JPH0745603A - 半導体装置の製造方法及びその製造工程の管理方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法及びその製造工程の管理方法Info
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- JPH0745603A JPH0745603A JP5204702A JP20470293A JPH0745603A JP H0745603 A JPH0745603 A JP H0745603A JP 5204702 A JP5204702 A JP 5204702A JP 20470293 A JP20470293 A JP 20470293A JP H0745603 A JPH0745603 A JP H0745603A
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- semiconductor device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体基板に形成する酸化膜の品質を再現性
よく制御する。 【構成】 クリーンルーム内で半導体装置を製造する方
法において、前記クリーンルーム内の相対湿度を50%
未満に保持する。また、半導体装置をクリーンルーム内
で製造する工程を管理する方法において、前記クリーン
ルーム内でMOS構造を有する半導体基板を作製し、該
半導体基板の容量特性の変動を測定してその測定結果に
基づいて前記クリーンルーム内の相対湿度を調整する。
前記容量特性は、容量−電圧特性(C−V特性)又は/
及び容量の時間応答特性(C−t特性)である。
よく制御する。 【構成】 クリーンルーム内で半導体装置を製造する方
法において、前記クリーンルーム内の相対湿度を50%
未満に保持する。また、半導体装置をクリーンルーム内
で製造する工程を管理する方法において、前記クリーン
ルーム内でMOS構造を有する半導体基板を作製し、該
半導体基板の容量特性の変動を測定してその測定結果に
基づいて前記クリーンルーム内の相対湿度を調整する。
前記容量特性は、容量−電圧特性(C−V特性)又は/
及び容量の時間応答特性(C−t特性)である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
及びその製造工程の管理方法に関し、さらに詳しくは、
半導体装置をクリーンルーム内で製造する際のクリーン
ルームの環境を管理して半導体基板や半導体集積回路の
酸化膜の品質を改善する方法に関する。
及びその製造工程の管理方法に関し、さらに詳しくは、
半導体装置をクリーンルーム内で製造する際のクリーン
ルームの環境を管理して半導体基板や半導体集積回路の
酸化膜の品質を改善する方法に関する。
【0002】
【発明の背景技術】半導体集積回路の高集積化、高性能
化は目ざましいものがあり、それに伴ってデバイス製造
プロセスも複雑、高度化の方向を辿っている。このよう
な方向の中で、特に金属汚染による影響がクローズアッ
プされてきており、性能、歩留り、信頼性の高いデバイ
スを得るためには、半導体基板の表面や製造工程におけ
る金属不純物汚染を1010cm-2以下にする必要がある
と言われている。
化は目ざましいものがあり、それに伴ってデバイス製造
プロセスも複雑、高度化の方向を辿っている。このよう
な方向の中で、特に金属汚染による影響がクローズアッ
プされてきており、性能、歩留り、信頼性の高いデバイ
スを得るためには、半導体基板の表面や製造工程におけ
る金属不純物汚染を1010cm-2以下にする必要がある
と言われている。
【0003】また、半導体工場内、特に半導体基板のプ
ロセスが実際に行われるクリーンルーム内での汚染の発
生源は、環境、作業者、装置、材料の4つに分類される
(詳しくはSemicon NEWS,1989.1
1,第45〜48頁を参照)。これら4つのうち、環
境、即ちクリーンルーム内の雰囲気の清浄度について
は、フィルター技術や構造設計技術の進展によりかなり
のレベルに達し、製造プロセスの汚染源としての比重は
十分小さくなってきている。
ロセスが実際に行われるクリーンルーム内での汚染の発
生源は、環境、作業者、装置、材料の4つに分類される
(詳しくはSemicon NEWS,1989.1
1,第45〜48頁を参照)。これら4つのうち、環
境、即ちクリーンルーム内の雰囲気の清浄度について
は、フィルター技術や構造設計技術の進展によりかなり
のレベルに達し、製造プロセスの汚染源としての比重は
十分小さくなってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者等
の試験によれば、半導体基板上に酸化膜を形成する場
合、クリーンルーム内の温度や清浄度、あるいは使用さ
れる薬液やガス等の純度をほぼ同じレベルにして製造プ
ロセスの汚染源としての比重を小さくさせても、形成し
た酸化膜の品質はクリーンルーム内の相対湿度に大きく
左右され、一定とはならないことが分った。
の試験によれば、半導体基板上に酸化膜を形成する場
合、クリーンルーム内の温度や清浄度、あるいは使用さ
れる薬液やガス等の純度をほぼ同じレベルにして製造プ
ロセスの汚染源としての比重を小さくさせても、形成し
た酸化膜の品質はクリーンルーム内の相対湿度に大きく
左右され、一定とはならないことが分った。
【0005】また、クリーンルーム内の相対湿度が高い
場合、品質の異なる半導体基板上にMOSデバイスを作
製してその特性を比較しても、両基板のMOSデバイス
の特性はクリーンルーム内の相対湿度の影響を受けるこ
とにより、その品質の差が分らなくなってしまうという
問題があった。
場合、品質の異なる半導体基板上にMOSデバイスを作
製してその特性を比較しても、両基板のMOSデバイス
の特性はクリーンルーム内の相対湿度の影響を受けるこ
とにより、その品質の差が分らなくなってしまうという
問題があった。
【0006】クリーンルーム内の相対湿度については、
その変動幅を±2%に制御する技術が開発されている
(詳しくは実践LSI工場清浄化技術、1985年11
月30日発行、第161〜163頁を参照)。しかしな
がら、クリーンルーム内で半導体装置を製造する場合
に、クリーンルーム内の相対湿度を具体的に何%にすれ
ば適切であるのか、その判断基準を与える方法や思想は
前記文献にも記述されておらず、現在までのところその
他の文献等でも開示されていない。
その変動幅を±2%に制御する技術が開発されている
(詳しくは実践LSI工場清浄化技術、1985年11
月30日発行、第161〜163頁を参照)。しかしな
がら、クリーンルーム内で半導体装置を製造する場合
に、クリーンルーム内の相対湿度を具体的に何%にすれ
ば適切であるのか、その判断基準を与える方法や思想は
前記文献にも記述されておらず、現在までのところその
他の文献等でも開示されていない。
【0007】半導体基板上に形成される酸化膜の品質を
一定に保つことは、半導体集積回路の微細化、高密度
化、高速化や高歩留り化を図る上で、今後益々重要とな
ってくる。そして、酸化膜の品質を一定に保つには、ク
リーンルーム内の相対湿度等の環境を益々厳しく管理す
る必要がある。
一定に保つことは、半導体集積回路の微細化、高密度
化、高速化や高歩留り化を図る上で、今後益々重要とな
ってくる。そして、酸化膜の品質を一定に保つには、ク
リーンルーム内の相対湿度等の環境を益々厳しく管理す
る必要がある。
【0008】そこで本発明は、半導体基板や集積回路を
製造するにあたり、その酸化膜の品質を再現性よく制御
するために製造工程を厳格に管理して半導体基板や集積
回路の品質を改善することを可能とした半導体装置の製
造方法及びその製造工程を管理する方法を提供すること
を目的とする。
製造するにあたり、その酸化膜の品質を再現性よく制御
するために製造工程を厳格に管理して半導体基板や集積
回路の品質を改善することを可能とした半導体装置の製
造方法及びその製造工程を管理する方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者らは、クリーンルーム内の相対湿度を変え
て、熱酸化膜を形成し、MOS型半導体デバイスを作製
して試験を行ったところ、C−t特性による少数キャリ
アの発生ライフタイムτg(詳しくはZ.angew.
Phys.,22.,1966,第30〜33頁を参
照:文献1)やC−V特性のBT処理によるVfbの変
化量(詳しくは徳山巌著、MOSデバイス、工業調査会
発行、第7頁、第58頁を参照:文献2)は、相対湿度
に大きく影響されることを見出した。
め、本発明者らは、クリーンルーム内の相対湿度を変え
て、熱酸化膜を形成し、MOS型半導体デバイスを作製
して試験を行ったところ、C−t特性による少数キャリ
アの発生ライフタイムτg(詳しくはZ.angew.
Phys.,22.,1966,第30〜33頁を参
照:文献1)やC−V特性のBT処理によるVfbの変
化量(詳しくは徳山巌著、MOSデバイス、工業調査会
発行、第7頁、第58頁を参照:文献2)は、相対湿度
に大きく影響されることを見出した。
【0010】本発明は係る知見に基づいてなされたもの
で、クリーンルーム内で半導体装置を製造する方法にお
いて、前記クリーンルーム内の相対湿度を50%未満に
保持することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供
する。
で、クリーンルーム内で半導体装置を製造する方法にお
いて、前記クリーンルーム内の相対湿度を50%未満に
保持することを特徴とする半導体装置の製造方法を提供
する。
【0011】本発明における半導体装置の製造方法にお
いては、特に半導体基板上に半導体酸化膜を形成する工
程を含み、良質な酸化膜を形成しようとするものであ
る。
いては、特に半導体基板上に半導体酸化膜を形成する工
程を含み、良質な酸化膜を形成しようとするものであ
る。
【0012】また本発明は、クリーンルーム内で半導体
装置を製造する工程を管理する方法において、前記クリ
ーンルーム内でMOS構造を有する半導体基板を作製し
てその容量特性の変動を測定し、その測定結果に基づい
てクリーンルーム内の相対湿度を調整することを特徴と
する半導体装置の製造工程の管理方法を提供する。
装置を製造する工程を管理する方法において、前記クリ
ーンルーム内でMOS構造を有する半導体基板を作製し
てその容量特性の変動を測定し、その測定結果に基づい
てクリーンルーム内の相対湿度を調整することを特徴と
する半導体装置の製造工程の管理方法を提供する。
【0013】前記容量特性は、容量−電圧特性(C−V
特性)又は/及び容量の時間応答特性(C−t特性)で
ある。すなわち、C−t特性による少数キャリアの発生
ライフタイムτgやC−V特性のBT処理後のVfbの
変化量の変動からクリーンルーム内の環境の変動を判断
するようにしたものである。
特性)又は/及び容量の時間応答特性(C−t特性)で
ある。すなわち、C−t特性による少数キャリアの発生
ライフタイムτgやC−V特性のBT処理後のVfbの
変化量の変動からクリーンルーム内の環境の変動を判断
するようにしたものである。
【0014】
【作用】半導体基板上に形成した酸化膜は親水性である
ため、水分を吸収し易くなっている。特に熱処理した直
後の酸化膜は、温度が室温に比べてかなり高くなってい
るために、水分を拡散、浸透し易い状態となっている。
ため、水分を吸収し易くなっている。特に熱処理した直
後の酸化膜は、温度が室温に比べてかなり高くなってい
るために、水分を拡散、浸透し易い状態となっている。
【0015】酸化膜中への水分の拡散、浸透の量は、ク
リーンルーム内雰囲気中に存在している飽和水蒸気量に
比例しているものと考えられる。従って、相対湿度が高
い場合、酸化膜中へ拡散、浸透された水分量は多くな
り、酸化膜中に存在する未結合電子対に吸着、結合し電
子トラップを形成するものと考えることができる。
リーンルーム内雰囲気中に存在している飽和水蒸気量に
比例しているものと考えられる。従って、相対湿度が高
い場合、酸化膜中へ拡散、浸透された水分量は多くな
り、酸化膜中に存在する未結合電子対に吸着、結合し電
子トラップを形成するものと考えることができる。
【0016】酸化膜中に電子トラップが存在すると、ゲ
ート電極に正の電圧を印加した場合には、該電子トラッ
プが電子を放出する。この電子は電極側に流れ、酸化膜
中に正の電荷を形成する。この正電荷がデバイスの諸特
性に悪影響を及ぼすこととなる。
ート電極に正の電圧を印加した場合には、該電子トラッ
プが電子を放出する。この電子は電極側に流れ、酸化膜
中に正の電荷を形成する。この正電荷がデバイスの諸特
性に悪影響を及ぼすこととなる。
【0017】具体的な例として、p型半導体基板上に酸
化膜及び金属膜を形成し、このようなMOS構造を有す
る半導体基板においてC−t特性から少数キャリアの発
生ライフタイムを求める場合を考える。この場合、通常
は正の定電圧を印加して少数キャリアである電子を半導
体基板表面に引き寄せ、反転層が形成されるまでの容量
変化を測定してこれから発生ライフタイムを求めること
になる。しかし、電子トラップが多数存在する場合に
は、余分な電子が半導体基板表面に供給されることにな
る。その結果、電子トラップによる影響が無い場合に比
べて反転層が速く形成され、見かけ上の発生ライフタイ
ムが短くなる。
化膜及び金属膜を形成し、このようなMOS構造を有す
る半導体基板においてC−t特性から少数キャリアの発
生ライフタイムを求める場合を考える。この場合、通常
は正の定電圧を印加して少数キャリアである電子を半導
体基板表面に引き寄せ、反転層が形成されるまでの容量
変化を測定してこれから発生ライフタイムを求めること
になる。しかし、電子トラップが多数存在する場合に
は、余分な電子が半導体基板表面に供給されることにな
る。その結果、電子トラップによる影響が無い場合に比
べて反転層が速く形成され、見かけ上の発生ライフタイ
ムが短くなる。
【0018】また、上記半導体基板にBT処理を施して
その前後のC−V特性から可動イオンの量を求める場合
は、半導体基板の温度を150〜300℃位に上げると
ともに正の電圧を印加し(BT処理)、このBT処理の
前後に室温で測定したC−V特性のVfbシフト量から
可動イオンの量が算出される。しかし、ここでも、電子
トラップが多数存在する場合には、酸化膜中より電子が
放出されて酸化膜中に正の電荷が発生するために、見か
け上の可動イオン量が多くなる。
その前後のC−V特性から可動イオンの量を求める場合
は、半導体基板の温度を150〜300℃位に上げると
ともに正の電圧を印加し(BT処理)、このBT処理の
前後に室温で測定したC−V特性のVfbシフト量から
可動イオンの量が算出される。しかし、ここでも、電子
トラップが多数存在する場合には、酸化膜中より電子が
放出されて酸化膜中に正の電荷が発生するために、見か
け上の可動イオン量が多くなる。
【0019】さらに、このBT処理前のC−V特性の測
定においては、負から正(および正から負)の電圧を印
加してMOS構造の容量を測定するが、ここでも、電子
トラップが多数存在する場合には、酸化膜中より電子が
放出されて酸化膜中に正の電荷が発生して見かけ上の固
定電荷量が多くなる。但し、固定電荷の量は、室温でス
トレス電圧の無い状態で測定されるために、可動イオン
量に比べるとわずかである。
定においては、負から正(および正から負)の電圧を印
加してMOS構造の容量を測定するが、ここでも、電子
トラップが多数存在する場合には、酸化膜中より電子が
放出されて酸化膜中に正の電荷が発生して見かけ上の固
定電荷量が多くなる。但し、固定電荷の量は、室温でス
トレス電圧の無い状態で測定されるために、可動イオン
量に比べるとわずかである。
【0020】従って、クリーンルーム内で半導体基板や
半導体集積回路を製造する場合、良質な酸化膜を形成す
るためだけでなく、この酸化膜を含むMOSデバイスの
諸特性を正確に評価するためには、クリーンルーム内の
相対湿度をあるレベル以下にする必要がある。本発明者
等による検討の結果、上記のような酸化膜中への水分の
浸透による影響を極力低減するためには、クリーンルー
ム内の相対湿度を50%未満にする必要があることを見
出し、本発明に至った。
半導体集積回路を製造する場合、良質な酸化膜を形成す
るためだけでなく、この酸化膜を含むMOSデバイスの
諸特性を正確に評価するためには、クリーンルーム内の
相対湿度をあるレベル以下にする必要がある。本発明者
等による検討の結果、上記のような酸化膜中への水分の
浸透による影響を極力低減するためには、クリーンルー
ム内の相対湿度を50%未満にする必要があることを見
出し、本発明に至った。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げてさらに具体的
に説明する。 [実施例1]まず、半導体基板の結晶品種とそれから得
られるMOS型半導体デバイスの特性との関係を調べる
ために、直径5”φ、面方位〈100〉、導電型p型、
比抵抗約10Ωcmの窒素ドープFZ−Siウエーハ
(以下、このウエーハを「FZ」と略記する。)とCZ
−Siウエーハをそれぞれ用意した。CZ−Siウエー
ハについては、その含有格子間酸素濃度が約1.4×1
018atoms/cm3のもの(以下、このウエーハを
「CZ−1」と略記する。)と、この品種のCZ−Si
ウエーハにイントリンジックゲッタリング処理(110
0℃を2時間、650℃を8時間、及び1000℃を1
6時間の熱処理)を施したもの(以下、このウエーハを
「CZ−2」と略記する。)を用意した。
に説明する。 [実施例1]まず、半導体基板の結晶品種とそれから得
られるMOS型半導体デバイスの特性との関係を調べる
ために、直径5”φ、面方位〈100〉、導電型p型、
比抵抗約10Ωcmの窒素ドープFZ−Siウエーハ
(以下、このウエーハを「FZ」と略記する。)とCZ
−Siウエーハをそれぞれ用意した。CZ−Siウエー
ハについては、その含有格子間酸素濃度が約1.4×1
018atoms/cm3のもの(以下、このウエーハを
「CZ−1」と略記する。)と、この品種のCZ−Si
ウエーハにイントリンジックゲッタリング処理(110
0℃を2時間、650℃を8時間、及び1000℃を1
6時間の熱処理)を施したもの(以下、このウエーハを
「CZ−2」と略記する。)を用意した。
【0022】次に、クリーンルーム内の相対湿度とMO
S型半導体デバイスの特性との関係を調べるために、純
水を使ってクリーンルーム内の相対湿度を調整し、MO
Sキャパシタを作製する工程が終了するまでは一定の相
対湿度に保った。
S型半導体デバイスの特性との関係を調べるために、純
水を使ってクリーンルーム内の相対湿度を調整し、MO
Sキャパシタを作製する工程が終了するまでは一定の相
対湿度に保った。
【0023】MOSキャパシタは、次に述べる手順に従
って作製した。まず、酸化前にウエーハ表面を清浄化す
るために洗浄を施し、乾燥後、直ちに酸化炉に挿入し
た。ゲート酸化膜は、1000℃で1時間半、ウエット
酸素雰囲気中(水素と酸素の燃焼法)で500nm形成
し、引き続き窒素雰囲気中で1時間熱処理を施した。
って作製した。まず、酸化前にウエーハ表面を清浄化す
るために洗浄を施し、乾燥後、直ちに酸化炉に挿入し
た。ゲート酸化膜は、1000℃で1時間半、ウエット
酸素雰囲気中(水素と酸素の燃焼法)で500nm形成
し、引き続き窒素雰囲気中で1時間熱処理を施した。
【0024】ここで、固定電荷密度を低減させるため
に、特願平4−355269号に記載した方法を用い、
酸化・アニール中の雰囲気ガスの隙間線速を80cm/
minとし、ウエーハ引き出し時の該隙間線速を400
cm/minとした。その後、この時に形成されたシリ
コン酸化膜上にAl電極のMOSキャパシタを作製し、
界面準位密度を減らすために400℃で30分、水素
(3%)及び窒素(97%)の混合雰囲気中で熱処理し
た。
に、特願平4−355269号に記載した方法を用い、
酸化・アニール中の雰囲気ガスの隙間線速を80cm/
minとし、ウエーハ引き出し時の該隙間線速を400
cm/minとした。その後、この時に形成されたシリ
コン酸化膜上にAl電極のMOSキャパシタを作製し、
界面準位密度を減らすために400℃で30分、水素
(3%)及び窒素(97%)の混合雰囲気中で熱処理し
た。
【0025】MOS特性の測定には、ゲート面積が1.
81mm2のMOSキャパシタを用いた。C−t特性
は、最初は−18Vの電圧を印加して蓄積状態にし、次
に+18Vの電圧を印加して空乏状態での容量変化を測
定した。この測定結果から、少数キャリアの発生ライフ
タイムをZerbstプロット(Z.angew.Ph
ys.,22.,1966,第30〜33頁を参照)に
より算出し、その結果を図1に示した。
81mm2のMOSキャパシタを用いた。C−t特性
は、最初は−18Vの電圧を印加して蓄積状態にし、次
に+18Vの電圧を印加して空乏状態での容量変化を測
定した。この測定結果から、少数キャリアの発生ライフ
タイムをZerbstプロット(Z.angew.Ph
ys.,22.,1966,第30〜33頁を参照)に
より算出し、その結果を図1に示した。
【0026】同図の結果から明らかなように、クリーン
ルーム内の相対湿度が50%未満では、少数キャリアの
発生ライフタイムはFZが最も長く、続いてCZ−2、
CZ−1の順となる。従って、結晶品質の差、即ち結晶
品質が良い順にFZ>CZ−2>CZ−1となることが
明らかになっている。しかも、同一種類のウエーハ間の
特性のバラツキは小さい。従って、相対湿度が50%未
満ではいずれの種類のウエーハも結晶品質が比較的良
く、且つ異なる種類のウエーハ間での結晶品質の差を容
易に評価することができる。
ルーム内の相対湿度が50%未満では、少数キャリアの
発生ライフタイムはFZが最も長く、続いてCZ−2、
CZ−1の順となる。従って、結晶品質の差、即ち結晶
品質が良い順にFZ>CZ−2>CZ−1となることが
明らかになっている。しかも、同一種類のウエーハ間の
特性のバラツキは小さい。従って、相対湿度が50%未
満ではいずれの種類のウエーハも結晶品質が比較的良
く、且つ異なる種類のウエーハ間での結晶品質の差を容
易に評価することができる。
【0027】しかし、相対湿度がほぼ50%のときに少
数キャリアの発生ライフタイムが低下し始め、且つ同一
種類のウエーハ間での値のバラツキが大きくなってい
る。さらに、相対湿度が60%以上では、少数キャリア
の発生ライフタイムの値が低くなり、且つ異なる種類の
ウエーハ間での値の差が小さくなっている。従って、ク
リーンルーム内の相対湿度が50%以上になると、いず
れの種類のウエーハの酸化膜の品質も低下し、且つ異な
る種類のウエーハ間での差が小さくなり、ウエーハ間で
の特性の差を評価することが極めて困難となることが明
らかとなった。
数キャリアの発生ライフタイムが低下し始め、且つ同一
種類のウエーハ間での値のバラツキが大きくなってい
る。さらに、相対湿度が60%以上では、少数キャリア
の発生ライフタイムの値が低くなり、且つ異なる種類の
ウエーハ間での値の差が小さくなっている。従って、ク
リーンルーム内の相対湿度が50%以上になると、いず
れの種類のウエーハの酸化膜の品質も低下し、且つ異な
る種類のウエーハ間での差が小さくなり、ウエーハ間で
の特性の差を評価することが極めて困難となることが明
らかとなった。
【0028】次に、BT処理の前後でのC−V特性を測
定した。BT処理は、MOSキャパシタの温度を250
℃に上げ、+25の電圧を5分印加した。このBT処理
の前後に、室温でC−V特性を測定し、Vfbのシフト
量から算出した電荷量を可動イオン量として図2に示し
た。同図の結果から明らかなように、クリーンルーム内
の相対湿度が50%未満では、可動イオン量は約1×1
010/cm2と低かったが、相対湿度が50%で増加し
始め、且つばらつきが大きくなっており、60%以上で
はその値が約1×1011/cm2とかなり高くなってい
る。
定した。BT処理は、MOSキャパシタの温度を250
℃に上げ、+25の電圧を5分印加した。このBT処理
の前後に、室温でC−V特性を測定し、Vfbのシフト
量から算出した電荷量を可動イオン量として図2に示し
た。同図の結果から明らかなように、クリーンルーム内
の相対湿度が50%未満では、可動イオン量は約1×1
010/cm2と低かったが、相対湿度が50%で増加し
始め、且つばらつきが大きくなっており、60%以上で
はその値が約1×1011/cm2とかなり高くなってい
る。
【0029】次に、固定電荷量を求めた。固定電荷量
は、室温で測定したC−V特性のVfb値より算出し、
その結果を図3に示した。同図の結果から明らかなよう
に、クリーンルームの相対湿度が50%未満では、固定
電荷密度は約1.4×1010/cm2と低かったが、相
対湿度が50%で増加し始め、且つばらつきが大きくな
っており、60%以上ではその値が約2.5×1010/
cm2と高くなっている。
は、室温で測定したC−V特性のVfb値より算出し、
その結果を図3に示した。同図の結果から明らかなよう
に、クリーンルームの相対湿度が50%未満では、固定
電荷密度は約1.4×1010/cm2と低かったが、相
対湿度が50%で増加し始め、且つばらつきが大きくな
っており、60%以上ではその値が約2.5×1010/
cm2と高くなっている。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、半
導体基板や半導体集積回路を製造するときのクリーンル
ーム内の相対湿度を50%未満とすることにより、結晶
品質の正確な評価を行え、また、高品質の酸化膜を形成
できる極めて明確な半導体基板の製造方法の提供が可能
となる。
導体基板や半導体集積回路を製造するときのクリーンル
ーム内の相対湿度を50%未満とすることにより、結晶
品質の正確な評価を行え、また、高品質の酸化膜を形成
できる極めて明確な半導体基板の製造方法の提供が可能
となる。
【0031】従って、この方法によれば、半導体基板上
に形成された酸化膜の品質を一定に保つことが可能にな
る。
に形成された酸化膜の品質を一定に保つことが可能にな
る。
【図1】本実施例におけるMOSキャパシタのC−t特
性による少数キャリアの発生ライフタイムτgとクリー
ンルーム内の相対湿度との関係を示すグラフである。
性による少数キャリアの発生ライフタイムτgとクリー
ンルーム内の相対湿度との関係を示すグラフである。
【図2】本実施定におけるMOSキャパシタのBT法に
よる可動イオンQmとクリーンルーム内の相対湿度との
関係を示すグラフである。
よる可動イオンQmとクリーンルーム内の相対湿度との
関係を示すグラフである。
【図3】本実施例におけるMOSキャパシタのC−V特
性による固定電荷Qfとクリーンルーム内の相対湿度と
の関係を示すグラフである。
性による固定電荷Qfとクリーンルーム内の相対湿度と
の関係を示すグラフである。
Claims (4)
- 【請求項1】 クリーンルーム内で半導体装置を製造す
る方法において、前記クリーンルーム内の相対湿度を5
0%未満に保持することを特徴とする半導体装置の製造
方法。 - 【請求項2】 前記半導体装置を製造する方法は半導体
基板上に半導体酸化膜を形成する工程を含む請求項1に
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 クリーンルーム内で半導体装置を製造す
る工程を管理する方法において、前記クリーンルーム内
でMOS構造を有する半導体基板を作製してその容量特
性の変動を測定し、その測定結果に基づいてクリーンル
ーム内の相対湿度を調整することを特徴とする半導体装
置の製造工程の管理方法。 - 【請求項4】 前記容量特性は、容量−電圧特性(C−
V特性)又は/及び容量の時間応答特性(C−t特性)
である請求項3に記載の半導体装置の製造工程の管理方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5204702A JPH0745603A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 半導体装置の製造方法及びその製造工程の管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5204702A JPH0745603A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 半導体装置の製造方法及びその製造工程の管理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745603A true JPH0745603A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16494902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5204702A Pending JPH0745603A (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 半導体装置の製造方法及びその製造工程の管理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745603A (ja) |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62174923A (ja) * | 1986-01-29 | 1987-07-31 | Hitachi Ltd | 枚葉式薄膜形成法および薄膜形成装置 |
| JPH0257844A (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-27 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | クリーンルームの湿度制御方法 |
| JPH03129735A (ja) * | 1988-12-21 | 1991-06-03 | American Teleph & Telegr Co <Att> | 薄膜酸化物用の成長修正熱酸化方法 |
| JPH03183132A (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-09 | Toshiba Ceramics Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JPH04254328A (ja) * | 1991-02-06 | 1992-09-09 | Fujitsu Ltd | 半導体装置の製造方法 |
| JPH04355921A (ja) * | 1990-08-24 | 1992-12-09 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の製造方法 |
| JPH05109766A (ja) * | 1991-10-21 | 1993-04-30 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP5204702A patent/JPH0745603A/ja active Pending
Patent Citations (7)
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