JPH09256531A - デッキプレート用天井吊りハンガー - Google Patents

デッキプレート用天井吊りハンガー

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JPH09256531A
JPH09256531A JP8097625A JP9762596A JPH09256531A JP H09256531 A JPH09256531 A JP H09256531A JP 8097625 A JP8097625 A JP 8097625A JP 9762596 A JP9762596 A JP 9762596A JP H09256531 A JPH09256531 A JP H09256531A
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JP
Japan
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slide plate
inclined surface
plate
horizontal
hanger
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Application number
JP8097625A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakajo
弘 中條
Ryuzo Fujiwara
龍三 藤原
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SANWA KINZOKU KOGYOSHO KK
Kawatetsu Steel Products Co Ltd
Original Assignee
SANWA KINZOKU KOGYOSHO KK
Kawatetsu Steel Products Co Ltd
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Publication date
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B9/00Ceilings; Construction of ceilings, e.g. false ceilings; Ceiling construction with regard to insulation
    • E04B9/18Means for suspending the supporting construction

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  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井下地を吊り下げるハンガーをデッキプレ
ートの補剛リブに確実に嵌着させ、吊りボルトが少々弛
んでも脱落しないようにすること。 【解決手段】 ハンガーは横架部材3と吊りボルトとで
構成され、横架部材3は横架プレート5とスライドプレ
ート6を備える。横架プレート5の一方の傾斜面部7A
は一方の補剛リブに届かない長さであり、他方の傾斜面
部7Bの先端には他の補剛リブに嵌め込まれる嵌着用縁
部5bが形成される。スライドプレート6は傾斜面部7
Aに摺接可能に係合し、傾斜面部7Aに沿いつつ補剛リ
ブに向けて変位される。デッキプレートに横架部材3を
取りつけたとき、傾斜面部7Aの先端部から突出する嵌
着用縁部6bが補剛リブに嵌着され、他方端に設けた係
止部6cが吊りボルトに当接する。吊りボルトが弛んで
も横架部材3に螺合しているかぎりはスライドプレート
6の動きが阻止され、ハンガーは補剛リブから外れるこ
とがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデッキプレート用天
井吊りハンガーに係り、詳しくは、合成床板を形成した
デッキプレートに吊り天井構造が施工される際、デッキ
プレートに野縁受け等を吊り下げるために使用されるハ
ンガー金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デッキプレートは峰部水平条辺と谷部水
平条辺とが傾斜ウエブ条辺を介して繰り返すように連続
し、一定の断面形状を保った幾つかの条部を有した鋼製
の波形プレートであり、例えば鉄骨梁上に多数並べるよ
うにして渡され、その上面にコンクリートを打設し建築
物の合成床板を形成させることができる。
【0003】図8に示すように、打設されたコンクリー
ト11と複合して合成床板12を形成するこのような合
成スラブ用デッキプレート1の下面には天井構造が施工
されるが、最近では、傾斜ウエブ条辺1Rに長手方向へ
延びるように設けた補剛リブ1Mの凹み部1mおよび補
剛リブ1Nの凹み部1nを利用してハンガー13を取り
つけ、そのハンガー13を介した吊り天井構造の採用さ
れることが多い。
【0004】そのハンガーの一例が、実公平7−420
16号公報に記載されている。これは、図9の(a)に
示すように、ハンガー13が一つの条部1Aの上部を形
成する峰部水平条辺1Pの下方空間に架設され、全体と
して上方に湾曲または屈曲している横架部材14と、こ
の横架部材14の中央部に設けたねじ孔14aに上端部
を螺着させて垂下する吊りボルト4とからなっている。
吊りボルト4の下端部には図8に示す吊り金具15を介
して野縁受け16が取りつけられ、その野縁受け16に
クリップ等を介して野縁17が固定され、野縁17の下
に図示しない天井板が張りつけられるようになってい
る。
【0005】このような吊り天井構造において、上記し
た横架部材14は図9の(b)に示す平面矢視では略短
冊状をなしている。その左右長さは補剛リブ1M,1N
の対向する凹み部1m,1nに掛け渡されるに十分な長
さである必要があり、補剛リブ1Mの下部突起の先端1
r,1r間の長さL1 よりも少し長く選定される。
【0006】それゆえに、取付姿勢のままでは横架部材
14を凹み部1m,1nに嵌めることができないので、
二点鎖線のように各条部1Aの延びる長手方向に対して
斜めに配置し、その後に矢印18方向へ回転させて、図
9の(c)のように、その端部を凹み部1m,1nに嵌
め込んでいる。なお、この嵌め込み操作を円滑なものと
するために、横架部材14の自由状態での左右長さは、
凹み部1m,1nの底間距離L2 (図9の(b)を参
照)よりも少し短くなっている。
【0007】次に、吊りボルト4をねじ孔14aに螺着
させ、図9の(a)のように吊りボルト4の上端を峰部
水平条辺1Pの下面に強く当接させると、横架部材14
は二点鎖線の状態から実線で示したように中央部が押し
下げられて、湾曲または屈曲した状態がやや緩やかとな
りながら、横架部材14の両端部が凹み部1m,1nに
強く押しつけられる。したがって、横架部材14が突っ
張ったようになり、補剛リブ1M,1Nおよび峰部水平
条辺1Pの三箇所からの反力によってハンガー13が確
実にデッキプレート1に固定され、天井板等を吊り下げ
る構造を強固なものとしておくことができる。
【0008】上記した構造によれば、ハンガーの形状が
単純であって製作が容易となり、また、デッキプレート
への取付作業も位置を変えたい場合の取外操作も簡単な
ものとなる利点がある。すなわち、図8を参照して、各
吊り金具15に野縁受け16を取りつける際に例えばハ
ンガー13Bの取付位置を少し変更したい場合、吊りボ
ルト4を逆回転させて上端を下げる。横架部材14Bが
自由状態に戻って補剛リブ1M,1Nによる拘束が解か
れると、横架部材14Bを横架部材14Aと一直線をな
す位置等に移すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このことから分かるよ
うに、ハンガー13をデッキプレート1に回転して取り
つける場合、自由状態にある横架部材14と補剛リブ1
Mの凹み部1mの底との間や補剛リブ1Nの凹み部1n
の底との間に、図9の(b)に示した隙間Cが必要とな
る。したがって、地震等の振動によって吊りボルト4が
弛むと、取外作業の場合と同様に前記した強固な三点支
持が解放されることになる。甚だしくは、横架部材14
が矢印18とは反対方向へ少し回転すると、補剛リブ1
M,1Nから脱落するおそれが生じる。
【0010】本発明は上記した背景に鑑みなされたもの
で、その目的は、デッキプレートへのハンガーの取付操
作を簡便なものとしておくと共に、振動等によって吊り
ボルトが弛むことがあっても、簡素な構造でありながら
横架部材が補剛リブの凹み部からは外れない状態に維持
しておくことができるデッキプレート用天井吊りハンガ
ーを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、峰部水平条辺
と谷部水平条辺とが傾斜ウエブ条辺を介して繰り返すよ
うに連続する一定の波形断面を有して長手方向へ延びる
合成スラブ用デッキプレートの下方で天井下地を吊設す
るためのハンガーであって、前記傾斜ウエブ条辺に長手
方向へ延びるように設けた補剛リブの対向する二つの凹
み部を利用して前記峰部水平条辺の下方空間に架設さ
れ、中央部から各先端部に向けて下がった傾斜面部を備
える横架部材と、その横架部材の中央部に設けたねじ孔
に上端部を螺着させて垂下する下端部に吊り金具が装着
されるようになっている吊りボルトとを備える天井吊り
ハンガーに適用される。その特徴とするところは、図1
を参照して、横架部材3が、左右にそれぞれの傾斜面部
7A,7Bを有する横架プレート5と、一方の傾斜面部
7Aに沿って摺接変位するスライドプレート6とを備え
る。横架プレート5は、その一方の傾斜面部7Aが補剛
リブ1M,1N(図3の(d)を参照)の対向する凹み
部1m,1nのうちの一方の凹み部1mに届かない長さ
に選定されていると共に、他方の傾斜面部7Bの先端に
他方の凹み部1nに嵌め込まれる嵌着用縁部5bを備え
る。スライドプレート6は一方の傾斜面部7Aに摺接可
能に係合し、その傾斜面部7Aに沿いつつ一方の凹み部
1mに向けて変位するもので、その一方端に横架プレー
ト5の傾斜面部7Aの先端部から突出して凹み部1mに
嵌め込まれる嵌着用縁部6bが設けられると共に、他方
端には吊りボルト4(図3の(d)を参照)に当接し
て、そのスライドプレート6の後退変位を拘束するため
の係止部6cが形成されていることである。
【0012】このような構成によれば、スライドプレー
ト6を退避させた状態で横架部材3をデッキプレート1
に配置し(図3の(a),(b)を参照)、スライドプ
レート6を摺動変位させて、横架部材3の左右端を確実
に補剛リブ1M,1Nの凹み部1m,1nの奥深く密着
するように嵌め込む(図3の(c)を参照)。その状態
で吊りボルト4を横架プレート5のねじ孔7aに螺着さ
せると、吊りボルト4の側面がスライドプレート6の他
方端の係止部6cと当接し、スライドプレート6の以後
の変位が阻止される(図3の(d)を参照)。吊りボル
ト4を螺進させて上端を峰部水平条辺1Pの下面に強く
当接させれば、スライドプレート6と一体化されている
横架プレート5の中央部が押し下げられ、ハンガー2は
上と左右の三点からの反力によって強く固定される。た
とえ、吊りボルト4が弛むようなことがあっても、吊り
ボルト4がねじ孔7aから脱落するほどまでに大きく弛
まないかぎりスライドプレート6は拘束された状態にお
かれる。ハンガー2は補剛リブ1M,1Nの凹み部1
m,1nに密着し、少々の振動等を受けてもデッキプレ
ート1から脱落することがない。
【0013】スライドプレート6には、一方の傾斜面部
7Aに対して摺接変位を可能に係合する係合フック6a
が設けられる。横架プレート5とスライドプレート6と
は上下方向に離脱することがなく、スライドプレート6
は傾斜面部7Aに沿って安定した状態で摺動変位する。
逆に、図5の(a)のように、スライドプレート6の傾
斜面部7Aに対する摺接を可能に係合する係合フック1
7aを傾斜面部7Aに設けておいてもよく、この場合も
同様に機能する。
【0014】図1に戻って、スライドプレート6の上面
が傾斜面部7Aと摺接するように、スライドプレート6
を傾斜面部7Aの下面に取りつけ、係止部6cを含んむ
他方端部位が略水平となるように屈曲させた舌状部6A
を設けておく(図3の(c)を参照)。スライドプレー
ト6は横架部材3と干渉することなくある程度退避する
ことができ、進出させると舌状部6Aが吊りボルト4に
当接する位置となる(図3の(d)を参照)。
【0015】スライドプレート6は、図5の(b)のよ
うに、その下面を傾斜面部7Aと摺接するように傾斜面
部7Aの上面に取りつける。この場合、スライドプレー
ト6の傾斜面部7Aと重合しない位置にスライドプレー
ト6を変位させるための操作部6rを形成しておくこと
が好ましい。この操作部6rを用いて押し出せば、横架
プレート5の下からでもスライドプレート6は簡単に進
出する。
【0016】係止部6cの端縁中央に吊りボルト4を嵌
め込む切欠き6n(図1を参照)を形成しておけば、た
とえ係合フック6aの部分にガタが残っていても、スラ
イドプレート6の姿勢が吊りボルト4によって安定的に
保持される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、横架プレートを回転す
ることなくハンガーをデッキプレートの峰部水平条辺の
下方の空間に配置し、スライドプレートを進出させて補
剛リブに密着固定しておくことができる。吊りボルトを
横架プレートに取りつけた時点でスライドプレートの変
位が阻止され、その密着状態を維持しておくことができ
る。吊りボルトをねじ孔に螺進させ上端を峰部水平条辺
の下面に当接させると、スライドプレートと一体化され
ている横架プレートの中央部が押し下げられ、ハンガー
は上と左右の三点から大きい反力を受けて強く固定され
る。吊りボルトが弛むようなことがあっても、吊りボル
トが横架プレートと螺合しているかぎりはスライドプレ
ートの位置が変化することはなく、ハンガーと補剛リブ
との高い密着性が維持され、ハンガーのガタつくことは
可及的に抑制される。ハンガーがたとえ回転力を受けて
も、ある程度の幅を有して長手方向に延びる嵌着用縁部
が補剛リブの凹み部と少なくとも線接触しており、回り
出して外れるということもない。
【0018】スライドプレートに傾斜面部と摺接可能に
係合する係合フックを設けたり、傾斜面部に係合フック
を形成しておけば、スライドプレートは常に横架プレー
トと一体的に保たれ、スライドプレートを傾斜面部に対
して摺動させ、補剛リブの凹み部に向けて進出させるこ
とも容易となる。
【0019】スライドプレートを傾斜面部の下面に取り
つける場合には、係止部を含んだ他方端部位が略水平と
なるように屈曲させた舌状部が形成される。これによっ
てスライドプレートの係止部を横架部材の下方で吊りボ
ルトに当接させることが可能となり、また、スライドプ
レートの過大な退避や抜け落ちが阻止される。
【0020】スライドプレートの下面を傾斜面部と摺接
させるように傾斜面部の上面にスライドプレート6を取
りつける場合に、そのスライドプレートと傾斜面部とが
重合しない位置にスライドプレートを変位させるための
操作部を形成しておけば、手を横架部材の上方に回すま
でもなく、操作部を介して横架プレートの下からスライ
ドプレートを動かすことができ、取付作業が容易とな
る。
【0021】係止部の端縁中央に吊りボルトを嵌め込む
切欠きが形成されていると、係合フック部分で横ずれ的
なガタがあっても、切欠きを介した均等な押しつけ力が
スライドプレートに作用し、嵌着用縁部の補剛リブの凹
み部に沿った安定的な固定が実現される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るデッキプレ
ート用天井吊りハンガーを、その実施の形態を表した図
面をもとに詳細に説明する。図3は、階上床構造を形成
するためのデッキプレートの一つの条部にハンガーを取
りつける手順を示している。このデッキプレート1の条
部1Aは、(a)に示すように、峰部水平条辺1Pと谷
部水平条辺1Qとが傾斜ウエブ条辺1Rを介して繰り返
すように連続する一定の波形断面を有し、長手方向すな
わち紙面に垂直な方向へ延びている。(d)に示すハン
ガー2は、この合成スラブ用デッキプレート1の下方で
天井下地を吊設するためのものであり、傾斜ウエブ条辺
1Rに長手方向へ延びるように設けた補剛リブ1M,1
Nの対向するそれぞれの凹み部1m,1nを利用して峰
部水平条辺1Pの下方空間に架設される。
【0023】ハンガー2は、全体として上方に湾曲また
は屈曲している横架部材3と、その横架部材3に螺着さ
れる吊りボルト4とを備えている。横架部材3は図2に
示すように横架プレート5とスライドプレート6とから
なるが、その横架プレート5は、(b)に示すように、
中央部から各先端部に向けて下がった傾斜面部7A,7
Bを備えたプレス成形鋼板であり、平面矢視は(a)の
ように例えば150mm程度の長さの短冊状となってい
る。
【0024】吊りボルト4は、図3の(d)に示すよう
に、横架プレート5の中央部に設けたねじ孔7aに上端
部を螺着させて垂下されるものであり、下端部には図示
しない吊り金具が装着されて天井板を支持する野縁受け
等を取りつけることができるようになっている長いねじ
棒である。
【0025】ちなみに、吊りボルト4は横架部材3に対
して上下方向へ変位することができるものであるので、
吊りボルト4と横架プレート5との螺着は確実となって
いる必要がある。横架プレート5が薄い板であることか
ら上記したねじ孔7aは溶接止めされたナットで形成さ
れたり、バーリング加工によって上方へ折り曲げるよう
に少し伸ばされた円筒状内面にねじを刻設させたもので
よい。
【0026】上記した横架部材3の主たる部分を構成す
る横架プレート5は、一方の傾斜面部7Aが一方の凹み
部1mに届かない長さとなっていると共に、他方の傾斜
面部7Bの先端に他方の凹み部1nに嵌め込まれる嵌着
用縁部5bを備えている。なお、この嵌着用縁部5b
は、後述する嵌着用縁部6bと同様に、縁辺5m,5m
(図1を参照)を備えている。
【0027】スライドプレート6は、その上面が一方の
傾斜面部7Aと摺接するように傾斜面部7Aの下面に配
置される。図2の(a)に示すように、傾斜面部7Aに
係合する係合フック6a,6aがスライドプレート6の
両側部に設けられており、傾斜面部7Aと摺動変位可能
であるが簡単には上下方向に外れないようになってい
る。したがって、図1のように傾斜面部7Aに沿わせる
ようにして、実線の状態から二点鎖線のようにスライド
プレート6を張り出させ、図3の(b)から(c)のよ
うに、スライドプレート6を補剛リブ1Mの凹み部1m
