JPH0743134U - 真空包装機 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鮮度,防錆を長時間保持し得る高真空度が得
られ、小型,軽量に形成されると共にオイルを使用せ
ず、かつ家庭用の電源で駆動される真空包装機を提供す
る。 【構成】 少なくとも2台によって構成され、ピストン
が往復運動して気体を搬送するオイルレス式ピストンポ
ンプと、前記ポンプによって気圧を吸気される真空チャ
ンバと、前記ポンプを駆動するモータや真空包装される
品物の熱シール用のヒータを自動制御する制御装置と、
前記制御装置によって制御される計器盤やタイマおよび
各種スイッチ類とを備える。
られ、小型,軽量に形成されると共にオイルを使用せ
ず、かつ家庭用の電源で駆動される真空包装機を提供す
る。 【構成】 少なくとも2台によって構成され、ピストン
が往復運動して気体を搬送するオイルレス式ピストンポ
ンプと、前記ポンプによって気圧を吸気される真空チャ
ンバと、前記ポンプを駆動するモータや真空包装される
品物の熱シール用のヒータを自動制御する制御装置と、
前記制御装置によって制御される計器盤やタイマおよび
各種スイッチ類とを備える。
Description
【0001】
本考案は、家庭用の電源で作動される真空包装機に係り、特に、高真空度が得 られ、振動が少なく、手軽に使用し得る真空包装機に関する。
【0002】
食品その他鮮度や防錆を要する品物は、酸素を遮断した状態とすることにより 鮮度や防錆を長期に亘り維持でき、保存が可能となる。 鮮度や防錆を要する品物を、前記のように酸素を遮断した状態とするために、 通常の缶詰加工をするか若しくはビニール袋等に真空状態で封入するようにして いた。 就中、未加工の肉や魚介類または野菜類については、加熱できないので、缶詰 加工は適さず、真空包装がもっとも適当な手段であった。
【0003】 このように品物を真空包装する装置としては真空包装機が採用されるが、従来 の真空包装機は、品物を真空状態の雰囲気とする手段として、油回転真空ポンプ 又はダイヤフラム式真空ポンプが使用されていた。 油回転真空ポンプはロータ,ステータおよび振動翼板等からなり、冷却とシー ル性保持のためオイルが使用される。また、ダイヤフラム式ポンプは偏心回転軸 に固定されたスラムに隔膜を取り付けたものからなり、該隔膜の上下運動により 真空を発生させるものである。
【0004】
品物を真空包装するのは品物の鮮度や防錆を長時間保持するためであるから、 真空度が低いとその目的を充分に達成することがてきない。然るに、従来一般に 使用されているダイヤフラム式ポンプでは、マイナス600mmHg位の真空度 までしか吸気されない。 また、油回転真空ポンプの場合には、冷却剤およびシール剤としてオイルを使 用しているため、オイルミストが生じ真空包装内の中身に悪影響を与える。 また、オイル洩れやオイル劣化が生じ易く、頻繁にメンテナンスを行う必要が あるなどの欠点があった。
【0005】 更に、オイルの油面を安定化させるため、真空包装機全体を水平な状態で、且 つ動揺などがない状態で保持することが必要になり、任意の場所で気軽に使用す ることがてきなかった。 更に、高度の真空状態を達成できる従来の真空包装機は工業用のものが多く、 前記のような肉,魚,野菜等の真空包装を、肉店,魚店或いはコンビニエンスス トア,スーパーマーケット若しくは精密電子部品の工場等、比較的小規模にこの 真空包装を行う場合、100vの家庭用交流電源で用いることができるオイルレ ス式ピストンポンプがなかった。
【0006】 本考案は、如上従来技術の欠点に鑑み、鮮度や防錆を長時間保持するのに充分 な真空度が得られ、小型,軽量に形成されると共に、オイルを使用しないオイル レス式ピストンポンプを直列に作用するように構成し、且つ、家庭用の電源で駆 動できる真空包装機を提供することを目的とする。
【0007】
本考案は、真空包装機において、少なくとも2台によって構成され、ピストン が往復運動して気体を搬送するオイルレス式ピストンポンプと、前記ポンプによ って気圧を吸気される真空チャンバと、前記ポンプを駆動するモータや真空包装 される品物の熱シール用のヒータを自動制御する制御装置と、前記制御装置によ って制御される計器盤やタイマおよび各種スイッチ類とを備え、前記少なくとも 2台のオイルレス式ピストンポンプは、少なくとも一番目のポンプが真空チャン バに接続して内部を排気し、該一番目のポンプの排気側と二番目のポンプの吸気 側とを接続する直列接続をし、最終番目のポンプが前記真空チャンバ外部に排気 するようにした。
【0008】
本考案によれば、オイルレス式ピストンポンプを少なくとも2台以上直列に連 結し、真空チャンバ内の吸気を行うようにしたから、チャンバ内を高真空度に保 持することができる。 更に、本考案に使用されるポンプはオイルレス式のため、オイルミストの発生 やオイルメンテナンスの煩わしさがなくなり、極めて取り扱い便利になる。 また、本考案によればオイルフリーのため、機体を水平保持する必要がなくな り、任意の姿勢で設置することができる。 更に、本考案のポンプは家庭電源により作動する駆動モータをクランク回転部 に連結したもので小型,軽量に形成される。そのため、機体構造をコンパクトに 形成することができる。
【0009】
以下、本考案を図示した実施例に基づき具体的に説明する。 図1は本実施例の主要構成部の配置及び連結関係を示す構成図、図2は真空チ ャンバまわりの外観を示す正面図、図3は図2の右側面図、図4は図2の平面図 である。
【0010】 図1に示すように、本実施例では2個のオイルレス式ピストンポンプ1,2を 直列に構成し、作用するようにしたものを用いている。 説明の都合上、真空チャンバ3側に連通する第一番目のオイルレス式ピストン ポンプを第一のポンプ1とし、それに直列に連結される第二番目のオイルレス式 ピストンポンプを第二のポンプ2とする。該第一のポンプ1,第二のポンプ2は 単一のモータ13によって駆動される。
【0011】 真空包装機のケース本体4内には第一および第二のポンプ1,2のほか、制御 装置5と、トランス6と、ヒータ7と、必要に応じて不活性ガス供給のためのノ ズル8および排気のフイルタ9等が配設される。 各部分の作動を制御する制御装置5は、ケース本体4の外部側に配置される計 器類10に接続されている。
【0012】 図1および図2に示すように、真空チャンバ3には、該真空チャンバ3内から 気圧を吸い出す吸気管11の一端側が連結し、吸気管11の他端側は電磁弁 を介して第一のポンプ1の吸気口12に連結している。 また、ヒータ7も図1に示すように真空チャンバ3内に配設される。また、ノ ズル8も、供給管14を介して図示していないガスボンベなどに連結され、不活 性ガス等をビニール袋36内に注入可能なようにされている。
【0013】 第一のポンプ1および第二のポンプ2はほぼ同一構造のものからなり、シリン ダケース16,16,ピストン17,17,クランク回転部18,18,駆動モ ータ13および吸気バルブ20,排気バルブ21等から構成される。モータ13 はクランク回転部18と直結して配置される。ピストン17の往復運動に同期し て吸気バルブ20および排気バルブ21が交互に開閉し吸気および排気を行う。 第一のポンプ1の排気側と第二のポンプ2の吸気側とは連結管22により連結さ れる。
【0014】 また、第二のポンプ2の排気口23はケース本体4内において、フイルタ9を 介して排気する。そして、図3に示すようにケース本体4にはルーバ24が形成 されるため、ケース本体4内は外気側に連通し、該ケース4内部が昇圧すること はない。 また、第一のポンプ1と第二のポンプ2とは第一のポンプ1のピストン17が 上死点にきた場合に第二のポンプ2のピストン17が下死点にくるように配設さ れている。
【0015】 次に、図2乃至図4により本実施例の真空包装機の外観構造を説明する。 内部に空胴部を形成するケース本体4の上方側には真空チャンバ3を形成して いる。また、前記したように真空チャンバ3内には吸気管11,ヒータ7および 不活性ガスの注入用のノズル8等が配置される。 ケース本体4には蓋体26がヒンヂ27が開閉自在に片持ち支持で取り付けら れる。蓋体26で真空チャンバ3を覆い被せることにより真空チャンバ3が密閉 状態になる。
【0016】 なお、真空チャンバ3および蓋体26の当接部には図略のシール部材が設けら れ、シールの完全化を図っている。蓋体26には真空チャンバ3内を観察するた めのガラス28が設けられ、開閉のための取手29が固定される。 図2乃至図4に示すように計器類10は、本実施例ではバッキュームメータ3 0,ガスタイマ31,シールヒータタイマ32,バッキュームタイマ33と各種 のスイッチ類34等からなり、ケース本体4の外部側にそれぞれ配置される。
【0017】 次に、本実施例による真空包装機の作動について説明する。 図1に示すように、蓋体26を開口状態にし、そしてビニール袋36内に品物 35を格納し、該ビニール袋36の口元37を開口した状態で真空チャンバ3内 に入れる。この場合、口元37をヒータ7に載置させて置く。 次に、蓋体26を閉じ、スイッチ類の電源ボタンをONにしバッキュームタイ マ33をセットしバッキューム開始ボタンをONにし、モータ13を始動させて 第一および第二のポンプ1,2の作動を開始させる。
【0018】 真空チヤンバ3およびビニール袋36内の気圧は吸気管11から吸気バルブ2 0によって第一のポンプ1内に吸気される。 第一のポンプ1のピストン17が排気方向に移動すると、第一のポンプ1の吸 気バルブ20が閉口され、逆に排気バルブ21が開口する。 第一のポンプ1のピストン17が上死点に達して更に運動を続けると、第二の ポンプ2のピストン17が下死点から上死点に移動を始める。
【0019】 第一のピストン17が上死点から下死点へ移行するとき、第二のピストン17 は上死点の状態から下死点の状態へ移行し、第一のポンプ1から第二のポンプ2 の方へ連結管22を介し吸気を開始する。 第二のポンプ2のピストン17が排気運動を開始すると、排気バルブ21を介 し吸気管11から吸気された気圧がフイルタ9を介してケース本体4内に排気さ れ、更にルーバ24を介し外気側に放出される。
【0020】 以上の動作を繰り返し行うことにより真空チャンバ3およびビニール袋36内 の気圧が真空になり、バッキュームタイマ33のセット時間を経過すると所望の 真空状態に保持される。 上記において、ピストン17の作動が繰り返されるに連れて、真空チャンバ3 内の気圧が徐々に低下するが、第一のポンプ1内の気圧は排気する都度第二のポ ンプ2によって吸気され、更に低い気圧にされる。このように第一のポンプ1と 第二のポンプ2とが交互に吸気することによって真空チャンバ3内の気圧は殆ど 絶対真空であるマイナス760mmHgに近い値が実現された。 本実施例では、実用的に約マイナス750mmHgの真空を得られることがが 実証された。
【0021】 真空チャンバ3内の気圧が所定の値に達すると、開放されていた電磁弁15が 制御装置5により作動して吸気口12を閉ざし、また同時に閉鎖されていた電磁 弁19が作動されて開放される。この電磁弁19の開放作動により、エアシリン ダ25が作動し、ヒータ7を押し上げて蓋体26の突出部との間に口元37を挟 み付ける。 この状態で、前記制御装置5によりヒータ7に電流を通電せしめ、ビニール袋 36の口元37を融着して密封する。
【0022】 前記口元37の密封によって品物35の真空包装が完了するので、再び制御装 置5が作動し、電磁弁15を開放すると同時にモータ13を停止させる。従って フイルタ9から吸気管11を介して気圧が真空チャンバ3内に流入し、大気圧と するから、蓋体26の密閉状態が解除される。 次に、蓋体26を開き、ビニール袋36に真空封入された品物35を取り出し て必要に応じてビニール袋に納めた次の品物を、真空チャンバ3内に再び載置し て前記真空包装工程を再び開始する。
【0023】 以上において、高度の真空状態であっても、尚且つ微量の酸素等が含まれてい るため、これでは不都合であるような場合には、ビニール袋36内に窒素等の不 活性ガスを注入し、これによって、ビニール袋36内は酸素を含有していない雰 囲気中で真空状態となる。 前記の如く不活性ガスが必要な場合、前記の真空包装の工程に先立ってガスタ イマ31をセットする。制御装置5はノズル8を作動させ、該ノズル8を介して ビニール袋36内に不活性ガスを送る。
【0024】 また、以上の説明において、オイルレス式ピストンポンプを2個使用する実施 例について説明したが、それに限定するものではない。即ち、第一,第二のポン プ1,2以外に同様な第三のポンプ,第四のポンプを並列に並べ、吸気管を分岐 させてそれぞれが真空チャンバ内の気圧を低下させるようにすれば所定真空気圧 に到達する時間を短縮することができる。 また、本実施例では半自動的操作により真空包装を行うように構成されている が、完全自動化にすることも勿論可能であり、容易に実施できる。
【0025】
本考案によれば、次のような顕著な効果を奏する。 1)オイルレス式ピストンポンプを少なくとも2台以上直列に連結し、真空チ ャンバ内の吸気を行うようにしたから、チャンバ内を高真空度に保持することが できる。 2)本考案に使用されるポンプはオイルレス式のため、オイルミストの発生や オイルメンテナンスの煩わしさがなくなり、極めて取り扱い便利になる。 3)オイルフリーのため、機体を水平保持する必要がなくなり、任意の姿勢で 設置することができる。 4)本考案のポンプは家庭電源により作動する駆動モータをクランク回転部に 連結したもので小型,軽量に形成される。そのため、機体構造をコンパクトに形 成することができる。
【図1】本考案の一実施例の主要構成部の概要を示す構
成図である。
成図である。
【図2】本実施例の正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2の平面図である。
1 第一のポンプ 2 第二のポンプ 3 真空チャンバ 4 ケース本体 5 制御装置 6 トランス 7 ヒータ 8 ノズル 9 フイルタ 10 計器類 11 吸気管 12 吸気口 13 モータ 14 供給管 15 電磁弁 16 シリンダケース 17 ピストン 18 クランク回転部 19 電磁弁 20 吸気バルブ 21 排気バルブ 22 連結管 23 排気口 24 ルーバ 25 エアシリンダ 26 蓋体 27 ヒンヂ 28 ガラス 29 取手 30 バッキュームメータ 31 ガスタイマ 32 シールヒータタイマ 33 バッキュームタイマ 34 スイッチ類 35 品物 36 ビニール袋 37 口元
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも2台によって構成され、ピス
トンが往復運動して気体を搬送するオイルレス式ピスト
ンポンプと、 前記ポンプによって気圧を吸気される真空チャンバと、 前記ポンプを駆動するモータや真空包装される品物の熱
シール用のヒータを自動制御する制御装置と、 前記制御装置によって制御される計器盤やタイマおよび
各種スイッチ類とを備え、 前記少なくとも2台のオイルレス式ピストンポンプは、
少なくとも一番目のポンプが真空チャンバに接続して内
部を排気し、該一番目のポンプの排気側と二番目のポン
プの吸気側とを直列接続し、最終番目のポンプが前記真
空チャンバ外部に排気することを特徴とする真空包装
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6775893U JPH0743134U (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 真空包装機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6775893U JPH0743134U (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 真空包装機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0743134U true JPH0743134U (ja) | 1995-08-18 |
Family
ID=13354166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6775893U Pending JPH0743134U (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 真空包装機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743134U (ja) |
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-
1993
- 1993-12-20 JP JP6775893U patent/JPH0743134U/ja active Pending
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