JPH0746012A - 誘電体共振器コアの製造方法 - Google Patents
誘電体共振器コアの製造方法Info
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- JPH0746012A JPH0746012A JP5186189A JP18618993A JPH0746012A JP H0746012 A JPH0746012 A JP H0746012A JP 5186189 A JP5186189 A JP 5186189A JP 18618993 A JP18618993 A JP 18618993A JP H0746012 A JPH0746012 A JP H0746012A
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- resonator core
- dielectric
- cracks
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 誘電体セラミック粉末と結合剤とからなるコ
ンパウンドを射出成形した後、得られた射出成形体を脱
脂し焼成して誘電体共振器コアを製造するに際し、結合
剤の樹脂材料とその混合比率、誘電体セラミック粉末の
材料,組成範囲及びメジアン径、脱脂時の昇温レート、
焼成温度をそれぞれ規制する。例えば、結合剤として
は、エチレン酢酸ビニル共重合体とポリメタクリル酸イ
ソブチルを用い、その比率(ポリメタクリル酸イソブチ
ル/エチレン酢酸ビニル共重合体)を重量比で1以上と
する。 【効果】 作成された誘電体共振器コアに生じるヒケを
小さく抑えることができるため、割れや亀裂、クラック
等の発生が抑えられ、寸法精度が高く、信頼性の高いも
のとなる。また、比誘電率εrが大きく、且つ、Quに
も優れたものとなり、電気特性のバラツキも小さい。
ンパウンドを射出成形した後、得られた射出成形体を脱
脂し焼成して誘電体共振器コアを製造するに際し、結合
剤の樹脂材料とその混合比率、誘電体セラミック粉末の
材料,組成範囲及びメジアン径、脱脂時の昇温レート、
焼成温度をそれぞれ規制する。例えば、結合剤として
は、エチレン酢酸ビニル共重合体とポリメタクリル酸イ
ソブチルを用い、その比率(ポリメタクリル酸イソブチ
ル/エチレン酢酸ビニル共重合体)を重量比で1以上と
する。 【効果】 作成された誘電体共振器コアに生じるヒケを
小さく抑えることができるため、割れや亀裂、クラック
等の発生が抑えられ、寸法精度が高く、信頼性の高いも
のとなる。また、比誘電率εrが大きく、且つ、Quに
も優れたものとなり、電気特性のバラツキも小さい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体共振器コアの製
造方法に関し、特に射出成形による誘電体共振器コアの
製造方法に関する。
造方法に関し、特に射出成形による誘電体共振器コアの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話及び携帯電話等の移動
通信機器が急速に普及しつつある。上記移動通信機器に
はアンテナ共用器として誘電体フィルターが用いられ、
この誘電体フィルターは、同軸型誘電体共振器が複数組
み合わされて構成されるものである。
通信機器が急速に普及しつつある。上記移動通信機器に
はアンテナ共用器として誘電体フィルターが用いられ、
この誘電体フィルターは、同軸型誘電体共振器が複数組
み合わされて構成されるものである。
【0003】上記同軸型誘電体共振器は、誘電体共振器
コアに金属導体膜が被覆されてなるものである。そし
て、この誘電体共振器コアは、誘電体セラミックよりな
り、図1にその斜視図、図2に断面図が示されるよう
に、中心に空孔2を有し略直方体をなすものである。ま
た、誘電体共振器コア1の上面1aには、空孔2を取り
囲むように溝3が設けられていてもよい。
コアに金属導体膜が被覆されてなるものである。そし
て、この誘電体共振器コアは、誘電体セラミックよりな
り、図1にその斜視図、図2に断面図が示されるよう
に、中心に空孔2を有し略直方体をなすものである。ま
た、誘電体共振器コア1の上面1aには、空孔2を取り
囲むように溝3が設けられていてもよい。
【0004】そして、上記誘電体共振器コア1を製造す
るには、誘電体セラミック粉末を結合剤とともに混合し
て顆粒状としてプレス成形する、又は、誘電体セラミッ
ク粉末と結合剤を混練したコンパウンドを射出成形し
て、上記成形体を脱脂し焼成すればよい。
るには、誘電体セラミック粉末を結合剤とともに混合し
て顆粒状としてプレス成形する、又は、誘電体セラミッ
ク粉末と結合剤を混練したコンパウンドを射出成形し