に向けて変位させることができる。
【0028】なお、傾斜面部7Aの先端部近傍には図1
に示すカシメ等によって僅かに変形された突起5aが設
けられている。この突起5aが係合フック6aの端面に
当接すると、スライドプレート6はそれ以上に左方へ変
位するのが阻止され、抜け落ちないようになっている。
ちなみに、突起5aは、スライドプレート6を傾斜面部
7Aに取りつけた後に形成される。
【0029】スライドプレート6の一方端(図の左端)
には長手方向にある程度の幅を備えた嵌着用縁部6bが
形成されると共に、他方端部位にはスライドプレート6
の変位を拘束する係止部6cが形成されている。嵌着用
縁部6bは横架プレート5の先端部から突出して図3の
(c)に示した補剛リブ1Mの内面に生じた凹み部1m
に嵌め込まれる部分であり、係止部6cは(d)のよう
に吊りボルト4に当接させる部分である。
【0030】図1の例では、嵌着用縁部6bに長手方向
へ延びる短い二つの縁辺6m,6mがある程度の間隔を
おいて設けられている。したがって、この嵌着用縁部6
bが凹み部1mに着座すると少しの回転力が横架部材3
に作用しても、その回転を二つの縁辺6m,6mによっ
て阻止しておくことができる。
【0031】係止部6cを含んだスライドプレート6の
他方端部位は、図3の(d)のように、略水平となるよ
うに屈曲された舌状部6Aとなっている。これは、
(a)のように横架部材3に吊りボルトを螺着させてい
ない状態で、スライドプレート6を退避させておくこと
ができるようにするためである。すなわち、二点鎖線の
ように直線的であると、吊りボルト4に当接させるため
に確保した係止部6cに相当する延長部分が横架プレー
ト5と干渉することになるからである。もちろん、過剰
に退避させると係止部6cの先端が(a)のように他方
の傾斜面部7Bの下面に当接するので、スライドプレー
ト6が舌状部6Aの側から外れることも防止しておくこ
とができる。
【0032】係止部6cの端縁中央には、図2の(c)
に示すように、吊りボルト4を嵌め込む切欠き6nが設
けられている。係合フック6aが備えられているとはい
え、スライドプレート6と傾斜面部7Aとの間に横ずれ
する僅かな隙間が残っていることがあり、そのような場
合でも、切欠き6nに吊りボルト4を嵌め込んでおけば
スライドプレート6が横ずれすることはなく、嵌着用縁
部6bを凹み部に完全に着座させた状態を保持しておく
ことが容易となる。なお、スライドプレート6の嵌着用
縁部6bが凹み部に完全に着座したとき、切欠き6nが
横架プレート5のねじ孔7aと重なる位置となるよう
に、スライドプレート6の長さが予め選定されている。
【0033】以上述べたデッキプレート用天井吊りハン
ガーの構造としておくと、横架部材3を回転させること
なく、ハンガー2をデッキプレート1に取りつけること
ができる。図3を参照して、まず、(a)のようにスラ
イドプレート6を右方向へ寄せておき、他方の傾斜面部
7Bの先端の嵌着用縁部5bを右の凹み部1nに載せ
る。
【0034】次に、スライドプレート6を(b)のよう
に押し上げ、その嵌着用縁部6bを左の凹み部1mに臨
ませる。そして、スライドプレート6を左へ変位させて
嵌着用縁部6bを(c)のように着座させる。この操作
においては、スライドプレート6に少し力を掛けて進出
させ、嵌着用縁部6b,5bと凹み部1m,1nの底面
との間にできるだけ隙間を残こさないようにしておく。
その時点で、スライドプレート6の係止部6cの切欠き
6nが、横架プレート5のねじ孔7aの直下に位置す
る。
【0035】(d)のように、吊りボルト4を下方から
切欠き6nに差し込んでねじ孔7aに螺合させ、吊りボ
ルト4の先端が峰部水平条辺1Pの下面に当接するまで
螺進させる。スライドプレート6を進出させた際に、嵌
着用縁部6b,5bの先端と凹み部1m,1nの底面と
の間に隙間が万一若干残っているようなことがあって
も、峰部水平条辺1Pからの反力が作用する吊りボルト
4によってスライドプレート6がより強く凹み部1mに
押し込まれ、その結果、横架プレート5の嵌着用縁部5
bも凹み部1nに強く押し込まれることになる。
【0036】すなわち、図9の(a)で述べた場合と同
様に、ねじ孔7aの位置が少し押し下げられる。しか
し、スライドプレート6の係止部6cが吊りボルト4の
側面に当接してスライドプレート6の変位が阻止された
状態にあること、スライドプレート6が横架プレート5
の傾斜面部7Aとは係合フック6a(図2の(b)を参
照)によって略密着し上下方向の離脱が阻止されている
ことから、横架部材3には左右方向への圧縮力が作用し
てそれが凹み部1m,1nで受け止められる。
