JPH0744183Y2 - 引出しのロック解除装置 - Google Patents

引出しのロック解除装置

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JPH0744183Y2
JPH0744183Y2 JP2764693U JP2764693U JPH0744183Y2 JP H0744183 Y2 JPH0744183 Y2 JP H0744183Y2 JP 2764693 U JP2764693 U JP 2764693U JP 2764693 U JP2764693 U JP 2764693U JP H0744183 Y2 JPH0744183 Y2 JP H0744183Y2
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JP
Japan
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lock
shaft
handle shaft
lever
handle
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芳次 落合
寿一 佐藤
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スチールデスクやキャ
ビネット等において、引出しを収納位置に係止するため
のロック機構を解除装置に係り、特に、引出しの前面に
設置したロック解除ハンドルの作動を、ロック機構のフ
ック板に確実に伝達するようにしたロック解除装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】スチールデスク等の引出しのロック機構
を解除する手段として、たとえば実開平3−2168号
公報には、図6及び図7に示すように構成した装置が記
載されている。
【0003】図6は同装置の斜視図で、ロック解除装置
は、上面を開放した箱状の引出し本体(101)の前面に固
着した前面板の裏板(102)に取付けてある。
【0004】裏板(102)の上部に設置した軸受(103)に、
ロック解除ハンドル(104)を固着したハンドル軸(105)
を、軸回りに回転可能に水平に架設し、その右端を折り
曲げて下方に垂下する作動レバー(106)を形成してあ
る。
【0005】一方、裏板(102)の右側側縁部に、ロック
軸(107)を垂直な軸回りに回転可能に軸支し、その上端
を折り曲げて内向きに延伸する被動レバー(108)を形成
してある。被動レバー(108)は、作動レバー(106)の前面
に当接させてある。
【0006】ロック軸(107)の下部にロック板(109)の基
部を固着し、ロック板(109)は、裏板(102)を貫通して引
出し本体(101)の外側面に突出し、係止用のフック孔(11
0)を設けてある。
【0007】図7は、同装置の平面図で、裏板(102)の
前面に装着した正面板(111)には、ロック解除ハンドル
(104)を操作するための手かけ孔(112)を設けてある。
【0008】上述の装置は、常態では、ロック板(109)
のフック孔(110)が、スチールデスク等の収納孔の内面
に設置した係止フック(図示省略)に係合して、引出しを
収納位置に係止している。
【0009】ロック解除ハンドル(104)の下縁を前方に
引くと、ハンドル軸(105)を介して作動レバー(106)が前
方に移動し、これに当接している被動レバー(108)を押
圧してロック軸(107)を回転させ、ロック板(109)を内方
へ移動させて、係止フックとの係合を解除する。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】上述した構成のロック
解除機構において、ロック解除ハンドル(104)の一定の
操作により、確実にロック板(109)のフック孔(110)を係
止フックから離間させるためには、作動レバー(106)と
被動レバー(108)とを、所定の位置で当接させる必要が
ある。
【0011】ロック板(109)が内方へ回転する角度は、
被動レバー(108)が作動レバー(106)に押圧されて回転す
る角度に等しく、この角度は、作動レバー(106)とロッ
ク解除ハンドル(104)とが一定の角度範囲で回転した場
