JPH0741674U - コイン類のリフター - Google Patents

コイン類のリフター

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JPH0741674U
JPH0741674U JP6943193U JP6943193U JPH0741674U JP H0741674 U JPH0741674 U JP H0741674U JP 6943193 U JP6943193 U JP 6943193U JP 6943193 U JP6943193 U JP 6943193U JP H0741674 U JPH0741674 U JP H0741674U
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年久 前田
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株式会社メイセイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬貨やメダルなどのコイン類のリフターにお
いて、一度に多量のコイン類が供給されても、コンベヤ
が停止してしまうことがなく、スムーズにコイン類を下
から上へと持ち上げる。 【構成】 リフターは、第1のコンベヤベルト20と、そ
の搬送面側に配設される第2のコンベヤベルト30と、さ
らに、ホッパHPよりに配置される第3のコンベヤベルト
40とから構成される。第1のコンベヤベルト20と第2の
コンベヤベルト30は、両者の接触部分にてメダルを挟ん
で下から上へと持ち上げるように作用する。第3のコン
ベヤベルト40は、第1のコンベヤベルト20のメダル導入
部21に対して所定距離をおいて配置された底部41と、該
底部41のさらに手前側において略鉛直方向上方に所定距
離伸びる前部43とを備え、搬送方向に対して逆転され
る。特に、この前部43を設けたことにより、メダルの山
を矢印Xのように崩すことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、硬貨やメダルなどのコイン類を搬送する装置に係り、特に、下から 上へ持ち上げて所定の搬送路やタンクなどへ受け渡す機能を有するリフターに関 する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、遊技場では、ゲーム機への懸賞メダルの供給システム、メダル販売機へ のメダルの供給システム、メダル回収システムなどにおいて、メダルを下から上 へ持ち上げる部分にはリフターを使用していた。
【0003】 こうしたリフターとしては、例えば特開昭52−84031号や特開昭52− 94251号などの提案があり、図5に示すように、硬貨やメダルなどのコイン 類の搬送面として、横方向に伸びるコイン類の導入部111及び該導入部111 を途中から上方に立ち上げた上昇部113を有し、さらに、この上昇部113を 再び前記導入部111に連続させる戻り部115を有する第1のコンベヤベルト 110と、該第1のコンベヤベルト110の搬送面側に配置され、前記導入部1 11及び上昇部113に接触する接触部121と、前記戻り部115に至る前に 第1のコンベヤベルト110から離れて横方向に逃げるメダル排出部123と、 該メダル排出部123を再び前記接触部121に連続させる下降部125とを有 する第2のコンベヤベルト120とを備え、前記第1のコンベヤベルト110の 導入部111に供給されたメダルMを、両コンベヤベルトの接触部分に送り込み 、両コンベヤベルト間に挟んで上方へ持ち上げた後、前記第2のコンベヤベルト 120のメダル排出部123に受渡し、排出する様にしたリフターが実用化され た。このリフターは、メダルMが一枚ずつ順次投入されるのであれば、スムーズ にメダルMを持ち上げることができた。しかし、両コンベヤの接触部分の入口A に一度に多量のメダルが突っ込むと、メダルが重なったまま両コンベヤ間に挟ま れ、限度を越えて多量のメダルを挟んだリフターが停止してしまうという問題が あった。
【0004】 このため、従来は、こうしたメダルの重なりを防ぐために、リフターへのメダ ル導入部に、メダルを1枚ずつ順次導入する装置を取り付けていた。しかし、こ の装置を取り付けるためには、余分なスペースが必要となり、さらにこの装置を 動かすための制御等も必要となり、装置の大型化や、メダル搬送効率の悪化を招 いていた。
【0005】 一方、メダルの自動販売機から硬貨を回収するコンベヤ(リフターではない) では、硬貨の重なりを防ぐ方法として、ローラや、ベルトをコンベヤ面の上方に 所定距離おいて配置し、これらを反転させることによって重なった硬貨を分離す る装置が知られている(実開昭52−134395号,実開昭54−31869 号)。しかし、この技術を上記リフターに応用しても、メダルの量が大量である と、メダルが山になって前述の図5の入口Aを塞いでしまい、この結果、メダル が流れなくなったり、入口Aに一時的に多量のメダルが入り込もうとして詰まっ たりし、解決策とならなかった。
【0006】 そこで、本考案は、硬貨やメダルなどのコイン類のリフターにおいて、一度に 多量のコイン類が供給されても、コンベヤが停止してしまうことのないようにす ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のコイン類のリフターは、 少なくとも上昇部を有する所定範囲に渡って搬送面を互いに接触させたまま回 転する2つの無端ベルトからなり、一方の無端ベルトの搬送面を前記接触部より もさらに上流側に略水平又は斜めに伸ばしてコイン類の導入部とし、該コイン類 の導入部に硬貨やメダルなどのコイン類を載置して前記接触部分へ搬送すると共 に前記接触部分にてコイン類を挟持し、コイン類を上方の排出位置へ搬送するよ うにしたコイン類のリフターにおいて、 前記コイン類の導入部の上方に所定距離離して、該コイン類の導入部に載置さ れたコイン類を搬送元側へ押し戻す方向に前記2つの無端ベルトによる搬送速度 以上の搬送速度にて回転される第3の無端ベルトを配設し、 該第3の無端ベルトの前記搬送元側端を略鉛直上方に所定距離に渡って立ち上 げたこと を特徴とするコイン類のリフター。
【0008】
【作用】
本考案のコイン類のリフターによれば、コイン類導入面にコイン類が重なって 多量に供給されたとき、第3の無端ベルトの前部及び底部によって上側のコイン 類が崩され、搬送元の方へ押し戻される。特に、第3の無端ベルトの略垂直方向 に立ち上げた部分では、重なっているコイン類を上方に押し上げ、コイン類が山 になっていてもこれをうまく崩すことができる。なお、コイン類の導入部を、搬 送元の方が下がった傾斜面として形成するとコイン類が一層戻りやすくなる。
【0009】 ここで、第3の無端ベルトの上流側立ち上がり部分がない場合には、多量のコ イン類が供給されたときにできるコイン類の山を崩すことができず、この山に邪 魔されて、結局コイン類を噛み込んでしまったり、あるいは山が入口を塞ぐ形で 残ってしまって第3の無端ベルトの下側へとコイン類が入ってこなくなったりし 、搬送不能状態に陥るおそれがある。
【0010】 本考案は、第3の無端ベルトの搬送元側を略鉛直上方へ立ち上げることによっ て、コイン類を上へ持ち上げながら押し戻すように構成したので、コイン類が山 になっていようともこれを崩すことができ、この結果、搬送不能状態に陥ること はない。このように、本考案は、単なる整列用に第3の無端ベルトを採用したの ではなく、この第3の無端ベルトの搬送元側を所定距離に渡って略鉛直上方に立 ち上げた構成を採用することにより、コイン類が山になって供給されても不都合 が生じないように作用することができるようになったのである。
【0011】 また、本考案で第3の無端ベルトの搬送速度を他の2つの無端ベルトによる搬 送速度以上に速くしている。これは、本考案者の実験により、搬送速度が同じま たは遅い場合には、固まってコイン類が供給されたときに、コイン類の山をうま く崩せない場合があったが、速くすることによってこれを解消することができる ということを確認した結果、採用した構成である。
【0012】 なお、第3の無端ベルトは、少なくともコイン類1枚の厚さを越える距離だけ 上方に離して配置することが必要である。
【0013】
【実施例】
以下、本考案を適用したメダルリフターを組み込んだ遊技機のメダル回収・供 給装置の実施例について説明する。図1に実施例の全体構成を示す。また、図2 にはリフター部分の構成を示す。
【0014】 実施例のシステムは、スロットマシン1及びメダル販売機3を多数並べた島5 の端に設けられ、スロットマシン1の下部から回収されたメダルを、第1のリフ ター7にて上方へ持ち上げ、メダル研磨機9へ送り込むと共に、このメダル研磨 機9にて研磨したメダルを第2のリフター11に供給し、さらに島5の最上部ま で持ち上げ、メダル分配システム13に受渡し、スロットマシン1及びメダル販 売機3のそれぞれに供給する様に構成されている。図1,2中の矢印が、このメ ダル回収から供給におけるメダルの移動経路を表している。なお、研磨機9には 、メダルカウンター15からもメダルが投入され、研磨される。
