JPH0741795A - 洗浄剤添加剤としてビニル系単量体およびカルボン酸アミドを含んだ共重合体を使用する方法 - Google Patents

洗浄剤添加剤としてビニル系単量体およびカルボン酸アミドを含んだ共重合体を使用する方法

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JPH0741795A
JPH0741795A JP6016755A JP1675594A JPH0741795A JP H0741795 A JPH0741795 A JP H0741795A JP 6016755 A JP6016755 A JP 6016755A JP 1675594 A JP1675594 A JP 1675594A JP H0741795 A JPH0741795 A JP H0741795A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 単量体の全量に対して75〜95重量%のカ
ルボキシル基およびアミド基のないビニル系単量体の少
なくとも1種と、5〜20重量%の式(I) 【化1】 (式中、Rは水素原子またはメチロール残基であり、R
1 は水素原子またはC1〜C3 −アルキル残基であり、
そしてR2 は水素原子またはメチル残基である)で表さ
れるカルボン酸アミドの少なくとも1種とを含み、そし
て場合により5重量%以下の共重合性の不飽和カルボン
酸をも含んでなる共重合体を、分離した染料および染料
の分解生成物の再吸収を防止するための洗浄剤添加剤と
して使用する。 【効果】 公知の高分子色移動禁止剤と比較して、本発
明は、最も優れた効果を有することによって区別され、
そして更に良好な生分解性を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄剤添加剤としてビ
ニル系単量体およびカルボン酸アミドを含む共重合体を
使用する方法に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】家庭お
よび工業において今日洗浄される洗濯物は、均一な繊維
または特に家庭用においては天然由来繊維、主として綿
または羊毛、再生セルロース繊維、例えばビスコース、
合成繊維、例えばポリエステル、ポリアミドおよびポリ
アクリロニトリルおよびかゝる繊維の混合物から成る。
染色されていない織物から成るいわゆる「白色洗濯物」
とは対照的に、いわゆる「色もの洗濯物」は、染色され
た織物、通常は淡いまたはパステルから濃色までの種々
の色合いおよび色の濃度の織物から構成されている。著
しく異なった色堅牢度を有する各種の織物が、家庭にお
ける1回の洗濯操作に同時に存在することも多い。ここ
で染色物が洗浄に対して十分に堅牢でない場合には、染
料または染料分解生成物の脱着分離およびこれらの洗液
への滲み出しが洗浄操作の際に生じてしまう。これらの
脱着分離した(滲み出た)構成成分が同時に洗浄した別
の織物へ再吸収されるために、「汚染」が生じる。すな
わち、不均一に分布する滲み出し、再吸収した染料また
は染料分解生成物による色合いの移動および/または滲
み形成が生じる。十分に堅牢性でない染色物の脱着およ
び/または染料の分解は、高温度、繰り返しの洗浄操
作、洗浄液と洗濯物との浴比、使用する洗浄剤の組成お
よびその洗浄液での濃度により促進されるが、洗濯機の
種類および使用する洗浄プログラムは、例えば洗浄等の
際の洗濯物に対する機械的応力ゆえに十分に「家庭用洗
浄に適さない」染色物の染料または染料分解生成物に対
して影響を与え得る。使用する水質(例えば塩素含有ゆ
えに)、取扱いを容易にするための一定の添加剤の組成
および織物材料または繊維の品質および構造が堅牢性の
低下の更に別の理由として挙げられる。セルロース繊
維、なかんずく木綿から構成される洗濯物を一例として
挙げることができる。このものは、通常直接染料、反応
性染料、硫化染料、バット染料またはナフトール系染料
を使用して、主として直接染料または反応性染料を用い
て染色される。セルロース上への直接染料を用いた染色
物と反応性染料を用いた染色物の両方とも繰り返しの洗
浄の際にある程度洗浄液中に「滲み出る」傾向があり、
−従って洗浄液は、固着されていない染料、加水分解さ
れた染料および/または流出した染料を含有し、それゆ
えに上記の問題を生じる。
【0003】色移動反応は、しばしば2つの段階要素に
分割される。すなわち、−染料粒子が織物繊維から脱着
分離する段階、 −別の部位で洗濯物に再付着する段階である。
【0004】この反応の防止のために種々の提案が文献
中に記載されている。その一つとして、染料を溶解した
形態で洗浄液中に存在させつつ染料を酸化により破壊す
ることが可能である。これは、従来のヘビーデューティ
ー洗浄剤を使用する場合には、これらの洗浄剤が過硼酸
塩および過塩系活性化剤、例えばテトラアセチルエチレ
ンジアミン−TAEDからなる漂白系を含有するので問
題はない。この際生成した過酢酸は、繊維上への吸収が
可能となる前に溶解した染料を完全に破壊する。しかし
ながら、ここでの問題点は、織物色の漂白による色の損
失が反応性過硼酸系活性化剤により生じるということで
ある。
【0005】漂白活性剤に加えて、ペルオキシターゼ性
質を有している酵素もこれらの用途に好適である(国際
特許公開91/05839)。色移動を防止するための
別の可能性として、高分子色移動禁止剤を洗浄剤配合物
に導入することが挙げられる。
【0006】使用される好ましい禁止剤は、ビニルイミ
ダゾールまたはビニルピロリドンの単独重合体である。
ドイツ特許出願公開第22 32 353号明細書は、
洗浄操作の際の色移動が低減され、そしてポリビニルピ
ロリドン(PVP)を含有する洗浄剤配合物を記載して
いる。
【0007】ドイツ特許出願公開第38 03 630
号明細書は、N−ビニルピロリドン、N−ビニルイミダ
ゾールまたはN−ビニルオキサゾーリドンからなる、洗
浄の際の色移動を回避するための洗浄剤配合物を開示し
ている。
【0008】ドイツ特許出願公開第37 11 299
号明細書は、合成繊維を含有する織物の灰色化防止剤と
してビニルエステルでグラフトしたポリビニルピロリド
ンを開示している。
【0009】これらの重合性色移動禁止剤の欠点は、こ
れらの溶解度がしばしば低いことであり、特に変性ポリ
ビニルピロリドンの場合に低くて、液状洗浄剤配合物へ
の導入が困難となることおよびこれらの生分解性が低い
ことである。
【0010】未公開のヨーロッパ特許出願第93113
207.0号明細書は、アクリルアミドアルキレンスル
ホン酸、ビニルアセトアミドおよび場合により更に別の
単量体を主成分とする水溶性共重合体を、脱着分離した
染料または染料分解生成物の再吸収を防止するための洗
浄剤配合物として使用する方法を開示している。しかし
ながら、上記の共重合体は、例えば水性重合体分散系の
乾燥により得られる重合体分散液または再分散可能な分
散粉末は製造できない。
【0011】未公開のヨーロッパ特許出願第93113
341.7号明細書は、部分的におよび/または完全に
加水分解されたポリビニルアルコールを染料または染料
生成物の再吸収を防止する洗浄剤添加剤として使用する
方法を記載している。これらの重合体は硼酸または特に
過硼酸塩を含む硼酸誘導体の存在下に望ましくない副反
応を受け、従って硼素−含有洗浄剤の使用に特に不適当
であることが知られている。
【0012】米国特許第3 870 673号明細書か
ら乳化剤−不含重合体分散系をビニルエステル、エチレ
ンおよびアクリルアミドを水性媒体中でレドックス開始
系により重合することによって製造することが公知であ
る。
【0013】これらの重合体分散系は、微分散され、そ
して乾燥した後に多かれ少なかれ透明な重合体フィルム
を形成する。これらは、例えば不織布繊維の緻密化に、
エマルジョンペイント用および紙の被覆用組成物のバイ
ンダーとして、接着剤またはサイズ剤の製造に、建材領
域の用途に、顔料捺染用の顔料バインダーとして、およ
び織物仕上げに好適である。
【0014】更にまた、米国特許第3 950 302
号明細書から水に再分散することによって好適な分散系
を与える粉末がビニルエステル/エチレン/アセトアミ
ド共重合体を主成分とする乳化剤不含重合体分散系から
乾燥することによって製造できることが知られている。
この分散粉末は、再び湿らせることができる接着剤被膜
の製造に好適であり、そして壁紙ペースト状組成物にお
よび壁紙上への再被覆に、およびエマルジョンペイント
およびプラスチックとともに結合したプラスターにおけ
るバインダーとして、そして織物仕上げにも使用でき
る。
【0015】更に、ドイツ特許第29 05 121号
明細書は、少なくとも1種のカルボキシルおよびアミド
基不含のビニル系単量体と、少なくとも1種の式(I)
【0016】
【化2】
【0017】(式中、Rは水素原子またはメチロール残
基であり、R1 は水素原子またはC1〜C3 −アルキル
残基であり、そしてR2 は水素原子またはメチル残基で
ある)で表されるカルボン酸アミドとの重合により水性
の安定な重合体分散系の製造方法を開示している。上記
重合体分散系は、エマルジョンペイントにおけるバイン
ダー分散系として、そして好ましくは接着を目的とする
再分散性フィルムまたは粉末の製造の出発原料として好
適である。
【0018】
【課題を解決するための手段】単量体の全量に対して7
5〜95重量%のカルボキシル基およびアミド基のない
ビニル系単量体の少なくとも1種と、5〜20重量%の
式(I)
【0019】
【化3】
【0020】(式中、Rは水素原子またはメチロール残
基であり、R1 は水素原子またはC1 〜C3 −アルキル
残基であり、そしてR2 は水素原子またはメチル残基で
ある)で表されるカルボン酸アミドの少なくとも1種と
を含み、そして場合により5重量%以下の共重合性の不
飽和カルボン酸をも含んでなる共重合体が脱着分離した
染料および染料分解生成物の再吸収を防止する洗浄剤添
加剤(色移動禁止剤)として好適であることを見出し
た。
【0021】本発明は、請求項1記載の共重合体を脱着
分離した染料および染料分解生成物の再吸収を防止する
洗浄剤添加剤として使用する方法に関する。本発明によ
り使用される共重合体は、ビニル系単量体として、カル
ボキシル基およびアミド基不含有のH2 C=CH−基を
有する重合性化合物を含んでなる。特に好適な化合物
は、式(II)
【0022】
【化4】
【0023】(式中、R3 は(a)水素原子または1
個、2個または3個の炭素原子を有するアルキル残基、
(b)5員環または6員環を有するホモ−またはヘテロ
環式残基、(c)1個、2個、3個または4個の炭素原
子を有するアルコキシ残基、(d)2ないし18個、好
ましくは2ないし10個の炭素原子を有するアルキルカ
ルボキシル残基、(e)ニトリル基、(f)ハロゲン原
子または(g)2ないし12個、好ましくは2ないし9
個の炭素原子を有するアルキルカルボニル残基であり、
そしてR4 は水素原子またはメチル残基である)で表さ
れるものである。
【0024】特に好適なビニル系単量体は、(a)オレ
フィン類、例えばエチレン、プロピレンおよびイソブチ
レン、(b)スチレン、N−ビニルピロリドンおよびビ
ニルピリジン、(c)ビニルエーテル類、例えばビニル
メチルエーテル、ビニルエチルエーテルおよびビニル−
n−ブチルエーテル、(d)脂肪族カルボン酸のビニル
エステル類、例えばビニルアセテート、ビニルプロピオ
ネート、ビニルブチラート、ビニルピバレート、ビニル
ラウレートおよびビニルデカノエート、(e)アクリロ
ニトリルおよびメタクリロニトリル、(f)ビニルハラ
イド類、例えばビニルクロライドおよびプロペニルクロ
ライドおよび(g)一価アルカノールのアクリル酸また
はメタクリル酸エステル類、例えばメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ヘキシル
メタクリレート、オクチルメタクリレートおよび2−エ
チルヘキシルメタクリレートである。同様に好適である
ビニル系単量体は、マレイン酸ジエステルおよびフマル
酸ジエステル、特に2ないし10個、好ましくは3ない
し8個の炭素原子を有する1価アルカノールのエステ
ル、例えばジブチルマレエート、ジヘキシルマレエー
ト、ジオクチルマレエート、ジブチルフマレート、ジヘ
キシルフマレートおよびジオクチルフマレートである。
【0025】ビニルエステルを上記ビニル系単量体とし
て、場合によりその他の上記ビニル系単量体、好ましく
はオレフィンまたは(メタ)アクリル酸エステルと一緒
に使用するのが有利である。ビニル系単量体またはビニ
ル系単量体混合物のカルボン酸アミドとの共重合への使
用量は、単量体全量に対して95ないし75重量%、好
ましくは90ないし85重量%である。ビニルエステル
をその他のビニル系単量体と一緒に使用する場合、ビニ
ルエステルの含有率は、ビニル系単量体の全量に対して
通常少なくとも50重量%、好ましくは75ないし95
重量%である。
【0026】使用する式(I)で表されるカルボン酸ア
ミドは、例えばアクリルアミド、メタクリルアミドおよ
びクロトンアミド並びにN−メチロールアクリルアミ
ド、N−メチロールメタクリルアミドおよびN−メチロ
ールクロトンアミドである。カルボン酸アミドの使用量
は、単量体全量に対して5ないし20重量%、好ましく
は7ないし14重量%である。
【0027】場合により、重合性不飽和カルボン酸、特
に3個または4個の炭素原子を有する脂肪族モノカルボ
ン酸または4個または5個の炭素原子を有する脂肪族ジ
カルボン酸も更に別の単量体として使用される。
【0028】好適な不飽和カルボン酸の例は、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マレイン
酸およびフマル酸である。カルボン酸の量は、単量体全
量に対して5重量%以下、好ましくは0.1ないし3.
