JPH0742690B2 - 可撓性膜堰 - Google Patents
可撓性膜堰Info
- Publication number
- JPH0742690B2 JPH0742690B2 JP60095954A JP9595485A JPH0742690B2 JP H0742690 B2 JPH0742690 B2 JP H0742690B2 JP 60095954 A JP60095954 A JP 60095954A JP 9595485 A JP9595485 A JP 9595485A JP H0742690 B2 JPH0742690 B2 JP H0742690B2
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- Japan
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- flexible membrane
- weir
- rubber
- rubber sheet
- main body
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
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- Barrages (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は農業用水の取水のための堰等に用いられる通常
ゴム堰と称せられる可撓性膜堰に関するものである。
ゴム堰と称せられる可撓性膜堰に関するものである。
従来技術 第10図に図示されるような外周面が滑らかな表面をなし
たゴム堰01においてはゴム堰を越流した水流は、ゴム堰
の下流側表面の低い箇所A迄付着し、この箇所A付近で
ゴム堰表面から剥離していた。
たゴム堰01においてはゴム堰を越流した水流は、ゴム堰
の下流側表面の低い箇所A迄付着し、この箇所A付近で
ゴム堰表面から剥離していた。
そしてこの水流の剥離点A付近ではゴム堰の表面に働ら
く外圧力は負圧として作用するので堰高により上流側水
位が高くなり、ゴム堰を越流した水流が有するエネルギ
ーが大きくなると、その負圧が大きくなるとともに、僅
かな流れの乱れによる剥離点Aの位置変動が生じ、ゴム
堰を振動した。
く外圧力は負圧として作用するので堰高により上流側水
位が高くなり、ゴム堰を越流した水流が有するエネルギ
ーが大きくなると、その負圧が大きくなるとともに、僅
かな流れの乱れによる剥離点Aの位置変動が生じ、ゴム
堰を振動した。
また第11図に示すように倒伏時に折り曲げ部分が盛り上
り、転石等により局部的に損傷、摩耗する欠点があっ
た。
り、転石等により局部的に損傷、摩耗する欠点があっ
た。
そこで2枚のゴムシートを上下重ね合わせ、その側縁を
上下一体成型した板状袋体をなすゴム堰が考えられた。
上下一体成型した板状袋体をなすゴム堰が考えられた。
これは倒伏時には折り曲げによる盛り上がりがなく、起
立時には第12図に示すように一体成型された側縁が河巾
方向に亘って突条02を形成し、ゴム堰01を越流した水流
は常に同突条02より強制的にゴム堰01から剥離されるの
で剥離点の変動によるゴム堰の振動も防止することがで
きる。
立時には第12図に示すように一体成型された側縁が河巾
方向に亘って突条02を形成し、ゴム堰01を越流した水流
は常に同突条02より強制的にゴム堰01から剥離されるの
で剥離点の変動によるゴム堰の振動も防止することがで
きる。
発明が解決しようとする問題点 しかし突条02が水流によって受ける力は相当大きいので
それなりの強度を必要とする。
それなりの強度を必要とする。
特に突条02はゴム堰自体が大型化すると他の本体部に比
べ弱く補強の何らかの工夫を必要とした。
べ弱く補強の何らかの工夫を必要とした。
また従来のゴム堰は本体が直接水流にさらされるので、
転石、流木等の衝突を直接受取、耐摩耗および耐衝撃に
問題があった。
転石、流木等の衝突を直接受取、耐摩耗および耐衝撃に
問題があった。
本発明はかかる点に鑑みなされたものでその目的とする
処は、可撓性膜本体に、突条が形成される可撓性膜構造
物をカバーすることにより、可撓性膜堰の振動を防止す
るとともに突条の強化および可撓性膜堰本体の損傷を防
