JPH0744998Y2 - 簡易紫外線吸収または遮断判定具 - Google Patents

簡易紫外線吸収または遮断判定具

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JPH0744998Y2
JPH0744998Y2 JP1988103845U JP10384588U JPH0744998Y2 JP H0744998 Y2 JPH0744998 Y2 JP H0744998Y2 JP 1988103845 U JP1988103845 U JP 1988103845U JP 10384588 U JP10384588 U JP 10384588U JP H0744998 Y2 JPH0744998 Y2 JP H0744998Y2
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JP
Japan
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photochromic
absorption
photochromic layer
blocking
sunlight
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JPH0225852U (ja
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通也 今別府
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Japan Capsular Products Inc
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Japan Capsular Products Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、広く一般の消費者向けに販売されている日
焼け止めクリーム,ファンデーション,サングラス,調
光眼鏡等、主として太陽光中の紫外線を吸収または遮断
する機能を特徴とする製品が果してその機能を有してい
るかどうかを一般消費者が容易に判定できる簡易紫外線
吸収または遮断判定具に関する。
[従来の技術] 日焼け止めクリーム,ファンデーション,サングラス,
調光眼鏡等、主として太陽光中の紫外線を吸収または遮
断する機能を特徴とする製品が果してその機能を有して
いるかどうかを判定する手段として、従来は紫外線,可
視光,赤外線に限らず特定の物質の光の吸収,透過(吸
光度)の測定に使用されているスペクトロモニター,モ
ノクロメーターなどの称呼で知られる分光光度計が用い
られている。これらの装置は分解能や測光精度が優れて
おり吸光度の定量測定に適しているが、そのために各種
の分光素子や受光器が使われており、その装置によって
測定する波長域を選定する必要があることや、また測定
結果を指示目盛やデジタル表示で読みとるなど、極めて
専門的な機器であり、その取り扱いも専門の能力を必要
としている。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の簡易紫外線吸収または遮断判定する装置は、
一般の消費者にとって容易に入手できる価格のものでは
なく、また容易に使いこなせるものでもない。さらにか
かる装置による測定結果が定量数値で表わされていて
も、その結果を理解することは専門家以外の者にとって
著しく困難である。
このため、一般消費者自身が、太陽光中の紫外線を吸収
または遮断する機能を特徴とする製品が果してその機能
を有しているかどうかの判定をすることできなかった。
この考案は上記点に鑑み、一般消費者が容易に入手で
き、そして太陽光中の紫外線を吸収または遮断する機能
を特徴とする製品がその機能を有しているかどうかを容
易に判定することができるようにすることを解決課題と
するものである。
[課題を解決するための手段] この考案は上記課題を解決するために、カード状とした
プラスチックフイルムや紙などからなるベースの表面の
全面または適宜の場所にフォトクロミック性を有する物
質を主成分とした塗料を印刷もしくは塗工したフォトク
ロミック層を設けた構成とした。
そして、上記フォトクロミック性を有する物質は溶剤と
ともに微小粒径のマイクロカプセルに封入されている。
[作用] この考案によれば、カード状としたプラスチックフイル
ムや紙などからなるベースの表面の全面または適宜の場
所にフォトクロミック性を有する物質を主成分とした塗
料を印刷もしくは塗工したフォトクロミック層を設け、
そのフォトクロミック層の一部に紫外線吸収または遮断
能を与えた製品を重ねたうえから太陽光の露光またはケ
ミカルランプの励起光で照射を行うと、フォトクロミッ
ク層が紫外線吸収または遮断能を与えた製品によって、
太陽光またはケミカルランプの励起光の直接照射を遮ら
れた部分と直接照射された部分におけるフォトクロミッ
ク層の発色または消色特性の発現がみられ、このフォト
クロミック層の発色または消色特性の発現による色差に
よって製品の紫外線吸収または遮断効果が判定できる。
[実施例] 以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
図面において、1はカード状としたプラスチックフイル
ムや紙なとからなるベースであり、このベース1の表面
の適宜の場所にフォトクロミック性を有する物質を主成
分とした塗料を印刷もしくは塗工してフォトクロミック
層2を設けている。3は前記フォトクロミック層2に施
した紫外線吸収度の少ない透明樹脂または繊維の薄膜よ
りなる保護膜である。
この考案に使用するフォトクロミック物質は、無機物の
ハロゲン化銀,遷移金属酸,有機物のアニル類,スピロ
ピラン類,スピロオキサジン類,金属シチゾネート類,
フエノチアジン類,フエノジン類,ピアントロン類等が
あるが、一般の消費者によっても容易に判定できる目的
でこの考案ではスピロナフトオキサジンを選んだ。
スピロナフトオキサジンは太陽光またはケミカルランプ
で紫外線を照射すると無色よりブルーに発色するフォト
クロミック性を有しており、そのフォトクロミック層は
太陽光またはケミカルランプで紫外線を照射した部分と
他の遮蔽物によって遮蔽された部分はそれぞれブルーの
発色と無色の強いカラーコントラストを生じ、遮蔽物の
紫外線吸収または遮断能の強弱によって遮蔽部分のブル
ー発色の強弱の差が現れる。この遮蔽部分のブルー発色
の強弱の差によって遮蔽物の紫外線吸収または遮断能の
強弱を判定できる。
またこのフォトクロミック物質の紫外線照射による発色
性は可逆性であるので繰り返し長期間遮蔽物の紫外線吸
収または遮断能の強弱を判定できる。
フォトクロミック物質は一般に不安定な物質であり、大
気中でフォトクロミック性を長期間安定に保つことが難
しいので、この考案では、フォトクロミック物質をその
溶剤とともに微小粒径のマイクロカプセル中に封入する
ことによって、フォトクロミック性を長期間安定して維
持することと、フォトクロミック層形成のためのインキ
塗料の調液を容易にする。
またこの考案では、フォトクロミック層の表面に紫外線
をよく透過する保護膜3を施すことにより、判定対象で
ある日焼け止めクリーム等の水性または油性液状の紫外
線遮蔽製品を塗り付けて太陽光または紫外線を照射し
て、判定時に拭きとることを容易にする。
上記の日焼け止めクリームの紫外線遮蔽度を実際に判定
するときは、フォトクロミック層の一部にクリームを塗
り、太陽光またはケミカルランプで紫外線を照射した
後、クリームを拭き取って、その部分と他の部分の発色
の色差で判定すればよい。
また、上記の判定をするときフォトクロミック物質の紫
外線照射による発色が可逆性であることにより長期間繰
り返し判定の目的に使用できる利点があるが、この発色
の可逆効果が瞬時に現れること、即ち紫外線を照射する
ことによってブルーに発色したフォトクロミック層が紫
外線照射中断後直ちに可逆効果が現れてブルーの発色が
消色する。この結果、前記の判定をブルーの発色が消色
するまでの限られた短時間内に行わなければならない。
遮蔽物の紫外線吸収または遮断能の強弱の判定にあって
は、紫外線照射時にはできるだけ短時間のうちに発色
し、照射を中断後は適当時間発色状態が継続するフォト
クロミック物質を用いることがこの考案の目的にとって
は理想的である。
このような考案の目的に対して理想的なフォトクロミッ
ク物質の1つとしてスピロピラン類より選んで実験した
ところ、この物質は紫外線の照射時には数秒間で発色
し、紫外線照射を中断した後も直ちに可逆効果である消
色を示さないで、ヒステリシスループ現象を生じ、可逆
的に消色する効果が数分〜10分間程度遅延することが判
った。
即ちフォトクロミック物質としては通常欠点の1つとし
て挙げられる可逆効果の遅延現象を利用することによっ
て、この考案の目的である判定対象製品の紫外線吸収能
の判定を著しく容易にすることができる。
このようにしてベース1の表面に形成されるフォトクロ
ミック層2の位置及び大きさにあっては特に限定される
ものではないが、判定対象物がサングラスや調光眼鏡の
ように比較的大きな製品であるときは、ベース1の表面
のフォトクロミック層2を広い面積にするか、またはベ
ース1表面全面に拡げる。
また、フォトクロミック層2の厚みは、フォトクロミッ
ク物質が溶剤とともにマイクロカプセル4に封入されて
いることから、ドライ20〜40μが望ましい。
また、前記フォトクロミック層2に施した紫外線吸収度
の少ない透明樹脂または繊維の薄膜よりなる保護膜3
は、ポリプロピレンのような紫外線を透過し易い数ミク
ロンの薄い透明フイルムにより形成されている。
この考案の具体的な使用の一例を挙げると、例えば、判
定対象物が日焼け止めクリームのような液状であると
き、フォトクロミック層2の表面の一部に液状物質を塗
ったうえで、フォトクロミック層2全面に太陽光または
ケミカラランプによって紫外線を数分間照射後、液状物
質を拭き取って、その拭き取った部分と、その周囲のフ
ォトクロミック層2とのブルー発色の色差を比較する。
比較によりその色差が大きいほど判定対象物の紫外線吸
収または遮断機能が優れていることが判定できる。
また、サングラス,調光眼鏡について同様の判定をする
ときは、フォトクロミック層2の上にその面に平行して
サングラスまたは調光眼鏡のレンズ面が位置するように
置き、またフォトクロミック層2とレンズの距離を通常
眼鏡を着用するときのレンズと眼の間隔程度にして、レ
ンズに直角に当たるように太陽光またはケミカルランプ
の紫外線を照射し、レンズにより遮蔽された部分とその
周囲のフォトクロミック層2とのブルー発色の色差を比
較する。比較によりその色差が大きいほど判定対象物の
紫外線吸収または遮断機能が優れているものであり、こ
れによりレンズの紫外線吸収または遮断機能を判定でき
る。
更には、概してサングラス等着用時にはレンズに直角に
太陽光が入射するとは限らず、レンズの周囲、特にレン
ズと眼の間の上方からも太陽光が入射するので、実際の
判定には、上記のようにレンズに直角に太陽光またはケ
ミカルランプの照射によってレンズの紫外線遮断効果を
判定するほかに、眼鏡着用時とほぼ同様の角度から太陽
光またはケミカルランプの照射を行うことによってレン
ズサイズとレンズ取付け角度の適不適を判断することも
できる。
[考案の効果] この考案は上記課題を解決するために、カード状とした
プラスチックフイルムや紙などからなるベースの表面の
全面または適宜の場所にフォトクロミック性を有する物
質を主成分とした塗料を印刷もしくは塗工したフォトク
ロミック層を設けたので、そのフォトクロミック層の一
部に紫外線吸収または遮断能を与えた製品を重ねたうえ
で太陽光の露光またはケミカルランプの励起光で照射を
行うと、フォトクロミック層が紫外線吸収または遮断能
を与えた製品によって、太陽光またはケミカルランプの
励起光の直接照射を遮られた部分と直接照射された部分
におけるフォトクロミック層の発色または消色特性の発
現がみられ、このフォトクロミック層の発色または消色
特性の発現による色差によって製品の紫外線吸収または
遮断効果を判定することができることから、広く一般の
消費者向けに販売されている日焼け止めクリーム,ファ
ンデーション,サングラス,調光眼鏡等、主として太陽
光中の紫外線を吸収または遮断する機能を特徴とする製
品がその機能を有しているかどうかを一般消費者が容易
に判定でき、更には構成が簡単なので安価に得ることが
できる。
そして、前記フォトクロミック性を有する物質が溶剤と
ともに微小粒径のマイクロカプセルに封入されているこ
とにより、フォトクロミック性を長期間安定して維持す
ること即ちこの考案による判定具の耐久性を図ることが
できるとともに、フォトクロミック層形成のためのイン
キ塗料の調液を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであり、第1図は
斜視図、第2図は第1図のII-II線断面図である。 1……ベース、2……フォトクロミック層 3……保護膜、4……マイクロカプセル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード状としたプラスチックフイルムや紙
    などからなるベースの表面の全面または適宜の場所に、
    フォトクロミック性を有する物質を溶剤とともに封入し
    た微小粒径のマイクロカプセル塗料を印刷もしくは塗工
    したフォトクロミック層を設けてなる簡易紫外線吸収ま
    たは遮断判定具。
JP1988103845U 1988-08-05 1988-08-05 簡易紫外線吸収または遮断判定具 Expired - Lifetime JPH0744998Y2 (ja)

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JPH0225852U JPH0225852U (ja) 1990-02-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2552085Y2 (ja) * 1992-05-15 1997-10-27 日本碍子株式会社 複合耐火パネル
JP2550166Y2 (ja) * 1992-05-15 1997-10-08 日本碍子株式会社 複合耐火パネル

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