この突起部29
には、第1の切断爪(先端部)30がけられており、この
切断爪30の先端には、直線状の第1の切断刃31が形成さ
れている。一方、あご部13bの先端部には、突起部29と
同様に前端方向に突出した突起部32が形成されている。
この突起部32には第2の切断爪(先端部)33が設けられ
ており、この切断爪33の切断刃31と対向する位置には、
直線状の第2の切断刃34が形成されている。そして、第
1の切断刃31と第2の切断刃34とは、ピストンロッド24
の移動方向に対して直交する方向に配設されている。
また、突起部29,32は第3図に示すようにケーシング本
体13の中に中心線から偏位した位置に配設され、切断さ
れる鉄筋が、切断装置の長手方向に配設された状態で切
断刃31と切断刃34とによって把持された時に、鉄筋の先
端部が回動アーム27の基部、前方部13a等にぶつからな
いようにされている。
あご部13bに設けられた切断爪33の回動アーム27と対向
する側面35には、弾性部材36が設けられている。この弾
性部材36は、ウレタンゴムからなり、切断爪30に向って
突出して配設されており、切断後の鉄筋を把持できるよ
うになっている。
ピストンロッド24の後端中央部には軸方向に凹所5が穿
設され、この凹所5内に垂直壁21から軸方向に延びるガ
イドバー8が隙間を有して挿入されている。このガイド
バー8の中心には貫通孔6が設けられ、この貫通孔6に
より凹所5と油槽14とが連通されている。貫通孔6に
は、貫通孔6の直径より大きくガイドバー8の先端部に
当接する頭部を有するリターンバルブ37が挿入されてい
る。このリターンバルブ37の頭部後端にはスプリング44
が取付けられている。このリターンバルブ37は、ピスト
ンフランジ23がシリンダ室20を左方向に移動している間
は、シリンダ室20内に発生し、空所5内に及ぼされた油
圧により、ガイドバー8の先端面に当接し、貫通孔6を
閉鎖する役目を果たすものである。
また、ピストンフランジ23の背面側には戻しばね39がケ
ーシング本体13との間に配設され、ピストンフランジ23
の後退移動(第4図では右方移動)を生じさせるように
なっている。このようなピストンフランジ23の後退移動
を行わせる機構はすでに公知であり、種々の形態をした
リターンバルブを採用することができる。また、あご部
13b内部には、シリンダ室20の前端部(ピストンフラン
ジ23を間にして垂直壁21と反対側の端部)と連通路によ
り連通する圧力緩衝室40が形成され、この圧力緩衝室40
内には弾性変形する空気袋41が配設されている。さら
に、シリンダ室20の後端にはリターンバルブ42が設けら
れており、ピストンフランジ23の後方側の圧油を油槽14
に戻すことができるようになっている。なお、符号43は
リターンバルブ42操作用のハンドルである。
次に、このような構成からなる本実施例の作用につい
て、第4図ないし第7図を参照して説明する。まず、コ
ンクリートCに植設された鉄筋Sの根元に、切断装置の
切断刃31,34を位置させる。この際、切断刃31,34をコン
クリートCの表面に平行状態で当接させる。次に切断装
置の電動モーター11のスイッチを入れると、モーター軸
12が回転駆動され、カム16が回転しピストン17が往復運
動する。これにより油槽14内の油が吸引圧縮されて圧力
油が発生し、ポンプ機構15から油供給路22を通ってシリ
ンダ室20内に圧送される。シリンダ室20に送入された圧
力油は、ピストンフランジ23のフランジ面に作用し、戻
しばね39に抗してピストンフランジ23およびピストンロ
ッド24を第4図の左方向に移動させる。すると、ピスト
ンロッド24の先端の係合ピン28が先方に移動し、回動ア
ーム27が軸26を中心として回動する。そして、切断刃31
が切断刃34に接近し噛み合う。これによって、鉄筋Sが
その根元から切断される。この際、切断される鉄筋S
は、弾性部材36と回動アーム27側の切断爪30によって把
持されており、切断による跳ねかえりとを防止すること
ができる。
このようにして、ピストンフランジ23が左方移動し、所
定の位置を過ぎると、ピストンフランジ23に取付固定さ
れているバルブプレート38がリターンバルブ37の後端に
取り付けられているスプリング44に当接し、スプリング
44を所定の位置まで圧縮した時、油圧によるリターンバ
ルブ37のガイドバー8に対する押圧力によりスプリング
44の弾発力の方が大きくなり、リターンバルブ37がガイ
ドバー8の先端面から瞬間的に離れる。これにより貫通
孔6が開放され、高圧側のシリンダ室20と油槽14とが凹
所5,貫通孔6を介して連通する。これによりシリンダ室
20内の圧力油は油槽14へ戻され、ピストンフランジ23は
戻しばね39の力により右方向へ後退移動する。そして、
ピストンロッド24およびピストンフランジ23が再び第4
図に示す位置に戻り、これに伴い回動アーム27が回動
