JPH0743252Y2 - コンクリート製組立式下水処理槽 - Google Patents
コンクリート製組立式下水処理槽Info
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- JPH0743252Y2 JPH0743252Y2 JP5060892U JP5060892U JPH0743252Y2 JP H0743252 Y2 JPH0743252 Y2 JP H0743252Y2 JP 5060892 U JP5060892 U JP 5060892U JP 5060892 U JP5060892 U JP 5060892U JP H0743252 Y2 JPH0743252 Y2 JP H0743252Y2
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- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、所定の形状に形成され
たプレキャスト鉄筋コンクリート製の複数種の壁体を組
み合わせて構成するコンクリート製組立式下水処理槽に
関する。
たプレキャスト鉄筋コンクリート製の複数種の壁体を組
み合わせて構成するコンクリート製組立式下水処理槽に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコンクリート製の下水処理槽を構
築する場合、従来では、まず地面にピットを掘削し、こ
のピットに基礎と底版を施工し、次に下水処理槽の外壁
面および内部を複数槽に仕切るための区画壁面をコンク
リートの流し込みにより形成する。このため、現場にお
いて複雑な鉄筋の組み立てと型枠の施工とを行い、この
型枠内にコンクリートを流し込む、という工法が採られ
ている。
築する場合、従来では、まず地面にピットを掘削し、こ
のピットに基礎と底版を施工し、次に下水処理槽の外壁
面および内部を複数槽に仕切るための区画壁面をコンク
リートの流し込みにより形成する。このため、現場にお
いて複雑な鉄筋の組み立てと型枠の施工とを行い、この
型枠内にコンクリートを流し込む、という工法が採られ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように下水処理槽の各壁面を形成するために、現場でま
ず複雑な鉄筋の組み立てを行い、そして型枠を作り、そ
の後、いわゆる現場打ちによってコンクリートを流し込
むという工法では、多くの工数を必要とし、しかも工期
も長くなるという問題があった。
ように下水処理槽の各壁面を形成するために、現場でま
ず複雑な鉄筋の組み立てを行い、そして型枠を作り、そ
の後、いわゆる現場打ちによってコンクリートを流し込
むという工法では、多くの工数を必要とし、しかも工期
も長くなるという問題があった。
【0004】そこで、本考案は施工現場での鉄筋の組み
立てと型枠の制作とを行う必要がなく、工数の低減化お
よび工期の短縮化を図ることができるコンクリート製組
立式下水処理槽を提供するにある。
立てと型枠の制作とを行う必要がなく、工数の低減化お
よび工期の短縮化を図ることができるコンクリート製組
立式下水処理槽を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案における請求項1
記載のコンクリート製組立式下水処理槽は、地面に掘削
されたピットに下水処理槽を構築するものにおいて、底
版部およびL字形に直交する2平面で構成された縦壁部
から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製のコーナー壁
体と、底版部および1平面の縦壁部から成るプレキャス
ト鉄筋コンクリート製の外壁体と、底版部およびT字形
に交差する2平面で構成された縦壁部から成るプレキャ
スト鉄筋コンクリート製のT字形分岐壁体と、底版部お
よびこの底版部の中央部に立設された1平面の縦壁部か
ら成るプレキャストコンクリート製の仕切壁体と、プレ
キャスト鉄筋コンクリート製の天板とを備え、前記コー
ナー壁体をその底版部が処理槽の内側に突出するように
して該処理槽の4コーナー部に配置し、これらコーナー
壁体間の複数箇所に前記T字形分岐壁体をその底壁部が
