JPH0742809Y2 - タイヤの滑り止め具 - Google Patents
タイヤの滑り止め具Info
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- JPH0742809Y2 JPH0742809Y2 JP1990027501U JP2750190U JPH0742809Y2 JP H0742809 Y2 JPH0742809 Y2 JP H0742809Y2 JP 1990027501 U JP1990027501 U JP 1990027501U JP 2750190 U JP2750190 U JP 2750190U JP H0742809 Y2 JPH0742809 Y2 JP H0742809Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は積雪路、凍結路用の自動車のタイヤに脱着出来
る滑り止め具に関する。
る滑り止め具に関する。
「従来の技術」 従来自動車のタイヤで積雪路又は凍結路に対して滑り止
めを行うにはタイヤを滑り止め出来るように硬質のスパ
イクをタイヤのトレッドに埋込んで一部をトレッドから
露出するようにしたいわゆるスパイクタイヤと呼ばれる
物及びトレッドを軟質コンパウンドの特殊ゴム製として
トレッドを路面の形状に追従して変形させ、又タイヤの
トレッドに設ける溝形状(タイヤパターン)により滑り
難いものとしたスタッドレスタイヤがある。
めを行うにはタイヤを滑り止め出来るように硬質のスパ
イクをタイヤのトレッドに埋込んで一部をトレッドから
露出するようにしたいわゆるスパイクタイヤと呼ばれる
物及びトレッドを軟質コンパウンドの特殊ゴム製として
トレッドを路面の形状に追従して変形させ、又タイヤの
トレッドに設ける溝形状(タイヤパターン)により滑り
難いものとしたスタッドレスタイヤがある。
スパイクタイヤは積雪路でも一応の滑り止め性能があ
り、凍結路では滑り止め能力がある一方乾燥路ではスパ
イクが路面を削るため、健康に対する環境上の損失及び
道路修復のための、経済上の損失が大きく、又タイヤに
基づく騒音も大きくなる欠点がある。又、スタッドレス
タイヤは積雪路では充分滑り止め効果があるが、凍結路
では滑り止め効果が充分でなく、ややタイヤによる騒音
が乾燥路用の通常のタイヤより大きい。
り、凍結路では滑り止め能力がある一方乾燥路ではスパ
イクが路面を削るため、健康に対する環境上の損失及び
道路修復のための、経済上の損失が大きく、又タイヤに
基づく騒音も大きくなる欠点がある。又、スタッドレス
タイヤは積雪路では充分滑り止め効果があるが、凍結路
では滑り止め効果が充分でなく、ややタイヤによる騒音
が乾燥路用の通常のタイヤより大きい。
このようなスパイクタイヤ、スタッドレスタイヤは乾燥
路に適合していないことは上述のとおりであり、乾燥路
に用いるのは適当でない。そこで積雪路、凍結路のみに
用いることが出来る乾燥路用の通常のタイヤに脱着可能
な滑り止め具が多数提案され多数使用されている。この
脱着可能な滑り止め具の内多用されているのは鋼製チェ
ン製のものであって一般的には展開状態で梯子形をなし
たものが多用されている。
路に適合していないことは上述のとおりであり、乾燥路
に用いるのは適当でない。そこで積雪路、凍結路のみに
用いることが出来る乾燥路用の通常のタイヤに脱着可能
な滑り止め具が多数提案され多数使用されている。この
脱着可能な滑り止め具の内多用されているのは鋼製チェ
ン製のものであって一般的には展開状態で梯子形をなし
たものが多用されている。
積雪路及び凍結路を通じて前記した鋼製チェンの滑り止
め具はすぐれた滑り止め性能を発揮する。しかし乍ら、
鋼製チェンの滑り止め具は乾燥路においては振動、騒音
が大きく、雪路、凍結路をすぎると取外さねばならなく
なる。処が鋼製チェンは着脱が容易とないえない。そこ
で鋼製チェンを改良した着脱容易で乾燥路で比較的振動
騒音の少ない滑り止め具が提案されているが一般に滑り
止め性能及び耐久力が鋼製チェンの滑り止め具に比較し
て劣り、それにもかかわらず高価である。
め具はすぐれた滑り止め性能を発揮する。しかし乍ら、
鋼製チェンの滑り止め具は乾燥路においては振動、騒音
が大きく、雪路、凍結路をすぎると取外さねばならなく
なる。処が鋼製チェンは着脱が容易とないえない。そこ
で鋼製チェンを改良した着脱容易で乾燥路で比較的振動
