JPH074553A - 電磁弁 - Google Patents
電磁弁Info
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- JPH074553A JPH074553A JP17121693A JP17121693A JPH074553A JP H074553 A JPH074553 A JP H074553A JP 17121693 A JP17121693 A JP 17121693A JP 17121693 A JP17121693 A JP 17121693A JP H074553 A JPH074553 A JP H074553A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- plunger
- valve
- port
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Regulating Braking Force (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 メンテナンスを容易にし得、コストダウンを
図り得る電磁弁を得る。 【構成】 コア62に貫通孔64とシール面66とを形
成し、その貫通孔64に嵌合するロッド68にシール面
76を形成する。ロッド68が後退端位置にあり、第一
ポート88と第二ポート92とが連通する状態では、シ
ール面76がシール面66に密着して液密を保持する。
この状態ではプランジャ60周辺に空気が存在しても作
動液がこれを圧縮しつつ流入することはない。したがっ
て、空気抜きを行う必要がなくなり、メンテナンスが容
易になる。また、空気抜き手段が不要となり、コストダ
ウンを図ることができる。
図り得る電磁弁を得る。 【構成】 コア62に貫通孔64とシール面66とを形
成し、その貫通孔64に嵌合するロッド68にシール面
76を形成する。ロッド68が後退端位置にあり、第一
ポート88と第二ポート92とが連通する状態では、シ
ール面76がシール面66に密着して液密を保持する。
この状態ではプランジャ60周辺に空気が存在しても作
動液がこれを圧縮しつつ流入することはない。したがっ
て、空気抜きを行う必要がなくなり、メンテナンスが容
易になる。また、空気抜き手段が不要となり、コストダ
ウンを図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、電磁弁に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】ブレーキ液圧制御装置において電磁弁が
使用されているが、その一例が実開平2─34874号
公報に記載されている。この電磁弁は、(a) 円筒状のコ
イルと、(b) そのコイルの内側に同心に配設され、コイ
ルへの通電によって前進させられるプランジャと、(c)
そのプランジャの前方にプランジャと同心に配設され、
中心線上に貫通孔を備えたコアと、(d)中間部がそのコ
アの貫通孔に摺動可能に嵌合され、後端部が前記プラン
ジャに係合させられ、前端部に弁子が設けられたロッド
と、(e) その弁子を囲む弁室を形成するとともに、弁子
に対向する位置に第一ポートおよびその第一ポート周辺
の弁座を備え、別の位置に第二ポートを備えた固定部材
と、(f) 弁子を弁座から離間する方向に付勢するスプリ
ングと、(g) プランジャ周辺の空気を抜く空気抜き手段
とを含むものである。空気抜き手段は、本体に形成され
た雌ねじ孔と、その雌ねじ孔に脱着可能に設けられたプ
ラグとから成っている。
使用されているが、その一例が実開平2─34874号
公報に記載されている。この電磁弁は、(a) 円筒状のコ
イルと、(b) そのコイルの内側に同心に配設され、コイ
ルへの通電によって前進させられるプランジャと、(c)
そのプランジャの前方にプランジャと同心に配設され、
中心線上に貫通孔を備えたコアと、(d)中間部がそのコ
アの貫通孔に摺動可能に嵌合され、後端部が前記プラン
ジャに係合させられ、前端部に弁子が設けられたロッド
と、(e) その弁子を囲む弁室を形成するとともに、弁子
に対向する位置に第一ポートおよびその第一ポート周辺
の弁座を備え、別の位置に第二ポートを備えた固定部材
と、(f) 弁子を弁座から離間する方向に付勢するスプリ
ングと、(g) プランジャ周辺の空気を抜く空気抜き手段
とを含むものである。空気抜き手段は、本体に形成され
た雌ねじ孔と、その雌ねじ孔に脱着可能に設けられたプ
ラグとから成っている。
【0003】この電磁弁は、プランジャの周辺等に空気
が存在しないようにブレーキ液圧制御装置に組み付けら
れる。そして、常には、スプリングの付勢力によってロ
ッドが後退端位置にあり、弁子が弁座から離間し、第一
ポートと第二ポートとが弁室を経て連通した状態にある
が、コイルへの通電によって、プランジャがスプリング
の付勢力に抗して前進させられ、それに伴ってロッドが
前進させられると、弁子が弁座に着座させられ、第一ポ
ートと第二ポートとの間が遮断される。
が存在しないようにブレーキ液圧制御装置に組み付けら
れる。そして、常には、スプリングの付勢力によってロ
ッドが後退端位置にあり、弁子が弁座から離間し、第一
ポートと第二ポートとが弁室を経て連通した状態にある
が、コイルへの通電によって、プランジャがスプリング
の付勢力に抗して前進させられ、それに伴ってロッドが
前進させられると、弁子が弁座に着座させられ、第一ポ
ートと第二ポートとの間が遮断される。
【0004】しかし、組付け時にプランジャ周辺に空気
が残ったり、液通路内の空気が流入したりする。そし
て、プランジャ周辺に空気が存在していると、弁室の液
圧が上昇するときこの空気が圧縮される。そのため、こ
の電磁弁において、第一ポートと第二ポートとの一方か
ら他方へ作動液が供給される際、その作動液の一部がプ
ランジャ周辺へ流入し、それだけ作動液が余分に必要に
なって、他方のポートへの作動液の供給が遅れるという
問題が生じる。
が残ったり、液通路内の空気が流入したりする。そし
て、プランジャ周辺に空気が存在していると、弁室の液
圧が上昇するときこの空気が圧縮される。そのため、こ
の電磁弁において、第一ポートと第二ポートとの一方か
ら他方へ作動液が供給される際、その作動液の一部がプ
ランジャ周辺へ流入し、それだけ作動液が余分に必要に
なって、他方のポートへの作動液の供給が遅れるという
問題が生じる。
【0005】特に、電磁弁が、ブレーキ液圧制御装置の
マスタシリンダとホイールシリンダとを接続する液通路
の途中に設けられている場合には、マスタシリンダから
ホイールシリンダに供給される作動液の一部がプランジ
ャ周辺に流入するため、その分ブレーキの効き遅れが生
じる。この問題を回避するために、空気抜き手段によっ
てプランジャ周辺の空気を適宜抜かなければならない。
マスタシリンダとホイールシリンダとを接続する液通路
の途中に設けられている場合には、マスタシリンダから
ホイールシリンダに供給される作動液の一部がプランジ
ャ周辺に流入するため、その分ブレーキの効き遅れが生
じる。この問題を回避するために、空気抜き手段によっ
てプランジャ周辺の空気を適宜抜かなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
電磁弁においては、電磁弁を、内部に空気が存在しない
ように組み付けなければならないため、それだけ組み付
け作業が面倒になるという問題がある。また、組付け後
もプランジャ周辺に溜まる空気を適宜抜かなければなら
ないため、メンテナンスに手間がかかるという問題があ
る。さらに、空気抜き手段を設けなければならないた
め、その分構造が複雑になるという問題もある。したが
って、本発明の課題は、メンテナンスを容易にし、か
つ、コストダウンを図り得る電磁弁を得ることにある。
電磁弁においては、電磁弁を、内部に空気が存在しない
ように組み付けなければならないため、それだけ組み付
け作業が面倒になるという問題がある。また、組付け後
もプランジャ周辺に溜まる空気を適宜抜かなければなら
ないため、メンテナンスに手間がかかるという問題があ
る。さらに、空気抜き手段を設けなければならないた
め、その分構造が複雑になるという問題もある。したが
って、本発明の課題は、メンテナンスを容易にし、か
つ、コストダウンを図り得る電磁弁を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そして、本発明の要旨と
するところは、前記(a) コイルと、(b) プランジャと、
(c) コアと、(d) ロッドと、(e) 固定部材と、(f) スプ
リングとを含む電磁弁において、ロッドの前端部とコア
との間に、ロッドが後退端位置にある状態ではそのロッ
ドとコアとの間の液密を保持するシール手段を設けるこ
とにある。シール手段は、ロッドとコアとの間の液密を
保持する手段であればどのようなものであってもよい
が、例えば、ロッドの前端部とコアとに互いに密着して
液の流通を阻止する一対のシール面を形成すればよい。
するところは、前記(a) コイルと、(b) プランジャと、
(c) コアと、(d) ロッドと、(e) 固定部材と、(f) スプ
リングとを含む電磁弁において、ロッドの前端部とコア
との間に、ロッドが後退端位置にある状態ではそのロッ
ドとコアとの間の液密を保持するシール手段を設けるこ
とにある。シール手段は、ロッドとコアとの間の液密を
保持する手段であればどのようなものであってもよい
が、例えば、ロッドの前端部とコアとに互いに密着して
液の流通を阻止する一対のシール面を形成すればよい。
【0008】
【作用】本発明の電磁弁においては、ロッドの前端部と
コアとの間に設けられたシール手段が、ロッドが後退端
位置にある状態において、ロッドとコアとの間の液密を
保持する。そのため、ロッドが後退端位置にあり、第一
ポートと第二ポートとが連通状態にある場合には、作動
液がロッドとコアとの間からプランジャ周辺に流入する
のが回避される。したがって、第一ポートと第二ポート
との一方のポートから他方のポートへ作動液が供給され
る場合における作動液の供給遅れが回避される。
コアとの間に設けられたシール手段が、ロッドが後退端
位置にある状態において、ロッドとコアとの間の液密を
保持する。そのため、ロッドが後退端位置にあり、第一
ポートと第二ポートとが連通状態にある場合には、作動
液がロッドとコアとの間からプランジャ周辺に流入する
のが回避される。したがって、第一ポートと第二ポート
との一方のポートから他方のポートへ作動液が供給され
る場合における作動液の供給遅れが回避される。
【0009】また、本発明の電磁弁がブレーキ液圧制御
装置のマスタシリンダとホイールシリンダとを接続する
液通路の途中に配設される場合には、マスタシリンダか
らの作動液がプランジャ周辺に流入しないで全てホイー
ルシリンダに供給されるため、ブレーキの効き遅れが生
じることが回避される。プランジャ周辺に空気が存在し
ていても差し支えないのである。
装置のマスタシリンダとホイールシリンダとを接続する
液通路の途中に配設される場合には、マスタシリンダか
らの作動液がプランジャ周辺に流入しないで全てホイー
ルシリンダに供給されるため、ブレーキの効き遅れが生
じることが回避される。プランジャ周辺に空気が存在し
ていても差し支えないのである。
【0010】
【発明の効果】したがって、本発明の電磁弁によれば、
電磁弁の組付け作業を内部に空気が存在しないように行
う必要がなくなるため、組付け作業を容易に行うことが
できる。また、組付け後も、空気抜きを行う必要がなく
なるため、メンテナンスが容易になる。さらに、従来の
電磁弁においては必要であった空気抜き手段が不要にな
るため、その分構造を簡単にすることができ、コストダ
ウンを図ることができる。
電磁弁の組付け作業を内部に空気が存在しないように行
う必要がなくなるため、組付け作業を容易に行うことが
できる。また、組付け後も、空気抜きを行う必要がなく
なるため、メンテナンスが容易になる。さらに、従来の
電磁弁においては必要であった空気抜き手段が不要にな
るため、その分構造を簡単にすることができ、コストダ
ウンを図ることができる。
【0011】
【実施例】図2は、本発明の一実施例である電磁開閉弁
を含むブレーキ液圧制御装置を備えた液圧ブレーキ装置
の一部を示す。10はブレーキペダル、12はマスタシ
リンダ、14はホイールシリンダである。マスタシリン
ダ12とホイールシリンダ14とを接続する液通路16
の途中には常開の電磁開閉弁18が配設され、ホイール
シリンダ14とリザーバ19とを接続する別の液通路2
0の途中には常閉の電磁開閉弁22が配設されている。
電磁開閉弁18,22は図示しない制御装置の指令に基
づいて制御される。また、リザーバ19内の作動液は適
時ポンプ26でくみ上げられてアキュムレータ28に蓄
えられる。
を含むブレーキ液圧制御装置を備えた液圧ブレーキ装置
の一部を示す。10はブレーキペダル、12はマスタシ
リンダ、14はホイールシリンダである。マスタシリン
ダ12とホイールシリンダ14とを接続する液通路16
の途中には常開の電磁開閉弁18が配設され、ホイール
シリンダ14とリザーバ19とを接続する別の液通路2
0の途中には常閉の電磁開閉弁22が配設されている。
電磁開閉弁18,22は図示しない制御装置の指令に基
づいて制御される。また、リザーバ19内の作動液は適
時ポンプ26でくみ上げられてアキュムレータ28に蓄
えられる。
【0012】電磁開閉弁18,22は常には図中の原位
置にあり、液通路16が連通させられ、液通路20が遮
断されている。ブレーキペダル10が踏み込まれると、
マスタシリンダ12にはその踏力に応じた液圧が発生
し、その液圧が電磁開閉弁18を経てホイールシリンダ
14に伝達される。また、ホイールシリンダ14の液圧
が路面の摩擦係数μとの関係において過大になると、電
磁開閉弁18,22は切り換えられ、液通路16が遮断
され、液通路20が連通させられる。ホイールシリンダ
14の作動液は電磁開閉弁22を経てリザーバ19に排
出され、ホイールシリンダ14の液圧が低下させられ
る。
置にあり、液通路16が連通させられ、液通路20が遮
断されている。ブレーキペダル10が踏み込まれると、
マスタシリンダ12にはその踏力に応じた液圧が発生
し、その液圧が電磁開閉弁18を経てホイールシリンダ
14に伝達される。また、ホイールシリンダ14の液圧
が路面の摩擦係数μとの関係において過大になると、電
磁開閉弁18,22は切り換えられ、液通路16が遮断
され、液通路20が連通させられる。ホイールシリンダ
14の作動液は電磁開閉弁22を経てリザーバ19に排
出され、ホイールシリンダ14の液圧が低下させられ
る。
【0013】次に、電磁開閉弁18を図1に基づいて詳
細に説明する。図1において、50は概して円筒形状を
成す本体であり、その本体50の一方の開口がプラグ5
2によって閉塞されている。本体50,プラグ52は磁
性材料から成っている。本体50の内側には円筒状のコ
イル54を内蔵した非磁性材料製のコイル支持部材56
が嵌合され、固定されている。また、コイル支持部材5
6の内周部には、スリーブ58を介して、磁性材料製の
プランジャ60およびコア62がコイル54と同心に配
設されている。プランジャ60は、コイル54への通電
によって前進可能とされ、コア62はプランジャ60の
前方において本体50に固定されている。また、コア6
2の中心線上には貫通孔64が形成され、貫通孔64の
前端面側の開口部にはテーパが付けられてシール面66
が形成されている。
細に説明する。図1において、50は概して円筒形状を
成す本体であり、その本体50の一方の開口がプラグ5
2によって閉塞されている。本体50,プラグ52は磁
性材料から成っている。本体50の内側には円筒状のコ
イル54を内蔵した非磁性材料製のコイル支持部材56
が嵌合され、固定されている。また、コイル支持部材5
6の内周部には、スリーブ58を介して、磁性材料製の
プランジャ60およびコア62がコイル54と同心に配
設されている。プランジャ60は、コイル54への通電
によって前進可能とされ、コア62はプランジャ60の
前方において本体50に固定されている。また、コア6
2の中心線上には貫通孔64が形成され、貫通孔64の
前端面側の開口部にはテーパが付けられてシール面66
が形成されている。
【0014】プランジャ60から前方へ、ロッド68が
同心的に延びだせられている。ロッド68は小径部70
と大径部72とを備えている。後端部がプランジャ60
に圧入され、中間部がコア62の貫通孔64に摺動可能
に嵌合されている。小径部70のコア62からの突出端
に大径部72が設けられ、その大径部72の前端には弁
子74が設けられている。また、大径部72の小径部7
0側のかどには丸みが付けられてシール面76とされて
いる。
同心的に延びだせられている。ロッド68は小径部70
と大径部72とを備えている。後端部がプランジャ60
に圧入され、中間部がコア62の貫通孔64に摺動可能
に嵌合されている。小径部70のコア62からの突出端
に大径部72が設けられ、その大径部72の前端には弁
子74が設けられている。また、大径部72の小径部7
0側のかどには丸みが付けられてシール面76とされて
いる。
【0015】プランジャ60の外径はスリーブ58の内
径より僅かに小さくされ、プランジャ60の軸線方向の
長さはプラグ52とコア62との間の距離より短くされ
ている。プランジャ60の前方に第一室78、プランジ
ャ60の後方に第二室80が形成されている。プランジ
ャ60とスリープ58との間に隙間があるため、第一室
78と第二室80とは常時連通しており、プランジャ6
0の移動に伴って、第一室78と第二室80との間で作
動液が流動する。
径より僅かに小さくされ、プランジャ60の軸線方向の
長さはプラグ52とコア62との間の距離より短くされ
ている。プランジャ60の前方に第一室78、プランジ
ャ60の後方に第二室80が形成されている。プランジ
ャ60とスリープ58との間に隙間があるため、第一室
78と第二室80とは常時連通しており、プランジャ6
0の移動に伴って、第一室78と第二室80との間で作
動液が流動する。
【0016】本体50のプラグ52とは反対側の開口に
は、弁座部材84が嵌合され、固定されている。弁座部
材84は、本体50,コア62とともに弁子74を囲む
弁室86を形成している。弁座部材84の弁子74に対
向する位置には第一ポート88が形成されるともに、そ
の第一ポート88の周辺が弁座90とされている。ま
た、本体50の弁室86の周囲を囲む部分には第二ポー
ト92が形成されている。第一ポート88にはマスタシ
リンダ12が接続され、第二ポート92にはホイールシ
リンダ14が接続される。このように、本体50の一部
と弁座部材84とによって本発明における固定部材が構
成されている。弁子74と弁座90との間にはスプリン
グ98が設けられ、弁子74を弁座90から離間する方
向に付勢している。
は、弁座部材84が嵌合され、固定されている。弁座部
材84は、本体50,コア62とともに弁子74を囲む
弁室86を形成している。弁座部材84の弁子74に対
向する位置には第一ポート88が形成されるともに、そ
の第一ポート88の周辺が弁座90とされている。ま
た、本体50の弁室86の周囲を囲む部分には第二ポー
ト92が形成されている。第一ポート88にはマスタシ
リンダ12が接続され、第二ポート92にはホイールシ
リンダ14が接続される。このように、本体50の一部
と弁座部材84とによって本発明における固定部材が構
成されている。弁子74と弁座90との間にはスプリン
グ98が設けられ、弁子74を弁座90から離間する方
向に付勢している。
【0017】一方、本体50には、第一ポート88をバ
イパスして第二ポート92と連通する連通路100が形
成され、この連通路100には逆止弁102が設けられ
ている。逆止弁102は、第二ポート92へ向かう向き
の作動液の流れを阻止し、逆向きの流れを許容するもの
である。104,106はフィルタである。
イパスして第二ポート92と連通する連通路100が形
成され、この連通路100には逆止弁102が設けられ
ている。逆止弁102は、第二ポート92へ向かう向き
の作動液の流れを阻止し、逆向きの流れを許容するもの
である。104,106はフィルタである。
【0018】前述のように、コア62の貫通孔64の前
端面側の開口部にはシール面66が形成され、ロッド6
8にはシール面76が形成されているため、ロッド68
が後退端位置まで後退した状態においては、シール面7
6がシール面66に当接し、コア62とロッド68との
間の液密が保持されることになる。これらシール面76
とシール面66によってシール手段が構成されるのであ
る。
端面側の開口部にはシール面66が形成され、ロッド6
8にはシール面76が形成されているため、ロッド68
が後退端位置まで後退した状態においては、シール面7
6がシール面66に当接し、コア62とロッド68との
間の液密が保持されることになる。これらシール面76
とシール面66によってシール手段が構成されるのであ
る。
【0019】以上のように構成された電磁制御弁18の
作動を説明する。常には、図示の原位置にある。弁子7
4がスプリング98の付勢力によって弁座90から離間
させられ、第一ポート88と第二ポート92とが連通さ
せられるとともにロッド68が後退端に位置し、シール
面76がシール66に密着してロッド68とコア62と
の間の液密を保持しているのである。ブレーキペダル1
0が踏み込まれると、その踏力に応じた液圧がマスタシ
リンダ12に発生させられ、そのマスタシリンダ12の
液圧が第一ポート88,弁室86,第二ポート92を経
てホイールシリンダ14に伝達される。その場合に、ロ
ッド68とコア62との間の液密が保持されているた
め、弁室86に流入した作動液が第一室78や第二室8
0等プランジャ60周辺に流入することが防止される。
作動を説明する。常には、図示の原位置にある。弁子7
4がスプリング98の付勢力によって弁座90から離間
させられ、第一ポート88と第二ポート92とが連通さ
せられるとともにロッド68が後退端に位置し、シール
面76がシール66に密着してロッド68とコア62と
の間の液密を保持しているのである。ブレーキペダル1
0が踏み込まれると、その踏力に応じた液圧がマスタシ
リンダ12に発生させられ、そのマスタシリンダ12の
液圧が第一ポート88,弁室86,第二ポート92を経
てホイールシリンダ14に伝達される。その場合に、ロ
ッド68とコア62との間の液密が保持されているた
め、弁室86に流入した作動液が第一室78や第二室8
0等プランジャ60周辺に流入することが防止される。
【0020】ホイールシリンダ14の液圧が路面の摩擦
係数μとの関係において過大となり、車輪のスリップが
過大になればアンチスキッド制御が開始される。図示し
ない制御装置によってコイル54に通電され、プランジ
ャ60が前進させられてロッド68がスプリング98の
付勢力に抗して前進させられる。その結果、弁子74が
弁座90に着座させられ、第一ポート88と第二ポート
92とが遮断されてホイールシリンダ14への作動液の
供給が停止される。それとともに電磁開閉弁22が開状
態とされ、ホイールシリンダ14の作動液がリザーバ1
9に排出されてホイールシリンダ14の液圧が低下させ
られる。
係数μとの関係において過大となり、車輪のスリップが
過大になればアンチスキッド制御が開始される。図示し
ない制御装置によってコイル54に通電され、プランジ
ャ60が前進させられてロッド68がスプリング98の
付勢力に抗して前進させられる。その結果、弁子74が
弁座90に着座させられ、第一ポート88と第二ポート
92とが遮断されてホイールシリンダ14への作動液の
供給が停止される。それとともに電磁開閉弁22が開状
態とされ、ホイールシリンダ14の作動液がリザーバ1
9に排出されてホイールシリンダ14の液圧が低下させ
られる。
【0021】以上のように、本実施例の電磁開閉弁18
においては、第一ポート88と第二ポート92とが連通
している状態で、ロッド68とコア62との間の液密が
一対のシール面66,76から成るシール手段によって
保持されるため、弁室86の作動液が第一室78や第二
室80等プランジャ60周辺に流入することが防止され
る。そのため、マスタシリンダ12から第一ポート88
を経て弁室86に流入する作動液の全てが第二ポート9
2を経てホイールシリンダ14に供給されるため、その
分、ブレーキの効き遅れを回避することができる。つま
り、本実施例の電磁開閉弁18においては、第一室78
や第二室80等プランジャ60周辺に空気が存在してい
ても差し支えなく、この部分の空気抜きを行う必要がな
いのである。
においては、第一ポート88と第二ポート92とが連通
している状態で、ロッド68とコア62との間の液密が
一対のシール面66,76から成るシール手段によって
保持されるため、弁室86の作動液が第一室78や第二
室80等プランジャ60周辺に流入することが防止され
る。そのため、マスタシリンダ12から第一ポート88
を経て弁室86に流入する作動液の全てが第二ポート9
2を経てホイールシリンダ14に供給されるため、その
分、ブレーキの効き遅れを回避することができる。つま
り、本実施例の電磁開閉弁18においては、第一室78
や第二室80等プランジャ60周辺に空気が存在してい
ても差し支えなく、この部分の空気抜きを行う必要がな
いのである。
【0022】なお、シール手段は上記実施例の態様に限
らず、例えば図3に示す態様であってもよい。図3にお
いて、ロッド200の大径部202と小径部204との
段部にはOリング210が配設されている。それに対し
てコア212の下端面には貫通孔214より大径の嵌合
孔216が形成されている。ロッド200が後退端に位
置している場合には、Oリング210が嵌合孔216に
当接させられ、ロッド200とコア212との間の液密
が保持される。すなわち、Oリング210と嵌合孔21
6とによってシール手段が構成されるのである。
らず、例えば図3に示す態様であってもよい。図3にお
いて、ロッド200の大径部202と小径部204との
段部にはOリング210が配設されている。それに対し
てコア212の下端面には貫通孔214より大径の嵌合
孔216が形成されている。ロッド200が後退端に位
置している場合には、Oリング210が嵌合孔216に
当接させられ、ロッド200とコア212との間の液密
が保持される。すなわち、Oリング210と嵌合孔21
6とによってシール手段が構成されるのである。
【0023】また、ロッドの前端部に大径部を設けるこ
とは必ずしも不可欠ではない。大径部を設けない場合に
は、ロッドの中間部の前端部付近に溝を形成し、その溝
にOリングを嵌合させればよい。ロッドが後退端に位置
している場合には、Oリングがコアに形成された貫通孔
に係合させられ、ロッドとコアとの間の液密が保持され
る。Oリングと貫通孔とによってシール手段が構成され
る。
とは必ずしも不可欠ではない。大径部を設けない場合に
は、ロッドの中間部の前端部付近に溝を形成し、その溝
にOリングを嵌合させればよい。ロッドが後退端に位置
している場合には、Oリングがコアに形成された貫通孔
に係合させられ、ロッドとコアとの間の液密が保持され
る。Oリングと貫通孔とによってシール手段が構成され
る。
【0024】さらに、上記実施例においては、ロッド6
8がプランジャ60に圧入されることによってロッド6
8とプランジャ60とが一体的に移動可能とされていた
が、ロッド68をプランジャ60に固定することは不可
欠ではない。図示はしないが、ロッドをプランジャの前
方に形成された嵌合孔に嵌合するとともに第二室にプラ
ンジャをロッドに当接させる方向に付勢するスプリング
を配設する。この場合、上記スプリングの弾性力はロッ
ドを後退方向に付勢する弁子と弁座との間に配設された
別のスプリングのそれより小さい。常には、上記別のス
プリングによってロッドが後退端に位置させられている
が、コイルへの通電によって、プランジャが前進させら
れれば、それに伴ってロッドが前進させられる。このよ
うに、ロッドをプランジャに固定しなくても、これらを
一体的に移動させることができる。
8がプランジャ60に圧入されることによってロッド6
8とプランジャ60とが一体的に移動可能とされていた
が、ロッド68をプランジャ60に固定することは不可
欠ではない。図示はしないが、ロッドをプランジャの前
方に形成された嵌合孔に嵌合するとともに第二室にプラ
ンジャをロッドに当接させる方向に付勢するスプリング
を配設する。この場合、上記スプリングの弾性力はロッ
ドを後退方向に付勢する弁子と弁座との間に配設された
別のスプリングのそれより小さい。常には、上記別のス
プリングによってロッドが後退端に位置させられている
が、コイルへの通電によって、プランジャが前進させら
れれば、それに伴ってロッドが前進させられる。このよ
うに、ロッドをプランジャに固定しなくても、これらを
一体的に移動させることができる。
【0025】さらに、上記実施例においては、本発明の
電磁弁を電磁開閉弁に適用した場合について説明した
が、電磁方向切換弁に適用することもできる。その場合
には、2個以上のシート弁を組み合わせればよい。
電磁弁を電磁開閉弁に適用した場合について説明した
が、電磁方向切換弁に適用することもできる。その場合
には、2個以上のシート弁を組み合わせればよい。
【0026】その他、いちいち例示することはしない
が、特許請求の範囲を逸脱することなく当業者の知識に
基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を実施
することができる。
が、特許請求の範囲を逸脱することなく当業者の知識に
基づいて種々の変形,改良を施した態様で本発明を実施
することができる。
【図1】本発明の一実施例である電磁開閉弁の断面図で
ある。
ある。
【図2】上記電磁開閉弁を備えた液圧ブレーキ装置の一
部回路図である。
部回路図である。
【図3】本発明の別の実施例である電磁開閉弁の要部を
示す断面図である。
示す断面図である。
18 電磁開閉弁 54 コイル 60 プランジャ 62,202 コア 66 シール面 68,200 ロッド 74 弁子 76 シール面 84 弁座部材 98 スプリング 210 Oリング 216 嵌合孔
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状のコイルと、 そのコイルの内側に同心に配設され、コイルへの通電に
よって前進させられるプランジャと、 そのプランジャの前方にプランジャと同心に配設され、
中心線上に貫通孔を備えたコアと、 中間部がそのコアの貫通孔に摺動可能に嵌合され、後端
部が前記プランジャに係合させられ、前端部に弁子が設
けられたロッドと、 その弁子を囲む弁室を形成するとともに、弁子に対向す
る位置に第一ポートおよびその第一ポート周辺の弁座を
備え、別の位置に第二ポートを備えた固定部材と、 弁子を弁座から離間する方向に付勢するスプリングとを
含む電磁弁において、 前記ロッドの前端部と前記コアとの間にロッドが後退端
位置にある状態ではそのロッドとコアとの間の液密を保
持するシール手段を設けたことを特徴とする電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17121693A JPH074553A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17121693A JPH074553A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 電磁弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074553A true JPH074553A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15919196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17121693A Pending JPH074553A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074553A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6259062B1 (en) | 1999-12-03 | 2001-07-10 | Asm America, Inc. | Process chamber cooling |
| JP2021156387A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 日本電産トーソク株式会社 | 電磁弁 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP17121693A patent/JPH074553A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6259062B1 (en) | 1999-12-03 | 2001-07-10 | Asm America, Inc. | Process chamber cooling |
| JP2021156387A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 日本電産トーソク株式会社 | 電磁弁 |
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