JPH0744005Y2 - 積層セラミックインダクタンス素子 - Google Patents
積層セラミックインダクタンス素子Info
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- JPH0744005Y2 JPH0744005Y2 JP1991042762U JP4276291U JPH0744005Y2 JP H0744005 Y2 JPH0744005 Y2 JP H0744005Y2 JP 1991042762 U JP1991042762 U JP 1991042762U JP 4276291 U JP4276291 U JP 4276291U JP H0744005 Y2 JPH0744005 Y2 JP H0744005Y2
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、積層セラミックインダ
クタンス素子の改良に関するものである。
クタンス素子の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の積層セラミックインダクタ
ンス素子の一例を示す外観図、図3の(a) ,(b)はその構
成を示す図である。図に示すように、積層セラミックイ
ンダクタンス素子の本体1は直方体形状をなし、その内
部には導体からなるコイル(図示せず)が形成され、こ
のコイルの両端はそれぞれ本体1の長手方向両端部に形
成された外部電極2,3に接続されている。
ンス素子の一例を示す外観図、図3の(a) ,(b)はその構
成を示す図である。図に示すように、積層セラミックイ
ンダクタンス素子の本体1は直方体形状をなし、その内
部には導体からなるコイル(図示せず)が形成され、こ
のコイルの両端はそれぞれ本体1の長手方向両端部に形
成された外部電極2,3に接続されている。
【0003】即ち、本体1は、導体パタ−ン11〜16
が形成された矩形の複数の磁性材料シ−ト21〜26及
び導体パタ−ンが形成されていない矩形の磁性材料シ−
ト27を積層して一体に形成される。
が形成された矩形の複数の磁性材料シ−ト21〜26及
び導体パタ−ンが形成されていない矩形の磁性材料シ−
ト27を積層して一体に形成される。
【0004】導体パタ−ン11〜16のそれぞれは所定
の導体によって磁性材料シ−ト21〜26に形成され,
導体パタ−ン12〜15は磁性材料シ−ト22〜25の
所定の3辺にほぼ平行となるように略コ字形状に形成さ
れている。これらの導体パタ−ン11〜16はスパイラ
ル形状となるように、スル−ホ−ル17を介して互いに
導電接続され、コイルが構成されている。また、このコ
イルの両端に対応する部分の導体パタ−ン、即ち導体パ
タ−ン11の一端11a及び導体パタ−ン16の他端1
6bは、本体1の長手方向の端面に露出するように形成
され、本体1の一端に露出した導体パタ−ン11は外部
電極2に、また他端に露出した導体パタ−ン16は外部
電極3にそれぞれ導電接続されている。
の導体によって磁性材料シ−ト21〜26に形成され,
導体パタ−ン12〜15は磁性材料シ−ト22〜25の
所定の3辺にほぼ平行となるように略コ字形状に形成さ
れている。これらの導体パタ−ン11〜16はスパイラ
ル形状となるように、スル−ホ−ル17を介して互いに
導電接続され、コイルが構成されている。また、このコ
イルの両端に対応する部分の導体パタ−ン、即ち導体パ
タ−ン11の一端11a及び導体パタ−ン16の他端1
6bは、本体1の長手方向の端面に露出するように形成
され、本体1の一端に露出した導体パタ−ン11は外部
電極2に、また他端に露出した導体パタ−ン16は外部
電極3にそれぞれ導電接続されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のインダクタンス素子においては、各導体パタ−
ン12〜15が略コ字形状に形成されているので、例え
ば前述したインダクタンス素子の一断面を見た場合、図
4に示すように上下の導体パタ−ン12〜16の間隔が
他のほぼ2倍となる間隙Aが形成される。このため、こ
の間隙Aから磁束がコイルの外部に漏洩して間隙Aの上
下に磁束のル−プが生じ、インダクタンスが低下すると
いう問題点があった。
た従来のインダクタンス素子においては、各導体パタ−
ン12〜15が略コ字形状に形成されているので、例え
ば前述したインダクタンス素子の一断面を見た場合、図
4に示すように上下の導体パタ−ン12〜16の間隔が
他のほぼ2倍となる間隙Aが形成される。このため、こ
の間隙Aから磁束がコイルの外部に漏洩して間隙Aの上
下に磁束のル−プが生じ、インダクタンスが低下すると
いう問題点があった。
【0006】また、従来のインダクタンス素子では、導
体パタ−ンが形成された磁性材料シ−トの積層数を増や
して前記コイルの巻回数を増しているため、コイルの巻
回数の増加に伴い形状が大型化するという問題点があっ
た。
体パタ−ンが形成された磁性材料シ−トの積層数を増や
して前記コイルの巻回数を増しているため、コイルの巻
回数の増加に伴い形状が大型化するという問題点があっ
た。
【0007】本考案の目的は上記の問題点に鑑み、コイ
ルの中間部における漏洩磁束を低減すると共に、磁性材
料シ−トの積層数を増やすことなくコイルの巻回数を増
した積層セラミックインダクタンス素子を提供すること
にある。
ルの中間部における漏洩磁束を低減すると共に、磁性材
料シ−トの積層数を増やすことなくコイルの巻回数を増
した積層セラミックインダクタンス素子を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、略コ字形状の第1の導体パタ−ンが形成
された複数枚の磁性材料シ−トを積層し、前記導体パタ
−ンの両端の接続部を上下層間でスル−ホ−ルを介して
スパイラル状に導電接続してなるコイルを備えた積層セ
ラミックインダクタンス素子において、前記各磁性材料
シ−トに略コ字形状の第2の導体パタ−ンを設けると共
に、前記第1及び第2の導体パタ−ンを、それぞれの一
端の接続部が他方の導体パタ−ンの内側に位置し、かつ
前記第1及び第2の導体パタ−ンが略周回状をなすよう
に配置し、前記各磁性材料シ−トの第1及び第2の導体
パタ−ンを上下層に亙ってスパイラル状に導電接続して
前記コイルを形成した積層セラミックインダクタンス素
子を提案する。
成するために、略コ字形状の第1の導体パタ−ンが形成
された複数枚の磁性材料シ−トを積層し、前記導体パタ
−ンの両端の接続部を上下層間でスル−ホ−ルを介して
スパイラル状に導電接続してなるコイルを備えた積層セ
ラミックインダクタンス素子において、前記各磁性材料
シ−トに略コ字形状の第2の導体パタ−ンを設けると共
に、前記第1及び第2の導体パタ−ンを、それぞれの一
端の接続部が他方の導体パタ−ンの内側に位置し、かつ
前記第1及び第2の導体パタ−ンが略周回状をなすよう
に配置し、前記各磁性材料シ−トの第1及び第2の導体
パタ−ンを上下層に亙ってスパイラル状に導電接続して
前記コイルを形成した積層セラミックインダクタンス素
子を提案する。
【0009】
【作用】本考案によれば、各磁性材料シ−トには第1及
び第2の導体パタ−ンが、それぞれの一端の接続部が他
方の導体パタ−ンの内側に位置し、かつ前記第1及び第
2の導体パタ−ンが略周回状をなすように配置され、前
記各磁性材料シ−トの第1及び第2の導体パタ−ンは上
下層に亙ってスパイラル状に導電接続されてコイルが形
成される。これにより、従来のもの、即ち第1の導体パ
タ−ンのみが形成された磁性材料シ−トを積層してコイ
ルを形成したものに比べて、同一層数において約2倍の
巻回数のコイルを形成することができる。さらに、前記
第1及び第2の導体パタ−ンの上下層間の間隔は全てに
亙ってほぼ同じになり、前記コイルの中間部における漏
洩磁束は従来のものよりも低減される。前記第1及び第
2の導体パタ−ンによって構成される磁気回路において
発生する磁束は、前記第1及び第2の導体パタ−ンによ
って形成されるコイルの巻数と該コイルを流れる電流値
によって決まり、該巻数及び電流値が一定の場合、前記
磁気回路において発生する磁束は一定となる。従って、
前記コイルの中間部における低減された分の漏洩磁束は
前記コイルの全てに亙って鎖交する鎖交磁束となり、前
記コイルの自己インダクタンスが増加する。
び第2の導体パタ−ンが、それぞれの一端の接続部が他
方の導体パタ−ンの内側に位置し、かつ前記第1及び第
2の導体パタ−ンが略周回状をなすように配置され、前
記各磁性材料シ−トの第1及び第2の導体パタ−ンは上
下層に亙ってスパイラル状に導電接続されてコイルが形
成される。これにより、従来のもの、即ち第1の導体パ
タ−ンのみが形成された磁性材料シ−トを積層してコイ
ルを形成したものに比べて、同一層数において約2倍の
巻回数のコイルを形成することができる。さらに、前記
第1及び第2の導体パタ−ンの上下層間の間隔は全てに
亙ってほぼ同じになり、前記コイルの中間部における漏
洩磁束は従来のものよりも低減される。前記第1及び第
2の導体パタ−ンによって構成される磁気回路において
発生する磁束は、前記第1及び第2の導体パタ−ンによ
って形成されるコイルの巻数と該コイルを流れる電流値
によって決まり、該巻数及び電流値が一定の場合、前記
磁気回路において発生する磁束は一定となる。従って、
前記コイルの中間部における低減された分の漏洩磁束は
前記コイルの全てに亙って鎖交する鎖交磁束となり、前
記コイルの自己インダクタンスが増加する。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例の構成を示す図であ
る。図において、前述した従来例と同一構成部分は同一
符号をもって表す。本実施例の積層セラミックインダク
タンス素子(以下、インダクタンス素子と称する)の外
観は、図2に示す従来例と同様であり、その本体1は直
方体形状をなし、その長手方向の両端部には外部電極
2,3が形成されている。
る。図において、前述した従来例と同一構成部分は同一
符号をもって表す。本実施例の積層セラミックインダク
タンス素子(以下、インダクタンス素子と称する)の外
観は、図2に示す従来例と同様であり、その本体1は直
方体形状をなし、その長手方向の両端部には外部電極
2,3が形成されている。
【0011】また、本実施例と前述した従来例との相違
点は、従来例における磁性材料シ−ト22〜25に、略
コ字形状の導体パタ−ン12〜15に加えて、略コ字形
状の導体パタ−ン32〜35を形成したことにある。
点は、従来例における磁性材料シ−ト22〜25に、略
コ字形状の導体パタ−ン12〜15に加えて、略コ字形
状の導体パタ−ン32〜35を形成したことにある。
【0012】即ち、導体パタ−ン32〜35のそれぞれ
は、磁性材料シ−ト22〜25の所定の3辺にほぼ平行
となるように略コ字形状に形成され、これらの一端32
a〜35aが導体パタ−ン12〜15の内側に、また他
端32b〜35bが導体パタ−ン12〜15の外側に位
置すると共に、導体パタ−ン32〜35のそれぞれの挟
片が対応する導体パタ−ン12〜15の挟片にほぼ平行
になるように配置されている。さらに、各磁性材料シ−
ト22〜25において、導体パタ−ン12〜15,32
〜35は、これらが所定の略周回状となるように形成さ
れている。
は、磁性材料シ−ト22〜25の所定の3辺にほぼ平行
となるように略コ字形状に形成され、これらの一端32
a〜35aが導体パタ−ン12〜15の内側に、また他
端32b〜35bが導体パタ−ン12〜15の外側に位
置すると共に、導体パタ−ン32〜35のそれぞれの挟
片が対応する導体パタ−ン12〜15の挟片にほぼ平行
になるように配置されている。さらに、各磁性材料シ−
ト22〜25において、導体パタ−ン12〜15,32
〜35は、これらが所定の略周回状となるように形成さ
れている。
【0013】また、磁性材料シ−ト21,26に形成さ
れた導体パタ−ン11,16の端部、即ち導体パタ−ン
11の一端11a及び導体パタ−ン16の他端16b
は、従来例と同様に本体1の長手方向の端面に露出する
ように形成され、本体1の一端に露出した導体パタ−ン
11は外部電極2に、また他端に露出した導体パタ−ン
16は外部電極3にそれぞれ導電接続されている。
れた導体パタ−ン11,16の端部、即ち導体パタ−ン
11の一端11a及び導体パタ−ン16の他端16b
は、従来例と同様に本体1の長手方向の端面に露出する
ように形成され、本体1の一端に露出した導体パタ−ン
11は外部電極2に、また他端に露出した導体パタ−ン
16は外部電極3にそれぞれ導電接続されている。
【0014】これらの導体パタ−ン11〜16,32〜
35はスパイラル形状となるようにスル−ホ−ル17を
介して互いに導電接続され、コイルが形成されている。
即ち、導体パタ−ン11は導体パタ−ン12の一端12
aに接続され、導体パタ−ン12の他端12bは導体パ
タ−ン13の他端13bに接続されている。導体パタ−
ン13の一端13aは導体パタ−ン32の一端32a
に、また導体パタ−ン32の他端32bは導体パタ−ン
33の他端33bにそれぞれ接続されている。導体パタ
−ン33の一端33aは導体パタ−ン34の一端34a
に接続され、導体パタ−ン34の他端34bは導体パタ
−ン35の他端35bに接続されている。さらに、導体
パタ−ン35の一端35aは導体パタ−ン14の一端1
4aに、また導体パタ−ン14の他端14bは導体パタ
−ン15の他端15bに、さらに導体パタ−ン15の一
端15aは導体パタ−ン16の一端にそれぞれ接続され
ている。
35はスパイラル形状となるようにスル−ホ−ル17を
介して互いに導電接続され、コイルが形成されている。
即ち、導体パタ−ン11は導体パタ−ン12の一端12
aに接続され、導体パタ−ン12の他端12bは導体パ
タ−ン13の他端13bに接続されている。導体パタ−
ン13の一端13aは導体パタ−ン32の一端32a
に、また導体パタ−ン32の他端32bは導体パタ−ン
33の他端33bにそれぞれ接続されている。導体パタ
−ン33の一端33aは導体パタ−ン34の一端34a
に接続され、導体パタ−ン34の他端34bは導体パタ
−ン35の他端35bに接続されている。さらに、導体
パタ−ン35の一端35aは導体パタ−ン14の一端1
4aに、また導体パタ−ン14の他端14bは導体パタ
−ン15の他端15bに、さらに導体パタ−ン15の一
端15aは導体パタ−ン16の一端にそれぞれ接続され
ている。
【0015】次に、本実施例の構成を、その製造手順と
共に詳述する。まず、Fe2 O3 、NiO、ZnO、C
uOを秤量し、水と共にボ−ルミルに投入して混合、分
散を行い、ボ−ルミルから取り出して乾燥した後、大気
中、80℃で2時間加熱して仮焼する。その後再び水と
共にボ−ルミルに投入して15時間解砕し、ボ−ルミル
から取り出し、乾燥してフェライト粉末を得る。このフ
ェライト粉末にポリブチラ−ルを主成分とする有機バイ
ンダ−と有機溶剤を加え、混練して粘度4200cpの
フェライトスラリ−を得る。
共に詳述する。まず、Fe2 O3 、NiO、ZnO、C
uOを秤量し、水と共にボ−ルミルに投入して混合、分
散を行い、ボ−ルミルから取り出して乾燥した後、大気
中、80℃で2時間加熱して仮焼する。その後再び水と
共にボ−ルミルに投入して15時間解砕し、ボ−ルミル
から取り出し、乾燥してフェライト粉末を得る。このフ
ェライト粉末にポリブチラ−ルを主成分とする有機バイ
ンダ−と有機溶剤を加え、混練して粘度4200cpの
フェライトスラリ−を得る。
【0016】一方、Ag粉末、エチルセルロ−ル、α−
タ−ピネオ−ル、及びブチルカルビト−ルアセテ−トを
混練したAgペ−ストを用意する。
タ−ピネオ−ル、及びブチルカルビト−ルアセテ−トを
混練したAgペ−ストを用意する。
【0017】次に、ポリエチレンテレフタレ−トのベ−
スフィルムを水平に搬送し、このベ−スフィルムにドク
タ−ブレ−ド法によって前述したフェライトスラリ−を
塗布する。これを乾燥した後剥離して、110mm角の方
形に切断し、厚さ40μmのシ−トを形成し、このシ−
トを複数枚用意する。
スフィルムを水平に搬送し、このベ−スフィルムにドク
タ−ブレ−ド法によって前述したフェライトスラリ−を
塗布する。これを乾燥した後剥離して、110mm角の方
形に切断し、厚さ40μmのシ−トを形成し、このシ−
トを複数枚用意する。
【0018】また、100mm角の窓の周囲を15mmの幅
で囲った額縁状のステンレス製フレ−ムを用意する。こ
のフレ−ムの隅には、印刷機等において位置決めを行う
小穴が設けられている。このフレ−ムに前記シ−トを張
り付け、シ−トの所定位置にスル−ホ−ル金型によって
スル−ホ−ルを打ち抜き、スル−ホ−ルを有するフェラ
イトグリ−ンシ−トを形成する。
で囲った額縁状のステンレス製フレ−ムを用意する。こ
のフレ−ムの隅には、印刷機等において位置決めを行う
小穴が設けられている。このフレ−ムに前記シ−トを張
り付け、シ−トの所定位置にスル−ホ−ル金型によって
スル−ホ−ルを打ち抜き、スル−ホ−ルを有するフェラ
イトグリ−ンシ−トを形成する。
【0019】次いで、フェライトグリ−ンシ−トに印刷
機を用いて導体パタ−ン11〜16及び導体パタ−ン3
2〜35を形成する。即ち、別に用意した印刷機の被印
刷物を配置するステ−ションには、前記フレ−ムを位置
決めする複数のピンが設けられている。このピンを前記
フレ−ムの小穴に挿入して印刷位置を決め、フェライト
グリ−ンシ−トに前記Agペ−ストを用いて、前述した
形状の導体パタ−ン11〜16及び導体パタ−ン32〜
35をスクリ−ン印刷して形成する。このときフェライ
トグリ−ンシ−トには、対応する導体パタ−ン11〜1
6,32〜35が縦横複数列のマトリックス状に形成さ
れる。
機を用いて導体パタ−ン11〜16及び導体パタ−ン3
2〜35を形成する。即ち、別に用意した印刷機の被印
刷物を配置するステ−ションには、前記フレ−ムを位置
決めする複数のピンが設けられている。このピンを前記
フレ−ムの小穴に挿入して印刷位置を決め、フェライト
グリ−ンシ−トに前記Agペ−ストを用いて、前述した
形状の導体パタ−ン11〜16及び導体パタ−ン32〜
35をスクリ−ン印刷して形成する。このときフェライ
トグリ−ンシ−トには、対応する導体パタ−ン11〜1
6,32〜35が縦横複数列のマトリックス状に形成さ
れる。
【0020】この後、図1に示す順序で各導体パタ−ン
11〜16,32〜35が上下に重なるように、各フェ
ライトグリ−ンシ−トを積層して圧着する。これによ
り、上下層の導体パタ−ン11〜16,32〜35は前
述したようにスル−ホ−ル17を介して導電接続され、
コイルが形成される。
11〜16,32〜35が上下に重なるように、各フェ
ライトグリ−ンシ−トを積層して圧着する。これによ
り、上下層の導体パタ−ン11〜16,32〜35は前
述したようにスル−ホ−ル17を介して導電接続され、
コイルが形成される。
【0021】次いで、前述した直方体形状のチップ(3.
4mm ×1.7mm )に裁断し、900℃の温度で2時間焼成
する。さらに、導体パタ−ン11,16の端分11a,
16bに導通する外部電極2,3を形成する。これによ
り、約6タ−ン巻回されたコイルを有するインダクタン
ス素子が構成される。
4mm ×1.7mm )に裁断し、900℃の温度で2時間焼成
する。さらに、導体パタ−ン11,16の端分11a,
16bに導通する外部電極2,3を形成する。これによ
り、約6タ−ン巻回されたコイルを有するインダクタン
ス素子が構成される。
【0022】このように本実施例によれば、従来例の構
成に対して導体パタ−ン32〜35を付加し、導体パタ
−ン11〜16及び導体パタ−ン32〜35をスパイラ
ル形状に導電接続してコイルを形成したので、従来例と
同じ層数で約2倍の巻回数のコイルを構成することがで
きる。
成に対して導体パタ−ン32〜35を付加し、導体パタ
−ン11〜16及び導体パタ−ン32〜35をスパイラ
ル形状に導電接続してコイルを形成したので、従来例と
同じ層数で約2倍の巻回数のコイルを構成することがで
きる。
【0023】また、図5に示すように、導体パタ−ン3
2〜35を設けたことによって、上下層の導体パタ−ン
11〜16,32〜35間の間隔は全てに亙ってほぼ同
じになる。これにより、このコイルに例えば交流電流を
通電した際のコイルの中間部における漏洩磁束は、従来
例に比べて大幅に低減される。
2〜35を設けたことによって、上下層の導体パタ−ン
11〜16,32〜35間の間隔は全てに亙ってほぼ同
じになる。これにより、このコイルに例えば交流電流を
通電した際のコイルの中間部における漏洩磁束は、従来
例に比べて大幅に低減される。
【0024】導体パタ−ン11〜16,32〜35によ
って構成される磁気回路を考えた場合、この磁気回路に
おいて発生する磁束は、導体パタ−ン11〜16,32
〜35によって形成されるコイルの巻数とこのコイルを
流れる電流値によって決まり、これらの巻数及び電流値
が一定の場合、前記磁気回路において発生する磁束は一
定となることは公知のことである。従って、低減された
分の漏洩磁束は、前記コイルの全てに亙って鎖交する鎖
交磁束となり、全体の鎖交磁束が増加する。
って構成される磁気回路を考えた場合、この磁気回路に
おいて発生する磁束は、導体パタ−ン11〜16,32
〜35によって形成されるコイルの巻数とこのコイルを
流れる電流値によって決まり、これらの巻数及び電流値
が一定の場合、前記磁気回路において発生する磁束は一
定となることは公知のことである。従って、低減された
分の漏洩磁束は、前記コイルの全てに亙って鎖交する鎖
交磁束となり、全体の鎖交磁束が増加する。
【0025】ここで、本実施例におけるコイルを1タ−
ンの小コイルが順接続されたものと考えると、前記コイ
ルの自己インダクタンスは各小コイルの自己インダクタ
ンスと、各小コイル間の相互インダクタンスとの和にな
ることも公知のことである。この2つの小コイル間の一
方の相互インダクタンスは、その一方の小コイルにおい
ては、他方の小コイルを流れる電流によって発生された
磁束の内、この一方の小コイルに鎖交する磁束に比例し
たものとなるので、前述した全体の鎖交磁束の増加に伴
い、各小コイル間の相互インダクタンスが増加する。こ
れにより、各小コイルを順接続したコイルの自己インダ
クタンスが増加する。
ンの小コイルが順接続されたものと考えると、前記コイ
ルの自己インダクタンスは各小コイルの自己インダクタ
ンスと、各小コイル間の相互インダクタンスとの和にな
ることも公知のことである。この2つの小コイル間の一
方の相互インダクタンスは、その一方の小コイルにおい
ては、他方の小コイルを流れる電流によって発生された
磁束の内、この一方の小コイルに鎖交する磁束に比例し
たものとなるので、前述した全体の鎖交磁束の増加に伴
い、各小コイル間の相互インダクタンスが増加する。こ
れにより、各小コイルを順接続したコイルの自己インダ
クタンスが増加する。
【0026】従って、前述した導体パタ−ン32〜35
を設けることにより、従来のものに比べて、外観形状を
同じにして,漏洩磁束を低減することができると共にコ
イルの巻回数を増すことができるので、大幅なインダク
タンスの増加を図ることができ、小型で大きなインダク
タンスの積層セラミックインダクタンス素子を得ること
ができる。
を設けることにより、従来のものに比べて、外観形状を
同じにして,漏洩磁束を低減することができると共にコ
イルの巻回数を増すことができるので、大幅なインダク
タンスの増加を図ることができ、小型で大きなインダク
タンスの積層セラミックインダクタンス素子を得ること
ができる。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、従
来のものに比べてコイルの中間部における漏洩磁束が低
減されると共に、前記コイルの巻回数を増すことができ
るので、前記コイルのインダクタンスが大幅に増加す
る。これにより、従来と同じ外観形状でより大きなイン
ダクタンスを有する積層セラミックインダクタンス素子
を構成することができるという非常に優れた効果を奏す
るものである。
来のものに比べてコイルの中間部における漏洩磁束が低
減されると共に、前記コイルの巻回数を増すことができ
るので、前記コイルのインダクタンスが大幅に増加す
る。これにより、従来と同じ外観形状でより大きなイン
ダクタンスを有する積層セラミックインダクタンス素子
を構成することができるという非常に優れた効果を奏す
るものである。
【図1】 本考案の一実施例の構成を示す図
【図2】 従来の積層セラミックインダクタンス素子の
一例を示す外観図
一例を示す外観図
【図3】 従来例の構成を示す図
【図4】 従来例の問題点を説明する図
【図5】 本考案の一実施例の動作を説明する図
1…本体、2,3…外部電極、11〜16,32〜35
…導体パタ−ン、17…スル−ホ−ル、21〜26…磁
性材料シ−ト。
…導体パタ−ン、17…スル−ホ−ル、21〜26…磁
性材料シ−ト。
Claims (1)
- 【請求項1】 略コ字形状の第1の導体パタ−ンが形成
された複数枚の磁性材料シ−トを積層し、前記第1の導
体パタ−ンの両端の接続部を上下層間でスル−ホ−ルを
介してスパイラル状に導電接続してなるコイルを備えた
積層セラミックインダクタンス素子において、前記各磁
性材料シ−トに略コ字形状の第2の導体パタ−ンを設け
ると共に、前記第1及び第2の導体パタ−ンを、それぞ
れの一端の接続部が他方の導体パタ−ンの内側に位置
し、かつ該第1及び第2の導体パタ−ンが略周回状をな
すように配置し、前記各磁性材料シ−トの第1及び第2
の導体パタ−ンを上下層に亙ってスパイラル状に導電接
続して前記コイルを形成した、ことを特徴とする積層セ
ラミックインダクタンス素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991042762U JPH0744005Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 積層セラミックインダクタンス素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991042762U JPH0744005Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 積層セラミックインダクタンス素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04134808U JPH04134808U (ja) | 1992-12-15 |
| JPH0744005Y2 true JPH0744005Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31923206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991042762U Expired - Lifetime JPH0744005Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 積層セラミックインダクタンス素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744005Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7110704B2 (en) | 2001-01-31 | 2006-09-19 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus using the same |
| US7130558B2 (en) | 2000-09-28 | 2006-10-31 | Ricoh Company, Ltd | Toner supply unit and image forming apparatus |
| US7218880B2 (en) | 2000-02-17 | 2007-05-15 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus and method for replenishing a developing device with toner while suppressing toner remaining |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101765893B (zh) * | 2007-07-30 | 2012-10-10 | 株式会社村田制作所 | 片状线圈元器件 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60190451A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-27 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリエステル樹脂組成物 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP1991042762U patent/JPH0744005Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7218880B2 (en) | 2000-02-17 | 2007-05-15 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus and method for replenishing a developing device with toner while suppressing toner remaining |
| US7289748B2 (en) | 2000-02-17 | 2007-10-30 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus and method for replenishing a developing device with toner while suppressing toner remaining |
| US7130558B2 (en) | 2000-09-28 | 2006-10-31 | Ricoh Company, Ltd | Toner supply unit and image forming apparatus |
| US7209689B2 (en) | 2000-09-28 | 2007-04-24 | Ricoh Company, Ltd. | Toner supply unit and image forming apparatus |
| US7356290B2 (en) | 2000-09-28 | 2008-04-08 | Ricoh Company, Ltd. | Toner supply unit and image forming apparatus |
| US7542697B2 (en) | 2000-09-28 | 2009-06-02 | Ricoh Company, Ltd | Toner supply unit and image forming apparatus |
| US7110704B2 (en) | 2001-01-31 | 2006-09-19 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus using the same |
| US7130567B2 (en) | 2001-01-31 | 2006-10-31 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus using the same |
| US7158742B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-01-02 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus using the same |
| US7162188B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-01-09 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus using the same |
| US7209687B2 (en) | 2001-01-31 | 2007-04-24 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus using the same |
| US7412191B2 (en) | 2001-01-31 | 2008-08-12 | Ricoh Company, Ltd. | Toner container and image forming apparatus using the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04134808U (ja) | 1992-12-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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