騒音の少ない滑り止め具が提案されているが一般に滑り
止め性能及び耐久力が鋼製チェンの滑り止め具に比較し
て劣り、それにもかかわらず高価である。
「考案が解決しようとする課題」 前輪駆動前輪操舵の自動車いわゆるFF車では滑り止め具
は駆動輪の前輪に附す。又、二輪駆動と四輪駆動とを選
択的に行えるいわゆるパートタイム四輪駆動車では常時
駆動輪となる二輪に滑り止め具を装着して走行し、常時
四輪駆動されるいわゆるフルタイム四輪駆動車ではトル
ク配分の大きい方の前輪又は後輪に滑り止め具を装着す
る。
は駆動輪の前輪に附す。又、二輪駆動と四輪駆動とを選
択的に行えるいわゆるパートタイム四輪駆動車では常時
駆動輪となる二輪に滑り止め具を装着して走行し、常時
四輪駆動されるいわゆるフルタイム四輪駆動車ではトル
ク配分の大きい方の前輪又は後輪に滑り止め具を装着す
る。
例えばFF車で前二輪に鋼製チェンの滑り止め具を装着し
て走行中に制動を加えると、凍結路等では後輪が横滑り
して車体が斜めになったり、極端な場合は横を向いてし
まうことがある。このような挙動は比較的運転者は周知
しており、制動力を緩く加えることにより防止してい
る。然し乍ら、前二輪で充分制動力が生ずるように制動
力を加えねばならないようなことは、不測的に生ずるこ
とであり、自動車は停止出来ても姿勢が大きく変ること
が生じ、安全上問題があった。後輪駆動車では制動時は
後二輪に滑り止め具を装着すると制動力の働く範囲(ス
リップしない範囲)にブレーキを操作すると姿勢を変え
ることが少ないが緩速度走行中であっても操舵角が大き
く変ると前輪が制御不能となり、車が傾いてしまう。
て走行中に制動を加えると、凍結路等では後輪が横滑り
して車体が斜めになったり、極端な場合は横を向いてし
まうことがある。このような挙動は比較的運転者は周知
しており、制動力を緩く加えることにより防止してい
る。然し乍ら、前二輪で充分制動力が生ずるように制動
力を加えねばならないようなことは、不測的に生ずるこ
とであり、自動車は停止出来ても姿勢が大きく変ること
が生じ、安全上問題があった。後輪駆動車では制動時は
後二輪に滑り止め具を装着すると制動力の働く範囲(ス
リップしない範囲)にブレーキを操作すると姿勢を変え
ることが少ないが緩速度走行中であっても操舵角が大き
く変ると前輪が制御不能となり、車が傾いてしまう。
四輪駆動車で四輪駆動状態の場合は上記のような挙動が
生じるまでの限界は大きいけれども、一旦滑り止め具の
装着してない側の二輪が滑ると二輪駆動の場合と同じ状
態となってしまう。
生じるまでの限界は大きいけれども、一旦滑り止め具の
装着してない側の二輪が滑ると二輪駆動の場合と同じ状
態となってしまう。
上記のような点は四輪全部に滑り止めを装着すると解消
されるが新たな課題が生ずる。即ち、(1)四輪全部に
滑り止め具を着脱すると、二輪に着脱する場合に比べて
ほぼ二倍の労力と時間を要する。(2)騒音、振動が著
しくなり、騒音、振動が生じない範囲で走行するため走
行速度が著しく制限される。(3)滑り止め具の費用が
高くつく等の欠点がある。
されるが新たな課題が生ずる。即ち、(1)四輪全部に
滑り止め具を着脱すると、二輪に着脱する場合に比べて
ほぼ二倍の労力と時間を要する。(2)騒音、振動が著
しくなり、騒音、振動が生じない範囲で走行するため走
行速度が著しく制限される。(3)滑り止め具の費用が
高くつく等の欠点がある。
この考案は上記課題を解決するため、装着簡単で騒音、
振動の生じ難い滑り止め具を提供することを目的として
いる。
振動の生じ難い滑り止め具を提供することを目的として
いる。
「課題を解決するための手段」 この考案の第1の考案は条材に間隔をおいて多数のアダ
プタを設け、該アダプタ付の条材の両端部に該条材を輪
状にして結合するための係脱可能な端部結合手段を設
け、前記アダプタ付の条材は両端を前記端部結合手段で
結合した状態でタイヤのトレッドに設けた周方向の縦溝
に収容される長さを有し、前記アダプタはタイヤの滑り
止め具を装着した状態において一部がタイヤのトレッド
より外部へ突出する突出部を有し、アダプタは少なくと
も該突出部が硬質に構成されているタイヤの滑り止め具
においてアダプタは条材に嵌合する中心孔を持つ円筒状
で該円筒外周に突出部としてタイヤのトレッドに設けた
周方向の縦溝と交叉する横溝に嵌入するつばを設けたこ
とを特徴とするタイヤの滑り止め具である。
