JPH0744912A - 光磁気ディスク - Google Patents
光磁気ディスクInfo
- Publication number
- JPH0744912A JPH0744912A JP19038393A JP19038393A JPH0744912A JP H0744912 A JPH0744912 A JP H0744912A JP 19038393 A JP19038393 A JP 19038393A JP 19038393 A JP19038393 A JP 19038393A JP H0744912 A JPH0744912 A JP H0744912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- optical disk
- layer
- lubricant
- magnetic head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 光透過性基板2上に光磁気記録層3、保護コ
ート層4、潤滑剤からなる滑性層5をこの順に積層して
成る光磁気ディスクにおいて、上記保護コート表面がプ
ラズマエッチング処理されている。 【効果】 滑性層が薄い場合であっても磁気ヘッドと光
磁気ディスク表面との接触による摩擦力が小さく、情報
の記録不良および磁気ヘッドまたは光磁気ディスク表面
の破損を防ぐことができる。
ート層4、潤滑剤からなる滑性層5をこの順に積層して
成る光磁気ディスクにおいて、上記保護コート表面がプ
ラズマエッチング処理されている。 【効果】 滑性層が薄い場合であっても磁気ヘッドと光
磁気ディスク表面との接触による摩擦力が小さく、情報
の記録不良および磁気ヘッドまたは光磁気ディスク表面
の破損を防ぐことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光磁気ディスクに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】光学ヘッドによる光ビーム照射および磁
気ヘッドによる外部磁界の変調によって情報を記録する
光磁気ディスクにおいて、磁気ヘッドに供給する信号電
流を大きくすることなく所望の磁界強度を得るには磁気
ヘッドと光磁気ディスクの光磁気記録層との間隔を小さ
く保てばよい。しかし、両者の間隔を小さくすると、光
磁気ディスクの反りによる面振れまたは光磁気ディスク
表面の凹凸等の形状的欠陥によって、磁気ヘッドと光磁
気ディスクの表面とが激しく接触しトラッキングが外れ
て情報の記録不良が発生したり、磁気ヘッドまたは光磁
気ディスク表面の破損が起こることがある。また、磁気
ヘッドと光磁気ディスク表面とを接触させて摺動させる
方式の光磁気ディスクにおいては、磁気ヘッドと光磁気
ディスク表面との摩擦抵抗が大きいと円滑な駆動ができ
なくなり、情報の記録不良が発生する。このような磁気
ヘッドと光磁気ディスクとの接触による破損および情報
の記録不良をなくするために、磁気ヘッドが対向する光
磁気ディスクの保護コート層上に潤滑剤からなる滑性に
優れた滑性層を設ける技術が知られている。
気ヘッドによる外部磁界の変調によって情報を記録する
光磁気ディスクにおいて、磁気ヘッドに供給する信号電
流を大きくすることなく所望の磁界強度を得るには磁気
ヘッドと光磁気ディスクの光磁気記録層との間隔を小さ
く保てばよい。しかし、両者の間隔を小さくすると、光
磁気ディスクの反りによる面振れまたは光磁気ディスク
表面の凹凸等の形状的欠陥によって、磁気ヘッドと光磁
気ディスクの表面とが激しく接触しトラッキングが外れ
て情報の記録不良が発生したり、磁気ヘッドまたは光磁
気ディスク表面の破損が起こることがある。また、磁気
ヘッドと光磁気ディスク表面とを接触させて摺動させる
方式の光磁気ディスクにおいては、磁気ヘッドと光磁気
ディスク表面との摩擦抵抗が大きいと円滑な駆動ができ
なくなり、情報の記録不良が発生する。このような磁気
ヘッドと光磁気ディスクとの接触による破損および情報
の記録不良をなくするために、磁気ヘッドが対向する光
磁気ディスクの保護コート層上に潤滑剤からなる滑性に
優れた滑性層を設ける技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の滑性層を厚くす
ると磁気ヘッドと光磁気記録層との距離が大きくなり、
また、光磁気ディスク表面にゴミ・ホコリ等を捕捉しや
すくなるなどの不都合が生じるため滑性層は薄く形成す
ることが好ましい。しかし、滑性層の厚さと摩擦力との
間には通常図2に示すような関係があり、滑性層の厚さ
が極小さい場合には、摩擦力が高く、磁気ヘッドと光磁
気ディスクとの摩擦力を十分に低減できずに両者の接触
による破損および記録不良が発生しやすくなる。
ると磁気ヘッドと光磁気記録層との距離が大きくなり、
また、光磁気ディスク表面にゴミ・ホコリ等を捕捉しや
すくなるなどの不都合が生じるため滑性層は薄く形成す
ることが好ましい。しかし、滑性層の厚さと摩擦力との
間には通常図2に示すような関係があり、滑性層の厚さ
が極小さい場合には、摩擦力が高く、磁気ヘッドと光磁
気ディスクとの摩擦力を十分に低減できずに両者の接触
による破損および記録不良が発生しやすくなる。
【0004】本発明の目的は、磁気ヘッドが対向する光
磁気ディスクの保護コート層上に潤滑剤からなる滑性層
が設けられた光磁気ディスクにおいて、上記滑性層が薄
くても磁気ヘッドと光磁気ディスク表面の摩擦力を十分
低減し、両者が接触することによる破損および記録不良
が発生しない光磁気ディスクを提供することにある。
磁気ディスクの保護コート層上に潤滑剤からなる滑性層
が設けられた光磁気ディスクにおいて、上記滑性層が薄
くても磁気ヘッドと光磁気ディスク表面の摩擦力を十分
低減し、両者が接触することによる破損および記録不良
が発生しない光磁気ディスクを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記の目
的は、光透過性基板上に光磁気記録層、保護コート層、
潤滑剤からなる滑性層をこの順に積層して成る光磁気デ
ィスクにおいて、上記保護コート層表面がプラズマエッ
チング処理されていることを特徴とする光磁気ディスク
を提供することにより達成される。
的は、光透過性基板上に光磁気記録層、保護コート層、
潤滑剤からなる滑性層をこの順に積層して成る光磁気デ
ィスクにおいて、上記保護コート層表面がプラズマエッ
チング処理されていることを特徴とする光磁気ディスク
を提供することにより達成される。
【0006】上記プラズマエッチング処理は、単位面積
当たりの高周波電力と処理時間との積が0.5〜200
Jになる条件で行うことが好ましく、エッチングガスと
して一般に使用されているNe,Ar等の不活性ガスや
O2,N2等のガスを用いることができる。
当たりの高周波電力と処理時間との積が0.5〜200
Jになる条件で行うことが好ましく、エッチングガスと
して一般に使用されているNe,Ar等の不活性ガスや
O2,N2等のガスを用いることができる。
【0007】本発明における保護コート剤としては、光
磁気ディスクの保護コートとして従来から広く一般に使
用されている樹脂、例えば紫外線硬化型のアクリレート
系樹脂、熱硬化型のフェノール系、エポキシ系、ポリエ
ステル系樹脂などを使用することができる。また、本発
明における潤滑剤としては、フッ化カーボン系オイル、
パーフルオロポリエーテル系オイル、シリコン系オイ
ル、脂肪族エステル系オイル、流動パラフィン系オイ
ル、ステアリン酸、フタロシアニン、フッ素系樹脂、M
oS2などを用いることができる。
磁気ディスクの保護コートとして従来から広く一般に使
用されている樹脂、例えば紫外線硬化型のアクリレート
系樹脂、熱硬化型のフェノール系、エポキシ系、ポリエ
ステル系樹脂などを使用することができる。また、本発
明における潤滑剤としては、フッ化カーボン系オイル、
パーフルオロポリエーテル系オイル、シリコン系オイ
ル、脂肪族エステル系オイル、流動パラフィン系オイ
ル、ステアリン酸、フタロシアニン、フッ素系樹脂、M
oS2などを用いることができる。
【0008】なお、本発明の光磁気ディスクは、光透過
性基板上に保護コート層を形成させた後、その表面に上
記プラズマエッチング処理を施し、該保護コート上に潤
滑剤からなる滑性層をスピンコート法、スタンプ法、蒸
着法などの常用の手法を用いて設けることにより作製さ
れる。
性基板上に保護コート層を形成させた後、その表面に上
記プラズマエッチング処理を施し、該保護コート上に潤
滑剤からなる滑性層をスピンコート法、スタンプ法、蒸
着法などの常用の手法を用いて設けることにより作製さ
れる。
【0009】
【作用】本発明にかかる光磁気ディスクによれば、保護
コート層上にプラズマエッチング処理を施すことにより
潤滑剤からなる滑性層の摺動特性を向上させることがで
き、滑性層が薄くても磁気ヘッドと光磁気ディスク表面
との接触による摩擦力および衝撃が緩和され、情報の記
録不良の発生ならびに磁気ヘッドおよび光磁気ディスク
表面の破損を防ぐことができる。
コート層上にプラズマエッチング処理を施すことにより
潤滑剤からなる滑性層の摺動特性を向上させることがで
き、滑性層が薄くても磁気ヘッドと光磁気ディスク表面
との接触による摩擦力および衝撃が緩和され、情報の記
録不良の発生ならびに磁気ヘッドおよび光磁気ディスク
表面の破損を防ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。図1は本実施例による光磁気ディスク(以下、ディ
スクと記す。)の基本構成を示す断面図である。ディス
ク1は、光透過性の基板2上に、光磁気記録層3、保護
コート層4および潤滑剤からなる滑性層5が順次積層さ
れて構成されている。
る。図1は本実施例による光磁気ディスク(以下、ディ
スクと記す。)の基本構成を示す断面図である。ディス
ク1は、光透過性の基板2上に、光磁気記録層3、保護
コート層4および潤滑剤からなる滑性層5が順次積層さ
れて構成されている。
【0011】射出成形法によって成形されたポリカーボ
ネート基板2上に、スパッタリング法によりSiNから
なる誘電体層、TbFeCoCrからなる垂直磁化層、
SiNからなる誘電体層およびAlTiからなる反射層
が積層されて構成された光磁気記録層3上に紫外線硬化
型のウレタンアクリレート系樹脂をスピンコートした後
に紫外線を照射することにより保護コート層4を形成し
た。次いで、保護コート層4の製膜後にエッチングガス
としてArを用いて、ガス圧0.45Pa、単位面積当
たりの高周波電力0.15W、処理時間60秒の条件で
保護コート層4の表面をプラズマエッチング処理した
後、シリコン系オイルを用いてスピンコート法により滑
性層5を積層した。以上の方法により作製した滑性層5
の厚さのみが異なるディスクについてディスク表面の摺
動摩擦特性を調べた。摺動摩擦特性は、測定方法として
一般的な、磁気ヘッドと同形の樹脂製ヘッドを荷重5g
rfでディスクに接触させたまま、線速1.4m/se
c(一定)でディスクを回転させたときのヘッドが受け
る抵抗を摩擦力とすることにより評価した。
ネート基板2上に、スパッタリング法によりSiNから
なる誘電体層、TbFeCoCrからなる垂直磁化層、
SiNからなる誘電体層およびAlTiからなる反射層
が積層されて構成された光磁気記録層3上に紫外線硬化
型のウレタンアクリレート系樹脂をスピンコートした後
に紫外線を照射することにより保護コート層4を形成し
た。次いで、保護コート層4の製膜後にエッチングガス
としてArを用いて、ガス圧0.45Pa、単位面積当
たりの高周波電力0.15W、処理時間60秒の条件で
保護コート層4の表面をプラズマエッチング処理した
後、シリコン系オイルを用いてスピンコート法により滑
性層5を積層した。以上の方法により作製した滑性層5
の厚さのみが異なるディスクについてディスク表面の摺
動摩擦特性を調べた。摺動摩擦特性は、測定方法として
一般的な、磁気ヘッドと同形の樹脂製ヘッドを荷重5g
rfでディスクに接触させたまま、線速1.4m/se
c(一定)でディスクを回転させたときのヘッドが受け
る抵抗を摩擦力とすることにより評価した。
【0012】表1にシリコン系オイルからなる滑性層の
厚さを1000nm、500nm、150nmおよび5
0nmとした各ディスクについての摺動摩擦特性の測定
結果を示す。あわせて、プラズマエッチング処理を行わ
ない以外は、同一の方法により作製した、上記各ディス
クと同一の厚さの滑性層を有するディスクについての測
定結果を表1に示す。プラズマエッチング処理を施すこ
とにより、未処理のものより摩擦力が低減することが表
1より明らかである。また、プラズマエッチング処理を
施さないとき、滑性層の厚さが薄くなるとその摩擦力が
大きく増大するが、プラズマエッチング処理を施したデ
ィスクでは、滑性層が薄い(50nm)場合であって
も、厚い滑性層のディスクと同等の小さな摩擦力を示
し、保護コート層4表面のプラズマエッチング処理を施
すことにより薄い滑性層でも小さな摩擦力のディスクが
得られている。
厚さを1000nm、500nm、150nmおよび5
0nmとした各ディスクについての摺動摩擦特性の測定
結果を示す。あわせて、プラズマエッチング処理を行わ
ない以外は、同一の方法により作製した、上記各ディス
クと同一の厚さの滑性層を有するディスクについての測
定結果を表1に示す。プラズマエッチング処理を施すこ
とにより、未処理のものより摩擦力が低減することが表
1より明らかである。また、プラズマエッチング処理を
施さないとき、滑性層の厚さが薄くなるとその摩擦力が
大きく増大するが、プラズマエッチング処理を施したデ
ィスクでは、滑性層が薄い(50nm)場合であって
も、厚い滑性層のディスクと同等の小さな摩擦力を示
し、保護コート層4表面のプラズマエッチング処理を施
すことにより薄い滑性層でも小さな摩擦力のディスクが
得られている。
【表1】
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、プラズマエッチング処
理により表面状態を改質した保護コート層上にオイル状
潤滑剤からなる滑性層を設けることにより、滑性層が薄
い場合であっても磁気ヘッドと光磁気ディスク表面との
接触による摩擦力が小さく、情報の記録不良および磁気
ヘッドまたは光磁気ディスク表面の破損を防ぐことがで
きる。
理により表面状態を改質した保護コート層上にオイル状
潤滑剤からなる滑性層を設けることにより、滑性層が薄
い場合であっても磁気ヘッドと光磁気ディスク表面との
接触による摩擦力が小さく、情報の記録不良および磁気
ヘッドまたは光磁気ディスク表面の破損を防ぐことがで
きる。
【図1】本発明の一実施例による光磁気ディスクの断面
構成図である。
構成図である。
【図2】一般的な潤滑剤からなる滑性層の厚さと摺動摩
擦特性との関係を示した図である。
擦特性との関係を示した図である。
1…光磁気ディスク 2…基板 3…光磁気記録層 4…保護コート層 5…潤滑剤からなる滑性層
Claims (1)
- 【請求項1】 光透過性基板上に光磁気記録層、保護コ
ート層、潤滑剤からなる滑性層をこの順に積層して成る
光磁気ディスクにおいて、上記保護コート層表面がプラ
ズマエッチング処理されていることを特徴とする光磁気
ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19038393A JPH0744912A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光磁気ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19038393A JPH0744912A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光磁気ディスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0744912A true JPH0744912A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16257258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19038393A Pending JPH0744912A (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 光磁気ディスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744912A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6373792B1 (en) * | 1998-12-15 | 2002-04-16 | Seagate Technology Llc | Reduction of a temperature in a lubricant interface |
| US7196975B1 (en) * | 1999-11-12 | 2007-03-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magneto-optical disk with protective layer, and optical disk device |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP19038393A patent/JPH0744912A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6373792B1 (en) * | 1998-12-15 | 2002-04-16 | Seagate Technology Llc | Reduction of a temperature in a lubricant interface |
| US7196975B1 (en) * | 1999-11-12 | 2007-03-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magneto-optical disk with protective layer, and optical disk device |
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