【0015】 第1のリフター7も第2のリフター11もほぼ同様の構成をしているので、第 2のリフター11(以下、リフターとのみいう)について図3,図4を参照しつ つ説明する。 リフターは、図3に示すように、第1のコンベヤベルト20と、その搬送面側 に配設される第2のコンベヤベルト30と、さらに、ホッパHPよりに配置され る第3のコンベヤベルト40とから構成される。なお、ホッパHPは、底面HP 1及び前面HP2が開口している。
【0016】 第1のコンベヤベルト20は、ホッパHPの底面HP1の開口を塞ぐようにし て横方向に伸びるメダル導入部21と、このメダル導入部21を途中から上方に 立ち上げた上昇部23と、この上昇部23を再び前記メダル導入部21に連続さ せる戻り部25とから無端ベルトに構成されている。なお、メダル導入部21は 、搬送元側が低くなるように傾斜状態に張られている。この傾斜角は、図4に示 すように、水平に対して約10゜となっている。また、第1のコンベヤベルト2 0は、摩擦係数の大きい材料で形成されている。
【0017】 第2のコンベヤベルト30は、第1のコンベヤベルト20と所定範囲に渡って 搬送面を互いに接触させたまま回転し、この接触部でメダルを挟持して上方へ搬 送する無端ベルトである。この第2のコンベヤベルト30は、前記メダル導入部 21及び上昇部23に接触する接触部31と、前記戻り部25に至る前に第1の コンベヤベルト20から離れて横方向に逃げるメダル排出部33と、該メダル排 出部33を再び前記接触部31に連続させる下降部35とからなる。この第2の コンベヤベルト30は、第1のコンベヤベルト20よりも摩擦係数の小さい材料 で形成されている。これは、必要に応じて滑ることにより、湾曲部B,Cでのメ ダル搬送をスムーズにするためである。
【0018】 第3のコンベヤベルト40は、前記第1のコンベヤベルト20のメダル導入部 21に対して所定距離をおいて上方に配置された底部41と、該底部41のさら に手前側において略鉛直方向上方に所定距離伸びる前部43と、この前部43を 再び底部41に連続させる後部45とからなる。底部41とメダル導入部21と のメダル入側での距離h1はメダルMの直径よりも十分に小さくされている。一 方、底部41とメダル導入部21とのメダル出側での距離h2はメダルMの少な くとも1枚の厚さ(例えば2〜3枚分の厚さ)を越える距離にされている。2〜 3枚程度の距離離しておいてもよいのは、この程度が重なっている分には、第1 ,第2のコンベヤベルトの搬送の障害にならないからである。むしろ、2〜3枚 程度の距離をとっておく方が、第3の無端ベルトによるメダル整列動作に無理が なくスムーズな処理に寄与する。こうして、底部41は、全体としては、奥へ行 くほどメダル導入部21との間隔が狭くなるように配置されている。また、この 第3のコンベヤベルト40は、第1のコンベヤベルト20と同様に摩擦係数の大 きい材料で形成されている。
【0019】 これら、第1,第2,第3のコンベヤベルト20,30,40は、図3,図4 に矢印で示した様に回転される。即ち、第1のコンベヤベルト20は、時計方向 に回転され、第2のコンベヤベルト30は反時計方向に回転され、第3のコンベ ヤベルト40は時計方向に回転される。このため、第2のコンベヤベルト30は 第1のコンベヤベルト20と共同してメダルMを搬送することができるが、第3 のコンベヤベルト40は第1のコンベヤベルト20に反してメダルMを押し戻す 方向に作用する。また、第3のコンベヤベルト40の搬送速度は、第1のコンベ ヤベルト20の搬送速度よりも速く設定されている。
【0020】 以上の様に構成されたので、図3に示すように多量のメダルMがホッパHPに 供給されていて、多数のメダルが重なって第1のコンベヤベルト20と第3のコ ンベヤベルト40の間に供給された場合には、第3のコンベヤベルト40の底部 41が上側のメダルをベルト表面の摩擦力で後方へ押し、メダルの塊を崩す。こ れによって、第1,第2のコンベヤベルトが接触している部分への入口Aに、メ ダルが重なったまま供給されないように作用する。ここで、図示の様に、第1, 第3のコンベヤベルトの入側に多量のメダルが溜っていても、この部分にあるメ ダルは、図示矢印Xの様に、第3のコンベヤベルト40の前部43にて持ち上げ られ、遠くへ送り返される。従って、入側のメダルの山を崩すことができる。本 実施例では第3のコンベヤベルト40の前部43として所定距離鉛直方向に立ち 上がる部分を設けたので、メダルの山が崩され、かかる状態に陥ることがないの である。また、メダルの山を崩すことができる結果、山になったメダルが邪魔し てメダルの供給自体が不能になるという事態も回避することができる。