処理槽の内側に突出するようにして対向配置すると共
に、前記コーナー壁体とT字形分岐壁体との間に前記外
壁体を配置して処理槽の周壁を形成し、且つ前記T字形
分岐壁体間に前記仕切壁体を配置して処理槽内を複数に
仕切る区画壁を形成して槽本体を構成し、この槽本体の
上面に前記天板を載置することを特徴とするものであ
る。
記載のコンクリート製組立式下水処理槽は、地面に掘削
されたピットに下水処理槽を構築するものにおいて、底
版部およびL字形に直交する2平面で構成された縦壁部
から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製のコーナー壁
体と、底版部および1平面の縦壁部から成るプレキャス
ト鉄筋コンクリート製の外壁体と、底版部およびT字形
に交差する2平面で構成された縦壁部から成るプレキャ
スト鉄筋コンクリート製のT字形分岐壁体と、底版部お
よびこの底版部の中央部に立設された1平面の縦壁部か
ら成るプレキャストコンクリート製の仕切壁体と、プレ
キャスト鉄筋コンクリート製の天板とを備え、前記コー
ナー壁体をその底版部が処理槽の内側に突出するように
して該処理槽の4コーナー部に配置し、これらコーナー
壁体間の複数箇所に前記T字形分岐壁体をその底壁部が
処理槽の内側に突出するようにして対向配置すると共
に、前記コーナー壁体とT字形分岐壁体との間に前記外
壁体を配置して処理槽の周壁を形成し、且つ前記T字形
分岐壁体間に前記仕切壁体を配置して処理槽内を複数に
仕切る区画壁を形成して槽本体を構成し、この槽本体の
上面に前記天板を載置することを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2記載のコンクリート製組立式下水
処理槽は、地面に掘削されたピットに下水処理槽を構築
するものにおいて、底版部およびL字形に直交する2平
面で構成された縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンク
リート製のコーナー壁体と、底版部および1平面の縦壁
部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製の外壁体
と、底版部およびT字形に交差する2平面で構成された
縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製のT字
形分岐壁体と、底版部および十字形に直交する2平面で
構成された縦壁部から成る十字形分岐壁体と、底版部お
よびこの底版部の中央部に立設された1平面の縦壁部か
ら成るプレキャストコンクリート製の仕切壁体と、プレ
キャスト鉄筋コンクリート製の天板とを備え、前記コー
ナー壁体をその底版部が処理槽の内側に突出するように
して該処理槽の4コーナー部に配置し、これらコーナー
壁体間の複数箇所に前記T字形分岐壁体をその底壁部が
処理槽の内側に突出するようにして配置すると共に、前
記コーナー壁体とT字形分岐壁体との間に前記外壁体を
配置して処理槽の周壁を形成し、且つ処理槽の周壁を構
成する前記T字形分岐壁体間に前記十字形分岐壁体およ
び前記仕切壁体並びにT字形分岐壁体を配置して処理槽
内を複数に仕切る区画壁を形成して槽本体を構成し、こ
の槽本体の上面に前記天板を載置することを特徴とする
ものである。
処理槽は、地面に掘削されたピットに下水処理槽を構築
するものにおいて、底版部およびL字形に直交する2平
面で構成された縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンク
リート製のコーナー壁体と、底版部および1平面の縦壁
部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製の外壁体
と、底版部およびT字形に交差する2平面で構成された
縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製のT字
形分岐壁体と、底版部および十字形に直交する2平面で
構成された縦壁部から成る十字形分岐壁体と、底版部お
よびこの底版部の中央部に立設された1平面の縦壁部か
ら成るプレキャストコンクリート製の仕切壁体と、プレ
キャスト鉄筋コンクリート製の天板とを備え、前記コー
ナー壁体をその底版部が処理槽の内側に突出するように
