JPH0745304Y2 - 射出成形機における加熱筒のガード装置 - Google Patents

射出成形機における加熱筒のガード装置

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JPH0745304Y2
JPH0745304Y2 JP2771093U JP2771093U JPH0745304Y2 JP H0745304 Y2 JPH0745304 Y2 JP H0745304Y2 JP 2771093 U JP2771093 U JP 2771093U JP 2771093 U JP2771093 U JP 2771093U JP H0745304 Y2 JPH0745304 Y2 JP H0745304Y2
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heating cylinder
rail
upper rail
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guard
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亘 佐藤
克明 山田
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株式会社新潟鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、射出成形機において、
加熱筒の溶融樹脂のフリーショットをする際に生じる樹
脂の飛散や、高温の射出ノズルに対する接触等から作業
員を守るために設けられる、加熱筒のガード装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】射出成形機における加熱筒のガード装置
として、図4と図5に示すものが知られている。これに
ついて説明すると、マシンボディ1上に、金型装置2と
射出装置3が設けられている。金型装置2は開閉自在な
一組の金型(図示せず)を備えている。射出装置3は金
型の成形キャビティに溶融樹脂を射出ノズル4から射出
する加熱筒5を持つ。加熱筒5は射出装置3から金型装
置2に向けて突き出している。図中6は射出装置3の上
部を覆う上部カバーである。
【0003】射出装置3を覆う固定ガード6Aと金型装
置2との間に上レール21と下レール22が設けられて
いる。上レール21と下レール22とは互いに平行、か
つ水平である。上レール21は、マシンボディ1に取付
金具23によって垂直に取り付けられた2本の支柱24
(図5で重なっている。)に支持され、また下レール2
2はマシンボディ1の上に直接固定されている。
【0004】スライドドア25はその上部と下部に2個
宛の上部案内ローラ26と下部案内ローラ27を持つ。
各案内ローラ26,26、27,27は支柱24と同じ
ように図5で重なっている。各上部案内ローラ26は鉛
直に回転自在にスライドドア25に取り付けられてお
り、上レール21の上面21aに案内される。また各下
部案内ローラ27は水平に回転自在に設けられ、下レー
ル22の鉛直な案内面22aに案内される。スライドド
ア25は、上レール21と下レール22に沿って図4で
左右に移動自在であり、加熱筒5の前面に閉じることが
できる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のガード装置には次のような問題点がある。すな
わち、 (a) 加熱筒5の手前側上方に上レール21が設けら
れているため、加熱筒5の保守点検や射出ノズル4の交
換等の作業がしにくい。
【0006】(b) 射出装置3を水平に旋回させる場
合、上レール21と下レール22、及びスライドドア2
5を取り外さなければならず、面倒で手間がかかる。
【0007】本考案の一つの目的は、加熱筒の点検や射
出ノズルの交換作業等がしやすいガード装置を提供する
ことである。また、本考案の他の目的は、レールとスラ
イドドアを取り外すことなく射出装置を旋回させること
ができるガード装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の射出成形機における加熱筒のガード装置
は、スライドドアが、射出装置の固定ガードから金型装
置に向けて突設された加熱筒の前面に、上レールと下レ
ールに案内されて左右に開閉自在に設けられた射出成形
機における加熱筒のガード装置において、上記上レール
は、そのほぼ全長を射出装置の固定ガード側に配して設
け、上記スライドドアの開放側の端部に、上記上レール
に案内される案内棒を上レールと平行に突設した構成と
した。
【0009】また請求項2の考案は、請求項1の考案に
おいて、スライドドアの下部に下部案内ローラを備える
とともに案内棒に上部案内ローラを備え、案内棒の上部
案内ローラを上レールに、また下部案内ローラを下レー
ルにそれぞれ案内させてスライドドアを設けた構成とし
た。
【0010】更に、請求項3の考案は、請求項2の考案
において、上部案内ローラは、水平に回転自在に設け上
レールのほぼ鉛直な案内面に案内させるとともに、下部
案内ローラは、鉛直に回転自在に設け下レールのほぼ水
平な上面に案内させた構成とした。
【0011】更に、また、請求項4のガード装置は、請
求項1,2又は3の考案において、上レールと下レール
を、射出装置をマシンボディ上に旋回自在に支持した旋
回ベースに固定した構成とした。
【0012】
【作用】請求項1の考案においては、射出装置の固定ガ
ードと金型装置との間に上レールは設けられておらず、
スライドドアを開いた場合に作業の妨げとなる物が加熱
筒の部分に全くない。このため、射出ノズルの交換作業
等がしやすい。
【0013】請求項2の考案では、上記のように作用す
る上、各案内ローラの回転によってスライドドアが円滑
に開閉移動する。
【0014】請求項3の考案においては、上記作用のほ
か、下レールがスライドドアの全重量を支え、上レール
と案内棒がスライドドアの倒れを防ぐ。したがって案内
棒にかかる負担が小さくなる。また、請求項4のガード
装置においては、射出装置を旋回させると、上レールと
下レール、及びスライドドアも一緒に旋回する。したが
って、射出装置を旋回させる場合にレールとスライドド
アを取り外したり、また射出装置を元の位置に戻した場
合にスライドドア等を再度組み立てる必要がない。
【0015】
【実施例】図1ないし図3は本考案の射出成形機におけ
る加熱筒のガード装置の一実施例を示す。なお、マシン
ボディ1と金型装置2及び射出装置3等の構成は従来と
同じであるので、同一の符号を付して詳しい説明は省略
する。
【0016】これらの図において符号8は上レールであ
る。上レール8は、ボルトで着脱自在にして、一対の支
柱11,11の上端に取り付けられて水平に支持されて
いる。各支柱11,11は旋回ベース9にボルトで固定
した取付金具10の上方にそれと一体に合わされて鉛直
に立設されている。上レール8はチャンネル材をその開
口部を上にして用いたものであり、その全長を、上記支
柱11,11にボルトで固定した固定ガード6Aの部分
に配し、図1及び図2で左の端面を固定ガード6Aの左
側の端部に一致させて設けられている。旋回ベース9は
マシンボディ1上に水平に旋回自在に設けられており、
射出装置3を支持している。
【0017】また、符号12は下レールである。下レー
ル12は、その自由端を金型装置2と固定ガード6Aと
の間に突き出して取付金具10,10の下端に水平に固
定されている。上レール8と下レール12とは互いに平
行である。
【0018】スライドドア13には、案内棒14がスラ
イドドア13の開放側の端部(図1と図2で右側の端
部)から水平に突き出して取り付けられている。案内棒
14は上レール8の上に位置し、上レール8と平行であ
る。案内棒14の側面には、一対の上部案内ローラ1
5,15が、案内棒14の長手方向の両端部近くに位置
してボルト軸16で水平に回転自在に取り付けられてい
る。各上部案内ローラ15,15はボールベアリングか
ら成り、その外輪が上レール8内に嵌め入れられてお
り、上レール8の鉛直な案内面8a,8aに沿って転動
しながら移動する。
【0019】スライドドア13の下部には一対の下部案
内ローラ17,17が軸18で鉛直に回転自在に取り付
けられている。各下部案内ローラ17,17は案内溝1
7aに下レール12を嵌め入れ、下レール12の水平な
上面12aに沿って移動する。スライドドア13は、上
記の構成により、上レール8と下レール12に案内され
て、図1と図2で左右に移動し、加熱筒5の前面(作業
者が操作を行う側の面)を開閉する。
【0020】次に上記の構成とされた、本考案の射出成
形機における加熱筒のガード装置の作用を説明する。図
1はスライドドア13が開いている状態を示すもので、
スライドドア13は下レール12の上にのり、かつ上レ
ール8に案内棒14を抱えるように支えられて横倒れを
防止され安定している。スライドドア13を把手19を
掴んで図1で左に押すと、スライドドア13は上記の状
態を保ったままローラ15,17を回転させて左に移動
し、加熱筒5の前面を閉じる(図2参照)。
【0021】スライドドア13は閉状態においても案内
棒14を上レール12によって支えられているので、倒
れることはない。スライドドア13を開ける場合は、ス
ライドドア13を図2で右に引くことは言うまでもな
い。
【0022】また、射出装置3を旋回させる場合は、そ
のまま旋回ベース9を旋回させて行う。この時、両レー
ル8,12とスライドドア13も旋回ベース9と一緒に
旋回するので、射出装置3の旋回に際してレール8,1
2等を取り外したり、組み立てたりする必要がない。
【0023】なお、図の実施例では、上レール8の金型
装置2側の端面が固定ガード6Aの端部に一致されてい
るが、上レール8の端部が固定ガード6Aから固定装置
2側に少し位突出していても、また固定ガード6A側に
没するように入り込んでいても、加熱筒5等に関する諸
作業とスライドドア13の安定性にそれ程影響がないの
で、差し支えない。
【0024】案内棒14の位置が上レール8の下であっ
てもよい。この場合、上レール8は開口部を下に向け、
上部案内ローラ15は案内棒14の上に設ける。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、請求項1の射出成
形機における加熱筒のガード装置は、スライドドアが、
射出装置の固定ガードから金型装置に向けて突設された
加熱筒の前面に、上レールと下レールに案内されて左右
に開閉自在に設けられた射出成形機における加熱筒のガ
ード装置において、上記上レールは、そのほぼ全長を射
出装置の固定ガード側に配して設けられ、上記スライド
ドアの開放側の端部に、上記上レールに案内される案内
棒が上レールと平行に突設された構成とされ、加熱筒の
前面に上レールが存在しないので、作業性がよく、射出
ノズルの交換や掃除等の諸作業を円滑に行うことができ
る。
【0026】また請求項2の考案は、請求項1の考案に
おいて、スライドドアは、その下部に下部案内ローラを
備えるとともに案内棒に上部案内ローラを備え、案内棒
の上部案内ローラを上レールに、また下部案内ローラを
下レールにそれぞれ案内されて設けられた構成とされて
いるので、スライドドアを円滑に開閉することができ
る。
【0027】更に、請求項3の考案は、請求項2の考案
において、上部案内ローラは、水平に回転自在に設けら
れ上レールのほぼ鉛直な案内面に案内されるとともに、
下部案内ローラは、鉛直に回転自在に設けられ下レール
のほぼ水平な上面に案内された構成とされているので、
案内棒に大きな荷重がかかることがない。したがって、
この点でもスライドドアを円滑に開閉することができ
る。
【0028】請求項4の考案は、請求項1,2又は3の
考案において、上レールと下レールは、射出装置をマシ
ンボディ上に旋回自在に支持した旋回ベースに固定され
た構成とされているため、射出装置を旋回させる場合
に、レールやスライドドアを一々取り外したり、また組
み立てたりする必要がなく、作業性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示すもので、本ガード装
置を設備した射出成形機の正面図である。
【図2】 本考案のガード装置の主要部の正面図であ
る。
【図3】 本考案のガード装置の主要部の断面図であ
る。
【図4】 従来のガード装置を設備した射出成形機の正
面図である。
【図5】 図4のガード装置の断面図である。
【符号の説明】
1 マシンボディ 2 金型装置 3 射出装置 5 加熱筒 6A 固定ガード 8 上レール 8a 案内面 9 旋回ベース 10 取付金具 11 支柱 12 下レール 12a 上面 13 スライドドア 14 案内棒 15 上部案内ローラ 17 下部案内ローラ 17a 案内溝

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドドアが、射出装置の固定ガード
    から金型装置に向けて突設された加熱筒の前面に、上レ
    ールと下レールに案内されて左右に開閉自在に設けられ
    た射出成形機における加熱筒のガード装置において、上
    記上レールは、そのほぼ全長を射出装置の固定ガード側
    に配して設けられ、上記スライドドアの開放側の端部
    に、上記上レールに案内される案内棒が上レールと平行
    に突設されたことを特徴とする射出成形機における加熱
    筒のガード装置。
  2. 【請求項2】 スライドドアは、その下部に下部案内ロ
    ーラを備えるとともに案内棒に上部案内ローラを備え、
    案内棒の上部案内ローラを上レールに、また下部案内ロ
    ーラを下レールにそれぞれ案内されて設けられたことを
    特徴とする請求項1記載の射出成形機における加熱筒の
    ガード装置。
  3. 【請求項3】 上部案内ローラは、水平に回転自在に設
    けられ上レールのほぼ鉛直な案内面に案内されるととも
    に、下部案内ローラは、鉛直に回転自在に設けられ下レ
    ールのほぼ水平な上面に案内されたことを特徴とする請
    求項2記載の射出成形機における加熱筒のガード装置。
  4. 【請求項4】 上レールと下レールは、射出装置をマシ
    ンボディ上に旋回自在に支持した旋回ベースに固定され
    たことを特徴とする請求項1,2又は3記載の射出成形
    機における加熱筒のガード装置。
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