止することができる可撓性膜堰を簡単な設置作業で安価
に供する点にある。
処は、可撓性膜本体に、突条が形成される可撓性膜構造
物をカバーすることにより、可撓性膜堰の振動を防止す
るとともに突条の強化および可撓性膜堰本体の損傷を防
止することができる可撓性膜堰を簡単な設置作業で安価
に供する点にある。
問題点を解決するための手段および作用 本発明は、河川を横切って布設され流体の送入により起
立し、排出により倒伏する可撓性膜堰において、前記流
体の送入・排出により起立・倒伏する可撓性膜本体の外
側全面を該可撓性膜本体と一体とせずに可撓性膜構造物
をもってカバーし、前記可撓性膜本体の重ね合わされた
両端部を前記可撓性膜構造物の両端部が挟持し、同挟持
部を固定具により共に河床に固着し、前記可撓性膜構造
物は前記可撓性膜本体の起立に伴なって起立し表面に河
川の流れに直角の方向に指向した1条の突条が形成され
ている可撓性膜堰である。
立し、排出により倒伏する可撓性膜堰において、前記流
体の送入・排出により起立・倒伏する可撓性膜本体の外
側全面を該可撓性膜本体と一体とせずに可撓性膜構造物
をもってカバーし、前記可撓性膜本体の重ね合わされた
両端部を前記可撓性膜構造物の両端部が挟持し、同挟持
部を固定具により共に河床に固着し、前記可撓性膜構造
物は前記可撓性膜本体の起立に伴なって起立し表面に河
川の流れに直角の方向に指向した1条の突条が形成され
ている可撓性膜堰である。
したがって転石および流木等による損傷を本体に直接受
けず、構造的に強度な可撓性膜構造物を選ぶことにより
耐摩耗性、耐衝撃性に強くまた突条部の強化を図ること
ができ、かつ振動防止の効果も有する。
けず、構造的に強度な可撓性膜構造物を選ぶことにより
耐摩耗性、耐衝撃性に強くまた突条部の強化を図ること
ができ、かつ振動防止の効果も有する。
また前記可撓性膜本体の重ね合わされた両端部を前記可
撓性膜構造物の両端部が挟持し同挟持部を固定具により
共に河床に固着するので、固定具は1箇所分でよく、設
置作業に労力と時間を要せず容易であり、コストの低減
を図ることができ、またメンテナンスも容易である。
撓性膜構造物の両端部が挟持し同挟持部を固定具により
共に河床に固着するので、固定具は1箇所分でよく、設
置作業に労力と時間を要せず容易であり、コストの低減
を図ることができ、またメンテナンスも容易である。
実施例 以下第1図ないし第5図に図示した本発明に係る実施例
について説明する。
について説明する。
本実施例におけるゴム堰1はその本体とするところの袋
状ゴムシート2を表面に突起4を備えた保護用ゴムシー
ト3で覆い(第2図参照)、各々の端縁部2a、3aを一括
して河床面に固定したものである。
状ゴムシート2を表面に突起4を備えた保護用ゴムシー
ト3で覆い(第2図参照)、各々の端縁部2a、3aを一括
して河床面に固定したものである。
ゴム堰を布設する河床にはコンクリートが打ち込まれて
おり同コンクリート河床5の頂面5aとその河川両岸に隣
接した法面5bとに亘り第3図に示すようにゴムシート2
および保護用ゴムシート3の端縁部2a、3aを上流側に向
けて配置し、同端縁部に押え金6を当てがいアンカーボ
ルト7を打ち込んでナット8で固定し一括してコンクリ
ート層に固着せしめる。
おり同コンクリート河床5の頂面5aとその河川両岸に隣
接した法面5bとに亘り第3図に示すようにゴムシート2
および保護用ゴムシート3の端縁部2a、3aを上流側に向
けて配置し、同端縁部に押え金6を当てがいアンカーボ
ルト7を打ち込んでナット8で固定し一括してコンクリ
ート層に固着せしめる。
したがってアンカーボルト7や押え金6などの固定具は
1箇所分でよく部品点数が少なく設置作業も労力、時間
を要せずに容易でコストもかからない。
1箇所分でよく部品点数が少なく設置作業も労力、時間
を要せずに容易でコストもかからない。
またメンテナンスも容易である。
ゴムシート2本体内部は気水密に保たれ、流体の送入に
よって起立し、排出によって倒伏するようになってい
る。
よって起立し、排出によって倒伏するようになってい
る。
ゴムシート2と保護用ゴムシート3との間には若干余裕
をもたせ、ゴムシート2の膨張時に保護用ゴムシート3
には張力がかからないようにする。
をもたせ、ゴムシート2の膨張時に保護用ゴムシート3
