JPH0745612Y2 - 鉄筋コンクリート構造物上の防音装置 - Google Patents

鉄筋コンクリート構造物上の防音装置

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JPH0745612Y2
JPH0745612Y2 JP1989060934U JP6093489U JPH0745612Y2 JP H0745612 Y2 JPH0745612 Y2 JP H0745612Y2 JP 1989060934 U JP1989060934 U JP 1989060934U JP 6093489 U JP6093489 U JP 6093489U JP H0745612 Y2 JPH0745612 Y2 JP H0745612Y2
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reinforced concrete
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wall
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JP1989060934U
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尚彦 宮田
征夫 宮本
信之 松本
啓一 斉藤
満三 小沢
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Railway Technical Research Institute
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Railway Technical Research Institute
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、鉄道、自動車用道路、工場等における高架橋
等の鉄筋コンクリート構造物上に設けるプレキャストコ
ンクリート製防音装置に関するものである。
〈従来の技術〉 周知のように、鉄道や自動車用の道路などにおける鉄筋
コンクリート構造物である高架橋等には、周囲の住宅に
対する騒音防止のため側縁部に防音壁等の防音装置を設
ける必要がある。
この防音壁としては、風の荷重に十分耐えられる強度、
列車や自動車の走行により衝撃的、瞬間的に高荷重が作
用した場合に耐えられる強度および十分な耐久性などが
必要である。
従来の防音壁は、コンクリートの場所打ちで構成した
り、または高架橋の路面や道路の側縁部に沿って横断面
がH字状の鋼製支柱を一定間隔で直立状に設置し、隣り
合う支柱間に横長な板状の防音板を上下方向に重ねて配
列することにより防音壁を構成していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記した従来の構成の防音壁では、重量がある
ので、高架橋を設計する場合に防音壁の重量を強度計算
に含める必要があり、防音壁が重いほど高架橋の基礎、
梁、柱などを強度ある構造にしなければならず、長期の
施工期間を必要とするばかりでなく、施工費用も膨大な
ものとなっている。また、鋼製部材を使用しているので
腐食等により耐久性に問題が生じる場合も多い。
したがって、極めて軽量で、しかも防音効果が高くて各
種の荷重や自然現象に長期間耐えられる耐久性のある防
音装置が要望されていた。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、鉄筋コンクリー
ト構造物の側縁部(1)の上面に、表面が平坦に敷きな
らされた敷モルタル部(2)が長さ方向に沿って形成さ
れ、前記敷モルタル部(2)上にプレキャストコンクリ
ート製防音壁(5)がアンカーボルトによって列状に固
定されている鉄筋コンクリート構造物上の防音装置であ
って、前記防音壁(5)は、下面部(6)の一側縁から
直立する壁部(7)を直立させたL字状で左右に側面部
(9)を設けてあり、前記側縁部(1)上においてアン
カーボルトにより前記下面部(6)が固定され、前記左
右の側面部(9)の外面には長さ方向に溝部(11)が形
成され、前記左右の側面部(9)のうちの一方の側面部
の溝部にパッキング材(12)が固着されていることを特
徴とするものである。
〈作用〉 本考案は、上記のような構成であるので、予め埋設され
たアンカーボルトにナットでプレキャストコンクリート
製防音壁を固定するだけで、鉄筋コンクリート構造物の
側縁部に、極めて簡単に防音装置を施工することができ
る。そして、隣り合うプレキャストコンクリート製防音
壁は個々に強固に保持されているし、防音壁の接触部分
にパッキング材が介在しているので防音効果が良好にな
る。プレキャストコンクリート製の各防音壁は、腐食等
の問題もなく、軽量骨材等を用いることにより軽量化す
ることが可能であるから、高架橋等の設計時に十分な余
裕を持って安全性の確保を行なうことができ、実用的価
値の高い防音装置を提供することができる。さらに、本
願考案の防音装置の基礎部分は、側縁部鉄筋に定着され
ることになるから、風荷重や水平押圧力等に対しても側
縁部全体で対抗することになり、防音壁基礎部の強度も
強化される。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図において、1は鉄道、自動車用道路などにおける
鉄筋コンクリート構造物である高架橋等の側縁部で、こ
の側縁部1の上面はコンクリートの現場打ちのままであ
るから極めて粗面である。したがって、この側縁部1の
上面には、上面が平坦に敷ならされた敷モルタル部2を
設ける。
この敷モルタル部2は側縁部1の長さ方向に沿って長尺
に設けるもので、上面を鏝等で仕上処理して平坦面に形
成する。そして、上記した側縁部1には、U字状のアン
カーボルトの基部3を、第2図に示すように、側縁部に
配設される構造物の側縁部鉄筋に係合させた状態で場所
打ちコンクリート中に埋め込み状にして植設する。この
場合、アンカーボルトの上端部4を敷モルタル部2の上
面から突出させるようにして側縁部のコンクリートを打
設する。第2図に示すように、上記したアンカーボルト
の基部3はU字状であるから、当該U字の円弧部分はこ
の鉄筋コンクリート構造物の側縁部1の鉄筋である側縁
部鉄筋(第2図においてハッチで示した3個の円形部
分:横断面を示す)を取り囲むようにして相互に係合
し、2本の上端部4が側縁部1の上面に左右に並列して
突出する。従って、この防音装置の基礎部分は、側縁部
鉄筋に定着されることになるから、風荷重や水平押圧力
等に対しても側縁部全体で対抗することになり、防音壁
基礎部の強度も強化される。
上記したアンカーボルトは鉄筋コンクリート構造物の側
縁部1に、構造物の長さ方向に沿って一定の間隔で植設
するので、左右の上端部4が側縁部1に沿い一定の間隔
で並列する状態になる。
上記した敷モルタル部2の上面にはプレキャストコンク
リート製防音壁5を側縁部1の長さ方向に沿って列状に
並設する。このプレキャストコンクリート製防音壁5
は、普通コンクリート、繊維補強コンクリート、合成樹
脂含浸コンクリートなどのコンクリートにより、工場等
で予め成形するもので、少なくとも下面部6と、下面部
6の一側縁から直立する壁部7とを有し、下面部6には
アンカーボルトの各上端部4に対応して形成した通孔8
…を開設する。上記の場合、繊維補強コンクリートによ
るものは、本来遮音性の高いコンクリートを基礎材料と
し、その構造強度を高めるために鋼繊維や炭素繊維等の
高強度の繊維材料を適度な配合率で混合し、高強度化と
軽量化とを図ったものである。
そして、プレキャストコンクリート製防音壁5には補強
を目的として下面部6と壁部6と壁部7とにより構成さ
れるL字状部分の左右に側面部9,9を設けるとともに、
複数のリブ材10を設ける。
上記した側面部9、リブ材10は、強度低下を来さない範
囲内で細くしたりテーパー状にして軽量化を図るのが望
ましい。
また、上記した左右の側面部9の外面には長さ方向に溝
部11を形成し、一方の側面部9の溝部11にはゴム質から
なるパッキング材12を接着剤などで固着する。
本考案の防音装置は上記したような構成で、側縁部1を
施工するときに敷モルタル部2とアンカーボルト基部3
とを同時に構成するものである。そして、側縁部1や敷
モルタル部2が養生硬化したとき、あらかじめ工場生産
したプレキャストコンクリート製防音壁5を側縁部1の
工事現場に搬入し、側縁部1に、長さ方向に沿ってプレ
キャストコンクリート製防音壁5を並列状に配置し、各
防音壁5の下面部6に開設した通孔8にアンカーボルト
の上端部4を下から挿通し、各上端部4を下面部6の上
面に突出させてナット13で強固に止着する。
このようにして側縁部1の長さ方向に沿いプレキャスト
コンクリート製防音壁5を並列状に設置すると、側縁部
1にはプレキャストコンクリート製防音壁5が並設した
防音装置が構成される。そして、隣り合うプレキャスト
コンクリート製防音壁5は個々に強固に保持されている
し、防音壁5の接触部分にパッキング材12が介在してい
るので防音効果が良好になる。
以上本考案を図面の実施例に基づいて説明したが、本考
案は上記した実施例に限定されるものではなく、実用新
案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限りどのよ
うにでも実施することができる。
〈考案の効果〉 以上要するに、上記構成を有する本考案によれば、予め
埋設されたアンカーボルトにナットでプレキャストコン
クリート製防音壁を固定するだけで、鉄筋コンクリート
構造物の側縁部に、極めて簡単に防音装置を施工するこ
とができる。隣り合うプレキャストコンクリート製防音
壁は個々に強固に保持されているし、防音壁の接触部分
にパッキング材が介在しているので防音効果が良好にな
る。そして、プレキャストコンクリート製の各防音壁
は、腐食等の問題もなく、軽量骨材等を用いることによ
り軽量化することが可能であるから、高架橋等の設計時
に十分な余裕を持って安全性の確保を行なうことがで
き、実用的価値の高い防音装置を提供することができ
る、という利点を有している。
さらに、本願考案の防音装置の基礎部分は、側縁部鉄筋
に定着されることになるから、風荷重や水平押圧力等に
対しても側縁部全体で対抗することになり、防音壁基礎
部の強度も強化される、という利点も有している。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部の
斜視図、第2図は腰部の縦断面図、第3図は防音壁の一
部を欠截した正面図、第4図は防音壁の一部を欠截した
側面図である。 1は側縁部、2は敷モルタル部、3はアンカーボルト基
部、4はアンカーボルト上端部、5はプレキャストコン
クリート製防音壁、6は下面部、7は壁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 宮本 征夫 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)考案者 松本 信之 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)考案者 斉藤 啓一 東京都国分寺市光町2丁目8番地38 財団 法人鉄道総合技術研究所内 (72)考案者 小沢 満三 東京都杉並区上高井戸1―7―16 小沢コ ンクリート工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−144022(JP,U) 実開 昭52−71209(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄筋コンクリート構造物の側縁部(1)の
    上面に、表面が平坦に敷きならされた敷モルタル部
    (2)が長さ方向に沿って形成され、前記敷モルタル部
    (2)上にプレキャストコンクリート製防音壁(5)が
    アンカーボルトによって列状に固定されている鉄筋コン
    クリート構造物上の防音装置であって、 前記防音壁(5)は、下面部(6)の一側縁から直立す
    る壁部(7)を直立させたL字状で左右に側面部(9)
    を設けてあり、前記側縁部(1)上においてアンカーボ
    ルトにより前記下面部(6)が固定され、前記左右の側
    面部(9)の外面には長さ方向に溝部(11)が形成さ
    れ、前記左右の側面部(9)のうちの一方の側面部の溝
    部にパッキング材(12)が固着されていることを特徴と
    する鉄筋コンクリート構造物上の防音装置。
JP1989060934U 1989-05-29 1989-05-29 鉄筋コンクリート構造物上の防音装置 Expired - Lifetime JPH0745612Y2 (ja)

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JPH032009U JPH032009U (ja) 1991-01-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271209U (ja) * 1975-11-25 1977-05-27
JPS59144022U (ja) * 1983-03-16 1984-09-26 株式会社サンケンスチ−ル 鋼製壁高欄

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