JPH0741506B2 - 位相自動調整機構 - Google Patents
位相自動調整機構Info
- Publication number
- JPH0741506B2 JPH0741506B2 JP63317522A JP31752288A JPH0741506B2 JP H0741506 B2 JPH0741506 B2 JP H0741506B2 JP 63317522 A JP63317522 A JP 63317522A JP 31752288 A JP31752288 A JP 31752288A JP H0741506 B2 JPH0741506 B2 JP H0741506B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- fitted
- recess
- positioning pin
- gripping means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
- Feeding Of Workpieces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はワークの位相自動調整機構に関し、一層詳細に
は、第1把持手段と第2把持手段との間でワークを把持
させ、回転駆動源の駆動作用下に前記第1把持手段また
は第2把持手段のいずれか一方を回転させて位相合わせ
を行い、ワークに対して加工工程を営むように構成した
位相自動調整機構に関する。
は、第1把持手段と第2把持手段との間でワークを把持
させ、回転駆動源の駆動作用下に前記第1把持手段また
は第2把持手段のいずれか一方を回転させて位相合わせ
を行い、ワークに対して加工工程を営むように構成した
位相自動調整機構に関する。
[発明の背景] 内燃機関においてカムシャフトは吸気バルブ、排気バル
ブ等のバルブをロッカーアームを介して開閉するための
バルブ開閉機構の構成部品として用いられる。実際、カ
ムシャフトはロッカーアームと摺動するために、そのカ
ム摺動面は特に高い耐摩耗性が要求されている。この場
合、金属材料のみで全体として高い耐摩耗性を有するカ
ムシャフトを製造するためには特殊な合金を必要とする
ため、カムシャフト自体が極めて高価となる不都合が生
じる。
ブ等のバルブをロッカーアームを介して開閉するための
バルブ開閉機構の構成部品として用いられる。実際、カ
ムシャフトはロッカーアームと摺動するために、そのカ
ム摺動面は特に高い耐摩耗性が要求されている。この場
合、金属材料のみで全体として高い耐摩耗性を有するカ
ムシャフトを製造するためには特殊な合金を必要とする
ため、カムシャフト自体が極めて高価となる不都合が生
じる。
そこで、カム摺動面にカムシャフトから構成する金属材
料より高硬度な、すなわち、耐摩耗性に優れた薄膜を形
成するための種々の表面硬化処理装置が採用されるに至
った。例えば、カム摺動面をプラズマガス等からなるア
ームを用いて再溶融した後、冷却処理を施すことにより
カム摺動面に硬化層を形成する、所謂、再溶融硬化処理
装置が好適な例として掲げられよう。
料より高硬度な、すなわち、耐摩耗性に優れた薄膜を形
成するための種々の表面硬化処理装置が採用されるに至
った。例えば、カム摺動面をプラズマガス等からなるア
ームを用いて再溶融した後、冷却処理を施すことにより
カム摺動面に硬化層を形成する、所謂、再溶融硬化処理
装置が好適な例として掲げられよう。
この種の再溶融硬化処理装置は、一般的には、カムシャ
フトの両端部を把持して回転させる把持部材と、カムシ
ャフトの長軸方向および上下方向に変位自在に配設され
るプラズマトーチとを含む。そこで、前記再溶融硬化処
理装置を用いてカムシャフトに表面硬化処理を行うに
は、先ず、カムシャフトを水平方向に人手によって保持
し、次に、当該カムシャフトの両端部を把持部材で把持
させ、前記プラズマトーチとカムシャフトの表面等を所
定間隔離間させた状態を維持しながらプラズマトーチを
カムシャフトのカム摺動面に対して対面させて往復変位
させ、当該カムシャフト摺動面の再溶融を行っている。
フトの両端部を把持して回転させる把持部材と、カムシ
ャフトの長軸方向および上下方向に変位自在に配設され
るプラズマトーチとを含む。そこで、前記再溶融硬化処
理装置を用いてカムシャフトに表面硬化処理を行うに
は、先ず、カムシャフトを水平方向に人手によって保持
し、次に、当該カムシャフトの両端部を把持部材で把持
させ、前記プラズマトーチとカムシャフトの表面等を所
定間隔離間させた状態を維持しながらプラズマトーチを
カムシャフトのカム摺動面に対して対面させて往復変位
させ、当該カムシャフト摺動面の再溶融を行っている。
然しながら、大量生産を行おうとする現在の企業ニーズ
からすれば、比較的重量のあるカムシャフトを人手によ
って保持し、次に把持装置にこれを位置決めする作業は
さほどに生産性が向上するものではなく、また、相当の
数の作業員も必要とされる。
からすれば、比較的重量のあるカムシャフトを人手によ
って保持し、次に把持装置にこれを位置決めする作業は
さほどに生産性が向上するものではなく、また、相当の
数の作業員も必要とされる。
そこで、出願人はマニピュレータを用いてワークとして
のカムシャフトを再溶融硬化処理装置に搬送する機構を
案出したが、把持装置に対して所望の位置でワークを位
置決めするには未だ人手に頼らざるを得ないという不都
合が指摘されている。
のカムシャフトを再溶融硬化処理装置に搬送する機構を
案出したが、把持装置に対して所望の位置でワークを位
置決めするには未だ人手に頼らざるを得ないという不都
合が指摘されている。
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、プラズマトーチを用いてワークの表面硬化処理
を行う際、第1把持手段と第2把持手段とによって把持
されたワークの位相合わせを行い、好適にプラズマ溶射
機構等に対峙させることを可能とするワークの位相自動
調整機構を提供することを目的とする。
あって、プラズマトーチを用いてワークの表面硬化処理
を行う際、第1把持手段と第2把持手段とによって把持
されたワークの位相合わせを行い、好適にプラズマ溶射
機構等に対峙させることを可能とするワークの位相自動
調整機構を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、互いに対向し
て配置され、ワークの端部に当接することによりワーク
を把持する第1と第2の把持手段と、 少なくとも前記第1または第2把持手段のいずれか一方
を回転させるための回転駆動源と、 前記第1と第2把持手段を夫々ワークの端部に当接する
ように変位させる変位手段と、 を備え、前記第1把持手段は、前記ワークの一端部の略
中心に画成された第1凹部に嵌入される第1センタ位置
決めピンと、前記ワークの第1凹部の近傍に画成された
第1位相合わせ用凹部に嵌入される第1突部と、を有
し、 前記第2把持手段は、前記変位手段の変位作用下にワー
クの他端部の略中心に画成された第2凹部に嵌入される
第2センタ位置決めピンと、前記回転駆動源の回転作用
下に前記ワークの第2凹部の近傍に画成された第2位相
合わせ用凹部に嵌入される第2突部と、前記第2突部を
前記第2位相合わせ用凹部へと弾性的に付勢する弾性部
材と、を有し、前記第2センタ位置決めピンの先端部
は、前記第2突部の先端部よりワーク側に突出して設け
られ、 前記ワークの一端部側の第1凹部に第1センタ位置決め
ピンを嵌入し、一方、前記ワークの他端部側の第2凹部
に第2センタ位置決めピンを嵌入し且つ前記弾性部材の
付勢作用下に第2位相合わせ用凹部に第2突部を嵌合
し、前記回転駆動源を回転させて前記第1位相合わせ用
凹部に第1突部を嵌合させて位相合わせを行うことを特
徴とする。
て配置され、ワークの端部に当接することによりワーク
を把持する第1と第2の把持手段と、 少なくとも前記第1または第2把持手段のいずれか一方
を回転させるための回転駆動源と、 前記第1と第2把持手段を夫々ワークの端部に当接する
ように変位させる変位手段と、 を備え、前記第1把持手段は、前記ワークの一端部の略
中心に画成された第1凹部に嵌入される第1センタ位置
決めピンと、前記ワークの第1凹部の近傍に画成された
第1位相合わせ用凹部に嵌入される第1突部と、を有
し、 前記第2把持手段は、前記変位手段の変位作用下にワー
クの他端部の略中心に画成された第2凹部に嵌入される
第2センタ位置決めピンと、前記回転駆動源の回転作用
下に前記ワークの第2凹部の近傍に画成された第2位相
合わせ用凹部に嵌入される第2突部と、前記第2突部を
前記第2位相合わせ用凹部へと弾性的に付勢する弾性部
材と、を有し、前記第2センタ位置決めピンの先端部
は、前記第2突部の先端部よりワーク側に突出して設け
られ、 前記ワークの一端部側の第1凹部に第1センタ位置決め
ピンを嵌入し、一方、前記ワークの他端部側の第2凹部
に第2センタ位置決めピンを嵌入し且つ前記弾性部材の
付勢作用下に第2位相合わせ用凹部に第2突部を嵌合
し、前記回転駆動源を回転させて前記第1位相合わせ用
凹部に第1突部を嵌合させて位相合わせを行うことを特
徴とする。
[作用] 本発明に係る位相自動調整機構では、先ず、変位手段の
付勢作用下に、相対的に第1把持手段および第2把持手
段をワーク側に変位させる。この結果、前記第1把持手
段を構成する第1センタ位置決めピン並びに前記第2把
持手段を構成する第2センタ位置決めピンは、ワークの
端部の略中心に画成された第1凹部並びに第2凹部に嵌
入されてワークが保持される、この場合、前記第2セン
タ位置決めピンの先端部は、第2突部の先端部よりワー
ク側に突出して設けられているため、第2突部は前記第
2凹部の近傍に画成された第2位相合わせ用凹部に嵌合
されてはいない。
付勢作用下に、相対的に第1把持手段および第2把持手
段をワーク側に変位させる。この結果、前記第1把持手
段を構成する第1センタ位置決めピン並びに前記第2把
持手段を構成する第2センタ位置決めピンは、ワークの
端部の略中心に画成された第1凹部並びに第2凹部に嵌
入されてワークが保持される、この場合、前記第2セン
タ位置決めピンの先端部は、第2突部の先端部よりワー
ク側に突出して設けられているため、第2突部は前記第
2凹部の近傍に画成された第2位相合わせ用凹部に嵌合
されてはいない。
続いて、回転駆動源を回転させ、弾性部材によって第2
突部がワーク側に押圧されて第2位相合わせ用凹部に嵌
合するとともに、第1突部が第1位相合わせ用凹部に嵌
合してワークに対する位相が自動的に調整される。
突部がワーク側に押圧されて第2位相合わせ用凹部に嵌
合するとともに、第1突部が第1位相合わせ用凹部に嵌
合してワークに対する位相が自動的に調整される。
[実施態様] 次に、本発明に係る位相自動調整機構について好適な実
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
第1図において、参照符号10は本実施態様に係る位相自
動調整機構を組み込むワーク加工装置を示し、このワー
ク加工装置10は支持機構12と、ワーク移送機構14と、位
相自動調整機構16とで基本的に構成される。前記支持機
構12は床上に所定間隔離間して配設される支持台18a、1
8bを含み、前記支持台18a、18bの上部には夫々垂直方向
に延在して柱体20a、20bが配設されている。この柱体20
a、20bにはその上端部において床面と略平行になるよう
にガイドバー22が橋架される。ガイドバー22は実質的に
角柱状であるが、その一側部には突出してガイドレール
22aが設けられ、しかも、その上面部の一端部側には回
転駆動源24を配設しておく。この回転駆動源24の駆動軸
にプーリ24aが軸着されている。一方、ガイドバー22の
他方の端部側にはプーリ24bが配設され、前記プーリ24a
との間でベルト26が懸架されている。
動調整機構を組み込むワーク加工装置を示し、このワー
ク加工装置10は支持機構12と、ワーク移送機構14と、位
相自動調整機構16とで基本的に構成される。前記支持機
構12は床上に所定間隔離間して配設される支持台18a、1
8bを含み、前記支持台18a、18bの上部には夫々垂直方向
に延在して柱体20a、20bが配設されている。この柱体20
a、20bにはその上端部において床面と略平行になるよう
にガイドバー22が橋架される。ガイドバー22は実質的に
角柱状であるが、その一側部には突出してガイドレール
22aが設けられ、しかも、その上面部の一端部側には回
転駆動源24を配設しておく。この回転駆動源24の駆動軸
にプーリ24aが軸着されている。一方、ガイドバー22の
他方の端部側にはプーリ24bが配設され、前記プーリ24a
との間でベルト26が懸架されている。
次に、ワーク移送機構14について説明する。実際、ワー
ク移送機構14は筐体32を含み、この筐体32の上面にワー
クとしてのカムシャフトを載置すべくワーク載置台34が
変位自在に配設されている。第2図から容易に諒解され
る通り、ワーク載置台34は筐体32上に設けられた第1の
シリンダ36と係合し、この第1シリンダ36の付勢作用下
に進退動作するシリンダロッド36aにより、第2図にお