【0037】このようにして、ハンガー2は峰部水平条
辺1Pの下部空間において三点支持による強固な支持状
態となる。以後、天井下地を吊りボルト4の下端部に取
りつけることができる。ハンガー2の取付位置を変更し
たい場合には、吊りボルト4をねじ孔7aや切欠き6n
から外せば、スライドプレート6を後退させることがで
き、横架部材3の位置をずらすことが可能となる。
【0038】ハンガー2は上記したごとく三点支持によ
る固定となっているが、地震等によってデッキプレート
1に振動が作用したり、天井下地等からの揺れが吊りボ
ルト4に作用して吊りボルト4が少し弛むと、峰部水平
条辺1Pからの反力が得られなくなる。この場合に、横
架部材3は補剛リブ1M,1Nに単に載った状態となる
が、スライドプレート6の係止部6cが吊りボルト4に
当接しているかぎりスライドプレート6の変位が阻止さ
れ、横架部材3はデッキプレート1から外れることがな
い。
【0039】なお、嵌着用縁部6bには図1に示した二
つの縁辺6m,6mが設けられて凹み部1mとは二箇所
で接触しているので、吊りボルト4が弛んだ時点で横架
部材3に何らかの理由で回転力が作用しても嵌着用縁部
6bの回転は阻止され、横架部材3が補剛リブ1M,1
Nから脱落することはない。
【0040】ところで、スライドプレート6の先端の嵌
着用縁部6bや横架プレート5の他端の嵌着用縁部5b
は、図4の(a)に示したように、直線状であっても差
し支えない。要するに、横架部材3に回転力が作用して
も凹み部の底と比較的長い線接触を維持するようになっ
ていれば十分である。一方、係止部6cには、上記した
切欠き6nを是非設けなければならないというものでも
ない。図示のように係止部6cが直線的な当接縁6pを
有して吊りボルト4の側面に後述する図5の(a)のご
とく当接させれば、スライドプレート6の変位を阻止し
ておくことができ、また、形状も簡素化される。
【0041】図4の(b)は、スライドプレート6を傾
斜面部7Aに摺接可能に装着しておく異なる係合フック
16aを備えた例である。上記した図1の係合フック6
aは傾斜面部7Aの両側縁を覆うものであったが、この
例では傾斜面部7Aに矩形の係合孔7bが開口され、ス
ライドプレート6の中央を切り起こして両側方へ広がる
ように曲げたものとなっている。
【0042】この係合フック16aは略半円弧状の断面
であり、左右を挟むようにして稜縁16m,16mの間
隔を縮めて係合孔7bに嵌め込めばよい。係合フック1
6aが弾力で成形時の形に戻れば、スライドプレート6
は横架プレート5に密着した状態を維持する。この例の
場合、係合フック16aが係合孔7bの左側の辺縁7c
に当接したとき、スライドプレート6は横架プレート5
の傾斜に沿った方向で脱け落ちるのが阻止される。
【0043】ところで、係合フック6aはスライドプレ
ート6に設けられることなく、図5の(a)に示すよう
に傾斜面部7Aの両側部に形成しておき、スライドプレ
ート6を係合フック17aによって摺動可能に支持して
おいてもよい。この場合に前述した突起5aに相当する
カシメ部を設ける及ばない。これは、舌状部6Aによっ
て過大な右行も左行も不可能となるからである。
【0044】もちろん、図4の(b)のような構成を採
用し、スライドプレート6に係合孔7bに相当するもの
を設ける一方、傾斜面部7Aに係合フック16aに相当
するものを形成しておいてもよい。このことから分かる
ように、係合フックはスライドプレート6が一方の傾斜
面部7Aから上下方向には外れず、そして、スライドプ
レート6の横架プレート5に対する摺接を可能にするも
のであるので、スライドプレート6と傾斜面部7Aのそ
れぞれに、図示しないが、断面一定の蟻溝を摺動方向へ
延びるよう部分的に設けておき、両蟻溝を嵌着させるよ
うな形態を採用することもできる。
【0045】図5の(b)は、スライドプレート6を横
架部材3の上に配置した例である。したがって、スライ
ドプレート6はその下面が横架プレート5と摺接するよ
うに傾斜面部7Aの上面に取りつけられる。なお、図の
例では横架プレート5に設けたねじ孔7aを形成するバ
ーリング加工片が上に形成されているので、スライドプ
レート6の他方端部位は上方へ跳ね上げられたような形
状となっている。ちなみに、脱落防止用の突起5aは係
合フック17aよりも左側に設けられる。
【0046】このような例においてはスライドプレート
6を進退させる際に手を横架部材3の上へ回してスライ
ドプレート6を操作すればよい。しかし、傾斜面部7A
が邪魔になるので、スライドプレート6には傾斜面部7
Aと重合しない位置にスライドプレート6を変位させる
ための操作部6rを設けておくとよい。
【0047】この操作部6rは(c)に示すように、側
縁に形成した円弧状の切欠きであったり、二点鎖線で示
した孔でもよい。さらには、側方に張り出させた突起で
あってもよい。(d)のようにスライドプレート6の一
部を折り曲げて形成することもできる。もちろん、形状
的には積極的な変形をスライドプレート6に与えていな
くても、手や工具でもって摺動させることができる部位
がスライドプレート6の一部に形成されていればよい。
【0048】このように、スライドプレート6を横架部
材3の上面に配置した場合も、図3の場合の手順と同様
に、図6の(a)や(b)の操作を経てハンガー2をデ
ッキプレート1に固定することができる。係止部6cに
切欠き6nを形成したり、(c)のように、係止部6c
に当接縁6pを設けた単純な形状としておいても、吊り
ボルト4によってスライドプレート6の変位を阻止して
おくことができるのは言うまでもない。
【0049】図7の(a)はねじ孔7aを横架部材3の
下方に刻設した場合であり、スライドプレート6は直線
状のものを使用することができる。(b)は横架部材3
が傘状ではなく円弧状に膨らんだアーチ状の例である。
スライドプレート6は図示のように横架プレート5の上
に位置しても、また図示しないが下方に位置させてもよ
い。いずれにしても、横架プレート5とスライドプレー
ト6とからなる横架部材3が、峰部水平条辺1Pからの
反力を受けても、それに耐えやすい形状となっていれば
よい。
【0050】係合フック6aは図6の(c)や図7の
(b)のように二箇所に分散して設けておいてもよい。
その場合には脱落防止用の突起5aを設けるにしても、
両係合フック間に一つ形成しておくだけで済むことにな
る。ちなみに、突起5aはスライドプレート6を横架プ
レート5に取りつけた後に形成する必要があるので、前
述したごとく側縁を少しカシメるようにすれば、簡単に
設けることができる。
【0051】以上の説明から分かるように、横架プレー
トを回転することなくスライドプレートを退避させた状
態で横架部材をデッキプレートに配置し、スライドプレ
ートを進出させて補剛リブに密着固定しておくことがで
きる。吊りボルトを横架プレートに取りつけた時点でス
ライドプレートの変位が阻止され、その密着状態を維持
しておくことができる。吊りボルトをねじ孔に螺進させ
上端を峰部水平条辺の下面に当接させると、スライドプ
レートと一体化されている横架プレートの中央部が押し
下げられ、ハンガーは上と左右の三点で大きい反力を受
け、より一層強く固定される。
【0052】吊りボルトが弛むことがあっても、吊りボ
ルトが横架プレートと螺合しているかぎりスライドプレ
ートの位置は変化することがないのでハンガーの補剛リ
ブとの密着は維持され、ハンガーがガタつくこともな
い。長手方向へ延びる補剛リブの凹み部に対して、ある
程度の幅を有した嵌着用縁部が少なくとも線接触してい
ることから、何らかの理由で回転力を受けても横架部材
が回り出して外れるということもない。もちろん、ハン
ガーをデッキプレートから取り外すときは、吊りボルト
を横架プレートから取り去ればスライドプレートの変位
が可能となり、ハンガーの取付位置の変更が簡単にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデッキプレート用天井吊りハン
ガーの横架部材の斜視図。
【図2】 横架部材の一例であって、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は下面図。
【図3】 ハンガーをデッキプレートに取りつける手順
を示し、(a)は初期の配置図、(b)はスライドプレ
ートを補剛リブに臨ませたときの配置図、(c)はスラ
イドプレートを進出させたときの配置図、(d)は吊り
ボルトを螺着してハンガーをデッキプレートに固定した
後の配置図。
【図4】 (a)は嵌着用縁部と係止部の形状の異なる
横架部材の上面図、(b)は係合フックの他例を含む横
架部材の斜視図。
【図5】 スライドプレートの異なる例であり、(a)
は切欠きを備えないスライドプレートを吊りボルトに当
接させている場合の装着図、(b)はスライドプレート
が横架プレートの上面に設置された場合の配置図、
(c)はスライドプレートを横架プレートの上に配置し
た場合の異なる例の上面図、(d)は操作部の異なる例
を表した配置図。
【図6】 (a)はスライドプレートを横架プレート上
に配置した場合のハンガー取付手順の初期の配置図、
(b)はスライドプレートの嵌着用縁部を補剛リブに臨
ませたときの配置図、(c)は係止部を吊りボルトに当
接させたときの配置図。
【図7】 (a)は直線状のスライドプレートを採用し
ている場合の横架部材の配置図、(b)はアーチ状の横
架部材を採用した場合の配置図。
【図8】 デッキプレートにハンガーを装着し、ハンガ
ーに天井下地を吊り下げるための構造の立体図。
【図9】 (a)は従来のハンガーをデッキプレートに
取りつけた状態の配置図、(b)は横架部材を斜めの姿
勢でデッキプレート下に配置し、回転することによって
補剛リブの凹み部に取りつける操作を説明する平面図、
(c)は横架部材を凹み部に載せた状態の配置図。
【符号の説明】
1…デッキプレート、1P…峰部水平条辺、1Q…谷部
水平条辺、1R…傾斜ウエブ条辺、1M,1N…補剛リ
ブ、1m,1n…凹み部、2…ハンガー、3…横架部
材、4…吊りボルト、5…横架プレート、5b…嵌着用
縁部、6…スライドプレート、6A…舌状部、6a…係
合フック、6b…嵌着用縁部、6c…係止部、6n…切
欠き、6r…操作部、7A,7B…傾斜面部、7a…ね
じ孔、16a,17a…係合フック。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 峰部水平条辺と谷部水平条辺とが傾斜ウ
    エブ条辺を介して繰り返すように連続する一定の波形断
    面を有して長手方向へ延びる合成スラブ用デッキプレー
    トの下方で天井下地を吊設するためのハンガーであっ
    て、前記傾斜ウエブ条辺に長手方向へ延びるように設け
    た補剛リブの対向する二つの凹み部を利用して前記峰部
    水平条辺の下方空間に架設され、中央部から各先端部に
    向けて下がった傾斜面部を備える横架部材と、該横架部
    材の中央部に設けたねじ孔に上端部を螺着させて垂下す
    る下端部に吊り金具が装着されるようになっている吊り
    ボルトとを備える天井吊りハンガーにおいて、 前記横架部材は、左右にそれぞれの傾斜面部を有する横
    架プレートと、一方の傾斜面部に沿って摺接変位するス
    ライドプレートとを備え、 前記横架プレートの一方の傾斜面部は前記補剛リブの対
    向する凹み部の一方に届かない長さとなっていると共
    に、他方の傾斜面部の先端に他方の凹み部に嵌め込まれ
    る嵌着用縁部が備えられ、 前記スライドプレートは、前記一方の傾斜面部に摺接可
    能に係合し、該傾斜面部に沿いつつ前記一方の凹み部に
    向けて変位され、その一方端に前記横架プレートの一方
    の傾斜面部の先端部から突出して前記一方の凹み部に嵌
    め込まれる嵌着用縁部が設けられると共に、他方端には
    前記吊りボルトに当接して該スライドプレートの後退変
    位を拘束するための係止部が形成されていることを特徴
    とするデッキプレート用天井吊りハンガー。
  2. 【請求項2】 前記スライドプレートには、前記一方の
    傾斜面部に対して摺接変位を可能に係合する係合フック
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載され
    たデッキプレート用天井吊りハンガー。
  3. 【請求項3】 前記一方の傾斜面部には、前記スライド
    プレートの該傾斜面部に対する摺接を可能に係合する係
    合フックが設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載されたデッキプレート用天井吊りハンガー。
  4. 【請求項4】 前記スライドプレートは、その上面が前
    記一方の傾斜面部と摺接するように該傾斜面部の下面に
    取りつけられ、前記係止部を含んだ他方端部位が略水平
    となるように屈曲させた舌状部が形成されていることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載さ
    れたデッキプレート用天井吊りハンガー。
  5. 【請求項5】 前記スライドプレートはその下面が前記
    一方の傾斜面部と摺接するように該傾斜面部の上面に取
    りつけられ、該スライドプレートには、前記一方の傾斜
    面部と重合しない位置に該スライドプレートを変位させ
    るための操作部が形成されていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載されたデッキプレ
    ート用天井吊りハンガー。
  6. 【請求項6】 前記係止部の端縁中央には前記吊りボル
    トを嵌め込むことができる切欠きが形成されていること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載
    されたデッキプレート用天井吊りハンガー。
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