して該処理槽の4コーナー部に配置し、これらコーナー
壁体間の複数箇所に前記T字形分岐壁体をその底壁部が
処理槽の内側に突出するようにして配置すると共に、前
記コーナー壁体とT字形分岐壁体との間に前記外壁体を
配置して処理槽の周壁を形成し、且つ処理槽の周壁を構
成する前記T字形分岐壁体間に前記十字形分岐壁体およ
び前記仕切壁体並びにT字形分岐壁体を配置して処理槽
内を複数に仕切る区画壁を形成して槽本体を構成し、こ
の槽本体の上面に前記天板を載置することを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】下水処理槽の各壁面或いは槽内を仕切る区画壁
は、プレキャスト鉄筋コンクリート製の壁体の組み合わ
せにより形成できるので、現場で鉄筋を組み立てて型枠
を製作し該型枠内にコンクリートを流し込むという作業
を行わずとも済み、工数を低減でき、工期も短縮でき
る。
は、プレキャスト鉄筋コンクリート製の壁体の組み合わ
せにより形成できるので、現場で鉄筋を組み立てて型枠
を製作し該型枠内にコンクリートを流し込むという作業
を行わずとも済み、工数を低減でき、工期も短縮でき
る。
【0008】
【実施例】以下、本考案の第1実施例を図1ないし図7
に基づいて説明する。この実施例の下水処理槽は、図4
に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製のコーナー壁体
1と、図5に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製の外
壁体2と、図6に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製
のT字形分岐壁体3と、図7に示す同じくプレキャスト
鉄筋コンクリート製の仕切壁体4とで槽本体5を構成す
るものである。
に基づいて説明する。この実施例の下水処理槽は、図4
に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製のコーナー壁体
1と、図5に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製の外
壁体2と、図6に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製
のT字形分岐壁体3と、図7に示す同じくプレキャスト
鉄筋コンクリート製の仕切壁体4とで槽本体5を構成す
るものである。
【0009】図4に示すプレキャスト鉄筋コンクリート
製のコーナー壁体1は、L字形の底版部1aと、この底
版部1aの外側二辺部から立ち上がってL字形に直交す
る2平面で構成された縦壁部1bとから構成され、底版
部1aの内面側からは内部に埋め込んだアンカー鉄筋1
cが多数突出している。
製のコーナー壁体1は、L字形の底版部1aと、この底
版部1aの外側二辺部から立ち上がってL字形に直交す
る2平面で構成された縦壁部1bとから構成され、底版
部1aの内面側からは内部に埋め込んだアンカー鉄筋1
cが多数突出している。
【0010】図5に示すプレキャスト鉄筋コンクリート
製の外壁体2は、矩形の底版部2aと、この底版部2a
の外側一辺部から立ち上がる1平面で構成された縦壁部
2bとから構成され、底版部2aの内面側からは内部に
埋め込んだアンカー鉄筋2cが多数突出している。
製の外壁体2は、矩形の底版部2aと、この底版部2a
の外側一辺部から立ち上がる1平面で構成された縦壁部
2bとから構成され、底版部2aの内面側からは内部に
埋め込んだアンカー鉄筋2cが多数突出している。
【0011】図6に示すT字形分岐壁体3は、矩形の底
版部3aと、T字形に交差する2平面で構成された縦壁
部3bとから構成されている。この縦壁部3bのうち、
一平面は底版部3aの外側一辺部から立ち上がり、他の
平面は底版部3aの中央部から立ち上がっている。
版部3aと、T字形に交差する2平面で構成された縦壁
部3bとから構成されている。この縦壁部3bのうち、
一平面は底版部3aの外側一辺部から立ち上がり、他の
平面は底版部3aの中央部から立ち上がっている。
【0012】また、図7に示す仕切壁体4は、矩形状の
底版部4aと、この底版部4aの中央部から立ち上がる
1平面の縦壁部4bとから構成され、底版部4aの両側
面からは内部に埋め込んだアンカー鉄筋4cが多数突出
している。
底版部4aと、この底版部4aの中央部から立ち上がる
1平面の縦壁部4bとから構成され、底版部4aの両側
面からは内部に埋め込んだアンカー鉄筋4cが多数突出
している。
【0013】さて、下水処理槽を構築するには、まず図
1に示すように、構築する汚水処理槽よりも一回り大き
なピット6を地面に掘削し、そのピット6の底全体に栗
石7を敷き詰めた後、コーナー壁体1、外壁体2、T字
形分岐壁体3および仕切壁体4を設置する箇所にコンク
リートを打ち込んで基礎部8を施工し、更にこの基礎部
8の上に硬練りモルタル9を敷く。
1に示すように、構築する汚水処理槽よりも一回り大き
なピット6を地面に掘削し、そのピット6の底全体に栗
石7を敷き詰めた後、コーナー壁体1、外壁体2、T字
形分岐壁体3および仕切壁体4を設置する箇所にコンク
リートを打ち込んで基礎部8を施工し、更にこの基礎部
8の上に硬練りモルタル9を敷く。
【0014】そして、この硬練モルタル9の4コーナー
部に図1および図2に示すようにコーナー壁体1を配置
する。また、図2において下側の2個のコーナー壁体1
間および上側の2個のコーナー壁体1間に、T字形分岐
壁体3を互いに対向するようにして例えばそれぞれ4個
ずつ間欠的に配置する。そして、コーナー壁体1とT字
形分岐壁体3との相互間に外壁体2を複数個配置し、以
て処理槽の外周壁面を構成する。この場合、外壁体2と
しては、長さの異なる複数種類のものが使用される。ま
た、対向するT字形分岐壁体3間に仕切壁体4を配置
し、これにより処理槽内を複数に仕切る区画壁を形成す
る。
部に図1および図2に示すようにコーナー壁体1を配置
する。また、図2において下側の2個のコーナー壁体1
間および上側の2個のコーナー壁体1間に、T字形分岐
壁体3を互いに対向するようにして例えばそれぞれ4個
ずつ間欠的に配置する。そして、コーナー壁体1とT字
形分岐壁体3との相互間に外壁体2を複数個配置し、以
て処理槽の外周壁面を構成する。この場合、外壁体2と
しては、長さの異なる複数種類のものが使用される。ま
た、対向するT字形分岐壁体3間に仕切壁体4を配置
し、これにより処理槽内を複数に仕切る区画壁を形成す
る。
【0015】以上のように配置されたコーナー壁体1、
外壁体2、T字形分岐壁体3および仕切壁体4により槽
本体5が構成される。これら各壁体の連結には継手金物
またはプレストレスにより一体化を図ると共に、繋ぎ目
部分にはパッキン材或いはコーキング材を詰めて防水処
理を行う。なお、図中、1d,2d,3c,4dはプレ
ストレスのPC鋼線を通すためのシース孔である。次
に、槽本体5の底に相当する部分に、図1に示すように
鉄筋10を格子状に組み立て、この鉄筋10をコーナー
壁体1の底版部1a、外壁体2の底版部2aおよび仕切
壁体4の底版部4aから突出しているアンカー鉄筋1
c、2cおよび4cに連結する。そして、その底相当部
分にコンクリートを打ち込んで図3に示す底版11を構
成する。
外壁体2、T字形分岐壁体3および仕切壁体4により槽
本体5が構成される。これら各壁体の連結には継手金物
またはプレストレスにより一体化を図ると共に、繋ぎ目
部分にはパッキン材或いはコーキング材を詰めて防水処
理を行う。なお、図中、1d,2d,3c,4dはプレ
ストレスのPC鋼線を通すためのシース孔である。次
に、槽本体5の底に相当する部分に、図1に示すように
鉄筋10を格子状に組み立て、この鉄筋10をコーナー
壁体1の底版部1a、外壁体2の底版部2aおよび仕切
壁体4の底版部4aから突出しているアンカー鉄筋1
c、2cおよび4cに連結する。そして、その底相当部
分にコンクリートを打ち込んで図3に示す底版11を構
成する。
【0016】この後、底版11のコンクリートの養生を
行い、この養生期間が過ぎた段階で、槽本体5の外側に
土を埋め戻す。そして、槽本体5の上面に図3に示すよ
うに複数のプレキャスト鉄筋コンクリート製の天板12
を載置して当該槽本体5の上面を塞ぐ。以上により下水
処理槽が構築される。なお、仕切壁体4により区画され
た各部は図示しない孔により互いに連通されており、そ
の区画各部は汚水調整槽、エアレーション槽、沈殿槽、