プタを設け、該アダプタ付の条材の両端部に該条材を輪
状にして結合するための係脱可能な端部結合手段を設
け、前記アダプタ付の条材は両端を前記端部結合手段で
結合した状態でタイヤのトレッドに設けた周方向の縦溝
に収容される長さを有し、前記アダプタはタイヤの滑り
止め具を装着した状態において一部がタイヤのトレッド
より外部へ突出する突出部を有し、アダプタは少なくと
も該突出部が硬質に構成されているタイヤの滑り止め具
においてアダプタは条材に嵌合する中心孔を持つ円筒状
で該円筒外周に突出部としてタイヤのトレッドに設けた
周方向の縦溝と交叉する横溝に嵌入するつばを設けたこ
とを特徴とするタイヤの滑り止め具である。
この考案の第2の考案は条材に間隔をおいて多数のアダ
プタを設け、該アダプタ付の条材の両端部に該条材を輪
状にして結合するための係脱可能な端部結合手段を設
け、前記アダプタ付の条材は両端を前記端部結合手段で
結合した状態でタイヤのトレッドに設けた周方向の縦溝
に収容される長さを有し、前記アダプタはタイヤに滑り
止め具を装着した状態において一部がタイヤのトレッド
より外部へ突出する突出部を有し、アダプタは少なくと
も該突出部が硬質に構成されているタイヤの滑り止め具
において、アダプタは断面U字形であって、U字断面の
端部から突出する突出部を備え、長手方向の両側にタイ
ヤのトレッドに設けた周方向の縦溝に交叉する横溝に嵌
合する突部を有し、アダプタのU字溝にワイヤを収容し
て、中間部をU字断面の両縁側に互いに近ずけるように
圧縮変形してワイヤに固定されたことを特徴とするタイ
ヤの滑り止め具である。
プタを設け、該アダプタ付の条材の両端部に該条材を輪
状にして結合するための係脱可能な端部結合手段を設
け、前記アダプタ付の条材は両端を前記端部結合手段で
結合した状態でタイヤのトレッドに設けた周方向の縦溝
に収容される長さを有し、前記アダプタはタイヤに滑り
止め具を装着した状態において一部がタイヤのトレッド
より外部へ突出する突出部を有し、アダプタは少なくと
も該突出部が硬質に構成されているタイヤの滑り止め具
において、アダプタは断面U字形であって、U字断面の
端部から突出する突出部を備え、長手方向の両側にタイ
ヤのトレッドに設けた周方向の縦溝に交叉する横溝に嵌
合する突部を有し、アダプタのU字溝にワイヤを収容し
て、中間部をU字断面の両縁側に互いに近ずけるように
圧縮変形してワイヤに固定されたことを特徴とするタイ
ヤの滑り止め具である。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図はタイヤTに滑り止め具1を装着しようとしてい
る側面図、第2図、第3図はタイヤの正面図である。条
材A例えばワイヤロープ2(第2図ではばね条20)に間
隔をおいて多数のアダプタ3を設け、該アダプタ3付の
ワイヤロープ2の両端部にワイヤロープ2を輪状にして
結合するための係脱可能な端部結合手段4を設けてあ
る。アダプタ3付のワイヤロープ2は両端を端部結合手
段4で結合した状態でタイヤTのトレッドT1に設けた周
方向の縦溝T2に収容される長さを有する。アダプタ3は
タイヤTに滑り止め具を装着した状態において一部がタ
イヤTのトレッドT1より外部へ突出する突出部5を備え
ている。アダプタ3は少なくとも突出部5が硬質に構成
されている。
る側面図、第2図、第3図はタイヤの正面図である。条
材A例えばワイヤロープ2(第2図ではばね条20)に間
隔をおいて多数のアダプタ3を設け、該アダプタ3付の
ワイヤロープ2の両端部にワイヤロープ2を輪状にして
結合するための係脱可能な端部結合手段4を設けてあ
る。アダプタ3付のワイヤロープ2は両端を端部結合手
段4で結合した状態でタイヤTのトレッドT1に設けた周
方向の縦溝T2に収容される長さを有する。アダプタ3は
タイヤTに滑り止め具を装着した状態において一部がタ
イヤTのトレッドT1より外部へ突出する突出部5を備え
ている。アダプタ3は少なくとも突出部5が硬質に構成
されている。
上記構成の滑り止め具1をタイヤTに装着時、ワイヤロ
ープ2はタイヤTの周方向の縦溝T2内に収容されるが、
トレッドT1が接地状態においてもトレッドT1面外へ出な
いことが望ましい。
ープ2はタイヤTの周方向の縦溝T2内に収容されるが、
トレッドT1が接地状態においてもトレッドT1面外へ出な
いことが望ましい。
上記において条材Aはゴム条、芯材に強度の大きい合成
樹脂条を設けたゴム条、ナイロン(商品名)、ステンレ
ス綿材等強度、耐水性がある線条を含む。尚以下の説明
で条材の符号Aは省略する。
樹脂条を設けたゴム条、ナイロン(商品名)、ステンレ
ス綿材等強度、耐水性がある線条を含む。尚以下の説明
で条材の符号Aは省略する。
第4図は第1図、第3図に示したアダプタ3の斜視図、
第5図は第4図の平面図、第6図はアダプタ3とタイヤ
Tの関係を示す縦断面図である。アダプタ3の本体部7
は断面U字形であって長手方向の両端部にはU字形断面
の縁部から突出するように突出部5を設けてある。本体
部7にはその長手方向の両側にタイヤTのトレッドT1の
周方向の縦溝T2に交叉する横溝T3に嵌合する突部8を有
する。本体部7のU字溝にワイヤロープ2を収容して、
矢印イで示すように本体部7の中間部をU字断面の両縁
側を互いに近づけるように圧縮変形してワイヤロープ2
にアダプタ3を固定してある。このアダプタ3はタイヤ
Tの横溝T3に嵌合できるように等しい間隔でワイヤロー
プ2に固定されている。タイヤTへのこの滑り止め具1
を装着すると第6図に示すようにワイヤロープ2はタイ
ヤTの縦溝T2中に収容されると共にアダプタ3の本体部
7は縦溝T2中に密に嵌合して収容され、突部8はタイヤ
Tの横溝T3に嵌入する。このアダプタ3は少なくとも突
出部5を焼入するため、硬鋼材、特殊鋼で作られる。
第5図は第4図の平面図、第6図はアダプタ3とタイヤ
Tの関係を示す縦断面図である。アダプタ3の本体部7
は断面U字形であって長手方向の両端部にはU字形断面
の縁部から突出するように突出部5を設けてある。本体
部7にはその長手方向の両側にタイヤTのトレッドT1の
周方向の縦溝T2に交叉する横溝T3に嵌合する突部8を有
する。本体部7のU字溝にワイヤロープ2を収容して、
矢印イで示すように本体部7の中間部をU字断面の両縁
側を互いに近づけるように圧縮変形してワイヤロープ2
にアダプタ3を固定してある。このアダプタ3はタイヤ
Tの横溝T3に嵌合できるように等しい間隔でワイヤロー
プ2に固定されている。タイヤTへのこの滑り止め具1
を装着すると第6図に示すようにワイヤロープ2はタイ
ヤTの縦溝T2中に収容されると共にアダプタ3の本体部
7は縦溝T2中に密に嵌合して収容され、突部8はタイヤ
Tの横溝T3に嵌入する。このアダプタ3は少なくとも突
出部5を焼入するため、硬鋼材、特殊鋼で作られる。
第7図はワイヤロープ2の端部結合手段4を示す斜視図
である。ワイヤロープ2の両端には夫々掛金9が固定さ
れている。掛金9はその円筒部9aにワイヤロープ2の端
部を挿入し、かしめ或は溶接により固定してある。掛金
9は円筒部9aにつづいて半円筒部9bが設けられ半円筒部
9b端部を折曲して平らな座部9cを設け、座部9cの間にボ
ルト11の直径よりわずかに幅の大きい切込み溝9dを設け
てある。折曲された座部9cの端部は先端部を更に折り返
され、抜止め突起9eが設けられている。ボルト11の端部
には常時ばね座金12が挿入され、ナット13がねじ込んで
ある。
である。ワイヤロープ2の両端には夫々掛金9が固定さ
れている。掛金9はその円筒部9aにワイヤロープ2の端
部を挿入し、かしめ或は溶接により固定してある。掛金
9は円筒部9aにつづいて半円筒部9bが設けられ半円筒部
9b端部を折曲して平らな座部9cを設け、座部9cの間にボ
ルト11の直径よりわずかに幅の大きい切込み溝9dを設け
てある。折曲された座部9cの端部は先端部を更に折り返
され、抜止め突起9eが設けられている。ボルト11の端部
には常時ばね座金12が挿入され、ナット13がねじ込んで
ある。
端部結合手段4は滑り止め具1をタイヤTの縦溝T2に巻
き付けるように嵌め、アダプタ3の突部8をタイヤTの
横溝T3に入れると、第1図、第7図のように掛金9,9は
互いに若干離れている。ここでボルト11を掛金の切込溝
9dに嵌めると、ボルト11の頭は一方の掛金9の半円筒部
9b内の納まり、ばね座金12及びナット13は他方の掛金9
の半円筒部9b内に納まる。そこで自在六角レンチ14を用
いてナット13を回転すると、掛金9,9は互いに引寄せら
れ、ワイヤロープ2に張力が与えられる。座部9c,9cが
接すると、ボルト11の頭及びナット13は抜止め突起9e下
にくるのでボルト11が掛金9から外れることはない。
き付けるように嵌め、アダプタ3の突部8をタイヤTの
横溝T3に入れると、第1図、第7図のように掛金9,9は
互いに若干離れている。ここでボルト11を掛金の切込溝
9dに嵌めると、ボルト11の頭は一方の掛金9の半円筒部
9b内の納まり、ばね座金12及びナット13は他方の掛金9
の半円筒部9b内に納まる。そこで自在六角レンチ14を用
いてナット13を回転すると、掛金9,9は互いに引寄せら
れ、ワイヤロープ2に張力が与えられる。座部9c,9cが
接すると、ボルト11の頭及びナット13は抜止め突起9e下
にくるのでボルト11が掛金9から外れることはない。
第8図は滑り止め具の他の実施例である。この実施例で
は条材としてワイヤロープ2を用いずばね用線材を引張
コイルばね状に捲回したばね条20を用いている。ばね条
20の端部結合手段4は一端にフック21を取付け、他端に
該フック21に係合する受金22を取付ける。第10図はフッ
ク21のばね条20への取付けを示した縦断面図である。フ
ック21の根本21aには山部がばね条20の内側のらせん溝
に嵌合するねじが切られている。そしてフック21の根本
21aに嵌合する孔23aを持つ端板23bとばね条20の外周に
圧入される円筒部23cを持つ締め具23を有する。フック2
1のばね条20への取付けはフック21の根本21aに締め具23
を挿入した上、フック21の根本をばね条20へねじ込み、
次に締め具23をばね条20へ圧入する。受金22のばね条20
への取付け構造はフック21のばね条20への取付構造と同
様である。
は条材としてワイヤロープ2を用いずばね用線材を引張
コイルばね状に捲回したばね条20を用いている。ばね条
20の端部結合手段4は一端にフック21を取付け、他端に
該フック21に係合する受金22を取付ける。第10図はフッ
ク21のばね条20への取付けを示した縦断面図である。フ
ック21の根本21aには山部がばね条20の内側のらせん溝
に嵌合するねじが切られている。そしてフック21の根本
21aに嵌合する孔23aを持つ端板23bとばね条20の外周に
圧入される円筒部23cを持つ締め具23を有する。フック2
1のばね条20への取付けはフック21の根本21aに締め具23
を挿入した上、フック21の根本をばね条20へねじ込み、
次に締め具23をばね条20へ圧入する。受金22のばね条20
への取付け構造はフック21のばね条20への取付構造と同
様である。
ばね条20には間隔をおいてアダプタ3が取着されてい
る。このアダプタ3は第9図、第11図に示すようばね条
20の嵌入する円筒孔24を持つ鋼製の円筒部25の外周につ
ば26を備えている。つば26はばね座金又は円筒部25と一
体であり、一体の場合は鋼製で焼入する。アダプタ3は
ばね条20を伸張し縮径した状態で挿入し、ばね条20を自
然状態へ戻すと拡径して円筒孔24を圧してばね条20に固
定される。
る。このアダプタ3は第9図、第11図に示すようばね条
20の嵌入する円筒孔24を持つ鋼製の円筒部25の外周につ
ば26を備えている。つば26はばね座金又は円筒部25と一
体であり、一体の場合は鋼製で焼入する。アダプタ3は
ばね条20を伸張し縮径した状態で挿入し、ばね条20を自
然状態へ戻すと拡径して円筒孔24を圧してばね条20に固
定される。
アダプタ3は横溝T3のタイヤTの周方向のピッチよりも
やや短かく配列されている。タイヤTへの上記滑り止め
具1の取付けはばね条20にやや伸張力を加え乍ら、第12
図に示すようにアダプタ3のつば26をタイヤTの横溝T3
に入れるようにして縦溝T2に嵌め込む。そしてフック2
1、受金22間を引寄せて引掛ける。従って取付状態では
ばね条20は伸張状態にあり、つば26の一部がトレッドT1
から突出する。
やや短かく配列されている。タイヤTへの上記滑り止め
具1の取付けはばね条20にやや伸張力を加え乍ら、第12
図に示すようにアダプタ3のつば26をタイヤTの横溝T3
に入れるようにして縦溝T2に嵌め込む。そしてフック2
1、受金22間を引寄せて引掛ける。従って取付状態では
ばね条20は伸張状態にあり、つば26の一部がトレッドT1
から突出する。
この実施例でばね条20に対してアダプタ3が移動出来る
ように円筒孔24の直径を定めておくと、横溝T3のタイヤ
Tの周方向のピッチが異なるタイヤTに使用できる。
ように円筒孔24の直径を定めておくと、横溝T3のタイヤ
Tの周方向のピッチが異なるタイヤTに使用できる。
第13図は滑り止め具の更に他の実施例である。この実施