いて、矢印A1−A2方向に変位自在である。すなわち、シ
リンダロッド36aにワーク載置台34の突部が係合し、当
該載置台34に画成された凹部上に載置された複数本のワ
ークを順次所定位置へと位置決め可能である。ワーク移
送機構14はさらにベルト26の変位作用下に移動する移動
台38を含む。移動台38は垂直方向に配設された屈曲する
保持板40を有し、この保持板40に第2のシリンダ42が設
けられる。
ク移送機構14は筐体32を含み、この筐体32の上面にワー
クとしてのカムシャフトを載置すべくワーク載置台34が
変位自在に配設されている。第2図から容易に諒解され
る通り、ワーク載置台34は筐体32上に設けられた第1の
シリンダ36と係合し、この第1シリンダ36の付勢作用下
に進退動作するシリンダロッド36aにより、第2図にお
いて、矢印A1−A2方向に変位自在である。すなわち、シ
リンダロッド36aにワーク載置台34の突部が係合し、当
該載置台34に画成された凹部上に載置された複数本のワ
ークを順次所定位置へと位置決め可能である。ワーク移
送機構14はさらにベルト26の変位作用下に移動する移動
台38を含む。移動台38は垂直方向に配設された屈曲する
保持板40を有し、この保持板40に第2のシリンダ42が設
けられる。
この第2シリンダ42のシリンダロッド42aに屈曲する板
体44が係着され、さらにこの板体44に第3のシリンダ46
が固着されている。この第3シリンダ46の先端部には把
持部48が配設されている。把持部48は前記第3シリンダ
46の付勢作用下に開閉動作を行う爪部材49、49を含む。
なお、保持板40の背部に軸支された一組のガイドローラ
対47a、47bを設けておく。このガイドローラ対47a、47b
はガイドレール22a上を転動して保持板40を所望の位置
に移送する。
体44が係着され、さらにこの板体44に第3のシリンダ46
が固着されている。この第3シリンダ46の先端部には把
持部48が配設されている。把持部48は前記第3シリンダ
46の付勢作用下に開閉動作を行う爪部材49、49を含む。
なお、保持板40の背部に軸支された一組のガイドローラ
対47a、47bを設けておく。このガイドローラ対47a、47b
はガイドレール22a上を転動して保持板40を所望の位置
に移送する。
一方、ワーク移送機構14に近接して本発明に係る位相自
動調整機構16が配設される。当該位相自動調整機構16は
固定台52を含み、固定台52上には一組の支柱54a、54bを
垂設し、夫々の支柱54a、54bに第1ワーク把持機構56a
(第1把持手段)、第2ワーク把持機構56b(第2把持
手段)を配設する。そこで、第1ワーク把持機構56aに
ついて先ず説明する。
動調整機構16が配設される。当該位相自動調整機構16は
固定台52を含み、固定台52上には一組の支柱54a、54bを
垂設し、夫々の支柱54a、54bに第1ワーク把持機構56a
(第1把持手段)、第2ワーク把持機構56b(第2把持
手段)を配設する。そこで、第1ワーク把持機構56aに
ついて先ず説明する。
実質的に第1ワーク把持機構56aは固定台52に載設され
た第1の基台58aとこの基台58aによって支承されるシリ
ンダ60を含む。このシリンダ60には第1のポート62a、
第2のポート62bが画成され、且つその内部にピストン6
4が摺動自在に配設されている。当該ピストン64の一方
の端部にはロッド66が連結され、このロッド66の尾端部
はシリンダ60の外部に露呈してピストン位置検出部材68
に臨む。当該ピストン位置検出部材68にはロッド66のト
グが臨む近接スイッチ68aが装着されている。ピストン6
4と一体的なピストンロッド70の先端部にはプレート72
が固着され、このプレート72に屈曲する板体74を介して
近接スイッチ76を係着している。前記プレート72にベア
リング78を介してセンタ位置決めピン80(第1センタ位
置決めピン)が回転自在に支承される。前記センタ位置
決めピン80はその先端部80aが鋭角状のテーパで形成さ
れており、円筒体82に係着されているベアリング84、88
によってその回転が確保されている。これらの円筒体82
はさらに大径な円筒体90によって囲繞され、これらはキ
ー92により相対的な回転が阻止されている。なお、円筒
体90の内部には弾性体、好ましくはコイルスプリング94
が内装され、当該円筒体90の開口部を閉塞するプレート
96を矢印B方向へと押圧している。図から容易に諒解さ
れるように、プレート96には一組の補助用位置決めピン
98a、98b(第1突部)が植設されている。なお、図中、
参照符号99は近接スイッチ76に臨むことが可能なドグを
示す。
た第1の基台58aとこの基台58aによって支承されるシリ
ンダ60を含む。このシリンダ60には第1のポート62a、
第2のポート62bが画成され、且つその内部にピストン6
4が摺動自在に配設されている。当該ピストン64の一方
の端部にはロッド66が連結され、このロッド66の尾端部
はシリンダ60の外部に露呈してピストン位置検出部材68
に臨む。当該ピストン位置検出部材68にはロッド66のト
グが臨む近接スイッチ68aが装着されている。ピストン6
4と一体的なピストンロッド70の先端部にはプレート72
が固着され、このプレート72に屈曲する板体74を介して
近接スイッチ76を係着している。前記プレート72にベア
リング78を介してセンタ位置決めピン80(第1センタ位
置決めピン)が回転自在に支承される。前記センタ位置
決めピン80はその先端部80aが鋭角状のテーパで形成さ
れており、円筒体82に係着されているベアリング84、88
によってその回転が確保されている。これらの円筒体82
はさらに大径な円筒体90によって囲繞され、これらはキ
ー92により相対的な回転が阻止されている。なお、円筒
体90の内部には弾性体、好ましくはコイルスプリング94
が内装され、当該円筒体90の開口部を閉塞するプレート
96を矢印B方向へと押圧している。図から容易に諒解さ
れるように、プレート96には一組の補助用位置決めピン
98a、98b(第1突部)が植設されている。なお、図中、
参照符号99は近接スイッチ76に臨むことが可能なドグを
示す。
次に、第2ワーク把持機構56bについて説明する。この
第2ワーク把持機構56bは第1ワーク把持機構56aと同様
に固定台52に載設された第2の基台58bと、この第2基
台58bによって中空状に支承されるシリンダ100を含む。
シリンダ100には第1のポート102a、第2のポート102b
が画成され、その内部に中空状のピストン104が摺動自
在に配設されている。このピストン104の中空部分には
第1のブシュ106a、第2のブシュ106bが嵌合し、且つ当
該ブシュ106a、106bに主軸108が回転自在に保持されて
いる。主軸108の一方の端部にはセンタ位置決めピン110
(第2センタ位置決めピン)が固着され、当該センタ位
置決めピン110の先端部は前記センタ位置決めピン80と
同様にその先端部110aが鋭角状のテーパで形成されてい
る。前記センタ位置決めピン110は実質的にボルト112に
よりケーシング114に固着され、前記ケーシング114の端
部表面には位相合わせ用のドライバ116a、116b(第2突
部)が突出形成されている。ブシュ106bから外方へと延
在する主軸108にはキー118を介して円筒体120が外嵌
し、この円筒体120はベアリング122、124によって回転
自在に支承され且つ前記ベアリング122、124は円筒状の
ケーシング126により保持される。さらに、センタ位置
決めピン110の端部にはプーリ128が嵌着され、保持板13
0によって支承される回転駆動源132の回転軸134に軸着
されたプーリ136との間でタイミングベルト138が懸架さ
れる。
第2ワーク把持機構56bは第1ワーク把持機構56aと同様
に固定台52に載設された第2の基台58bと、この第2基
台58bによって中空状に支承されるシリンダ100を含む。
シリンダ100には第1のポート102a、第2のポート102b
が画成され、その内部に中空状のピストン104が摺動自
在に配設されている。このピストン104の中空部分には
第1のブシュ106a、第2のブシュ106bが嵌合し、且つ当
該ブシュ106a、106bに主軸108が回転自在に保持されて
いる。主軸108の一方の端部にはセンタ位置決めピン110
(第2センタ位置決めピン)が固着され、当該センタ位
置決めピン110の先端部は前記センタ位置決めピン80と
同様にその先端部110aが鋭角状のテーパで形成されてい
る。前記センタ位置決めピン110は実質的にボルト112に
よりケーシング114に固着され、前記ケーシング114の端
部表面には位相合わせ用のドライバ116a、116b(第2突
部)が突出形成されている。ブシュ106bから外方へと延
在する主軸108にはキー118を介して円筒体120が外嵌
し、この円筒体120はベアリング122、124によって回転
自在に支承され且つ前記ベアリング122、124は円筒状の
ケーシング126により保持される。さらに、センタ位置
決めピン110の端部にはプーリ128が嵌着され、保持板13
0によって支承される回転駆動源132の回転軸134に軸着
されたプーリ136との間でタイミングベルト138が懸架さ
れる。
センタ位置決めピン110にはロッド状のピストン位置検
出手段140が固着され、このピストン位置検出手段140に
ピストン前進端ドグ142、ピストン後退端ドグ144を固着
し、さらにこれらのドグ142、144に第1乃至第3の近接
スイッチ146、148および50が臨む。なお、図中、参照符
号152はドライバ116a、116bを所定方向へと弾性的に押
圧するコイルスプリング(弾性部材)を示す。
出手段140が固着され、このピストン位置検出手段140に
ピストン前進端ドグ142、ピストン後退端ドグ144を固着
し、さらにこれらのドグ142、144に第1乃至第3の近接
スイッチ146、148および50が臨む。なお、図中、参照符
号152はドライバ116a、116bを所定方向へと弾性的に押
圧するコイルスプリング(弾性部材)を示す。
次に、固定台52の上面において、柱体153a、153bを垂設
し、この柱体153a、153bの上端部近傍には回転駆動源15
4により回転するボールねじ156を橋架する。このボール
ねじ156には保持体158が噛合し、矢印C1−C2方向へと変
位自在である。前記保持体158の先端部には前記矢印C1
−C2方向と直交自在にプラズマ溶射機構160が装着され
る。
し、この柱体153a、153bの上端部近傍には回転駆動源15
4により回転するボールねじ156を橋架する。このボール
ねじ156には保持体158が噛合し、矢印C1−C2方向へと変
位自在である。前記保持体158の先端部には前記矢印C1
−C2方向と直交自在にプラズマ溶射機構160が装着され
る。
以下にプラズマ溶射機構160につき第5図並びに第6図
を参照して概略的に説明する。
を参照して概略的に説明する。
このプラズマ溶射機構160は中空状のシールドキャップ1
62と、下端部に円錐状の先端部164を有する第1のノズ
ルチップ166と、前記第1ノズルチップ166とシールドキ
ャップ162との間にあってシールドガス用の第1の通路1
68と第2の通路170とを画成する第2のノズルチップ172
と、前記第2ノズルチップ172とシールドキャップ162と
に一体的に保持される高硬度金属粉末用導入管174a、17
4bとを含む。
62と、下端部に円錐状の先端部164を有する第1のノズ
ルチップ166と、前記第1ノズルチップ166とシールドキ
ャップ162との間にあってシールドガス用の第1の通路1
68と第2の通路170とを画成する第2のノズルチップ172
と、前記第2ノズルチップ172とシールドキャップ162と
に一体的に保持される高硬度金属粉末用導入管174a、17
4bとを含む。
すなわち、当該機構160を構成する本体部176は略筒状を
呈しており、前記本体部176の内周面に螺孔178が形成さ
れる。そして、本体部176内に電極180を配設すると共
に、前記螺孔178に第1ノズルチップ166の一端部に形成
されたねじ部182を螺着する。前記第1ノズルチップ166
の中央部には電極180を挿通するための孔部184が形成さ
れ、前記孔部184の出口側には段部を介してこれより小
径なプラズマガス導出用ノズル部186が連通形成され
る。さらに、第1ノズルチップ166の外周部と本体部176
の内周部との間には開口部188が画成され、この開口部1
88には冷却水が供給される。
呈しており、前記本体部176の内周面に螺孔178が形成さ
れる。そして、本体部176内に電極180を配設すると共
に、前記螺孔178に第1ノズルチップ166の一端部に形成
されたねじ部182を螺着する。前記第1ノズルチップ166
の中央部には電極180を挿通するための孔部184が形成さ
れ、前記孔部184の出口側には段部を介してこれより小
径なプラズマガス導出用ノズル部186が連通形成され
る。さらに、第1ノズルチップ166の外周部と本体部176
の内周部との間には開口部188が画成され、この開口部1
88には冷却水が供給される。
一方、本体部176の外周部にはシールドガス用噴出部材1
92が固着されており、前記噴出部材192の内部には図示
しないシールドガス供給源に連通する通路194が形成さ
れる。前記噴出部材192の外周部に段部196が形成され、
この段部196に当接して絶縁体198が配設されると共に、
この絶縁体198にナット部材200の一端部が係合する。こ
の場合、前記絶縁体198は好ましくはセラミックまたは
テフロン等の耐熱性樹脂系材料で形成されている。そこ
で、前記ナット部材200を介して第2ノズルチップ172と
シールドキャップ162とが一体的に本体部176に支持され
る。
92が固着されており、前記噴出部材192の内部には図示
しないシールドガス供給源に連通する通路194が形成さ
れる。前記噴出部材192の外周部に段部196が形成され、
この段部196に当接して絶縁体198が配設されると共に、
この絶縁体198にナット部材200の一端部が係合する。こ
の場合、前記絶縁体198は好ましくはセラミックまたは
テフロン等の耐熱性樹脂系材料で形成されている。そこ
で、前記ナット部材200を介して第2ノズルチップ172と
シールドキャップ162とが一体的に本体部176に支持され
る。
前記第2ノズルチップ172の外周一端部に前記ナット部
材200に螺着するねじ部202が形成され、この第2ノズル
チップ172の中央部には前記ねじ部202を設ける端部側か
ら比較的大径な開口部204が形成されてこの開口部204に
絶縁体206が介装される。従って、前記第2ノズルチッ
プ172と噴出部材192とは夫々の絶縁体198、206を介して
電気的に絶縁される。また、前記絶縁体206と噴出部材1
92と本体部176と第1ノズルチップ166とで室208が画成
され、この室208は前記噴出部材192を介して図示しない
シールドガス供給源に連通するに至る。
材200に螺着するねじ部202が形成され、この第2ノズル
チップ172の中央部には前記ねじ部202を設ける端部側か
ら比較的大径な開口部204が形成されてこの開口部204に
絶縁体206が介装される。従って、前記第2ノズルチッ
プ172と噴出部材192とは夫々の絶縁体198、206を介して
電気的に絶縁される。また、前記絶縁体206と噴出部材1
92と本体部176と第1ノズルチップ166とで室208が画成
され、この室208は前記噴出部材192を介して図示しない
シールドガス供給源に連通するに至る。
第2ノズルチップ172の内周部には第1ノズルチップ166
の外周面形状に対応して形成されたカバー部材209が固
着され、このカバー部材209と前記第2ノズルチップ172
との間に冷却水用開口部210が画成される。前記カバー
部材209の内周部には絶縁体212が嵌合係着され、この絶
縁体212と第1ノズルチップ166との間に薄肉状の第1通
路168が画成される。前記第1通路168の上部側一端は室
208に連通し、この第1通路168の下部側他端は第1ノズ
ルチップ166のノズル部186と同軸的で且つこのノズル部
186より僅かに大径なノズル部214と連通している。ま
た、第2ノズルチップ172には一端側が室208に連通し他
端側が第2通路170に連通する複数の通路216が形成され
ると共に、前記第2ノズルチップ172の外周部から夫々
水平方向に対し所定角度傾斜して孔部218a、218bが穿設
される。
の外周面形状に対応して形成されたカバー部材209が固
着され、このカバー部材209と前記第2ノズルチップ172
との間に冷却水用開口部210が画成される。前記カバー
部材209の内周部には絶縁体212が嵌合係着され、この絶
縁体212と第1ノズルチップ166との間に薄肉状の第1通
路168が画成される。前記第1通路168の上部側一端は室
208に連通し、この第1通路168の下部側他端は第1ノズ
ルチップ166のノズル部186と同軸的で且つこのノズル部
186より僅かに大径なノズル部214と連通している。ま
た、第2ノズルチップ172には一端側が室208に連通し他
端側が第2通路170に連通する複数の通路216が形成され
ると共に、前記第2ノズルチップ172の外周部から夫々
水平方向に対し所定角度傾斜して孔部218a、218bが穿設
される。
一方、第2ノズルチップ172の外周端部にシールドキャ
ップ162が固着され、このシールドキャップ162と第2ノ
ズルチップ172との間に画成される第2通路170は通路21
6、室208を介して噴出部材192の通路194に連通する。そ
して、前記シールドキャップ162に第2ノズルチィップ1
72の孔部218a、218bと同軸的な孔部220a、220bが穿設さ
れており、前記孔部218a、220b並びに218b、220bに導入
管174a、174bが一体的に嵌合している。
ップ162が固着され、このシールドキャップ162と第2ノ
ズルチップ172との間に画成される第2通路170は通路21
6、室208を介して噴出部材192の通路194に連通する。そ
して、前記シールドキャップ162に第2ノズルチィップ1
72の孔部218a、218bと同軸的な孔部220a、220bが穿設さ
れており、前記孔部218a、220b並びに218b、220bに導入
管174a、174bが一体的に嵌合している。
なお、第1図において、参照符号250は固定台52上に設
けられ図示しないシリンダにより垂直方向へと変位自在
に昇降台を示し、この昇降台250は一組の立設された爪
部材252a、252bを有する。この爪部材252a、252bを介し
て後述するようにワークを水平方向に載置可能である。
けられ図示しないシリンダにより垂直方向へと変位自在
に昇降台を示し、この昇降台250は一組の立設された爪
部材252a、252bを有する。この爪部材252a、252bを介し
て後述するようにワークを水平方向に載置可能である。
本発明に係る位相自動調整機構を組み込むワーク加工装
置は基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用並びに効果について説明する。
置は基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用並びに効果について説明する。
第1図並びに第2図に示すように、載置台34上に複数本
のワーク、例えば、カムシャフトが平行に載置されてい
る。そこで、第2シリンダ42を駆動してシリンダロッド
42aを下降させ、次に、第3シリンダ46を付勢して把持
部48の爪部材49、49を開状態に維持する。次に、第1シ
リンダ36を駆動すれば、シリンダロッド36aは載置台34
を矢印A2方向へと変位させ、第1番目のワークWが爪部
材49、49の中間部に位置することになる。そこで、前記
