JPH0745528A - 微粒子の選択的堆積方法 - Google Patents
微粒子の選択的堆積方法Info
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- JPH0745528A JPH0745528A JP20456793A JP20456793A JPH0745528A JP H0745528 A JPH0745528 A JP H0745528A JP 20456793 A JP20456793 A JP 20456793A JP 20456793 A JP20456793 A JP 20456793A JP H0745528 A JPH0745528 A JP H0745528A
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Landscapes
- Chemical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 微粒子を基板上の必要な部位に選択的に堆積
させることによって、従来困難だった微粒子膜の微細加
工工程を省くことができる微粒子の選択的堆積方法を提
供する。 【構成】 絶縁物から成る基板2上の微粒子を堆積させ
たい部位に凸部2aを形成しておき、この基板2上にプ
ラズマCVD法によって微粒子を堆積させる。この方法
によれば、プラズマ32中で作られる微粒子は負に帯電
しているのに対して、プラズマ32に曝される基板2上
の凸部2aは正に帯電するので、両チャージの吸引作用
により、微粒子を、基板2上の凸部2a上に選択的に堆
積させることができる。その結果、従来困難だった微粒
子膜の微細加工工程を省くことができる。
させることによって、従来困難だった微粒子膜の微細加
工工程を省くことができる微粒子の選択的堆積方法を提
供する。 【構成】 絶縁物から成る基板2上の微粒子を堆積させ
たい部位に凸部2aを形成しておき、この基板2上にプ
ラズマCVD法によって微粒子を堆積させる。この方法
によれば、プラズマ32中で作られる微粒子は負に帯電
しているのに対して、プラズマ32に曝される基板2上
の凸部2aは正に帯電するので、両チャージの吸引作用
により、微粒子を、基板2上の凸部2a上に選択的に堆
積させることができる。その結果、従来困難だった微粒
子膜の微細加工工程を省くことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば半導体デバイ
ス等の電子デバイスの作製や、その他の膜形成等に用い
られるものであって、プラズマCVD法によって、基板
上の所望の部位に微粒子を選択的に堆積させる微粒子の
選択的堆積方法に関する。
ス等の電子デバイスの作製や、その他の膜形成等に用い
られるものであって、プラズマCVD法によって、基板
上の所望の部位に微粒子を選択的に堆積させる微粒子の
選択的堆積方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、微粒子(例えば、a−Si(ア
モルファスシリコン)、SiNx(窒化シリコン)、Ti
O2(酸化チタン)等の微粒子)を印刷によって基板上
に粗いパターンで塗布したり、プラズマCVD法によっ
て基板上の全面に堆積させたりした後、フォトリソグラ
フィーによってマスクのパターンを作り、このマスクを
用いてドライエッチングを行うことによって微粒子膜の
微細加工を行い、このようにして電子デバイス等の作製
を行っていた。
モルファスシリコン)、SiNx(窒化シリコン)、Ti
O2(酸化チタン)等の微粒子)を印刷によって基板上
に粗いパターンで塗布したり、プラズマCVD法によっ
て基板上の全面に堆積させたりした後、フォトリソグラ
フィーによってマスクのパターンを作り、このマスクを
用いてドライエッチングを行うことによって微粒子膜の
微細加工を行い、このようにして電子デバイス等の作製
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フォトリソ
グラフィーおよびドライエッチングの技術を用いて加工
を行う場合、光の回折によるマスクパターンのぼけや、
サイドエッチングによるアンダーカット等が不可避的に
生じるため、上記のような微粒子膜の微細加工は困難で
あるという問題がある。
グラフィーおよびドライエッチングの技術を用いて加工
を行う場合、光の回折によるマスクパターンのぼけや、
サイドエッチングによるアンダーカット等が不可避的に
生じるため、上記のような微粒子膜の微細加工は困難で
あるという問題がある。
【0004】また、実験によれば、上記のようなa−S
i、SiNx、TiO2等の微粒子膜は、理由は定かではな
いが、ドライエッチングによる微細加工は不可能に近い
ことが確かめられており、それ以外の微粒子膜について
も、そのドライエッチングによる微細加工は非常に困難
であるということができる。
i、SiNx、TiO2等の微粒子膜は、理由は定かではな
いが、ドライエッチングによる微細加工は不可能に近い
ことが確かめられており、それ以外の微粒子膜について
も、そのドライエッチングによる微細加工は非常に困難
であるということができる。
【0005】そこでこの発明は、微粒子を基板上の必要
な部位に選択的に堆積させることによって、従来困難だ
った微粒子膜の微細加工工程を省くことができる微粒子
の選択的堆積方法を提供することを主たる目的とする。
な部位に選択的に堆積させることによって、従来困難だ
った微粒子膜の微細加工工程を省くことができる微粒子
の選択的堆積方法を提供することを主たる目的とする。
【0006】
【発明の概要】この発明の微粒子の選択的堆積方法は、
簡単に言えば、プラズマ中で発生した微粒子は帯電、よ
り具体的には負に帯電している場合が殆どであり、この
性質を利用して、基板側の必要な部位に微粒子を静電気
力によって選択的に導くことを特徴としている。
簡単に言えば、プラズマ中で発生した微粒子は帯電、よ
り具体的には負に帯電している場合が殆どであり、この
性質を利用して、基板側の必要な部位に微粒子を静電気
力によって選択的に導くことを特徴としている。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の実施に使用するプラズマ
CVD装置の一例を示す概略図である。真空排気装置1
2によって真空排気される真空容器4内に、高周波電極
6とホルダ兼電極8とを対向させて収納している。ホル
ダ兼電極8は、ここでは接地されている。ホルダ兼電極
8上には、微粒子を堆積させようとする基板2が載せら
れる。基板2は、例えばホルダ兼電極8内のヒータ10
によって加熱される。
CVD装置の一例を示す概略図である。真空排気装置1