例はワイヤロープ2とばね条20を結合したもので、アダ
プタ3は第4図に示す実施例のアダプタを用いてある。
ただし、ばね条20に取着した一個のアダプタ3′は第4
図の実施例のアダプタで突部8を備えないものである。
各アダプタ3は本体部7を圧して変形してワイヤロープ
2、ばね条20に取付けてある。ただし、ワイヤロープ2
とばね条20の連結を行うアダプタ3Aはワイヤロープ2、
ばね条20にスポット溶接してある。受金22′は根本を拡
径してアダプタ3の本体部7に挿入され受金22′の首部
22′a側においてアダプタ3の本体部7を変形させ取付
けてある。この実施例では滑り止め具1をタイヤTの縦
溝T2にはめ込み、ばね条20部分を伸張してフック21を受
金22′に引掛けると取付けられる。
例はワイヤロープ2とばね条20を結合したもので、アダ
プタ3は第4図に示す実施例のアダプタを用いてある。
ただし、ばね条20に取着した一個のアダプタ3′は第4
図の実施例のアダプタで突部8を備えないものである。
各アダプタ3は本体部7を圧して変形してワイヤロープ
2、ばね条20に取付けてある。ただし、ワイヤロープ2
とばね条20の連結を行うアダプタ3Aはワイヤロープ2、
ばね条20にスポット溶接してある。受金22′は根本を拡
径してアダプタ3の本体部7に挿入され受金22′の首部
22′a側においてアダプタ3の本体部7を変形させ取付
けてある。この実施例では滑り止め具1をタイヤTの縦
溝T2にはめ込み、ばね条20部分を伸張してフック21を受
金22′に引掛けると取付けられる。
本考案の各実施例の滑り止め具1は鋼製チェンその他の
滑り止め具を附した前二輪または後二輪、以外の駆動力
のない二輪又はトルク配分の小さい二輪に取着する。取
付けは例えば第14図に示すように自動車を移動して、滑
り止め具1を取付けるべきタイヤTを例えば地上28に置
いた枕木27上にのせて取付けると簡単である。取外し
も、同様な状態で行う。第1実施例では自在レンチ14で
ナット13をゆるめてボルト1と共に掛金9,9から外し、
第2、第3実施例ではフック21と受金22,22′間を外
す。各実施例共タイヤTへの装着状態においてタイヤT
のトレッドT1から突出部5が突出しているので凍結路に
くい込み、横滑りを防止できる。
滑り止め具を附した前二輪または後二輪、以外の駆動力
のない二輪又はトルク配分の小さい二輪に取着する。取
付けは例えば第14図に示すように自動車を移動して、滑
り止め具1を取付けるべきタイヤTを例えば地上28に置
いた枕木27上にのせて取付けると簡単である。取外し
も、同様な状態で行う。第1実施例では自在レンチ14で
ナット13をゆるめてボルト1と共に掛金9,9から外し、
第2、第3実施例ではフック21と受金22,22′間を外
す。各実施例共タイヤTへの装着状態においてタイヤT
のトレッドT1から突出部5が突出しているので凍結路に
くい込み、横滑りを防止できる。
実施例はアダプタにタイヤの横溝に嵌入する突部を設け
たが、突部は一部又は全部を省くことも出来る。
たが、突部は一部又は全部を省くことも出来る。
実施例は条材としてワイヤロープ、ばね条を用いたが単
線のワイヤ、ナイロン(商品名)線を用いることもでき
る。
線のワイヤ、ナイロン(商品名)線を用いることもでき
る。
本考案の実施例は条材に間隔をおいて多数のアダプタを
設け、端部結合手段により輪状とすることを可能とし
て、タイヤの周方向の縦溝に嵌合したので、ジャッキを
用いて車輪を地上から浮上させる準備作業は不要で、車
輪のトレッド片面を路上に置いた物にのり上げればよい
ので滑り止め具の着脱の準備が簡単で早くできる。タイ
ヤへの滑り止め具の着脱は一本の滑り止め具をタイヤの
縦溝に嵌め込み、端部結合手段で連結するだけで容易
に、素早く出来、タイヤへの滑り止め具の装着状態にお
いてアダプタの一部がタイヤのトレッドから突出するの
で凍結路におけるタイヤの横滑りを防止出来る。安価で
ある等の効果がある。
設け、端部結合手段により輪状とすることを可能とし
て、タイヤの周方向の縦溝に嵌合したので、ジャッキを
用いて車輪を地上から浮上させる準備作業は不要で、車
輪のトレッド片面を路上に置いた物にのり上げればよい
ので滑り止め具の着脱の準備が簡単で早くできる。タイ
ヤへの滑り止め具の着脱は一本の滑り止め具をタイヤの
縦溝に嵌め込み、端部結合手段で連結するだけで容易
に、素早く出来、タイヤへの滑り止め具の装着状態にお
いてアダプタの一部がタイヤのトレッドから突出するの
で凍結路におけるタイヤの横滑りを防止出来る。安価で
ある等の効果がある。
本考案の第1の考案はアダプタを条材に嵌合する中心孔
をもつ円筒状で該円筒外周につばを設けたため、つばの
全周がタイヤのトレッドから突出する突出部として用い
られるから、位置を変えることにより、つばの周囲を順
次用いることができるので長寿命である。
をもつ円筒状で該円筒外周につばを設けたため、つばの
全周がタイヤのトレッドから突出する突出部として用い
られるから、位置を変えることにより、つばの周囲を順
次用いることができるので長寿命である。
本考案の第2の考案はアダプタをU字形断面にしてU字
溝内に挿入した条材を本体部を圧縮変形して条材に固定
するようにしたから、アダプタの製作が容易で安価であ
り、アダプタの条材への取付けも簡単で工数が少ないの
で滑り止め具が安価に出来る。
溝内に挿入した条材を本体部を圧縮変形して条材に固定
するようにしたから、アダプタの製作が容易で安価であ
り、アダプタの条材への取付けも簡単で工数が少ないの
で滑り止め具が安価に出来る。
図面は何れも本考案の実施例を示し、第1図は滑り止め
具の装着中の側面図、第2図、第3図は夫々がタイヤを
示す正面図、第4図はアダプタの斜視図、第5図は第4
図の平面図、第6図は第4図のアダプタ付の滑り止め具
をタイヤに装着したタイヤの半径方向断面図、第7図は
端部結合手段の斜視図、第8図は本考案の他の実施例の
側面図、第9図は第8図のアダプタの斜視図、第10図は
第8図の端部結合手段の取付例を示す縦断面図、第11図
は第8図の縦断面図、第12図は第8図の滑り止め具をタ
イヤに装着した状態を示すタイヤの半径方向の断面図、
第13図は本考案の更に他の実施例の側面図、第14図はタ
イヤに本考案の滑り止め具を装着する際の準備を示す背
面図である。 A……条材、T……タイヤ、T1……トレッド、T2……縦
溝、T3……横溝、1……滑り止め具、2……ワイヤロー
プ、3,3′……アダプタ、4……端部結合手段、5……
突出部、7……本体部、8……突部、9……掛金、9a…
…円筒部、9b……半円筒部、9c……座部、9d……切込み
溝、9e……抜止め突起、11……ボルト、12……ばね座
金、13……ナット、14……自在六角レンチ、20……ばね
条、21……フック、21a……根本、22,22′……受金、2
2′a……首部、23……締め具、23a……孔、23b……端
板、23c……円筒部、24……円筒孔、25……円筒部、26
……つば、27……枕木、28……地上。
具の装着中の側面図、第2図、第3図は夫々がタイヤを
示す正面図、第4図はアダプタの斜視図、第5図は第4
図の平面図、第6図は第4図のアダプタ付の滑り止め具
をタイヤに装着したタイヤの半径方向断面図、第7図は
端部結合手段の斜視図、第8図は本考案の他の実施例の
側面図、第9図は第8図のアダプタの斜視図、第10図は
第8図の端部結合手段の取付例を示す縦断面図、第11図
は第8図の縦断面図、第12図は第8図の滑り止め具をタ
イヤに装着した状態を示すタイヤの半径方向の断面図、
第13図は本考案の更に他の実施例の側面図、第14図はタ
イヤに本考案の滑り止め具を装着する際の準備を示す背
面図である。 A……条材、T……タイヤ、T1……トレッド、T2……縦
溝、T3……横溝、1……滑り止め具、2……ワイヤロー
プ、3,3′……アダプタ、4……端部結合手段、5……
突出部、7……本体部、8……突部、9……掛金、9a…
…円筒部、9b……半円筒部、9c……座部、9d……切込み
溝、9e……抜止め突起、11……ボルト、12……ばね座
金、13……ナット、14……自在六角レンチ、20……ばね
条、21……フック、21a……根本、22,22′……受金、2
2′a……首部、23……締め具、23a……孔、23b……端
板、23c……円筒部、24……円筒孔、25……円筒部、26
……つば、27……枕木、28……地上。
Claims (2)
- 【請求項1】条材に間隔をおいて多数のアダプタを設
け、該アダプタ付の条材の両端部に該条材を輪状にして
結合するための係脱可能な端部結合手段を設け、前記ア
ダプタ付の条材は両端を前記端部結合手段で結合した状
態でタイヤのトレッドに設けた周方向の縦溝に収容され
る長さを有し、前記アダプタはタイヤに滑り止め具を装
着した状態において一部がタイヤのトレッドより外部へ
突出する突出部を有し、アダプタは少なくとも該突出部
が硬質に構成されているタイヤの滑り止め具において、
アダプタは条材に嵌合する中心孔を持つ円筒状で該円筒
外周に突出部としてタイヤのトレッドに設けた周方向の
縦溝と交叉する横溝に嵌入するつばを設けたことを特徴
とするタイヤの滑り止め具。 - 【請求項2】条材に間隔をおいて多数のアダプタを設
け、該アダプタ付の条材の両端部に該条材を輪状にして
結合するための係脱可能な端部結合手段を設け、前記ア
ダプタ付の条材は両端を前記端部結合手段で結合した状
態でタイヤのトレッドに設けた周方向の縦溝に収容され
る長さを有し、前記アダプタはタイヤに滑り止め具を装
着した状態において一部がタイヤのトレッドより外部へ
突出する突出部を有し、アダプタは少なくとも該突出部
が硬質に構成されているタイヤの滑り止め具において、
アダプタは断面U字形であって、U字断面の端部から突
出する突出部を備え、長手方向の両側にタイヤのトレッ
ドに設けた周方向の縦溝に交叉する横溝に嵌合する突部
を有し、アダプタのU字溝にワイヤを収容して、中間部
をU字断面の両縁側を互いに近ずけるように圧縮変形し
てワイヤに固定されたことを特徴とするタイヤの滑り止
め具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990027501U JPH0742809Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | タイヤの滑り止め具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990027501U JPH0742809Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | タイヤの滑り止め具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03118103U JPH03118103U (ja) | 1991-12-05 |
| JPH0742809Y2 true JPH0742809Y2 (ja) | 1995-10-04 |
Family
ID=31530351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990027501U Expired - Fee Related JPH0742809Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | タイヤの滑り止め具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742809Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002316521A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-10-29 | Asari Kenkyusho:Kk | 自動車タイヤにおける凍結又は圧雪路の滑止装置 |
| JP7290301B2 (ja) * | 2018-09-19 | 2023-06-13 | 株式会社共進 | 接続構造体及びその製造方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS473408U (ja) * | 1971-02-01 | 1972-09-05 | ||
| JPS60167954U (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-07 | 三菱電機株式会社 | 熱交換器付換気装置 |
| JPH01215609A (ja) * | 1988-02-23 | 1989-08-29 | Sanden Shoji Kk | タイヤスリップ防止装置の取付用工具 |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP1990027501U patent/JPH0742809Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03118103U (ja) | 1991-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |