JPH074398Y2 - 工作機械用潤滑油噴霧装置 - Google Patents
工作機械用潤滑油噴霧装置Info
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- JPH074398Y2 JPH074398Y2 JP6877292U JP6877292U JPH074398Y2 JP H074398 Y2 JPH074398 Y2 JP H074398Y2 JP 6877292 U JP6877292 U JP 6877292U JP 6877292 U JP6877292 U JP 6877292U JP H074398 Y2 JPH074398 Y2 JP H074398Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、工作機械による切断等
各種加工時に工具及び被加工材に対し切削油等の潤滑油
をミスト状に噴射するのに使用される潤滑油噴霧装置に
関する。
各種加工時に工具及び被加工材に対し切削油等の潤滑油
をミスト状に噴射するのに使用される潤滑油噴霧装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の潤滑油噴霧装置とし
て、高圧エアーをパルスジェネレータにより脈動させて
その脈動圧力エアーでプランジャーを往復作動させるこ
とにより潤滑油を周期的に吐出する潤滑油ポンプと、油
用内管とエアー用外管との二重管に構成されて、油用内
管が送油路を介し潤滑油ポンプの吐出口に、エアー用外
管が噴霧用エアー供給路にそれぞれ連通連結された油・
エアー送給管と、この油・エアー送給管の先端に設けら
れた噴霧用ノズルと、からなる装置が知られている。こ
の種の装置では、潤滑油とエアーが二重管を成す油用内
管とエアー用外管とで別々に送給され、先端部の噴霧用
ノズルで混合されてミスト状になるわけであるが、潤滑
油が潤滑油ポンプによりごく少量ずつ周期的に吐出され
ることから、噴霧用ノズルから噴霧されるミストが図7
に符号PMで示すような脈動状を呈し、このため加工時
の工具及び被加工材に対する潤滑油の潤滑作用及び冷却
作用が十分に発揮され得ないという問題があった。
て、高圧エアーをパルスジェネレータにより脈動させて
その脈動圧力エアーでプランジャーを往復作動させるこ
とにより潤滑油を周期的に吐出する潤滑油ポンプと、油
用内管とエアー用外管との二重管に構成されて、油用内
管が送油路を介し潤滑油ポンプの吐出口に、エアー用外
管が噴霧用エアー供給路にそれぞれ連通連結された油・
エアー送給管と、この油・エアー送給管の先端に設けら
れた噴霧用ノズルと、からなる装置が知られている。こ
の種の装置では、潤滑油とエアーが二重管を成す油用内
管とエアー用外管とで別々に送給され、先端部の噴霧用
ノズルで混合されてミスト状になるわけであるが、潤滑
油が潤滑油ポンプによりごく少量ずつ周期的に吐出され
ることから、噴霧用ノズルから噴霧されるミストが図7
に符号PMで示すような脈動状を呈し、このため加工時
の工具及び被加工材に対する潤滑油の潤滑作用及び冷却
作用が十分に発揮され得ないという問題があった。
【0003】本考案は、上記の課題に鑑み、噴霧用ノズ
ルから噴霧されるミストの脈動を抑制しうる潤滑油噴霧
装置を提供することを目的とする。
ルから噴霧されるミストの脈動を抑制しうる潤滑油噴霧
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本考案においては、油・エアー送給管22の油用
内管23途中に、エアー用外管24と連通する小孔33
を設けたことを特徴とする構成を採用するものである。
めに、本考案においては、油・エアー送給管22の油用
内管23途中に、エアー用外管24と連通する小孔33
を設けたことを特徴とする構成を採用するものである。
【0005】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は潤滑油噴霧装置の外観図、図2は断面図、図3及
び図4は要部拡大断面図を示しており、これらの図にお
いて、1はブロックの積層体からなる装置本体で、上段
ブロツク2と、上部中間ブロック3と、下部中間ブロッ
ク4と、潤滑油ポンプ5の主要部が形成されるポンプ本
体ブロック6と、基台ブロック7とから構成され、これ
らのブロック2〜7は、上段ブロック2と基台ブロック
7とに連結された両側一対の締結用ねじ杆8により相互
に締結されて一体的に連結固定されている。
図1は潤滑油噴霧装置の外観図、図2は断面図、図3及
び図4は要部拡大断面図を示しており、これらの図にお
