JPH0743216B2 - 複式溶解設備の操業方法 - Google Patents

複式溶解設備の操業方法

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JPH0743216B2
JPH0743216B2 JP61022926A JP2292686A JPH0743216B2 JP H0743216 B2 JPH0743216 B2 JP H0743216B2 JP 61022926 A JP61022926 A JP 61022926A JP 2292686 A JP2292686 A JP 2292686A JP H0743216 B2 JPH0743216 B2 JP H0743216B2
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melting
furnace body
furnace
molten metal
bodies
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昌二 古谷
雅行 青鹿
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスクラップ等を溶解する複式溶解設備の操業
方法の改良に関し、夜間電力の利用率の向上による製品
コストの低減と操業の弾力性の向上を企図したものであ
る。
〔従来の技術〕
スクラップ(屑鉄)を溶解して行なう製鋼には、電気炉
を用いる溶解設備が使用されるのが一般である。この電
気炉溶解設備では、原料となるスクラップを炉体内に装
入し、アーク熱によって溶解したのち、出湯し、出湯後
炉体内面の耐火物を補修し、再び原料を装入することを
繰り返して操業が行われる。
このような操業のサイクルの短縮化をはかるため2基1
対の炉体を設置し、一方の炉体の操業中に他方の炉体で
操業準備を行なうとともに、操業中の炉体で発生する高
温の廃ガスを利用して予熱を行なう複式電気設備が使用
されつつある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような複式電気炉設備を用いることで、操業サイク
ルの短縮化と熱エネルギの回収とが行なわれるが、製鋼
コストの大部分は電力量によって定まり、製鋼コストの
低減のためには、電力コストの低減をはかる必要があ
る。
この電力コストは昼間と夜間とで異なり、夜間電力を有
効に使用すれば製鋼コストの低減がはかれるのである
が、従来の複式電気炉設備では、夜間電力をフルに使用
して短時間に多量の溶湯を生産したとしても後工程の造
塊工程などの能力で制約を受け、夜間電力の利用率を高
めることができなかった。
また、従来の複式電気炉設備では、造塊工程などでトラ
ブルが生じて溶湯を戻さねばならない湯戻しなどを迅速
に行なうことができず、設備や操業の弾力性に欠けると
いう問題がある。
この発明はかかる従来技術に鑑みてなされたもので、夜
間電力を有効に利用して溶解できるとともに、後工程の
トラブル等に対しても弾力的に対応できる複式溶解設備
の操業方法を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためこの発明は、交互に操業運転
と待機予熱とされる2基一対の炉体にプラスして前記2
基一対の炉体の貯溜量より多量の溶湯を貯溜することの
出来る第3の炉体及びこれら3基の炉体に共用できる1
基の溶解電源装置からなる複式溶解設備を用いて、夜間
などの電力料金の安い時間帯には2基一対の炉体は電力
をフルに使用して操業運転と待機予熱とを繰り返して溶
解し、後工程で余分となる溶湯を第3の炉体に順次貯溜
しながら保熱を行い、電力料金の高い時間帯には2基一
対の炉体では操業側の炉体での溶解が終了する直前に第
3の炉体に貯溜された溶湯の所定量を待機予熱側の炉体
に供給することにより得られる熱を補助として使用する
溶解加熱を行い、この溶解加熱により前記溶解電源装置
の余った能力で第3の炉体に貯溜されている溶湯の保熱
を行うことを特徴とするものである。
〔作 用〕
交互に操業運転される2基1対の炉体にブラスして多量
の溶湯を貯溜することのできる第3の炉体を設け、夜間
などの電力料金の安い時間帯には電力をフルに使用して
余分の溶湯を貯溜し、その溶湯を電力料金の高い時間帯
に有効活用して製鋼コストの低減をはかるとともに、溶
湯の貯溜機能により操業の弾力性の向上をはかってい
る。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の複式溶解設備の一実施例の概略構成
を示す平面図である。
複式溶解設備10は、操業側と待機予熱側とに交互に変え
られて使用される2基1対の溶解用の炉体11,12を具え
ており、さらに、これらの炉体11,12の中間に溶湯を貯
溜するための炉体13が設置してあり、これらの3基の炉
体11,12,13が同一円周上に配置されている。
溶湯貯溜用の炉体13は、後工程で使用される溶湯以上の
余分な溶湯を貯溜するものであり、溶解用の炉体11,12
の5〜10倍の容量のものが使用される。
これら3基の炉体11,12,13には1基の溶解電源装置14が
共用できるように3基の炉体の中心部に設置されてお
り、それぞれの炉体11,12,13には、電極15を挿着するた
めの電極孔16が形成してある。これら電極15は2次側導
体17および給電用可撓ケーブル18を介して炉用変圧器19
に接続されるとともに、図示しない電極昇降機構および
電極移動機構で所定の炉体11,12,13のいずれかに旋回移
動することができるようになっている。
かように構成した複式溶解設備10の操業方法にかかるス
クラップの溶解作業は、まず、溶解用の炉体11,12のう
ち一方の炉体11を操業側とし、他方の炉体12を待機予熱
側とする。
操業側の炉体11では、炉内にスクラップを装入し、電極
孔16に電極15を挿着してアーク熱によって溶解を行なっ
ており、他方の炉体12では、次の操業に供えて装入され
たスクラップが操業側の炉体11からの高温廃ガスで予熱
されている。(両炉体を結ぶ排ガスダクトは図示省略) そして、操業側の炉体11での溶解が終了する直前に、溶
湯貯溜用の炉体13に貯溜されている溶湯の所定量を待機
予熱側の炉体12に供給し、溶湯の一部を使用しての加熱
を開始する。この場合の溶湯貯溜用の炉体13からの出湯
は炉体13を傾動させる等、従来と同様の方法で良く、ま
た、待機予熱側の炉体12への溶湯の供給は樋を利用した
り、取鍋を利用して行なうなどの方法によれば良い。
こののち、操業側の炉体11での溶解が終了したら、直ち
に電極移動機構等で電極15、2次側導体17等を待機予熱
側の炉体12に旋回移動して操業を開始する。この待機予
熱側から操業側にされた炉体12では、高温廃ガスによる
予熱に加え、溶湯貯溜用の炉体13から溶湯の一部が供給
されているので、電極15によるアーク熱は電力をフルパ
ワーとして供給する必要がなく、溶解電源装置14に余裕
のある状態で操業ができる。したがって、炉体12の溶解
操業の合間に溶解電源装置を適宜利用して溶湯貯溜用の
炉体13内に貯溜されている溶湯の保熱を行なう。
このような操業と待機予熱と溶湯の一部供給を交互に繰
り返して昼間等の電力料金の高い時間帯での操業を行な
う。
一方、夜間等の電力料金の安い時間帯には、後工程へ出
湯量に無関係に電力をフルに使用し、2基の溶解用の炉
体11,12の溶解能力をフルに使用してスクラップを溶解
し、余分の溶湯を溶湯貯溜用の炉体13に貯わえて行く。
この溶湯の貯溜の場合には、高温の溶湯が溶解サイクル
に合わせて漸次追加されて行くので、炉体13を保熱する
ための加熱は必要でなく、溶解電源装置14を溶解にのみ
使用できる。
こうして電力料金の安い時間帯に利用して溶湯貯溜用の
炉体13を溶湯で満たしておき、昼間帯等に利用する。
なお、上記実施例では、溶解用の炉体を三相交流アーク
炉とした場合について説明したが、これに限らず、直流
アーク炉やプラズマ炉など電力により溶解する炉体に広
く適用できる。
〔発明の効果〕
以上一実施例とともに具体的に説明したようにこの発明
によれば、交互に操業運転される2基1対の溶解用の炉
体に加え、溶湯貯溜用の第3の炉体を設置し、これら3
基の炉体に1基の溶解電源装置を共用できるようにした
ので、次のような効果を奏する。
夜間などの電力料金の安い時間帯には、電力をフル
に使用して溶解し、余分の溶湯を貯溜することができ、
電力料金の高い時間帯にこの貯溜された溶湯を使用して
電力をあまり使用せずに溶解操業ができ、夜間電力利用
率の向上による溶解コストの低減をはかることができ
る。
貯溜した溶湯を一部使用する操業により、スクラッ
プの装入回数を減少することができ、スクラップ投入口
(一般には炉蓋)の開閉による熱放出が減少し、熱効率
の向上がはかれる。
溶湯貯溜用の炉体の保熱に溶解用の炉体と同一の溶
解電源装置を共用するようにしたので、別に保熱設備を
設ける必要もなく、経済的である。
台塊工程など溶解の後工程でトラブルが発生しても
溶湯を貯溜できるので操業を停止する必要がなく、ま
た、湯戻しなども貯溜用の炉体に戻すことで簡単に対応
でき、溶解設備の操業の弾力性が向上する。
電力による溶解と併用して炭材や酸素などを溶湯中
に吹き込んでスクラップを溶解する操業方法を行なう場
合にも、貯溜溶湯を初期溶湯として使用することがで
き、残湯を残しながら操業する必要がなく、操業開始と
同時に炭材や酸素などの吹き込み溶解がはかれ、大幅や
省電力化と操業の効率化がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の複式溶解設備の一実施例にかかる概
略構成を示す平面図である。 10……複式溶解設備、11……操業側の炉体、12……待機
予熱側の炉体、13……溶湯貯溜用の炉体、14……溶解電
源装置、15……電極、16……電極孔、17……2次側導
体、18……給電用可撓ケーブル、19……炉用変圧器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交互に操業運転と待機予熱とされる2基一
    対の炉体にプラスして前記2基一対の炉体の貯溜量より
    多量の溶湯を貯溜することの出来る第3の炉体及びこれ
    ら3基の炉体に共用できる1基の溶解電源装置からなる
    複式溶解設備を用いて、夜間などの電力料金の安い時間
    帯には2基一対の炉体は電力をフルに使用して操業運転
    と待機予熱とを繰り返して溶解し、後工程で余分となる
    溶湯を第3の炉体に順次貯溜しながら保熱を行い、電力
    料金の高い時間帯には2基一対の炉体では操業側の炉体
    での溶解が終了する直前に第3の炉体に貯溜された溶湯
    の所定量を待機予熱側の炉体に供給することにより得ら
    れる熱を補助として使用する溶解加熱を行い、この溶解
    加熱により前記溶解電源装置の余った能力で第3の炉体
    に貯溜されている溶湯の保熱を行うことを特徴とする複
    式溶解設備の操業方法。
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