0重量%である。
【0029】本発明により使用される共重合体は、ヨー
ロッパ特許出願公開第0 014450号明細書記載の
方法と同様の方法により製造できる。しかしながら、ポ
リ(ビニルアルコール)を、例えば保護コロイドとして
使用するのは好適ではなく、従って本発明により使用さ
れる共重合体は、ポリ(ビニルアルコール)ではない。
【0030】製造された重合体分散系は、一般に40な
いし70重量%、好ましくは45ないし60重量%の固
形分含有率を有する。該分散系の粘度は、エプレヒト
(Epprecht)法により測定して通常1ないし2
0Pa・sの範囲、好ましくは1.5ないし7.0Pa
・sの範囲である。
【0031】これらは、液状洗浄剤の色移動禁止剤とし
て好適であり、そして更には再分散性粉末の出発原料と
して使用される。粉末は、上記重合体懸濁系の乾燥、例
えばローラー乾燥、凍結乾燥および好ましくは噴霧乾燥
により得られる。上記水性分散系に基づく分散性粉末
は、本発明に従って固形洗浄剤における色移動剤として
使用されるが、凝集粒子径については一般に初期には8
00ないし1000μmであることが可能である。本発
明による共重合体分散系の記載することができる例は、
酢酸ビニル、エチレンおよびアクリル酸誘導体、例えば
アクリルアミドに系づく分散基である。
【0032】本発明による色移動禁止剤を含有する洗浄
剤は、工業的洗浄剤または家庭用洗浄剤のいずれかであ
り得る。これらには、特に粉末状物および液状ヘビーデ
ューティー洗浄剤、粉末状物およびライトデューティー
洗浄剤、皿洗い機洗浄補助剤、例えば汚れ除去塩および
ペーストおよび洗濯物後処理剤(繊維形成剤および柔軟
仕上げ剤)が包含される。洗浄剤の最も基本的成分は、
洗浄活性界面活性剤であり、これは主として(a)アニ
オン性、非イオン性および/または両イオン性洗浄活性
界面活性剤である。
【0033】アニオン性洗浄活性界面活性剤は、主とし
てスルホネート、例えばアルキルアリールスルホネー
ト、例えばドデシルベンゼンスルホネート、アルキルス
ルホネートおよびアルケニルスルホネート、サルファー
ト、例えばアルキルサルファート、エトキシ化アミドの
サルファート、α−スルホ−脂肪酸のエステル類等また
は天然由来の、場合により変性されたまたは合成の脂肪
酸であるが、アニオン性界面活性剤は、塩形態、例えば
アルカリ金属塩(ナトリウムまたはカリウム)として、
アンモニウム塩としてあるいは有機塩基の塩として、特
にモノエタノールアミン、ジエタノールアミンまたはト
リエタノールアミン塩としての塩形態であるのが有利で
ある。更にまた、アニオン性界面活性剤として、スルホ
サクシネート、アルキルエーテル−サルフェート、アル
キルエーテル−カルボキシレートおよび脂肪酸縮合生成
物、例えば洗浄またはクリーニング配合物に使用されて
いるものが挙げられる。
【0034】可能な非イオン性洗浄活性界面活性剤は、
主として高級アルコールまたはアルキルフェノールのポ
リエチレングリコールエーテル、脂肪酸および脂肪酸の
ポリオキシエチル化生成物のポリオキシエチレングリコ
ールエステルである。上記界面活性剤またはアルコール
類または脂肪酸における脂肪残基またはアルキルおよび
アルケニル残基は、例えば8〜20個の炭素原子を含有
し;アリールは、主としてフェニルであり;ポリエチレ
ングリコール鎖は、例えば3〜80個のエチレンオキシ
単位を含有することができ、そして場合によりプロピレ
ンオキシ単位を含む。代表的な非イオン性界面活性剤
は、アルキルポリエトキシレート、アルキルポリグリコ
シド、グルカミド、アルキルアミンN−オキサイド、ア
ルキルホスフィンオキサイドおよび脂肪アルコールとエ
チレンオキサイドおよびプロピレンオキサイドとの縮合
生成物である。
【0035】好ましいアニオン性界面活性剤(a)は、
アルキルベンゼンスルホネート、アルカンスルホネー
ト、アルキルスルホネートおよび石鹸であり、そして好
ましい非イオン性界面活性剤(a)は、アルキルポリグ
リコールエーテル類である。
【0036】両イオン性界面活性剤の例は、脂肪族四級
アンモニウム、ホスホニウムおよびスルホニウム化合物
の誘導体、例えば米国特許第3 925 262号明細
書および同第3 929 678号明細書から公知のも
のである。
【0037】洗浄剤の使用分野および使用目的に依存し
て、これらは、例えば上記の成分(a)だけからなるこ
とができ(例えば工業的目的)、あるいは1種類または
それ以上のその他の添加剤(例えば、工業的目的または
特に家庭用洗浄剤)を含んでもよく、その場合基本的に
以下の添加剤挙げることが可能である。(b)金属イオ
ン封鎖剤、(c)酵素、(d)漂白剤−場合により通例
の漂白添加剤、特に(d1 )活性剤および/または(d
2 )安定剤、(e)洗浄用アルカリ(f)再付着防止
剤。
【0038】記載することができる金属イオン封鎖剤
(b)は、通常の封鎖性化合物、例えばアミノポリアセ
テート(特にニトリロトリアセテートまたはエチレンジ
アミンテトラアセテート)、アミノポリメチレンホスフ
ェート、ナトリウムトリホスフェート、ナトリウムトリ
ポリホスフェート、ナトリウムアルミニウムシリケー
ト、ナトリウムシリケート、マグネシウムシリケート、
ゼオライトA、ポリアクリレート(例えばアンモニウム
ポリアクリレート)、ポリ−α−ヒドロキシアクリレー
トおよびヒドロキシカルボン酸の塩(例えばナトリウム
シトレート、ナトリウムタータレートおよびナトリウム
グルカノエート)である。
【0039】記載することができる酵素(c)は、例え
ば通例のプロテアーゼ、リパーゼ、セルラーゼおよびア
ミラーゼである。可能な漂白剤(d)は、通例の過酸化
合物、例えば過硼酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、特にア
ルカリ金属塩等、であり、殊に液状配合物においては過
酸化水素である。ペル化合物のための安定剤は、例えば
上記の金属イオン封鎖剤であり、そして通例のカルボン
酸またはアミド誘導体も場合により存在する活性剤とし
て挙げられる。
【0040】通例の塩基を洗浄アルカリ(e)として使
用でき、例えばアンモニウムまたはアルカリ金属シリケ
ート、ホスフェート、カーボネート、ボレートまたはヒ
ドロキシドであり;上記の特別のアルカリ性ペル化合物
も場合により洗浄アルカリとして作用し得る。
【0041】場合により存在する可能は再付着防止剤
(f)は、通例の物質、特にベンゾトリアゾール、エチ
レンチオ尿素またはセルロースエーテル(例えばカルボ
キシメチルセルロース)である。
【0042】場合により、上記洗浄剤は、その他の添加
剤、例えば消泡剤(または泡安定剤)、香料、殺菌剤、
緩衝塩、活性塩素を遊離させる化合物、腐食防止剤、溶
剤、可溶化剤、仕上げ剤またはキャリヤー、保存剤およ
びその他の電解質(例えば硫酸ナトリウム)も含むこと
ができる。
【0043】洗浄剤の相対的組成は、製造者または使用
用途に依存して広範囲にわたることができる。本発明に
より使用される共重合体は、個々に洗浄液にまたは所望
により洗浄剤に導入することができる。
【0044】洗浄は、主として弱酸性ないし著しい塩基
性の下で、有利には6〜12、好ましくは7〜10の範
囲のpH値で行われる。本発明による添加剤は、水性洗
浄液の0.05ないし10g/リットル、好ましくは
0.5ないし4g/リットルの濃度で使用するのが有利
である。洗浄剤配合物中のこれらの化合物の含有率は、
0.2ないし10重量%、好ましくは1〜6重量%であ
る。
【0045】洗浄は、通例の条件下にそして市販の洗濯
機の特別の洗浄プログラムに意図さた通りに、好都合に
は全ての構成成分が液体中に存在しかつ添加されるのが
好ましい全(overall)洗浄法で行われる。洗浄
温度は、同様にして通例の範囲、例えば15〜95℃で
あり、着色洗浄物に通例であり今日一般的である30〜
60℃の範囲の温度がここでは好ましい。
【0046】いかなる所望の物質、例えば工業および家
庭における特別の洗浄操作に意図された通りのもの、例
えば粗(loose)繊維、フィラメント、糸状物、ボ
ビン、織布、編み物、不織布、オープンウェブ、管状
物、ベルベット、フエルト、ふさ状物、ーペット、プラ
スチック物質等の構成多孔性物質(例えば家庭でまたは
衣類に使用されているもの)および特に半仕上および全
仕上げされた製品を洗浄することができる。かゝる物質
は、いかなる所望の通例の原料、例えば天然由来セルロ
ースまたは再生セルロース(例えば、木綿、リネン、
麻、ビスコース)、天然由来ポリアミド(例えば、羊
毛、絹)または合成原料(例えば、ポリアミド、ポリエ
ステル、ポリアクリロニトリル、ポリプロピレンまたは
ポリウレタン)およびこれらの混合物から作られてもよ
い。セルロース−含有物質、および特に染色されたセル
ロース物質を含有する全ての着色された洗濯物は、殊に
これらのなかから選出されるべきである。
【0047】本発明による洗浄剤添加剤は、通例の洗浄
剤、例えば上記に列挙したものと良好な相溶性を有し、
実施上でこれらの洗浄作用を損なわず、というよりもこ
れを助長し得る。これらは、滲み出した染料および染料
分解生成物の洗濯した物質、特に同時に洗濯したものへ
の再吸収を驚くべきほどよく防止し、そして洗浄液のそ
の他の成分と同様に洗浄した物質から濯ぎ出すことがで
きる。これらは、洗濯物をいためない。公知の高分子色
移動禁止剤と比較して、これらは、最も優れた効果を有
することによって区別され、そして更に良好な生分解性
を有している。洗浄剤配合物の稠度に依存して−液体か
粉末状物かにより−、本発明による色移動禁止添加剤
は、水性分散液としてまたは再分散性分散粉末のいずれ
かの形で、配合することができる。
【0048】
【実施例】
色移動禁止剤としての使用: 例1:80重量%の酢酸ビニル、10重量%のエチレン
および10重量%のアクリルアミドから作られた55重
量%濃度の水性重合体分散液。
【0049】例2:例1による水性重合体分散液を噴霧
乾燥することによって製造した再分散性分散粉末。
【0050】ラウンダーO−メータ(Launder−
O−meter)における洗浄実験:洗浄実験をラウン
ダーO−メータ中で40℃にて行った。洗浄時間は、4
0分間とした。洗浄剤濃度は、4g/リットルのWMP
試験洗浄剤(Waeschereiforschung
Krefeld)とした。水硬度は、16°dH〔ド
イツ硬度〕とした。褐色織物染料〔Diamin Br
aun−BK(登録商標名):ドイツ国のHoechs
t AG社〕で染色した1.25gの綿織物を、400
mlの洗浄液中で白色綿織物と一緒に洗浄した。
【0051】各々、試験洗浄剤に基づいて固形分含率に
基づいて1.3重量%の本発明により使用した共重合体
を洗浄液に添加し、そして白色織物の白度を洗浄方法の
後に反射率測定により測定した。約10,000の重量
平均分子量Mw を有するポリビニルピロリドン(PV
P)を比較物質として使用した。 化合物 洗浄後の白色織物の反射率 例1 59.8% 例2 58.9% PVC 比較 56.1% 添加剤なし 55.2% 上記試験結果は、本発明により特許請求されている化合
物が染色された織物から白色織物への色移動を著しく抑
制することを示している。
【0052】比較使用濃度において、本発明による化合
物は、先の標準ポリビニルピロリドン(PVP)より活
性に優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルト・ラインハルト ドイツ連邦共和国、65779 ケルクハイム、 フライヘル− フオム− シユタイン− ストラーセ、37

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単量体の全量に対して75〜95重量%
    のカルボキシル基およびアミド基のないビニル系単量体
    の少なくとも1種と、5〜20重量%の式(I) 【化1】 (式中、Rは水素原子またはメチロール残基であり、R
    1 は水素原子またはC1 〜C3 −アルキル残基であり、
    そしてR2 は水素原子またはメチル残基である)で表さ
    れるカルボン酸アミドの少なくとも1種とを含み、そし
    て場合により5重量%以下の共重合性の不飽和カルボン
    酸をも含んでなる共重合体を、分離した染料および染料
    の分解生成物の再吸収を防止するための洗浄剤添加剤と
    して使用する方法。
  2. 【請求項2】 単量体全量に対して85〜90重量%の
    少なくとも1種のカルボキシル基およびアミド基のない
    ビニル系単量体、7〜14重量%の少なくとも1種の式
    (I)で表されるカルボン酸アミド、および0.1ない
    し3.0重量%の共重合性の不飽和カルボン酸を含んで
    なる請求項1共重合体の使用方法。
  3. 【請求項3】 共重合体がビニル系単量体としてオレフ
    ィン類、好ましくは、エチレン、プロピレンおよび/ま
    たはイソブチレン、ビニルエーテル類、好ましくはビニ
    ルメチルエーテル、ビニルエチルエーテルおよび/また
    はビニルn−ブチルエーテル、2ないし18個、好まし
    くは2ないし10個の炭素原子を有する脂肪族カルボン
    酸のビニルエステル類および/またはC2 〜C9 −アル
    カノールの(メタ)アクリル酸エステル類を含んでなる
    請求項1の使用方法。
  4. 【請求項4】 共重合体がカルボキシル基およびアミド
    基のないビニル系単量体少なくとも2種を含んでなり、
    ビニルエステルの含有率がビニル系単量体の全量の少な
    くとも50重量%である、請求項1の共重合体の使用方
    法。
  5. 【請求項5】 ビニルエステルの含有率がビニル系単量
    体の全量の75ないし95重量%である請求項4の共重
    合体の使用方法。
  6. 【請求項6】 共重合体が共重合性の不飽和カルボン酸
    として3または4個の炭素原子を有する脂肪族モノカル
    ボン酸または4または5個の炭素原子を有する脂肪族ジ
    カルボン酸を含んでなる請求項1の共重合体の使用方
    法。
  7. 【請求項7】 共重合体を水性重合体分散系の形態で使
    用する請求項1の共重合体の使用方法。
  8. 【請求項8】 水性重合体分散系が40ないし70重量
    %、好ましくは45ないし60重量%の固形分含有率を
    有している請求項7の共重合体の使用方法。
  9. 【請求項9】 水性重合体分散系がエップレヒト(Ep
    precht法)により測定して1ないし20Pa・s
    の範囲の粘度を有している請求項8の使用方法。
  10. 【請求項10】 共重合体を分散粉末として使用する請
    求項1の共重合体の使用方法。
  11. 【請求項11】 工業用洗浄剤または家庭用洗浄剤への
    添加剤としての請求項1の使用方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の共重合体を含有する洗
    浄剤。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の繊維用洗浄剤、洗浄
    補助剤および/または洗濯後処理剤。
  14. 【請求項14】 アニオン性、非イオン性および/また
    は両イオン性界面活性剤、および請求項1記載の共重合
    体を含んでなる請求項13の洗浄剤。
  15. 【請求項15】 1種類またはそれ以上の下記成分: −金属イオン封鎖剤、 −蛍光増白剤、 −酵素、 −漂白剤および場合により安定剤および活性化剤、 −洗浄用アルカリ を付加的に含む請求項14の洗浄剤。
JP6016755A 1993-02-12 1994-02-10 洗浄剤添加剤としてビニル系単量体およびカルボン酸アミドを含んだ共重合体を使用する方法 Withdrawn JPH0741795A (ja)

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