JPH0742005A - 白髪用人工毛髪 - Google Patents

白髪用人工毛髪

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Publication number
JPH0742005A
JPH0742005A JP19147293A JP19147293A JPH0742005A JP H0742005 A JPH0742005 A JP H0742005A JP 19147293 A JP19147293 A JP 19147293A JP 19147293 A JP19147293 A JP 19147293A JP H0742005 A JPH0742005 A JP H0742005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
denier
fiber
white
artificial hair
Prior art date
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Pending
Application number
JP19147293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Takeda
康宏 武田
Hiroshi Saito
浩史 斎藤
Izumi Yuasa
泉 湯淺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0742005A publication Critical patent/JPH0742005A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 黒色人工毛髪と白書人工毛髪を混合してかつ
らを作った時の白色毛髪の演色効果を防ぐことを目的と
する。 【構成】 繊維表面に平均ピッチが0.1〜1.5μm
凹部があり、10μmあたりに5〜100個の凹凸が存
在する繊維からなる白髪用人工毛髪。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、黒色人工毛髪と白色人
工毛髪を混合して鬘を作った時に、白色部分が青く見え
る演色効果を防ぐことのできる白髪用人工毛髪に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来頭部毛髪の部分的減少あるいは全体
の後退に対して人毛のかつらを用い頭髪不足を補う手法
が用いられてきた。しかし、人毛は羊毛と同じく毛の表
面にキューティクルというリン片が存在しているためこ
れを単に洗浄すれば使用できるものではない。
【0003】その第1点は、リン片は方向性があり、個
人の表面に付いている間は一定の方向に揃っているた
め、リン片による絡みは少ないが、1度頭髪をカットさ
れ原料として用いる場合、リン片を一定方向に揃え並べ
ることはほとんど不可能となり、毛髪の絡みが激しいも
のとなる。これを解消するために薬品処理でリン片を除
去しているが、光沢面から自然人毛と大きく差を生じて
しまう。
【0004】第2点としてリン片を除去した人毛は殺
菌、脱色処理するため強度低下をきたし、極めて損耗し
やすく耐久性の悪いものになる。
【0005】第3点としてリン片を除去された人毛は水
分を吸収しやすく、べたべたの感触となり扱いにくいも
のとなる。
【0006】合成繊維素材としてモダアクリルがこの欠
点を解消すべく検討されてきたが、セット性の点では不
十分で、この点汎用合成繊維素材としてはポリエステル
系が最も優れている。ところが、ポリエステル系は繊維
方向に屈折率が約1.72、繊維軸と直行する方向でも
屈折率は約1.54と高いため、光の反射が強く、光沢
の面で不十分な外観となっていた。
【0007】そこで、ポリエステル系の人工毛髪におい
て光沢及び風合を従来技術に比して、天然毛髪のそれ
に、より近いものとするために特開昭63−12716
号に繊維表面が粗面化したポリエステル系繊維からなる
人工毛髪が書かれている。この人工毛髪を染めて鬘とし
て使用する際、黒く染めた黒髪用と白く染めた白髪用を
混合すると、直射日光の下で見た場合、白髪部分が青く
見える演色効果が表れてきて好ましくない。そこで、黒
髪用と白髪用を混合した場合に青く見えない白髪用人工
毛髪が必要となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、黒色
人工毛髪と白色人工毛髪を混合して鬘を作った時に、白
色部分が青く見える演色効果を防ぐことのできる白髪用
人工毛髪を得んとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、構成
繊維の太さが次式で表され、該繊維表面が粗面化された
ポリエステル系人工毛髪であって、該繊維表面には、凹
部と隣り合う凹部との平均ピッチが0.1〜1.5μm
で密度が平均距離10μm当たり5〜100個の凹凸が
存在し、二酸化チタンを1.0〜6.0重量パーセント
含有するものである。 D=X±α D:繊維の太さ(デニール) X:平均デニール X=30〜70デニール α≦20デニール
【0010】本発明において、構成繊維が太いデニール
の繊維であって、構成繊維間が少なくとも10〜30デ
ニールの幅で斑を有する繊維の粗面化繊維を人毛に近い
色彩にすると驚くべきことに人毛と極似の光沢と感触が
得られることが分かった。デニールの斑が40デニール
を越えると、光沢や整髪後の違和感が大きく不適であっ
た。繊維表面の凹凸は、走査型電子顕微鏡によって観察
できるが、その写真上で見て、表面凹凸のピッチが0.
1μmより小さくなるとその人工毛髪は光沢を増して不
都合であり、また1.5μmを越えると光沢が沈みすぎ
て不適当である。また凹凸密度が平均距離10μm当た
り5個未満では凹凸効果が少なく、100個を越える密
度では光沢を強く感じるようになる。
【0011】従来人工毛髪に添加する白色艶消し微粒子
としてケイ素酸化物、ケイ素の酸化物、カルシウム、マ
グネシウム、マンガンのリン酸塩、酸化アルミニウム、
硫酸ベリウム、炭酸カルシウム、酸化スズなどを使用し
てアルカリ処理を行ない繊維表面のエッチングしてい
た。これを染めた際に、黒色一色の鬘や白色一色の鬘で
は問題ないが、黒色と白色を混合して鬘にした場合、白
色部分が青く見える演色効果が表れてくる。そこで、白
色部分をより白く見せるために二酸化チタン微粒子を
1.0〜6.0重量パーセント添加する必要がある。添
加量が1.0重量パーセント未満では演色効果を抑制す
ることができず、6.0重量パーセント以上では、人工
毛髪を繊維として紡糸する際にフィルター詰まりの原因
となり工程調子が悪くなる。
【0012】人工毛髪の表面をアルカリ処理してエッチ
ングすることが天然毛髪に近づけるために重要であり、
二酸化チタンだけを含有させて処理しても良いが、その
他にケイ素酸化物、ケイ素の酸化物、カルシウム、マグ
ネシウム、マンガンのリン酸塩、酸化アルミニウム、硫
酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化スズなどの微粒子を
混合しても良い。
【0013】またこのような人工毛髪を長期間着用する
場合、鬘を櫛で梳く作用をしばしば必要とする。この場
合、長期間の着用に及ぶと毛先がカールして束状になり
やすい特性を合成繊維素材はもっている。本発明の繊維
断面においてはカールセット性を考慮して丸断面を主体
に用いるが、これを低減するために繊維の断面を偏平化
した異形断面にしてもよい。偏平化する異形断面形状は
卵型、繭型、矩型、亜鈴型、三つコブ型、皿型などが挙
げられる。
【0014】繊維形成にあっては、通常の紡糸方法が適
用できるが、単糸が太いため、紡出糸の冷却と後処理に
は特別の配慮が必要である。すなわち、染色後の繊維に
カールを生じないことが肝要で、このため空気冷却時非
冷却になる配向歪差が出ないように、冷却風、紡出速
度、吐出量、冷却雰囲気などの最適化が必要となる。ま
た延伸工程などの後処理では歪差の発生を防止できる工
程、例えば定長熱固定などの工程付与により、カールの
発生を防ぐこともできる。一般に用いられている空気冷
却よりも液体冷却の方が配向歪差を生じにくい点で好ま
しい。これは太い繊維の均一な冷却を行ない、単糸融着
を防ぐ効果もあり都合もよい。
【0015】また、紡糸未延伸糸の延伸は通常の方法を
用い得るが、熱延伸とくに温水中の湿熱延伸が糸の均一
性を高める点で好適である。そして前述のように定長固
定を付与する方が配向歪差によるカールを防止する上で
好ましい。
【0016】
【実施例】以下実施例によって本発明を具体的に説明す
る。
【0017】実施例1 テレフタル酸とエチレングリコールを混合スラリー状に
し、重合触媒として三酸化アンチモン400ppmを加
え二酸化チタンを3.0重量パーセント添加して、常法
(直重法)によりポリエチレンテレフタレートを得た。
ポリマーを丸形紡糸口金を使用して溶融紡糸を行なっ
た。ついで通常の延伸方法によって、平均デニールが3
8デニールの繊維束を得た。これをアルカリ減量を行な
った。
【0018】その他に二酸化チタンの含有量を変えて人
工毛髪を作り実施例、比較例とした。その結果を表1に
示した。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、白髪と黒髪の人工毛髪
の混合したかつらにおいて、白色部分が青白く見えるこ
となく、より自然に白色に見える人工毛髪を得ることが
できた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 11/38 // D06M 101:32

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構成繊維の太さが下式で表され、該繊維
    表面が粗面化されたポリエステル系人工毛髪であって、
    該繊維表面には、凹部と隣り合う凹部との平均ピッチが
    0.1〜1.5μmで密度が平均距離10μm当たり5
    〜100個の凹凸が存在することを特徴とする人工毛
    髪。 D=X±α D:繊維の太さ(デニール) X:平均デニール X=30〜70デニール α≦20デニール
  2. 【請求項2】 二酸化チタンを1.0〜6.0重量パー
    セント含有する請求項1に記載の人工毛髪。
JP19147293A 1993-08-02 1993-08-02 白髪用人工毛髪 Pending JPH0742005A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6066009A (en) * 1997-10-31 2000-05-23 Yazaki Corporation Female terminal having preventive structure for permanent strain thereof
US6116970A (en) * 1998-03-06 2000-09-12 Yazaki Corporation Settling preventing structure of terminal
US6428365B1 (en) 1999-06-17 2002-08-06 Yazaki Corporation Terminal
JP2008031565A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Artnature Co Ltd ポリエステル系人工毛髪及びその製造方法
JPWO2007046431A1 (ja) * 2005-10-21 2009-04-23 株式会社アデランスホールディングス かつら及びその製造方法

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