JPH0743677U - 低温水循環式床暖房設備および多目的低温水循環式設備 - Google Patents

低温水循環式床暖房設備および多目的低温水循環式設備

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JPH0743677U
JPH0743677U JP5556393U JP5556393U JPH0743677U JP H0743677 U JPH0743677 U JP H0743677U JP 5556393 U JP5556393 U JP 5556393U JP 5556393 U JP5556393 U JP 5556393U JP H0743677 U JPH0743677 U JP H0743677U
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JP
Japan
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hot water
floor heating
low
water
temperature
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Application number
JP5556393U
Other languages
English (en)
Inventor
彬作 小笠原
Original Assignee
株式会社秋田技術研究所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、従来60〜80℃の温水が必要
とされていた床暖房を40℃前後の温水でも対応できる
ようにし、さらに、同程度の温度の温水を必要とする浴
槽の浴水にも同時に利用できるようにした、多目的低温
水循環設備に関するものである。 【構成】 パネルを用いた熱貫流率のよい床放熱構造
と、個別に室温調整が可能であり室温のムラを発生させ
ない管路構成と、濾過、殺菌、活水化機能を備えた温水
循環管路により、床暖房と浴槽浴水に同一の循環温水で
対応する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、従来、60℃程度またはそれを越える温度でなければ不適当である と考えられていた床暖房用循環水を、40℃前後の低温でも可能となる床暖房設 備と、この低温循環水を床暖房だけではなく浴槽の浴水としても利用するための 多目的低温水循環設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
床暖房は、足温頭冷の理想的暖房を実現する最適な暖房方式であり、低く暮ら す日本人の生活様式にも最適である。 しかし、従来の床暖房の工法は、まず、捨てコンクリートを打って、その上に 放熱管を張り巡らせて、50〜100mmのシンダーコンクリートで固定し、仕 上げモルタルを打ち、床材を張るという構成であるため、熱貫流率が低くなり、 放熱管内部を通す熱媒体用温水は、60〜80℃もの高温になっている。 このため、高温水をつくるボイラや温水発生器などの熱源におけるエネルギー 消費量がかさみ、ランニングコストが非常に高くなっている。 加えて、温水を供給する管路が、1ルートの管路であったり、フロア別といっ た単純なルート区分であったりすることが多く、床放熱用の温水の流れる管路の 距離が長くなってしまう分、温水の温度差も大きくなり、室温にムラが生じて、 喉の奥まで乾ききってしまうほど暑い、補助暖房が必要なほど寒い、といった現 象が発生することになり、寒冷地には床暖房は向かないというのがいわば定説に なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の床暖房が理想的暖房として普及しない原因である、高温水循 環を改めるために、熱貫流率のよい床放熱構造と、部屋による供給温水の温度差 を少なくして個別の室温調整が容易となる管路構成にすることにより、40℃前 後の低温水での床暖房設備を開発し、さらに、付加価値として、同一の建物の中 で、これと同程度の温度の温水を必要とする用途である浴槽にも利用できるよう に、濾過、殺菌、活水化機能を備えて、床暖房と浴槽に同一温水で対応できる、 多目的低温水循環設備を開発しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
まず、低温水循環による床暖房を可能にするために、捨てコンクリート部30 の上に断熱材31を敷き、さらに放熱パネル28を必要面積に応じた枚数分敷い て、床材32を張った床放熱構造とし、熱源1から、循環ポンプ23を備えた温 水循環管路13を構成し、床暖房を行う部屋や空間の負荷系統別にそれぞれ、温 水供給管路5と温水往きヘッダー2、温水還り管路12と温水還りヘッダー3を 設け、それぞれの温水往きヘッダー2に、区分された放熱パネル28の総数を、 さらにある枚数に区分して、それぞれに対応する負荷別温水供給管路6を設け、 さらに、負荷別温水供給管路6から個々のパネル28への個別温水供給管路7を 分岐して、温水還り管路においても同様に、負荷別温水還り管路11から個別温 水還り管路10を分岐して、個別温水供給管路7は個々のパネル28の温水流入 口8に、個別温水還り管路10は個々のパネル28の温水流出口9に、それぞれ 接続し、一枚のパネル28毎に温水が供給され、一枚の放熱部29を通過した温 水は他のパネル28を通過せずに即、温水還り管路に還る管路構成にすることに より、部屋による供給温水の温度差を防止して、40℃前後の低温水でも充分に 床暖房が可能となり、かつ、個別の室温調整が容易に可能となる。 次に、床暖房と浴槽を用途とする低温水循環式設備とするためには、熱源1か ら浴槽15の温水吸入口16へ温水往き管路14を設け、浴槽15の温水吸引口 17から熱源1へ温水還り管路18を設けて、温水還り管路18に、前述の床暖 房用温水循環管路13を接続して、管路13に、弁19、濾過機20、殺菌装置 21、活水器22を加えた構成とする。
【0005】
【作用】
請求項2記載の本案による設備を最初に立ち上げるとき、管路13、14、1 8に水を張り、循環ポンプ23と循環ポンプ4を稼働させて設備全体に水を循環 させながら、熱源1により40℃前後まで加熱を行う。 40℃前後の適温に達した温水は、浴槽15を経て、濾過機20、殺菌装置2 1、活水器22を経て、濾過殺菌活水化され、管路13の温水往き管路側で、負 荷系統別に設けた循環ポンプ4により、温水往きヘッダー2を経て、個々の部屋 や空間に敷いた個々のパネル28に流入して、放熱部29を経て放熱したのち、 温水還りヘッダー3に還り、管路13の温水還り管路側を経て、熱源1に還り、 温度低下分を加熱する、という経路をたどる。 したがって、浴槽においては、一定温度の、浄化および活水化された浴水を常 に使用することができ、床暖房を行う部屋や空間においては、希望室温の暖房を 実施することができる。 また、温水循環管路13の、床暖房部分の手前に、弁26および27を備え、 さらに、それらの弁の手前に、弁25を備えた、温水往き管路側から温水還り管 路側へのバイパス管路24を設けているので、暖房が不要となる期間には、弁2 6および27を閉じて、床暖房用管路を休止させ、弁25を開いてバイパス管路 24を経た、浴槽のみの温水循環式設備としても利用できる。
【0006】
【実施例】
請求項1記載の本案について、まず、図1を用いて説明すれば、 (ア)熱源1から温水循環管路13を構成して、管路13の温水往き側に循環ポ ンプ23を設ける。 (イ)管路13の温水往き側に、負荷系統別に温水往き管路5を設け、それぞれ に、循環ポンプ4と温水ヘッダー2を設ける。 (ウ)それぞれの温水往きヘッダー2が対応するパネルの総数を、さらに適当な 枚数で区分して、その区分別に対応する温水供給管路6をヘッダー2に設ける。 (エ)温水供給管路6から、個々のパネルに対応する個別温水供給管路7を分岐 して、個々のパネル28の温水流入口8に接続する。 (オ)管路13の温水還り側に、負荷系統別に温水還り管路12を設け、それぞ れに温水還りヘッダー3を設ける。 (カ)それぞれの温水還りヘッダー3が対応するパネルの総数を、さらに適当な 枚数で区分し、その区分別に対応する温水還り管路11をヘッダー3に設ける。 (キ)温水還り管路11から、個々のパネルに対応する個別温水還り管路10を 分岐して、個々のパネル28の温水流出口9に接続する。 という管路構成であり、図2のように、 (ク)捨てコンクリート30を打って、断熱材31を詰め、パネル28を敷いて 床材32を張る。 という床放熱構造である。 パネル28は、床暖房を行う部屋や空間の面積に応じて、必要枚数を敷き詰め ていくものであり、温水往きヘッダー2からの温水供給管路6と温水還りヘッダ ー3への温水還り管路11の構成のしかたにより、同一の部屋や空間の中で床暖 房面積を切り替えることもできる。 請求項2記載の本案について説明すれば、図1のように、 (ケ)熱源1と、浴槽15の温水吸入口16の間に、温水往き管路14を、浴槽 15の温水吸引口17との間に、温水還り管路18を、それぞれ設ける。 (コ)管路18に、温水循環管路13を連絡して、管路13の温水往き側と温水 還り側に、それぞれ弁19を備える。 (サ)管路13の、(ア)〜(ク)記載による床暖房部に至る手前の、温水往き 側に、濾過機20、殺菌装置21、活水器22、弁26を備え、温水還り側には 弁27を備える。 (シ)弁26、27を閉じたとき、管路13の(ア)〜(ク)記載による床暖房 部に温水が循環されない位置に、弁25を備えたバイパス管路24を設ける。
【0007】
【考案の効果】
本案によれば、一般に60〜80℃もの高温水でなければ不十分と考えられて いた床暖房が、40℃前後の低温水でも充分に暖房することができるようになる ため、従来に比較して、大幅にランニングコストを抑えることができる。 さらに、温水ヘッダーを用いた負荷系統別対応と、個々のパネル別対応と言う 2段階の管路構成であるため、従来のような、供給温水の温度差による室温のム ラはなくなって補助暖房は不要となり、また、個別に希望室温設定が可能となる ことから、非常に快適で理想的な暖房環境をつくることができる。 また、近年、24時間風呂と銘打って、いつでも入浴でき、水の張り替えや掃 除の必要のない浴室設備のニーズが高まっているが、本案によれば、床暖房の循 環温水温度が40℃前後であり、浴槽の浴水温度にも適していることから、床暖 房と浴槽浴水循環設備を合体させた、多目的低温水循環設備を構成することがで き、24時間稼働にすれば、浴室ではいつでも入浴が可能であり、部屋では常時 適温暖房が行われる快適な環境をつくることができる。 なお、暖房が不要となる期間には、床暖房用管路を休止して、浴槽浴水循環管 路のみを利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1および2記載の本案の実施系統図
【図2】請求項1記載の本案における床放熱構造の断面
【符号の説明】
1 熱源 2 温水往きヘッダー 3 温水還りヘッダー 4 循環ポンプ 5 温水供給管路 6 負荷別温水供給管路 7 個別温水供給管路 8 温水流入口 9 温水流出口 10 個別温水還り管路 11 負荷別温水還り管路 12 温水還り管路 13 温水循環管路 14 温水往き管路 15 浴槽 16 温水吸入口 17 温水吸引口 18 温水還り管路 19 弁 20 濾過機 21 殺菌装置 22 活水器 23 循環ポンプ 24 バイパス管路 25 弁 26 弁 27 弁 28 放熱パネル 29 温水放熱管路 30 捨てコンクリート部 31 断熱材 32 床材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱貫流率のよいパネルを敷きつめた床放
    熱構造と、温水の主循環管路からヘッダーや枝管によ
    り、パネルに対応する温水循環管路を細分化させて、4
    0℃前後の温水を熱媒体として利用することを特徴とす
    る、低温水床暖房設備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の低温水循環式設備に、温
    水吸入口と吸引口を設けた浴槽と、濾過、殺菌、活水化
    機能を加えて、循環温水を床暖房と浴水に使用できるこ
    とを特徴とする、多目的低温水循環式設備。
JP5556393U 1993-10-14 1993-10-14 低温水循環式床暖房設備および多目的低温水循環式設備 Pending JPH0743677U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020081959A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 オリンパス株式会社 洗浄装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020081959A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 オリンパス株式会社 洗浄装置

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