て、上記成形体を脱脂し焼成すればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記誘電体
共振器コア1を製造するに際しては、脱脂、焼成後にヒ
ケ,クラック,割れがないこと等が要求され、製造され
た誘電体共振器コア1としては、寸法精度が高いこと、
比誘電率εrが高いこと、誘電損失が低い、すなわちQ
uの劣化が小さいこと等が要求される。
共振器コア1を製造するに際しては、脱脂、焼成後にヒ
ケ,クラック,割れがないこと等が要求され、製造され
た誘電体共振器コア1としては、寸法精度が高いこと、
比誘電率εrが高いこと、誘電損失が低い、すなわちQ
uの劣化が小さいこと等が要求される。
【0006】しかし、実際には脱脂時に、成形体の外側
に窪みや膨れが形成されたり、空孔2にヒケやクラック
が発生したり、成形体内部に亀裂や割れが発生したりと
いった問題が生じることが多い。また、製造された誘電
体共振器コア1の比誘電率εrにバラツキを生じること
も多かった。
に窪みや膨れが形成されたり、空孔2にヒケやクラック
が発生したり、成形体内部に亀裂や割れが発生したりと
いった問題が生じることが多い。また、製造された誘電
体共振器コア1の比誘電率εrにバラツキを生じること
も多かった。
【0007】そこで本発明は、かかる従来の実情に鑑み
て提案されたものであり、誘電体共振器コアの製造条件
を適正に規制することによって、優れた特性を有し、信
頼性の高い誘電体共振器コアを製造する方法を提供する
ことを目的とする。
て提案されたものであり、誘電体共振器コアの製造条件
を適正に規制することによって、優れた特性を有し、信
頼性の高い誘電体共振器コアを製造する方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために提案されたものである。すなわち、本発
明は、誘電体セラミック粉末と結合剤とからなるコンパ
ウンドを射出成形した後、得られた射出成形体を脱脂し
焼成する誘電体共振器コアの製造方法において、上記結
合剤としてエチレン酢酸ビニル共重合体とポリメタクリ
ル酸イソブチルを用い、その比率(ポリメタクリル酸イ
ソブチル/エチレン酢酸ビニル共重合体)を重量比で1
以上とするものである。
達成するために提案されたものである。すなわち、本発
明は、誘電体セラミック粉末と結合剤とからなるコンパ
ウンドを射出成形した後、得られた射出成形体を脱脂し
焼成する誘電体共振器コアの製造方法において、上記結
合剤としてエチレン酢酸ビニル共重合体とポリメタクリ
ル酸イソブチルを用い、その比率(ポリメタクリル酸イ
ソブチル/エチレン酢酸ビニル共重合体)を重量比で1
以上とするものである。
【0009】上記エチレン酢酸ビニル共重合体(EV
A)とポリメタクリル酸イソブチル(PIBMA)の比
率(ポリメタクリル酸イソブチル/エチレン酢酸ビニル
共重合体)(以下、PIBMA/EVAで示す。)が1
未満であると、脱脂工程において、射出成形体に50μ
m以上のヒケが生じてしまい、寸法精度が劣化する。な
お、上記結合剤の比率(PIBMA/EVA)は5/4
以上とすることによって、上記ヒケをさらに小さなもの
とすることができる。
A)とポリメタクリル酸イソブチル(PIBMA)の比
率(ポリメタクリル酸イソブチル/エチレン酢酸ビニル
共重合体)(以下、PIBMA/EVAで示す。)が1
未満であると、脱脂工程において、射出成形体に50μ
m以上のヒケが生じてしまい、寸法精度が劣化する。な
お、上記結合剤の比率(PIBMA/EVA)は5/4
以上とすることによって、上記ヒケをさらに小さなもの
とすることができる。
【0010】また、ここで用いられる誘電体セラミック
粉末は、xBaO・wBiO・y{(1−m)Nd2 O
3 ・mSm2 O3 }・zTiO2 なる組成式で表され、
且つその組成範囲が、 12.0≦x≦16.0 14.0≦y≦18.0 66.5≦z≦70.5 0.5≦w≦16.0 x+y+z+w=100モル% 0.1≦m≦0.5 であることが好ましい。
粉末は、xBaO・wBiO・y{(1−m)Nd2 O
3 ・mSm2 O3 }・zTiO2 なる組成式で表され、
且つその組成範囲が、 12.0≦x≦16.0 14.0≦y≦18.0 66.5≦z≦70.5 0.5≦w≦16.0 x+y+z+w=100モル% 0.1≦m≦0.5 であることが好ましい。
【0011】さらに好ましくは、上記組成式と同様の組
成式で表され、且つその組成範囲を 13.0<x<14.5 14.5<y<16.5 68.0<z<70.0 0.5≦w≦1.5 x+y+z+w=100モル% 0.4≦m≦0.5 とすることである。
成式で表され、且つその組成範囲を 13.0<x<14.5 14.5<y<16.5 68.0<z<70.0 0.5≦w≦1.5 x+y+z+w=100モル% 0.4≦m≦0.5 とすることである。
【0012】上述のような組成式及び組成範囲を有する
誘電体セラミック粉末を用いることによって、無負荷Q
uや比誘電率εr、周波数温度係数τf等の誘電特性に
優れた誘電体共振器コアを作成することができる。
誘電体セラミック粉末を用いることによって、無負荷Q
uや比誘電率εr、周波数温度係数τf等の誘電特性に
優れた誘電体共振器コアを作成することができる。
【0013】また、上記脱脂は、常温から600℃まで
昇温させて行ったが、このとき、昇温レートを、80〜
200℃までは3.3℃/時間以下、200〜350℃
までは12℃/時間以下、350〜420℃までは30
℃/時間以下とすることが好ましい。なお、上記の昇温
レートより、急激な温度上昇を行うと、脱脂後の成形体
に50μm以上のヒケを生じてしまう。
昇温させて行ったが、このとき、昇温レートを、80〜
200℃までは3.3℃/時間以下、200〜350℃
までは12℃/時間以下、350〜420℃までは30
℃/時間以下とすることが好ましい。なお、上記の昇温
レートより、急激な温度上昇を行うと、脱脂後の成形体
に50μm以上のヒケを生じてしまう。
【0014】さらに、上記誘電体セラミック粉末のメジ
アン径が1.0〜3.0μmであることが好ましい。メ
ジアン径が上記範囲より小さいと、脱脂、焼成の工程に
よって、成形体の外側から内部に亘って深い亀裂が生じ
てしまう。また、上記メジアン径が上記範囲より大きい
と、脱脂、焼成の工程によって、成形体の外側に大きな
窪みが生じたり、空孔内壁の直線性が失われ大きなヒケ
が発生して、クラックや割れが発生してしまう。
アン径が1.0〜3.0μmであることが好ましい。メ
ジアン径が上記範囲より小さいと、脱脂、焼成の工程に
よって、成形体の外側から内部に亘って深い亀裂が生じ
てしまう。また、上記メジアン径が上記範囲より大きい
と、脱脂、焼成の工程によって、成形体の外側に大きな
窪みが生じたり、空孔内壁の直線性が失われ大きなヒケ
が発生して、クラックや割れが発生してしまう。
【0015】さらにまた、上記焼成は1335〜135
5℃で行われることが好ましい。なお、焼成温度が上記
範囲を外れると、Quが大きく劣化してしまうことにな
る。
5℃で行われることが好ましい。なお、焼成温度が上記
範囲を外れると、Quが大きく劣化してしまうことにな
る。
【0016】
【作用】本発明を適用して、誘電体セラミック粉末のメ
ジアン径、結合剤の組成、脱脂時の昇温レート、焼成温
度を適正に規制すると、作成された誘電体共振器コアに
生じるヒケを小さく抑えることができる。このため、割
れや亀裂、クラック等が発生することがなく、寸法精度
が高く、信頼性の高い誘電体共振器コアを製造すること
が可能となる。また、比誘電率εrが大きなものであ
り、且つ、誘電損失が小さい、すなわちQuが大きなも
のを製造することが可能となる。
ジアン径、結合剤の組成、脱脂時の昇温レート、焼成温
度を適正に規制すると、作成された誘電体共振器コアに
生じるヒケを小さく抑えることができる。このため、割
れや亀裂、クラック等が発生することがなく、寸法精度
が高く、信頼性の高い誘電体共振器コアを製造すること
が可能となる。また、比誘電率εrが大きなものであ
り、且つ、誘電損失が小さい、すなわちQuが大きなも
のを製造することが可能となる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0018】本発明を適用して製造される誘電体共振器
コア1は、図1にその斜視図が示され、図2に断面図が
示されるように、中心に空孔2を有する略直方体をなす
ものであり、誘電体共振器コア1の上面1aには前記空
孔2を取り囲むようにして比較的浅い溝3が設けられた
構造をとっている。
コア1は、図1にその斜視図が示され、図2に断面図が
示されるように、中心に空孔2を有する略直方体をなす
ものであり、誘電体共振器コア1の上面1aには前記空
孔2を取り囲むようにして比較的浅い溝3が設けられた
構造をとっている。
【0019】なお、本実施例においては、上述の構成を
有する誘電体共振器コア1を、上面1aが約3.5mm
×3.5mm程度、上記空孔2の径が約1.5mmとな
るように作成した。
有する誘電体共振器コア1を、上面1aが約3.5mm
×3.5mm程度、上記空孔2の径が約1.5mmとな
るように作成した。
【0020】上述のような誘電体共振器コアを製造する
ために、先ず、以下の組成の材料を用意した。 BaCO3 13.9 モル% Bi2 O3 1.5 モル% Nd2 O3 12.7 モル% Sm2 O3 3.2 モル% TiO2 68.7 モル%
ために、先ず、以下の組成の材料を用意した。 BaCO3 13.9 モル% Bi2 O3 1.5 モル% Nd2 O3 12.7 モル% Sm2 O3 3.2 モル% TiO2 68.7 モル%
【0021】上記材料を秤量し、ボールミルで純水とと
もに湿式混合した後、乾燥させて、らいかい機で粉砕し
た。さらに、酸素雰囲気中で1200℃にて仮焼成した
後、石川式らいかい機で15分間、20回/分なる回転
数で粉砕して、メジアン径3.0μmの誘電体セラミッ
ク粉末を得た。
もに湿式混合した後、乾燥させて、らいかい機で粉砕し
た。さらに、酸素雰囲気中で1200℃にて仮焼成した
後、石川式らいかい機で15分間、20回/分なる回転
数で粉砕して、メジアン径3.0μmの誘電体セラミッ
ク粉末を得た。
【0022】さらに、上記誘電体セラミック粉末に結合
剤及び添加剤として以下の組成のものを加え、加熱混練
してコンパウンドとした。
剤及び添加剤として以下の組成のものを加え、加熱混練
してコンパウンドとした。
【0023】結合剤及び添加剤の組成 エチレン−酢酸ビニル共重合体 45重量% ポリメタクリル酸イソブチル 45重量% その他の添加剤 10重量%
【0024】なお、上記成分は、誘電体セラミック粉末
に対して15重量%とした。少なすぎると、コンパウン
ドの流動性が不足し射出成形時に成形不良となりやす
く、逆に、多すぎると、脱脂、焼成の工程におけるクラ
ックや変形の原因となる。
に対して15重量%とした。少なすぎると、コンパウン
ドの流動性が不足し射出成形時に成形不良となりやす
く、逆に、多すぎると、脱脂、焼成の工程におけるクラ
ックや変形の原因となる。
【0025】次に、射出成形機を用いて、上述のように
して得られたコンパウンドを金型に注入して、射出成形
体を得た。
して得られたコンパウンドを金型に注入して、射出成形
体を得た。
【0026】そして、上記射出成形体を脱脂炉に入れ、
大気中で常温から600℃にまで昇温して脱脂を行っ
た。なお、80〜420℃の昇温は以下のレート(パタ
ーン1)で行った。
大気中で常温から600℃にまで昇温して脱脂を行っ
た。なお、80〜420℃の昇温は以下のレート(パタ
ーン1)で行った。
【0027】昇温レート(パターン1) 80〜200℃ 3℃/時間 200〜350℃ 6℃/時間 350〜420℃ 28℃/時間
【0028】さらに、上記脱脂された成形体を1335
℃大気中で5時間焼成することによって、誘電体共振器
コア1が得られた。
℃大気中で5時間焼成することによって、誘電体共振器
コア1が得られた。
【0029】上述のようにして作成された誘電体共振器
コア1について、種々の特性を調べるために、以下のよ
うな実験1〜4を行った。
コア1について、種々の特性を調べるために、以下のよ
うな実験1〜4を行った。
【0030】実験1 先ず、EVAとPIBMAの比率(PIBMA/EV
A)を変化させることによって作成される誘電体共振器
コアの特性変化を調べることとする。
A)を変化させることによって作成される誘電体共振器
コアの特性変化を調べることとする。
【0031】そこで、誘電体セラミック粉末と混合する
結合剤及び添加剤として、表1に示される組成A〜Dな
るものを用いた他は上述した方法に従って、実施例1〜
3、比較例1の誘電体共振器コアのサンプルを作成し
た。
結合剤及び添加剤として、表1に示される組成A〜Dな
るものを用いた他は上述した方法に従って、実施例1〜
3、比較例1の誘電体共振器コアのサンプルを作成し
た。
【0032】
【表1】
【0033】そして、上述の各サンプルについてヒケを
観察した。なお、上記ヒケとは、誘電体共振器コア1の
外壁面又は内壁面の歪であり、図3に示すように、射出
成形時の外壁面1bと焼成後の外壁面1cとの差d1 、
又は、射出成形時の内壁面2bと焼成後の内壁面2cと
の差d2 を示すものである。ここでは、焼成後の各サン
プルの中央部を空孔2に沿ってスライスして、工具顕微
鏡で観察することによって測定した。
観察した。なお、上記ヒケとは、誘電体共振器コア1の
外壁面又は内壁面の歪であり、図3に示すように、射出
成形時の外壁面1bと焼成後の外壁面1cとの差d1 、
又は、射出成形時の内壁面2bと焼成後の内壁面2cと
の差d2 を示すものである。ここでは、焼成後の各サン
プルの中央部を空孔2に沿ってスライスして、工具顕微
鏡で観察することによって測定した。
【0034】上述のようにしてヒケの大きさを測定した
結果を表2に示し、図4にEVAとPIBMAの比率
(PIBMA/EVA)とヒケの大きさとの関係を示
す。
結果を表2に示し、図4にEVAとPIBMAの比率
(PIBMA/EVA)とヒケの大きさとの関係を示
す。
【0035】
【表2】
【0036】これより、EVAとPIBMAの比率(P
IBMA/EVA)の値が大きいものほど、ヒケを小さ
く抑えられることがわかる。したがって、(PIBMA
/EVA)の値は1以上とする、さらに(PIBMA/
EVA)の値を5/4以上とすることによって、ヒケを
抑えられ、寸法精度が向上することがわかった。
IBMA/EVA)の値が大きいものほど、ヒケを小さ
く抑えられることがわかる。したがって、(PIBMA
/EVA)の値は1以上とする、さらに(PIBMA/
EVA)の値を5/4以上とすることによって、ヒケを
抑えられ、寸法精度が向上することがわかった。
【0037】実験2 次に、上述のようにして作成された誘電体共振器コアに
ついて、脱脂時の昇温レートを変化させることによる特
性の変化を調べることとする。
ついて、脱脂時の昇温レートを変化させることによる特
性の変化を調べることとする。
【0038】そこで、上述した昇温レート(パターン
1)の他に、以下のパターン2,3なるレートで昇温す
ることによって脱脂した。このとき、図5に示されるよ
うに、脱脂がなされる成形体4はジルコニウムセッター
5に並べられて脱脂炉へ入れられた。
1)の他に、以下のパターン2,3なるレートで昇温す
ることによって脱脂した。このとき、図5に示されるよ
うに、脱脂がなされる成形体4はジルコニウムセッター
5に並べられて脱脂炉へ入れられた。
【0039】昇温レート(パターン2) 80〜200℃ 3.3℃/時間 200〜350℃ 12℃/時間 350〜420℃ 30℃/時間
【0040】昇温レート(パターン3) 80〜200℃ 8℃/時間 200〜350℃ 30℃/時間 350〜420℃ 70℃/時間
【0041】なお、上記昇温レートには80〜420℃
しか示していないが、実際には、大気中で常温から60
0℃にまで昇温して脱脂を行っている。80℃以下にお
いては脱脂が始まっておらず、420℃以上では結合剤
等が既に流出しきっているため、特にレートを定める必
要性はなく、作業性のみを考慮して設定すればよい。
しか示していないが、実際には、大気中で常温から60
0℃にまで昇温して脱脂を行っている。80℃以下にお
いては脱脂が始まっておらず、420℃以上では結合剤
等が既に流出しきっているため、特にレートを定める必
要性はなく、作業性のみを考慮して設定すればよい。
【0042】また、上記パターン1〜3の昇温の過程が
よくわかるように、各パターンの昇温レートをグラフに
したものを図6に示しておく。
よくわかるように、各パターンの昇温レートをグラフに
したものを図6に示しておく。
【0043】そして、上述のような昇温レートで脱脂し
た以外は前述した方法に従って誘電体共振器コアを作成
し、実施例4,5、比較例2のサンプルを得た。そし
て、各サンプルについてヒケを測定し、この結果を表3
に示す。
た以外は前述した方法に従って誘電体共振器コアを作成
し、実施例4,5、比較例2のサンプルを得た。そし
て、各サンプルについてヒケを測定し、この結果を表3
に示す。
【0044】
【表3】
【0045】表3より、パターン1,2の昇温レートで
脱脂を行ったサンプルにおいては、ヒケが50μm以下
に抑えられたが、パターン3の昇温レートでは、サンプ
ルのヒケが100μmを超えてしまっていることがわか
る。したがって、脱脂時の昇温レートとしては、80〜
200℃までを3.3℃/時間以下、200〜350℃
までを12℃/時間以下、350〜420℃までを30
℃/時間以下として行うことによって、ヒケが抑えら
れ、寸法精度が向上することがわかった。
脱脂を行ったサンプルにおいては、ヒケが50μm以下
に抑えられたが、パターン3の昇温レートでは、サンプ
ルのヒケが100μmを超えてしまっていることがわか
る。したがって、脱脂時の昇温レートとしては、80〜
200℃までを3.3℃/時間以下、200〜350℃
までを12℃/時間以下、350〜420℃までを30
℃/時間以下として行うことによって、ヒケが抑えら
れ、寸法精度が向上することがわかった。
【0046】実験3 さらに、使用される誘電体セラミック粉末のメジアン径
を変化させて、作成される誘電体共振器コアの特性の変
化を調べた。
を変化させて、作成される誘電体共振器コアの特性の変
化を調べた。
【0047】誘電体セラミック粉末を作成するに際し
て、仮焼成の温度を変化させることによって、メジアン
径の異なった誘電体セラミック粉末を得ることができ
る。なお、ここで仮焼成温度はサーモリングで測定した
実効温度であり、メジアン径はレーザー回折式粒度分布
測定装置により測定したものである。図7に仮焼成の温
度とメジアン径との関係を示す。
て、仮焼成の温度を変化させることによって、メジアン
径の異なった誘電体セラミック粉末を得ることができ
る。なお、ここで仮焼成温度はサーモリングで測定した
実効温度であり、メジアン径はレーザー回折式粒度分布
測定装置により測定したものである。図7に仮焼成の温
度とメジアン径との関係を示す。
【0048】図7より、仮焼成温度が高いほど、作成さ
れた誘電体セラミック粉末のメジアン径が大きくなり、
1100〜1230℃で仮焼成すると1.0〜3.0μ
mのメジアン径になることがわかる。
れた誘電体セラミック粉末のメジアン径が大きくなり、
1100〜1230℃で仮焼成すると1.0〜3.0μ
mのメジアン径になることがわかる。
【0049】種々のメジアン径の誘電体セラミック粉末
を用い、前述した方法に従って誘電体共振器コアを作成
し、ヒケや亀裂、クラックの様子を観察した。
を用い、前述した方法に従って誘電体共振器コアを作成
し、ヒケや亀裂、クラックの様子を観察した。
【0050】この結果、1.0μmより小さなメジアン
径の誘電体セラミック粉末を用いて作成された誘電体共
振器コアには外壁面から内部に亘って深い亀裂が生じて
いた。また、3.0μmより大きなメジアン径の誘電体
セラミック粉末を用いたものには、内壁面が大きく窪ん
で100μm以上のヒケが生じており、割れやクラック
が発生していた。
径の誘電体セラミック粉末を用いて作成された誘電体共
振器コアには外壁面から内部に亘って深い亀裂が生じて
いた。また、3.0μmより大きなメジアン径の誘電体
セラミック粉末を用いたものには、内壁面が大きく窪ん
で100μm以上のヒケが生じており、割れやクラック
が発生していた。
【0051】一方、1.0〜3.0μmのメジアン径の
誘電体セラミック粉末を用いて作成された誘電体共振器
コアでは、ヒケが30μm以下に抑えられており、亀裂
やクラックは全く見られなかった。
誘電体セラミック粉末を用いて作成された誘電体共振器
コアでは、ヒケが30μm以下に抑えられており、亀裂
やクラックは全く見られなかった。
【0052】したがって、1.0〜3.0μmのメジア
ン径の誘電体セラミック粉末を用いて誘電体共振器コア
を作成すると、ヒケが小さく抑えられ、亀裂やクラック
の発生を防ぐことができるため、製品の寸法精度が向上
し、信頼性の高いものとなることがわかった。
ン径の誘電体セラミック粉末を用いて誘電体共振器コア
を作成すると、ヒケが小さく抑えられ、亀裂やクラック
の発生を防ぐことができるため、製品の寸法精度が向上
し、信頼性の高いものとなることがわかった。
【0053】実験4 また、焼成温度を変化させて作成した誘電体共振器コア
の特性の変化を調べた。
の特性の変化を調べた。
【0054】そこで、様々な焼成温度によって焼成され
た以外は、前述した方法に従って、誘電体共振器コアを
作成した。なお、誘電性セラミック粉末と混合する結合
剤及び添加剤としては、以下の組成のものを使用した。
た以外は、前述した方法に従って、誘電体共振器コアを
作成した。なお、誘電性セラミック粉末と混合する結合
剤及び添加剤としては、以下の組成のものを使用した。
【0055】 EVA 30重量% PIBMA 60重量% ステアリン酸 10重量%
【0056】そして、1329℃,1349℃,136
1℃なる3種類の焼成温度で作成された誘電体共振器コ
アについて、比誘電率εr及びQuを測定した。図8
に、この結果を焼成温度とεr及びQuとの関係として
○印で示した。なお、図8中□印で示されたものは、比
較のためにプレス成形して作成した誘電体共振器コアに
ついてのデータである。また、焼成温度はサーモリング
で測定した実効温度で示されている。
1℃なる3種類の焼成温度で作成された誘電体共振器コ
アについて、比誘電率εr及びQuを測定した。図8
に、この結果を焼成温度とεr及びQuとの関係として
○印で示した。なお、図8中□印で示されたものは、比
較のためにプレス成形して作成した誘電体共振器コアに
ついてのデータである。また、焼成温度はサーモリング
で測定した実効温度で示されている。
【0057】図8より、εrは焼成温度の上昇にしたが
って僅かながら向上することがわかる。また、Quは焼
成温度の上昇にともなって急激に向上するが、焼成温度
が1350℃を超えると、急激に減少してしまうことが
わかる。280以上のQuを確保するためには、焼成温
度を1335〜1355℃なる範囲に設定すればよいこ
とがわかる。
って僅かながら向上することがわかる。また、Quは焼
成温度の上昇にともなって急激に向上するが、焼成温度
が1350℃を超えると、急激に減少してしまうことが
わかる。280以上のQuを確保するためには、焼成温
度を1335〜1355℃なる範囲に設定すればよいこ
とがわかる。
【0058】また、上記1329℃,1349℃,13
61℃なる3種類の焼成温度で作成された誘電体共振器
コア(比較例3、実施例6、比較例4のサンプルとす
る。)について、上記εr及びQuの値、誘電体共振器
コアの高さLを測定した結果を表4に示す。
61℃なる3種類の焼成温度で作成された誘電体共振器
コア(比較例3、実施例6、比較例4のサンプルとす
る。)について、上記εr及びQuの値、誘電体共振器
コアの高さLを測定した結果を表4に示す。
【0059】
【表4】
【0060】なお、それぞれのεr,Qu,Lのデータ
は、表4中、nで示される個数のサンプルから測定した
ものであり、平均値AVG,バラツキ3σ,AVG/3
σ,最大値MAX,最小値MINで示されている。さら
に、比較のためにプレス成形して作成した誘電体共振器
コア(比較例5とする。)についてのデータも併せて示
す。
は、表4中、nで示される個数のサンプルから測定した
ものであり、平均値AVG,バラツキ3σ,AVG/3
σ,最大値MAX,最小値MINで示されている。さら
に、比較のためにプレス成形して作成した誘電体共振器
コア(比較例5とする。)についてのデータも併せて示
す。
【0061】表4より、比較例5のサンプルとその他の
サンプルとを比較すると、高さLのバラツキ3σが大き
く減少しており、射出成形することによって寸法精度が
向上していることがわかる。また、実施例6はプレス成
形した比較例5のサンプルと同程度のQuが得られてお
り、そのバラツキ比較例5のサンプルより小さい。さら
に、実施例6のサンプルは、εrのバラツキも非常に小
さいものとなっていることがわかる。
サンプルとを比較すると、高さLのバラツキ3σが大き
く減少しており、射出成形することによって寸法精度が
向上していることがわかる。また、実施例6はプレス成
形した比較例5のサンプルと同程度のQuが得られてお
り、そのバラツキ比較例5のサンプルより小さい。さら
に、実施例6のサンプルは、εrのバラツキも非常に小
さいものとなっていることがわかる。
【0062】このように、焼成温度を1335〜135
5℃なる範囲に設定すると、高いQuを確保できるだけ
でなく、Quやεrのバラツキも抑えられる。すなわ
ち、安定した電気特性を有する誘電体共振器コアを製造
することができる。また、寸法精度にも優れたものとな
る。
5℃なる範囲に設定すると、高いQuを確保できるだけ
でなく、Quやεrのバラツキも抑えられる。すなわ
ち、安定した電気特性を有する誘電体共振器コアを製造
することができる。また、寸法精度にも優れたものとな
る。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明を
適用して、誘電体セラミック粉末のメジアン径、結合剤
の組成、脱脂時の昇温レート、焼成温度を適正に規制す
ると、作成された誘電体共振器コアに生じるヒケを小さ
く抑えることができる。このため、割れや亀裂、クラッ
ク等が発生することがなく、寸法精度が高く、信頼性の
高い誘電体共振器コアを製造することが可能となる。
適用して、誘電体セラミック粉末のメジアン径、結合剤
の組成、脱脂時の昇温レート、焼成温度を適正に規制す
ると、作成された誘電体共振器コアに生じるヒケを小さ
く抑えることができる。このため、割れや亀裂、クラッ
ク等が発生することがなく、寸法精度が高く、信頼性の
高い誘電体共振器コアを製造することが可能となる。
【0064】また、比誘電率εrが大きく、且つ、Qu
にも優れたものを製造することが可能となる。さらに、
上記電気特性のバラツキが小さいため、信頼性の高い誘
電体共振器コアとなる。
にも優れたものを製造することが可能となる。さらに、
上記電気特性のバラツキが小さいため、信頼性の高い誘
電体共振器コアとなる。
【図1】誘電体共振器コアの一構成例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】誘電体共振器コアの一構成例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】誘電体共振器コアに発生するヒケを説明するた
めの断面図である。
めの断面図である。
【図4】重量比PIBMA/EVAとヒケの大きさとの
関係を示す特性図である。
関係を示す特性図である。
【図5】脱脂時の射出成形体の配置を模式的に示す斜視
図である。
図である。
【図6】脱脂時の昇温レートパターンを示すための、時
間と温度との関係を示す特性図である。
間と温度との関係を示す特性図である。
【図7】仮焼成とメジアン径との関係を示す特性図であ
る。
る。
【図8】焼成温度とεr又はQuとの関係を示す特性図
である。
である。
1・・・誘電体共振器コア 2・・・空孔
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01P 7/04 (72)発明者 岩崎 和春 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 誘電体セラミック粉末と結合剤とからな
るコンパウンドを射出成形した後、得られた射出成形体
を脱脂し焼成する誘電体共振器コアの製造方法におい
て、 上記結合剤としてエチレン酢酸ビニル共重合体とポリメ
タクリル酸イソブチルを用い、その比率(ポリメタクリ
ル酸イソブチル/エチレン酢酸ビニル共重合体)を重量
比で1以上とすることを特徴とする誘電体共振器コアの
製造方法。 - 【請求項2】 誘電体セラミック粉末がxBaO・wB
iO・y{(1−m)Nd2 O3 ・mSm2 O3 }・z
TiO2 なる組成式で表され、且つその組成範囲が、 12.0≦x≦16.0 14.0≦y≦18.0 66.5≦z≦70.5 0.5≦w≦16.0 x+y+z+w=100モル% 0.1≦m≦0.5 であることを特徴とする請求項1記載の誘電体共振器コ
アの製造方法。 - 【請求項3】 エチレン酢酸ビニル共重合体とポリメタ
クリル酸イソブチルの比率(ポリメタクリル酸イソブチ
ル/エチレン酢酸ビニル共重合体)が重量比で5/4以
上であることを特徴とする請求項1記載の誘電体共振器
コアの製造方法。 - 【請求項4】 脱脂を行う際の昇温レートを、80〜2
00℃までは3.3℃/時間以下、200〜350℃ま
では12℃/時間以下、350〜420℃までは30℃
/時間以下とすることを特徴とする請求項1記載の誘電
体共振器コアの製造方法。 - 【請求項5】 誘電体セラミック粉末のメジアン径を
1.0〜3.0μmとすることを特徴とする請求項1記
載の誘電体共振器コアの製造方法。 - 【請求項6】 焼成を1335〜1355℃で行うこと
を特徴とする請求項1記載の誘電体共振器コアの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186189A JPH0746012A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 誘電体共振器コアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5186189A JPH0746012A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 誘電体共振器コアの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0746012A true JPH0746012A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16183954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5186189A Withdrawn JPH0746012A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 誘電体共振器コアの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0746012A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111423239A (zh) * | 2020-05-11 | 2020-07-17 | 深圳顺络电子股份有限公司 | 一种微波陶瓷介质滤波器及其加工成型方法 |
| CN111548145A (zh) * | 2020-05-30 | 2020-08-18 | 张保林 | 微波介质陶瓷滤波器注塑成型方法及其陶瓷滤波器 |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5186189A patent/JPH0746012A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111423239A (zh) * | 2020-05-11 | 2020-07-17 | 深圳顺络电子股份有限公司 | 一种微波陶瓷介质滤波器及其加工成型方法 |
| CN111548145A (zh) * | 2020-05-30 | 2020-08-18 | 张保林 | 微波介质陶瓷滤波器注塑成型方法及其陶瓷滤波器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |