JPH074385B2 - 超音波診断装置 - Google Patents
超音波診断装置Info
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- JPH074385B2 JPH074385B2 JP62181190A JP18119087A JPH074385B2 JP H074385 B2 JPH074385 B2 JP H074385B2 JP 62181190 A JP62181190 A JP 62181190A JP 18119087 A JP18119087 A JP 18119087A JP H074385 B2 JPH074385 B2 JP H074385B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 ダイナミック・フォーカスを行なう超音波診断装置に関
し、 安価で制御も容易な構成によりマルチプレクサ切換え時
のノイズの出力への影響を効果的に除去することを目的
とし、 被験体内部に向けて超音波パルスを入射し、該超音波パ
ルスによる該被験体内部から反射パルスを、複数の超音
波振動子の列によって受信し、該超音波振動子の各々に
おいて受信した超音波に応じて出力される電気信号に対
し、該被験体内部の診断対象部分の各小領域からの反射
パルスに対応する電気信号を抽出するような遅延を与え
る複数の遅延手段と、前記電気信号の該複数の遅延手段
を経た出力のうち1つを選択するマルチプレクサとを備
え、該マルチプレクサの出力を順次切換えることにより
前記診断対象部分の全ての小領域からの反射パルスの強
度を求めて該診断対象部の画像を得る超音波診断装置に
おいて、 前記マルチプレクサは、同一の制御信号に応じて同時に
同じ出力を選択する一対からなり、該対の一方の入力端
には前記遅延手段を経た出力を各々を、該対の他方には
該遅延手段を経た出力の各々を反転したものを、それぞ
れ印加し、さらに、該対のマルチプレクサのそれぞれの
出力を反転入力端子および非反転入力端子に印加する差
動増幅器を設けるように構成する。
し、 安価で制御も容易な構成によりマルチプレクサ切換え時
のノイズの出力への影響を効果的に除去することを目的
とし、 被験体内部に向けて超音波パルスを入射し、該超音波パ
ルスによる該被験体内部から反射パルスを、複数の超音
波振動子の列によって受信し、該超音波振動子の各々に
おいて受信した超音波に応じて出力される電気信号に対
し、該被験体内部の診断対象部分の各小領域からの反射
パルスに対応する電気信号を抽出するような遅延を与え
る複数の遅延手段と、前記電気信号の該複数の遅延手段
を経た出力のうち1つを選択するマルチプレクサとを備
え、該マルチプレクサの出力を順次切換えることにより
前記診断対象部分の全ての小領域からの反射パルスの強
度を求めて該診断対象部の画像を得る超音波診断装置に
おいて、 前記マルチプレクサは、同一の制御信号に応じて同時に
同じ出力を選択する一対からなり、該対の一方の入力端
には前記遅延手段を経た出力を各々を、該対の他方には
該遅延手段を経た出力の各々を反転したものを、それぞ
れ印加し、さらに、該対のマルチプレクサのそれぞれの
出力を反転入力端子および非反転入力端子に印加する差
動増幅器を設けるように構成する。
本発明は超音波診断装置、特にダイナミック・フォーカ
スを行なう超音波診断装置に関する。
スを行なう超音波診断装置に関する。
人体内部の断面画像を得るために用いられる超音波診断
装置においては、多数の微小振動子(超音波振動子)を
線状に配置し、これら多数の微小振動子からの送出のタ
イミングを凹面状にずらした超音波パルスを送出するこ
とにより、人体内部の特定の小領域(焦域)に超音波ビ
ームが集中するようにしている。このとき該焦域から反
射された超音波パルスは該焦域を中心とする扇状の波面
をもって該微小振動子の列に達するため、線状に並ぶ微
小振動子の各々には該焦域から同時に反射された超音波
パルスが、該扇状の波面に対応する遅延をもって受信さ
れる。このため該焦域からの反射パルスの強度を求める
ために、上記の遅延を補償するような遅延を各微小振動
子からの出力信号(受信信号)に与えてやり、全ての微
小振動子出力された出力における該焦域からの反射パル
スに対応する受信信号のタイミングを一致させ、その上
