JPH0742544Y2 - 回転洗浄装置 - Google Patents

回転洗浄装置

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JPH0742544Y2
JPH0742544Y2 JP6482591U JP6482591U JPH0742544Y2 JP H0742544 Y2 JPH0742544 Y2 JP H0742544Y2 JP 6482591 U JP6482591 U JP 6482591U JP 6482591 U JP6482591 U JP 6482591U JP H0742544 Y2 JPH0742544 Y2 JP H0742544Y2
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純司 羽田
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株式会社羽田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗浄液を貯留した洗浄
槽内に、昇降自在に構成された洗浄籠を浸漬し、洗浄籠
を回転させながら内部に収納したワークの洗浄を行なう
回転洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、精密機械部品等の洗浄作業
を自動的に且つ確実に行い得る回転洗浄装置を特願平3
−73964号で提案している。この洗浄装置は、図3
に示すように、脱水槽(15b)(15g)及び有機溶剤、市
水等の洗浄液(14)を貯留した洗浄槽(9a)(9c)〜
(9f)を一連に並設すると共に、上方にトラバース機構
(16)を配設して構成したものである。上記構成からな
る上記洗浄装置では、以下の手順で洗浄作業を行なう。
【0003】先ず、内部に洗浄物を収納した格子状の洗
浄籠(1)を、搬入コンベヤ(17)で装置内部に搬入
し、搬入した洗浄籠(1)をトラバース機構(16)のチ
ャッカー(18)で把持して第1の洗浄槽(9a)の上方に
移送する。続いて、チャッカー(18)を下降させ、洗浄
籠(1)を洗浄槽(9a)内に貯留した洗浄液中に浸漬し
て支承部材(3)上に載置する。次に、チャッカー(1
8)が洗浄籠(1)を解放して上昇位置に移動した後、
駆動手段(7)が起動して支承部材(3)を回転させる
と共に支承部材(3)上の洗浄籠(1)を回転させ、洗
浄籠(1)内部に収納した洗浄物の洗浄作業を行なう。
所定時間の洗浄作業が完了すると、駆動手段(7)が停
止した上で、チャッカー(18)が再び下降して洗浄籠
(1)を把持し、上方に引き上げて隣接する脱水槽(15
b)の上方に洗浄籠(1)を移送する。この後、同様の
手順で脱水槽(15b)内の支承部材(3)上に洗浄籠
(1)を載置して遠心脱水作業を行なう。以下、洗浄籠
(1)を洗浄槽(9c)〜(9f)及び脱水槽(15g)に順
次搬送して洗浄・脱水作業を行なっていく。上記一連の
作業が完了すると、洗浄籠(1)を乾燥機(19)に搬送
し、乾燥後、搬出コンベヤ(20)で装置外部に排出す
る。
【0004】上記構成からなる洗浄装置において、洗浄
槽(9a)(9c)〜(9f)は、図4に示す構造からなる。
図において、(8)は、駆動手段(7)と連結した回転
軸で、上記回転軸(8)は、先端部に取り付けたベアリ
ング(10)で、洗浄槽(9a)(9c)〜(9f)の底面に装
着した筒状のスリーブ(11)内に回動自在に支持されて
いる。また、上記支承部材(3)に装着した雄ガイド部
材(5)は、内部に上記スリーブ(11)を収納してお
り、さらに、この雄ガイド部材(5)の頂端部は上記回
転軸(8)の先端部と連結している。一方、洗浄籠
(1)の中心部には、上記雄ガイド部材(5)の径より
若干大径の雌ガイド部材(2)が装着されている。上記
構成により、チャッカー(図示省略)に把持された洗浄
籠(1)の下降時には、洗浄籠(1)が、雄・雌ガイド
部材(5)(2)の嵌合によって位置決めされ、支承部
材(3)上の規定位置に載置される。この後、駆動手段
(7)を起動して支承部材(3)を回転させ、支承部材
(3)上の洗浄籠(1)も回転させる。尚、脱水槽(15
b)(15g)も上記洗浄槽(9a)(9c)〜(9f)に配設し
たものと同様の構成からなる支承部材(3)を有する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記回転洗
浄装置では、雄及び雌ガイド部材間の隙間を大きくして
両ガイド部材間に生じる摩擦力を小さくし、洗浄籠の円
滑な昇降運動を達成する必要がある。しかしながら、両
ガイド部材間の隙間が大きすぎると、洗浄籠の回転に伴
って両ガイド部材が不規則的に衝突し、洗浄籠の回転状
態が不安定になり、洗浄効率が低下する。従来では、こ
れら相反する2つの不具合を比較し、妥協点で隙間量を
設定しているので、洗浄籠の円滑な昇降運動及び安定し
た回転運動の双方を十分に達成することは困難であっ
た。
【0006】また、一般に両ガイド部材は、金属で構成
され且つ洗浄液中に浸漬して使用されることから、錆等
で浸食されやすい状況下にある。従って、両ガイド部材
間の隙間量を上記何れの不具合が生じない程度に調整し
てあっても、長期使用後には両ガイド部材が錆等で浸食
され、この結果、隙間量が変化して上述の不具合が生じ
てしまうという問題点もあった。
【0007】上記問題点に鑑み、本考案は、長期間にわ
たって、洗浄籠の円滑な昇降運動と安定した回転運動を
維持することのできる回転洗浄装置を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案は、洗浄槽及び脱水槽内に配設され且つテー
ブルの中心部に筒状の雄ガイド部材を立設してなる支承
部材と、上記支承部材を回転駆動する駆動手段と、中心
部に筒状の雌ガイド部材を立設してなる洗浄籠と、上記
洗浄籠を昇降させて洗浄槽又は脱水槽の内外へ上記洗浄
籠を移送する昇降手段とを具備し、上記洗浄籠を、雌ガ
イド部材内部に雄ガイド部材を収納させながら下降させ
て支承部材上に載置した後、駆動手段で支承部材と共に
回転させて、洗浄籠内部に収納した洗浄物の洗浄を行な
う回転洗浄装置において、
【0009】上記雄ガイド部材外周面の軸方向に、複数
の樹脂からなる位置決め部材を装着する。
【0010】また、洗浄槽及び脱水槽内に配設され且つ
テーブルの中心部に筒状の雄ガイド部材を立設してなる
支承部材と、上記支承部材を回転駆動する駆動手段と、
中心部に筒状の雌ガイド部材を立設してなる洗浄籠と、
上記洗浄籠を昇降させて洗浄槽又は脱水槽の内外へ上記
洗浄籠を移送する昇降手段とを具備し、上記洗浄籠を、
雌ガイド部材内部に雄ガイド部材を収納させながら下降
させて支承部材上に載置した後、駆動手段で支承部材と
共に回転させて、洗浄籠内部に収納した洗浄物の洗浄を
行なう回転洗浄装置において、
【0011】上記雌ガイド部材内周面の軸方向に、複数
の樹脂からなる位置決め部材を装着する。
【0012】
【作用】雄ガイド部材外周面の軸方向に、複数の樹脂か
らなる位置決め部材を装着すると、樹脂の有する低摩擦
性及び雌ガイド部材と位置決め部材との間の接触面積の
減少から、両ガイド部材間に生じる摩擦力が減少する。
従って、洗浄籠の昇降運動が円滑に行なえる。また、両
ガイド部材間に生じる摩擦力が低減したので、位置決め
部材と雌ガイド部材間の隙間を従来の両ガイド部材間の
隙間より小さく設定できる。従って、洗浄籠の回転状態
も安定する。さらに、位置決め部材は、洗浄液中に浸漬
して使用しても錆等が生じないので、長期使用後におい
ても両ガイド部材間の隙間量が変化しない。
【0013】また、雌ガイド部材内周面の軸方向に、複
数の樹脂からなる位置決め部材を装着しても同様の作用
が得られる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1及び図2を参照
しながら説明する。
【0015】格子状の有底筒体からなる洗浄籠(1)
は、その中心部に円筒状の雌ガイド部材(2)を立設し
て構成したものであり、チャッカー(図示省略)に把持
されて昇降する。
【0016】一方、支承部材(3)は、図1に示すよう
に、テーブル(4)の中心部に、円筒状の雄ガイド部材
(5)を立設して構成したものである。上記雄ガイド部
材(5)の頂端部には蓋体(6)を装着する一方、この
蓋体(6)を駆動手段(7)で回転駆動される回転軸
(8)の先端部と連結する。また、上記雄ガイド部材
(5)の内部には、洗浄槽(9)の底面に立設すると共
に、上記回転軸(8)をベアリング(10)で回転自在に
支持したスリーブ(11)を収納する。このような構成に
より、駆動手段(7)を起動すると、支承部材(3)が
回転する。
【0017】上記雄ガイド部材(5)の外周面には、樹
脂で成形した位置決め部材(12)を軸方向に装着する。
この位置決め部材(12)は、外周面を円弧状に形成し且
つ上端部に切欠き(13)を形成したもので、図2の断面
図に示すように、雄ガイド部材(5)外周部の等配位置
6箇所にねじ等で脱着自在に装着する。また、位置決め
部材(12)の厚さと雄ガイド部材(5)の半径との和
(r)は、雌ガイド部材(2)の内径より若干小径にす
る。尚、上記蓋体(6)の径は、上記和(r)よりも小
さくしておく。
【0018】このように、本考案では、雄ガイド部材
(5)外周面の軸方向に、複数の位置決め部材(12)を
装着することにより、雌ガイド部材(2)と位置決め部
材(12)の接触面積の減少を図っている。また、位置決
め部材(12)を、低摩擦係数を有する樹脂で形成してい
る。従って、チャッカー(図示省略)で把持された洗浄
籠(1)の昇降時に、雌ガイド部材(2)と位置決め部
材(12)の間に生じる摩擦力が低減する。このことか
ら、洗浄籠の(1)の円滑な昇降運動が円滑に行なえ、
また、昇降時に要する労力も低減させることができる。
また、摩擦力が低減したので、位置決め部材(12)と雌
ガイド部材(2)間の隙間を従来より小さく設定でき
る。従って、洗浄籠(1)の回転時に、雌ガイド部材
(2)と位置決め部材(12)が不規則に衝突することも
なく、洗浄籠(1)の安定した回転状態が得られる。さ
らに、洗浄液(14)中に浸漬された位置決め部材(12)
には、長期間使用後でも錆が発生せず、このことから、
当初の隙間量が長期間安定して維持できるので、洗浄籠
(1)の円滑な昇降運動と安定した回転運動が長期間維
持できる。
【0019】また、上述のように、位置決め部材(12)
の上端部に切欠き(13)を形成すれば、雌ガイド部材
(2)がより円滑に位置決め部材(12)に嵌合し、この
ことから、洗浄籠(1)の下降動作がより円滑に行なえ
る。さらに、位置決め部材(12)をねじ等で脱着自在に
構成することにより、雌ガイド部材(2)と位置決め部
材(12))間の隙間量が大きすぎたり小さすぎた場合に
も、位置決め部材(12)を取り外して厚さの異なる位置
決め部材(12)と交換することによって、最も適した隙
間量が簡単に得られる。
【0020】尚、上述と同様の作用・効果は、位置決め
部材(12)を雌ガイド部材(2)内周面の軸方向に装着
することによっても得られる。
【0021】
【考案の効果】本考案装置によれば、雄及び雌ガイド部
材間に生じる摩擦力を低減するので、洗浄籠の昇降に必
要な労力が低減し、従って、省エネルギーに効果を発揮
することができる。また、長期間にわたって洗浄籠の円
滑な昇降運動と安定した回転運動が維持できるので装置
の信頼性及び洗浄効率も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】図1中のA−A線での断面図である。
【図3】従来の支承部材及び洗浄籠の構造を示す断面図
である。
【図4】回転洗浄装置の全体構造を示す正面図である。
【符号の説明】
1 洗浄籠 2 雌ガイド部材 3 支承部材 4 テーブル 5 雄ガイド部材 7 駆動手段 9 洗浄槽 12 位置決め部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄槽及び脱水槽内に配設され且つテー
    ブルの中心部に筒状の雄ガイド部材を立設してなる支承
    部材と、上記支承部材を回転駆動する駆動手段と、中心
    部に筒状の雌ガイド部材を立設してなる洗浄籠と、上記
    洗浄籠を昇降させて洗浄槽又は脱水槽の内外へ上記洗浄
    籠を移送する昇降手段とを具備し、上記洗浄籠を、雌ガ
    イド部材内部に雄ガイド部材を収納させながら下降させ
    て支承部材上に載置した後、駆動手段で支承部材と共に
    回転させて、洗浄籠内部に収納した洗浄物の洗浄を行な
    う回転洗浄装置において、 上記雄ガイド部材外周面の軸方向に、複数の樹脂からな
    る位置決め部材を装着したことを特徴とする回転洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 洗浄槽及び脱水槽内に配設され且つテー
    ブルの中心部に筒状の雄ガイド部材を立設してなる支承
    部材と、上記支承部材を回転駆動する駆動手段と、中心
    部に筒状の雌ガイド部材を立設してなる洗浄籠と、上記
    洗浄籠を昇降させて洗浄槽又は脱水槽の内外へ上記洗浄
    籠を移送する昇降手段とを具備し、上記洗浄籠を、雌ガ
    イド部材内部に雄ガイド部材を収納させながら下降させ
    て支承部材上に載置した後、駆動手段で支承部材と共に
    回転させて、洗浄籠内部に収納した洗浄物の洗浄を行な
    う回転洗浄装置において、 上記雌ガイド部材内周面の軸方向に、複数の樹脂からな
    る位置決め部材を装着したことを特徴とする回転洗浄装
    置。
JP6482591U 1991-08-16 1991-08-16 回転洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0742544Y2 (ja)

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JP6482591U JPH0742544Y2 (ja) 1991-08-16 1991-08-16 回転洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6482591U JPH0742544Y2 (ja) 1991-08-16 1991-08-16 回転洗浄装置

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Publication Number Publication Date
JPH0518686U JPH0518686U (ja) 1993-03-09
JPH0742544Y2 true JPH0742544Y2 (ja) 1995-10-04

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ID=13269413

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JP6482591U Expired - Lifetime JPH0742544Y2 (ja) 1991-08-16 1991-08-16 回転洗浄装置

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CN113500040A (zh) * 2021-08-13 2021-10-15 刘道明 一种用于肾内科医疗器械清洗消毒装置

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JPH0518686U (ja) 1993-03-09

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