し、切断刃31と切断刃34とが離間した状態となる。
以上のように、本実施例による切断装置においては、直
線状の切断刃31,34がケーシング本体13の先端位置に、
その直線状の刃をピストンロッド24の移動方向と直交す
る方向に設けられているから、コンクリートCに植設さ
れた鉄筋Sを切断する際に、切断刃31,34を鉄筋Sに近
づけても、回動アーム27およびあご部13bなどの側面が
コンクリートにぶつかることがない。これにより、コン
クリートに植設された鉄筋をその根元から切断すること
ができる。
また、回動アーム27およびあご部13bの先端部には、回
動アーム27の回動面に直交する方向に突出して突起部29
および32が設けられているので、長い寸法の鉄筋Sが切
断刃31,34の間に挿入されても、その先端が回動アーム2
7の基部や前方部13aにぶつかることがない。
さらに、シリンダ室20の後端にはリターンバルブ42が設
けられ、リターンバルブ42を通して、ピストンフランジ
23の後方側の圧力油を油槽14に戻すことができるように
されているので、切断刃が鉄筋に食い込んだ場合には、
簡単に切断刃を開状態に戻して鉄筋を取り外すことがで
きる。
また、切断刃33の回動アーム27と対向する側面35に、ウ
レタンゴムからなる弾性部材36が設けられているから、
切断された鉄筋Sを回動アーム27側の切断刃30とともに
把持することができる。したがって、鉄筋を切断する
際、鉄筋が跳ねかえるとを防止でき、安全な作業を行う
ことができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明によれば、直線状の切断
刃をケーシング本体及び回動アームの最先端位置にピス
トンロッドの移動方向と直交する方向に配設してあるの
で、コンクリートに植設された鉄筋をその根元から切断
することができる。
また、第1の切断刃を固定刃としてあるので、この切断
刃を鉄筋等の切断位置に当接させて容易に位置決めがで
きるとともに、安定した切断作業を行なうことができ
る。
また、あご部と回動アームとの間に弾性部材を設けてい
るから、切断時に鉄筋を把持することができ、鉄筋が跳
ねかえるのを防止することができる。
さらに切断刃がピストンロッドの中心線から横方向に偏
位した位置であって、後方に他の構成部品が存在しない
位置に配設されているので、長い鉄筋を切断する場合で
も、鉄筋の先端部がケーシング本体の前方部、回動アー
ムの基部等にぶつかることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はその平面図、第2図は第1図中矢印II方向
の矢視図、第3図はその先端視図、第4図は第2図と同
一方向から見た一部切り欠き矢視図、第5図は第4図中
V−V線に沿う矢視断面図、第6図および第7図はこの
実施例の切断装置を用いて鉄筋を切断している状態を示
す図である。 13b……あご部(腕部)、27……回動アーム(腕部)、3
0……第1の切断爪(先端部)、31……第1の切断刃、3
3……第2の切断爪(先端部)、34……第2の切断刃、3
6……弾性部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピストンロッドを往復駆動する油圧作動機
    構が内設されているケーシング本体と、 前記ケーシング本体の先端部に形成され、ピストンロッ
    ドの中心線から横方向に偏位した位置であって、後方に
    他の構成部品が存在しない位置に上突起部が設けられた
    あご部と、 前記あご部の上突起部に固設され、前記ピストンロッド
    の移動方向と直交する方向に延びる直線状の第2の切断
    刃を有し、前記第2の切断刃がピストンロッドの中心線
    から偏位した位置でかつ前記あご部の上突起部の前端面
    よりさらに前方の位置に配設されている第2の切断爪
    と、 一端が前記あご部に回動可能に保持され、他端が前記ピ
    ストンロッドの先端部に回動可能に連結されるとともに
    ピストンロッドの中心線から前記あご部の上突起部と同
    方向に偏位した位置に下突起部が設けられた回動アーム
    と、 前記回動アームの両端を結ぶ線に対して前記ピストンロ
    ッドと反対側の位置の回動アームの下突起部の前端縁に
    取付けられ、前記第2の切断刃と当接する直線状の第1
    の切断刃を有し、前記第1の切断刃は前記下突起部の前
    端縁よりさらに前方の位置に配置されている第1の切断
    爪と、 からなる油圧作動切断装置。
JP62130479A 1987-05-27 1987-05-27 油圧作動切断装置 Expired - Fee Related JPH0741462B2 (ja)

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