【0021】 ところで、本実施例では、この山を崩す機能は、第1のコンベヤベルト20の メダル導入部21に設けた傾斜によっても良好に発揮されている。即ち、この傾 斜によって、メダルは図示左の方へ戻り易いので、第3のコンベヤベルト40の 底部41への入口D付近にメダルが立っている場合に搬送元の方へ転がり易く、 この部分を塞ぎ難くして、山を崩れ易くしているのである。
【0022】 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案は、上記実施例に限定されるもの ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々なる態様に変形することが可能で ある。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、硬貨やメダルなどのコイン類のリフタ ーにおいて、一度に多量のコイン類が供給されても、コンベヤが停止してしまう ことがなく、スムーズにコイン類を下から上へと持ち上げることができる。この 結果、コイン類を一枚ずつ投入するための装置は不要となり、装置のコンパクト 化に効果がある。また、コイン類の噛み込みによる故障もなくなり、効率のよい コイン搬送作業を実現することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例システムの構成図である。
【図2】 実施例システムのリフター部分の構成図であ
る。
【図3】 実施例としてのリフターの詳細な構造図であ
る。
【図4】 実施例としてのリフターの詳細な構造図であ
る。
【図5】 従来のリフターの詳細な構造図である。
【符号の説明】
1・・・スロットマシン、3・・・メダル販売機、5・
・・島、7・・・第1のリフター、9・・・メダル研磨
機、11・・・第2のリフター、13・・・メダル分配
システム、15・・・メダルカウンター、20・・・第
1のコンベヤベルト、21・・・メダル導入部、23・
・・上昇部、25・・・戻り部、30・・・第2のコン
ベヤベルト、31・・・接触部、33・・・メダル排出
部、35・・・下降部、40・・・第3のコンベヤベル
ト、41・・・底部、43・・・前部、45・・・後
部、A,D・・・入口、B,C・・・湾曲部、HP・・
・ホッパ、M・・・メダル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも上昇部を有する所定範囲に渡
    って搬送面を互いに接触させたまま回転する2つの無端
    ベルトからなり、一方の無端ベルトの搬送面を前記接触
    部よりもさらに上流側に略水平又は斜めに伸ばしてコイ
    ン類の導入部とし、該コイン類の導入部に硬貨やメダル
    などのコイン類を載置して前記接触部分へ搬送すると共
    に前記接触部分にてコイン類を挟持し、コイン類を上方
    の排出位置へ搬送するようにしたコイン類のリフターに
    おいて、 前記コイン類の導入部の上方に所定距離離して、該コイ
    ン類の導入部に載置されたコイン類を搬送元側へ押し戻
    す方向に前記2つの無端ベルトによる搬送速度以上の搬
    送速度にて回転される第3の無端ベルトを配設し、 該第3の無端ベルトの前記搬送元側端を略鉛直上方に所
    定距離に渡って立ち上げたことを特徴とするコイン類の
    リフター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021043900A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 富士電機株式会社 硬貨搬送装置

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JP2021043900A (ja) * 2019-09-13 2021-03-18 富士電機株式会社 硬貨搬送装置

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JP2600343Y2 (ja) 1999-10-12

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