JPH0742699A - 送風機の消音装置 - Google Patents

送風機の消音装置

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JPH0742699A
JPH0742699A JP8899994A JP8899994A JPH0742699A JP H0742699 A JPH0742699 A JP H0742699A JP 8899994 A JP8899994 A JP 8899994A JP 8899994 A JP8899994 A JP 8899994A JP H0742699 A JPH0742699 A JP H0742699A
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Hideki Mizutani
秀樹 水谷
Toru Okamura
通 岡村
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中心部に通風路を持ち多孔質合成樹脂からなる
消音材の積層作業の困難性と、隙間による消音性能の低
下とを排除する。 【構成】消音装置10は、開口3付の底4を両端に持つ
筒状のケース5を備え、その内側に、開口3に連通する
通風路6を中心部に持ち軟質の多孔質合成樹脂からなる
消音材11を備える。消音材11は軸方向に複数個が積
層され、取扱い気体の動圧で通風路6が変形しないよう
に、消音材11は通風路6の外側の孔12が軸方向の棒
13で串刺しにされる。棒13を、通風路6を中心部に
持ちケース5の内側に接する外形を持つ保持板14に固
着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単独に又は送風機な
どに組み込まれ、中心部に通風路を持ちポリウレタン系
などの多孔質合成樹脂からなる消音材を備える送風機の
消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来例の要部断面図示する正面
図、図7は図6の金網の斜視図である。図において、電
動機1aで駆動される渦流送風機などの送風機1bの吐
出口1cに消音装置2が組み込まれる。消音装置2は、
開口3付の底4を両端に持つ筒状のケース5を備え、そ
の内側に、開口3に連通する通風路6を中心部に持ち軟
質の多孔質合成樹脂からなる消音材7を備える。消音材
7は軸方向に複数個が積層され、取扱い気体の動圧で通
風路6が変形しないように、通風路6に筒状の金網8を
内装する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に多孔質合成樹脂
は、1mを超えるブロックとして形成される。消音性能
として不適当な周囲の6面を除き、ブロックから30〜
100mm程度の厚さの板に切り出す。この板をプレス
で打ち抜き通風路6を持つ消音材7を得る。この消音材
7を、前記従来例のように金網8に嵌め込み積層する。
断面が適当な寸法を持てば、消音装置2の消音性能は長
いほど向上し、100〜1000mm程度である。しか
し、金網8はざらざらしていて嵌め込みの作業が困難で
時間を要する。また、消音材7は軟質であり金網8との
摩擦のため、隣接する消音材7の間に隙間が発生しやす
い。この隙間が騒音を外部に洩らすことはよく知られて
いて、消音性能を低下させる。
【0004】この発明の目的は、中心部に通風路を持ち
多孔質合成樹脂からなる消音材の積層作業の困難性と、
隙間による消音性能の低下とを排除できる送風機の消音
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明1の送風機の消音装
置は、開口付の底を両端に持つ筒状ケースの内側に、前
記開口に連通する通風路を中心部に持ち多孔質合成樹脂
からなる消音材を備える送風機の消音装置において、軸
方向に積層した前記消音材の前記通風路の外側を軸方向
の棒で串刺しするものである。このとき、発明2は、前
記棒を、通風路を中心部に持ち前記ケースの内側に接す
る外形を持つ保持板に固着するものであり、発明3は隣
接する前記消音材の前記通風路を偏位又は異なる形状に
して連続する前記通風路を屈曲させるものである。
【0006】発明4の送風機の消音装置は、開口付の底
を両端に持つ筒状ケースの内側に、前記開口に連通する
通風路を中心部に持ち多孔質合成樹脂からなる消音材を
備える送風機の消音装置において、前記消音材を前記両
底にわたる1個の多孔質合成樹脂から形成するものであ
る。このとき、発明5は、前記消音材の外形から前記通
風路に続く軸方向のスリットを設けるものであり、発明
6は、前記通風路に筒状の金網を内装するものである。
【0007】発明7の送風機の消音装置は、開口付の底
を両端に持つ筒状ケースの内側に、前記開口に連通する
通風路を中心部に持ち多孔質合成樹脂からなる消音材を
備える送風機の消音装置において、前記筒状ケースの内
壁に軸方向に連続する抜け止め突起を形成し、積層した
前記消音材に抜け止め突起が食い込む凹部を形成するも
のである。
【0008】
【作用】発明1によれば、ざらざらした金網を使用しな
いで棒で串刺しするので、中心部に通風路を持ち多孔質
合成樹脂からなる消音材の積層作業の困難性を排除でき
る。また、金網との摩擦がないので、隣接する消音材の
間に隙間が発生せず、消音性能の低下を排除できる。そ
して、金網の流体損失をなくする。このとき、発明2に
よれば、ケースに対して位置が確保される保持板は複数
の棒の相互位置関係を確実に保持して串刺しが簡単にな
り、発明3によれば、屈曲する通風路は騒音を更に低下
させる。
【0009】発明4によれば、ケース全長にわたり消音
材は1個となり、積層作業そのものが排除できる。ま
た、積層しないので、隣接する消音材の間の隙間が本来
的に存在せず、消音性能の低下を排除できる。このと
き、発明5によれば、スリットで消音材の外形と通風路
の形成が連続に可能となり、発明6によれば、消音材
は、金網により取扱い気体の動圧で変形する恐れが全く
なくなるし、スリットにより金網の装着も簡単である。
【0010】発明7によれば、筒状ケースの抜け止め突
起が消音材の凹部に食い込んで積層した消音材の全体形
状を確保する。
【0011】
【実施例】図1は実施例1の断面図、図2は図1の消音
材の組立て斜視図であり、図3は実施例2の断面図であ
り、図4は実施例3の断面図であり、図5は実施例4の
消音材の組立て斜視図であり、図8は実施例5の消音材
の組立て斜視図、図9は図8の部分左側面図である。従
来例及び各図において同一符号をつけるものはおよそ同
一機能を持ち、重複説明を省くこともある。
【0012】図1及び図2において、消音装置10は、
開口3付の底4を両端に持つ筒状のケース5を備え、そ
の内側に、開口3に連通する通風路6を中心部に持ち軟
質の多孔質合成樹脂からなる消音材11を備える。実施
例の特徴として、消音材11は軸方向に複数個が積層さ
れ、取扱い気体の動圧で通風路6が変形しないよう、消
音材11は通風路6の外側の孔12が軸方向の棒13で
串刺しにされる。そして、棒13を、通風路6を中心部
に持ちケース5の内側に接する外形を持つ保持板14に
固着すれば、少量生産のときに作業性がよい。また、多
量生産のときには治工具を使用すれば、孔12も保持板
14も要しないで、複数の棒13で軟質な消音材11を
串刺しできる。
【0013】図3に示す実施例2又は図4に示す実施例
3において、隣接する消音材21及び22又は31、3
2及び33の通風路24又は34を偏位若しくは異なる
形状にして連続する通風路24又は34を屈曲させる。
棒13がここでも使用される。屈曲する通風路は消音性
能がよいことは、よく知られている。前記実施例1、2
又は3によれば、ざらざらした金網を使用しないで棒1
3で串刺しするので、中心部に通風路を持ち多孔質合成
樹脂からなる消音材の積層作業の困難性を排除できる。
また、金網との摩擦がなくて棒13との摩擦は小さいの
で、隣接する消音材の間に隙間が発生せず、消音性能の
低下を排除できる。そして、金網の流体損失をなくす
る。
【0014】図5に示す実施例4において、ケースは図
示しないが、図1、図3又は図4に示す開口付の底を両
端に持つ筒状のケース5と同一である。そのようなケー
スの内側に、開口に連通する通風路41を中心部に持
ち、多孔質合成樹脂からなる消音材42を、前記両底に
わたる1個の多孔質合成樹脂から形成する。このような
長い消音材42は、軸方向に配置され軸方向に振動する
振動刃物で形成できる。振動刃物の移動をNC制御すれ
ば、消音材42の外形43も通風路41も形成が早い。
このとき、消音材42の外形43から通風路41に続く
軸方向のスリット44を設ければ、外形43と通風路4
1が連続して形成できるし、通風路41の中心に細い孔
をレーザ光線で穿孔して振動刃物を挿通してから通風路
41をスリット44なしに独立して形成できる。消音材
42の長さの割りに断面積が小さく、取扱い気体の動圧
で変形する恐れがあれば、通風路42に筒状の金網44
を内装するとよい。このとき、スリット44があれば金
網45の装着作業が簡単になるし、スリット44を径方
向に波うたしてもよい。また、金網45に代えて棒13
を使用してもよい。
【0015】前記実施例4によれば、中心部に通風路4
1を持ち多孔質合成樹脂からなる消音材42の積層作業
そのものが排除できる。また、積層しないので、隣接す
る消音材の間の隙間が本来的に存在せず、消音性能の低
下を排除できる。図8及び図9に示す実施例5におい
て、筒状ケース5の内壁に軸方向に連続する抜け止め突
起52を形成し、積層した消音材51に抜け止め突起5
2が食い込む凹部を形成する。実施例5によれば、筒状
ケース5の抜け止め突起52が消音材51の凹部に食い
込んで積層した消音材51の全体形状を確保する。な
お、抜け止め突起52には、図のようにダブテール形や
T字形やクリスマスツリー形などがある。
【0016】
【発明の効果】発明1の送風機の消音装置によれば、棒
で串刺しするので、消音材の積層作業が簡単であるとい
う効果があり、また、金網との摩擦がないので、隣接す
る消音材の間に隙間が発生せず、消音性能の低下を排除
でき、金網の流体損失がないという効果がある。発明2
によれば、保持板により複数の棒の相互位置関係を確実
に保持して串刺しが簡単になり、発明3によれば、屈曲
する通風路は騒音を更に低下させるという効果がある。
【0017】発明4の送風機の消音装置によれば、ケー
ス全長にわたり消音材は1個となり、積層作業そのもの
が排除できるという効果があり、また、積層しないの
で、隣接する消音材の間の隙間が本来的に存在せず、消
音性能の低下を排除できるという効果がある。発明5に
よれば、スリットで消音材の外形と通風路の形成が連続
に可能となり、発明6によれば、金網により消音材は取
扱い気体の動圧で変形する恐れが全くなくなるし、スリ
ットにより金網の装着も簡単であるという効果がある。
【0018】発明7によれば、筒状ケースの抜け止め突
起が消音材の凹部に食い込んで積層した消音材の全体形
状を確保するから、消音材の積層作業が簡単であるとい
う効果があり、また、金網との摩擦がないので、隣接す
る消音材の間に隙間が発生せず、消音性能の低下を排除
でき、金網の流体損失がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の断面図
【図2】図1の消音材の組立て斜視図
【図3】実施例2の断面図
【図4】実施例3の断面図
【図5】実施例4の消音材の組立て斜視図
【図6】従来例の要部断面図示する正面図
【図7】図6の金網の斜視図
【図8】実施例5の消音材の組立て斜視図
【図9】図8の部分左側面図
【符号の説明】
3 開口 4 底 5 ケース 6 通風路 10 消音装置 11 消音材 12 孔 13 棒 14 保持板 21 消音材 22 消音材 24 通風路 31 消音材 32 消音材 33 消音材 34 通風路 41 通風路 42 消音材 43 外形 44 スリッ
ト 45 金網 51 消音材 52 抜け止め突起

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口付の底を両端に持つ筒状ケースの内側
    に、前記開口に連通する通風路を中心部に持ち多孔質合
    成樹脂からなる消音材を備える送風機の消音装置におい
    て、軸方向に積層した前記消音材の前記通風路の外側を
    軸方向の棒で串刺しすることを特徴とする送風機の消音
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の送風機の消音装置におい
    て、前記棒を、通風路を中心部に持ち前記ケースの内側
    に接する外形を持つ保持板に固着することを特徴とする
    送風機の消音装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の送風機の消音装置に
    おいて、隣接する前記消音材の前記通風路を偏位又は異
    なる形状にして連続する前記通風路を屈曲させることを
    特徴とする送風機の消音装置。
  4. 【請求項4】開口付の底を両端に持つ筒状ケースの内側
    に、前記開口に連通する通風路を中心部に持ち多孔質合
    成樹脂からなる消音材を備える送風機の消音装置におい
    て、前記消音材を前記両底にわたる1個の多孔質合成樹
    脂から形成することを特徴とする送風機の消音装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の送風機の消音装置におい
    て、前記消音材の外形から前記通風路に続く軸方向のス
    リットを設けることを特徴とする送風機の消音装置。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載の送風機の消音装置に
    おいて、前記通風路に筒状の金網を内装することを特徴
    とする送風機の消音装置。
  7. 【請求項7】開口付の底を両端に持つ筒状ケースの内側
    に、前記開口に連通する通風路を中心部に持ち多孔質合
    成樹脂からなる消音材を備える送風機の消音装置におい
    て、前記筒状ケースの内壁に軸方向に連続する抜け止め
    突起を形成し、積層した前記消音材に抜け止め突起が食
    い込む凹部を形成することを特徴とする送風機の消音装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7411601B2 (en) 2004-08-03 2008-08-12 Seiko Epson Corporation Exposure head
CN102392718A (zh) * 2011-10-01 2012-03-28 韩杰 消声器
JP2018189006A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 Kawamoto Gec株式会社 送風機の消音装置

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