JPH0743593B2 - 電子楽器の音域変換装置 - Google Patents
電子楽器の音域変換装置Info
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- JPH0743593B2 JPH0743593B2 JP63006420A JP642088A JPH0743593B2 JP H0743593 B2 JPH0743593 B2 JP H0743593B2 JP 63006420 A JP63006420 A JP 63006420A JP 642088 A JP642088 A JP 642088A JP H0743593 B2 JPH0743593 B2 JP H0743593B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、鍵盤を有する電子楽器の鍵域を分割する際
に、各鍵域の音域を変換することができる電子楽器の音
域変換装置に関する。
に、各鍵域の音域を変換することができる電子楽器の音
域変換装置に関する。
「従来の技術」 1つの鍵盤で複数段鍵盤に類似した演奏効果を得るよう
にするため、1つの鍵盤を複数(例えば2つ)の鍵域に
分割し、各鍵域毎に異なった音色設定を可能にし、これ
らの鍵域を使い分けて演奏するようにした電子楽器が知
られている。
にするため、1つの鍵盤を複数(例えば2つ)の鍵域に
分割し、各鍵域毎に異なった音色設定を可能にし、これ
らの鍵域を使い分けて演奏するようにした電子楽器が知
られている。
この場合において、鍵域分割後の一方の鍵域の音域を変
更し得るようにした装置が開発されている(特公昭62−
35118号,実開昭53−4925号)。このような装置におい
ては、メロディ演奏とコード演奏との音域が重なり合う
ように一方の鍵域の音域をオクターブ単位で変更した
り、あるいは低温側の鍵域でベース演奏ができるように
低温側鍵域の音域を低温側オクターブに変更したりする
ことにより、通常の複数段鍵盤式の電子楽器と同様の演
奏効果を達成している。
更し得るようにした装置が開発されている(特公昭62−
35118号,実開昭53−4925号)。このような装置におい
ては、メロディ演奏とコード演奏との音域が重なり合う
ように一方の鍵域の音域をオクターブ単位で変更した
り、あるいは低温側の鍵域でベース演奏ができるように
低温側鍵域の音域を低温側オクターブに変更したりする
ことにより、通常の複数段鍵盤式の電子楽器と同様の演
奏効果を達成している。
一方、電子楽器において、移調を行い得るようにするた
めに、全鍵域の音高を半音単位で変更するような装置も
知られている(特開昭55−126296号)。
めに、全鍵域の音高を半音単位で変更するような装置も
知られている(特開昭55−126296号)。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、従来の音域変換装置は、上述のオクター
ブ音域変換と半音音域変換とがそれぞれ単独で用いられ
ていたため、移調とオクターブ音域変換の両方を考慮し
た自在な音域変換を行うことができなかった。
ブ音域変換と半音音域変換とがそれぞれ単独で用いられ
ていたため、移調とオクターブ音域変換の両方を考慮し
た自在な音域変換を行うことができなかった。
この発明は、上述した事情に鑑みなされたもので、簡単
な構成で、移調とオクターブ音域の両方の音域変換を任
意に行い得るようにして演奏の自由度を向上させること
ができる電子楽器の音域変換装置を提供することを目的
とするものである。
な構成で、移調とオクターブ音域の両方の音域変換を任
意に行い得るようにして演奏の自由度を向上させること
ができる電子楽器の音域変換装置を提供することを目的
とするものである。
「課題を解決するための手段」 この発明は、上記課題を解決するために、供給される音
高情報が示す音高を変換し、この変換した変換音高情報
を楽音信号発生手段に供給して該変換音高情報に対応し
た音高の楽音信号を発生させるようにした電子楽器の音
域変換装置において、 操作子を有し音域変換量を入力設定する変換量設定操作
子手段と(ピッチスイッチPITCH(+),(−))、 第1モードまたは第2モードを指示する指示手段と(ベ
ース音色スイッチ,第7図のSc7)、 前記第1モードの状態においては前記変換量設定操作子
手段によって入力設定された変換量を半音単位の変換量
mを表す第1の変換量データとして記憶する第1の記憶
手段と(レジスタTRNS,第7図のSc10)、 前記第2モードの状態においては前記変換量設定操作子
手段によって入力設定された変換量をオクターブ単位の
変換量nを表す第2の変換量データとして記憶する第2
の記憶手段と(レジスタLKOCT,第7図のSc7)、 供給される音高情報が所定の音域に属するものであるか
否かを判別する手段と(第8図のSd20)、 前記供給される音高情報が示す音高を変換して変換音高
情報として出力するものであって、前記判別手段の判別
結果にかかわらず該音高情報が示す音高を前記第1の記
憶手段に記憶されている前記第1の変換量データが表す
m半音分変換するとともに、前記判別手段によって所定
の音域に属すると判別された該音高情報については更に
前記第2の記憶手段に記憶されている第2の変換量デー
タが表すnオクターブ分変換するものである音域変換手
段と(第8図のSd13,Sd24) を具備している。
高情報が示す音高を変換し、この変換した変換音高情報
を楽音信号発生手段に供給して該変換音高情報に対応し
た音高の楽音信号を発生させるようにした電子楽器の音
域変換装置において、 操作子を有し音域変換量を入力設定する変換量設定操作
子手段と(ピッチスイッチPITCH(+),(−))、 第1モードまたは第2モードを指示する指示手段と(ベ
ース音色スイッチ,第7図のSc7)、 前記第1モードの状態においては前記変換量設定操作子
手段によって入力設定された変換量を半音単位の変換量
mを表す第1の変換量データとして記憶する第1の記憶
手段と(レジスタTRNS,第7図のSc10)、 前記第2モードの状態においては前記変換量設定操作子
手段によって入力設定された変換量をオクターブ単位の
変換量nを表す第2の変換量データとして記憶する第2
の記憶手段と(レジスタLKOCT,第7図のSc7)、 供給される音高情報が所定の音域に属するものであるか
否かを判別する手段と(第8図のSd20)、 前記供給される音高情報が示す音高を変換して変換音高
情報として出力するものであって、前記判別手段の判別
結果にかかわらず該音高情報が示す音高を前記第1の記
憶手段に記憶されている前記第1の変換量データが表す
m半音分変換するとともに、前記判別手段によって所定
の音域に属すると判別された該音高情報については更に
前記第2の記憶手段に記憶されている第2の変換量デー
タが表すnオクターブ分変換するものである音域変換手
段と(第8図のSd13,Sd24) を具備している。
「作用」 変換量設定操作子手段によって入力設定された変換量
が、指示手段による第1モードまたは第2モードに応じ
て半音単位の変換量mを表す第1の変換量データまたは
オクターブ単位の変換量nを表す第2の変換量データと
して第1または第2の記憶手段に記憶される。そして、
供給される音高情報が示す音高を変換して変換音高情報
として出力する音域変換手段は、供給される音高情報が
所定の音域に属するものであるか否かを判別する判別手
段の判別結果にかかわらず該音高情報が示す音高を第1
の変換量データが表すm半音分変換するとともに、判別
手段によって所定の音域に属すると判別された該音高情
報については更に前記第2の記憶手段に記憶されている
第2の変換量データが表すnオクターブ分変換する。
が、指示手段による第1モードまたは第2モードに応じ
て半音単位の変換量mを表す第1の変換量データまたは
オクターブ単位の変換量nを表す第2の変換量データと
して第1または第2の記憶手段に記憶される。そして、
供給される音高情報が示す音高を変換して変換音高情報
として出力する音域変換手段は、供給される音高情報が
所定の音域に属するものであるか否かを判別する判別手
段の判別結果にかかわらず該音高情報が示す音高を第1
の変換量データが表すm半音分変換するとともに、判別
手段によって所定の音域に属すると判別された該音高情
報については更に前記第2の記憶手段に記憶されている
第2の変換量データが表すnオクターブ分変換する。
このように、全鍵域の音高を半音単位で変更(上昇また
は下降)する第1の音域変換と所定の一部鍵域の音高を
オクターブ単位で変更(上昇または下降)する第2の音
域変換とを組み合わせることにより、第1の音域変換に
よって演奏曲に対応した調設定(移調)ができ、この調
設定状態を保持しつつ第2の音域変換によって特定鍵域
でベース演奏等の別オクターブ音域演奏が可能となる。
また、この場合、第1の音域変換における半音単位の変
更量設定と第2の音域変換におけるオクターブ単位の変
更量設定を共通の操作子を用いて行うようにし、この共
通操作子の設定単位をモードに応じて半音毎またはオク
ターブ毎に切換え変更するようにしているので、構成が
簡単となる。
は下降)する第1の音域変換と所定の一部鍵域の音高を
オクターブ単位で変更(上昇または下降)する第2の音
域変換とを組み合わせることにより、第1の音域変換に
よって演奏曲に対応した調設定(移調)ができ、この調
設定状態を保持しつつ第2の音域変換によって特定鍵域
でベース演奏等の別オクターブ音域演奏が可能となる。
また、この場合、第1の音域変換における半音単位の変
更量設定と第2の音域変換におけるオクターブ単位の変
更量設定を共通の操作子を用いて行うようにし、この共
通操作子の設定単位をモードに応じて半音毎またはオク
ターブ毎に切換え変更するようにしているので、構成が
簡単となる。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
る。
(1:実施例の構成) 第1図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。図において、1は電子楽器であり、各キーの押
圧に対応したMIDI規格(電子楽器用の統一規格)による
楽音制御信号を発生する。ここで、MIDI規格による信号
(以下MIDI信号という)について説明する。MIDI信号は
3バイト1組の信号であり、第3図(イ)、(ロ)に示
すように第1バイトがキーのオン/オフを示し、第2バ
イトがキーコードを示し、第3バイトがタッチ情報を示
す。すなわち、第3図(イ)、(ロ)に示すように第1
バイトの上位4ビットが(9)Hであるときはキーオ
ン、(8)Hであるときはキーオフを示す。第1バイト
の下位4ビットは通信チャンネルになっている。また、
第2、第3バイトの最上位ビットは“0"が書き込まれ、
下位7ビットがそれぞれキーコードおよびタッチ情報を
示すようになっている。ここで、キーコードとはキーの
音高を示すコードであり、キーとは第2図に示す対応関
係になっている。
である。図において、1は電子楽器であり、各キーの押
圧に対応したMIDI規格(電子楽器用の統一規格)による
楽音制御信号を発生する。ここで、MIDI規格による信号
(以下MIDI信号という)について説明する。MIDI信号は
3バイト1組の信号であり、第3図(イ)、(ロ)に示
すように第1バイトがキーのオン/オフを示し、第2バ
イトがキーコードを示し、第3バイトがタッチ情報を示
す。すなわち、第3図(イ)、(ロ)に示すように第1
バイトの上位4ビットが(9)Hであるときはキーオ
ン、(8)Hであるときはキーオフを示す。第1バイト
の下位4ビットは通信チャンネルになっている。また、
第2、第3バイトの最上位ビットは“0"が書き込まれ、
下位7ビットがそれぞれキーコードおよびタッチ情報を
示すようになっている。ここで、キーコードとはキーの
音高を示すコードであり、キーとは第2図に示す対応関
係になっている。
次に、2は電子楽器1が出力するMIDI信号を受信する受
信回路であり、その受信信号はCPU3に供給される。CPU3
は装置各部を制御するものであり、プログラムメモリ4
内のプログラムにしたがって動作する。5は後述する種
々のレジスタやフラグが設定されているレジスタ群であ
り、ランダムアクセスメモリ(RAM)により構成されて
いる。6はCPU3に対し各種処理を指示するスイッチから
構成されるスイッチ群であり、図示のように12個の着色
スイッチTNSW0〜TNSW11、ファンクションスイッチFUN
C、ピッチスイッチPITCH(+),(−)およびその他の
スイッチ(ボリュームスイッチ等)より構成されてい
る。
信回路であり、その受信信号はCPU3に供給される。CPU3
は装置各部を制御するものであり、プログラムメモリ4
内のプログラムにしたがって動作する。5は後述する種
々のレジスタやフラグが設定されているレジスタ群であ
り、ランダムアクセスメモリ(RAM)により構成されて
いる。6はCPU3に対し各種処理を指示するスイッチから
構成されるスイッチ群であり、図示のように12個の着色
スイッチTNSW0〜TNSW11、ファンクションスイッチFUN
C、ピッチスイッチPITCH(+),(−)およびその他の
スイッチ(ボリュームスイッチ等)より構成されてい
る。
音色スイッチTNSW0〜TNSW11は、2グループに別れてお
り、第1のグループは音色スイッチTNSW0〜TNSW8からな
り、第2のグループはベース音色を指定する音色スイッ
チTNSW9〜TNSW11からなっている。これらの音色スイッ
チTNSW0〜TNSW11は、押圧状態のときにオン、非押圧状
態のときにオフとなるように構成されており、また、同
一のグループ内においては後着優先で受付けられるよう
になっている。したがって、同一のグループにおいては
2以上のスイッチの受付けは行われず、グループが異な
る場合においては、各グループについ1ずつのスイッチ
の受付が行われる。また、音色スイッチTNSW0〜TNSW9が
指定する音色(「ピアノ1」、「ピアノ2」……「チョ
ッパーベース」)に対応する音色パラメータが音色パラ
メータテーブル7に記憶されており、いずれかの音色ス
イッチTNSWが受け付けられると、その音色のパラメータ
が読出される。この場合、音色パラメータには音色スイ
ッチTNSW0〜TNSW11の番号に対応した「0」〜「11」の
識別番号が付されており、音色スイッチが押されると該
当する番号がCPU3から出力され、これによって、対応す
る音色パラメータが読出されるようになってい。ファン
クションスイッチFUNCは、種々の機能を指示する場合に
他のスイッチと組み合わせて押されるスイッチである。
ピッチスイッチPICH(+)は、発音する音高を一律に半
音上げる際に押されるスイッチであり、ピッチスイッチ
PICH(−)は発音する音高を一律に半音下げる際に押さ
れるスイッチである。
り、第1のグループは音色スイッチTNSW0〜TNSW8からな
り、第2のグループはベース音色を指定する音色スイッ
チTNSW9〜TNSW11からなっている。これらの音色スイッ
チTNSW0〜TNSW11は、押圧状態のときにオン、非押圧状
態のときにオフとなるように構成されており、また、同
一のグループ内においては後着優先で受付けられるよう
になっている。したがって、同一のグループにおいては
2以上のスイッチの受付けは行われず、グループが異な
る場合においては、各グループについ1ずつのスイッチ
の受付が行われる。また、音色スイッチTNSW0〜TNSW9が
指定する音色(「ピアノ1」、「ピアノ2」……「チョ
ッパーベース」)に対応する音色パラメータが音色パラ
メータテーブル7に記憶されており、いずれかの音色ス
イッチTNSWが受け付けられると、その音色のパラメータ
が読出される。この場合、音色パラメータには音色スイ
ッチTNSW0〜TNSW11の番号に対応した「0」〜「11」の
識別番号が付されており、音色スイッチが押されると該
当する番号がCPU3から出力され、これによって、対応す
る音色パラメータが読出されるようになってい。ファン
クションスイッチFUNCは、種々の機能を指示する場合に
他のスイッチと組み合わせて押されるスイッチである。
ピッチスイッチPICH(+)は、発音する音高を一律に半
音上げる際に押されるスイッチであり、ピッチスイッチ
PICH(−)は発音する音高を一律に半音下げる際に押さ
れるスイッチである。
次に8は、8個の発音チャンネルch0〜ch7を有している
トーンジェネレータであり、電子楽器1が出力するキー
コードがCPU3によっていずれかの発音チャンネルにch0
〜ch7に割り当てられると、その発音チャンネルが当該
キーコードによって指定される音高の楽音信号を発生す
る。また、各発音チャンネルch0〜ch7には、音色パラメ
ータ7から読出された音色パラメータがCPU3を介して供
給され、この音色パラメータにしたがった音色の楽音信
号を作成するようになっている。このトーンジェネレー
タ8が出力する楽音信号は、図示せぬサウンドシステム
に供給され、ここで、楽音として発生される。上記発音
チャンネルch0〜ch7は、鍵域分割時においては、発音チ
ャンネルch0〜ch3が上側鍵域用、発音チャンネルch4ch7
が下側鍵域用に用いられるようになっている。
トーンジェネレータであり、電子楽器1が出力するキー
コードがCPU3によっていずれかの発音チャンネルにch0
〜ch7に割り当てられると、その発音チャンネルが当該
キーコードによって指定される音高の楽音信号を発生す
る。また、各発音チャンネルch0〜ch7には、音色パラメ
ータ7から読出された音色パラメータがCPU3を介して供
給され、この音色パラメータにしたがった音色の楽音信
号を作成するようになっている。このトーンジェネレー
タ8が出力する楽音信号は、図示せぬサウンドシステム
に供給され、ここで、楽音として発生される。上記発音
チャンネルch0〜ch7は、鍵域分割時においては、発音チ
ャンネルch0〜ch3が上側鍵域用、発音チャンネルch4ch7
が下側鍵域用に用いられるようになっている。
ここで、レジスタ群7内のレジスタ、フラグのうち主な
ものについて説明する。
ものについて説明する。
レジスタASS:発音チャンネルの割り当てを指示するレジ
スタであり、このレジスタ内の数値が発音チャンネルの
番号を指示する。
スタであり、このレジスタ内の数値が発音チャンネルの
番号を指示する。
レジスタKC:MIDI信号中のキーコードが書き込まれるレ
ジスタである。
ジスタである。
キーコードバッファKCBUF(0〜7):各発音チャンネ
ル毎に設けられ、割り当てられたキーコードが記憶され
る。
ル毎に設けられ、割り当てられたキーコードが記憶され
る。
各発音チャンネル毎に設けられ、割り当てられたキーコ
ードが記憶される。
ードが記憶される。
レジスタSWST:スイッチの状態を記憶する16ビットのレ
ジスタであり、第4図にその構成を示す。図示のよう
に、第0ビット〜第11ビットが音色スイッチTNSW0〜TNS
W11に対応し、第12,13ビットが各々ピッチスイッチPICH
(),PICH(−)に対応し、また、最上位ビットがファ
ンクションスイッチFUNCに対応している。これらの各ビ
ットは、対応するスイッチが押されているときに“1"と
なる。また、このレジスタと同様に各ビットとスイッチ
とが対応している16ビットのレジスタとして、レジスタ
SWOLDとレジスタSWONEV等がある。レジスタSWOLDは前回
の各スイッチの状態が記憶され、レジスタSWONEVはオン
イベントがあったスイッチのビットが“1"となるレジス
タである。ここで、オンイベントとは、スイッチの状態
がオフからオンへ変化することをいう。
ジスタであり、第4図にその構成を示す。図示のよう
に、第0ビット〜第11ビットが音色スイッチTNSW0〜TNS
W11に対応し、第12,13ビットが各々ピッチスイッチPICH
(),PICH(−)に対応し、また、最上位ビットがファ
ンクションスイッチFUNCに対応している。これらの各ビ
ットは、対応するスイッチが押されているときに“1"と
なる。また、このレジスタと同様に各ビットとスイッチ
とが対応している16ビットのレジスタとして、レジスタ
SWOLDとレジスタSWONEV等がある。レジスタSWOLDは前回
の各スイッチの状態が記憶され、レジスタSWONEVはオン
イベントがあったスイッチのビットが“1"となるレジス
タである。ここで、オンイベントとは、スイッチの状態
がオフからオンへ変化することをいう。
レジスタTNST:上記レジスタSWSTとほぼ同様のレジスタ
であるが音色スイッチTNSW0〜SWSW11の状態のみを記憶
する。また、音色スイッチのみのオンイベントを記憶す
るレジスタとしてレジスタTNEVが設けられている。
であるが音色スイッチTNSW0〜SWSW11の状態のみを記憶
する。また、音色スイッチのみのオンイベントを記憶す
るレジスタとしてレジスタTNEVが設けられている。
レジスタSPLTKC:鍵域分割時における境界のキーコード
が書き込まれるレジスタである。このレジスタに書き込
まれるキーは下側鍵域の最高音キーとなる。
が書き込まれるレジスタである。このレジスタに書き込
まれるキーは下側鍵域の最高音キーとなる。
フラグSPLT:鍵域分割モード時に“1"となるレジスタで
ある。
ある。
以上が主なレジスタおよびフラグである。
(2:実施例の動作) 次に、上記構成によるこの実施例の動作について説明す
る。
る。
(2−1:メインルーチンMAIN) 第5図は、この実施例におけるメインルーチンMAINの処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
まず、ステップSa1においては、各種レジスタの初期設
定処理が行われる。例えば、フラグSPLT、レジスタSWS
T、レジスタSWOLD、はクリアされ、また、レジスタSPLT
KCには「54」が書き込まれる。このように、フラグSPLT
がクリアされるため、初期状態においてはスピリットモ
ード(分割モード)ではなく全鍵域モードが設定され
る。また、レジスタSPLTKCに「54」が設定されるので、
最初にスピリットモードが指定された際には、F#2の
キーを境にして鍵域が分割される。次に、ステップSa2
に進み、レジスタTONEの内容に対応する音色パラメータ
を音色パラメータテーブル7から読出し、発音チャンネ
ルch0〜ch7に供給する。レジスタTONEにはステップSa1
において「0」が書き込まれているので、このステップ
Sa2において発音チャンネルch0〜ch7に書き込まれる音
色パラメータは「ピアノ1」の音色パラメータである
(第1図参照)。ステップSa2の処理の後はサブルーチ
ンMIDI・INの処理を行う。サブルーチンMIDI・INは、電
子楽器1から供給されるMIDI信号に基づいて楽音信号形
成等の処理を行うサブルーチンであり、詳細は後述す
る。
定処理が行われる。例えば、フラグSPLT、レジスタSWS
T、レジスタSWOLD、はクリアされ、また、レジスタSPLT
KCには「54」が書き込まれる。このように、フラグSPLT
がクリアされるため、初期状態においてはスピリットモ
ード(分割モード)ではなく全鍵域モードが設定され
る。また、レジスタSPLTKCに「54」が設定されるので、
最初にスピリットモードが指定された際には、F#2の
キーを境にして鍵域が分割される。次に、ステップSa2
に進み、レジスタTONEの内容に対応する音色パラメータ
を音色パラメータテーブル7から読出し、発音チャンネ
ルch0〜ch7に供給する。レジスタTONEにはステップSa1
において「0」が書き込まれているので、このステップ
Sa2において発音チャンネルch0〜ch7に書き込まれる音
色パラメータは「ピアノ1」の音色パラメータである
(第1図参照)。ステップSa2の処理の後はサブルーチ
ンMIDI・INの処理を行う。サブルーチンMIDI・INは、電
子楽器1から供給されるMIDI信号に基づいて楽音信号形
成等の処理を行うサブルーチンであり、詳細は後述す
る。
次に、ステップSa3に進み、スイッチ群6の各スイッチ
状態がレジスタSWSTに取り込まれる。そして、ステップ
Sa4に至り、レジスタSWSTOLDの内容を反転させたもの
と、レジスタSWSTとの各ビットについて論理積をとり、
その結果を各ビット毎にレジスタSWONEVに書き込む。こ
こで、レジスタSWSTOLDはステップSa1の処理によってク
リアされているから、その反転内容は(FFFF)Hとな
る。したがって、ステップSa4においては、レジスタSWS
Tの各ビットのうち“1"となっているビットの論理積が
“1"となる。すなわち、レジスタSWONEVの各ビットのう
ち、オンイベントがあったスイッチに対応するビットが
“1"となる。次に、ステップSa5に進むと、レジスタSWS
Tの内容をレジスタSWOLDに書き込む。したがって、上述
したステップSa4の演算は、以後は前回のスイッチ状態
の反転データと新たなスイッチ状態のデータとの間で行
われる。この場合においても論理積の結果は、オンイベ
ントのあったスイッチのビットが“1"となる。このステ
ップSa5の処理はステップSa6に進み、レジスタSWONEVと
(OFFF)Hとの間で論理積が取られる。この演算の意味
は、オンイベントのあったスイッチのうち音色スイッチ
TNSW0〜TNSW11(第0ビット〜第11ビット)のオンイベ
ントを抽出する処理である。この処理の結果は、レジス
タTNEVに書き込まれる。そして、ステップSa7に進み、
レジスタSWSTと(0FFF)Hとの間で論理積が取られる。
この演算の意味は、オン状態が検出されたスイッチのう
ち音色スイッチTNSW0〜TNSW11のオン状態のみを抽出す
る処理であり、処理結果はレジスタTNSTに書き込まれ
る。次に、ステップSa8に進み、レジスタTNEVの内容が
「0」か否かが判断される。この判断が「YES」の場合
は、音色スイッチTNSW0〜TNSW11のいずれにもオンイベ
ントが無かった場合である。いずれかの音色スイッチTN
SW0〜TNSW11にオンイベントがあれば、そのイベント処
理を行うサブルーチンTONE・SWに進む。一方、スイッチ
Sa8の判定が「YES」の場合は、ステップSa9に進み、レ
ジスタSWONEVの内容は(3000)Hとの論理積がとられ
る。この演算によって、スイッチのオンイベントのうち
ピッチスイッチPITCH(+),(−)のオンイベントが
抽出され、その演算結果がレジスタPTEVに書き込まれ
る。そして、スイッチSa10に進み、レジスタSWSTの内容
と(3000)Hとの論理積が取られる。この演算によって
オン状態となっているスイッチのうちピッチスイッチPI
TCH(+),(−)のオン状態のみが抽出され、その結
果がレジスタPTSTに書き込まれる。次に、スイッチSa11
に進み、レジスPTEVの内容が「0」か否かが判断され
る。この判断が「YES」の場合は、ピッチスイッチPITCH
(+),(−)のいずれにもオンイベントがなかった場
合である。いずれかにオンイベントがあるとステップSa
11の判定が「NOとなり、ピッチスイッチのオンイベント
処理を行うサブルーチンPITCHSWに進む。一方、ステッ
プSa11の判定が「YES」の場合は、ステップSa12に進
み、音量スイッチ等の操作に応じたその他の処理を行
い、サブルーチンMIDI・INに戻る。以後は上記処理を循
環して行う。
状態がレジスタSWSTに取り込まれる。そして、ステップ
Sa4に至り、レジスタSWSTOLDの内容を反転させたもの
と、レジスタSWSTとの各ビットについて論理積をとり、
その結果を各ビット毎にレジスタSWONEVに書き込む。こ
こで、レジスタSWSTOLDはステップSa1の処理によってク
リアされているから、その反転内容は(FFFF)Hとな
る。したがって、ステップSa4においては、レジスタSWS
Tの各ビットのうち“1"となっているビットの論理積が
“1"となる。すなわち、レジスタSWONEVの各ビットのう
ち、オンイベントがあったスイッチに対応するビットが
“1"となる。次に、ステップSa5に進むと、レジスタSWS
Tの内容をレジスタSWOLDに書き込む。したがって、上述
したステップSa4の演算は、以後は前回のスイッチ状態
の反転データと新たなスイッチ状態のデータとの間で行
われる。この場合においても論理積の結果は、オンイベ
ントのあったスイッチのビットが“1"となる。このステ
ップSa5の処理はステップSa6に進み、レジスタSWONEVと
(OFFF)Hとの間で論理積が取られる。この演算の意味
は、オンイベントのあったスイッチのうち音色スイッチ
TNSW0〜TNSW11(第0ビット〜第11ビット)のオンイベ
ントを抽出する処理である。この処理の結果は、レジス
タTNEVに書き込まれる。そして、ステップSa7に進み、
レジスタSWSTと(0FFF)Hとの間で論理積が取られる。
この演算の意味は、オン状態が検出されたスイッチのう
ち音色スイッチTNSW0〜TNSW11のオン状態のみを抽出す
る処理であり、処理結果はレジスタTNSTに書き込まれ
る。次に、ステップSa8に進み、レジスタTNEVの内容が
「0」か否かが判断される。この判断が「YES」の場合
は、音色スイッチTNSW0〜TNSW11のいずれにもオンイベ
ントが無かった場合である。いずれかの音色スイッチTN
SW0〜TNSW11にオンイベントがあれば、そのイベント処
理を行うサブルーチンTONE・SWに進む。一方、スイッチ
Sa8の判定が「YES」の場合は、ステップSa9に進み、レ
ジスタSWONEVの内容は(3000)Hとの論理積がとられ
る。この演算によって、スイッチのオンイベントのうち
ピッチスイッチPITCH(+),(−)のオンイベントが
抽出され、その演算結果がレジスタPTEVに書き込まれ
る。そして、スイッチSa10に進み、レジスタSWSTの内容
と(3000)Hとの論理積が取られる。この演算によって
オン状態となっているスイッチのうちピッチスイッチPI
TCH(+),(−)のオン状態のみが抽出され、その結
果がレジスタPTSTに書き込まれる。次に、スイッチSa11
に進み、レジスPTEVの内容が「0」か否かが判断され
る。この判断が「YES」の場合は、ピッチスイッチPITCH
(+),(−)のいずれにもオンイベントがなかった場
合である。いずれかにオンイベントがあるとステップSa
11の判定が「NOとなり、ピッチスイッチのオンイベント
処理を行うサブルーチンPITCHSWに進む。一方、ステッ
プSa11の判定が「YES」の場合は、ステップSa12に進
み、音量スイッチ等の操作に応じたその他の処理を行
い、サブルーチンMIDI・INに戻る。以後は上記処理を循
環して行う。
(2−2:サブルーチンTONE・SW) 次に、サブルーチンTONE・SWの処理について第6図を参
照して説明する。このサブルーチンTONE・SWは、前述し
たようにトーンスイッチTNSW0〜TNSW11のいずれかにオ
ンイベントがあった場合に起動されるサブルーチンであ
る。この場合、操作上は2個の音色スイッチTNSWが同時
に押されることがあるが、前述のメインルーチンMAIN等
の処理はシステムクロックによって高速に行われ、ま
た、人の操作は微少な時間差を有するので、処理上は最
初の1個の音色スイッチのオンイベントが検出された時
点で直ちにサブルーチンTONE・SWに至る。
照して説明する。このサブルーチンTONE・SWは、前述し
たようにトーンスイッチTNSW0〜TNSW11のいずれかにオ
ンイベントがあった場合に起動されるサブルーチンであ
る。この場合、操作上は2個の音色スイッチTNSWが同時
に押されることがあるが、前述のメインルーチンMAIN等
の処理はシステムクロックによって高速に行われ、ま
た、人の操作は微少な時間差を有するので、処理上は最
初の1個の音色スイッチのオンイベントが検出された時
点で直ちにサブルーチンTONE・SWに至る。
まず、第6図に示すステップSb1において制御変数とし
て用いられるレジスタiをクリアし、次いで、ステップ
Sb2に進んでレジスタTNEVのiビットの値が“1"か否か
が判断される。この判定が「NO」の場合はステップSb3
においてレジスタiの値を1インクリメントし、再度ス
テップSb2の判定を行う。以後はステップSb2の判定が
「YES」となるまでステップSb2,Sb3からなるループを循
環する。そして、ステップSb2の判定が「YES」となる
と、上記ループを抜けてステップSb4に至り、レジスタN
Oにレジスタiの値を書き込む。この処理によってレジ
スタNOに書き込まれる値は、オンイベントのあった音色
スイッチの番号と同じ値である。すなわち、ステップSb
2〜Sb4の処理によって、レジスタTNEVの下位ビットから
順にオンイベントのあったビットがサーチされ、オンイ
ベントのあった音色スイッチの番号がレジスタNOに書き
込まれる。
て用いられるレジスタiをクリアし、次いで、ステップ
Sb2に進んでレジスタTNEVのiビットの値が“1"か否か
が判断される。この判定が「NO」の場合はステップSb3
においてレジスタiの値を1インクリメントし、再度ス
テップSb2の判定を行う。以後はステップSb2の判定が
「YES」となるまでステップSb2,Sb3からなるループを循
環する。そして、ステップSb2の判定が「YES」となる
と、上記ループを抜けてステップSb4に至り、レジスタN
Oにレジスタiの値を書き込む。この処理によってレジ
スタNOに書き込まれる値は、オンイベントのあった音色
スイッチの番号と同じ値である。すなわち、ステップSb
2〜Sb4の処理によって、レジスタTNEVの下位ビットから
順にオンイベントのあったビットがサーチされ、オンイ
ベントのあった音色スイッチの番号がレジスタNOに書き
込まれる。
次に、ステップSb5に至り、レジスタNOに書き込まれた
値が「8」以下か否かが判定される。この判定は、オン
イベントが音色スイッチTNSW0〜TNSW8について生じた
か、ベース音色を制御する音色スイッチTNSW9〜TNSW11
について生じたかを判定する処理であり、「NO」のとき
がベース音色側にイベントがあった場合である。ステッ
プSb5の判定が「YES」のときは、ステップSb6に至り、
レジスタTNSTの内容と(0E00)Hとの論理積がとられ、
演算結果がレジスタTSWLに書き込まれる。この演算によ
って、ベース音色指示用の音色スイッチTNSW9〜TNSW11
のオンイベントが抽出される。次に、ステップSb7に進
み、レジスタTSWLの内容が「0」か否かが判定される。
