JPH0744062B2 - 誘導炉 - Google Patents
誘導炉Info
- Publication number
- JPH0744062B2 JPH0744062B2 JP61153295A JP15329586A JPH0744062B2 JP H0744062 B2 JPH0744062 B2 JP H0744062B2 JP 61153295 A JP61153295 A JP 61153295A JP 15329586 A JP15329586 A JP 15329586A JP H0744062 B2 JPH0744062 B2 JP H0744062B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- conductor
- induction
- molten metal
- induction furnace
- Prior art date
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- General Induction Heating (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は誘導炉に係わり、特に、鉄皮が溶かされて溶
湯漏れが生じるのを未然に防止することができる誘導炉
に関するものである。
湯漏れが生じるのを未然に防止することができる誘導炉
に関するものである。
[従来の技術] 従来、誘導炉としては、例えば第3図に示すような低周
波炉が知られている。この図に示す低周波炉は、溶湯が
導入される炉内1を耐火煉瓦等の耐火物2…により構成
するとともに耐火物2…の外表部を炉の外殻となる鉄皮
3…で覆って補強し、上記炉内1に誘導コイル4・4を
配置してなるものであって、誘導コイル4・4により溶
湯内に渦電流を発生させ、その電気抵抗による発熱作用
で溶湯を昇温させることができるようになっている。
波炉が知られている。この図に示す低周波炉は、溶湯が
導入される炉内1を耐火煉瓦等の耐火物2…により構成
するとともに耐火物2…の外表部を炉の外殻となる鉄皮
3…で覆って補強し、上記炉内1に誘導コイル4・4を
配置してなるものであって、誘導コイル4・4により溶
湯内に渦電流を発生させ、その電気抵抗による発熱作用
で溶湯を昇温させることができるようになっている。
ところで、このような低周波炉においては、長期の使用
により耐火物2の内部にクラックが生じ、溶解作業中に
溶湯がクラック内に浸透して上記鉄皮3に達してしまう
ことがある(以下、このような溶湯の挙動をメタルリー
クという。)このような状態を放置して溶解作業を続け
ると、溶湯と鉄皮との間で渦電流の放電が生じて火花が
発生したり、あるいは溶湯の熱により鉄皮が溶かされた
りして鉄皮に穴が明き、溶湯が炉外に漏れる危険性があ
る。
により耐火物2の内部にクラックが生じ、溶解作業中に
溶湯がクラック内に浸透して上記鉄皮3に達してしまう
ことがある(以下、このような溶湯の挙動をメタルリー
クという。)このような状態を放置して溶解作業を続け
ると、溶湯と鉄皮との間で渦電流の放電が生じて火花が
発生したり、あるいは溶湯の熱により鉄皮が溶かされた
りして鉄皮に穴が明き、溶湯が炉外に漏れる危険性があ
る。
そこで、従来においては、鉄皮に表面温度計を取り付け
たり、あるいは耐火物の外層部に多数の熱電対を埋め込
む等、メタルリークによる炉材の昇温を検知することに
よって、溶湯漏れを未然に防止するようにしている。
たり、あるいは耐火物の外層部に多数の熱電対を埋め込
む等、メタルリークによる炉材の昇温を検知することに
よって、溶湯漏れを未然に防止するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記のように、鉄皮に表面温度計を取り付け
た誘導炉においては、鉄皮の表面温度が雰囲気温度や風
の有無等の環境により著しく左右され、メタルリークを
確実に把握することができないという問題があった。ま
た、耐火物に熱電対を埋め込んだ誘導炉においては、熱
電対の寿命が短いため、これを頻繁に交換しなければな
らず、保守点検のために多大な手間を要するという問題
があった。
た誘導炉においては、鉄皮の表面温度が雰囲気温度や風
の有無等の環境により著しく左右され、メタルリークを
確実に把握することができないという問題があった。ま
た、耐火物に熱電対を埋め込んだ誘導炉においては、熱
電対の寿命が短いため、これを頻繁に交換しなければな
らず、保守点検のために多大な手間を要するという問題
があった。
[発明の目的] この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、メタル
リークが生じたことを確実に検知することができ、しか
も、保守点検を簡略化することができる誘導炉を提供す
ることを目的とする。
リークが生じたことを確実に検知することができ、しか
も、保守点検を簡略化することができる誘導炉を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] この発明の誘導炉は、耐火物の外表部を覆う鉄皮に導体
の一端部を接続するとともに導体の他端部を接地し、か
つ導体を流れる電流の値を測定する測定手段を備えて構
成したものである。すなわち、このような誘導炉にあっ
ては、メタルリークが生じると溶湯中の渦電流が上記導
体を介して大地に流れるから、その電流の値を測定する
ことによってタルリークが生じたことを検知することが
できる。
の一端部を接続するとともに導体の他端部を接地し、か
つ導体を流れる電流の値を測定する測定手段を備えて構
成したものである。すなわち、このような誘導炉にあっ
ては、メタルリークが生じると溶湯中の渦電流が上記導
体を介して大地に流れるから、その電流の値を測定する
ことによってタルリークが生じたことを検知することが
できる。
[実施例] 第1図および第2図はこの発明の一実施例を示す図であ
る。第1図において符号5は床である。床5には炉本体
6が設置されている。炉本体6は、前述のものと同様
に、溶湯が導入される炉内を耐火物(図示せず)により
構成するとともに耐火物の外表部を炉本体5の外殻とな
る鉄皮7…で覆って補強し、上記炉内に誘導コイル(図
示せず)を配置してなるものである。しかし、鉄皮7に
は、導体8の一端部が接続されている。導体8は、溶解
作業中にメタルリークが生じた場合に、溶湯中の渦電流
を床5に流すためのものであって、その他端部は鉄骨9
を介して接地されている。そして、この導体8の中間部
には、電流計(測定手段)10が接続されている。
る。第1図において符号5は床である。床5には炉本体
6が設置されている。炉本体6は、前述のものと同様
に、溶湯が導入される炉内を耐火物(図示せず)により
構成するとともに耐火物の外表部を炉本体5の外殻とな
る鉄皮7…で覆って補強し、上記炉内に誘導コイル(図
示せず)を配置してなるものである。しかし、鉄皮7に
は、導体8の一端部が接続されている。導体8は、溶解
作業中にメタルリークが生じた場合に、溶湯中の渦電流
を床5に流すためのものであって、その他端部は鉄骨9
を介して接地されている。そして、この導体8の中間部
には、電流計(測定手段)10が接続されている。
電流計10は、クランプ式のプローブ11と、ペンレコーダ
ー12およびアラーム(図示せず)とを有しており、その
回路構成は、第2図に示すようになっている。この電流
計10は、測定レンジをレンジ切替回路により2〜250Aの
範囲で切替え、プローブ10により測定した電流値をリニ
ア増幅整流回路および出力回路を介してペンレコーダー
12に出力し、測定結果をペンレコーダー12に記録し、か
つ電流の測定結果が設置値を越えると、アラームにより
警報を発することができるようになっている。
ー12およびアラーム(図示せず)とを有しており、その
回路構成は、第2図に示すようになっている。この電流
計10は、測定レンジをレンジ切替回路により2〜250Aの
範囲で切替え、プローブ10により測定した電流値をリニ
ア増幅整流回路および出力回路を介してペンレコーダー
12に出力し、測定結果をペンレコーダー12に記録し、か
つ電流の測定結果が設置値を越えると、アラームにより
警報を発することができるようになっている。
具体例を示すと、誘導コイルの出力が850KWの低周波炉
において、誘導電流2900Aに設定して溶解作業を行う場
合には、通常10A程度の漏洩電流が導体8を流れる。そ
こで、溶解作業を行う際には、測定レンジを25Aに設定
して電流の値を常時測定する。ここで、メタルリークが
生じて溶湯が鉄皮7に接触すると、溶湯中の渦電流が導
体8を通って床5に流れるから、その大電流によりペン
レコーダー12が振り切られ、この電気的信号により警報
を発する。そして、この警報により溶解作業を即時中止
する等の対策を講ずるようにすればよい。
において、誘導電流2900Aに設定して溶解作業を行う場
合には、通常10A程度の漏洩電流が導体8を流れる。そ
こで、溶解作業を行う際には、測定レンジを25Aに設定
して電流の値を常時測定する。ここで、メタルリークが
生じて溶湯が鉄皮7に接触すると、溶湯中の渦電流が導
体8を通って床5に流れるから、その大電流によりペン
レコーダー12が振り切られ、この電気的信号により警報
を発する。そして、この警報により溶解作業を即時中止
する等の対策を講ずるようにすればよい。
このような低周波炉においては、溶解作業中にメタルリ
ークが生じた場合に導体8を流れる大電流を検知するよ
うに構成しているから、メタルリークを確実に検知する
ことができ、溶湯漏れを未然に防止することができるの
は勿論のこと、極めて簡単な構成とすることができるか
ら、保守点検のための労力を大幅に低減することができ
る。
ークが生じた場合に導体8を流れる大電流を検知するよ
うに構成しているから、メタルリークを確実に検知する
ことができ、溶湯漏れを未然に防止することができるの
は勿論のこと、極めて簡単な構成とすることができるか
ら、保守点検のための労力を大幅に低減することができ
る。
なお、上記実施例は、この発明を低周波炉に適用した例
であるが、高周波炉に適用しても上記と同様の効果を得
ることができる。また、電流計10については、上記のよ
うな構成に限るものではなく、例えば、市販の電流計を
用い、メタルリークが生じて電流計の針が振り切れたと
きに、溶解作業が自動的に非常停止となるような回路構
成としてもよい。
であるが、高周波炉に適用しても上記と同様の効果を得
ることができる。また、電流計10については、上記のよ
うな構成に限るものではなく、例えば、市販の電流計を
用い、メタルリークが生じて電流計の針が振り切れたと
きに、溶解作業が自動的に非常停止となるような回路構
成としてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、炉内壁を構成する耐火物
と、この耐火物の外表部を覆う鉄皮と、炉内に設けられ
た誘導コイルとを備えてなる誘導炉において、上記鉄皮
に導体の一端部を接続するとともに導体の他端部を接地
し、かつ導体を流れる電流の値を測定する測定手段を備
えてなるものなので、メタルリークが生じたことを確実
に検知することができるのは勿論のこと、設備コストが
嵩まない上、保守点検のための労力を大幅に低減するこ
とができるという効果を奏する。
と、この耐火物の外表部を覆う鉄皮と、炉内に設けられ
た誘導コイルとを備えてなる誘導炉において、上記鉄皮
に導体の一端部を接続するとともに導体の他端部を接地
し、かつ導体を流れる電流の値を測定する測定手段を備
えてなるものなので、メタルリークが生じたことを確実
に検知することができるのは勿論のこと、設備コストが
嵩まない上、保守点検のための労力を大幅に低減するこ
とができるという効果を奏する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図は誘導炉を示す側面図、第2図はメタルリー
クを検知するための測定手段の回路構成を示す図、第3
図は従来の誘導炉を示す側断面図である。 2……耐火物、3……鉄皮、4……誘導コイル、7……
鉄皮、8……導体、10……電流計(測定手段)。
て、第1図は誘導炉を示す側面図、第2図はメタルリー
クを検知するための測定手段の回路構成を示す図、第3
図は従来の誘導炉を示す側断面図である。 2……耐火物、3……鉄皮、4……誘導コイル、7……
鉄皮、8……導体、10……電流計(測定手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山道 哲雄 大阪府大阪市北区天満橋1−8−41 三菱 金属株式会社大阪製錬所内 (56)参考文献 特開 昭53−87038(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】炉内壁を構成する耐火物と、この耐火物の
外表部を覆う鉄皮と、炉内に設けられた誘導コイルとを
備えてなる誘導炉において、上記鉄皮に導体の一端部を
接続するとともに導体の他端部を接地し、かつ導体を流
れる電流の値を測定する測定手段を備えてなることを特
徴とする誘導炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153295A JPH0744062B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 誘導炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61153295A JPH0744062B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 誘導炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6310489A JPS6310489A (ja) | 1988-01-18 |
| JPH0744062B2 true JPH0744062B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=15559349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61153295A Expired - Lifetime JPH0744062B2 (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 誘導炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744062B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5387038A (en) * | 1977-01-12 | 1978-08-01 | Toshiba Corp | Induction melting furnace |
-
1986
- 1986-06-30 JP JP61153295A patent/JPH0744062B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6310489A (ja) | 1988-01-18 |
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