濾過槽、消毒槽等として使用される。
行い、この養生期間が過ぎた段階で、槽本体5の外側に
土を埋め戻す。そして、槽本体5の上面に図3に示すよ
うに複数のプレキャスト鉄筋コンクリート製の天板12
を載置して当該槽本体5の上面を塞ぐ。以上により下水
処理槽が構築される。なお、仕切壁体4により区画され
た各部は図示しない孔により互いに連通されており、そ
の区画各部は汚水調整槽、エアレーション槽、沈殿槽、
濾過槽、消毒槽等として使用される。
【0017】このような本実施例によれば、下水処理槽
の前後左右の各外壁および区画壁はプレキャスト鉄筋コ
ンクリート製のコーナー壁体1、外壁体2、T字形分岐
壁体3および仕切壁体4により構成するので、従来とは
異なり、現場で鉄筋を組み立てて型枠を作り、その型枠
内にコンクリートを流し込むという時間のかかる作業を
せずとも済み、工数を低減できると共に、工期を短縮す
ることができる。また、各壁体1ないし4の高さ、或い
はその使用個数を変えることにより、下水処理槽の規模
の大小に容易に対応することができる。
の前後左右の各外壁および区画壁はプレキャスト鉄筋コ
ンクリート製のコーナー壁体1、外壁体2、T字形分岐
壁体3および仕切壁体4により構成するので、従来とは
異なり、現場で鉄筋を組み立てて型枠を作り、その型枠
内にコンクリートを流し込むという時間のかかる作業を
せずとも済み、工数を低減できると共に、工期を短縮す
ることができる。また、各壁体1ないし4の高さ、或い
はその使用個数を変えることにより、下水処理槽の規模
の大小に容易に対応することができる。
【0018】図8および図9は本考案の第2実施例を示
す。この実施例では、前記第1実施例において説明した
図4に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製のコーナー
壁体1と、図5に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製
の外壁体2と、図6に示すプレキャスト鉄筋コンクリー
ト製のT字形分岐壁体3と、図7に示すプレキャスト鉄
筋コンクリート製の仕切壁体4、および図9に示すプレ
キャスト鉄筋コンクリート製の十字形仕切壁体13とで
槽本体14を構成するものである。
す。この実施例では、前記第1実施例において説明した
図4に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製のコーナー
壁体1と、図5に示すプレキャスト鉄筋コンクリート製
の外壁体2と、図6に示すプレキャスト鉄筋コンクリー
ト製のT字形分岐壁体3と、図7に示すプレキャスト鉄
筋コンクリート製の仕切壁体4、および図9に示すプレ
キャスト鉄筋コンクリート製の十字形仕切壁体13とで
槽本体14を構成するものである。
【0019】図9に示す十字形仕切壁体13は正方形の
底版部13aと、この底版部13aから十字形に直交す
るように立ち上がる2平面で構成される縦壁部13bと
から構成されている。なお、13cはシース孔である。
底版部13aと、この底版部13aから十字形に直交す
るように立ち上がる2平面で構成される縦壁部13bと
から構成されている。なお、13cはシース孔である。
【0020】さて、下水処理槽を構築するには、前記第
1実施例と同様に、まず地面に構築する下水処理槽より
も一回り大きなピットを掘削し、そのピットの底に基礎
部を施工し、この基礎部の上に硬練りモルタル(いずれ
も図示せず)を敷く。そして、この硬練りモルタルの4
コーナー部に図8に示すようにコーナー壁体1を配置す
る。また、図8において、上側の2個のコーナー壁体1
間および下側の2個のコーナー壁体1間に、T字形分岐
壁体3を所要個数ずつ配置すると共に、右側の2個のコ
ーナー壁体1間および左側の2個のコーナー壁体1間に
それぞれ必要個数のT字形分岐壁体3を配置する。更
に、各コーナー壁体1、T字形分岐壁体3の相互間に外
壁体2を配置し、以上により処理槽の外周壁面を構成す
る。この場合、外壁体2としては横幅の異なる複数種類
のものが使用される。
1実施例と同様に、まず地面に構築する下水処理槽より
も一回り大きなピットを掘削し、そのピットの底に基礎
部を施工し、この基礎部の上に硬練りモルタル(いずれ
も図示せず)を敷く。そして、この硬練りモルタルの4