この判定が「YES」のときは、音色スイッチTNSW0〜TNSW
8のいずれかは押されているが、ベース用の音色スイッ
チTNSW9〜TNSW11は押されていない場合であり、ステッ
プSb10に進む。また、ステップSb7の判定が「NO」のと
きは音色スイッチTNSW0〜TNSW8のいずれかと、ベース用
の音色スイッチTNSW9〜TNSW11のいずれかの双方が押さ
れている場合であり、ステップSb13に進む。ただし、双
方が押される場合であっても、上述のような操作には時
間差があるため、当初におけるステップSb7の判定は「Y
ES」となり、ステップSb10に進む。
値が「8」以下か否かが判定される。この判定は、オン
イベントが音色スイッチTNSW0〜TNSW8について生じた
か、ベース音色を制御する音色スイッチTNSW9〜TNSW11
について生じたかを判定する処理であり、「NO」のとき
がベース音色側にイベントがあった場合である。ステッ
プSb5の判定が「YES」のときは、ステップSb6に至り、
レジスタTNSTの内容と(0E00)Hとの論理積がとられ、
演算結果がレジスタTSWLに書き込まれる。この演算によ
って、ベース音色指示用の音色スイッチTNSW9〜TNSW11
のオンイベントが抽出される。次に、ステップSb7に進
み、レジスタTSWLの内容が「0」か否かが判定される。
この判定が「YES」のときは、音色スイッチTNSW0〜TNSW
8のいずれかは押されているが、ベース用の音色スイッ
チTNSW9〜TNSW11は押されていない場合であり、ステッ
プSb10に進む。また、ステップSb7の判定が「NO」のと
きは音色スイッチTNSW0〜TNSW8のいずれかと、ベース用
の音色スイッチTNSW9〜TNSW11のいずれかの双方が押さ
れている場合であり、ステップSb13に進む。ただし、双
方が押される場合であっても、上述のような操作には時
間差があるため、当初におけるステップSb7の判定は「Y
ES」となり、ステップSb10に進む。
一方、ステップSb5において「NO」となると、ステップS
b8に進み、レジスタTNSTの内容と(01FF)Hとの論理積
をとってその結果をレジスタTSWUに書き込む。この演算
は、音色スイッチTNSW0〜TNSW8のオン状態を抽出する処
理である。そして、スイッチSb9においては、レジスタT
SWUの内容が「0」か否かが判定される。この判定が「Y
ES」のときはベース用の音色スイッチは押されている
が、音色スイッチTNSW0〜TNSW8は押されていない場合で
あり、ステップSb18へ進む。また、ステップSb9の判定
が「NO」のときはベース用の音色スイッチTNSW9〜TNSW1
1のいずれかと、音色スイッチTNSW0〜TNSW8のいずれか
の双方が押されている場合である。ただし、この判定も
上記ステップSb7の場合と同様に当初は「YES」となり、
処理はステップSb10に進む。
b8に進み、レジスタTNSTの内容と(01FF)Hとの論理積
をとってその結果をレジスタTSWUに書き込む。この演算
は、音色スイッチTNSW0〜TNSW8のオン状態を抽出する処
理である。そして、スイッチSb9においては、レジスタT
SWUの内容が「0」か否かが判定される。この判定が「Y
ES」のときはベース用の音色スイッチは押されている
が、音色スイッチTNSW0〜TNSW8は押されていない場合で
あり、ステップSb18へ進む。また、ステップSb9の判定
が「NO」のときはベース用の音色スイッチTNSW9〜TNSW1
1のいずれかと、音色スイッチTNSW0〜TNSW8のいずれか
の双方が押されている場合である。ただし、この判定も
上記ステップSb7の場合と同様に当初は「YES」となり、
処理はステップSb10に進む。
上記のように、音色スイッチTNSW0〜TNSW8のいずれか、
あるいは、音色スイッチTNSW9〜TNSW11のいずれかがオ
ンの場合はステップSb10に至る。また、双方の音色スイ
ッチが共に押されても、最初のステップSb7,Sb9の判定
は「YES」となるため、この場合においても処理は、ス
テップSb10に至る。
あるいは、音色スイッチTNSW9〜TNSW11のいずれかがオ
ンの場合はステップSb10に至る。また、双方の音色スイ
ッチが共に押されても、最初のステップSb7,Sb9の判定
は「YES」となるため、この場合においても処理は、ス
テップSb10に至る。
ステップSb10においては、フラグSPLTがクリアされ、ス
ピリットモードが停止される。そして、ステップSb11に
進み、レジスタTONEにレジスタNOの内容を書き込む。レ
ジスタNOの内容は、オンイベントのあったスイッチの番
号である(ステップSb4参照)。次に、ステップSb12に
至り、レジスタNO内の数値に対応する音色パラメータを
読出し、これをトーンジェネレータ8内の発音チャンネ
ルch0〜ch7に供給する。この結果、全鍵域が押された音
色スイッチTNSWに対応する音色に設定される。この処理
の後はメインルーチンMAINにリターンする。次に、上記
とは別の音色スイッチが押されると、再び同様の処理が
行われ、全鍵域が新たに押圧された音色スイッチに対応
する音色に設定される。また、音色スイッチTNSW0〜TNS
W8のいずれか1つと、ベース用の音色スイッチTNSW9〜T
NSW11のいずれか1つの双方がオンされた場合は、以下
の処理となる。
ピリットモードが停止される。そして、ステップSb11に
進み、レジスタTONEにレジスタNOの内容を書き込む。レ
ジスタNOの内容は、オンイベントのあったスイッチの番
号である(ステップSb4参照)。次に、ステップSb12に
至り、レジスタNO内の数値に対応する音色パラメータを
読出し、これをトーンジェネレータ8内の発音チャンネ
ルch0〜ch7に供給する。この結果、全鍵域が押された音
色スイッチTNSWに対応する音色に設定される。この処理
の後はメインルーチンMAINにリターンする。次に、上記
とは別の音色スイッチが押されると、再び同様の処理が
行われ、全鍵域が新たに押圧された音色スイッチに対応
する音色に設定される。また、音色スイッチTNSW0〜TNS
W8のいずれか1つと、ベース用の音色スイッチTNSW9〜T
NSW11のいずれか1つの双方がオンされた場合は、以下
の処理となる。
(イ)ベース側のスイッチのオンイベントが先に検出さ
れた場合。
れた場合。
サブルーチンTONE・SWの最初の処理において、ステップ
Sb5→Sb8→Sb9→Sb10→Sb11→Sb12の処理となり、全鍵
域にベース用の音色、すなわち、「ウッドベース」,
「エレキベース」,「チョッパーベース」のいずれかが
設定される。そして、サブルーチンTONE・SWの2回目の
処理においては、ステップSb4において音色スイッチTNS
W0〜TNSW8のうちのオンイベントのあったスイッチの番
号がレジスタNOに書き込まれる。そして、ステップSb5
→Sb6→Sb7の処理が行われ、ステップSb7の判定が「N
O」となり、ステップSb13の処理が行われる。
Sb5→Sb8→Sb9→Sb10→Sb11→Sb12の処理となり、全鍵
域にベース用の音色、すなわち、「ウッドベース」,
「エレキベース」,「チョッパーベース」のいずれかが
設定される。そして、サブルーチンTONE・SWの2回目の
処理においては、ステップSb4において音色スイッチTNS
W0〜TNSW8のうちのオンイベントのあったスイッチの番
号がレジスタNOに書き込まれる。そして、ステップSb5
→Sb6→Sb7の処理が行われ、ステップSb7の判定が「N
O」となり、ステップSb13の処理が行われる。
ステップSb13においては、フラグSPLTに“1"を立ててス
ピリットモードを設定する。次に、ステップSb14に移
り、レジスタTONELにレジスタTONEの値を書き込む。こ
のレジスタTONELは、下側鍵域の音色を指定するレジス
タである。ステップSb14の処理を行うのは、サブルーチ
ンTONE・SWの1回目の処理のステップSb11においてベー
ス用の音色データがレジスタTONEに書き込まれているた
め、これをベース音色指定用のレジスタTONELに書き換
えるためである。次に、ステップSb15に移り、レジスタ
TONEにレジスタNO内の番号が書き込まれる。そして、ス
テップSb16に移り、レジスタTONE内の数値に対応する音
色パラメータを発音チャンネルch0〜ch3に書き込み、レ
ジスタTONEL内の数値に対応する音色パラメータを発音
チャンネルch4〜ch7に書き込む。これにより、発音ch4
〜ch7にはベース用の音色が設定され、発音チャンネルc
h0〜ch3にはベース用以外の一般的な音色が設定され
る。この処理の後はメインルーチンMAINにリターンす
る。
ピリットモードを設定する。次に、ステップSb14に移
り、レジスタTONELにレジスタTONEの値を書き込む。こ
のレジスタTONELは、下側鍵域の音色を指定するレジス
タである。ステップSb14の処理を行うのは、サブルーチ
ンTONE・SWの1回目の処理のステップSb11においてベー
ス用の音色データがレジスタTONEに書き込まれているた
め、これをベース音色指定用のレジスタTONELに書き換
えるためである。次に、ステップSb15に移り、レジスタ
TONEにレジスタNO内の番号が書き込まれる。そして、ス
テップSb16に移り、レジスタTONE内の数値に対応する音
色パラメータを発音チャンネルch0〜ch3に書き込み、レ
ジスタTONEL内の数値に対応する音色パラメータを発音
チャンネルch4〜ch7に書き込む。これにより、発音ch4
〜ch7にはベース用の音色が設定され、発音チャンネルc
h0〜ch3にはベース用以外の一般的な音色が設定され
る。この処理の後はメインルーチンMAINにリターンす
る。
(ロ)ベース側の音色スイッチTNSW9〜TNSW11のオンイ
ベントが後に検出された場合。
ベントが後に検出された場合。
サブルーチンTONE・SWの最初の処理において、ステップ
Sb5→Sb6→Sb7→Sb10→Sb11→Sb12の処理となり、全鍵
域にベース用以外の音色、すなわち、「ピアノ1」,
「ストリングス」,「コーラス」等のいずれかが設定さ
れる(第1図参照)。そして、サブルーチンTONE・SWの
2回目の処理においては、ステップSb4において、オン
イベントのあったベース用の音色スイッチTNSW9〜TNSW1
1の番号がレジスタNOに書き込まれる。そして、ステッ
プSb5→Sb8→Sb9の処理が行われ、ステップSb9の判定が
「NO」となり、ステップSb18の処理が行われる。スイッ
チSb18においては、フラグSPLTに“1"を立ててスピリッ
トモードを設定し、ステップSb19においてレジスタNO内
の値をレジスタTONELに書き込む。そして、レジスタTON
EL内の数値に対応する音色パラメータを発音チャンネル
ch4〜ch7に設定する(ステップSb20)。この場合、発音
チャンネルch0〜ch3には1回目の処理のステップSb11に
おいて書き込まれているので、ステップSb20の処理が終
わると、発音チャンネルch4〜ch7にはベース用の音色が
設定され、発音チャンネルch0〜ch3にはベース用以外の
一般の音色が設定される。この処理の後はメインルーチ
ンMAINにリターンする。
Sb5→Sb6→Sb7→Sb10→Sb11→Sb12の処理となり、全鍵
域にベース用以外の音色、すなわち、「ピアノ1」,
「ストリングス」,「コーラス」等のいずれかが設定さ
れる(第1図参照)。そして、サブルーチンTONE・SWの
2回目の処理においては、ステップSb4において、オン
イベントのあったベース用の音色スイッチTNSW9〜TNSW1
1の番号がレジスタNOに書き込まれる。そして、ステッ
プSb5→Sb8→Sb9の処理が行われ、ステップSb9の判定が
「NO」となり、ステップSb18の処理が行われる。スイッ
チSb18においては、フラグSPLTに“1"を立ててスピリッ
トモードを設定し、ステップSb19においてレジスタNO内
の値をレジスタTONELに書き込む。そして、レジスタTON
EL内の数値に対応する音色パラメータを発音チャンネル
ch4〜ch7に設定する(ステップSb20)。この場合、発音
チャンネルch0〜ch3には1回目の処理のステップSb11に
おいて書き込まれているので、ステップSb20の処理が終
わると、発音チャンネルch4〜ch7にはベース用の音色が
設定され、発音チャンネルch0〜ch3にはベース用以外の
一般の音色が設定される。この処理の後はメインルーチ
ンMAINにリターンする。
(2−3:サブルーチンPITCH・SW) 次に、サブルーチンPITCH・SWの処理について第7図を
参照して説明する。
参照して説明する。
始めに、この実施例においてピッチスイッチPITCH・SW
(+),(−)が押された場合の処理概要について説明
する。まず、ピッチスイッチPITCH・SW(+)あるいは
(−)が単独で押された場合は、押される毎に全鍵域の
音高を半音単位で上昇あるいは下降させる。また、ピッ
チスイッチPITCH・SW(+)あるいは(−)とファンク
ションスイッチFUNCが同時に押された場合は全鍵域の音
高をオクターブ単位で上昇あるいは下降させる。さら
に、ピッチスイッチPITCH・SW(+)あるいは(−)と
ベース用の音色スイッチのいずれかが同時に押された場
合は下側鍵域の音高をオクターブ単位で上昇あるいは下
降させる。この処理はサブルーチンPITCH・SWと後述す
るサブルーチンMIDI・INとによって実行される。サブル
ーチンPITCH・SWにおいては、処理用いられる各種レジ
スタの値がセットされる。
(+),(−)が押された場合の処理概要について説明
する。まず、ピッチスイッチPITCH・SW(+)あるいは
(−)が単独で押された場合は、押される毎に全鍵域の
音高を半音単位で上昇あるいは下降させる。また、ピッ
チスイッチPITCH・SW(+)あるいは(−)とファンク
ションスイッチFUNCが同時に押された場合は全鍵域の音
高をオクターブ単位で上昇あるいは下降させる。さら
に、ピッチスイッチPITCH・SW(+)あるいは(−)と
ベース用の音色スイッチのいずれかが同時に押された場
合は下側鍵域の音高をオクターブ単位で上昇あるいは下
降させる。この処理はサブルーチンPITCH・SWと後述す
るサブルーチンMIDI・INとによって実行される。サブル
ーチンPITCH・SWにおいては、処理用いられる各種レジ
スタの値がセットされる。
第7図に示すステップSe1においては、レジスタPTEVを
右(下位ビット側)へ12ビットシフトする。レジスタPT
EVは、ピッチスイッチPITCH(+),(−)のオンイベ
ントを第12,第13ビットに記憶しているから(ステップS
a9参照)、上記シフト処理によってピッチスイッチPITC
H(+),(−)のオンイベントデータが第0ビット,
第1ビットに移される。そして、ステップSe2に移り、
レジスタPTSTを右(下位ビット側)へ12ビットシフトす
る。この処理は、ステップSc1と同様の処理であり、ピ
ッチスイッチPITCHのオン/オフデータが第0,第1ビッ
トに移される。次に、ステップSc3に移り、レジスタPTE
Vの第0ビットが“1"か否かが判定される。この判定が
「YES」の場合は、ピッチスイッチPITCH(+)が押され
ている場合であり、ステップSc4に移ってレジスタPTHに
値「1」が書き込まれる。一方、ステップSc3の判定が
「NO」のときは、ピッチスイッチPITCH(−)が押され
ている場合であり、ステップSc5に移ってレジスタPTHに
「−1」が書き込まれる。ステップSc4またはSc5の処理
の後は、ステップSc6に至りレジスタSNSTの最上位ビッ
トが“1"か否か、すなわち、ファンクションスイッチFU
NC(第1図参照)がオンかどうかが判定される。この判
定が「NO」の場合は、ステップSc7に至り、レジスタSWS
Tの内容と(0E00)Hとの論理積が「0」でないかが判
定される。この判定は、ベース用音色スイッチTNSW9〜T
NSW11がオンか否かの判定である。そして、判定が「YE
S」の場合はピッチスイッチPITCH(+)あるいは(−)
と、ベース用音色スイッチTNSW9〜TNSW11のいずれかが
ともにオンとなっている場合であり、判定が「NO」の場
合は、ピッチスイッチPITCH(+)あるいは(−)のみ
がオンとなっている場合である。
右(下位ビット側)へ12ビットシフトする。レジスタPT
EVは、ピッチスイッチPITCH(+),(−)のオンイベ
ントを第12,第13ビットに記憶しているから(ステップS
a9参照)、上記シフト処理によってピッチスイッチPITC
H(+),(−)のオンイベントデータが第0ビット,
第1ビットに移される。そして、ステップSe2に移り、
レジスタPTSTを右(下位ビット側)へ12ビットシフトす
る。この処理は、ステップSc1と同様の処理であり、ピ
ッチスイッチPITCHのオン/オフデータが第0,第1ビッ
トに移される。次に、ステップSc3に移り、レジスタPTE
Vの第0ビットが“1"か否かが判定される。この判定が
「YES」の場合は、ピッチスイッチPITCH(+)が押され
ている場合であり、ステップSc4に移ってレジスタPTHに
値「1」が書き込まれる。一方、ステップSc3の判定が
「NO」のときは、ピッチスイッチPITCH(−)が押され
ている場合であり、ステップSc5に移ってレジスタPTHに
「−1」が書き込まれる。ステップSc4またはSc5の処理
の後は、ステップSc6に至りレジスタSNSTの最上位ビッ
トが“1"か否か、すなわち、ファンクションスイッチFU
NC(第1図参照)がオンかどうかが判定される。この判
定が「NO」の場合は、ステップSc7に至り、レジスタSWS
Tの内容と(0E00)Hとの論理積が「0」でないかが判
定される。この判定は、ベース用音色スイッチTNSW9〜T
NSW11がオンか否かの判定である。そして、判定が「YE
S」の場合はピッチスイッチPITCH(+)あるいは(−)
と、ベース用音色スイッチTNSW9〜TNSW11のいずれかが
ともにオンとなっている場合であり、判定が「NO」の場
合は、ピッチスイッチPITCH(+)あるいは(−)のみ
がオンとなっている場合である。
ステップSc7において「NO」と判定されると、ステップS
c8に進み、レジスタPTSTが(3)Hか否か、すなわち、
ピッチスイッチPITCH(+)と(−)とが同時に押され
ているか否かが判定される。この判定が「YES」の場合
は、ステップSc9に進んでレジスタTRNSをクリアする。
また、ステップSc8の判定が「NO」の場合は、ステップs
c10に進み、レジスタTRNSの内容にレジスタPTHの内容を
加え、加算値を再びレジスタTRNSに書き込む。次に、ス
テップSc11に至り、レジスタTRNSの絶対値が「6」を越
えるか否かが判定される。この判定が「YES」の場合
は、ステップSc12に進み、レジスタTRNSの内容からレジ
スタPTHの内容を減算し、減算結果を再びレジスタTRNS
に書き込む。すなわち、ステップSc10における演算をキ
ャンセルする処理を行う。これは、レジスタTRNSの値に
従い半音単位で音高の上昇、下降(移調)を行うように
しているが、この実施例においては、移調は上下とも半
音6個の範囲で行うようにしているからである。このス
テップSc12の処理の後およびステップSc11で「NO」と判
定されたときはメインルーチンMAINにリターンする。
c8に進み、レジスタPTSTが(3)Hか否か、すなわち、
ピッチスイッチPITCH(+)と(−)とが同時に押され
ているか否かが判定される。この判定が「YES」の場合
は、ステップSc9に進んでレジスタTRNSをクリアする。
また、ステップSc8の判定が「NO」の場合は、ステップs
c10に進み、レジスタTRNSの内容にレジスタPTHの内容を
加え、加算値を再びレジスタTRNSに書き込む。次に、ス
テップSc11に至り、レジスタTRNSの絶対値が「6」を越
えるか否かが判定される。この判定が「YES」の場合
は、ステップSc12に進み、レジスタTRNSの内容からレジ
スタPTHの内容を減算し、減算結果を再びレジスタTRNS
に書き込む。すなわち、ステップSc10における演算をキ
ャンセルする処理を行う。これは、レジスタTRNSの値に
従い半音単位で音高の上昇、下降(移調)を行うように
しているが、この実施例においては、移調は上下とも半
音6個の範囲で行うようにしているからである。このス
テップSc12の処理の後およびステップSc11で「NO」と判
定されたときはメインルーチンMAINにリターンする。
一方、ステップSc7において「YES」と判定されたとき
は、ステップSc15に進んでレジスタPTSTの値が(3)H
か否かが判定される。この判定が「YES」のとき、すな
わち、ピッチスイッチPITCH(+),(−)の双方が押
されているときは、ステップSc16に進んでレジスタLKOC
Tをクリアしてリターンする。ステップSc15の判定が「N
O」のときは、ステップSc17に進み、レジスタLKOCTの内
容にレジスタPTHの内容を加算してその結果をレジスタL
KOCTに書き込む。そして、ステップSc18に至り、レジス
タLKOCTの内容の絶対値が2を超えているか否かが判定
される。この判定が「YES」のときはステップSc19に進
んで、ステップSc17の処理をキャンセルする処理を行
う。これは、レジスタLKOCTの値に従って下側鍵域の音
高をオクターブ単位で変化させる処理を行うようにして
いるが、上下ともに2オクターブの範囲で行うようにし
ているからである。ステップSc19の処理後およびステッ
プSc18の判定が「YES」となったときはメインルーチンM
AINにリターンする。
は、ステップSc15に進んでレジスタPTSTの値が(3)H
か否かが判定される。この判定が「YES」のとき、すな
わち、ピッチスイッチPITCH(+),(−)の双方が押
されているときは、ステップSc16に進んでレジスタLKOC
Tをクリアしてリターンする。ステップSc15の判定が「N
O」のときは、ステップSc17に進み、レジスタLKOCTの内
容にレジスタPTHの内容を加算してその結果をレジスタL
KOCTに書き込む。そして、ステップSc18に至り、レジス
タLKOCTの内容の絶対値が2を超えているか否かが判定
される。この判定が「YES」のときはステップSc19に進
んで、ステップSc17の処理をキャンセルする処理を行
う。これは、レジスタLKOCTの値に従って下側鍵域の音
高をオクターブ単位で変化させる処理を行うようにして
いるが、上下ともに2オクターブの範囲で行うようにし
ているからである。ステップSc19の処理後およびステッ
プSc18の判定が「YES」となったときはメインルーチンM
AINにリターンする。
また、ステップSc6の判定が「YES」となったときは、ス
テップSc20に至り、レジスタPTSTの内容が(3)Hか否
か、すなわち、ピッチスイッチPITCH(+),(−)が
両方押されているか否かが判定され、両方押されている
ときは、ステップSc21に進んでレジスタOCTをクリアす
る。ステップSc20の判定が「NO」の場合は、ステップSC
22に移り、レジスタOCTの内容にレジスタPTHの内容を加
算し、加算結果を再びレジスタPTHに書き込む。次に、
ステップSc23に進み、レジスタOCTの内容の絶対値が2
を超えているか否かが判定される。この判定が「YES」
の場合は、ステップSc24に進み、ステップSc22の処理を
キャンセルする処理を行う。この処理を行うのは前述の
ステップSc19の処理と同様の意味からである。ステップ
Sc24の処理後およびステップSc23の判定で「NO」となっ
た場合は、メインルーチンMAINにリターンする。
テップSc20に至り、レジスタPTSTの内容が(3)Hか否
か、すなわち、ピッチスイッチPITCH(+),(−)が
両方押されているか否かが判定され、両方押されている
ときは、ステップSc21に進んでレジスタOCTをクリアす
る。ステップSc20の判定が「NO」の場合は、ステップSC
22に移り、レジスタOCTの内容にレジスタPTHの内容を加
算し、加算結果を再びレジスタPTHに書き込む。次に、
ステップSc23に進み、レジスタOCTの内容の絶対値が2
を超えているか否かが判定される。この判定が「YES」
の場合は、ステップSc24に進み、ステップSc22の処理を
キャンセルする処理を行う。この処理を行うのは前述の
ステップSc19の処理と同様の意味からである。ステップ
Sc24の処理後およびステップSc23の判定で「NO」となっ
た場合は、メインルーチンMAINにリターンする。
(2−4:サブルーチンMIDI・IN) 次に、サブルーチンMIDI・INについて第8図を参照して
説明する。
説明する。
まず、第1図に示すMIDI受信回路2を介して供給される
電子楽器1のMIDI信号がキー情報であるか否かが、第8
図に示すステップSd1において判定される。この判定が
「NO」のときは、ステップSd2に移り、MIDI情報に基づ
く制御処理(音量,音色制御処理)を行う。一方、ステ
ップSd1の判定が「YES」の場合は、ステップSd3に進
み、MIDI信号を3バイト分取り込む。各バイトの情報は
前述した第3図に示す用にキーオン/オフ情報、キーコ
ード、タッチ情報であり、これらをレジスタONOFF、KC
およびTOUCHに各々書き込む。次に、ステップSd4に移
り、レジスタONOFFの上位4ビットが(9)Hか否かが
判断される。この判断が「NO」のときは、レジスタONOF
F内の情報がキーオフを示してる場合であり、ステップS
d5に移ってキーコードバッファKCBUF(0〜7)のうち
レジスタKC内のキーコードと等しいチャンネル番号をレ
ジスタOFFに書き込む。
電子楽器1のMIDI信号がキー情報であるか否かが、第8
図に示すステップSd1において判定される。この判定が
「NO」のときは、ステップSd2に移り、MIDI情報に基づ
く制御処理(音量,音色制御処理)を行う。一方、ステ
ップSd1の判定が「YES」の場合は、ステップSd3に進
み、MIDI信号を3バイト分取り込む。各バイトの情報は
前述した第3図に示す用にキーオン/オフ情報、キーコ
ード、タッチ情報であり、これらをレジスタONOFF、KC
およびTOUCHに各々書き込む。次に、ステップSd4に移
り、レジスタONOFFの上位4ビットが(9)Hか否かが
判断される。この判断が「NO」のときは、レジスタONOF
F内の情報がキーオフを示してる場合であり、ステップS
d5に移ってキーコードバッファKCBUF(0〜7)のうち
レジスタKC内のキーコードと等しいチャンネル番号をレ
ジスタOFFに書き込む。
そして、ステップSd6において、レジスタOFFの内容と等
しいチャンネル番号のキーコードバッファKCBUFをクリ
アし、さらに、レジスタOFFの内容と等しい番号の発音
チャンネルchによりキーオフ処理を行う(ステップSd4
7)。これにより、キーオフが指示されたキーコードに
ついてキーオフ処理が行われる。この処理の後は、メイ
ンルーチンMAINにリターンする。
しいチャンネル番号のキーコードバッファKCBUFをクリ
アし、さらに、レジスタOFFの内容と等しい番号の発音
チャンネルchによりキーオフ処理を行う(ステップSd4
7)。これにより、キーオフが指示されたキーコードに
ついてキーオフ処理が行われる。この処理の後は、メイ
ンルーチンMAINにリターンする。
一方、ステップSd4において「YES」と判定される場合は
キーオンが指示された場合であり、ステップSd8に進
む。ステップSd8においては、ベース用の音色スイッチT
NSW9〜TNSW11のいずれかが押され、かつ、音色スイッチ
TNSW0〜TNSW8のいずれかが押されているか否かが判定さ
れる。この判定さが「NO」の場合は、スイッチSPLTKC10
に進み、フラグSPLTが“1"か否かが判定される。この判
定が「NO」のときはスピリットモードが指定されていな
い場合であり、ステップSd11に移って当該キーコードの
発音チャンネルを決定する。この決定はキーコードバッ
ファKCBUF(0〜7)の空きチャンネルをサーチするこ
とによって行われ、決定された発音チャンネルの番号が
レジスタASSに書き込まれる。そして、ステップSd12に
おいてレジスタASSの内容と同一暗号のキーコードバッ
ファKCBUFにレジスタKC内のキーコードを書き込む。次
に、ステップSd13に移り、レジスタKCの内容、レジスタ
TRNSの内容、およびレジスタOCTの内容に12を掛けた値
を加算し、この加算結果をレジスタKEYに書き込む。こ
の処理によってレジスタKEY書き込まれるキーコード
は、レジスタKC内のキーコードの音高を、レジスタOCT
の内容に従ってオクターブ単位で上昇(あるいは下降)
し、かつ、レジスタTRNSの内容に従って半音単位で上昇
(あるいは下降)させたものとなる。
キーオンが指示された場合であり、ステップSd8に進
む。ステップSd8においては、ベース用の音色スイッチT
NSW9〜TNSW11のいずれかが押され、かつ、音色スイッチ
TNSW0〜TNSW8のいずれかが押されているか否かが判定さ
れる。この判定さが「NO」の場合は、スイッチSPLTKC10
に進み、フラグSPLTが“1"か否かが判定される。この判
定が「NO」のときはスピリットモードが指定されていな
い場合であり、ステップSd11に移って当該キーコードの
発音チャンネルを決定する。この決定はキーコードバッ
ファKCBUF(0〜7)の空きチャンネルをサーチするこ
とによって行われ、決定された発音チャンネルの番号が
レジスタASSに書き込まれる。そして、ステップSd12に
おいてレジスタASSの内容と同一暗号のキーコードバッ
ファKCBUFにレジスタKC内のキーコードを書き込む。次
に、ステップSd13に移り、レジスタKCの内容、レジスタ
TRNSの内容、およびレジスタOCTの内容に12を掛けた値
を加算し、この加算結果をレジスタKEYに書き込む。こ
の処理によってレジスタKEY書き込まれるキーコード
は、レジスタKC内のキーコードの音高を、レジスタOCT
の内容に従ってオクターブ単位で上昇(あるいは下降)
し、かつ、レジスタTRNSの内容に従って半音単位で上昇
(あるいは下降)させたものとなる。
次に、ステップSd14に進み、レジスタKEYの内容が0以
下か否かが判定される。この判定が「YES」のときはス
テップSd15に進んでレジスタKEY内のキーコードを1オ
クターブ上昇(+12)させたものに書き換え、再度ステ
ップSd14の判定を行う。この処理はステップSd15の判定
が「NO」となるまで続けられる。ステップSd14,Sd15の
処理を行うのは、この実施例においては、キーコードと
して「1」より小さな値を取り扱わないが(第2図参
照)、ステップSd13の演算によって「0」以下の数値が
算出される場合があるためである。そして、「0」以下
の数値が算出されたときは、レジスタKEYの内容が、当
該キーコードとオクターブの関係を有し、かつ、「0」
を超える最も低い音高のキーコードに変換される(ステ
ップSd13,Sd14)。次に、ステップSd16に進みレジスタK
EYの内容が128以上か否かが判定される。この判定が「Y
ES」のときはレジスタSd17に移り、レジスタKEY内のキ
ーコードを1オクターブ下降(−12)させたものに書き
換える。そして、再びステップSd16の処理を行う。この
処理はステップSd16の判定が「NO」となるまで続けられ
る。この処理を行うのは、キーコードとして「128」よ
り大きな値を取り扱わないが、ステップSd13の演算によ
って「128」以上の数値が算出されることがあるためで
ある。この場合には、レジスタKEYの内容が、当該キー
コードとオクターブの関係を有し、かつ、「127」以下
の最も高い音高のキーコードに変換される(ステップSd
16,Sd17)。
下か否かが判定される。この判定が「YES」のときはス
テップSd15に進んでレジスタKEY内のキーコードを1オ
クターブ上昇(+12)させたものに書き換え、再度ステ
ップSd14の判定を行う。この処理はステップSd15の判定
が「NO」となるまで続けられる。ステップSd14,Sd15の
処理を行うのは、この実施例においては、キーコードと
して「1」より小さな値を取り扱わないが(第2図参
照)、ステップSd13の演算によって「0」以下の数値が
算出される場合があるためである。そして、「0」以下
の数値が算出されたときは、レジスタKEYの内容が、当
該キーコードとオクターブの関係を有し、かつ、「0」
を超える最も低い音高のキーコードに変換される(ステ
ップSd13,Sd14)。次に、ステップSd16に進みレジスタK
EYの内容が128以上か否かが判定される。この判定が「Y
ES」のときはレジスタSd17に移り、レジスタKEY内のキ
ーコードを1オクターブ下降(−12)させたものに書き
換える。そして、再びステップSd16の処理を行う。この
処理はステップSd16の判定が「NO」となるまで続けられ
る。この処理を行うのは、キーコードとして「128」よ
り大きな値を取り扱わないが、ステップSd13の演算によ
って「128」以上の数値が算出されることがあるためで
ある。この場合には、レジスタKEYの内容が、当該キー
コードとオクターブの関係を有し、かつ、「127」以下
の最も高い音高のキーコードに変換される(ステップSd
16,Sd17)。
一方、スピリットモードが指定されている場合は、ステ
ップSd10の判定で「YES」となり、ステップSd20に進
む。このステップSd20においては、ステップSd3におい
て取り込まれたキーコードがレジスタSPLTKC内のキーコ
ードより大きいか否かが判定される。この処理は、取り
込まれたキーコードを、上鍵域の音色で発音すべきか下
鍵域の音色で発音すべきかを判定する処理である。そし
て、「NO」の場合は、ステップSd21に進み、キーコード
バッファKCBUF(0〜3)において発音チャンネルを決
定し、その発音チャンネル番号をレジスタASSに書き込
む。以後は、前述したステップSd12〜Sd18の処理を行
い、発音チャンネルch0〜ch3のいずれかにおいて発音処
理を行う。ここで、発音チャンネルch0〜ch3は、前述し
たステップSb12,Sb16の処理において上側鍵域用の音色
に設定されているため、当該キーコードは上側鍵域用の
音色によって発音処理される。
ップSd10の判定で「YES」となり、ステップSd20に進
む。このステップSd20においては、ステップSd3におい
て取り込まれたキーコードがレジスタSPLTKC内のキーコ
ードより大きいか否かが判定される。この処理は、取り
込まれたキーコードを、上鍵域の音色で発音すべきか下
鍵域の音色で発音すべきかを判定する処理である。そし
て、「NO」の場合は、ステップSd21に進み、キーコード
バッファKCBUF(0〜3)において発音チャンネルを決
定し、その発音チャンネル番号をレジスタASSに書き込
む。以後は、前述したステップSd12〜Sd18の処理を行
い、発音チャンネルch0〜ch3のいずれかにおいて発音処
理を行う。ここで、発音チャンネルch0〜ch3は、前述し
たステップSb12,Sb16の処理において上側鍵域用の音色
に設定されているため、当該キーコードは上側鍵域用の
音色によって発音処理される。
次に、ステップSd20において「YES」と判定されると、
ステップSd22に進み、キーバッファKCBUF(4〜7)に
より発音チャンネル番号が決定され、当該番号がレジス
タASSに書き込まれる。そして、ステップSd23に至り、
レジスタASS内の番号によって示されるキーバッファKCB
UFに当該キーコードを書き込む。次いで、ステップSd24
に至り、図示の演算を行う。この演算は、前述のステッ
プSd13の演算とほぼ同様であるが、レジスタOCTとレジ
スタLKOCTの内容の和に12を掛けることが異なってい
る。この結果、ステップSd24において、レジスタKEYに
書き込まれるキーコードは、ステップSd13の場合に較べ
てレジスタLKOCTの内容に12を掛けた値だけ、大もしく
は小となる。この処理の後は、前述のステップSd14〜Sd
18の処理が行われ、ステップSd18において発音処理が行
われる。この発音処理は、発音チャンネルch4〜ch7のい
ずれかによって行われる。そして、発音チャンネルch4
〜ch7は、第6図に示すステップSb16,Sb20によって下側
鍵域用の音色が設定されているから、当該キーコードは
下側鍵域の音色で発音される。次に、ステップSd8の判
定が「YES」となった場合について説明する。この場合
は、電子楽器1からキーコードが供給されている場合で
あって(スイッチSd1参照)、音色スイッチTNSW0〜TNSW
8のいずれかとベース用音色スイッチTNSW9〜TNSW11のい
ずれかとの双方が押されている場合である。この場合
は、ステップSd25Gに進んでレジスタSPLTKCにレジスタK
C内のキーコードを書き込む。この結果、初期状態にお
いて「54」(F#2音)が設定されていたレジスタSPLT
KCの内容が書き換えられる。そして、ステップSd26にお
いてレジスタTONEとレジスタTONELの内容が入れ換えら
れる。すなわち、上側鍵域と下側鍵域の音色が入れ換え
られる。そして、ステップSd27に進み、発音チャンネル
ch0〜ch3にレジスタTONEの内容によって指定される音色
パラメータを供給し、発音チャンネルch4〜ch7にレジス
タTONELの内容によって指定される音色パラメータを供
給する。次に、ステップSd28に至り、レジスタASSに
「7」を書き込む。これにより、発音すべきチャンネル
として発音チャンネルch7が指定される。そして、ステ
ップSd23,Sd24およびステップSd14〜Sd18の処理が行わ
れ、レジスタSPLTKCの内容を書き換えたレジスタKC内の
キーコードの音が発生られる。このキーコードは発音チ
ャンネルch7によって発生させられるため、下側鍵域の
音色となる。上記処理によってスピリットモード時にお
いて境界となるキーが新たに設定されるとともに、当該
キーが発音されるため、音高および音色をモニタするこ
とができる。また、ステップSd26の処理によって、上側
鍵域と下側鍵域の音色が入れ代わるが、ステップ26の処
理を再度行うことにより、再び音色が入れ代わり、基の
音色設定とすることができる。
ステップSd22に進み、キーバッファKCBUF(4〜7)に
より発音チャンネル番号が決定され、当該番号がレジス
タASSに書き込まれる。そして、ステップSd23に至り、
レジスタASS内の番号によって示されるキーバッファKCB
UFに当該キーコードを書き込む。次いで、ステップSd24
に至り、図示の演算を行う。この演算は、前述のステッ
プSd13の演算とほぼ同様であるが、レジスタOCTとレジ
スタLKOCTの内容の和に12を掛けることが異なってい
る。この結果、ステップSd24において、レジスタKEYに
書き込まれるキーコードは、ステップSd13の場合に較べ
てレジスタLKOCTの内容に12を掛けた値だけ、大もしく
は小となる。この処理の後は、前述のステップSd14〜Sd
18の処理が行われ、ステップSd18において発音処理が行
われる。この発音処理は、発音チャンネルch4〜ch7のい
ずれかによって行われる。そして、発音チャンネルch4
〜ch7は、第6図に示すステップSb16,Sb20によって下側
鍵域用の音色が設定されているから、当該キーコードは
下側鍵域の音色で発音される。次に、ステップSd8の判
定が「YES」となった場合について説明する。この場合
は、電子楽器1からキーコードが供給されている場合で
あって(スイッチSd1参照)、音色スイッチTNSW0〜TNSW
8のいずれかとベース用音色スイッチTNSW9〜TNSW11のい
ずれかとの双方が押されている場合である。この場合
は、ステップSd25Gに進んでレジスタSPLTKCにレジスタK
C内のキーコードを書き込む。この結果、初期状態にお
いて「54」(F#2音)が設定されていたレジスタSPLT
KCの内容が書き換えられる。そして、ステップSd26にお
いてレジスタTONEとレジスタTONELの内容が入れ換えら
れる。すなわち、上側鍵域と下側鍵域の音色が入れ換え
られる。そして、ステップSd27に進み、発音チャンネル
ch0〜ch3にレジスタTONEの内容によって指定される音色
パラメータを供給し、発音チャンネルch4〜ch7にレジス
タTONELの内容によって指定される音色パラメータを供
給する。次に、ステップSd28に至り、レジスタASSに
「7」を書き込む。これにより、発音すべきチャンネル
として発音チャンネルch7が指定される。そして、ステ
ップSd23,Sd24およびステップSd14〜Sd18の処理が行わ
れ、レジスタSPLTKCの内容を書き換えたレジスタKC内の
キーコードの音が発生られる。このキーコードは発音チ
ャンネルch7によって発生させられるため、下側鍵域の
音色となる。上記処理によってスピリットモード時にお
いて境界となるキーが新たに設定されるとともに、当該
キーが発音されるため、音高および音色をモニタするこ
とができる。また、ステップSd26の処理によって、上側
鍵域と下側鍵域の音色が入れ代わるが、ステップ26の処
理を再度行うことにより、再び音色が入れ代わり、基の
音色設定とすることができる。
(3:操作との関連) 以上がこの実施例の動作である。次に、操作者による各
スイッチの操作と上記動作との関連について説明する。
スイッチの操作と上記動作との関連について説明する。
通常の演奏 音色スイッチTNSW0〜TNSW11のいずれか1つを押す。こ
れにより、第6図に示すステップSb10〜Sb12の処理が行
われ、スピリットモードが解除されるとともに(ステッ
プsb10)、押した音色スイッチに対応する音色が全鍵域
に設定される。そして、この状態において電子楽器1を
弾くと、そのキーコードが出力され、これにより、第8
図に示すステップSd11〜Sd18の処理が行われて演奏に対
応する楽音が発せられる。なお、音色スイッチTNSW0〜T
NSW11を全く操作しなければ、初期音色である「ピアノ
1」が全鍵域に設定される。
れにより、第6図に示すステップSb10〜Sb12の処理が行
われ、スピリットモードが解除されるとともに(ステッ
プsb10)、押した音色スイッチに対応する音色が全鍵域
に設定される。そして、この状態において電子楽器1を
弾くと、そのキーコードが出力され、これにより、第8
図に示すステップSd11〜Sd18の処理が行われて演奏に対
応する楽音が発せられる。なお、音色スイッチTNSW0〜T
NSW11を全く操作しなければ、初期音色である「ピアノ
1」が全鍵域に設定される。
スピリットモードの設定 音色スイッチTNSW0〜TNSW8のいずれか1つと、音色スイ
ッチTNSW9〜TNSW11のいずれか1つの双方を押すと、第
6図に示すサブルーチンTONE・SWが2回行われ、スピリ
ッドモードが設定されるとともに(ステップSb13、ステ
ップSb18)、上側鍵域と下側鍵域のそれぞれについて音
色設定が行われる(ステップSb12,Sb16,Sb20)。そし
て、音色ステップTNSW0〜TNSW11から手を離して電子楽
器1を弾けば、第8図のステップSd20によってキーコー
ドの割り振りが行われ、これにより、各鍵域毎に異なる
音色の発音処理が行われる。
ッチTNSW9〜TNSW11のいずれか1つの双方を押すと、第
6図に示すサブルーチンTONE・SWが2回行われ、スピリ
ッドモードが設定されるとともに(ステップSb13、ステ
ップSb18)、上側鍵域と下側鍵域のそれぞれについて音
色設定が行われる(ステップSb12,Sb16,Sb20)。そし
て、音色ステップTNSW0〜TNSW11から手を離して電子楽
器1を弾けば、第8図のステップSd20によってキーコー
ドの割り振りが行われ、これにより、各鍵域毎に異なる
音色の発音処理が行われる。
分割鍵域の境界のキーの変更 音色スイッチTNSW0〜TNSW8のいずれかと、音色スイッチ
TNSW9〜TNSW11のいずれかの双方を押したまま、電子楽
器1のいずれかのキーを押す。この結果、第8図のステ
ップSd8→Sd25の処理が行われ、押されたキーコードが
レジスタSPLTKCに書き込まれる。これにより、分割の境
界となるキーが変更される。さらに、ステップSd26の処
理によって上側鍵域と下側鍵域の音色が入れ換えられ
る。これを戻す場合は、例えば、音色スイッチTNSW0〜T
NSW11の押圧状態をそのままにして、再び、電子楽器1
の同一のキーを押せばよい。この結果、スイッチSd26の
処理が再度行われ、各鍵域の音色設定が元の通りとな
る。
TNSW9〜TNSW11のいずれかの双方を押したまま、電子楽
器1のいずれかのキーを押す。この結果、第8図のステ
ップSd8→Sd25の処理が行われ、押されたキーコードが
レジスタSPLTKCに書き込まれる。これにより、分割の境
界となるキーが変更される。さらに、ステップSd26の処
理によって上側鍵域と下側鍵域の音色が入れ換えられ
る。これを戻す場合は、例えば、音色スイッチTNSW0〜T
NSW11の押圧状態をそのままにして、再び、電子楽器1
の同一のキーを押せばよい。この結果、スイッチSd26の
処理が再度行われ、各鍵域の音色設定が元の通りとな
る。
移調およびオクターブ変更 ピッチスイッチPITCH(+)を押すと、第7図に示すサ
ブルーチンPITCH・SWの処理が起動され、ステップSc10
の処理によってレジスタTRNSの値が増加する。そして、
電子楽器1を弾くと、第8図のステップSd13あるいはス
テップSd24の処理によってレジスタKC内のキーコードに
レジスタTRNSの値が加算され、その値に応じた移調が行
われる。ピッチスイッチPITCH(−)を押した場合も増
加が減少となる外は上記と同様である。このようにして
半音単位で移調が行われる。
ブルーチンPITCH・SWの処理が起動され、ステップSc10
の処理によってレジスタTRNSの値が増加する。そして、
電子楽器1を弾くと、第8図のステップSd13あるいはス
テップSd24の処理によってレジスタKC内のキーコードに
レジスタTRNSの値が加算され、その値に応じた移調が行
われる。ピッチスイッチPITCH(−)を押した場合も増
加が減少となる外は上記と同様である。このようにして
半音単位で移調が行われる。
また、ピッチスイッチPITCH(+)あるいは(−)と、
ファンクションスイッチFUNCを同時に押すと、第7図に
示すステップSc22の処理が行われ、レジスタOCTの値が
増加(減少)する。そして、電子楽器1を弾くと、弾か
れたキーのキーコードに対して第8図に示すステップSd
13の処理が行われ、スピリットモードでない場合には全
鍵域の音高がオクターブ単位で変更される。
ファンクションスイッチFUNCを同時に押すと、第7図に
示すステップSc22の処理が行われ、レジスタOCTの値が
増加(減少)する。そして、電子楽器1を弾くと、弾か
れたキーのキーコードに対して第8図に示すステップSd
13の処理が行われ、スピリットモードでない場合には全
鍵域の音高がオクターブ単位で変更される。
ピッチスイッチPITCH(+)あるいは(−)と、ベース
用音色スイッチの双方が押されると、第7図に示すステ
ップSc7の処理が行われ、レジスタLKOCTの内容が増加あ
るいは減少する。そして、電子楽器1の下側鍵域が弾か
れると、弾かれたキーのキーコードに対して第8図に示
すステップSd23の処理が行われ、音高がオクターブ単位
で変更される。この場合、スピリットモードにあって
は、上側鍵域がスピリットモードSd13の処理によってオ
クターブ単位の音高変化がなされる。したがって、各鍵
域毎に個別にオクターブ単位の音高変更がなされる。
用音色スイッチの双方が押されると、第7図に示すステ
ップSc7の処理が行われ、レジスタLKOCTの内容が増加あ
るいは減少する。そして、電子楽器1の下側鍵域が弾か
れると、弾かれたキーのキーコードに対して第8図に示
すステップSd23の処理が行われ、音高がオクターブ単位
で変更される。この場合、スピリットモードにあって
は、上側鍵域がスピリットモードSd13の処理によってオ
クターブ単位の音高変化がなされる。したがって、各鍵
域毎に個別にオクターブ単位の音高変更がなされる。
(4:実施例の変形例) 発音チャンネルの上下各鍵域の割り振りおよび割り当
て方法は、実施例で示したものに限定されることなく、
他の任意の方法を用いることができる。
て方法は、実施例で示したものに限定されることなく、
他の任意の方法を用いることができる。
実施例において分割される音色は、音色スイッチTNSW
0〜TONE8の中から1音色と、音色スイッチTONE9〜TONE1
1の中から1音色というように組合せが限定されたが、
任意の2つの音色の組合せによって分割を行ってもよ
い。音高のオクターブ変更および移調の範囲は他の範
囲を指定することが可能であり、また、その指定方法は
実施例の操作に限定されることなく、他のスイッチ等を
用いて別個の操作によって行うことも可能である。
0〜TONE8の中から1音色と、音色スイッチTONE9〜TONE1
1の中から1音色というように組合せが限定されたが、
任意の2つの音色の組合せによって分割を行ってもよ
い。音高のオクターブ変更および移調の範囲は他の範
囲を指定することが可能であり、また、その指定方法は
実施例の操作に限定されることなく、他のスイッチ等を
用いて別個の操作によって行うことも可能である。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、全鍵域の音高
を半音単位で変更する第1の音域変換と所定の一部鍵域
の音高をオクターブ単位で変更する第2の音域変換とを
組み合わせたことにより、第1の音域変換によって演奏
曲に対応した調設定(移調)を行ったうえで、この調設
定状態を保持しつつ第2の音域変換によって特定鍵域の
音域をオクターブ単位で任意に変更することができるこ
とにより、一段の鍵盤において演奏曲に適した自由な音
域設定が可能となって、演奏の自由度が向上する。しか
も、この場合、第1の音域変換における半音単位の変更
量設定と第2の音域変換におけるオクターブ単位の変更
量設定を共通の操作子を用いて行うようにしているの
で、構成を簡単にできる。
を半音単位で変更する第1の音域変換と所定の一部鍵域
の音高をオクターブ単位で変更する第2の音域変換とを
組み合わせたことにより、第1の音域変換によって演奏
曲に対応した調設定(移調)を行ったうえで、この調設
定状態を保持しつつ第2の音域変換によって特定鍵域の
音域をオクターブ単位で任意に変更することができるこ
とにより、一段の鍵盤において演奏曲に適した自由な音
域設定が可能となって、演奏の自由度が向上する。しか
も、この場合、第1の音域変換における半音単位の変更
量設定と第2の音域変換におけるオクターブ単位の変更
量設定を共通の操作子を用いて行うようにしているの
で、構成を簡単にできる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図、
第2図は同実施例において用いるキーコードと音高との
対応を示す図、第3図はMIDI信号のフォーマットを示す
図、第4図は同実施例における16ビットレジスタの各ビ
ットの機能を示す図、第5図は同実施例のメインルーチ
ン処理を示すフローチャート、第6図〜第8図は各々同
実施例のサブルーチンの処理を示すためのフローチャー
トである。 1……電子楽器、3……CPU(中央処理装置)、4……
プログラムメモリ、5……レジスタ群、6……スイッチ
群、8……トーンジェネレータ、TNSW0〜TNSW11……音
色スイッチ、FUNC……ファンクションスイッチ、PITCH
……ピッチスイッチ。
第2図は同実施例において用いるキーコードと音高との
対応を示す図、第3図はMIDI信号のフォーマットを示す
図、第4図は同実施例における16ビットレジスタの各ビ
ットの機能を示す図、第5図は同実施例のメインルーチ
ン処理を示すフローチャート、第6図〜第8図は各々同
実施例のサブルーチンの処理を示すためのフローチャー
トである。 1……電子楽器、3……CPU(中央処理装置)、4……
プログラムメモリ、5……レジスタ群、6……スイッチ
群、8……トーンジェネレータ、TNSW0〜TNSW11……音
色スイッチ、FUNC……ファンクションスイッチ、PITCH
……ピッチスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】供給される音高情報が示す音高を変換し、
この変換した変換音高情報を楽音信号発生手段に供給し
て該変換音高情報に対応した音高の楽音信号を発生させ
るようにした電子楽器の音域変換装置において、 操作子を有し音域変換量を入力設定する変換量設定操作
子手段と、 第1モードまたは第2モードを指示する指示手段と、 前記第1モードの状態においては前記変換量設定操作子
手段によって入力設定された変換量を半音単位の変換量
mを表す第1の変換量データとして記憶する第1の記憶
手段と、 前記第2モードの状態においては前記変換量設定操作子
手段によって入力設定された変換量をオクターブ単位の
変換量nを表す第2の変換量データとして記憶する第2
の記憶手段と、 供給される音高情報が所定の音域に属するものであるか
否かを判別する判別手段と、 前記供給される音高情報が示す音高を変換して変換音高
情報として出力するものであって、前記判別手段の判別
結果にかかわらず該音高情報が示す音高を前記第1の記
憶手段に記憶されている前記第1の変換量データが表す
m半音分変換するとともに、前記判別手段によって所定
の音域に属すると判別された該音高情報については更に
前記第2の記憶手段に記憶されている第2の変換量デー
タが表すnオクターブ分変換するものである音域変換手
段と を設けたことを特徴とする電子楽器の音域変換装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63006420A JPH0743593B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電子楽器の音域変換装置 |
| US07/297,601 US4862784A (en) | 1988-01-14 | 1989-01-17 | Electronic musical instrument |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63006420A JPH0743593B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電子楽器の音域変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01182896A JPH01182896A (ja) | 1989-07-20 |
| JPH0743593B2 true JPH0743593B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=11637880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63006420A Expired - Fee Related JPH0743593B2 (ja) | 1988-01-14 | 1988-01-14 | 電子楽器の音域変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743593B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0627952A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-04 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子楽器 |
| JP2010060875A (ja) * | 2008-09-04 | 2010-03-18 | Casio Comput Co Ltd | 音色指定装置、電子楽器及び音色指定処理のプログラム |
| JP5347386B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2013-11-20 | カシオ計算機株式会社 | 音色指定装置、電子楽器及び音色指定処理のプログラム |
| JP5304145B2 (ja) * | 2008-09-29 | 2013-10-02 | カシオ計算機株式会社 | 音色指定装置、電子楽器及び音色指定処理のプログラム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60213996A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-26 | カシオ計算機株式会社 | 電子楽器 |
| JPS6249635A (ja) * | 1985-08-28 | 1987-03-04 | Nec Kyushu Ltd | 半導体装置 |
-
1988
- 1988-01-14 JP JP63006420A patent/JPH0743593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01182896A (ja) | 1989-07-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |