JPH0744241Y2 - 頭髪用塗布具の先端部材 - Google Patents

頭髪用塗布具の先端部材

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JPH0744241Y2
JPH0744241Y2 JP1989089356U JP8935689U JPH0744241Y2 JP H0744241 Y2 JPH0744241 Y2 JP H0744241Y2 JP 1989089356 U JP1989089356 U JP 1989089356U JP 8935689 U JP8935689 U JP 8935689U JP H0744241 Y2 JPH0744241 Y2 JP H0744241Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸筒内に貯溜させた染毛剤、脱色剤、パーマ
ネントウェーブ剤、ヘアトリートメント剤等の頭髪用化
粧料を頭髪に好適に塗布可能に構成した頭髪用塗布具の
先端部材に関する。
〔従来の技術〕
従来、頭髪用塗布具の先端部材に関するものとして、植
設した刷毛の外郭部に沿った位置に櫛体を一体的に添設
した構造が開示されている(例えば、実開昭63-95503号
公報、実開昭63-95504号公報等)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記した従来の刷毛を適用する系では、植設した刷毛の
近傍に導通孔を穿設したり、或いは導通孔間をスリット
により連通させて化粧料を刷毛に供給できるとしても、
刷毛自体の保液量が少なく頭髪表面への化粧料の供給量
が不足がちであり、弁機構を備えた塗布具にあっては、
頻繁に開弁操作を繰り返さなければならない上、この際
の過剰に導出した化粧料によりボタ落ちを発生させる危
険もあり、適正量の化粧料をムラなく持続して頭髪に付
着させることが困難であった。
本考案は前記した従来の不具合を解消し、適正量の化粧
料を持続してムラなく頭髪に塗布可能に構成した、使い
勝手の良好な頭髪用塗布具の先端部材を提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案頭髪用塗布具の先端部材を図面(第1図乃至第5
図)について説明する。
本願先端部材1は、塗布部材2が連続気孔をもつ気孔率
30〜90%の多孔体であり、前記塗布部材2を保持して軸
筒5へ装着させる保持筒3には、塗布部材2の前端周縁
の対向位置に軸方向の一対のガイド片31が延設されてお
り、塗布部材2がその前端をガイド片31の先端より僅か
に内方に位置させて保持筒3に挿着され、前記一対のガ
イド片の間で、塗布部材前端の他の対向側面が完全に露
出されてなる構成を要件とする。
前記多孔体は、貯溜部より化粧料を導出させる毛細管力
と適宜の保液性と塗布先端としての耐久性を備えた、好
適には気孔率40〜80%の部材であり、例えば羊毛フェル
ト、合成樹脂の熱融着フェルト、プラスチックポーラス
体、繊維束の樹脂加工体及び熱融着加工体等を挙げるこ
とができる。多孔体は目的に応じて適宜の形状が適用で
き、ワンタッチで広幅の塗布を可能にするためには広幅
部を先端に備えた直方体が適用できるが、円、楕円、多
角形などの柱状体も、目的に応じて採用される。尚、多
孔体の先端部はフラット形状に限らず端縁を適宜形状に
面取りしたもの、先端面に櫛溝状に複数の凹状溝や鋸歯
状に複数のV状溝を配設したもの、チゼル状に尖成した
もの等の適宜形状が有効であり、頭髪への有効接触面積
を増大させ付着効率を向上させたり、タッチを変化させ
ることができる。弁機構を備えた軸筒へ装着させる系に
あっては、多孔体の後部にスポンジ等の環状多孔体を外
挿させ、開弁により流出する過剰の液を一時的に保持さ
せ、保持筒3の前端開口部からの漏出や、塗布先端から
頭髪への過剰な流出を抑制することができる。
尚、本考案の先端部材が装着される軸筒は、頭髪用液体
化粧料を貯溜し、前記化粧料の適量を前方向へ供給可能
な機構を内蔵して、先端部材へ導出可能に構成されたも
のであればよく、弁機構によるものは勿論,吸蔵体に化
粧料を含浸させたもの,軸筒の先端部に狭小化された通
路を設けて化粧料の流出をコントロールした構造を挙げ
ることができる。
〔作用〕
塗布部材2を構成する多孔体は、軸筒貯溜部より供給さ
れる化粧料を毛細管力により塗布先端方向へ導出させ、
塗布先端より頭髪表面へ付着させる。この際、前記部材
2は高気孔率の成形体であるから適宜の保液性を備えて
おり、塗布消費量に相応する潤沢な液量を持続して安定
的に導出させる。塗布先端面に負数の凹状溝やV状溝を
設けた系では、塗布時に頭髪の一部を集束状態で構内に
導くと共に頭髪表面への塗布液の接触面積を増大させ、
塗布液が滲出状態にある構内への接触効果と相まって塗
布液の付着効率が一層高められる。
ガイド片31は、多孔体の外面を保護すると共に、頭皮と
塗布先端面との間に一定の間隔を保持して頭皮への直接
的な塗布液の付着を回避する。
〔実施例〕
実施例1(第1図乃至第3図参照) 保持筒3は、プラスチックの射出成形体によって形成さ
れ、先端部は方形に縮径され、前端周縁の両短寸部側に
はガイド片31が対向して延設されており、後部内面には
軸筒開口部と螺着させるための螺条が設けられている。
塗布部材2は、気孔率約70%の合成樹脂フェルト(外面
がポリエチレンであり、芯部がポリプロピレンである、
ポリオレフィン系複合繊維からなる捲縮状短繊維のウエ
ブを熱融着加工により成形したフェルト)であり、広幅
部21と該広幅部の中央より突出させた脚部22を有してお
り、ガイド片31の前端より僅か内方に先端面を位置させ
て保持筒3に挿着される。前記脚部22には環状多孔体4
(気孔率約85%のプラスチックスポンジ)が外挿され、
開弁により流出する化粧料を一時的に保持して、先端部
からの漏出を防ぐと共に、塗布部材2に化粧料を補給す
る。
実施例2(第4図参照) 実施例1の熱融着フェルトの広幅部の前端面に4条の凹
状溝211を配設して塗布部材2を構成し、実施例1の保
持筒3に実施例1と同様に挿着、組み立て先端部材1を
構成した。
実施例3(第5図参照) 実施例1の熱融着フェルトの広幅部の前端面に4本のV
状溝212を鋸歯状に連設し、実施例2に準じて取付け先
端部材1を構成した。
適用例(第6図、第7図参照) 実施例1及び実施例2の先端部材1を以下に記載する弁
機構9を内蔵させた軸筒5の前部に装着して頭髪用塗布
具として実用に供した。
前記塗布具は、軸筒5後部のノック杆6の操作により、
作動子7を前進後退させ、軸筒前部に挿着の弁機構9を
作動させ、軸筒後部に貯溜させた化粧料を導出させて先
端部材1に供給する構成であって、より詳細には弁機構
9は弁孔を有した弁座91と、前記弁孔を開閉させる弁体
92を備えた弁棒93と、前記弁棒を前進後退させる伸縮部
材8からなり、前記伸縮部材8は変曲部81を有する一対
の変曲状リブを備えており、前記変曲部81を支点として
軸方向に伸縮する部材であり、一端を弁座91に、他端を
弁棒93に固定されてなり、前記弁機構9の後方には前記
伸縮部材8のリブの変曲部81より小径の内接円の円筒状
先端部を有する作動子7が配置されており、蛇腹部材61
(バネ体を内蔵)を介在させたノック杆6の押圧により
作動子7を前進させて前記変曲部81を押圧伸長させ、弁
棒93を後退させ弁孔を開口させる。押圧解除による、蛇
腹部材61の弾発によりノック杆6を原位置に復帰させる
と同時に弁棒93を前進させて閉弁する構造を備えてい
る。
考案の効果 前記適用例に示す頭髪用塗布具に染毛剤(顔料を溶媒に
分散させた、粘度約6 mPa.sの溶液)を充填して実用に
供したところ、頭髪表面の所望個所に必要量の染毛剤を
均一に付着させることができ、低付着量による色薄もな
く、好適なタッチで塗布できた。
本願先端部材は、塗布部材が連続気孔をもつ気孔率約30
〜90%の多孔体であり、毛細管力と適宜の保液性を備え
ていて、塗布消費量に見合う化粧料を潤沢に流出させる
ことができ、冒頭に記載した如き刷毛からなる先端部材
を適用する系にみられる頻繁の開弁操作を要さず、所期
の塗布性能を持続させるこどができるし、開弁操作段階
でのボタ落ち等の危険性も回避され、安心して使用でき
る。又、多孔体は刷毛等に較べて、応力変形が僅かで塗
布量が安定している上、塗布先端面に凹状溝やV状溝を
配設でき、頭髪への塗布効率を一層高めることができ
る。又、実施例に例示した如き合成繊維の熱融着フェル
トを塗布部材として適用する系にあっては、多様な化粧
料に対して耐性を有すると共に高気孔率且つ持久性を満
たし、潤沢に化粧量を流出させ、弾性感のあるソフトタ
ッチで塗布でき、長期の実用性能を満足させる。
ガイド片は、塗布個所の頭髪をガイドして、頭髪への塗
布部材先端面の接触効率を高める一方、塗布部材の先端
面を頭皮表面に非接触状に保持して頭皮表面への塗布液
の付着を防止する効果を備えており、本願考案の先端部
材は、使い勝手が良好な軽便な頭髪用塗布具の先端部と
して実用性を満足させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案先端部材の一実施例の要部斜視図、第2
図は第1図の縦断面図、第3図は第2図のA-A線断面
図、第4図及び第5図はそれぞれ他の実施例の要部斜視
図、第6図は本考案先端部材を適用した塗布具の不使用
状態の縦断面図、第7図は第6図の塗布具の使用状態の
縦断面図である。 1……先端部材、31……ガイド片 2……塗布部材、4……環状多孔体 21……広幅部、5……軸筒 211……凹状溝、6……ノック杆 212……V状溝、7……作動子 22……脚部、8……伸縮部材 3……保持筒、9……弁機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】頭髪用液体化粧料が貯溜された軸筒の先端
    に装着して、前記化粧料を導出させて頭髪に塗布可能に
    構成した頭髪用塗布具の先端部材において、塗布部材が
    連続気孔をもつ気孔率約30〜90%の多孔体であり、前記
    塗布部材を保持して軸筒へ装着させる保持筒には、塗布
    部材の前端周縁の対向位置に軸方向の一対のガイド片が
    延設されており、塗布部材がその前端をガイド片の先端
    より僅かに内方に位置させて保持筒に挿着され、前記一
    対のガイド片の間で、塗布部材前端の他の対向側面が完
    全に露出されてなる頭髪用塗布具の先端部材。
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JP2005066052A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Shiseido Co Ltd 塗布具

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