JPH0744785Y2 - スクロール圧縮機のチップシール - Google Patents

スクロール圧縮機のチップシール

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JPH0744785Y2
JPH0744785Y2 JP1988169182U JP16918288U JPH0744785Y2 JP H0744785 Y2 JPH0744785 Y2 JP H0744785Y2 JP 1988169182 U JP1988169182 U JP 1988169182U JP 16918288 U JP16918288 U JP 16918288U JP H0744785 Y2 JPH0744785 Y2 JP H0744785Y2
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tip seal
tip
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longitudinal gap
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JP1988169182U
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Inventor
新二 川添
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岩田塗装機工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、スクロール圧縮機のチップシールで、チッ
プシール溝内における長手方向隙間からの吐出空気の洩
れの防止を図ったチップシールに関するものである。
[従来の技術] 従来、スクロール流体機械のチップシールとしては、特
開昭63−61701に示すものが開示されている。
この従来のスクロール流体機械のチップシールは第4図
に示す如く、チップシール1を、固定スクロール2と旋
回スクロール3のラップ2a,3aの先端のチップシール溝2
b,3bに嵌入して、両スクロール2,3を向き合わせて構成
すると、チップシール1の背面より突起して構成された
鰭状の突起1aが、チップシール溝2b,3bの底面でつぶさ
れるように変形し、突起1aの押しかえすバックアップの
効果で、チップシール1の先端1bを相手スクロールの端
板の内面2c,3cに適当なる力をもって押し付けることに
より、チップシール1の先端1bと端板の内面2c,3cとの
隙間からの洩れを止める。すなわち、チップシール溝2
b,3bに対して横手方向において、高圧側より低圧側へチ
ップシールの先端を通っての洩れようとする先端洩れを
防止することを図ったものである。
[考案が解決しようとする問題点] 前述のような従来のチップシールにおいては、チップシ
ール1の先端と相手スクロールの端板の内面2c,3cとの
隙間からの先端洩れを突起1aによるバックアップの働き
により防止する効果は高められるが、このとき、チップ
シール溝2b,3b装着のチップシール1は、横手方向から
浸入した高圧側の圧縮空気によって、チップシール溝2
b,3b内を、その長手方向で吐出側から吸込側に亘り、横
手方向から見て、低圧側の側面に強制移動されるため、
この移動によって、チップシール溝2b,3b内で、吐出側
から吸込側に亘って、高圧側の側面側に連続した長手方
向隙間4が発生する。
この長手方向隙間4には、上記の如く、吐出側圧力と吸
込側圧力(すなわち大気圧力)との圧力差を生じ、この
圧力差が、前述のチップシールの先端1aと相手の端板の
内面2c,3cとの先端隙間による横手方向からの高圧側と
低圧側との圧力差よりも大きくなるため、洩れ量は、長
手方向隙間4の方がはるかに大となる。よって、長手方
向隙間からの洩れは、スクロール圧縮機の性能低下への
影響が大きい。
更に、スクロール圧縮機が給油式の場合は、この長手方
向の隙間には油膜が形成されるため、この長手方向の洩
れは少ないが、オイルレス型スクロール圧縮器の場合
は、油膜によるシール効果が得られず、この長手方向か
らの洩れを止めることは困難であった。
[問題点を解決するための手段] よって、本考案は、スクロール圧縮機において、チップ
シール溝内に配設したチップシールが、横手方向から浸
入した高圧側の圧縮空気によって溝内を低圧側の側面に
移動した場合に生じる、高圧側の側面側の長手方向隙間
からの洩れを防止することを目的とするもので、その構
成は、端板の内面にうず巻状のラップを立設した一対の
固定スクロールと旋回スクロールをかみ合わせ、前記一
対のスクロールに立設したラップの先端に、ラップの長
手方向にチップシール溝を形成し、このチップシール溝
内に柔軟性を有し、かつ、自己潤滑材で形成されるチッ
プシールを配設してなるスクロール圧縮機のチップシー
ルにおいて、吐出空気が、チップシール溝内の長手方向
隙間に侵入したときのみ開口し、その先端が、チップシ
ールの高圧側側面より突出して、チップシール溝の高圧
側側面と接触する切り口を長手方向隙間に面するチップ
シールの高圧側側面に複数設けるとともに、該切り口の
入口は、長手方向隙間を吐出側から吸込側に向かう圧縮
空気の流れに向かって斜め方向に形成されていることを
特徴とするチップシールを取付けたことによって、解決
を図ったものである。
[作用] 上記構成により、本案のチップシールをチップシール溝
内にとりつけた場合、長手方向隙間に面するチップシー
ルの高圧側側面でかつ、吐出空気が入り込む側に向って
斜め方向に開口してなる複数の切り口が、チップシール
溝の長手方向隙間で、吐出側から吸込側に洩れようとす
る吐出圧縮空気の力で、切り口間に入る毎に、切り口の
入り口が開口してチップシールの高圧側側面より切り口
の先端がチップシール溝の高圧側側面に突出して順次当
接する。ここに、長手方向隙間を吐出側から吸込側に洩
れようとする吐出空気が、順次複数の切り口が高圧側側
面より突出し、その先端が、チップシールの高圧側側面
と接触したところを経過するごとに洩れが減少するラビ
リンス効果により、長手方向隙間の洩れを止めることが
できる。
尚、チップシールの切り口が形成される高圧側側面およ
びチップシールの下方には、切り口の先端が、まだ接触
しない運転初期の冷間時にのみ、微たる隙間が生じる
が、この隙間から洩れようとする圧縮空気も、チップシ
ール溝の高圧側側面に開口された切り口の先端部間で形
成される室の容積に比べ極端に小さく、この室を吸込側
に進むにつれて、ラビリンス効果により、洩れを最小限
に防止することができる。
しかもこの隙間は、圧縮熱により通常の運転時にはなく
なり、性能上の問題は生じない。
[実施例] 以下に、この考案に係るスクロール圧縮機のチップシー
ルの一実施例について、第1図ないし第3図にもとづい
て説明する。
符号1〜4は、従来装置と同一相当部分を示し、説明の
重複は省略する。
第1図は、本考案のチップシール5で、複数の切り口5b
が高圧側側面5cの位置で吐出空気が侵入する側に向って
斜め方向に複数形成されている状態を示したものであ
る。
第2図は、本考案のチップシール5を、旋回スクロール
3のラップ先端のチップシール溝3b内に配設し、チップ
シール5の先端部5aが、固定スクロール2のラップの内
面2cと密封した状態すなわち先端シールした状態を示し
たものである。
又第3図は、本考案のチップシール5を、旋回スクロー
ル3のラップ先端のチップシール溝3bに配設し長手方向
隙間に吐出空気が浸入したとき、それぞれの切り口の入
口が開き、チップシールの高圧側側面より、チップシー
ル溝の高圧側側面に切り口の先端が突出し、その先端が
チップシール溝の高圧側側面に接触したときの状態を示
したものである。
第2図、第3図において、旋回スクロール3のラップ3a
の先端のチップシール溝3bにはチップシール5を配設
し、該チップシール5の先端部5aが、固定スクロール2
のラップの内面2cと向かい合うように取付けたもので、
ラップ3aの右側が高圧側、左側が低圧側とすると、圧縮
された高圧側の空気が、チップシール溝3bの高圧側側方
のすきま4を通って、チップシール5の底面のすきまに
浸入すると、この高圧の空気によりチップシール5はチ
ップシール溝3bの低圧側側面に押しつけられるととも
に、チップシール5の先端5aがフローティング作用によ
り、固定スクロール2のラップの内面2cと接触し、チッ
プシールの先端部5aから洩れようとする圧縮空気を止め
る働きを行う。すなわち先端洩れの防止を行なう。同時
にチップシール溝3bの高圧側側面の長手方向隙間4に入
った吐出空気によって、チップシールの高圧側側面の、
複数の柔軟性を有す切り口5bの入口が、チップシール5
の高圧側側面よりチップシール溝3bの高圧側側面に突出
するため、チップシール溝3bの高圧側側面に切り口の先
端が複数箇所で順次接触する。よって、チップシール溝
3b内での長手方向隙間4は密封されるとともに、切り口
5b間に形成された長手方向隙間4の各室毎にチップシー
ル5のフローティング効果が高まる。又、長手方向隙間
4で吐出側から吸込側に洩れようとする圧縮空気は、吐
出側に向かって開口された切り口5b間に入る毎に切り口
5bの入口が開口して、チップシール5の高圧側側面より
チップシール溝の高圧側側面へ突出変形するのので、切
り口の先端は、チップシール溝の高圧側側面に順次当接
する。よって、長手方向隙間4においてラビリンス効果
が高まり、長手方向隙間4において、吐出側から吸込側
に何の障害もなく直接的に洩れる従来のものに比べ、洩
れ止め効果を一層大きくすることができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案によれば、チップシ
ール溝内に配設され、高圧の空気圧がかかるチップシー
ルの高圧側側面で、かつ、長手方向隙間において、吐出
側から吸込側に洩れる圧縮空気を防止するため圧縮空気
が長手方向隙間に浸入する吐出側に向けて斜め方向に、
複数個の切り口を形成してなるチップシールとし、長手
方向隙間に浸入する吐出圧縮空気の力を利用してチップ
シールの高圧側側面より切り口の入り口を突出させ、切
り口の先端をチップシール溝の高圧側側面に順次当接さ
せるように構成したので、チップシール溝の長手方向隙
間からの洩れを効率よく防止することができる。本願構
成のチップシールは、圧縮機本体に給油を行なわない、
オイルレス型スクロール圧縮機において、チップシール
溝内の長手方向隙間の吐出圧縮空気の洩れを止める効果
は大きく、空気量の増加が図れる。さらに、チップシー
ル巾の寸法精度を下げられ、チップシールの加工コスト
の低減が図れる。又、給油式のスクロール圧縮機におい
ても、長手方向隙間の吐出圧縮機の洩れを止める効果も
一段と助長されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のチップシールの一部分を示した斜視
図。第2図は、本考案のチップシールを固定スクロール
と旋回スクロール間に取付けたときの状態を示す部分縦
断面図。第3図は、本考案のチップシールを旋回スクロ
ールのチップシール溝に取付けたときの状態を示す部分
斜視図。第4図は従来のチップシールを旋回スクロール
間に取付けたときの状態を示す部分斜視図。 5……チップシール 5b……開口切り口 5c……高圧側側面 4……チップシール溝内での長手方向隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】端板の内面にうず巻状のラップを立設した
    一対の固定スクロールと旋回スクロールをかみ合わせ、
    前記一対のスクロールに立設したラップの先端に、ラッ
    プの長手方向にチップシール溝を形成し、このチップシ
    ール溝内に柔軟性を有し、かつ、自己潤滑材で形成され
    るチップシールを配設してなるスクロール圧縮機のチッ
    プシールにおいて、吐出空気が、チップシール溝内の長
    手方向隙間に侵入したときのみ開口し、その先端が、チ
    ップシールの高圧側側面より突出して、チップシール溝
    の高圧側側面と接触する切り口を長手方向隙間に面する
    チップシールの高圧側側面に複数設けるともに、該切り
    口の入口は、長手方向隙間を吐出側から吸込側に向かう
    圧縮空気の流れに向かって斜め方向に形成されているこ
    とを特徴とするスクロール圧縮機のチップシール。
JP1988169182U 1988-12-28 1988-12-28 スクロール圧縮機のチップシール Expired - Lifetime JPH0744785Y2 (ja)

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JPH02147888U JPH02147888U (ja) 1990-12-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4283953B2 (ja) * 1999-10-25 2009-06-24 株式会社日立産機システム シール部材及びそれを用いたスクロール式流体機械
JP2006291968A (ja) * 2006-06-08 2006-10-26 Hitachi Ltd スクロール式流体機械

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JPS61261601A (ja) * 1985-05-16 1986-11-19 Mitsubishi Electric Corp スクロ−ル流体機械
JPH0692797B2 (ja) * 1985-07-22 1994-11-16 株式会社日立製作所 スクロ−ル圧縮機

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