JPH0743948Y2 - 電池取付構造 - Google Patents

電池取付構造

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JPH0743948Y2
JPH0743948Y2 JP1992051940U JP5194092U JPH0743948Y2 JP H0743948 Y2 JPH0743948 Y2 JP H0743948Y2 JP 1992051940 U JP1992051940 U JP 1992051940U JP 5194092 U JP5194092 U JP 5194092U JP H0743948 Y2 JPH0743948 Y2 JP H0743948Y2
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battery
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battery holder
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純治 高本
山本  明
則男 市坪
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Nintendo Co Ltd
Hosiden Corp
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Nintendo Co Ltd
Hosiden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電池取付構造に関す
る。より特定的には、この考案は、たとえば揮発性メモ
リを装着した回路基板を収納するケースを含みかつ情報
処理装置に着脱自在とされたメモリカートリッジにおい
て、揮発性メモリに電源を供給するためのたとえばリチ
ウム電池等の電池を取り付けるための取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メモリカートリッジやICカードあるい
は薄型メモリカードでは、情報処理装置から外されたと
きに揮発性メモリ(RAM)のデータが揮発するのを防
止するために、バックアップ電池として、ボタン電池が
用いられる。従来のこのようなボタン電池の取付構造と
しては、(a)そのボタン電池の主面に直交する方向に
ボタン電池収納穴を形成し、2つの接続端子をその収納
穴の底面および壁面にそれぞれ形成し、ボタン電池をそ
の収納穴に収納した後蓋またはねじ止めによって固定す
る取付構造がある。
【0003】また、たとえば特開昭62−167097
号公報に開示されるように、(b)電池ホルダに電池を
収納してICカードの側面から電池ホルダを挿入したと
き、電池がばね接点で圧接されるようにした取付構造が
ある。さらに、「ファミリーコンピュータ」(商標)等
のテレビゲーム機用のメモリカートリッジのように、
(c)ボタン電池がケース内で回路基板に直接はんだ付
けされるような取付構造がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記(a)および
(b)の場合は、ICカード等を落としたり強い衝撃を
与えたりすると、そのボタン電池に生じる振動によっ
て、電池と端子あるいは接点との接続が外れ、瞬間的に
電源が遮断されてRAMのデータが消去されてしまうこ
とがある。そのため、情報記憶媒体ないし外部メモリと
しての信頼性に欠ける。また、蓋やねじを容易に開ける
ことができるので、ユーザが誤ってその蓋やねじを開け
ると、同様にRAMのデータが消去されてしまう。
【0005】他方、上記(c)の場合は、RAMのデー
タの不所望な消去は確実に防止される反面、電池を交換
するのが困難である。それゆえに、この考案の主たる目
的は、揮発性メモリへの電源が不所望に遮断されること
なく、しかも電池の交換が可能な、電池取付構造を提供
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、簡単に言え
ば、情報処理装置に対して着脱自在であり、かつケース
とそのケース内に揮発性メモリを有するメモリカートリ
ッジにおいて、揮発性メモリに電源を供給するための電
池を取り付けるための取付構造であって、ケースの或る
側面に形成されかつ電池を挿入するための開口、電池を
保持しかつ開口に対して挿脱自在に構成され、さらに側
面に弾性変形可能な係合爪を有する電池ホルダ、ケース
の開口を規定する側板内部に形成されかつ電池ホルダの
係合爪と係合することによって電池ホルダを開口内に保
持する係合部、および開口を規定する側板に形成され、
かつそこを通して電池ホルダの係合爪を弾性変形させて
係合爪と係合部との係合状態を解除するためのロック解
除孔を備え、ロック解除孔は開口に向かうにつれて内方
に傾斜するように斜めに形成され、それによってロック
解除孔を通して係合爪を押すとき係合爪に係合状態を解
除するための力と電池ホルダを開口から離脱させる方向
の力とが作用するようにしたことを特徴とする、電池取
付構造である。
【0007】
【作用】端子が取り付けられた電池を電池ホルダに保持
し、その電池ホルダをケースの開口に挿入すると、それ
ぞれの端子の他方端が回路基板上に形成された対応の接
続部に接続される。電池は電池ホルダの保持部に保持さ
れかつ電池ホルダの係合爪とケース側板の係合部とが係
合するので、メモリカートリッジに強い衝撃が与えられ
ても、電池ホルダが脱落したり、端子と接続部との接続
状態が外れてしまうことはない。
【0008】ロック解除孔は斜めに形成されているの
で、たとえば棒状部材をそのロック解除孔を通して挿入
して係合爪を押すと、棒状部材の押圧力によって、係合
状態が解除されるとともに、電池ホルダが開口から離脱
する
【0009】
【考案の効果】この考案によれば、メモリカートリッジ
に強い衝撃を与えても、端子と接続部との接続状態が解
除されるのがほぼ確実に防止できるので、電池からの電
源が遮断されて揮発性メモリのデータが不所望に消去な
いし破壊されるのが確実に防止できる。また、電池は電
池ホルダに保持されているだけであるので、従来のよう
に電池が直接はんだ付けされている場合に比べて、電池
の交換が容易である。すなわち、ロック解除孔を通して
係合爪を押すだけで、係合爪の係合状態が解除され、電
池ホルダが開口から離脱するので、電池の交換が極めて
容易に行える。
【0010】この考案の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1はこの考案の一実施例としてのメモリカ
ートリッジを示す分解斜視図である。この実施例のメモ
リカートリッジ10は、それぞれがたとえばガラス繊維
強化型のエンジニアリングプラスチック等で形成された
下ケース12および上ケース14を含み、下ケース12
および上ケース14が一体化されて1つのケースを形成
する。
【0012】図2からよく分るように、下ケース12は
横断面「コ」字状に形成され、底板16とその底板16
の両側端縁から立ち上がる側板18を含む。底板16上
には、矢印Aで示すこのメモリカートリッジ10の挿入
方向の後端縁に、開口20を残すように、側板22が一
方の側板18と一体に形成される。開口部20には後述
の電池ホルダ24が挿入される。
【0013】下ケース12の底板の挿入方向Aの先端近
傍でありかつ下ケース12の幅方向のほぼ中央より少し
偏心した位置には、直立するフック26が形成され、こ
のフック26は先端の係合部26aおよび根元部26b
で構成される。底板16上には、さらに、フック26の
近傍に、位置決めポスト28が形成される。この位置決
めポスト28は、後述の回路基板38の面方向の位置決
めを行う。
【0014】下ケース12の底板16には、さらに、前
述の開口部20を規定するための平面階段状のリブ30
が形成され、このリブ30の挿入方向Aの先端には係止
面30aが形成され、挿入方向Aの後端には係合部32
が形成される。リブ30は後述の電池ホルダ24を開口
部20に挿入する際の案内片として作用するとともに、
係止面30aによってその電池ホルダ24のそれ以上の
挿入を阻止する。係合部32には、電池ホルダ24の係
止爪94(後述)が係合される。
【0015】下ケース12の底板16には、さらに、そ
の中央近傍に透孔34が形成される。静電気対策のため
に、この透孔34にはコイルばね36が挿通され、その
コイルばね36によって、回路基板38のアースパター
ンと、たとえばステンレスあるいはアルミニウムのよう
な導電材料からなる導電カバー40とが電気的に接続さ
れる。
【0016】下ケース12の底板16上には、側板18
および22ならびにリブ30によって囲まれる部分にボ
ス42および44が形成される。ボス42には透孔42
aが形成され、この透孔42aにはコイルばね46が挿
通される。このコイルばね46は上ケース14を貫通し
て、先の導電カバー40と同じような導電材料からなる
別の導電カバー48に電気的に接続される。すなわち、
コイルばね46は、透孔42aに挿通され、その一端が
前述の導電カバー40に、また他方端が導電カバー48
にそれぞれ電気的に接続される。他方、前述のように、
導電カバー40はコイルばね36によって回路基板38
のアースパターン(図示せず)に接続されている。した
がって、2つの導電カバー40および48がともに共通
のアース電位に接続される。それによって、2つの導電
カバー40および48が、回路基板38上の回路コンポ
ーネントを静電気から保護する。そして、ボス44には
上ケース14と下ケース12とを一体的に固定するため
のねじ50のためのねじ穴44aが形成される。
【0017】下ケース12の側板18の上端内側には、
挿入方向Aの方向に分布して複数の突起52が形成され
る。この突起52は、後述の上ケース14のかぎ状の切
欠68に係合する。図3からよく分るように、上ケース
14も、下ケース12と同様に、横断面「コ」字状に形
成され、天板54およびその天板54の両側縁から立ち
上がる側板56を含む。天板54には、下ケース12の
底板16に形成された前述のフック26に対応する位置
に透孔58が形成され、ボス42に対応する部分に前述
のコイルばね46を挿通するための透孔60が形成さ
れ、さらにボス44のねじ穴44aと対応する位置にね
じ50を挿通するための透孔62が形成される。
【0018】上ケース14の天板54の下面には、前述
の透孔58を幅方向に2分した一方側にリブ64が形成
され、他方側にフック26の根元部26bが嵌合する溝
64bが形成される。さらに、リブ64の透孔58に対
応する部分の上部には、フック26の係止部26aに係
合する係合孔64aが形成される。このリブ64および
フック26(図1,図2)は、幅方向の中心よりわずか
に偏心した位置に形成されているので、メモリカートリ
ッジ10が図示しない情報処理装置のローディング装置
にローディングされる際の表裏逆差し防止手段として作
用する。
【0019】すなわち、メモリカートリッジ10が図1
図示の方向で挿入されるときには上ケース14のリブ6
4はローディング装置に形成された凹部ないし穴(図示
せず)に嵌まり合うが、裏返した状態で挿入されると、
リブ64がローディング装置のその穴の外周部分(図示
せず)に当接してしまい、メモリカートリッジ10のそ
れ以上の挿入が阻止される。これによってメモリカート
リッジ10の表裏の逆差しが防止できる。
【0020】なお、この逆差し防止の他の手段として、
下ケース12の側板18の上端に形成されたテーパ部6
6(図2)がある。すなわち、ローディング装置にこの
テーパ部66と形状的に対応する傾斜部分を設けておけ
ば、正常な挿入であればテーパ部66がその傾斜部分に
沿うが、裏向きの状態での挿入では、その傾斜部分にテ
ーパのない側板の角が接触してメモリカートリッジ10
は挿入できなくなる。
【0021】上ケース14の側板56には、前述の下ケ
ース12の側板18のそれぞれの突起52に位置的に対
応するように、かぎ状の切欠68が形成される。図4に
示すように、下ケース12に上ケース14を一体化する
とき、まず、フック26がリブ64の溝64bに沿うよ
うに上ケース14を押し下げる。そうすると、その係合
部26aがリブ64の係合孔64aに係合し、根元部2
6bは溝64bに嵌合する。そのとき、下ケースのそれ
ぞれの突起52は上ケース14のそれぞれのかぎ状の切
欠68の下部68aに位置している。その後、上ケース
14を挿入方向A(図1)とは逆方向に上ケース14を
スライドさせると、それぞれの突起52がそれぞれのか
ぎ状の切欠68の上部68bに嵌まり合う。その状態
で、ねじ50をねじ穴62を通してボス44のねじ穴4
4aに螺入することによって、上ケース14が下ケース
12と一体化され、1つのケースが形成される。このよ
うに、フック26と透孔58とでまずケースの幅方向を
規制し、突起52とかぎ状の切欠68とでケースの長さ
方向を規制するようにすれば、唯1つのねじ50だけ
で、下ケース12および上ケース14を確実かつ安定的
に一体固定することができる。
【0022】このようなケース内に回路基板38が収納
される。勿論、回路コンポーネントが実装された回路基
板38が下ケース12上に載置された後、上ケース14
が下ケース12に固着される。すなわち、回路基板38
に形成された透孔70および72が、それぞれ、下ケー
ス12のフック26および位置決めポスト28に嵌まり
合い、かつこの回路基板38の前端縁74が下ケース1
2の底板16の前端に形成された位置決め段差76に当
接することによって、回路基板38が下ケース12の底
板16上に位置決めされかつ保持される。
【0023】回路基板38上には不揮発性メモリ(RA
M)78を含む必要な回路コンポーネントが実装されて
いて、それぞれの回路コンポーネントは導電パターン
(図示せず)によって相互に接続される。そして、回路
基板38の前端には、その回路基板38の幅方向に分布
して、このメモリカートリッジ10を前述の情報処理装
置のローディング装置に挿入したとき、そのローディン
グ装置に設けられるコネクタのそれぞれのコネクタ端子
に接続され得る多数のコネクタ電極80が形成される。
【0024】そして、回路基板38の後端の、前述の開
口20に対応する位置には、弾性金属であるたとえばり
ん青銅にニッケルめっきした2つの圧接端子82が装着
され、この圧接端子82は、図示しない導電パターンに
よって、RAM78を含む各回路コンポーネントの電源
端子に接続される。前述のようにして回路基板38を下
ケース12上に配置した後、その下ケース12と上ケー
ス14とが一体化される。その後、下ケース12の底板
16および上ケース14の天板54の外面には、それぞ
れ、導電カバー40および48がたとえば接着テープ等
によって貼り付けられる。このとき、導電カバー40と
コイルばね36との接触部およびコイルばね46と導電
カバー48との接触部では、それぞれ、その導電接続が
確保される必要があるため、その部分では接着テープが
除去される。
【0025】前述の挿入方向Aにおける導電カバー40
の先端縁は、図1から分るように、内方に湾曲するカー
リング84として形成される。このカーリング84は、
導電カバー40が下ケース12に貼り付けられた状態
で、下ケース12と上ケース14とで形成する前述のコ
ネクタ電極80を露出するための開口に位置する。その
ため、ユーザが誤ってその開口から指を差し込んだとし
ても、その指が回路基板38のコネクタ電極80に接触
するより前にそのカーリング84に接触する。したがっ
て、その指から放電される静電気は、コネクタ電極80
からRAM78を含む回路コンポーネントに達すること
なく、導電カバー40およびコイルばね36を通して回
路基板38の図示しないアースパターンに流れ込む。こ
れによって、回路基板38上の回路コンポーネントが静
電気による高い電圧で破壊されてしまうのが有効に防止
される。
【0026】電池ホルダ24は図1,図5および図6か
らもよくわかるように、ベース86を含み、このベース
には、図6においてその断面を示すような電池88のた
めの収納穴90が形成される。この収納穴90を規定す
る側壁は、その収納穴90の底部に向かうにつれてその
径が小さくなる。すなわち、収納穴90は内方に傾斜す
る傾斜面92を有する。したがって、図6(A)におい
て2点鎖線で示すように電池88が正常な極性ないし方
向で挿入されたときには、その側壁の傾斜面92が電池
88の外形に沿い、したがって、電池88は収納穴90
にぴったりと埋没してしまう。しかしながら、図6
(B)に示すように、電池88の表裏が逆にされると、
傾斜面92の一部にその電池88の下端が接触し、電池
88がそれ以上収納穴90に埋没できなくなる。この状
態では、電池88は電池ホルダ24のベースの上端面よ
りかなり突出する。そのため、その状態のまま電池ホル
ダ24を開口部20(図1)に挿入することはできず、
それによって電池88の極性間違いが防止される。
【0027】電池ホルダ24のベース86の両側には、
係合爪94および96が弾性変形可能なヒンジ状に形成
される。このように、弾性を有する必要があるため、電
池ホルダ24は、全体として、たとえばポリアセタール
によって成型される。そして、係合爪94の自由端には
係合突起98が形成され、係合爪96の自由端には係合
突起100が形成される。そして、係合爪94の基端側
先端には当接面94aが形成される。この当接面94a
は、電池ホルダ24が図5の状態から裏返されて前述の
開口部20に挿入されるとき、下ケース12のリブ30
の係止面30aに当接する。それによって電池ホルダ2
4がそれ以上挿入されるのが規制される。
【0028】そして、当接面94aが係止面30aに当
接した状態では、係合爪94の係合突起98がリブ30
の係合部32に係合する。しかしながら、図4(A)か
らわかるように、係合突起98が完全に係合部32に嵌
まり合う状態ではなく、いわゆる「ハーフロック」の状
態である。しかしながら、係合爪96の係合突起100
は図4(A)からよくわかるように、その状態で、下ケ
ース12の開口部20近傍の側板12に形成された係合
部102に完全に嵌まり合い、いわゆる「完全ロック」
の状態である。この係合突起100と係合部102との
完全な係合によって、電池ホルダ24が開口部20から
離脱するのが確実に防止される。
【0029】電池ホルダ24の収納穴90に収納される
電池88の両主面には、それぞれ、たとえばステンレス
にニッケルめっきした接続端子104および106が固
着される。接続端子104および106は、それぞれ、
図1あるいは図4からよくわかるように、それぞれ折り
曲げられ、両方の接続端子104および106の他方端
が電池88の高さ方向ほぼ中央に整列するようにされ
る。そして、それぞれの接続端子104および106の
他方端は、ベース86に形成された穴108を通してこ
の電池ホルダ24の挿入方向前端部に導出される。この
ようにして、接続端子104および106のそれぞれの
他方端は、電池88の両主面と平行な方向でありかつそ
の主面より外側に引き出される。
【0030】図1および図4に示すように、電池ホルダ
24は、図5に示す状態から裏返されて、ベース86の
下面すなわち電池88の露出面が上に向くようにして下
ケース12(および上ケース14)で形成される開口部
20に矢印A方向に挿入される。そして、当接面94a
が係止面30に当接してその挿入方向の位置決めが行わ
れ、係合爪94の係合突起98が係合部32に「ハーフ
ロック」の状態で係合し、係合爪96の係合突起100
が図4に示すように係合部102に「完全ロック」の状
態で係合する。このとき、2つの接続端子104および
106の他方端は、図4に示すように、回路基板38の
対応する位置に取り付けられた圧接端子82に圧入さ
れ、それぞれの接続端子104および106は対応する
圧接端子82によってその両面から挟持圧接される。
【0031】下ケース12の開口部20側の側板18に
は、図2および図4においてともに点線で示すように、
斜め孔110が形成される。この斜め孔110はたとえ
ば1.5φ程度の非常に小さな孔であり、細い線材また
は棒状部材のみがそこに挿通できるようにされる。そし
て、斜め孔110にそのような特殊な線材または棒状部
材を挿通すると、その先端が電池ホルダ24の係合爪9
6の係合突起100の立ち上がり部分を斜めに押す。し
たがって、その押圧力の分力として、係合爪96を内方
に弾性変形させる力と、電池ホルダ24を開口部20か
ら矢印A方向とは逆方向に押し出す力との両方が同時に
作用する。前述のように、係合爪96の係合突起98と
係合部32とはいわゆる「ハーフロック」の状態にある
ため、電池ホルダ24はそのまま外方に押されて開口部
20から離脱する。
【0032】このような電池ホルダ28の取り外しを考
えれば、「ハーフロック」状態を形成する電池ホルダ2
4の一方の係合爪94と係合部32はなくてもよい。す
なわち、電池ホルダ24のその部分の側面が平坦に形成
され、単に案内面としてのみ作用するようにされてもよ
い。上述の実施例では、電池ホルダ24が比較的薄型の
メモリカートリッジ10に装着され、それによって電池
88からRAM78を含む回路基板38上の回路コンポ
ーネントに電源が供給されるようにした。しかしなが
ら、図7に示すように、電池ホルダ24は比較的厚みの
厚いメモリカートリッジ10´に挿脱自在に装着される
ようにしてもよい。
【0033】先に述べた比較的薄型のメモリカートリッ
ジ10としては、たとえば「ファミリーコンピュータ」
(商品名)を用いる通信ネットワークシステム「ファミ
リーコンピュータネットワークシステム」(商品名)の
ためのカートリッジ等が、また、図7に示すような厚手
のメモリカートリッジ10´としては「ファミリーコン
ピュータ」(商品名)に用いられるゲーム機用カートリ
ッジ等が考えられる。
【0034】なお、この考案は、上述の実施例に示した
薄型(カード型)および厚型のメモリカートリッジ以外
に、少なくともRAMを含むメモリに加えて個人識別等
の演算処理機能を有するCPUを内蔵した、いわゆるI
Cカードにも同様に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例としてのメモリカートリッ
ジを示す分解斜視図である。
【図2】下ケースを示す図解図であり、図2(A)は平
面図、図2(B)は左側面図、図2(C)は一部破断右
側面図、図2(D)は図2(A)の線IID−IIDにおけ
る断面図、そして図2(E)は図2(A)における線II
E−IIEにおける部分断面図である。
【図3】上ケースを示す図解図であり、図3(A)はそ
の平面図、図3(B)は左側面図、図3(C)は右側面
図、図3(D)は図3(A)における線IIID−III D
における断面図、そして図3(E)は背面図である。
【図4】図1実施例を組み立てた状態を示す図解図であ
り、図4(A)は上ケースを除いた状態の平面図解図、
図4(B)は左側面図、図4(C)は一部破断右側面
図、そして図4(D)は断面図解図である。
【図5】電池ホルダを示す斜視図である。
【図6】電池ホルダを示す断面図解図であり、図6
(A)が電池を正常に収納した状態を示し、図6(B)
が電池の極性を間違えて収納した状態を示す。
【図7】この考案の他の実施例を示す図解図である。
【符号の説明】
10,10´ …メモリカートリッジ 12 …下ケース 14 …上ケース 20 …開口部 24 …電池ホルダ 38 …回路基板 78 …揮発性メモリ(RAM) 80 …コネクタ電極 82 …圧接端子 88 …電池 94,96 …係合爪 104,106 …接続端子 110 …斜め穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 市坪 則男 大阪府八尾市北久宝寺1丁目4番33号 ホ シデン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−82367(JP,U) 実開 昭62−152357(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置に対して着脱自在であり、か
    つケースとそのケース内に揮発性メモリを有するメモリ
    カートリッジにおいて、前記揮発性メモリに電源を供給
    するための電池を取り付けるための取付構造であって、 前記ケースの或る側面に形成されかつ前記電池を挿入す
    るための開口、 前記電池を保持しかつ前記開口に対して挿脱自在に構成
    され、さらに側面に弾性変形可能な係合爪を有する電池
    ホルダ、 前記ケースの前記開口を規定する側板内部に形成されか
    つ前記電池ホルダの前記係合爪と係合することによって
    前記電池ホルダを前記開口内に保持する係合部、および前記開口を規定する前記側板に形成され、かつそこを通
    して前記電池ホルダの前記係合爪を弾性変形させて前記
    係合爪と前記係合部との係合状態を解除するためのロッ
    ク解除孔を備え、 前記ロック解除孔は前記開口に向かうにつれて内方に傾
    斜するように斜めに形成され、それによって前記ロック
    解除孔を通して前記係合爪を押すとき前記係合爪に前記
    係合状態を解除するための力と前記電池ホルダを前記開
    口から離脱させる方向の力とが作用するようにしたこと
    を特徴とする 、電池取付構造
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