シリンダ46を駆動してこれらの爪部材49、49を閉成して
ワークWを把持させる。
のワーク、例えば、カムシャフトが平行に載置されてい
る。そこで、第2シリンダ42を駆動してシリンダロッド
42aを下降させ、次に、第3シリンダ46を付勢して把持
部48の爪部材49、49を開状態に維持する。次に、第1シ
リンダ36を駆動すれば、シリンダロッド36aは載置台34
を矢印A2方向へと変位させ、第1番目のワークWが爪部
材49、49の中間部に位置することになる。そこで、前記
シリンダ46を駆動してこれらの爪部材49、49を閉成して
ワークWを把持させる。
次に、載置台34はシリンダ36の付勢作用下に原位置に復
帰動作し、一方、第1シリンダ36が上昇して所定位置に
位置決めされる。次に、回転駆動源24が回転駆動される
とプーリ24a、24bに懸架されたベルト26が矢印C2方向へ
と変位し、その結果、ワーク移送機構14を構成する保持
板40は矢印C1方向へと変位するに至る。この時、ガイド
バー22に設けられているガイドレール22a上をガイドロ
ーラ対47a、47bが転動し、円滑に本発明に係る位相自動
調整機構16上に到達する。そこで、第2シリンダ42が付
勢され、シリンダロッド42aは下降動作を行う。この
時、図示しない駆動源の作用下に昇降台250は上昇動作
を行い、従って、爪部材252a、252b上にワークWは到達
する。そこで、第3シリンダ46を付勢して爪部材49、49
を大きく開成し、それに把持されているワークWを前記
爪部材252a、252b上に位置決めする。
帰動作し、一方、第1シリンダ36が上昇して所定位置に
位置決めされる。次に、回転駆動源24が回転駆動される
とプーリ24a、24bに懸架されたベルト26が矢印C2方向へ
と変位し、その結果、ワーク移送機構14を構成する保持
板40は矢印C1方向へと変位するに至る。この時、ガイド
バー22に設けられているガイドレール22a上をガイドロ
ーラ対47a、47bが転動し、円滑に本発明に係る位相自動
調整機構16上に到達する。そこで、第2シリンダ42が付
勢され、シリンダロッド42aは下降動作を行う。この
時、図示しない駆動源の作用下に昇降台250は上昇動作
を行い、従って、爪部材252a、252b上にワークWは到達
する。そこで、第3シリンダ46を付勢して爪部材49、49
を大きく開成し、それに把持されているワークWを前記
爪部材252a、252b上に位置決めする。
以上のような工程を経て準備段階が終了し、次に、位相
自動調整機構16が付勢される。すなわち、ワークWには
その端面に夫々予めセンタ位置決めピン80の先端部80a
と位置決めピン98a、98bが嵌入する凹部が形成されてい
る。一方、ワークWの他端部には他方のセンタ位置決め
ピン110とドライバ116a、116bが嵌合する凹部が形成さ
れている。そこで、先ず、ポート62aから圧縮空気を導
入してピストン64を変位させ、これによってセンタ位置
決めピン80はワークWの一方の端部側に形成されている
凹部に嵌入する。これは近接スイッチ68aによって検出
される。この時、位置決めピン98a、98bは前記ワークW
の対応する凹部には未だ嵌入されてはいない。
自動調整機構16が付勢される。すなわち、ワークWには
その端面に夫々予めセンタ位置決めピン80の先端部80a
と位置決めピン98a、98bが嵌入する凹部が形成されてい
る。一方、ワークWの他端部には他方のセンタ位置決め
ピン110とドライバ116a、116bが嵌合する凹部が形成さ
れている。そこで、先ず、ポート62aから圧縮空気を導
入してピストン64を変位させ、これによってセンタ位置
決めピン80はワークWの一方の端部側に形成されている
凹部に嵌入する。これは近接スイッチ68aによって検出
される。この時、位置決めピン98a、98bは前記ワークW
の対応する凹部には未だ嵌入されてはいない。
これと同時に、ポート102bから同様に圧縮空気がシリン
ダ100の内部に導入されてピストン104は矢印C1方向へと
変位する。この結果、センタ位置決めピン110の先端部1
10aはワークWの他端部側に形成されている凹部に嵌入
する。この時、ドライバ116a、116bは前記ワークWの他
端部に画成されている一組の溝には嵌合されるには至っ
ていない。すなわち、ワークWはセンタ位置決めピン80
並びに110によって保持されていることになる。この位
置変位はドグ142、144並びに近接スイッチ146乃至150で
検出される。
ダ100の内部に導入されてピストン104は矢印C1方向へと
変位する。この結果、センタ位置決めピン110の先端部1
10aはワークWの他端部側に形成されている凹部に嵌入
する。この時、ドライバ116a、116bは前記ワークWの他
端部に画成されている一組の溝には嵌合されるには至っ
ていない。すなわち、ワークWはセンタ位置決めピン80
並びに110によって保持されていることになる。この位
置変位はドグ142、144並びに近接スイッチ146乃至150で
検出される。
そこで、回転駆動源132を駆動させる。この回転駆動源1
32の回転力は駆動軸134を回転させプーリ136がベルト13
8を回転させてプーリ128を介して主軸108が回転するに
至る。このため、センタ位置決めピン110の回転に伴い
ケーシング114が回転し、この結果、このケーシング114
と一体的なドライバ116a、116bがコイルスプリング152
の弾発作用下にワークWの他端部側に存在する溝に嵌合
するに至る。このため、前記ケーシング114の回転動作
に伴ってワークWの全体が回転することになり、当該ワ
ークWの一端部側に形成されている一対の凹部にコイル
スプリング94の弾発作用下に位置決めピン98a、98bが嵌
合するに至る。これによってワークWは所定の位置に到
達しその位相合わせが自動的に達成されることになる。
換言すれば、第1ワーク把持機構56a側ではコイルスプ
リング94によりプレート96が常時位置決めピン98a、98b
を押圧している状態にある。従って、ワークWの一端部
側にある一対の孔部が所定位置に回動することによって
前記コイルスプリング94の弾発力を介して位置決めピン
98a、98bが当該ワークWの孔部に嵌入するに至る。
32の回転力は駆動軸134を回転させプーリ136がベルト13
8を回転させてプーリ128を介して主軸108が回転するに
至る。このため、センタ位置決めピン110の回転に伴い
ケーシング114が回転し、この結果、このケーシング114
と一体的なドライバ116a、116bがコイルスプリング152
の弾発作用下にワークWの他端部側に存在する溝に嵌合
するに至る。このため、前記ケーシング114の回転動作
に伴ってワークWの全体が回転することになり、当該ワ
ークWの一端部側に形成されている一対の凹部にコイル
スプリング94の弾発作用下に位置決めピン98a、98bが嵌
合するに至る。これによってワークWは所定の位置に到
達しその位相合わせが自動的に達成されることになる。
換言すれば、第1ワーク把持機構56a側ではコイルスプ
リング94によりプレート96が常時位置決めピン98a、98b
を押圧している状態にある。従って、ワークWの一端部
側にある一対の孔部が所定位置に回動することによって
前記コイルスプリング94の弾発力を介して位置決めピン
98a、98bが当該ワークWの孔部に嵌入するに至る。
このようにしてワークWの位相が自動的に調整された
後、プラズマ溶射機構160が付勢されることになる。
後、プラズマ溶射機構160が付勢されることになる。
そこで、プラズマ溶射機構160をワークWの摺接部とな
る部位の近傍に位置決めして後、電極180を図示しない
直流電源の−側に接続し、一方、前記ワークWを+側に
接続する。さらに、孔部184にアルゴンガス等の作動ガ
スを供給し、噴出部材192には図示しないシールドガス
供給源からシールドガスを供給する。このため、電極18
0とワークWとの間にアークが発生し、このプラズマガ
スは第1ノズルチップ166のノズル部186によって絞られ
て高速のプラズマアークとしてその先端部164から第2
ノズルチップ172のノズル部214を介して外部に導出され
る。
る部位の近傍に位置決めして後、電極180を図示しない
直流電源の−側に接続し、一方、前記ワークWを+側に
接続する。さらに、孔部184にアルゴンガス等の作動ガ
スを供給し、噴出部材192には図示しないシールドガス
供給源からシールドガスを供給する。このため、電極18
0とワークWとの間にアークが発生し、このプラズマガ
スは第1ノズルチップ166のノズル部186によって絞られ
て高速のプラズマアークとしてその先端部164から第2
ノズルチップ172のノズル部214を介して外部に導出され
る。
この場合、第6図に示すように、噴出部材192に供給さ
れたシールドガスは通路194から室208に導入された後、
その一部が比較的肉薄な第1通路168に進入すると共
に、その他のシールドガスは複数の通路216を介して第
2通路170を通過し、夫々のノズル部186、214から導出
されたプラズマアークに吹き付けられる。従って、前記
プラズマアークはその周方向から供給されるシールドガ
スによりそのガス流による収束効果並びに冷却によるサ
ーマルピンチ効果の作用下にさらにその直径を小さくす
ることが出来、ワークWの所望の部位に高温、高速のプ
ラズマアークを噴射してこれを効果的に溶融する。この
結果、ワークWに溶融池222を形成することが可能とな
る。
れたシールドガスは通路194から室208に導入された後、
その一部が比較的肉薄な第1通路168に進入すると共
に、その他のシールドガスは複数の通路216を介して第
2通路170を通過し、夫々のノズル部186、214から導出
されたプラズマアークに吹き付けられる。従って、前記
プラズマアークはその周方向から供給されるシールドガ
スによりそのガス流による収束効果並びに冷却によるサ
ーマルピンチ効果の作用下にさらにその直径を小さくす
ることが出来、ワークWの所望の部位に高温、高速のプ
ラズマアークを噴射してこれを効果的に溶融する。この
結果、ワークWに溶融池222を形成することが可能とな
る。
一方、夫々の導入管174a、174bからは前記プラズマアー
ク中に粉末状の高硬度金属224が供給される。その際、
前記高硬度金属224は単独あるいは二種以上複合して供
給される。
ク中に粉末状の高硬度金属224が供給される。その際、
前記高硬度金属224は単独あるいは二種以上複合して供
給される。
夫々の導入管174a、174bからプラズマアーク中に供給さ
れる高硬度金属224は前記プラズマアークにより加熱さ
れて高速で溶融池222内に混入される。ここで、高硬度
金属224にプラズマアークの噴出圧力が作用すると共
に、当該機構160がワークWの上方を所定方向に変位す
るよう移動制御されるため、この高硬度金属224は攪拌
されて溶融池222内に均一に分散する。その際、前記高
硬度金属224が溶融し易いものであれば、この溶融池222
内に溶融し、一方、溶解し難いものであれば、前記溶融
池222内に分散する。
れる高硬度金属224は前記プラズマアークにより加熱さ
れて高速で溶融池222内に混入される。ここで、高硬度
金属224にプラズマアークの噴出圧力が作用すると共
に、当該機構160がワークWの上方を所定方向に変位す
るよう移動制御されるため、この高硬度金属224は攪拌
されて溶融池222内に均一に分散する。その際、前記高
硬度金属224が溶融し易いものであれば、この溶融池222
内に溶融し、一方、溶解し難いものであれば、前記溶融
池222内に分散する。
このようにして、当該機構160を変位させてワークWの
所定の部位に溶融池222を形成して後、電極180とワーク
Wへの通電を停止する。次いで、所定時間、前記ワーク
Wを冷却すれば、高硬度金属224が均一に分散あるいは
混入した硬化層がこのワークWの所望の表層部に形成さ
れる。
所定の部位に溶融池222を形成して後、電極180とワーク
Wへの通電を停止する。次いで、所定時間、前記ワーク
Wを冷却すれば、高硬度金属224が均一に分散あるいは
混入した硬化層がこのワークWの所望の表層部に形成さ
れる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、従来、作業者が自らカ
ムシャフト等の長尺なワークを保持し視認しながらその
位相合わせを行ってプラズマ溶射機構等の加工工程を営
ませていたことに対し、本願発明では人手を要すること
なくワークの位相合わせを自動的に行うことが可能とな
る。この結果、人員を数多く配置することなくその加工
において生産効率が向上すると共に、自動化が達成され
るために現在要求されている大量生産に十分即応するこ
とが可能な加工工程が遂行される。さらに、装置自体も
極めて簡単な構成であり、単一の駆動源を介して容易に
位相合わせをすることが可能であるために、さほどに生
産コストを上昇させる懸念も生じない。しかも、プラズ
マ溶射の如く高温のアークを発生させる作業部位に多く
の作業員を配置する必要がないために安全性もさらに向
上する等の種々の効果が得られる。
ムシャフト等の長尺なワークを保持し視認しながらその
位相合わせを行ってプラズマ溶射機構等の加工工程を営
ませていたことに対し、本願発明では人手を要すること
なくワークの位相合わせを自動的に行うことが可能とな
る。この結果、人員を数多く配置することなくその加工
において生産効率が向上すると共に、自動化が達成され
るために現在要求されている大量生産に十分即応するこ
とが可能な加工工程が遂行される。さらに、装置自体も
極めて簡単な構成であり、単一の駆動源を介して容易に
位相合わせをすることが可能であるために、さほどに生
産コストを上昇させる懸念も生じない。しかも、プラズ
マ溶射の如く高温のアークを発生させる作業部位に多く
の作業員を配置する必要がないために安全性もさらに向
上する等の種々の効果が得られる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図は本発明に係る位相自動調整機構を組み込む加工
装置の正面概略説明図、 第2図は第1図に示す加工装置の側面概略説明図、 第3図は本発明に係る位相自動調整機構を構成する第1
ワーク把持機構の一部縦断説明図、 第4図は本発明に係る位相自動調整機構の第2ワーク把
持機構を示す縦断概略説明図、 第5図はプラズマ溶射機構の要部分解斜視図、 第6図は第5図に示すプラズマ溶射機構の組込状態の縦
断説明図である。 10……ワーク加工装置 14……ワーク位相機構 16……位相自動調整機構 24……回転駆動源 34……ワーク載置台 38……移動台 52……固定台 80、110……センタ位置決めピン 98a、98b……位置決めピン 116a、116b……ドライバ 160……プラズマ溶射機構
装置の正面概略説明図、 第2図は第1図に示す加工装置の側面概略説明図、 第3図は本発明に係る位相自動調整機構を構成する第1
ワーク把持機構の一部縦断説明図、 第4図は本発明に係る位相自動調整機構の第2ワーク把
持機構を示す縦断概略説明図、 第5図はプラズマ溶射機構の要部分解斜視図、 第6図は第5図に示すプラズマ溶射機構の組込状態の縦
断説明図である。 10……ワーク加工装置 14……ワーク位相機構 16……位相自動調整機構 24……回転駆動源 34……ワーク載置台 38……移動台 52……固定台 80、110……センタ位置決めピン 98a、98b……位置決めピン 116a、116b……ドライバ 160……プラズマ溶射機構
Claims (3)
- 【請求項1】互いに対向して配置され、ワークの端部に
当接することによりワークを把持する第1と第2の把持
手段と、 少なくとも前記第1または第2把持手段のいずれか一方
を回転させるための回転駆動源と、 前記第1と第2把持手段を夫々ワークの端部に当接する
ように変位させる変位手段と、 を備え、前記第1把持手段は、前記ワークの一端部の略
中心に画成された第1凹部に嵌入される第1センタ位置
決めピンと、前記ワークの第1凹部の近傍に画成された
第1位相合わせ用凹部に嵌入される第1突部と、を有
し、 前記第2把持手段は、前記変位手段の変位作用下にワー
クの他端部の略中心に画成された第2凹部に嵌入される
第2センタ位置決めピンと、前記回転駆動源の回転作用
下に前記ワークの第2凹部の近傍に画成された第2位相
合わせ用凹部に嵌入される第2突部と、前記第2突部を
前記第2位相合わせ用凹部へと弾性的に付勢する弾性部
材と、を有し、前記第2センタ位置決めピンの先端部
は、前記第2突部の先端部よりワーク側に突出して設け
られ、 前記ワークの一端部側の第1凹部に第1センタ位置決め
ピンを嵌入し、一方、前記ワークの他端部側の第2凹部
に第2センタ位置決めピンを嵌入し且つ前記弾性部材の
付勢作用下に第2位相合わせ用凹部に第2突部を嵌合
し、前記回転駆動源を回転させて前記第1位相合わせ用
凹部に第1突部を嵌合させて位相合わせを行うことを特
徴とする位相自動調整機構。 - 【請求項2】請求項1記載の機構において、第1把持手
段の第1突部は従動側の補助用位置決めピンからなり、
第2把持手段の第2突部は回転駆動源側に設けられたド
ライバからなることを特徴とする位相自動調整機構。 - 【請求項3】請求項1または2記載の機構において、変
位手段はシリンダからなることを特徴とする位相自動調
整機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63317522A JPH0741506B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 位相自動調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63317522A JPH0741506B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 位相自動調整機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02160449A JPH02160449A (ja) | 1990-06-20 |
| JPH0741506B2 true JPH0741506B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=18089181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63317522A Expired - Lifetime JPH0741506B2 (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | 位相自動調整機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0741506B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5789506A (en) * | 1980-11-25 | 1982-06-03 | Toyoda Mach Works Ltd | Driving gear |
| JPS58169905U (ja) * | 1982-05-07 | 1983-11-12 | 丸善精工株式会社 | ワ−クドライビングセンタ |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP63317522A patent/JPH0741506B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02160449A (ja) | 1990-06-20 |
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