には張力がかからないようにする。
ゴム堰本体であるゴムシート2は綿、合成繊維等からな
る複数枚の織布または繊維コードなどによりなる補強層
9に生ゴムを含浸し、これを加硫成形した構造をしてい
る(第4図参照)。
る複数枚の織布または繊維コードなどによりなる補強層
9に生ゴムを含浸し、これを加硫成形した構造をしてい
る(第4図参照)。
したがってゴムシート2内に流体が送入され、膨張した
ときに補強層9によって引張力に強い構造となってい
る。
ときに補強層9によって引張力に強い構造となってい
る。
なおこの補強層9のゴムシート2に占める割合は大きく
抗張力に優れたものとしている。
抗張力に優れたものとしている。
これに対し保護用ゴムシート3は抗張力は余り問題とさ
れず合成繊維等からなる補強層10の占める割合は小さく
てよく(第5図参照)、ゴムシート2を保護して転石あ
るいは流木等による直接の摩耗衝撃等から保護すること
ができるものである。
れず合成繊維等からなる補強層10の占める割合は小さく
てよく(第5図参照)、ゴムシート2を保護して転石あ
るいは流木等による直接の摩耗衝撃等から保護すること
ができるものである。
また保護用ゴムシート3自体、耐摩耗、耐衝撃に優れた
ものとするため、第6図に示すように保護用ゴムシート
3の表面に近い処にワイヤーチップ11を入れて一体成型
することで上記性能を向上させることができる。
ものとするため、第6図に示すように保護用ゴムシート
3の表面に近い処にワイヤーチップ11を入れて一体成型
することで上記性能を向上させることができる。
特にいたずらによるナイフカット等の通常致命的な損傷
に対しても強く、その他転石、流木等の衝突による損傷
に耐え、ゴムシート2を堅固に保護することができる。
に対しても強く、その他転石、流木等の衝突による損傷
に耐え、ゴムシート2を堅固に保護することができる。
したがって第7図に示すようにゴム堰の倒伏時に下流側
の折り曲がり部が若干盛り上がった状態にあって転石等
の衝突があっても十分ゴムシート2を保護することが可
能である。
の折り曲がり部が若干盛り上がった状態にあって転石等
の衝突があっても十分ゴムシート2を保護することが可
能である。
また第8図および第9図に示すように保護用ゴムシート
3内にワイヤー12を水の流れる方向に指向して挿入し一
体成型することも考えられる。
3内にワイヤー12を水の流れる方向に指向して挿入し一
体成型することも考えられる。
このように水の流れる方向にワイヤー12を挿入すること
により衝撃に強くなるとともに剛性が増すので突起4は
強固となり、ゴム堰が大型化して流量が多い場合にもそ
の水流に耐えることができる。
により衝撃に強くなるとともに剛性が増すので突起4は
強固となり、ゴム堰が大型化して流量が多い場合にもそ
の水流に耐えることができる。
さらに保護用ゴムシート3全体の剛性が増すので振動防
止により効果的に作用する。
止により効果的に作用する。
発明の効果 本発明は可撓性膜堰本体を表面に突条を備えた保護用の
可撓性膜構造物によって覆う構造とすることで可撓性膜
堰が大型化した場合でも振動防止用の突条を堅固に維持
することが可能である。
可撓性膜構造物によって覆う構造とすることで可撓性膜
堰が大型化した場合でも振動防止用の突条を堅固に維持
することが可能である。
また転石、流木の衝突から可撓性膜堰本体を保護し、耐
久性を向上させることができる。
久性を向上させることができる。
さらにナイフカット等の損傷から可撓性膜堰本体を保護
することができる。
することができる。
前記可撓性膜本体の重ね合わされた両端部を前記可撓性
膜構造物の両端部が挟持し同挟持部を固定具により共に
河床に固着するので、固定具は1箇所分でよく、設置作
業に労力と時間を要せず容易であり、コストの低減を図
ることができ、またメンテナンスも容易である。
膜構造物の両端部が挟持し同挟持部を固定具により共に
河床に固着するので、固定具は1箇所分でよく、設置作
業に労力と時間を要せず容易であり、コストの低減を図
ることができ、またメンテナンスも容易である。
第1図は本発明に係る実施例の起立時のゴム堰の断面
図、第2図は同実施例のゴム堰本体に保護用のゴムシー
トを組合わせる様子を示す図、第3図は同ゴム堰の倒伏
時の様子を示す一部欠截斜視図、第4図は同ゴム堰の本
体のゴムシートの構造を示す断面図、第5図は同ゴム堰
の保護用ゴムシートの構造を示す断面図、第6図は別の
実施例における保護用ゴムシートの構造を示す断面図、
第7図は同実施例におけるゴム堰の倒伏時の様子を示す
断面図、第8図は別の実施例における保護用ゴムシート
の構造を示す断面図、第9図は同実施例の起立時の様子
を示す斜視図、第10図、第11図、第12図は従来のゴム堰
の断面図である。 1…ゴム堰、2…ゴムシート、3…保護用ゴムシート、
4…突起、5…コンクリート河床、6…押え金、7…ア
ンカーボルト、8…ナット、9、10…補強層、11…ワイ
ヤーチップ、12…ワイヤー。
図、第2図は同実施例のゴム堰本体に保護用のゴムシー
トを組合わせる様子を示す図、第3図は同ゴム堰の倒伏
時の様子を示す一部欠截斜視図、第4図は同ゴム堰の本
体のゴムシートの構造を示す断面図、第5図は同ゴム堰
の保護用ゴムシートの構造を示す断面図、第6図は別の
実施例における保護用ゴムシートの構造を示す断面図、
第7図は同実施例におけるゴム堰の倒伏時の様子を示す
断面図、第8図は別の実施例における保護用ゴムシート
の構造を示す断面図、第9図は同実施例の起立時の様子
を示す斜視図、第10図、第11図、第12図は従来のゴム堰
の断面図である。 1…ゴム堰、2…ゴムシート、3…保護用ゴムシート、
4…突起、5…コンクリート河床、6…押え金、7…ア
ンカーボルト、8…ナット、9、10…補強層、11…ワイ
ヤーチップ、12…ワイヤー。
Claims (1)
- 【請求項1】河川等を横切って布設され流体の送入によ
り起立し、排出により倒伏する可撓性膜堰において、 前記流体の送入・排出により起立・倒伏する可撓性膜本
体の外側全面を該可撓性膜本体と一体とせずに可撓性膜
構造物をもってカバーし、 前記可撓性膜本体の重ね合わされた両端部を前記可撓性
膜構造物の両端部が挟持し、同挟持部を固定具により共
に河床に固着し、 前記可撓性膜構造物は前記可撓性膜本体の起立に伴なっ
て起立し表面に河川の流れに直角の方向に指向した1条
の突条が形成されていることを特徴とする可撓性膜堰。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60095954A JPH0742690B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 可撓性膜堰 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60095954A JPH0742690B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 可撓性膜堰 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61254710A JPS61254710A (ja) | 1986-11-12 |
| JPH0742690B2 true JPH0742690B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=14151639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60095954A Expired - Lifetime JPH0742690B2 (ja) | 1985-05-08 | 1985-05-08 | 可撓性膜堰 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742690B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58160924U (ja) * | 1982-04-16 | 1983-10-26 | 日本自動機工株式会社 | 防護装置付ゴム袋体起伏堰 |
-
1985
- 1985-05-08 JP JP60095954A patent/JPH0742690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61254710A (ja) | 1986-11-12 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |