JPH0745711Y2 - 板状体施工装置 - Google Patents

板状体施工装置

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JPH0745711Y2
JPH0745711Y2 JP5663292U JP5663292U JPH0745711Y2 JP H0745711 Y2 JPH0745711 Y2 JP H0745711Y2 JP 5663292 U JP5663292 U JP 5663292U JP 5663292 U JP5663292 U JP 5663292U JP H0745711 Y2 JPH0745711 Y2 JP H0745711Y2
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三郎 石井
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Asahi Glass Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は板状体施工装置に係り、
さらに詳しくは、比較的狭隘な作業空間において大型で
重量のある板ガラス等の板状体の取付け作業を円滑かつ
安全裡に遂行することができる簡易型の板状体施工装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時における建造物の高層化と巨大化の
傾向は、建造物における窓枠などの開口部面積を拡大さ
せてきていることから、これに装着される板ガラス等の
板状体もその大面積化が避けられない状況になってきて
いる。
【0003】ところで、建造物における窓枠などの開口
部への板ガラス等の板状体の取付けは、建造物の外壁に
沿わせて作業用足場を組み上げ、この作業用足場を利用
して人力により板状体を1枚ずつ取り付けることで従来
は行われていた。
【0004】しかし、板ガラス等の板状体の大面積化に
伴ってその重量も飛躍的に増加してきている状況のもと
で従来と同じように作業用足場を組み上げて人力により
作業することはできず、多くの場合、建造物の開口部へ
の板ガラス等の板状体の取付け作業も外部からのクレー
ン作業によるか、室内の側からの人力による作業に依存
せざるを得なくなってきている。
【0005】ところが、室内の側から板ガラス等の板状
体を人力により運搬し、取付けのために必要な施工作業
を行なうなどということは、板ガラス等の板状体のサイ
ズの大型化に伴う重量化の傾向の著しい状況のもとでは
事実上到底不可能であり、これを解決しようとするもの
として、例えば、「板材の吸着移動装置(実開平2-489
8 号公報参照)」が提案されており、これによれば、台
車上にクレーン部を固設し、このクレーン部における可
動梁部の先端に位置調整が可能な吸着保持具を配設する
ことで、室内の側にて板ガラス等の板状体を吸着保持さ
せ、これを吊持移動して取付け施工できるようになって
いる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記した実
開平2-4898 号公報記載の「板材の吸着移動装置」など
のような機械力を駆使した施工装置を用いる場合には、
重量物である板ガラス等の板状体の運搬を比較的容易に
行なうことができ、取付けのための施工作業もそれだけ
能率的に行なうことはできる。
【0007】しかし、上記装置の場合は、施工のための
専用機として用意されなければならず、その開発及び製
造コストが高い割りには汎用性に乏しく、さらには、一
体型であるため作業用に確保されるスペースによって
は、その搬入が困難であったり、現場の作業環境に柔軟
に対応できないなどの不都合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来装置にみ
られた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構成
上の特徴は、フォーク部の昇降状態に追随してこれを下
支えする車輪が付設されてなる簡易フォークリフト部
と、該簡易フォークリフト部のフォーク部にその基台部
を載置して固定配置されるミニジブクレーン部と、該ミ
ニジブクレーン部の梁部先端側を介して吊持される施工
用の板状体を位置調整自在に吸着保持するための板状体
保持手段とを備え、ミニジブクレーン部における前記基
台部は、クレーン本体部を支持する支台部と、この支台
部を固定して略H状となってフォーク部に交差止着され
る外端面に開口部を設けた中空柱状部材とで形成すると
ともに、これらの中空柱状部材の開口部と、前記フォー
ク部の先端部側に止着される外端面に開口部を設けた中
空柱状部材の該開口部とのそれぞれを介することで施工
時の安定性確保のために用意される支脚部の着脱を自在
に形成したことにある。
【0009】
【作用】このため、元来が汎用機であるミニジブクレー
ン部と簡易フォークリフト部とは、これらを一体的に組
み合わせることで装置本体を形成することができ、しか
も、この装置本体に既成の板状体保持手段を単に組み込
むことでその全体を形成することができるので、専用機
に比較して大幅なコストダウンを図ることができる。
【0010】また、ミニジブクレーン部と簡易フォーク
リフト部との分解・組み立ても容易であり、その運搬作
業はもとより、実作業現場への搬入や施工作業を終えた
後の搬出作業も円滑に行うことができる。
【0011】さらに、板ガラス等の板状体を開口部に取
り付ける際には、ミニジブクレーン部に吊持させた板状
体保持手段を用いて施工用の板ガラス等の板状体をその
位置調整を自在にして吸着保持させることができるの
で、ミニジブクレーン部の動きと協働させながら所望す
る任意の位置にて施工作業を完遂することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳説
する。
【0013】図1は、本考案に係る装置の概略構成の一
例を示す側面図である。
【0014】同図によれば、その全体は、フォーク部1
2の昇降状態に追随してこれを下支えする車輪18が付
設されてなる簡易フォークリフト部11と、該簡易フォ
ークリフト部11のフォーク部12にその基台部26を
載置して固定配置されるミニジブクレーン部25と、該
ミニジブクレーン部25の梁部先端側を介して吊持され
る施工用の板ガラス等の板状体Gを位置調整自在に吸引
保持するための板状体保持手段55とを備えて構成され
ている。
【0015】このうち、簡易フォークリフト部11は、
一対のフォーク部12と、これらのフォーク部12を連
結する連結支持部13と、該連結支持部13に直結させ
てこれを昇降制御するリフト制御操作部14とを備えて
形成されている。
【0016】この場合におけるリフト制御操作部14
は、連結支持部13を下支えする昇降杆15を昇降自在
に支持するために立設された油圧シリンダー部16と、
該油圧シリンダー部16を作動制御するための操作レバ
ー17とを備えて形成されている。
【0017】また、フォーク部12の昇降状態に追随し
てこれを下支えする車輪18は、それぞれのフォーク部
12の先端部底面に配設された可動軸受部19に回転自
在に軸支させた小径なものと、連結支持部13とリフト
制御操作部14とを介して配設された可動支軸部20に
回転自在に対となって軸支させたやや大径なものとで構
成されている。
【0018】なお、図示した簡易フォークリフト部11
は、手動により走行させることができるようにしたもの
を例示したものであるが、かかる簡易フォークリフト部
11にモーター及びモーター駆動用バッテリーを搭載
し、車輪18をモーターにより駆動できるようにし、半
自動的に簡易フォークリフト部11を走行させるように
してもよい。
【0019】一方、ミニジブクレーン部25は、簡易フ
ォークリフト部11に固定配置するために必要な基台部
26と、該基台部26上にて全周囲方向への旋回を自在
に固定配置されるクレーン本体部30とで構成されてい
る。
【0020】このうち、基台部26は、クレーン本体部
30を支持する支台部27と、この支台部27に連結固
定して略H状となってフォーク部12に交差止着される
外端面に開口部29を設けた中空柱状部材28とで形成
されている。
【0021】この場合におけるフォーク部12への中空
柱状部材28の止着構造については、フォーク部12の
下面側に当接させて中空柱状部材28の両側上面側へと
それぞれの雄ねじ部41が突出するようにしてU字ボル
ト材40を配置し、中空柱状部材28の上面に配置した
止着用介装板材42の通孔から表出させた前記雄ねじ部
41にナット材43を緊締螺着することでその着脱を自
在にして実現されている。
【0022】さらに、前記フォーク部12の先端部側に
は、その外端面に開口部39を設けた中空柱状部材38
が前記中空柱状部材28におけると同様にU字ボルト材
40に止着用介装板材42を介してナット材43を緊締
螺着することで固定配置されている。
【0023】また、このようにして基台部26上に固定
配置されるクレーン本体部30は、基台部26に対し全
周囲方向への旋回を自在にして配設される基部31と、
該基部31に油圧シリンダ32による支援のもとで起伏
自在に取り付けられた第一梁部33と、該第一梁部33
に同じく油圧シリンダ34の支援のもとで起伏自在に取
り付けられた第二梁部35と、該第二梁部35の先端側
にその進退を自在に固定配置されている支腕部36とで
形成されており、該支腕部36には吊持用のフック材3
7が付設されている。なお、図中の符号21は油圧系を
駆動させるためのバッテリーを、22は簡易フォークリ
フト部11との間でバランスをとるためのウエイトを、
23はクレーン本体部30の作動を制御するためのリモ
コン操作部をそれぞれ示す。
【0024】しかも、基台部26を構成する前記中空柱
状部材28の開口部29と、フォーク部12の先端部側
に固定されている中空柱状部材38とには、それぞれの
開口部29,39を介することで施工時の床面に対する
安定性確保のために用意される接地用他端部46付きの
支脚部44又は47を長さ調節可能なように進退を自在
に、かつその着脱を自在にして取着することができる。
【0025】この場合、基台部26を構成する前記中空
柱状部材28の側には、L字状に形成されている支脚部
44の一端部45を開口部29から挿入し、必要な長さ
を確保してピン材51により掛止し、接地用他端部46
を床面に対し接地させることで取着することができる。
【0026】また、フォーク部12の先端部側に固定配
置される中空柱状部材38に対しては、水平状に形成さ
れている支脚部47の一端部48を開口部39に挿入し
てピン材51により掛止し、他端部49に設けた螺孔5
0を介して床面に対する安定性確保のための接地用支杆
材52を螺合することで取着することができる。
【0027】このように、支脚部44,47は、中空柱
状部材28,38に対し、取り外しが可能とされている
ので、本考案の板状体施工装置の運搬時、支脚部44,
47を取り外すことによってコンパクト化することがで
き、運搬が容易となる。
【0028】なお、上記組合せは図示例に即して説明し
てあるが、図示例以外にも適宜の組み合わせのもとで支
脚部44又は47を取着することができる。
【0029】さらに、ミニジブクレーン部25の前記支
腕部36に付設されたフック材37にワイヤー材52を
介して吊持される板状体保持手段55は、真空吸着パッ
ド59を介して板ガラス等の板状体Gを吸着保持しなが
らその回転角や前後左右方向での傾斜角を調整すること
ができる構造のものであれば適宜のものを採用すること
ができる。
【0030】これを図1に即して具体的に説明すれば、
板状体保持手段55は、ワイヤー材52の下端にて連結
されたバランサー56と、このバランサー56に付設さ
れた位置調整機構付きの可動連結部57と、該可動連結
部57を介して全方位方向への位置調整を自在にして配
設される支持板部58とを備え、該支持板部58に適宜
の配置パターンにより例えば2〜6か所に真空吸着パッ
ド59を配設することで形成されている。
【0031】なお、図中の符号60は真空吸着パッド5
9のための真空発生装置を、61は真空吸着パッド59
に対し吸着力を付与する際の空気引き制御をするための
制御操作部をそれぞれ示す。
【0032】本考案はこのようにして構成されているの
で、元来が汎用機であるミニジブクレーン部25と簡易
フォークリフト部11とは、これらを一体的に組み合わ
せることで装置本体を形成することができ、しかも、こ
の装置本体に既成の板状体保持手段55を単に組み込む
ことでその全体を形成することができるので、専用機に
比較して大幅なコストダウンを図ることができる。
【0033】しかも、簡易フォークリフト部11に対す
るミニジブクレーン部25の取付けは、その着脱が容易
なU字ボルト材40を用いた螺着構造のもとで行われて
いるので、ミニジブクレーン部25と簡易フォークリフ
ト部11との間の分解・組み立ても容易であり、その運
搬作業はもとより、実作業現場への搬入と施工作業を終
えた後の搬出作業をも円滑に行うことができる。
【0034】また、施工用の板ガラス等の板状体Gの施
工作業時にあっては、簡易フォークリフト部11のフォ
ーク部12を昇降操作することで、フォーク部12の先
端部底面に配設されている車輪18と、連結支持部13
とリフト制御操作部14とを介して配設されている車輪
18との間に段差があってもフォーク部12に水平状態
を保持させることができるので、現場の作業環境に柔軟
に対応させてこれを設置することができる。
【0035】さらに、作業時における簡易フォークリフ
ト部12は、支脚部44及び47によりバランスよく安
定的に支持されているので、作業の安全性をより確実な
ものとすることができる。
【0036】また、このようにして簡易フォークリフト
部11を現場の所定位置に設置した後は、リモコン操作
部22を操作することでミニジブクレーン部25におけ
るクレーン本体部30を予め室内に搬入されている施工
用の板ガラス等の板状体G方向へと旋回移動させ、これ
に吊持されている板状体保持手段55における真空吸着
パッド59を用いて板ガラス等の板状体Gを吸着保持さ
せる。
【0037】この際、真空吸着パッド59が取着されて
いる支持板部58は、位置調整機構を備えた可動連結部
57に連結されているので、板ガラス等の板状体Gが傾
いた状態で壁面に立て掛けられているような場合であっ
てもその傾斜角度に対応合致させて真空吸着パッド59
を密着させることができる。
【0038】かくして、板ガラス等の板状体Gに真空吸
着パッド59を吸着させた後は、クレーン本体部30を
リモコン操作部23を用いて移動操作することで、該板
ガラス等の板状体Gを所望する開口部方向へと移動させ
ることができる。
【0039】このようにして窓枠などの開口部方向へと
板ガラス等の板状体Gを移動させた後は、第一梁部33
や第二梁部35をより正確に起伏操作することで板状体
Gを前記開口部におけるほぼ正確な位置へと導いてやる
ことができる。
【0040】しかる後、板ガラス等の板状体Gは、板状
体保持手段55における可動連結部57を所望する方向
に位置調整することで、前記開口部に対し無荷重状態の
もとで人力により板ガラス等の板状体Gの取り付け作業
を円滑に行なうことができる。
【0041】しかも、一連の施工工程を終えた後の室外
への退去は、クレーン本体部30を屈曲させてミニジブ
クレーン部25の全体をコンパクト化し、これを運び出
すことで容易に行なうことができる。
【0042】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、元来
が汎用機であるミニジブクレーン部と簡易フォークリフ
ト部とを一体的に組み合わせることで、その製造コスト
を大幅に低くすることができる。
【0043】また、ミニジブクレーン部と簡易フォーク
リフト部との分解・組み立ても容易であり、その運搬作
業はもとより、実作業現場への搬入と施工作業を終えた
後の搬出作業をも円滑に行うことができる。
【0044】また、板ガラス等の板状体を開口部に取り
付ける際には、ミニジブクレーン部に吊持させた板状体
支持部を用いて施工用の板状体をその位置調整を自在に
して吸引保持させることができるので、ミニジブクレー
ン部の動きと協働させながら所望する任意の位置にて吸
着保持部により保持させた板状体は、介在配置させてあ
る位置調整機構により任意方向への位置調整が可能とな
っているので、重量物であるガラス板等の板状体を無荷
重状態のもとで人力により極く容易に所望する位置の開
口部に取り付けてその施工作業を完遂することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装置の一例を示す概略側面図。
【図2】本考案に係る装置における簡易フォークリフト
部とミニジブクレーン部との配置関係の一例を示す一部
省略平面図。
【符号の説明】
11 簡易フォークリフト部 12 フォーク部 13 連結支持部 14 リフト制御操作部 15 昇降杆 16 油圧シリンダー部 17 操作レバー 18 車輪 19 可動支軸部 20 可動支軸部 21 バッテリー 22 ウエイト 23 リモコン操作部 25 ミニジブクレーン部 26 基台部 27 支台部 28 中空柱状部材 29 開口部 30 クレーン本体部 31 基部 32 油圧シリンダ 33 第一梁部 34 油圧シリンダ 35 第二梁部 36 支腕部 37 フック材 38 中空柱状部材 39 開口部 40 U字ボルト材 41 雄ねじ部 42 止着用介装板材 43 ナット材 44 支脚部 45 一端部 46 接地用他端部 47 支脚部 48 一端部 49 他端部 50 螺孔 51 ピン材 52 接地用支杆材 53 ワイヤー材 55 板状体保持手段 56 バランサー 57 可動連結部 58 支持板部 59 真空吸着パッド 60 真空発生装置 61 制御操作部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーク部の昇降状態に追随してこれを
    下支えする車輪が付設されてなる簡易フォークリフト部
    と、該簡易フォークリフト部のフォーク部にその基台部
    を載置して固定配置されるミニジブクレーン部と、該ミ
    ニジブクレーン部の梁部先端側を介して吊持される施工
    用の板状体を位置調整自在に吸着保持するための板状体
    保持手段とを備え、ミニジブクレーン部における前記基
    台部は、クレーン本体部を支持する支台部と、この支台
    部を固定して略H状となってフォーク部に交差止着され
    る外端面に開口部を設けた中空柱状部材とで形成すると
    ともに、これらの中空柱状部材の開口部と、前記フォー
    ク部の先端部側に止着される外端面に開口部を設けた中
    空柱状部材の該開口部とのそれぞれを介することで施工
    時の安定性確保のために用意される支脚部の着脱を自在
    に形成したことを特徴とする板状体施工装置。
JP5663292U 1992-07-20 1992-07-20 板状体施工装置 Expired - Fee Related JPH0745711Y2 (ja)

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DE102021102706A1 (de) * 2021-02-05 2022-08-11 Liebherr-Werk Ehingen Gmbh Mobilkran mit elektrischem Antrieb

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