2によって真空排気される真空容器4内に、高周波電極
6とホルダ兼電極8とを対向させて収納している。ホル
ダ兼電極8は、ここでは接地されている。ホルダ兼電極
8上には、微粒子を堆積させようとする基板2が載せら
れる。基板2は、例えばホルダ兼電極8内のヒータ10
によって加熱される。
【0008】真空容器4内には、高周波電極6につなが
るガス導入部14を経由して原料ガス20が導入され
る。この例では、ガス源22および24から、マスフロ
ーコントローラ26および28をそれぞれ経由して、原
料ガス20を構成するガスがガス導入部14に供給され
る。30は、ガス源22からのガスの気化に用いられる
ヒータであり、ガスの種類によっては不要な場合もあ
る。
るガス導入部14を経由して原料ガス20が導入され
る。この例では、ガス源22および24から、マスフロ
ーコントローラ26および28をそれぞれ経由して、原
料ガス20を構成するガスがガス導入部14に供給され
る。30は、ガス源22からのガスの気化に用いられる
ヒータであり、ガスの種類によっては不要な場合もあ
る。
【0009】高周波電極6とホルダ兼電極8間には、マ
ッチングボックス16を経由して、高周波電源18から
例えば13.56MHzの周波数の高周波電力が供給さ
れる。
ッチングボックス16を経由して、高周波電源18から
例えば13.56MHzの周波数の高周波電力が供給さ
れる。
【0010】このような装置において、真空容器4内に
原料ガス20を導入して真空容器4内を例えば数百mT
orr程度にすると共に、高周波電極6とホルダ兼電極
8間に高周波電源18から高周波電力を供給すると、両
電極6、8間で高周波放電が生じてプラズマ32が発生
する。そしてこのプラズマ32によって原料ガス20が
活性化され、化学反応が進んで微粒子が生成され、これ
が基板2上に堆積して微粒子膜が形成される。例えば、
原料ガス20としてSiH4とNH3の混合ガスを用いた
場合、基板2上にSiNxの微粒子膜が形成される。ある
いは、原料ガス20としてTiCl4とO2の混合ガスを
用いた場合、基板2上にTiO2微粒子膜が形成される。
原料ガス20を導入して真空容器4内を例えば数百mT
orr程度にすると共に、高周波電極6とホルダ兼電極
8間に高周波電源18から高周波電力を供給すると、両
電極6、8間で高周波放電が生じてプラズマ32が発生
する。そしてこのプラズマ32によって原料ガス20が
活性化され、化学反応が進んで微粒子が生成され、これ
が基板2上に堆積して微粒子膜が形成される。例えば、
原料ガス20としてSiH4とNH3の混合ガスを用いた
場合、基板2上にSiNxの微粒子膜が形成される。ある
いは、原料ガス20としてTiCl4とO2の混合ガスを
用いた場合、基板2上にTiO2微粒子膜が形成される。
【0011】上記成膜時のプラズマ32のポテンシャル
の一例を図2に示す。高周波電極6はマッチングボック
ス16内に含まれているブロッキングコンデンサによっ
て直流的に切られており、この高周波電極6には軽くて
イオンよりも移動度の遙かに大きい電子の方が多く入射
するので、高周波電極6の表面は負の電位になってお
り、これに対してプラズマ32のポテンシャル(電位)
VP は正になっている。基板2は、この例ではホルダ兼
電極8が接地されているので接地電位にある。基板2お
よび高周波電極6の表面とプラズマ32との間には、イ
オンのシース32a、32bがそれぞれ形成される。
の一例を図2に示す。高周波電極6はマッチングボック
ス16内に含まれているブロッキングコンデンサによっ
て直流的に切られており、この高周波電極6には軽くて
イオンよりも移動度の遙かに大きい電子の方が多く入射
するので、高周波電極6の表面は負の電位になってお
り、これに対してプラズマ32のポテンシャル(電位)
VP は正になっている。基板2は、この例ではホルダ兼
電極8が接地されているので接地電位にある。基板2お
よび高周波電極6の表面とプラズマ32との間には、イ
オンのシース32a、32bがそれぞれ形成される。
【0012】上記のようにしてプラズマCVD法で微粒
子を堆積させる際、プラズマ32中で発生した微粒子
は、プラズマ32中の電子の衝突やイオンの衝撃を受け
て通常は帯電している。より具体的には、イオンよりも
電子の方が軽くて移動度が遙かに大きいので、当該微粒
子は通常は負に帯電している。そしてこの性質を利用す
ることよって、基板2側の必要な部位に微粒子を静電気
力(クーロン力)によって選択的に導くことができる。
以下にその実施例を説明する。
子を堆積させる際、プラズマ32中で発生した微粒子
は、プラズマ32中の電子の衝突やイオンの衝撃を受け
て通常は帯電している。より具体的には、イオンよりも
電子の方が軽くて移動度が遙かに大きいので、当該微粒
子は通常は負に帯電している。そしてこの性質を利用す
ることよって、基板2側の必要な部位に微粒子を静電気
力(クーロン力)によって選択的に導くことができる。
以下にその実施例を説明する。
【0013】図3は、基板上に凸部を形成しておく場合
の実施例を示すものであり、絶縁物から成る基板2上の
微粒子を堆積させたい部位に凸部2aを形成しておき、
このような基板2上にプラズマCVD法によって微粒子
を堆積させる。
の実施例を示すものであり、絶縁物から成る基板2上の
微粒子を堆積させたい部位に凸部2aを形成しておき、
このような基板2上にプラズマCVD法によって微粒子
を堆積させる。
【0014】絶縁物から成る基板2上に凸部2aを形成
しておくと、成膜の際に、凸部2aは正に帯電する。こ
れは、プラズマ32のシース32aの部分の電位差(例
えば500〜600V程度)によってプラズマ32中の
イオンが加速されて基板2に衝突し、その際、凸部2a
には電界が集中するのでそこに集中的にイオンの衝突が
生じ、この衝突によって凸部2aから電子が多数放出さ
れる結果、しかも基板2は絶縁物から成るので、凸部2
aが正に帯電するからである。なお、基板2にはプラズ
マ32から電子も入射するが、凸部2aについて見れ
ば、入射する電子よりも放出される電子の方が多いの
で、結果として正に帯電する。この凸部2aの正帯電の
程度は、凸部2aの高さによって制御することができ
る。
しておくと、成膜の際に、凸部2aは正に帯電する。こ
れは、プラズマ32のシース32aの部分の電位差(例
えば500〜600V程度)によってプラズマ32中の
イオンが加速されて基板2に衝突し、その際、凸部2a
には電界が集中するのでそこに集中的にイオンの衝突が
生じ、この衝突によって凸部2aから電子が多数放出さ
れる結果、しかも基板2は絶縁物から成るので、凸部2
aが正に帯電するからである。なお、基板2にはプラズ
マ32から電子も入射するが、凸部2aについて見れ
ば、入射する電子よりも放出される電子の方が多いの
で、結果として正に帯電する。この凸部2aの正帯電の
程度は、凸部2aの高さによって制御することができ
る。
【0015】このように、図3の方法では凸部2aが正
に帯電するので、プラズマ32中で作られかつ負に帯電
した微粒子は、この凸部2aの正電荷によって引き付け
られ、凸部2aの表面に選択的に堆積する。従って、こ
の方法によれば、従来困難だった微粒子膜の微細加工工
程を省くことができる。
に帯電するので、プラズマ32中で作られかつ負に帯電
した微粒子は、この凸部2aの正電荷によって引き付け
られ、凸部2aの表面に選択的に堆積する。従って、こ
の方法によれば、従来困難だった微粒子膜の微細加工工
程を省くことができる。
【0016】なお、上記基板2上の凸部2aは、他の部
分と同材質でも良いが、異材質にしても良く、異材質に
すれば、高さ以外に凸部2aの材質によっても凸部2a
の帯電の程度を変えることができるので、凸部2aの正
帯電の程度をより自由に制御することができる。
分と同材質でも良いが、異材質にしても良く、異材質に
すれば、高さ以外に凸部2aの材質によっても凸部2a
の帯電の程度を変えることができるので、凸部2aの正
帯電の程度をより自由に制御することができる。
【0017】このようにして、凸部2aの高さや材質等
によって凸部2aの正帯電の程度を制御することによ
り、微粒子の凸部2a上への集まりやすさを制御するこ
とができる他、凸部2a上に堆積する微粒子の大きさを
制御することもできる。
によって凸部2aの正帯電の程度を制御することによ
り、微粒子の凸部2a上への集まりやすさを制御するこ
とができる他、凸部2a上に堆積する微粒子の大きさを
制御することもできる。
【0018】基板2上に選択的に堆積する微粒子の大き
さの制御についてより詳しく説明すると、プラズマ32
中で作られる微粒子は、その粒径の大きいものほど、表
面積が大きいので多くの負電荷を帯びやすいという性質
がある。このプラズマ32中の微粒子が有する負電荷、
その微粒子の重さおよび基板2上のシース32a(図2
参照)の部分の電界によって、基板2上に堆積する微粒
子の大きさが異なることが実験によって確かめられてい
る。
さの制御についてより詳しく説明すると、プラズマ32
中で作られる微粒子は、その粒径の大きいものほど、表
面積が大きいので多くの負電荷を帯びやすいという性質
がある。このプラズマ32中の微粒子が有する負電荷、
その微粒子の重さおよび基板2上のシース32a(図2
参照)の部分の電界によって、基板2上に堆積する微粒
子の大きさが異なることが実験によって確かめられてい
る。
【0019】即ち、基板2上のシース32aの部分の電
位差(これは、基板2が0電位であれば、プラズマ32
のポテンシャルVP に等しい)が小さい場合、プラズマ
32中の微粒子は粒径が小さいままで基板2側に引かれ
て堆積し、シース32aの部分の電位差が中位の場合、
プラズマ32中の微粒子は粒径が中位になった時に基板
2側に引かれて堆積し、シース32aの部分の電位差が
大きい場合、プラズマ32中の微粒子は粒径が大きくな
って初めて基板2側に引かれて堆積するという性質があ
る。つまり、シース32aの電位差が小さければ粒径の
小さい微粒子が選択的に基板2上に堆積し、シース32
aの電位差が中位であれは粒径の中位の微粒子が選択的
に基板2上に堆積し、シース32aの電位差が大きけれ
ば粒径の大きい微粒子が選択的に基板2上に堆積する。
位差(これは、基板2が0電位であれば、プラズマ32
のポテンシャルVP に等しい)が小さい場合、プラズマ
32中の微粒子は粒径が小さいままで基板2側に引かれ
て堆積し、シース32aの部分の電位差が中位の場合、
プラズマ32中の微粒子は粒径が中位になった時に基板
2側に引かれて堆積し、シース32aの部分の電位差が
大きい場合、プラズマ32中の微粒子は粒径が大きくな
って初めて基板2側に引かれて堆積するという性質があ
る。つまり、シース32aの電位差が小さければ粒径の
小さい微粒子が選択的に基板2上に堆積し、シース32
aの電位差が中位であれは粒径の中位の微粒子が選択的
に基板2上に堆積し、シース32aの電位差が大きけれ
ば粒径の大きい微粒子が選択的に基板2上に堆積する。
【0020】上記凸部2aの正帯電の程度を制御するこ
とにより、図2中の基板2側の電位が(より具体的には
その凸部2aの電位が)上下することになり、プラズマ
32のポテンシャルVP を変えなくても、この凸部2a
の部分では、シース32aの部分の電位差が制御される
ことになり、その結果、上記のような性質によって凸部
2a上に堆積する微粒子の大きさを制御することができ
る。例えば、凸部2aの正電位を大きくすることによ
り、シース32aの電位差が小さくなるので、粒径の小
さい微粒子を選択的に凸部2a上に堆積させることがで
きる。
とにより、図2中の基板2側の電位が(より具体的には
その凸部2aの電位が)上下することになり、プラズマ
32のポテンシャルVP を変えなくても、この凸部2a
の部分では、シース32aの部分の電位差が制御される
ことになり、その結果、上記のような性質によって凸部
2a上に堆積する微粒子の大きさを制御することができ
る。例えば、凸部2aの正電位を大きくすることによ
り、シース32aの電位差が小さくなるので、粒径の小
さい微粒子を選択的に凸部2a上に堆積させることがで
きる。
【0021】図4は、基板に金属パターンを形成してお
く場合の実施例を示すものであり、絶縁物から成る基板
2上の微粒子を堆積させたくない部位に金属パターン3
6を形成しておき、このような基板2上にプラズマCV
D法によって微粒子を堆積させる。
く場合の実施例を示すものであり、絶縁物から成る基板
2上の微粒子を堆積させたくない部位に金属パターン3
6を形成しておき、このような基板2上にプラズマCV
D法によって微粒子を堆積させる。
【0022】絶縁物から成る基板2上に金属パターン3
6を形成しておき、このような基板2をプラズマ32に
曝すと、金属パターン36には、プラズマ32から、軽
くてイオンよりも移動度の遙かに大きい電子の方が多く
入射するので、しかも基板2が絶縁物から成り電荷が逃
げないので、プラズマ32に曝された金属パターン36
は負に帯電する。
6を形成しておき、このような基板2をプラズマ32に
曝すと、金属パターン36には、プラズマ32から、軽
くてイオンよりも移動度の遙かに大きい電子の方が多く
入射するので、しかも基板2が絶縁物から成り電荷が逃
げないので、プラズマ32に曝された金属パターン36
は負に帯電する。
【0023】このように、図4の方法では金属パターン
36が負に帯電するので、プラズマ32中で作られかつ
負に帯電した微粒子は、この金属パターン36上の負電
荷によって反発され、結果として、基板2上の金属パタ
ーン36以外の所望の部位37に選択的に堆積する。従
って、この方法によれば、従来困難だった微粒子膜の微
細加工工程を省くことができる。
36が負に帯電するので、プラズマ32中で作られかつ
負に帯電した微粒子は、この金属パターン36上の負電
荷によって反発され、結果として、基板2上の金属パタ
ーン36以外の所望の部位37に選択的に堆積する。従
って、この方法によれば、従来困難だった微粒子膜の微
細加工工程を省くことができる。
【0024】図5は、基板上に金属パターンを形成し、
それに負電圧を印加しておく場合の実施例を示すもので
あり、絶縁物または半導体から成る基板2上の微粒子を
堆積させたくない部位に金属パターン36を形成してお
き、この金属パターン36に直流電源38から負電圧を
印加した状態で、基板2上にプラズマCVD法によって
微粒子を堆積させる。
それに負電圧を印加しておく場合の実施例を示すもので
あり、絶縁物または半導体から成る基板2上の微粒子を
堆積させたくない部位に金属パターン36を形成してお
き、この金属パターン36に直流電源38から負電圧を
印加した状態で、基板2上にプラズマCVD法によって
微粒子を堆積させる。
【0025】金属パターン36に負電圧を印加しておく
と、プラズマ32中で作られかつ負に帯電した微粒子
は、この金属パターン36の負電圧によって反発され、
結果として、基板2上の金属パターン36以外の所望の
部位37に選択的に堆積する。従って、この方法によれ
ば、従来困難だった微粒子膜の微細加工工程を省くこと
ができる。
と、プラズマ32中で作られかつ負に帯電した微粒子
は、この金属パターン36の負電圧によって反発され、
結果として、基板2上の金属パターン36以外の所望の
部位37に選択的に堆積する。従って、この方法によれ
ば、従来困難だった微粒子膜の微細加工工程を省くこと
ができる。
【0026】また、この実施例の場合、二つの金属パタ
ーン36間にある所望の部位37の電位を、その両側の
金属パターン36に印加する負電圧によってある程度制
御することができ(これは両側の金属パターン36から
の電位の滲み出しによる)、そのようにすることによっ
て、所望の部位37についてのシース32aの電位差を
制御することができるので、先に図3の実施例のところ
で説明したような作用によって、所望の部位37に堆積
される微粒子の大きさを制御することができる。例え
ば、金属パターン36に大きな負電圧を印加することに
より、シース32aでの電位差が大きくなるので、粒径
の大きい微粒子を選択的に所望の部位37に堆積させる
ことができる。
ーン36間にある所望の部位37の電位を、その両側の
金属パターン36に印加する負電圧によってある程度制
御することができ(これは両側の金属パターン36から
の電位の滲み出しによる)、そのようにすることによっ
て、所望の部位37についてのシース32aの電位差を
制御することができるので、先に図3の実施例のところ
で説明したような作用によって、所望の部位37に堆積
される微粒子の大きさを制御することができる。例え
ば、金属パターン36に大きな負電圧を印加することに
より、シース32aでの電位差が大きくなるので、粒径
の大きい微粒子を選択的に所望の部位37に堆積させる
ことができる。
【0027】図6は、基板上に金属パターンを形成し、
それに正電圧を印加しておく場合の実施例を示すもので
あり、絶縁物または半導体から成る基板2上の微粒子を
堆積させたい部位に金属パターン36を形成しておき、
この金属パターン36に直流電源38から正電圧を印加
した状態で、基板2上にプラズマCVD法によって微粒
子を堆積させる。
それに正電圧を印加しておく場合の実施例を示すもので
あり、絶縁物または半導体から成る基板2上の微粒子を
堆積させたい部位に金属パターン36を形成しておき、
この金属パターン36に直流電源38から正電圧を印加
した状態で、基板2上にプラズマCVD法によって微粒
子を堆積させる。
【0028】金属パターン36に正電圧を印加しておく
と、プラズマ32中で作られかつ負に帯電した微粒子
は、この金属パターン36の正電圧によって吸引され、
結果として、基板2上の所望の金属パターン36上に選
択的に堆積する。従って、この方法によれば、従来困難
だった微粒子膜の微細加工工程を省くことができる。
と、プラズマ32中で作られかつ負に帯電した微粒子
は、この金属パターン36の正電圧によって吸引され、
結果として、基板2上の所望の金属パターン36上に選
択的に堆積する。従って、この方法によれば、従来困難
だった微粒子膜の微細加工工程を省くことができる。
【0029】また、この実施例の場合、金属パターン3
6に印加する電圧によって、微粒子の金属パターン36
上の集まりやすさを制御することができる他、金属パタ
ーン36の部分についてのシース32aの電位差を制御
することができるので、先に図3の実施例のところで説
明したような作用によって、金属パターン36上に堆積
させる微粒子の大きさを制御することができる。例え
ば、金属パターン36に大きな正電圧を印加することに
より、シース32aでの電位差が小さくなるので、粒径
の小さい微粒子を選択的に金属パターン36上に堆積さ
せることができる。
6に印加する電圧によって、微粒子の金属パターン36
上の集まりやすさを制御することができる他、金属パタ
ーン36の部分についてのシース32aの電位差を制御
することができるので、先に図3の実施例のところで説
明したような作用によって、金属パターン36上に堆積
させる微粒子の大きさを制御することができる。例え
ば、金属パターン36に大きな正電圧を印加することに
より、シース32aでの電位差が小さくなるので、粒径
の小さい微粒子を選択的に金属パターン36上に堆積さ
せることができる。
【0030】なお、上記図5および図6の方法のよう
に、金属パターン36に直流電源38によって強制的に
負または正の電圧を印加しておく場合は、帯電現象を利
用しないので、基板2は絶縁物または半導体のいずれで
あっても良い。
に、金属パターン36に直流電源38によって強制的に
負または正の電圧を印加しておく場合は、帯電現象を利
用しないので、基板2は絶縁物または半導体のいずれで
あっても良い。
【0031】上記図3ないし図6のいずれの方法におい
ても、プラズマ32のポテンシャルVP (図2参照)を
制御することを併用しても良く、そのようにすれば、プ
ラズマ32のポテンシャルVP によってもシース32a
の部分の電位差を制御することができるので、先に図3
の実施例のところで説明したような作用によって、基板
2上に選択的に堆積させる微粒子の大きさを制御するこ
とができる。例えば、プラズマ32のポテンシャルVP
を大きくすることにより、シース32aでの電位差が大
きくなるので、粒径の大きい微粒子を選択的に基板2上
に堆積させることができる。
ても、プラズマ32のポテンシャルVP (図2参照)を
制御することを併用しても良く、そのようにすれば、プ
ラズマ32のポテンシャルVP によってもシース32a
の部分の電位差を制御することができるので、先に図3
の実施例のところで説明したような作用によって、基板
2上に選択的に堆積させる微粒子の大きさを制御するこ
とができる。例えば、プラズマ32のポテンシャルVP
を大きくすることにより、シース32aでの電位差が大
きくなるので、粒径の大きい微粒子を選択的に基板2上
に堆積させることができる。
【0032】プラズマ32のポテンシャルVP は、プラ
ズマ32の生成に寄与するエネルギー、例えば図1のプ
ラズマCVD装置の場合は、高周波電源18から電極
6、8間に供給する高周波電力の大きさを制御すること
によって制御することができる。例えば、高周波電力を
大きくすればプラズマ32のポテンシャルVP も大きく
なる。
ズマ32の生成に寄与するエネルギー、例えば図1のプ
ラズマCVD装置の場合は、高周波電源18から電極
6、8間に供給する高周波電力の大きさを制御すること
によって制御することができる。例えば、高周波電力を
大きくすればプラズマ32のポテンシャルVP も大きく
なる。
【0033】また、上記図3ないし図6の方法、更には
それにプラズマ32のポテンシャルVP を制御する方法
を併用する場合のいずれにおいても、基板2全体に正ま
たは負のバイアス電圧を印加しておくことを併用しても
良い。これは、例えば図7に示すように、基板2を保持
するホルダ兼電極8とアース間にバイアス電源40を接
続し、このバイアス電源40によってホルダ兼電極8に
正または負のバイアス電圧を印加することによって実現
することができる。
それにプラズマ32のポテンシャルVP を制御する方法
を併用する場合のいずれにおいても、基板2全体に正ま
たは負のバイアス電圧を印加しておくことを併用しても
良い。これは、例えば図7に示すように、基板2を保持
するホルダ兼電極8とアース間にバイアス電源40を接
続し、このバイアス電源40によってホルダ兼電極8に
正または負のバイアス電圧を印加することによって実現
することができる。
【0034】このようにすれば、基板2のバイアス電圧
によってもシース32aの部分の電位差を制御すること
ができるので、先に図3の実施例のところで説明したよ
うな作用によって、基板2上に選択的に堆積させる微粒
子の大きさを制御することができる。例えば、基板2全
体に負のバイアス電圧を印加することにより、シース3
2aでの電位差が大きくなるので、粒径の大きい微粒子
を選択的に基板2上に堆積させることができる。
によってもシース32aの部分の電位差を制御すること
ができるので、先に図3の実施例のところで説明したよ
うな作用によって、基板2上に選択的に堆積させる微粒
子の大きさを制御することができる。例えば、基板2全
体に負のバイアス電圧を印加することにより、シース3
2aでの電位差が大きくなるので、粒径の大きい微粒子
を選択的に基板2上に堆積させることができる。
【0035】次に、この発明のより具体的な実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0036】(実施例A)図8Aに示すように、ガラス
基板42上にCr電極パターン44(その幅は約10〜
20μm)を形成し、かつガラス基板42の表面を一部
露出させておき(その幅は約50μm)、このCr電極
パターン44には電源から電圧を印加しない状態で、図
1に示したようなプラズマCVD装置によって、表面に
SiNx微粒子を堆積させた。
基板42上にCr電極パターン44(その幅は約10〜
20μm)を形成し、かつガラス基板42の表面を一部
露出させておき(その幅は約50μm)、このCr電極
パターン44には電源から電圧を印加しない状態で、図
1に示したようなプラズマCVD装置によって、表面に
SiNx微粒子を堆積させた。
【0037】このときの条件は次のとおりである。 堆積膜 :SiNx微粒子膜、 膜 厚:7000Å〜10000Å、 微粒子直径:5000Å〜7000Å、 基 板:ガラス基板、 基板寸法:100mm角、 基板温度:250℃、 電極面積:350mm角、 原料ガス:SiH4 40sccm+NH3 200sc
cm、 ガス圧 :800mTorr、 高周波電力:400W
cm、 ガス圧 :800mTorr、 高周波電力:400W
【0038】その結果、図8Bに示すように、Cr電極
パターン44以外の元々ガラス基板42の露出していた
部分43上にSiNx微粒子を選択的に堆積させてSiNx
微粒子膜46を形成することができた。これは、先の図
4の実施例の場合と同様の作用による。
パターン44以外の元々ガラス基板42の露出していた
部分43上にSiNx微粒子を選択的に堆積させてSiNx
微粒子膜46を形成することができた。これは、先の図
4の実施例の場合と同様の作用による。
【0039】この図8Bのデバイスは一種の湿度センサ
ーを構成しており、SiNx微粒子膜46はミクロ的に見
ると凹凸が多くて表面積が非常に大きいので、高感度の
湿度センサーが得られる。このSiNx微粒子膜46はミ
クロ的に見ると凹凸が多く、従来はこのような凹凸の多
い微粒子膜をエッチング等によって微細加工して所望の
パターンにすることは困難であったが、この実施例で
は、初めからSiNx微粒子膜46を所望のパターンに成
膜することができるので、そのような困難な微細加工工
程を省くことができた。
ーを構成しており、SiNx微粒子膜46はミクロ的に見
ると凹凸が多くて表面積が非常に大きいので、高感度の
湿度センサーが得られる。このSiNx微粒子膜46はミ
クロ的に見ると凹凸が多く、従来はこのような凹凸の多
い微粒子膜をエッチング等によって微細加工して所望の
パターンにすることは困難であったが、この実施例で
は、初めからSiNx微粒子膜46を所望のパターンに成
膜することができるので、そのような困難な微細加工工
程を省くことができた。
【0040】(実施例B)図9Aに示すように、p形S
i基板48上にp+領域50、Cr電極パターン52およ
びSiO2膜54を所望のパターンで予め形成しておき、
このCr電極パターン52に直流電源56から−100
Vの負電圧を印加した状態で、図1に示したようなプラ
ズマCVD装置によって、表面にTiO2微粒子を堆積さ
せた。
i基板48上にp+領域50、Cr電極パターン52およ
びSiO2膜54を所望のパターンで予め形成しておき、
このCr電極パターン52に直流電源56から−100
Vの負電圧を印加した状態で、図1に示したようなプラ
ズマCVD装置によって、表面にTiO2微粒子を堆積さ
せた。
【0041】このときの条件は次のとおりである。 堆積膜 :TiO2微粒子膜、 膜 厚:7000Å〜10000Å、 微粒子直径:6000Å〜10000Å、 基 板:Si基板、 基板寸法:直径4インチ、 基板温度:200℃、 電極面積:200mmφ、 原料ガス:TiCl 80sccm+O2 200scc
m、 ガス圧 :800mTorr、 高周波電力:400W
m、 ガス圧 :800mTorr、 高周波電力:400W
【0042】その結果、図9Bに示すように、Cr電極
パターン52以外のSiO2膜54上にTiO2微粒子を選
択的に堆積させてTiO2微粒子膜58を形成することが
できた。これは、先の図5の実施例の場合と同様の作用
による。
パターン52以外のSiO2膜54上にTiO2微粒子を選
択的に堆積させてTiO2微粒子膜58を形成することが
できた。これは、先の図5の実施例の場合と同様の作用
による。
【0043】この図9Bのデバイスは一種のガスセンサ
ーを構成しており、TiO2微粒子膜58はミクロ的に見
ると凹凸が多くて表面積が非常に大きいので、高感度の
ガスセンサーが得られる。このTiO2微粒子膜58はミ
クロ的に見ると凹凸が多く、従来はこのような凹凸の多
い微粒子膜をエッチング等によって微細加工して所望の
パターンにすることは困難であったが、この実施例で
は、初めからTiO2微粒子膜58を所望のパターンに成
膜することができるので、そのような困難な微細加工工
程を省くことができた。
ーを構成しており、TiO2微粒子膜58はミクロ的に見
ると凹凸が多くて表面積が非常に大きいので、高感度の
ガスセンサーが得られる。このTiO2微粒子膜58はミ
クロ的に見ると凹凸が多く、従来はこのような凹凸の多
い微粒子膜をエッチング等によって微細加工して所望の
パターンにすることは困難であったが、この実施例で
は、初めからTiO2微粒子膜58を所望のパターンに成
膜することができるので、そのような困難な微細加工工
程を省くことができた。
【0044】(実施例C)図10Aに示すように、アル
ミナ基板60上に数十μm幅の多数の凸条60a(その
高さは約5000Å)を予め形成しておき、図1に示し
たようなプラズマCVD装置によって、表面にC微粒子
を堆積させた。
ミナ基板60上に数十μm幅の多数の凸条60a(その
高さは約5000Å)を予め形成しておき、図1に示し
たようなプラズマCVD装置によって、表面にC微粒子
を堆積させた。
【0045】このときの条件は次のとおりである。 堆積膜 :C微粒子膜、 膜 厚:1000Å〜2000Å、 微粒子直径:300Å〜500Å、 基 板:アルミナ基板、 基板寸法:100mm角、 基板温度:200℃、 電極面積:200mmφ、 原料ガス:CH4 90sccm+H2 60sccm、 ガス圧 :80mTorr、 高周波電力:400W
【0046】その結果、図10Bに示すように、凸条6
0aの表面にC微粒子を選択的に堆積させてC微粒子膜
62を形成することができた。これは、先の図3の実施
例の場合と同様の作用による。
0aの表面にC微粒子を選択的に堆積させてC微粒子膜
62を形成することができた。これは、先の図3の実施
例の場合と同様の作用による。
【0047】この凸条60aの表面に堆積させたC微粒
子膜62の表面は、ミクロ的に見るとC微粒子が均一に
並んでいて最表層のC微粒子によって均一な凹凸が形成
されており、例えばこれを核としてC微粒子膜62上に
ダイヤモンド薄膜を形成することで、所望のダイヤモン
ドパターンを得ることができる。
子膜62の表面は、ミクロ的に見るとC微粒子が均一に
並んでいて最表層のC微粒子によって均一な凹凸が形成
されており、例えばこれを核としてC微粒子膜62上に
ダイヤモンド薄膜を形成することで、所望のダイヤモン
ドパターンを得ることができる。
【0048】ダイヤモンド薄膜を形成する場合は、従来
はセラミック基板をラビングして(擦って)傷を付けて
それを核としていたが、傷の定量性がなく傷の均一性が
悪いため、所望のパターンに均一性良くダイヤモンド薄
膜を形成することが困難であった。これに対してこの実
施例の方法では、所望のパターンをした凸条60aの表
面にC微粒子膜62の下地を作製することで、ダイヤモ
ンド薄膜を所望のパターンに均一性良く形成することが
可能になる。
はセラミック基板をラビングして(擦って)傷を付けて
それを核としていたが、傷の定量性がなく傷の均一性が
悪いため、所望のパターンに均一性良くダイヤモンド薄
膜を形成することが困難であった。これに対してこの実
施例の方法では、所望のパターンをした凸条60aの表
面にC微粒子膜62の下地を作製することで、ダイヤモ
ンド薄膜を所望のパターンに均一性良く形成することが
可能になる。
【0049】(実施例D)図11Aに示すように、ガラ
ス基板64上にCr電極パターン66(その厚さは1〜
2μm)を形成し、かつそれに直径が約200μmの多
数の穴68をあけてガラス基板64の表面を一部露出さ
せておき、このCr電極パターン66には電源から電圧
を印加しない状態で、図1に示したようなプラズマCV
D装置によって、表面にa−Si微粒子を堆積させた。
ス基板64上にCr電極パターン66(その厚さは1〜
2μm)を形成し、かつそれに直径が約200μmの多
数の穴68をあけてガラス基板64の表面を一部露出さ
せておき、このCr電極パターン66には電源から電圧
を印加しない状態で、図1に示したようなプラズマCV
D装置によって、表面にa−Si微粒子を堆積させた。
【0050】このときの条件は次のとおりである。 堆積膜 :a−Si微粒子膜、 膜 厚:1〜2μm、 微粒子直径:1000Å〜5000Å、 基 板:ガラス基板、 基板寸法:100mm角、 基板温度:200℃、 電極面積:200mmφ、 原料ガス:SiH4 100sccm+H2 400sc
cm、 ガス圧 :350mTorr、 高周波電力:100W
cm、 ガス圧 :350mTorr、 高周波電力:100W
【0051】その結果、図11Bに示すように、元々ガ
ラス基板64の露出していた穴68の部分にa−Si微
粒子を選択的に堆積させてa−Si微粒子膜70を形成
することができた。これは、先の図4の実施例の場合と
同様の作用による。
ラス基板64の露出していた穴68の部分にa−Si微
粒子を選択的に堆積させてa−Si微粒子膜70を形成
することができた。これは、先の図4の実施例の場合と
同様の作用による。
【0052】この各穴68のa−Si微粒子膜70とそ
の両側のCr電極パターン66の部分を例えば図11C
の平面図に示すようにそれぞれ切り出すことにより、多
数の光センサーを一度にかつ簡単に作ることができる。
の両側のCr電極パターン66の部分を例えば図11C
の平面図に示すようにそれぞれ切り出すことにより、多
数の光センサーを一度にかつ簡単に作ることができる。
【0053】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、次のよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
【0054】請求項1の方法によれば、プラズマ中で作
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、プラズマ
に曝される基板上の凸部は正に帯電するので、両チャー
ジの吸引作用により、微粒子を、基板上の凸部上に選択
的に堆積させることができる。その結果、従来困難だっ
た微粒子膜の微細加工工程を省くことができる。
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、プラズマ
に曝される基板上の凸部は正に帯電するので、両チャー
ジの吸引作用により、微粒子を、基板上の凸部上に選択
的に堆積させることができる。その結果、従来困難だっ
た微粒子膜の微細加工工程を省くことができる。
【0055】請求項2の方法によれば、高さ以外に凸部
の材質によっても凸部の帯電の程度を変えることができ
るので、凸部の正帯電の程度をより自由に制御すること
がでる。その結果、堆積させる微粒子の大きさの制御が
ある程度可能になる。
の材質によっても凸部の帯電の程度を変えることができ
るので、凸部の正帯電の程度をより自由に制御すること
がでる。その結果、堆積させる微粒子の大きさの制御が
ある程度可能になる。
【0056】請求項3の方法によれば、プラズマ中で作
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、プラズマ
に曝される基板上の金属パターンは負に帯電するので、
両チャージの反発作用により、微粒子を、基板上の金属
パターン以外の部位に選択的に堆積させることができ
る。その結果、従来困難だった微粒子膜の微細加工工程
を省くことができる。
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、プラズマ
に曝される基板上の金属パターンは負に帯電するので、
両チャージの反発作用により、微粒子を、基板上の金属
パターン以外の部位に選択的に堆積させることができ
る。その結果、従来困難だった微粒子膜の微細加工工程
を省くことができる。
【0057】請求項4の方法によれば、プラズマ中で作
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、基板上の
金属パターンに負電圧を印加しておくので、両チャージ
の反発作用により、微粒子を、基板上の金属パターン以
外の部位に選択的に堆積させることができる。その結
果、従来困難だった微粒子膜の微細加工工程を省くこと
ができる。しかもこの方法の場合は、金属パターンへの
印加電圧を自由に調整することができるので、堆積させ
る微粒子の大きさの制御が可能である。
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、基板上の
金属パターンに負電圧を印加しておくので、両チャージ
の反発作用により、微粒子を、基板上の金属パターン以
外の部位に選択的に堆積させることができる。その結
果、従来困難だった微粒子膜の微細加工工程を省くこと
ができる。しかもこの方法の場合は、金属パターンへの
印加電圧を自由に調整することができるので、堆積させ
る微粒子の大きさの制御が可能である。
【0058】請求項5の方法によれば、プラズマ中で作
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、基板上の
金属パターンに正電圧を印加しておくので、両チャージ
の吸引作用により、微粒子を、基板上の金属パターン上
に選択的に堆積させることができる。その結果、従来困
難だった微粒子膜の微細加工工程を省くことができる。
しかもこの方法の場合は、金属パターンへの印加電圧を
自由に調整することができるので、堆積させる微粒子の
大きさの制御が可能である。
られる微粒子は負に帯電しているのに対して、基板上の
金属パターンに正電圧を印加しておくので、両チャージ
の吸引作用により、微粒子を、基板上の金属パターン上
に選択的に堆積させることができる。その結果、従来困
難だった微粒子膜の微細加工工程を省くことができる。
しかもこの方法の場合は、金属パターンへの印加電圧を
自由に調整することができるので、堆積させる微粒子の
大きさの制御が可能である。
【0059】請求項6の方法によれば、プラズマのポテ
ンシャルを制御することによって、プラズマの基板上付
近のシース部での電位差を制御することができるので、
これによっても、基板上に選択的に堆積させる微粒子の
大きさの制御が可能である。
ンシャルを制御することによって、プラズマの基板上付
近のシース部での電位差を制御することができるので、
これによっても、基板上に選択的に堆積させる微粒子の
大きさの制御が可能である。
【0060】請求項7の方法によれば、基板全体に印加
するバイアス電圧によって、プラズマの基板上付近のシ
ース部での電位差を制御することができるので、これに
よっても、基板上に選択的に堆積させる微粒子の大きさ
の制御が可能である。
するバイアス電圧によって、プラズマの基板上付近のシ
ース部での電位差を制御することができるので、これに
よっても、基板上に選択的に堆積させる微粒子の大きさ
の制御が可能である。
【図1】この発明の実施に使用するプラズマCVD装置
の一例を示す概略図である。
の一例を示す概略図である。
【図2】図1の装置におけるプラズマのポテンシャルの
一例を示す図である。
一例を示す図である。
【図3】基板上に凸部を形成しておく場合の実施例を示
す概略図である。
す概略図である。
【図4】基板上に金属パターンを形成しておく場合の実
施例を示す概略図である。
施例を示す概略図である。
【図5】基板上に金属パターンを形成し、それに負電圧
を印加しておく場合の実施例を示す概略図である。
を印加しておく場合の実施例を示す概略図である。
【図6】基板上に金属パターンを形成し、それに正電圧
を印加しておく場合の実施例を示す概略図である。
を印加しておく場合の実施例を示す概略図である。
【図7】基板全体にバイアス電圧を印加しておく場合の
実施例を示す概略図である。
実施例を示す概略図である。
【図8】基板上にSiNx微粒子膜を形成する場合の実施
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図9】基板上にTiO2微粒子膜を形成する場合の実施
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図10】基板上にC微粒子膜を形成する場合の実施例
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図11】基板上にa−Si微粒子膜を形成する場合の
実施例を示す概略図である。
実施例を示す概略図である。
2 基板 2a 凸部 4 真空容器 6 高周波電極 8 ホルダ兼電極 18 高周波電源 20 原料ガス 32 プラズマ 32a シース 36 金属パターン 37 所望の部位 38 直流電源 40 バイアス電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 創 京都府京都市右京区梅津高畝町47番地 日 新電機株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 絶縁物から成る基板上の微粒子を堆積さ
せたい部位に凸部を形成しておき、この基板上にプラズ
マCVD法によって微粒子を堆積させることを特徴とす
る微粒子の選択的堆積方法。 - 【請求項2】 前記基板上の凸部が、他の部分とは材質
が異なる請求項1記載の微粒子の選択的堆積方法。 - 【請求項3】 絶縁物から成る基板上の微粒子を堆積さ
せたくない部位に金属パターンを形成しておき、この基
板上にプラズマCVD法によって微粒子を堆積させるこ
とを特徴とする微粒子の選択的堆積方法。 - 【請求項4】 絶縁物または半導体から成る基板上の微
粒子を堆積させたくない部位に金属パターンを形成して
おき、この金属パターンに負電圧を印加した状態で、基
板上にプラズマCVD法によって微粒子を堆積させるこ
とを特徴とする微粒子の選択的堆積方法。 - 【請求項5】 絶縁物または半導体から成る基板上の微
粒子を堆積させたい部位に金属パターンを形成してお
き、この金属パターンに正電圧を印加した状態で、基板
上にプラズマCVD法によって微粒子を堆積させること
を特徴とする微粒子の選択的堆積方法。 - 【請求項6】 微粒子を堆積させる際のプラズマのポテ
ンシャルを制御する請求項1、2、3、4または5記載
の微粒子の選択的堆積方法。 - 【請求項7】 微粒子を堆積させる際に前記基板全体に
正または負のバイアス電圧を印加しておく請求項1、
2、3、4、5または6記載の微粒子の選択的堆積方
法。
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|---|---|---|---|
| JP20456793A JP3191513B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 微粒子の選択的堆積方法 |
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|---|---|---|---|
| JP20456793A JP3191513B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 微粒子の選択的堆積方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745528A true JPH0745528A (ja) | 1995-02-14 |
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| JP20456793A Expired - Fee Related JP3191513B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 微粒子の選択的堆積方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3191513B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000072371A1 (en) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Symetrix Corporation | Fabrication of integrated circuit by selective deposition of precursor liquid |
| JP2007256528A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック超微粒子膜の製造方法 |
| JP2013036095A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Kyoto Institute Of Technology | プラズマを用いた微粒子配列装置及び微粒子配列方法 |
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-
1993
- 1993-07-27 JP JP20456793A patent/JP3191513B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6448190B1 (en) | 1999-05-21 | 2002-09-10 | Symetrix Corporation | Method and apparatus for fabrication of integrated circuit by selective deposition of precursor liquid |
| JP2007256528A (ja) * | 2006-03-22 | 2007-10-04 | Murata Mfg Co Ltd | セラミック超微粒子膜の製造方法 |
| JP2013036095A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Kyoto Institute Of Technology | プラズマを用いた微粒子配列装置及び微粒子配列方法 |
| WO2021225091A1 (ja) * | 2020-05-08 | 2021-11-11 | 東京エレクトロン株式会社 | 成膜方法及び成膜装置 |
| JP2025123503A (ja) * | 2020-05-08 | 2025-08-22 | 東京エレクトロン株式会社 | 成膜方法及び成膜装置 |
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