JPH0743336Y2 - 帯状パネル取付装置 - Google Patents

帯状パネル取付装置

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JPH0743336Y2
JPH0743336Y2 JP3467189U JP3467189U JPH0743336Y2 JP H0743336 Y2 JPH0743336 Y2 JP H0743336Y2 JP 3467189 U JP3467189 U JP 3467189U JP 3467189 U JP3467189 U JP 3467189U JP H0743336 Y2 JPH0743336 Y2 JP H0743336Y2
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晴英 石川
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理研軽金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、帯状パネル(以下、単にパネルという。)
を天井又は壁に着脱可能に取付けるために使用するパネ
ル取付装置に関する。
[従来技術とその欠点] 複数枚のパネルを連設して天井面又は壁面を構成する場
合に、配線、配管又はその修理などのために、一部の必
要なパネルのみを取外すことができるようにパネルを取
付ける金具として、本出願人に係る実開昭60−141313号
公報に記載されたものがある。
同公報に記載されたものは、形材を短尺に切断して作出
した第一種類と、薄金属板を曲げ加工して作出した第二
種類である。いずれも、パネルの幅方向端部を取付金具
に着脱が容易にできるように嵌合支持するため、嵌合支
持する部分に弾性を備える必要があるが、第一種類のも
のは、それ自体では弾性に乏しいので、パネルを取付部
材に嵌合支持する部分に、ばね性金属材料又はゴムで作
った別部品を装着する必要があり、取付けに手数がかか
り、コストアップになる欠点がある。第二種類のもの
は、それ自体で弾性を有するもので、別部品を必要しな
い利点を有する。
しかし、第一種類と第二種類のものはいずれも同様に、
一つのパネルの幅方向一端部を取付金具に嵌合支持した
後、その一端部に他のパネルの幅方向他端部を載置して
そのパネルを支持する構造のものである。
従って、一つの取付金具に支持されている一方のパネル
を取外すと、そのパネルに載置支持されていた隣接パネ
ルの支持が不可能になり、あるいは支持状態が非常に不
安定になって、それ自身の荷重で、又は作業者に触って
変形したり、脱落、位置ずれを生じたりする問題があっ
た。
[解決しようとする技術課題] この考案は、上記の点に鑑み、パネルを着脱可能に取付
ける場合に、一つのパネルを取外したときに隣接パネル
を、変形、脱落、位置ずれなどを生じさせることなく、
安定支持が可能なパネル取付装置を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため、この考案に係るパネル取付
装置は、次のような取付金具はを用いることを特徴とす
る。
(イ)取付部と、離間部と、一対の弾性嵌合部と、弾性
押圧部とを有すること、 (ロ)前記取付部は、下地材に固着されるものであるこ
と、 (ハ)前記離間部は、前記取付部から直角方向に離間さ
せるものであること、 (ニ)前記一対の弾性嵌合部は、前記離間部に設けら
れ、かつ、前記取付部に対して異なる高さを有する一対
の弾性舌片を有し、一つの帯状パネルの幅方向一端部に
他端部側に開口するように形成された断面コ字形の嵌合
溝に前記一対の弾性舌片を弾性的に嵌合して支持するも
のであり、 (ホ)前記弾性押圧部は、前記取付部より延出され、前
記一つの帯状パネルの幅方向一端部上に幅方向他端部が
載置された他の帯状パネルを前記弾性嵌合部側に弾性的
に押圧するものである、 (ヘ)前記一つの帯状パネルの取り外し時には、隣接す
る前記他の帯状パネルの幅方向他端部は、前記弾性押圧
部と前記一つの帯状パネルの幅方向一端部側の前記取付
部側の弾性舌片との間に保持されるものであること。
[作用] 取付部を野縁、胴縁などの下地材に固着した取付金具の
一対の弾性嵌合部に、一つのパネルの幅方向一端部を位
置合わせし、そのパネルを幅方向他端部方向に移動する
と、同一端部の嵌合溝に各嵌合部の一対の弾性舌片が嵌
合して支持される。
隣接パネルの幅方向他端部は、前記取付金具に支持され
た前記一つのパネルの一端部と押圧部との間に挿入し、
その隣接パネルの幅方向一端部を隣接する同様の取付金
具又は他の取付金具に嵌合するとともに、前記他端部方
向に移動すると、この隣接パネルの幅方向他端部は前記
一つのパネルの幅方向一端部上に載置されるとともに、
前記他端部は押圧部により前記弾性嵌合部側に押圧され
る。さらに、前記一つの帯状パネルを前記と逆方向に移
動させて取り外した時には、隣接する他の帯状パネルの
幅方向他端部は、前記弾性押圧部と前記一つの帯状パネ
ルの幅方向一端部側の弾性舌片との間に保持される。従
って、二つのパネルは強固にこの取付金具に固定され
る。
[この考案の実施例] 次に、この考案の実施例を図面に基いて説明する。
第4図は、天井スラブなどに垂設されたボルト41に一対
のナット42,43及び吊り金具44を介して通し材45を高さ
調節可能に吊下げ、その通し材45に固定した野縁等の下
地材sに、この考案に係るパネル取付装置の取付金具
A1,A2,…を用いて、多数枚のパネルP1,P2,…を取付
けて、天井面を形成した一例を示している。
第4図は、全てのパネルを着脱可能に取付けた例である
が、第5図のように、一部のパネルPaのみをこの考案に
係る取付金具Aを用いて着脱自在に取付け、他のパネル
Pbをねじで固着し取外し不可能な状態に取付けた例を示
す。
この考案に係るパネル取付装置の取付金具Aは、第1図
と第2図に示すように、好ましくは一枚の弾性を有する
薄金属板の打抜き、曲げ加工により一体に形成され、こ
の場合の天井下地材側である。上部には取付部1と係止
部2とを有し、取付部1から下方に離間させる離間部3
と、その離間部の下端部から取付部の一端部方向に屈曲
された舌片4,5を有し、また、取付部1の側部を斜め下
方に屈曲して成形した押圧部6を有する。
取付部1は、ほぼ中心部に設けた孔7に第3図に示すよ
うに、頭付きねじや釘などの固定具10の軸部を貫通し、
そのねじ等を野縁等の下地材sにねじ込むことにより野
縁等の下地材sに固定される。
係止部2は、取付部1を野縁等の下地材sの下面に当接
する際に、この係止部2を第3図に示すように野縁の側
面に当接することにより、前記ねじ込みによる固定の際
に、位置決めを容易にして施工時の作業性を向上させ、
また、この金具が勝手に回転することを防ぐものであ
る。
離間部3から舌片4,5の先端まで連続し、開放するスリ
ット8を形成し、かつ、舌片4と5に段差を設けること
により、舌片4,5を互いに上下に遠近動可能にして適当
な弾性を備え、舌片4,5で上下一対の弾性嵌合部を構成
している。スリット8の上端部を取付部1の端部まで延
長させることにより、嵌合部に必要な弾性度を確保して
いる。
この弾性嵌合部4,5は、第3図に示すように、パネルP1
の一端部に形成した嵌合溝に嵌合する場合に、舌片4,5
が弾性により一旦互いに接近した後、復帰することによ
り、パネルを容易に外れ出ないように弾性的に嵌合保持
するものである。保持力及び着脱作業性などを高めるた
め、舌片4の先端部側4aを山状に屈曲させてある。
この弾性嵌合部4,5により、パネルが上下左右方向に位
置決めされる。図示の例のように、舌片4を舌片5の両
側に設けた場合は、嵌合時の安定性が良い。舌片4を一
つとし、舌片5を二つ設けても良い。しかし、舌片4,5
は、それぞれ一つずつとしても良い。
前記押圧部6は、取付部1との間にスリット9を有する
ことにより、舌片4,5と同様に弾性を有している。この
押圧部6は、前記一対の弾性嵌合部に嵌合保持された一
つのパネルPkの一端部に他のパネルPk+1の反対側の端
部を載置し、そのパネルPk+1を天井形成面に沿って前
記パネルPk方向に移動した場合にそのパネルPk+1の端
部を下方に等圧するためのものである。
上記の構成を有する取付金具Aは、第4図に示す例の場
合は、野縁等の下地材sの端部に建物壁面wに当接させ
て固定した見切り部材46からパネル一枚の幅に対応する
回転ずつ隔てた所定位置に配置され、ねじ10で予め固着
される。
上記の取付金具Aを用いて取付けられるパネルPは、第
1図と第4図に一部を示すように、幅方向一端部aに表
面部11から裏面方向に屈曲された屈曲部12と、その屈曲
部の端部から少なくとも外側に延出する当接部13とを有
し、その当接部の少なくともパネルの他端部の反対側の
端部に補強のために立設された突縁14とを有する。ま
た、幅方向他端部bには、屈曲部12と同様に表面部11か
ら裏面方向に屈曲された屈曲部15と、その屈曲部15の端
部からパネルPの内向き方向に屈曲された係止部16とを
有して、表面部11の端部と屈曲部15と係止部16とで、そ
の間にパネルの一端部方向に開口する断面コ字形の嵌合
溝17を形成している。係止部16の先端内面に、保持力向
上及び位置決め用の断面山状の凸部16aが形成してあ
る。
上記取付金具Aを用いてパネルPを取付けるには、最初
のパネルP1は、その幅方向一端部aを見切り部材46の嵌
合溝461に挿入するとともに、他端部bを最初の取付金
具A1の弾性嵌合部4,5に近接して、舌片5をパネルP1
表面部11の裏面に当接する。その状態で、このパネルP1
を一端部の突縁14が見切り部材46の嵌合溝内壁に移動
し、他方、取付金具A1の弾性嵌合部4,5を他端部bの嵌
合溝17に押入させる。この際に、他端部bは、嵌合部4,
5の弾性により、パネルP1の係止部16の凸部16aが取付金
具の舌片4の山状部分を越え、その状態で嵌合部4,5が
弾性復帰するため、パネルP1の他端部bは強固に支持さ
れるとともにパネルP1は上下左右の位置決めも自動的に
設定される。従って、このパネルP1は両端部が確実に固
定される。
次に、二番目のパネルP2は、その一端部aの当接部13
を、先に取付けたパネルP1の他端部bの係止部16の先端
部に係止させるとともに、そのパネルP2の他端部bを次
の取付金具A2に接近して、先のパネルP1の場合と同様に
そのパネルの他端部bの嵌合溝17にその取付金具A2の一
対の嵌合部4,5を対応させ、このパネルP2を一端部a方
向に強く移動して、この嵌合溝17に嵌合部4,5を弾性的
に嵌合し固定すると同時に、前記一端部aを先のパネル
P1の係止部16の上面に確実に載置する。
パネルP2の他端部bを嵌合部4,5に接近対応させたとき
には、押圧部6がこのパネルの一端部aの当接部13裏面
に押されて弾性的に変形し、復元力をその当接部に与え
る。そして、このパネルP2をP1方向に移動した状態で
は、パネルP2の当接部13をパネルP1の係止部16に押圧す
る。従って、このパネルP2も強固に固定される。
この状態において、隣接するパネルP1,P2の隣接する端
部の屈曲部15,12の間には、天井面の表面側に開口する
隙間19が形成される。
以下、同様にして、他のパネルP3,…も取付けられて、
天井面が構成される。
なお、前記パネルの取付順序は上記の場合とは逆に、パ
ネルP3からP2,P1へと取付けることもできる。
前記隣接パネルの間に形成される隙間19は、前記取付金
具Aの舌片4,5の位置設定により定められる幅寸法で、
かつ、その直前に取付けたパネルを取付時の移動方向と
反対方向に移動した場合にそのパネルの一端部と取付金
具Aの嵌合部4,5との嵌合が解除されるだけの寸法であ
る。従って、いずれかのパネルを取外したい場合は、そ
のパネル(例えばP2)の一端部側に存する隙間19に、指
先又は適当な道具を挿入し、そのパネル(P2)を他端部
b方向に押圧部6と嵌合部4,5の力に打ち勝つだけの力
で強く押して移動すると、そのパネル(P2)の嵌合溝17
と取付金具Aの嵌合部4,5との嵌合が解除されるので、
そのパネルの他端部bを外方に取外し、一端部aを、こ
れを保持している取付金具Aに保持されているパネル
(P1)の係止部16と押圧部6との間から引き出して、こ
のパネル(P2)のみを取外すことができる。一つのパネ
ルP2を取り外した後に残された両隣のパネルP1,P3
内、一つのパネルP1は、その端部が弾性嵌合部4,5にし
っかり嵌合保持されており、また、もう一つのぱねるP3
は、その端部が押圧部6により嵌合部の舌片4に押圧さ
れて、舌片4と押圧部6との間に保持されている。
従って、必要な位置のパネルを取外しても、残余のパネ
ルは、作業者に触れたり、その他の振動を受けても、脱
落したり、位置ずれを生じたりすることがない。また、
取外したパネルP2は、その一端部aを先に取付金具A1
押圧部6とパネルP1の係止部16との間に挿入し、次い
で、嵌合溝17に取付金具A2の弾性嵌合部4,5を押入する
ことにより、装着することができる。
第5図に示す例では、パネルPaのみを、先の例と同様に
して脱着することができる。
第6図は、基本的構成は第2図に示すものと同様である
が、押圧部6の先端部でパネルの表面部11を弾性的に押
圧するように形成した取付金具Aeの例を示す。
[この考案の効果] 以上に説明したように、本考案によれば、一つの帯状パ
ネルの幅方向一端部は嵌合溝が一対の弾性舌片を弾性的
に嵌合して支持され、他端部は隣接する帯状パネルの幅
方向一端部上に載置され、さらに押圧部により隣接する
帯状パネルの幅方向一端部を支持する弾性嵌合部側に弾
性的に押圧されて支持されている。そして、一つの帯状
パネルを取り外した時には、その幅方向一端部上に載置
された隣接帯状パネルの幅方向他端部は、取り外された
帯状パネルによる支持は失うが、弾性押圧部と取り外さ
れた帯状パネルの幅方向一端部側の弾性舌片との間に保
持される。したがって、残部パネルが作業者との接触又
はその他の振動により変形、脱落、位置ずれなどを生じ
ることが有効に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るパネル取付装置で用いる取付金
具の一例を示す斜視図、第2図は取付金具のみの側面
図、第3図はパネルの着脱時の取付金具の作用を説明す
る要部断面図、第4図はこの考案に係る取付金具を用い
て形成された天井の一部の断面図、第5図は天井面の一
部のパネルを着脱自在に装着した例を示す断面図、第6
図は他のパネル及び取付金具の他の例を示す断面図であ
る。 A,1〜A3,Ae…取付金具、1…取付部、3…離間部、4,5
…舌片(一対の弾性嵌合部)、6…押圧部、P1,P2…パ
ネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)取付部と、離間部と、一対の弾性嵌
    合部と、弾性押圧部とを有し、 (ロ)前記取付部は、下地材に固着されるものであり、 (ハ)前記離間部は、前記取付部から直角方向に離間さ
    せるものであり、 (ニ)前記一対の弾性嵌合部は、前記離間部に設けら
    れ、かつ、前記取付部に対して異なる高さを有する一対
    の弾性舌片を有し、一つの帯状パネルの幅方向一端部に
    他端部側に開口するように形成された断面コ字形の嵌合
    溝に前記一対の弾性舌片を弾性的に嵌合して支持するも
    のであり、 (ホ)前記弾性押圧部は、前記取付部より延出され、前
    記一つの帯状パネルの幅方向一端部上に幅方向他端部が
    載置された他の帯状パネルを前記弾性嵌合部側に弾性的
    に押圧するものである、 (ヘ)前記一つの帯状パネルの取り外し時には、隣接す
    る前記他の帯状パネルの幅方向他端部は、前記弾性押圧
    部と前記一つの帯状パネルの幅方向一端部側の前記取付
    部側の弾性舌片との間に保持されるものである、 取付金具を用いることを特徴とする帯状パネル取付装
    置。
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