コーナー部に図8に示すようにコーナー壁体1を配置す
る。また、図8において、上側の2個のコーナー壁体1
間および下側の2個のコーナー壁体1間に、T字形分岐
壁体3を所要個数ずつ配置すると共に、右側の2個のコ
ーナー壁体1間および左側の2個のコーナー壁体1間に
それぞれ必要個数のT字形分岐壁体3を配置する。更
に、各コーナー壁体1、T字形分岐壁体3の相互間に外
壁体2を配置し、以上により処理槽の外周壁面を構成す
る。この場合、外壁体2としては横幅の異なる複数種類
のものが使用される。
【0021】一方、上記のように構成した処理槽の周壁
に囲まれた内側に、図8に示すようにT字形分岐壁体3
および十字形分岐壁体13を配置し、これら分岐壁体3
および13間に仕切壁体4を配置し、これにより処理槽
内を複数に仕切る区画壁を形成する。
に囲まれた内側に、図8に示すようにT字形分岐壁体3
および十字形分岐壁体13を配置し、これら分岐壁体3
および13間に仕切壁体4を配置し、これにより処理槽
内を複数に仕切る区画壁を形成する。
【0022】以上のように配置されたコーナー壁体1、
外壁体2、T字形分岐壁体3、仕切壁体4、十字形分岐
壁体13により槽本体14が構成される。なお、これら
各壁体の連結には前記第1実施例と同様に継手金物また
はプレストレスにより一体化を図ると共に、その繋ぎ目
部分にはパッキン材或いはコーキング材を詰めて防水処
理を行う。次に、槽本体14の底に相当する部分に、鉄
筋(図示せず)を格子状に編み、この鉄筋を各壁体1,
2,4の底版部から突出しているアンカー鉄筋1c,2
c,4cに連結する。そして、底相当部分にコンクリー
トを打ち込んで下水処理槽の底版を構成する。
外壁体2、T字形分岐壁体3、仕切壁体4、十字形分岐
壁体13により槽本体14が構成される。なお、これら
各壁体の連結には前記第1実施例と同様に継手金物また
はプレストレスにより一体化を図ると共に、その繋ぎ目
部分にはパッキン材或いはコーキング材を詰めて防水処
理を行う。次に、槽本体14の底に相当する部分に、鉄
筋(図示せず)を格子状に編み、この鉄筋を各壁体1,
2,4の底版部から突出しているアンカー鉄筋1c,2
c,4cに連結する。そして、底相当部分にコンクリー
トを打ち込んで下水処理槽の底版を構成する。
【0023】この後、底版のコンクリートの養生を行
い、この養生期間が過ぎた段階で、槽本体14の外側に
土を埋め戻す。そして、槽本体14の上面に図示しない
天板を載置し、当該槽本体14の上面を塞ぐ。以上によ
り下水処理槽が構築される。なお、汚水は例えば図8に
おいて左壁面に形成された流入口15から流入し、処理
後の水は右壁面に形成された流出口16から流出する。
また、区画壁により区画された各部は孔17により互い
に連通されており、その区画各部は沈砂槽、汚泥貯留
槽、汚水調整槽、エアレーション槽、沈殿槽、濾過槽等
に使用される。
い、この養生期間が過ぎた段階で、槽本体14の外側に
土を埋め戻す。そして、槽本体14の上面に図示しない
天板を載置し、当該槽本体14の上面を塞ぐ。以上によ
り下水処理槽が構築される。なお、汚水は例えば図8に
おいて左壁面に形成された流入口15から流入し、処理
後の水は右壁面に形成された流出口16から流出する。
また、区画壁により区画された各部は孔17により互い
に連通されており、その区画各部は沈砂槽、汚泥貯留
槽、汚水調整槽、エアレーション槽、沈殿槽、濾過槽等
に使用される。
【0024】このように本実施例においても、下水処理
槽の周壁および区画壁はプレキャスト鉄筋コンクリート
製のコーナー壁体1、外壁体2、T字形分岐壁体3、仕
切壁体4、十字形仕切壁体13により構成できるので、
従来とは異なり、現場において鉄筋を組み立てて型枠を
作り、その型枠内にコンクリートを流し込むという作業
をせずとも済み、工数の低減化および工期の短縮化を図
ることができる。
槽の周壁および区画壁はプレキャスト鉄筋コンクリート
製のコーナー壁体1、外壁体2、T字形分岐壁体3、仕
切壁体4、十字形仕切壁体13により構成できるので、
従来とは異なり、現場において鉄筋を組み立てて型枠を
作り、その型枠内にコンクリートを流し込むという作業
をせずとも済み、工数の低減化および工期の短縮化を図
ることができる。
【0025】なお、上述の各実施例では、各壁体を隙間
なく並べて処理槽の周壁、区画壁を構成するように説明
したが、寸法調整等のために、第3実施例を示す図10
のように、所要の壁体AおよびB間に隙間Cを設定し、
この隙間Cを生コンクリートDで埋めるようにしても良
い。この場合、壁体AおよびBの側端面には半円弧状等
の凹部Eを設け、この凹部E内に壁体AおよびBに埋め
込んだ鉄筋Fを突出させておく。そして、両壁体Aおよ
びBの鉄筋F,Fに鉄筋Gを連結すると共に、両壁体A
及びB間に隙間Cを両側から覆う型枠材H,Hを取り付
け、その上で隙間C内に生コンクリートDを流し込むも
のである。このようにして寸法調整等を図っても、隙間
Cを設定する箇所は僅少数であるので、工数低減化及び
工期短縮化にそれ程の影響を及ぼすものではない。
なく並べて処理槽の周壁、区画壁を構成するように説明
したが、寸法調整等のために、第3実施例を示す図10
のように、所要の壁体AおよびB間に隙間Cを設定し、
この隙間Cを生コンクリートDで埋めるようにしても良
い。この場合、壁体AおよびBの側端面には半円弧状等
の凹部Eを設け、この凹部E内に壁体AおよびBに埋め
込んだ鉄筋Fを突出させておく。そして、両壁体Aおよ
びBの鉄筋F,Fに鉄筋Gを連結すると共に、両壁体A
及びB間に隙間Cを両側から覆う型枠材H,Hを取り付
け、その上で隙間C内に生コンクリートDを流し込むも
のである。このようにして寸法調整等を図っても、隙間
Cを設定する箇所は僅少数であるので、工数低減化及び
工期短縮化にそれ程の影響を及ぼすものではない。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、外
壁、或いは区画壁はプレキャスト鉄筋コンクリート製の
壁体の組み合わせにより形成できるので、現場で鉄筋を
組み立てて型枠を作り、そして型枠内にコンクリートを
流し込むという工法をとらずとも済み、工数の低減がで
きると共に工期を短縮でき、更には下水処理槽の規模の
大小に容易に対応できる、という優れた効果を奏するも
のである。
壁、或いは区画壁はプレキャスト鉄筋コンクリート製の
壁体の組み合わせにより形成できるので、現場で鉄筋を
組み立てて型枠を作り、そして型枠内にコンクリートを
流し込むという工法をとらずとも済み、工数の低減がで
きると共に工期を短縮でき、更には下水処理槽の規模の
大小に容易に対応できる、という優れた効果を奏するも
のである。
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図
【図2】平面図
【図3】縦断側面図
【図4】コーナー壁体の拡大斜視図
【図5】外壁体の拡大斜視図
【図6】T字形分岐壁体の拡大斜視図
【図7】仕切壁体の拡大斜視図
【図8】本考案の第2実施例を天板を除去して示す斜視
図
図
【図9】十字形分岐壁体の拡大斜視図
【図10】本考案の第3の実施例を示す部分横断面図
1はコーナー壁体、2は外壁体、3はT字形分岐壁体、
4は仕切壁体、5は槽本体、6はピット、10は鉄筋、
11は底版、12は天板、13は十字形分岐壁体、14
は槽本体である。
4は仕切壁体、5は槽本体、6はピット、10は鉄筋、
11は底版、12は天板、13は十字形分岐壁体、14
は槽本体である。
Claims (2)
- 【請求項1】 地面に掘削されたピットに下水処理槽を
構築するものにおいて、底版部およびL字形に直交する
2平面で構成された縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コ
ンクリート製のコーナー壁体と、底版部および1平面の
縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製の外壁
体と、底版部およびT字形に交差する2平面で構成され
た縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製のT
字形分岐壁体と、底版部およびこの底版部の中央部に立
設された1平面の縦壁部から成るプレキャストコンクリ
ート製の仕切壁体と、プレキャスト鉄筋コンクリート製
の天板とを備え、前記コーナー壁体をその底版部が処理
槽の内側に突出するようにして該処理槽の4コーナー部
に配置し、これらコーナー壁体間の複数箇所に前記T字
形分岐壁体をその底版部が処理槽の内側に突出するよう
にして対向配置すると共に、前記コーナー壁体とT字形
分岐壁体との間に前記外壁体を配置して処理槽の周壁を
形成し、且つ前記T字形分岐壁体間に前記仕切壁体を配
置して処理槽内を複数に仕切る区画壁を形成して槽本体
を構成し、この槽本体の上面に前記天板を載置すること
を特徴とするコンクリート製組立式下水処理槽。 - 【請求項2】 地面に掘削されたピットに下水処理槽を
構築するものにおいて、底版部およびL字形に直交する
2平面で構成された縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コ
ンクリート製のコーナー壁体と、底版部および1平面の
縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製の外壁
体と、底版部およびT字形に交差する2平面で構成され
た縦壁部から成るプレキャスト鉄筋コンクリート製のT
字形分岐壁体と、底版部および十字形に直交する2平面
で構成された縦壁部から成る十字形分岐壁体と、底版部
およびこの底版部の中央部に立設された1平面の縦壁部
から成るプレキャストコンクリート製の仕切壁体と、プ
レキャスト鉄筋コンクリート製の天板とを備え、前記コ
ーナー壁体をその底版部が処理槽の内側に突出するよう
にして該処理槽の4コーナー部に配置し、これらコーナ
ー壁体間の複数箇所に前記T字形分岐壁体をその底版部
が処理槽の内側に突出するようにして配置すると共に、
前記コーナー壁体とT字形分岐壁体との間に前記外壁体
を配置して処理槽の周壁を形成し、且つ処理槽の周壁を
構成する前記T字形分岐壁体間に前記十字形分岐壁体お
よび前記仕切壁体並びにT字形分岐壁体を配置して処理
槽内を複数に仕切る区画壁を形成して槽本体を構成し、
この槽本体の上面に前記天板を載置することを特徴とす
るコンクリート製組立式下水処理槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5060892U JPH0743252Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンクリート製組立式下水処理槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5060892U JPH0743252Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンクリート製組立式下水処理槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0624086U JPH0624086U (ja) | 1994-03-29 |
| JPH0743252Y2 true JPH0743252Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=12863689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5060892U Expired - Fee Related JPH0743252Y2 (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | コンクリート製組立式下水処理槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743252Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2782670B2 (ja) * | 1994-12-20 | 1998-08-06 | 株式会社ホクコン | 貯水槽構成部材及びそれを用いた貯水槽 |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP5060892U patent/JPH0743252Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0624086U (ja) | 1994-03-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |