JPH0745081U - セメント混入凝固剤用運搬袋の除塵装置 - Google Patents
セメント混入凝固剤用運搬袋の除塵装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、セメント原料に混入する凝固剤の
運搬袋を再生利用する場合において、同運搬袋を水洗い
することなく内部に付着残留している粉末状凝固剤を除
去することを目的とする。 【構成】 運搬袋を吊持するコンベアを偏平な縦型箱体
形状に形成する除塵器内に挿通させる一方、除塵器には
同除塵器内に空気流を生じさせるブロワーの吸引側を連
通させると共に、ブロワーの吐出側を集塵器に連通させ
る。 【効果】 運搬袋を除塵器内で空気流を介して振動さ
せ、同運搬袋内に付着残留する粉末状凝固剤を払い落と
すと共に空気流によって吹き飛ばすことが出来、これに
より運搬袋を水洗いすることなく内部に付着残留してい
る粉末状凝固剤を効果的に除去することが出来ると共
に、除去した粉末状凝固剤を空気流に混入させてブロワ
ーの吐出側に連通する集塵器で回収することが出来る。
運搬袋を再生利用する場合において、同運搬袋を水洗い
することなく内部に付着残留している粉末状凝固剤を除
去することを目的とする。 【構成】 運搬袋を吊持するコンベアを偏平な縦型箱体
形状に形成する除塵器内に挿通させる一方、除塵器には
同除塵器内に空気流を生じさせるブロワーの吸引側を連
通させると共に、ブロワーの吐出側を集塵器に連通させ
る。 【効果】 運搬袋を除塵器内で空気流を介して振動さ
せ、同運搬袋内に付着残留する粉末状凝固剤を払い落と
すと共に空気流によって吹き飛ばすことが出来、これに
より運搬袋を水洗いすることなく内部に付着残留してい
る粉末状凝固剤を効果的に除去することが出来ると共
に、除去した粉末状凝固剤を空気流に混入させてブロワ
ーの吐出側に連通する集塵器で回収することが出来る。
Description
【0001】
本考案はセメント原料に混入する凝固剤の運搬袋を再生利用する場合において 、同運搬袋をクリーニングするために使用する除塵装置に関する。
【0002】
セメントは石灰、シリカ、アルミナおよび酸化鉄を含む原料を適当な割合で混 合して均密に粉砕し、これを焼窯で焼成して得られるセメントクリンカーに凝結 調節のために石膏等の凝固剤を加えて微粉末状に粉砕することにより製造される 。
【0003】 従来、この凝固剤を流通過程において運搬する場合には粉末状にした凝固剤を 麻製の運搬袋に充填していたのであるが、この様な天然素材の麻を用いて作る運 搬袋は高価なものとなってしまっため、現在では従来の麻袋に代えて化学合成品 である比較的安価なポリプロピレン等の合成樹脂製の運搬袋が使用されている。
【0004】 この合成樹脂製の運搬袋は今迄使い捨てにされていたのであるが、今日では産 業廃棄物としてその処置に困るという新たな問題が生じており、その解決と資源 の有効利用の観点から再生使用することが試みられるに至った。合成樹脂製の運 搬袋を再生使用するには、まず使用済みの袋をクリーニングした後、破れた部分 の補修やその他の必要な再生加工を行なえば良いのであるが、クリーニングに際 して運搬袋を水洗いすると同運搬袋の内部に付着残留している水硬性の凝固剤が 固まって袋に固着し、使いものにならなくなってしまうため、運搬袋を水洗いす ることが出来ず、その付着残留している粉末状凝固剤の除去が運搬袋の再生使用 に解決すべき大きな障害となっていた。
【0005】
本考案は上記の様な実状に鑑みてその改善を試みたものであって、本考案の課 題は運搬袋を水洗いすることなく内部に付着残留している粉末状凝固剤を取除く ことが出来る様にする点にあり、その具体的な手段と作用は次の通りである。
【0006】
運搬袋を着脱自在に吊持するコンベアの搬送経路に介在させて偏平な縦型箱体 形状に形成する除塵器を設け、同除塵器内の上部に上記コンベアを挿通させる一 方、同除塵器にはその上壁部に吸入孔を開口させると共にその底壁部には送出孔 を開口させ、同送出孔を第1集塵器を介してブロワーの吸引側に連通させると共 に、同ブロワーの吐出側を第2集塵器に連通させる。
【0007】
コンベアに吊持する運搬袋が除塵器内を搬送される状態において、ブロワーの 吸引作用により除塵器内に吸入孔から送出孔へ向けて空気流を生じさせ、同空気 流によって運搬袋を振動させて付着残留する粉末状凝固剤を払い落とすと共に同 粉末状凝固剤を吹き飛ばして取り除く作用が得られる。又、取り除かれた粉末状 凝固剤を空気流によって集塵器に送り込んで回収する作用が得られる。
【0008】
以下に本考案の具体的な実施例を例示の図面について説明する。 図面において1は本考案に係る除塵装置であって、同除塵装置1はハンガー型 コンベア2、除塵器3、第1集塵器4、ブロワー5、第2集塵器6より構成され る。ハンガー型コンベア2はエンドレス状に張設され、同コンベア2には一定間 隔毎に図6に示す様なハンガー金具7が吊設される。同ハンガー金具7は円筒状 に開口可能な上部側開口部8a及び下部側開口部8bを有する運搬袋8の上部側 開口部8a内に略密嵌可能な直径を存して円筒形に形成する金具本体9が連結杆 10を介して水平状にコンベア2に吊設され、同金具本体9の外周部には適数個 のクリップ11…が内装するばね(図示省略)の弾発力を介して常時金具本体9 の外周部に圧接する様に付勢させて設けられる。クリップ11…の内側、即ち金 具本体9の外周部との圧接面側には複数の突起12が突設される一方、金具本体 9の外周部には同突起12に対応させて凹部13が刻設され、運搬袋8の上部側 開口部8aを金具本体9に外嵌させた状態で同開口部8aを凹部13とクリップ 11…の突起12間にばね圧を介して挟持させることにより、同開口部8aを開 口させた状態で運搬袋8をコンベア2に吊持することが出来る様に設けられる。 又、コンベア2にはハンガー金具7を間に存して前後一対のクリップ14,14 が取付けられ、同クリップ14,14により運搬袋8の両肩部を吊持する様に設 けられる。
【0009】 コンベア2の搬送経路にはその任意の位置に除塵器3が配置され、同除塵器3 内をコンベア2のハンガー金具7に吊持させた運搬袋8が通過することが可能な 如く設けられる。即ち、除塵器3は偏平な縦型箱体形状に形成されると共に、そ の前後両側端部に縦長の挿通口15,15が開口され、同挿通口15,15間の 上部位置にコンベア2が挿通される。
【0010】 除塵器3の左右両内壁部には互い違い状に段設する複数本の邪魔棒16…が前 後方向に沿って横架される。又、除塵器3の上壁部には複数個の吸入孔17…が 前後方向に延在させて開口される一方、除塵器3の底壁部には各吸入孔17…の 下部位置に対応させて送出孔18…が開口される。各送出孔18…は送気パイプ 19の一端に連通され、同送気パイプ19の他端は第1集塵器4の吸気側に連通 される。
【0011】 第1集塵器4内には吸気側と排気側間に介在させて目の粗いフィルター20が 内装され、同フィルター20により一次的な除塵を行なうことが可能な如く設け られると共に、第1集塵器4の排気側からは送気パイプ21が延出され、その先 端はブロワー5の吸引側に連通される。同ブロワー5は内装するファンをモータ 駆動により回転させて吸引力を発生させることが出来る様に設けられ、同ブロワ ー5の吐出側からは送気パイプ22が延出されると共に、その先端は複数本の分 岐パイプ23…に分岐され、同分岐パイプ23…は第2集塵器6を構成するフィ ルター筒24…に連通される。更に詳しくは第2集塵器6には外周面に目の極く 細かいフィルター25を張設させて円筒状に形成する複数本のフィルター筒24 …が立設され、各フィルター筒24…の上部に送気パイプ22より分岐する上記 の分岐パイプ23…が連通される一方、各フィルター筒24…の下部には下端部 に排出口26を有するホッパー27が設けられる。
【0012】 次にその作用について説明する。 コンベア2が搬送駆動される状態において、除塵器3の前方位置でコンベア2 に対して各運搬袋8の上部側開口部8aをハンガー金具9により水平状に開口さ せた状態で吊持させると共に、クリップ14,14によって各運搬袋8の両肩部 を吊持させると、各運搬袋8…はコンベア2の搬送駆動を介して除塵器3方向に 搬送され、同除塵器3の前部側の挿通口15から順次除塵器3内に搬入される。
【0013】 一方、ブロワー5を駆動させることにより発生する吸引力はその吸引側に連通 された送気パイプ21、第1除塵器4、送気パイプ19を介して除塵器3の底壁 部に開口する送出孔18…から同除塵器3内の空気を吸引する作用が得られる。 又、この様に送出孔18…から空気が吸引されるに伴って除塵器3の上壁部に開 口する吸入孔17…から空気が吸入され、除塵器3内には吸入孔17…から送出 孔18…へ向けて強力な空気流を生じさせる作用が得られる。
【0014】 そしてこの様に吸入孔17…から送出孔18…へ向けて強力な空気流が生じて いる状態において、上記の様にコンベア2に吊持する各運搬袋8…が除塵器3内 に搬入されると、各運搬袋8…内へ上部側開口部8aから空気流が流入し、同運 搬袋8…の内部に付着残留する粉末状凝固剤が空気流によって吹き飛ばされ、下 部側開口部8bから空気と共に排出されることとなるのであるが、この時、除塵 器3の左右両内壁部には複数本の邪魔棒16…が互い違い状に段設されているこ とにより、各運搬袋8…がジグザク状に屈曲され、同運搬袋8…の内部側と外部 側を通過する空気流の流圧変化が促進され、この流圧変化によって運搬袋8…が パタパタとはためいて振動し、その振動によって運搬袋8に付着する粉末状凝固 剤や塵挨を効果的に払い落す除塵作用が得られる。
【0015】 そして上記の様に粉末状凝固剤や塵挨が除去された各運搬袋8…はコンベア2 の搬送を介して除塵器3の後部側の挿通口15から順次除塵器3外に搬出され、 除塵器3の後方位置においてコンベア2から取り外されて次の補修工程に送られ る一方、運搬袋8…から払い落された粉末状凝固剤や塵挨を含んだ空気は除塵器 3の送出孔18…から送気パイプ19内に吸引され、第1集塵器4のフィルター 20の濾過作用を介して比較的大きなごみが取り除かれた後、送気パイプ21を 経てブロワー5内へ吸引されると共に、同ブロワー5の吐出側から送気パイプ2 2内に吐出され、同送気パイプ22から分岐パイプ23…を経て第2集塵器6の 各フィルター筒24…内に吹き込まれる。そして同フィルター筒24…のフィル ター25の濾過作用を介して空気と粉末状凝固剤や塵挨が分離され、浄化された 空気はフィルター筒24…の外周部から大気中に放出される一方、空気と分離さ れた粉末状凝固剤等はフィルター筒24…の下部のホッパー17に順次堆積し、 同ホッパー17の排出口26を開口することにより回収することが出来る。
【0016】
本考案は以上の構成より成るものであり、上記の様にコンベアに吊持する運搬 袋を除塵器内で空気流を介して振動させ、同運搬袋内に付着残留する粉末状凝固 剤を払い落とすと共に空気流によって吹き飛ばすことが出来る様にしたことによ り、運搬袋を水洗いすることなく内部に付着残留している粉末状凝固剤を効果的 に取除くことが出来るに至った。 又、除塵器内の空気流をブロワーの吸引力によって発生させる様にしたことに より、運搬袋から除去された粉末状凝固剤等を空気流に混入させて即座に吸引す ることが出来、これにより除去した粉末状凝固剤等を外部に飛散させることなく 全て集塵器に送り込んで回収することが出来るに至った。
【図1】は本考案に係る除塵装置全体を表す平面図、
【図2】は同正面図、
【図3】は除塵装置を構成するブロワー及び第2集塵器
部分の側面図、
部分の側面図、
【図4】は同じく除塵器の拡大縦断正面図、
【図5】は除塵器の拡大縦断側面図、
【図6】はハンガー金具の外観斜視図である。
1…除塵装置、2…ハンガー型コンベア、3…除塵器、
4…第1集塵器、5…ブロワー、6…第2集塵器、7…
ハンガー金具、8…運搬袋、8a…上部側開口部、8b
…下部側開口部、9…金具本体、10…連結杆、11…
クリップ、12…突起、13…凹部、14…クリップ、
15…挿通口、16…邪魔棒、17…吸入孔、18…送
出孔、19…送気パイプ、20…フィルター、21,2
2…送気パイプ、23…分岐パイプ、24…フィルター
筒、25…フィルター、 26…排出口、27…ホッパ
ー。
4…第1集塵器、5…ブロワー、6…第2集塵器、7…
ハンガー金具、8…運搬袋、8a…上部側開口部、8b
…下部側開口部、9…金具本体、10…連結杆、11…
クリップ、12…突起、13…凹部、14…クリップ、
15…挿通口、16…邪魔棒、17…吸入孔、18…送
出孔、19…送気パイプ、20…フィルター、21,2
2…送気パイプ、23…分岐パイプ、24…フィルター
筒、25…フィルター、 26…排出口、27…ホッパ
ー。
Claims (2)
- 【請求項1】 運搬袋を着脱自在に吊持するコンベアの
搬送経路に介在させて偏平な縦型箱体形状に形成する除
塵器を設け、同除塵器内の上部に上記コンベアを挿通さ
せる一方、同除塵器にはその上壁部に吸入孔を開口させ
ると共にその底壁部には送出孔を開口させ、同送出孔を
第1集塵器を介してブロワーの吸引側に連通させると共
に、同ブロワーの吐出側を第2集塵器に連通させて成る
セメント混入凝固剤用運搬袋の除塵装置。 - 【請求項2】 左右両内壁部にコンベアの搬送方向に沿
って横架する複数本の邪魔棒を互い違い状に段設したこ
とを特徴とする請求項1における除塵器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40712090U JPH0745081U (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | セメント混入凝固剤用運搬袋の除塵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40712090U JPH0745081U (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | セメント混入凝固剤用運搬袋の除塵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745081U true JPH0745081U (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=18516740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40712090U Pending JPH0745081U (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | セメント混入凝固剤用運搬袋の除塵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745081U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6041587A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-05 | 日清製粉株式会社 | 粉粒体搬送用トランスバツグのクリ−ニング方法および装置 |
| JPS6166186A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-04 | 日本核燃料開発株式会社 | 原子炉燃料集合体用スペ−サ格子 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP40712090U patent/JPH0745081U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6041587A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-05 | 日清製粉株式会社 | 粉粒体搬送用トランスバツグのクリ−ニング方法および装置 |
| JPS6166186A (ja) * | 1984-09-10 | 1986-04-04 | 日本核燃料開発株式会社 | 原子炉燃料集合体用スペ−サ格子 |
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