合でも、作動レバー(106)と被動レバー(108)とが当接す
る位置が変動すると、変化することになる。
【0012】すなわち、ハンドル軸(105)が左方に移動
して、作動レバー(106)と被動レバー(108)との当接点が
所定の位置よりも左方にずれた場合には、当接点とロッ
ク軸(107)との距離「d」、すなわち被動レバー(108)の回
転半径が大きくなる。
【0013】この場合、作動レバー(106)に従動する被
動レバー(108)及びロック板(109)の回転量が減少するた
め、ロック解除ハンドル(104)を充分に引いても、フッ
ク孔(110)が係止フックから外れない不都合がある。
【0014】この不都合を解消するには、ハンドル軸(1
05)の軸線方向に移動を制限して、作動レバー(106)が常
に被動レバー(108)の所定位置に当接するようにすれ
ば、距離「d」が一定値に保持される。
【0015】このため、従来の装置では、たとえば裏板
(102)に、前後方向のスロットを設けたガイド板(113)を
取付け、作動レバー(106)の先端部をスロットに挿入し
て、ハンドル軸(105)の左右方向の変位を制止するよう
にしたものがある。
【0016】上記のガイド板(113)による手段は、ロッ
ク解除機構を確実に作動させることができるが、ガイド
板(113)は、ハンドル軸(105)を支承する軸受(103)と別
個の部品であるため、裏板(102)に別途に取付ける必要
があり、かつ、所定位置に正確に設置するための組立や
調整作業に手間がかかる問題がある。
【0017】本考案は、ハンドル軸を支承する軸受の基
台に、ハンドル軸の軸線方向の変位を制止する制止手段
を一体に組みこむことにより、上記の不都合を解消した
引出しのロック解除装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本考案は、次のとおりに構成されている。
【0019】引出し本体の前面に固着した裏板(1)の上
部に、ロック解除ハンドル(4)を固着したハンドル軸
(5)を、軸回りに回転可能に水平に軸支し、ハンドル軸
(5)の一端を下方に垂設して作動レバー(8)を形成する
とともに、駆動レバー設置側の裏板側縁部に、垂直方向
のロック軸(9)を軸回りに回転可能に軸支し、ロック軸
(9)の上端に内方に向かって延伸して、作動レバー(8)
の前面側に当接する被動レバー(10)を形成し、ロック軸
(9)の適所に、裏板(1)を貫通して引出し本体の側面に
突出し、引出し収納部の内面に設置したフックに係合す
る係止板(11)を固着して、ロック解除ハンドル(4)の操
作により作動レバー(8)を前方に移動させて、これに当
接した被動レバー(10)を介してロック軸(9)を回転させ
て、係止板(11)をフックとの係合位置からロック解除位
置に移動させるようにした引出しのロック解除装置にお
いて、ハンドル軸(5)を、少なくとも1対の軸受(3)
(3')を有する軸受台(2)によって支承するとともに、ハ
ンドル軸(5)の周縁に周方向に刻設した凹溝(12)と、凹
溝に嵌合する位置に軸受台(2)に突設した制止片(14)と
により、ハンドル軸(5)の軸線方向の移動を制止してな
る引出しのロック解除装置。
【0020】ハンドル軸(5)の凹溝(12)を作動レバー
(8)の逆側の端部付近に刻設し、凹溝(12)より外端側に
先細のテーパー部(13)を形成するとともに、制止片(14)
を軸受台(2)に対して弾性変位可能に設置して、ハンド
ル軸(5)を軸受(3)(3')に軸線方向に挿入する際に、係
止片(14)をテーパー部(13)に沿って弾性変位させ、凹溝
(12)に整合する位置で弾性により凹溝(12)内に嵌合する
ように構成することが望ましい。
【0021】
【作用】ハンドル軸(5)の周面に刻設した凹溝(12)に、
軸受台(2)に突設した制止片(14)を嵌合させることによ
り、ハンドル軸(5)の軸線方向の移動を防止して、ロッ
ク板(11)を確実に所要角度に移動させる。
【0022】制止片(14)を、軸受台(2)自体に設けるこ
とにより、ハンドル軸(5)と軸受台(2)とを一体のユニ
ットとして組み立てることができ、裏板(1)への取付け
が容易になる。
【0023】係止片(14)を弾性変位可能に構成すること
により、ハンドル軸(5)に形成した先細テーパー部(13)
を先にして軸受(3)(3')に挿入する際、制止片(14)がテ
ーパー部(13)に沿って弾性変形してハンドル軸(5)を挿
入することができ、かつ、制止片(14)が凹溝(12)に整合
する位置で弾性により凹溝(12)内に嵌合して、ハンドル
軸(5)を所定位置に保持する。
【0024】
【実施例】図1は、本考案の一実施例の要部を示す斜視
図で、引出し前面板の裏板(1)は、従来の引出しと同様
に構成してある。図2は、同実施例の左端部を示す正面
図である。
【0025】軸受台(2)は、適宜のプラスチックス材料
の成型加工により、左右1対の軸受(3)(3')を立設して
ある。
【0026】左右の軸受(3)(3')に、ロック解除ハンド
ル(以下、ハンドルと略記する)(4)を装着したハンドル
軸(5)を回転可能に支承してある。図5に示すように、
ハンドル軸(5)及びハンドル(4)の軸孔の断面を半月形
に形成して、ハンドル(4)とハンドル軸とが一体的に回
転するようにしてある。
【0027】軸受台(2)には、適所にボルト孔(6)を設
けて、ボルト(7)により裏板(1)に装着してある。
【0028】ハンドル軸(5)の一端(この実施例では右
端)を折り曲げて、下方に垂直に延伸する作動レバー
(8)を形成してある。
【0029】裏板(1)の右端側縁部には、垂直方向のロ
ック軸(9)を軸支し、その上端に被動レバー(10)を形成
し、下部にロック板(11)を装着してある。これらのロッ
ク軸(9)、被動レバー(10)及びロック板(11)は、図6及
び図7に示した従来例と同じである。
【0030】ハンドル軸(5)の左端側、すなわち作動レ
バー(8)の逆側には、端部近くに周方向の凹溝(12)を刻
設し、その外側の端部を先細のテーパー状に形成してあ
る。
【0031】一方、軸受台(2)の左端付近のハンドル軸
(5)の凹溝(12)に整合する位置に、制止片(14)を突設し
て、その突出端を凹溝(12)に嵌合してある。
【0032】制止片(14)は、軸受台(2)に対して弾性変
位可能に設置してあり、図示実施例では、弾性を有する
プラスチックス材料を用いて成型してある。
【0033】ハンドル軸(5)をテーパー部(13)を先にし
て軸受(3')(3)に挿通して、テーパー部(13)が制止片(1
4)に当接すると、制止片(14)は、図4に示すように、テ
ーパー部(13)の周面に沿って弾性変位するため、ハンド
ル軸(5)を、テーパー部(13)が制止片(14)を通過する位
置まで移動させることができる。
【0034】ハンドル軸(5)の凹溝(12)が制止片(14)に
整合する位置まで移動すると、制止片(14)は、弾性によ
り図3に示すように凹溝(12)内に嵌合する。
【0035】図3の状態で、ハンドル軸(5)は、凹溝(1
2)に係合した制止片(14)により軸線方向の変位が制止さ
れるため、右端の作動レバー(8)が垂下する位置を、一
定に保持することができる。
【0036】したがって、作動レバー(8)と被動レバー
(10)との当接点とロック軸(9)との距離を、所要の一定
値に保持することができ、ハンドル(4)の操作により、
確実にロック板(11)を所定角度回転させて、係止フック
との係合を解除することができる。
【0037】図示の実施例では、軸受台(2)に制止片(1
4)を一体に構成してあるため、ハンドル軸(5)を軸受台
(2)に対して、容易に所定位置に組み付けることがで
き、かつ、軸受台(2)、ハンドル(4)及びハンドル軸
(5)を一体のユニットとして組み立てた後に、裏板(1)
にボルト(7)によって装着することができるので、組立
作業がきわめて容易であり、作業の合理化を図ることが
できる。
【0038】なお、上述実施例では、制止片(14)とし
て、弾性変形可能なプラスチックス材利用を使用して、
軸受台(2)と一体的に成型しているが、必ずしもこの構
成に限られるものではなく、他の手法を適用してもよ
い。
【0039】たとえば、制止片を軸受台と別個の部材と
して、ハンドル軸と平行な支軸により軸受台に枢着し、
スプリング等によりハンドル軸の凹溝に嵌合する向きに
付勢するように構成しても、本考案を実施することがで
きる。
【0040】
【考案の効果】本考案は、以下の効果を奏する。 (a) 引出しの前面に設置したロック解除ハンドル(4)
により、接触リンク機構を介して、ロック板(11)を所要
角度回転させて、係止フックとの係合を解除する際に、
ロック解除ハンドルとロック板との相対的な回転角度量
を、所要の一定値に保持して、確実にロックを解除する
ことができる。
【0041】(b) ハンドル軸(5)と、制止片(14)を設
置した軸受台(2)とを、一体のユニットとして組み立て
た後、裏板(1)の装着することができるので、精度よく
構成でき、かつ、組立作業の合理化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の要部を示す斜視図である。
【図2】図1の装置の左端部を示す正面図である。
【図3】図2のIII−III線における、係止片がハンドル
軸の凹溝に嵌合した状態を示す断面図である。
【図4】ハンドル軸を挿通する際の係止片の変位を示す
側面図である。
【図5】ロック解除ハンドルとハンドル軸の断面図であ
る。
【図6】ロック解除装置の従来例を示す斜視図である。
【図7】図6の装置の要部横断平面図である。
【符号の説明】
(1)裏板 (2)軸受台 (3)(3')軸受 (4)ロック解除
ハンドル (5)ハンドル軸 (6)ボルト孔 (7)ボルト (8)作動レバー (9)ロック軸 (10)被動レバー (11)ロック板 (12)凹溝 (13)テーパー部 (14)制止片 (101)引出し本体 (102)裏板 (103)軸受 (104)ロック解
除ハンドル (105)ハンドル軸 (106)作動レバ
ー (107)ロック軸 (108)被動レバ
ー (109)ロック板 (110)フック孔 (111)正面板 (112)手かけ孔 (113)ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−88007(JP,A) 特開 平2−88869(JP,A) 特開 平2−80773(JP,A) 実開 昭58−121961(JP,U) 実開 平6−75239(JP,U) 実開 平1−102367(JP,U) 実開 昭63−165070(JP,U) 実開 平3−11844(JP,U) 実開 昭60−89376(JP,U) 実開 平6−75239(JP,U) 実開 平1−152542(JP,U) 実開 平3−2168(JP,U)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出し本体の前面に固着した裏板の上部
    に、ロック解除ハンドルを固着したハンドル軸を、軸回
    りに回転可能に水平に軸支し、ハンドル軸の一端を下方
    に垂設して作動レバーを形成するとともに、駆動レバー
    設置側の裏板側縁部に、垂直方向のロック軸を軸回りに
    回転可能に軸支し、ロック軸の上端に内方に向かって延
    伸して、作動レバーの前面側に当接する被動レバーを形
    成し、ロック軸の適所に、裏板を貫通して引出し本体の
    側面に突出し、引出し収納部の内面に設置したフックに
    係合する係止板を固着して、ロック解除ハンドルの操作
    により作動レバーを前方に移動させて、これに当接した
    被動レバーを介してロック軸を回転させて、係止板をフ
    ックとの係合位置からロック解除位置に移動させるよう
    にした引出しのロック解除装置において、ハンドル軸
    を、少なくとも1対の軸受を有する軸受台によって支承
    するとともに、ハンドル軸の周縁に周方向に刻設した凹
    溝と、凹溝に嵌合する位置に軸受台に突設した制止片と
    により、ハンドル軸の軸線方向の移動を制止してなる引
    出しのロック解除装置。
  2. 【請求項2】 ハンドル軸の凹溝を作動レバーの逆側の
    端部付近に刻設し、凹溝より外端側に先細のテーパー部
    を形成するとともに、制止片を軸受台に対して弾性変位
    可能に設置して、ハンドル軸を軸線方向に挿入する際
    に、係止片をテーパー部に沿って弾性変位させ、凹溝に
    整合する位置で弾性により凹溝内に嵌合するように構成
    した請求項1に記載の引出しのロック解除装置。
JP2764693U 1993-05-26 1993-05-26 引出しのロック解除装置 Expired - Fee Related JPH0744183Y2 (ja)

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