でこれらタイミングの一致した全ての微小振動子からの
該焦域からの反射パルスに対応する受信信号を加算する
ことが行われる。上記の「遅延を補償する遅延」は各焦
域に対応して遅延時間の組合せが設定され、各微小振動
子出力に接続され得るように設けられた遅延回路群によ
って実現される。
装置においては、多数の微小振動子(超音波振動子)を
線状に配置し、これら多数の微小振動子からの送出のタ
イミングを凹面状にずらした超音波パルスを送出するこ
とにより、人体内部の特定の小領域(焦域)に超音波ビ
ームが集中するようにしている。このとき該焦域から反
射された超音波パルスは該焦域を中心とする扇状の波面
をもって該微小振動子の列に達するため、線状に並ぶ微
小振動子の各々には該焦域から同時に反射された超音波
パルスが、該扇状の波面に対応する遅延をもって受信さ
れる。このため該焦域からの反射パルスの強度を求める
ために、上記の遅延を補償するような遅延を各微小振動
子からの出力信号(受信信号)に与えてやり、全ての微
小振動子出力された出力における該焦域からの反射パル
スに対応する受信信号のタイミングを一致させ、その上
でこれらタイミングの一致した全ての微小振動子からの
該焦域からの反射パルスに対応する受信信号を加算する
ことが行われる。上記の「遅延を補償する遅延」は各焦
域に対応して遅延時間の組合せが設定され、各微小振動
子出力に接続され得るように設けられた遅延回路群によ
って実現される。
さらに、人体内部断面の画像を得るためには前記1つの
焦域からの反射パルスは1画素に対応するものに過ぎな
いので、焦域を次々に移動させて、画像を求めたい範囲
の全ての焦域からの反射パルスのレベルを求めなければ
ならない。この焦域の移動は、前記各焦域に対応して設
けられた遅延回路群の各々の出力を、マルチプレクサを
用いて次々と切換えてゆくことにより実現される。これ
をダイナミック・フォーカスという。
焦域からの反射パルスは1画素に対応するものに過ぎな
いので、焦域を次々に移動させて、画像を求めたい範囲
の全ての焦域からの反射パルスのレベルを求めなければ
ならない。この焦域の移動は、前記各焦域に対応して設
けられた遅延回路群の各々の出力を、マルチプレクサを
用いて次々と切換えてゆくことにより実現される。これ
をダイナミック・フォーカスという。
ところが、マルチプレクサによる切換えの際には本質的
に、スイッチングによるスパイクノイズの発生を伴う。
このノイズは得られる画像の画質を劣化させることにな
り、従来、このノイズによる画質の劣化を防ぐための有
効な手段が要望されていた。
に、スイッチングによるスパイクノイズの発生を伴う。
このノイズは得られる画像の画質を劣化させることにな
り、従来、このノイズによる画質の劣化を防ぐための有
効な手段が要望されていた。
第4図は従来の超音波診断装置においてマルチプレクサ
による切換え時のノイズによる影響が出力に現われるこ
とを抑制するための構成の一例を示すものである。同図
においては、前述のような多数の微小振動子からなる超
音波振動子列7の各微小振動子からの受信信号は、受信
増幅器6にて増幅され、2n個の(必ずしも偶数個である
必要はない、2n-1個でもよい)遅延回路群D1,…D2nに
並列に入力される。ここで各遅延回路群D1,…D2nは前
述のような、各焦域に対応して設けられ、それぞれ、各
焦域から同時に反射された超音波パルスによる各微小振
動子からの出力信号のタイミングを一致させるように遅
延時間が設定されたものである。加算器52は、上記のタ
イミングの一致した出力パルスを全て加算して各焦域か
らの反射パルスのレベルを決定するものである。
による切換え時のノイズによる影響が出力に現われるこ
とを抑制するための構成の一例を示すものである。同図
においては、前述のような多数の微小振動子からなる超
音波振動子列7の各微小振動子からの受信信号は、受信
増幅器6にて増幅され、2n個の(必ずしも偶数個である
必要はない、2n-1個でもよい)遅延回路群D1,…D2nに
並列に入力される。ここで各遅延回路群D1,…D2nは前
述のような、各焦域に対応して設けられ、それぞれ、各
焦域から同時に反射された超音波パルスによる各微小振
動子からの出力信号のタイミングを一致させるように遅
延時間が設定されたものである。加算器52は、上記のタ
イミングの一致した出力パルスを全て加算して各焦域か
らの反射パルスのレベルを決定するものである。
上記の各焦域からの反射パルスのレベルを定める加算器
52の出力は、焦域を移動させる順の奇数番目については
第1のマルチプレクサ12に、偶数番目については第2の
マルチプレクサ13に印加される。さらに、該第1および
第2のマルチプレクサの出力は2入力の第3のマルチプ
レクサ14に印加され、該第3のマルチプレクサ14の出力
が超音波診断装置の画像をディスプレイ上に形成するた
めの各画素の輝度レベルを順次与える。
52の出力は、焦域を移動させる順の奇数番目については
第1のマルチプレクサ12に、偶数番目については第2の
マルチプレクサ13に印加される。さらに、該第1および
第2のマルチプレクサの出力は2入力の第3のマルチプ
レクサ14に印加され、該第3のマルチプレクサ14の出力
が超音波診断装置の画像をディスプレイ上に形成するた
めの各画素の輝度レベルを順次与える。
ここで、第4図の構成の上記マルチプレクサ12,13,14の
出力は、制御回路4により、第5図に示されるようなタ
イミングで切換えられるように制御される。すなわち、
第1のマルチプレクサ12および第2のマルチプレクサ13
においてはそれぞれ焦域の移動、すなわち、マルチプレ
クサ出力の切換えのタイミングがずらされており、第3
のマルチプレクサ14は、該第1および第2のマルチプレ
クサ12,13の出力のうち、切換えのタイミング(したが
って切換え時のノイズ)を含まない方を選択して出力す
るように制御される。これによって、第1および第2の
マルチプレクサ12,13における切換え時のノイズは第4
図の構成の出力には現われない。しかしながら、第4図
の構成においては第3のマルチプレクサ14の出力切換え
時のノイズの影響は残っている。このため、この第4図
の構成においては、第3のマルチプレクサ14としては、
特に切換時に発生するノイズレベルの低いものを選んで
使用するようにしている。このようなノイズレベルの低
いマルチプレクサは一般に高価であるが、第4図の構成
では、これを最終出力を得る2入力のマルチプレクサの
みに使用するようにしているのである。
出力は、制御回路4により、第5図に示されるようなタ
イミングで切換えられるように制御される。すなわち、
第1のマルチプレクサ12および第2のマルチプレクサ13
においてはそれぞれ焦域の移動、すなわち、マルチプレ
クサ出力の切換えのタイミングがずらされており、第3
のマルチプレクサ14は、該第1および第2のマルチプレ
クサ12,13の出力のうち、切換えのタイミング(したが
って切換え時のノイズ)を含まない方を選択して出力す
るように制御される。これによって、第1および第2の
マルチプレクサ12,13における切換え時のノイズは第4
図の構成の出力には現われない。しかしながら、第4図
の構成においては第3のマルチプレクサ14の出力切換え
時のノイズの影響は残っている。このため、この第4図
の構成においては、第3のマルチプレクサ14としては、
特に切換時に発生するノイズレベルの低いものを選んで
使用するようにしている。このようなノイズレベルの低
いマルチプレクサは一般に高価であるが、第4図の構成
では、これを最終出力を得る2入力のマルチプレクサの
みに使用するようにしているのである。
前述のように、マルチプレクサ切換時のノイズ抑制のた
めに従来の構成においては、最終的には特にノイズレベ
ルの低い高価なマルチプレクサを用いることが避けられ
ず、また、このようなマルチプレクサを用いてもノイズ
の出力への影響の抑制は十分とは言えない。さらに、第
4図のような複数のマルチプレクサを用いる構成ではそ
の制御も複雑となるという問題もある。
めに従来の構成においては、最終的には特にノイズレベ
ルの低い高価なマルチプレクサを用いることが避けられ
ず、また、このようなマルチプレクサを用いてもノイズ
の出力への影響の抑制は十分とは言えない。さらに、第
4図のような複数のマルチプレクサを用いる構成ではそ
の制御も複雑となるという問題もある。
本発明は上記の問題点に鑑み、なされたもので、安価
で、制御も容易な構成によりマルチプレクサ切換え時の
ノイズの出力の影響を効果的に除去するような超音波診
断装置を提供することを目的とするものである。
で、制御も容易な構成によりマルチプレクサ切換え時の
ノイズの出力の影響を効果的に除去するような超音波診
断装置を提供することを目的とするものである。
本発明においては、ダイナミック・フォーカスを行なう
超音波診断装置において、複数の超音波振動子の各々か
ら超音波反射パルスの受信に応じて出力される電気信号
に対して、被験体内部の診断対象部分の各小領域からの
反射パルスに対応する電気信号を抽出するような遅延を
与える複数の遅延手段の出力の1つを選択するマルチプ
レクサ10を、同一の制御信号に応じて同時に同じ出力を
選択する一対のマルチプレクサからなるものとし、 該対の一方の入力端には前記遅延手段5を経た出力の各
々を、該対の他方には該遅延手段5を経た出力の各々を
反転したものを、それぞれ印加し、さらに、該対のマル
チプレクサの出力をそれぞれ反転入力端子および非反転
入力端子に印加する差動増幅器2を設けた。
超音波診断装置において、複数の超音波振動子の各々か
ら超音波反射パルスの受信に応じて出力される電気信号
に対して、被験体内部の診断対象部分の各小領域からの
反射パルスに対応する電気信号を抽出するような遅延を
与える複数の遅延手段の出力の1つを選択するマルチプ
レクサ10を、同一の制御信号に応じて同時に同じ出力を
選択する一対のマルチプレクサからなるものとし、 該対の一方の入力端には前記遅延手段5を経た出力の各
々を、該対の他方には該遅延手段5を経た出力の各々を
反転したものを、それぞれ印加し、さらに、該対のマル
チプレクサの出力をそれぞれ反転入力端子および非反転
入力端子に印加する差動増幅器2を設けた。
第1図は本発明によるマルチプレクサ切換時のスパイク
ノイズの除去の原理を示す図である。同一の制御信号に
応じて同時に開閉する2つのスイッチSW1およびSW2、そ
れぞれの片側の接点にある信号と、その信号をインバー
タ3で反転させた信号とを印加すると、スイッチの開閉
に伴なって発生するスパイクノイズは2つの接点間での
形状の差による若干の違いはあるが、基本的には同一で
ある。ところで信号成分はSW1およびSW2の経路において
正反対の極性を有しているが、上記のノイズ成分は同一
極性を有している。したがって上記2つのスイッチSW1
およびSW2を通過した信号の差を差動増幅器2によって
求めれば、同一極性を有するノイズ成分はキャンセルさ
れ、反対極性を有する信号成分のみが残る。
ノイズの除去の原理を示す図である。同一の制御信号に
応じて同時に開閉する2つのスイッチSW1およびSW2、そ
れぞれの片側の接点にある信号と、その信号をインバー
タ3で反転させた信号とを印加すると、スイッチの開閉
に伴なって発生するスパイクノイズは2つの接点間での
形状の差による若干の違いはあるが、基本的には同一で
ある。ところで信号成分はSW1およびSW2の経路において
正反対の極性を有しているが、上記のノイズ成分は同一
極性を有している。したがって上記2つのスイッチSW1
およびSW2を通過した信号の差を差動増幅器2によって
求めれば、同一極性を有するノイズ成分はキャンセルさ
れ、反対極性を有する信号成分のみが残る。
本発明は上述の原理を、超音波診断画像の画素の輝度に
対応し、診断対象部分の各小領域からの超音波反射パル
スの強度に対応する信号を出力する複数の遅延手段5の
出力を順次1つずつ選択して出力するマルチプレクサに
対して適用したものであって、各遅延手段5の出力が、
同一制御信号に応じて同時に同じ出力を選択するマルチ
プレクサの対の一方における入力端子に印加され、該遅
延手段5の出力を反転したものが該対の他方における、
該一方における入力端子と対応する入力端子に印加され
る。こうして、該対の両方において重畳する、マルチプ
レクサ切換時のスパイク・ノイズは第1図の原理と同様
に同じ極性を有しているので、次の差動増幅器2におい
て互いにキャンセルし合って出力には現われない。互い
に反転されて入力された前記遅延手段5の出力のみが差
動増幅器2の出力が現われる。
対応し、診断対象部分の各小領域からの超音波反射パル
スの強度に対応する信号を出力する複数の遅延手段5の
出力を順次1つずつ選択して出力するマルチプレクサに
対して適用したものであって、各遅延手段5の出力が、
同一制御信号に応じて同時に同じ出力を選択するマルチ
プレクサの対の一方における入力端子に印加され、該遅
延手段5の出力を反転したものが該対の他方における、
該一方における入力端子と対応する入力端子に印加され
る。こうして、該対の両方において重畳する、マルチプ
レクサ切換時のスパイク・ノイズは第1図の原理と同様
に同じ極性を有しているので、次の差動増幅器2におい
て互いにキャンセルし合って出力には現われない。互い
に反転されて入力された前記遅延手段5の出力のみが差
動増幅器2の出力が現われる。
このように本発明によればマルチプレクサ切換時に発生
するスパイクノイズが効果的に除去される。
するスパイクノイズが効果的に除去される。
第2図は本発明の超音波診断装置の第1実施例の構成図
である。本図において、2は差動増幅器、4は制御回
路、5は遅延・加算回路群、6は受信増幅器、7は超音
波振動子列、10はマルチプレクサ、30は反転回路群、71
は送受切換回路、72は送信増幅器、73はパルス発生回
路、80は被験体である。
である。本図において、2は差動増幅器、4は制御回
路、5は遅延・加算回路群、6は受信増幅器、7は超音
波振動子列、10はマルチプレクサ、30は反転回路群、71
は送受切換回路、72は送信増幅器、73はパルス発生回
路、80は被験体である。
パルス発生回路73は、制御回路4からの制御によって数
100μsec毎に数MHzの高周波パルスを出力する。この高
周波パルスは送信増幅器72により増幅され、さらに、送
受切換回路71を経て超音波振動子列7の各超音波振動子
に印加される。超音波振動子列7は前述のように多数の
微小超音波振動子が線状に配置されてなるもので、各超
音波振動子においては上記の高周波パルスによって超音
波の周波数の振動が励起され、この振動が超音波パルス
として被験体80の内部へ入射される。被験体80内部で反
射された反射パルスは、各超音波振動子にて受信され、
それぞれ電気信号(受信信号)に変換されて、送受切換
回路71を経て受信増幅器6にて増幅され、遅延・加算回
路群5に印加される。遅延・加算回路群5は前述のよう
に被験体80内部の各焦域からの反射パルスを抽出するよ
うな組合せの遅延を前記の各超音波振動子からの受信信
号のそれぞれに与えるもので、各焦域に対応する遅延回
路の組合せからなる遅延回路群と、該遅延回路の組合せ
によってタイミングが一致させられた、各微小超音波振
動子からの特定の焦域に対応する受信信号の和を出力す
る加算器との直列接続が、焦域の数だけ並列に並んでな
るものである(前述の第4図の遅延回路群D1,…D2n51,
および加算器51と同様であるが、第1図の実施例では、
奇数番目と偶数番目に分ける必要はない)。この遅延・
加算回路群5が先に〔問題点を解決するための手段〕お
よび〔作用〕において述べた遅延手段5に対応するもの
である。
100μsec毎に数MHzの高周波パルスを出力する。この高
周波パルスは送信増幅器72により増幅され、さらに、送
受切換回路71を経て超音波振動子列7の各超音波振動子
に印加される。超音波振動子列7は前述のように多数の
微小超音波振動子が線状に配置されてなるもので、各超
音波振動子においては上記の高周波パルスによって超音
波の周波数の振動が励起され、この振動が超音波パルス
として被験体80の内部へ入射される。被験体80内部で反
射された反射パルスは、各超音波振動子にて受信され、
それぞれ電気信号(受信信号)に変換されて、送受切換
回路71を経て受信増幅器6にて増幅され、遅延・加算回
路群5に印加される。遅延・加算回路群5は前述のよう
に被験体80内部の各焦域からの反射パルスを抽出するよ
うな組合せの遅延を前記の各超音波振動子からの受信信
号のそれぞれに与えるもので、各焦域に対応する遅延回
路の組合せからなる遅延回路群と、該遅延回路の組合せ
によってタイミングが一致させられた、各微小超音波振
動子からの特定の焦域に対応する受信信号の和を出力す
る加算器との直列接続が、焦域の数だけ並列に並んでな
るものである(前述の第4図の遅延回路群D1,…D2n51,
および加算器51と同様であるが、第1図の実施例では、
奇数番目と偶数番目に分ける必要はない)。この遅延・
加算回路群5が先に〔問題点を解決するための手段〕お
よび〔作用〕において述べた遅延手段5に対応するもの
である。
上記の遅延・加算回路群5の各焦域からの受信信号の和
に対応する出力は、本発明により、それぞれ2系統に分
岐され、一方はマルチプレクサ10のスイッチ1側に、他
方は上記各出力を反転するインバータの列からなる反転
回路群30においてそれぞれ反転された後、上記マルチプ
レクサ10のスイッチ2側に印加される。マルチプレクサ
10のスイッチ1側およびスイッチ2側は全く同一構成と
なっており、同一の制御入力に応じてそれぞれの入力端
に印加されたもののうち同一の端子に印加されたアナロ
グ信号を同時に選択して出力するアナログ・マルチプレ
クサである。例えば、市販のMB84052Bタイプのデュアル
4−チャンネル・マルチプレクサを焦域の数に応じて必
要な数並列接続することにより実現される。制御回路4
からの制御により、マルチプレクサ10のスイッチ1側お
よびスイッチ2側のそれぞれから同一の焦域からの反射
パルスによる受信信号の和(遅延・加算回路群5の出力
の1つに等しい)と、該受信信号の和を反転したものと
が出力され、それぞれ差動増幅器2の反転入力端および
非反転入力端に印加される。差動増幅器2においては、
先に、第1図の原理説明図を用いて説明したように、マ
ルチプレクサ10のスイッチ1側およびスイッチ2側のそ
れぞれにおいて出力の切換えによって発生し信号に重畳
した同一極性のスパイクノイズの成分がキャンセルさ
れ、受信信号成分のみが出力される。
に対応する出力は、本発明により、それぞれ2系統に分
岐され、一方はマルチプレクサ10のスイッチ1側に、他
方は上記各出力を反転するインバータの列からなる反転
回路群30においてそれぞれ反転された後、上記マルチプ
レクサ10のスイッチ2側に印加される。マルチプレクサ
10のスイッチ1側およびスイッチ2側は全く同一構成と
なっており、同一の制御入力に応じてそれぞれの入力端
に印加されたもののうち同一の端子に印加されたアナロ
グ信号を同時に選択して出力するアナログ・マルチプレ
クサである。例えば、市販のMB84052Bタイプのデュアル
4−チャンネル・マルチプレクサを焦域の数に応じて必
要な数並列接続することにより実現される。制御回路4
からの制御により、マルチプレクサ10のスイッチ1側お
よびスイッチ2側のそれぞれから同一の焦域からの反射
パルスによる受信信号の和(遅延・加算回路群5の出力
の1つに等しい)と、該受信信号の和を反転したものと
が出力され、それぞれ差動増幅器2の反転入力端および
非反転入力端に印加される。差動増幅器2においては、
先に、第1図の原理説明図を用いて説明したように、マ
ルチプレクサ10のスイッチ1側およびスイッチ2側のそ
れぞれにおいて出力の切換えによって発生し信号に重畳
した同一極性のスパイクノイズの成分がキャンセルさ
れ、受信信号成分のみが出力される。
以上のように、第2図の構成によれば、安価で制御が容
易な構成によりマルチプレクサ切換え時のノイズの出力
への影響を効果的に除去される。
易な構成によりマルチプレクサ切換え時のノイズの出力
への影響を効果的に除去される。
第3図は本発明の第2実施例の構成図である。本図にお
いて2は差動増幅器、4は制御回路、11,12,13はマルチ
プレクサ、31,32はインバータ、51は遅延回路群、52は
加算器である。本図の構成は先に述べた第4図の従来の
構成に本発明の特徴として第1図に示した原理を適用し
たものである。本図においては送信側の構成および受信
側の受信増幅器以前の段階は省略しているが、これらは
第2図の構成と同様である。第3図の構成においては、
第1および第2のマルチプレクサ12,13までは第4図と
全く同様であるが、これらのマルチプレクサ12,13の出
力は、本発明により、それぞれ2系統に分岐され、それ
ぞれの一系統は第4のマルチプレクサ11のスイッチ1側
に、それぞれの他の系統は、それぞれインバータ31,32
を介して該第4のマルチプレクサ11のスイッチ2側に印
加される。マルチプレクサ11は、スイッチ1側、スイッ
チ2側それぞれ2入力端1出力端を有する同一の構成を
有し、制御回路4による同一の制御により同時に、同一
の入力端に印加された信号を選択して出力するアナログ
・マルチプレクサである。制御回路4からの制御によ
り、マルチプレクサ11のスイッチ1側およびスイッチ2
側のそれぞれから、第1および第2のマルチプレクサ1
2,13の一方からの出力と、該一方からの出力を反転した
ものとが出力され、それぞれ差動増幅器2の反転入力端
および非反転入力端に印加される。この場合も、前述の
第1図および第2図におけると同様に、スイッチ1側お
よびスイッチ2側において発生して信号に重畳するスパ
イクノイズは同一極性であるので差動増幅器2において
これらのスパイクノイズの成分はキャンセルされ、受信
信号成分のみが出力される。
いて2は差動増幅器、4は制御回路、11,12,13はマルチ
プレクサ、31,32はインバータ、51は遅延回路群、52は
加算器である。本図の構成は先に述べた第4図の従来の
構成に本発明の特徴として第1図に示した原理を適用し
たものである。本図においては送信側の構成および受信
側の受信増幅器以前の段階は省略しているが、これらは
第2図の構成と同様である。第3図の構成においては、
第1および第2のマルチプレクサ12,13までは第4図と
全く同様であるが、これらのマルチプレクサ12,13の出
力は、本発明により、それぞれ2系統に分岐され、それ
ぞれの一系統は第4のマルチプレクサ11のスイッチ1側
に、それぞれの他の系統は、それぞれインバータ31,32
を介して該第4のマルチプレクサ11のスイッチ2側に印
加される。マルチプレクサ11は、スイッチ1側、スイッ
チ2側それぞれ2入力端1出力端を有する同一の構成を
有し、制御回路4による同一の制御により同時に、同一
の入力端に印加された信号を選択して出力するアナログ
・マルチプレクサである。制御回路4からの制御によ
り、マルチプレクサ11のスイッチ1側およびスイッチ2
側のそれぞれから、第1および第2のマルチプレクサ1
2,13の一方からの出力と、該一方からの出力を反転した
ものとが出力され、それぞれ差動増幅器2の反転入力端
および非反転入力端に印加される。この場合も、前述の
第1図および第2図におけると同様に、スイッチ1側お
よびスイッチ2側において発生して信号に重畳するスパ
イクノイズは同一極性であるので差動増幅器2において
これらのスパイクノイズの成分はキャンセルされ、受信
信号成分のみが出力される。
第3図の構成においては、第4図の構成と比較して制御
の複雑さにおいて同様であるが第4図の第3のマルチプ
レクサ14の切換え時において発生するスパイクノイズの
発生が効果的に除去され、また、この部分に高価な部品
を用いる必要もない。
の複雑さにおいて同様であるが第4図の第3のマルチプ
レクサ14の切換え時において発生するスパイクノイズの
発生が効果的に除去され、また、この部分に高価な部品
を用いる必要もない。
本発明によれば、安価で、制御が容易な構成によりマル
チプレクサ切換え時に発生するノイズの出力への影響が
効果的に除去される。
チプレクサ切換え時に発生するノイズの出力への影響が
効果的に除去される。
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明の第1実施例の構成図、 第3図は本発明の第2実施例の構成図、 第4図は従来のマルチプレクサ切換えによるノイズ抑制
のための構成例を示す図、そして、 第5図は第4図における各マルチプレクサの切換えタイ
ミング図である。 (符号の説明) 1……スイッチ、2……差動増幅器、3……インバー
タ、4……制御回路、5……遅延・加算回路群、6……
受信増幅器、7……超音波振動子列、10,11……マルチ
プレクサ対、12,13,14……マルチプレクサ、30……反転
回路群、31,32……インバータ、51……遅延回路群、52
……加算器、71……送受切換回路、72……送信増幅器、
73……パルス発生器、80……被験体。
のための構成例を示す図、そして、 第5図は第4図における各マルチプレクサの切換えタイ
ミング図である。 (符号の説明) 1……スイッチ、2……差動増幅器、3……インバー
タ、4……制御回路、5……遅延・加算回路群、6……
受信増幅器、7……超音波振動子列、10,11……マルチ
プレクサ対、12,13,14……マルチプレクサ、30……反転
回路群、31,32……インバータ、51……遅延回路群、52
……加算器、71……送受切換回路、72……送信増幅器、
73……パルス発生器、80……被験体。
Claims (1)
- 【請求項1】被験体(80)内部に向けて超音波パルスを
入射し、該超音波パルスによる該被験体(80)内部から
の反射パルスを、複数の超音波振動子の列(7)によっ
て受信し、該超音波振動子の各々において受信した超音
波に応じて出力される電気信号に対し、該被験体(80)
内部の診断対象部分の各小領域からの反射パルスに対応
する電気信号を抽出するような遅延を与える複数の遅延
手段(5)と、前記電気信号の該複数の遅延手段(5)
を経た出力のうち1つを選択するマルチプレクサ(10)
とを備え、該マルチプレクサの出力を順次切換えること
により前記診断対象部分の全ての小領域からの反射パル
スの強度を求めて該診断対象部の画像を得る超音波診断
装置において、 前記マルチプレクサ(10)は、同一の制御信号に応じて
同時に同じ出力を選択する一対からなり、該対の一方の
入力端には前記遅延手段(5)を経た出力を各々を、該
対の他方には該遅延手段(5)を経た出力の各々を反転
したものを、それぞれ印加し、さらに、該対のマルチプ
レクサのそれぞれの出力を反転入力端子および非反転入
力端子に印加する差動増幅器(2)を設けたこことを特
徴とする超音波診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62181190A JPH074385B2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 | 超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62181190A JPH074385B2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 | 超音波診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6426148A JPS6426148A (en) | 1989-01-27 |
| JPH074385B2 true JPH074385B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=16096427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62181190A Expired - Fee Related JPH074385B2 (ja) | 1987-07-22 | 1987-07-22 | 超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074385B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012141519A3 (ko) * | 2011-04-15 | 2013-01-10 | 알피니언메디칼시스템 주식회사 | 초음파 영상 진단장치 및 그 진단방법 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60254574A (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-16 | 三菱電機株式会社 | 水中用ケ−ブルコネクタ |
| JP2006149720A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Hitachi Medical Corp | スイッチ回路とその制御方法及び超音波診断装置 |
-
1987
- 1987-07-22 JP JP62181190A patent/JPH074385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012141519A3 (ko) * | 2011-04-15 | 2013-01-10 | 알피니언메디칼시스템 주식회사 | 초음파 영상 진단장치 및 그 진단방법 |
| EP2698113A4 (en) * | 2011-04-15 | 2014-09-03 | Alpinion Medical Systems Co | ULTRASONIC IMAGING DIAGNOSTIC APPARATUS AND DIAGNOSTIC METHOD THEREOF |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6426148A (en) | 1989-01-27 |
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Legal Events
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