いて、1はブロックの積層体からなる装置本体で、上段
ブロツク2と、上部中間ブロック3と、下部中間ブロッ
ク4と、潤滑油ポンプ5の主要部が形成されるポンプ本
体ブロック6と、基台ブロック7とから構成され、これ
らのブロック2〜7は、上段ブロック2と基台ブロック
7とに連結された両側一対の締結用ねじ杆8により相互
に締結されて一体的に連結固定されている。
【0006】図2に示すように、前記潤滑油ポンプ5
は、ポンプ本体ブロック6内のシリンダ室9を摺動する
ピストン10の一端に同軸一体に連設されたプランジャ
ー11を有する。このプランジャー11は、当該プラン
ジャー11と直交する方向に設けられた潤滑油供給孔部
12から前記プランジャー11と同軸方向に設けられた
孔部、即ちポンプ室13に亘って移動するものである。
前記ピストン10とシリンダ室9内周面との間には可変
容積室14が設けられ、前記シリンダ室9内の前記ピス
トン10とは反対側にはプランジャー復帰用のコイルば
ね15が設けられ、前記ポンプ室13の吐出口にはチェ
ック弁16が設けられている。また、前記ピストン10
の外端側にはプランジャー11のストローク位置を変位
させて潤滑油の吐出流量を調整する潤滑油吐出流量調整
手段17が設けられている。
は、ポンプ本体ブロック6内のシリンダ室9を摺動する
ピストン10の一端に同軸一体に連設されたプランジャ
ー11を有する。このプランジャー11は、当該プラン
ジャー11と直交する方向に設けられた潤滑油供給孔部
12から前記プランジャー11と同軸方向に設けられた
孔部、即ちポンプ室13に亘って移動するものである。
前記ピストン10とシリンダ室9内周面との間には可変
容積室14が設けられ、前記シリンダ室9内の前記ピス
トン10とは反対側にはプランジャー復帰用のコイルば
ね15が設けられ、前記ポンプ室13の吐出口にはチェ
ック弁16が設けられている。また、前記ピストン10
の外端側にはプランジャー11のストローク位置を変位
させて潤滑油の吐出流量を調整する潤滑油吐出流量調整
手段17が設けられている。
【0007】前記潤滑油供給孔部12には、前記装置本
体1の上段ブロック2及び中間ブロック3,4を貫通し
一端側が潤滑油タンクTに接続された潤滑油供給路18
の他端が連通連結され、また前記ポンプ室13の吐出口
側は中間ブロック3,4を貫通して設けられた送油路1
9の一端と連通連結している。前記可変容積室14に
は、上部中間ブロック3から下部中間ブロック4を貫通
してポンプ本体ブロック6内に延びるポンプ駆動用エア
ー供給路20の先端が連通連結され、そしてこのポンプ
駆動用エアー供給路20の途中には下部ブロック4内
に、パルスジェネレータ21が設けられている。ポンプ
駆動用エアー供給路20の基端側は高圧エアー供給源P
に接続されている。
体1の上段ブロック2及び中間ブロック3,4を貫通し
一端側が潤滑油タンクTに接続された潤滑油供給路18
の他端が連通連結され、また前記ポンプ室13の吐出口
側は中間ブロック3,4を貫通して設けられた送油路1
9の一端と連通連結している。前記可変容積室14に
は、上部中間ブロック3から下部中間ブロック4を貫通
してポンプ本体ブロック6内に延びるポンプ駆動用エア
ー供給路20の先端が連通連結され、そしてこのポンプ
駆動用エアー供給路20の途中には下部ブロック4内
に、パルスジェネレータ21が設けられている。ポンプ
駆動用エアー供給路20の基端側は高圧エアー供給源P
に接続されている。
【0008】しかして、前記高圧エアー供給源Pからポ
ンプ駆動用エアー供給路20に供給される高圧エアー
は、パルスジェネレータ21により脈動せしめられて前
記可変容積室14に導入され、この導入された脈動圧力
エアーによってピストン10と同軸一体のプランジャー
11が例えば毎分100回程度の往復作動を行い、各往
動時に潤滑油供給孔部12内の潤滑油をポンプ室13に
送り込んで加圧し、その油圧力でチェック弁14を開い
て潤滑油をポンプ室13の吐出口から吐出させるように
なっている。
ンプ駆動用エアー供給路20に供給される高圧エアー
は、パルスジェネレータ21により脈動せしめられて前
記可変容積室14に導入され、この導入された脈動圧力
エアーによってピストン10と同軸一体のプランジャー
11が例えば毎分100回程度の往復作動を行い、各往
動時に潤滑油供給孔部12内の潤滑油をポンプ室13に
送り込んで加圧し、その油圧力でチェック弁14を開い
て潤滑油をポンプ室13の吐出口から吐出させるように
なっている。
【0009】図1及び図2に示すように、装置本体1の
上段ブロック2にはその端面に、油・エアー送給管22
の基端がニップル35によって取付けられている。この
油・エアー送給管22は、油用内管23と、この内管2
3と同心状を成すエアー用外管24との二重管に構成さ
れていて、上段ブロック2内において油用内管23が前
記送油路19に連結され且つエアー用外管24が噴霧用
エアー供給路25に連結され、そしてこの送給管22の
先端に噴霧用ノズル26が設けてある。前記噴霧用エア
ー供給路25は、前記ポンプ駆動用エアー供給路20と
同じ高圧エアー供給源Pに接続されている。図1及び図
2において27は、噴霧用エアー供給路25から油・エ
アー送給管22のエアー用外管24に供給される噴霧用
エアーの流量を調整するための噴霧用エアー流量調整弁
で、前記上段ブロック2に取付けてある。
上段ブロック2にはその端面に、油・エアー送給管22
の基端がニップル35によって取付けられている。この
油・エアー送給管22は、油用内管23と、この内管2
3と同心状を成すエアー用外管24との二重管に構成さ
れていて、上段ブロック2内において油用内管23が前
記送油路19に連結され且つエアー用外管24が噴霧用
エアー供給路25に連結され、そしてこの送給管22の
先端に噴霧用ノズル26が設けてある。前記噴霧用エア
ー供給路25は、前記ポンプ駆動用エアー供給路20と
同じ高圧エアー供給源Pに接続されている。図1及び図
2において27は、噴霧用エアー供給路25から油・エ
アー送給管22のエアー用外管24に供給される噴霧用
エアーの流量を調整するための噴霧用エアー流量調整弁
で、前記上段ブロック2に取付けてある。
【0010】前記油・エアー送給管22は、途中に設け
られた連結ブロック28を介してその手前側の可撓性管
部22aと先方側の非可撓性管部22bとに分割構成さ
れ、手前側の可撓性管部22aは、その油用内管23及
びエアー用外管24がそれぞれ例えばナイロン製ホース
からなり、先方側の非可撓性管部22bは、その油用内
管23が可撓性管部22aのものと同じナイロン製ホー
スからなり、そのエアー用外管24は屈曲変形可能な例
えば銅製パイプからなる。両管部22a,22bの分割
されたエアー用外管24,24端部は、図3に示すよう
に、それぞれニップル29,30によって連結ブロック
28に連結され、また分割された油用内管23,23の
端部は、図4に示すように、連結ブロック28の貫通孔
31内において銅パイプ製のジョイント金具32によっ
て連結され、そしてこの小径パイプ状ジョイント金具3
2の中間部には、エアー用外管24の一部を成す前記貫
通孔31と連通する1個または複数個の小孔33が設け
られている。この小孔33の孔径は、例えば前記ジョイ
ント金具32の内径を2mmとした場合、約0.5mm
とされる。
られた連結ブロック28を介してその手前側の可撓性管
部22aと先方側の非可撓性管部22bとに分割構成さ
れ、手前側の可撓性管部22aは、その油用内管23及
びエアー用外管24がそれぞれ例えばナイロン製ホース
からなり、先方側の非可撓性管部22bは、その油用内
管23が可撓性管部22aのものと同じナイロン製ホー
スからなり、そのエアー用外管24は屈曲変形可能な例
えば銅製パイプからなる。両管部22a,22bの分割
されたエアー用外管24,24端部は、図3に示すよう
に、それぞれニップル29,30によって連結ブロック
28に連結され、また分割された油用内管23,23の
端部は、図4に示すように、連結ブロック28の貫通孔
31内において銅パイプ製のジョイント金具32によっ
て連結され、そしてこの小径パイプ状ジョイント金具3
2の中間部には、エアー用外管24の一部を成す前記貫
通孔31と連通する1個または複数個の小孔33が設け
られている。この小孔33の孔径は、例えば前記ジョイ
ント金具32の内径を2mmとした場合、約0.5mm
とされる。
【0011】上記のように油用内管23の途中に設け
た、エアー用外管24と連通する小孔33の作用につい
て図4により説明すると、いま、潤滑油が潤滑油ポンプ
5から例えば1分間当り60パルスの脈動状態で、1パ
ルス当り0.03CCの送り量をもって油用内管23に
送給され、またエアー用外管24には例えば5kg/c
m2のエアーが1分間当り30リットルの流量で送給さ
れているものとした場合、図4に示すように、小孔33
の設けられたジョイント金具32の中間部において、油
用内管23内部とエアー用外管24たる貫通孔31内部
とは互いに連通し、そして貫通孔31を流れているエア
ーの流速は油用内管23内を流れる潤滑油の流速よりも
遥かに高速であるから、貫通孔31側が油用内管23側
よりも圧力が十分低い状態にある。
た、エアー用外管24と連通する小孔33の作用につい
て図4により説明すると、いま、潤滑油が潤滑油ポンプ
5から例えば1分間当り60パルスの脈動状態で、1パ
ルス当り0.03CCの送り量をもって油用内管23に
送給され、またエアー用外管24には例えば5kg/c
m2のエアーが1分間当り30リットルの流量で送給さ
れているものとした場合、図4に示すように、小孔33
の設けられたジョイント金具32の中間部において、油
用内管23内部とエアー用外管24たる貫通孔31内部
とは互いに連通し、そして貫通孔31を流れているエア
ーの流速は油用内管23内を流れる潤滑油の流速よりも
遥かに高速であるから、貫通孔31側が油用内管23側
よりも圧力が十分低い状態にある。
【0012】従って、潤滑油ポンプ5側(図4中の左
側)から流れてきた潤滑油はその一部が前記ジョイント
金具32の中間部においてその小孔33から貫通孔31
内に流出する。しかして、この場合、潤滑油ポンプ5か
ら送られる油用内管23内の潤滑油の流れは、説明を分
かりやすくするために大袈裟に図示した図4の図示状態
のように高流量部分と低流量部分とが交互に連続する脈
動流であって、低流量部分も小孔33から流出するが、
高流量部分はそれ以上に積極的に流出し、その結果、前
記小孔33を通過した潤滑油の流れは、高流量部分と低
流量部分との変動差が緩和されて、整流に近い状態とな
る。
側)から流れてきた潤滑油はその一部が前記ジョイント
金具32の中間部においてその小孔33から貫通孔31
内に流出する。しかして、この場合、潤滑油ポンプ5か
ら送られる油用内管23内の潤滑油の流れは、説明を分
かりやすくするために大袈裟に図示した図4の図示状態
のように高流量部分と低流量部分とが交互に連続する脈
動流であって、低流量部分も小孔33から流出するが、
高流量部分はそれ以上に積極的に流出し、その結果、前
記小孔33を通過した潤滑油の流れは、高流量部分と低
流量部分との変動差が緩和されて、整流に近い状態とな
る。
【0013】一方、前記非可撓性管部22bの先端に噴
霧用ノズル26が取付けられ、この噴霧用ノズル26内
では、油用内管23の先端に接続された短管23aと、
エアー用外管24との間に、エアー通路34aを有する
スペーサ34が介装されている。しかして、この噴霧用
ノズル26の先端部において、油用内管23により送給
され且つ前記小孔33によって整流化された潤滑油が、
エアー用外管24によって送給される高圧エアーと混合
し、当該ノズル26の先端より図8に示すような整流状
のミストLMとなって、噴射される。
霧用ノズル26が取付けられ、この噴霧用ノズル26内
では、油用内管23の先端に接続された短管23aと、
エアー用外管24との間に、エアー通路34aを有する
スペーサ34が介装されている。しかして、この噴霧用
ノズル26の先端部において、油用内管23により送給
され且つ前記小孔33によって整流化された潤滑油が、
エアー用外管24によって送給される高圧エアーと混合
し、当該ノズル26の先端より図8に示すような整流状
のミストLMとなって、噴射される。
【0013】上述したような構成の潤滑油噴霧装置の使
用にあたっては、油・エアー送給管22の中間部に設け
られた連結ブロック28を工作機械の固定部に適宜固定
させ、そしてこの油・エアー送給管22の非撓性管部2
2bを適当に折曲変形させて、その先端の噴霧用ノズル
26が、図9に示すように、工具Kの刃先に向くように
セットする。
用にあたっては、油・エアー送給管22の中間部に設け
られた連結ブロック28を工作機械の固定部に適宜固定
させ、そしてこの油・エアー送給管22の非撓性管部2
2bを適当に折曲変形させて、その先端の噴霧用ノズル
26が、図9に示すように、工具Kの刃先に向くように
セットする。
【0014】しかして、装置本体1のポンプ駆動用エア
ー供給路20に高圧エアーを供給し、パルスジェネレー
タ21を予め設定したパルス範囲で作動させることによ
り潤滑油ポンプ5を作動させて、潤滑油供給路18から
の潤滑油を吐出口から所定の周期で吐出し、送油路19
を介して油・エアー送給管22の油用内管23に供給す
ると共に、噴霧用エアー供給路25より高圧エアーをエ
アー用外管24に供給する。油用内管23に供給される
潤滑油は、連結ブロック28に至るまでは脈動状態であ
るが、この連結ブロック28内において当該油用内管2
3に設けられた小孔33を通過することにより整流状態
となり、先端の噴霧用ノズル26でエアー用外管24よ
り送給される高圧エアーと混合して、図8に示すような
整流状のミストLMを発生する。
ー供給路20に高圧エアーを供給し、パルスジェネレー
タ21を予め設定したパルス範囲で作動させることによ
り潤滑油ポンプ5を作動させて、潤滑油供給路18から
の潤滑油を吐出口から所定の周期で吐出し、送油路19
を介して油・エアー送給管22の油用内管23に供給す
ると共に、噴霧用エアー供給路25より高圧エアーをエ
アー用外管24に供給する。油用内管23に供給される
潤滑油は、連結ブロック28に至るまでは脈動状態であ
るが、この連結ブロック28内において当該油用内管2
3に設けられた小孔33を通過することにより整流状態
となり、先端の噴霧用ノズル26でエアー用外管24よ
り送給される高圧エアーと混合して、図8に示すような
整流状のミストLMを発生する。
【0015】噴霧用エアーの流量は噴霧用エアー流量調
整弁27によって所望に調整することができる。また、
潤滑油の吐出流量は潤滑油吐出流量調整手段17によっ
て所望に調整することができ、例えば重切削加工を行う
場合には吐出流量を多めに設定してミストの潤滑油濃度
を比較的濃くすればよい。なお、この潤滑油吐出流量調
整手段17としては、図2に例示するように、シリンダ
室9の外端側に固定された固定部材36を螺合貫通する
螺軸37と、この螺軸37の内端に設けられてピストン
10の外端面を支持する支持円板38と、前記螺軸37
の外端に取付けられたノブ39とからなるもので、ノブ
39により螺軸37を回転させて、支持円板38を軸方
向に移動させることにより、ピストン10の外端位置を
変更させることができる。
整弁27によって所望に調整することができる。また、
潤滑油の吐出流量は潤滑油吐出流量調整手段17によっ
て所望に調整することができ、例えば重切削加工を行う
場合には吐出流量を多めに設定してミストの潤滑油濃度
を比較的濃くすればよい。なお、この潤滑油吐出流量調
整手段17としては、図2に例示するように、シリンダ
室9の外端側に固定された固定部材36を螺合貫通する
螺軸37と、この螺軸37の内端に設けられてピストン
10の外端面を支持する支持円板38と、前記螺軸37
の外端に取付けられたノブ39とからなるもので、ノブ
39により螺軸37を回転させて、支持円板38を軸方
向に移動させることにより、ピストン10の外端位置を
変更させることができる。
【0016】
【考案の作用及び効果】本考案によれば、油・エアー送
給管の油用内管途中に、エアー用外管と連通する小孔を
設けたことにより、この小孔を通じて、油用内管の内部
とエアー用外管の内部とが互いに連通する状態となり、
そしてこの場合、エアー用外管内のエアーの流速は油用
内管内の潤滑油の流速よりも遥かに高速であって、エア
ー用外管内のエアー圧力が油用内管内の油圧よりも十分
低い状態にあることから、潤滑油ポンプ側から流れてき
た潤滑油は、その一部が前記小孔からエアー用外管内に
流出する。しかして、潤滑油ポンプからの潤滑油の流れ
は高流量部分と低流量部分とが交互に連続する脈動流で
あって、前記小孔からは高流量部分が低流量部分よりも
多く流出することになる。その結果、前記小孔を通過し
た潤滑油の流れは、高流量部分と低流量部分との変動差
が緩和されて、整流に近い状態となる。
給管の油用内管途中に、エアー用外管と連通する小孔を
設けたことにより、この小孔を通じて、油用内管の内部
とエアー用外管の内部とが互いに連通する状態となり、
そしてこの場合、エアー用外管内のエアーの流速は油用
内管内の潤滑油の流速よりも遥かに高速であって、エア
ー用外管内のエアー圧力が油用内管内の油圧よりも十分
低い状態にあることから、潤滑油ポンプ側から流れてき
た潤滑油は、その一部が前記小孔からエアー用外管内に
流出する。しかして、潤滑油ポンプからの潤滑油の流れ
は高流量部分と低流量部分とが交互に連続する脈動流で
あって、前記小孔からは高流量部分が低流量部分よりも
多く流出することになる。その結果、前記小孔を通過し
た潤滑油の流れは、高流量部分と低流量部分との変動差
が緩和されて、整流に近い状態となる。
【0017】しかして、油・エアー送給管先端の噴霧用
ノズルにおいて、油用内管から上記のような整流状態で
送給される潤滑油が、エアー用外管からの高圧エアーと
混合し、当該ノズルの先端より整流状のミストとなって
噴射される。従って、加工時の工具及び被加工材に対す
る潤滑油の潤滑作用及び冷却作用を十分に発揮させるこ
とができる。
ノズルにおいて、油用内管から上記のような整流状態で
送給される潤滑油が、エアー用外管からの高圧エアーと
混合し、当該ノズルの先端より整流状のミストとなって
噴射される。従って、加工時の工具及び被加工材に対す
る潤滑油の潤滑作用及び冷却作用を十分に発揮させるこ
とができる。
【0018】また、請求項2のように、潤滑油ポンプに
潤滑油吐出流量調整手段を設けた場合には、この調整手
段で潤滑油の吐出流量を調整することにより、ミストの
潤滑油濃度を加工の種類の応じた所望の濃度に設定する
ことができる。
潤滑油吐出流量調整手段を設けた場合には、この調整手
段で潤滑油の吐出流量を調整することにより、ミストの
潤滑油濃度を加工の種類の応じた所望の濃度に設定する
ことができる。
【図1】本考案の実施例を示す潤滑油噴霧装置の外観斜
視図である。
視図である。
【図2】潤滑油噴霧装置の要部縦断面図である。
【図3】油・エアー送給管の縦断面図である。
【図4】油・エアー送給管の一部拡大詳細断面図であ
る。
る。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】従来の潤滑油噴霧装置によるミスト状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図8】本考案の潤滑油噴霧装置によるミスト状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図9】本考案の潤滑油噴霧装置の使用状態を示す斜視
図である。
図である。
1 装置本体 5 潤滑油ポンプ 11 プランジャー 12 潤滑油供給孔部 13 ポンプ室 14 可変容積室 16 チェック弁 17 潤滑油吐出流量調整手段 18 潤滑油供給路 19 送油路 20 ポンプ駆動用エアー供給路 21 パルスジェネレータ 22 油・エアー送給管 23 油用内管 24 エアー用外管 25 噴霧用エアー供給路 26 噴霧用ノズル 27 噴霧用エアー流量調整弁 28 連結ブロック 33 小孔 T 潤滑油タンク P 高圧エアー供給源
Claims (2)
- 【請求項1】ポンプ駆動用エアー供給路に供給される高
圧エアーをパルスジェネレータにより脈動させ、その脈
動圧力エアーによりプランジャーを往復作動させて、潤
滑油供給路からの潤滑油を周期的に吐出する潤滑油ポン
プと、油用内管とエアー用外管との二重管に構成され、
その基端において油用内管が送油路を介して潤滑油ポン
プの吐出口に、エアー用外管が噴霧用エアー供給路にそ
れぞれ連通連結された油・エアー送給管と、この油・エ
アー送給管の先端に設けられた噴霧用ノズルとを備え、
前記油・エアー送給管の油用内管途中に、エアー用外管
と連通する小孔を設けてなる工作機械用潤滑油噴霧装
置。 - 【請求項2】前記潤滑油ポンプには、プランジャーのス
トローク位置を変位させて潤滑油の吐出流量を調整する
潤滑油吐出流量調整手段が設けられている請求項1に記
載の工作機械用潤滑油噴霧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6877292U JPH074398Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 工作機械用潤滑油噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6877292U JPH074398Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 工作機械用潤滑油噴霧装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620997U JPH0620997U (ja) | 1994-03-18 |
| JPH074398Y2 true JPH074398Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=13383364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6877292U Expired - Lifetime JPH074398Y2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | 工作機械用潤滑油噴霧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074398Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP6877292U patent/JPH074398Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0620997U (ja) | 1994-03-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |