JPH074623B2 - 線材供給装置 - Google Patents
線材供給装置Info
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- JPH074623B2 JPH074623B2 JP12993890A JP12993890A JPH074623B2 JP H074623 B2 JPH074623 B2 JP H074623B2 JP 12993890 A JP12993890 A JP 12993890A JP 12993890 A JP12993890 A JP 12993890A JP H074623 B2 JPH074623 B2 JP H074623B2
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- wire
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、コイル状に巻取られた線材を繰り出して線材
加工機に供給する線材供給装置に関する。
加工機に供給する線材供給装置に関する。
<従来技術> 近年、伸線機等の線材加工機の処理速度の高速化に伴な
い、線材の安定した供給が要望されている。その供給方
法の一つとして上取式線材供給装置がある。
い、線材の安定した供給が要望されている。その供給方
法の一つとして上取式線材供給装置がある。
[従来技術1] 上取式線材供給装置の従来技術1として、第1,10,11図
の如く、線材供給装置本体1に、コイル状の線束Waを載
置する線材供給台2と、該線材供給台2の上方に回転自
在に支持された繰出アーム3と、該繰出アーム3により
繰り出された線材Wのもつれ検出装置4とが設けられた
ものである。
の如く、線材供給装置本体1に、コイル状の線束Waを載
置する線材供給台2と、該線材供給台2の上方に回転自
在に支持された繰出アーム3と、該繰出アーム3により
繰り出された線材Wのもつれ検出装置4とが設けられた
ものである。
前記繰出アーム3は、線材供給台2の中心線上に配され
た取付杆5に対して直角に線束Waの外径より長く突出し
て取付けられている。そして、繰出アーム3の先端に、
線材Wを通すための円筒状の通し部3aが形成されてい
る。
た取付杆5に対して直角に線束Waの外径より長く突出し
て取付けられている。そして、繰出アーム3の先端に、
線材Wを通すための円筒状の通し部3aが形成されてい
る。
前記取付杆5の上部に、線材通過孔6aを有する取付材6
が取り付けられ、該取付材6は繰出アーム3を回転自在
に支持する縦軸7に固定されている。
が取り付けられ、該取付材6は繰出アーム3を回転自在
に支持する縦軸7に固定されている。
該縦軸7は、下部にフランジ8を有する円筒状に形成さ
れ、その上部が軸受9a,9bを介して線材供給台2の近傍
に立設された支柱10に装着された支持体11に支持されて
いる。
れ、その上部が軸受9a,9bを介して線材供給台2の近傍
に立設された支柱10に装着された支持体11に支持されて
いる。
そして、縦軸7のフランジ8に、バンドブレーキ12が掛
巻されており、繰出アーム3は常時ブレーキが掛かつた
状態で、線材加工機に引張られる線材Wの引張力により
縦軸7周りに回転される。
巻されており、繰出アーム3は常時ブレーキが掛かつた
状態で、線材加工機に引張られる線材Wの引張力により
縦軸7周りに回転される。
なお、図中、13は繰出アーム3の支持材、14,15は線材
Wを線材もつれ検出装置4に導くための案内ローラ、1
6,17,18は線材Wを線材供給装置から線材加工機に導く
ための案内ローラ、19は線材Wのもつれを検出するため
のスイツチである。
Wを線材もつれ検出装置4に導くための案内ローラ、1
6,17,18は線材Wを線材供給装置から線材加工機に導く
ための案内ローラ、19は線材Wのもつれを検出するため
のスイツチである。
上記構成において、線材加工機により線材Wが伸線等の
加工を受けて定速で引張られるので、繰出アーム3が回
転して、線材供給台2の線束Waから線材Wが巻きほぐさ
れながら供給される。このとき、繰出アーム3が線材供
給台2の上を1回転するために線材Wに1回の捩りがは
いる。
加工を受けて定速で引張られるので、繰出アーム3が回
転して、線材供給台2の線束Waから線材Wが巻きほぐさ
れながら供給される。このとき、繰出アーム3が線材供
給台2の上を1回転するために線材Wに1回の捩りがは
いる。
ここで、線材Wの供給速度をV、想定される線束Waの平
均径をDmとすると、繰出アーム3の回転数nは、 となる。
均径をDmとすると、繰出アーム3の回転数nは、 となる。
しかしながら、線材供給台2と載置した線束Waとの間に
は隙間があるので、線材Wは線材供給台2に巻付き、こ
のとき繰出アーム3の回転数nは、 となる。ただし、Doは線材供給台2の外径である。
は隙間があるので、線材Wは線材供給台2に巻付き、こ
のとき繰出アーム3の回転数nは、 となる。ただし、Doは線材供給台2の外径である。
この結果、繰出アーム3の回転数が大きくなり、線束Wa
の平均径Dmに対し線材Wの取出し量が多くなるが、線材
Wの供給量は一定であるため、線束Waが弛緩して線材W
が線材供給台2から半径方向へふくらんでいる。そし
て、繰出アーム3にかかる線材Wの引張力が弱くなる。
の平均径Dmに対し線材Wの取出し量が多くなるが、線材
Wの供給量は一定であるため、線束Waが弛緩して線材W
が線材供給台2から半径方向へふくらんでいる。そし
て、繰出アーム3にかかる線材Wの引張力が弱くなる。
このとき、繰出アーム3の縦軸7は、バンドブレーキ12
により常時ブレーキが掛かつているので、繰出アーム3
の回転が落ちていく。線材Wの緩みが大きい場合には、
繰出アーム3はついには停止してしまう。
により常時ブレーキが掛かつているので、繰出アーム3
の回転が落ちていく。線材Wの緩みが大きい場合には、
繰出アーム3はついには停止してしまう。
すなわち、繰出アーム3の回転数は、0からV/πDoまで
の大きな変動を繰返す。特に、線材加工機が高速で運転
される時や線材Wの輪癖の悪いものにおいては、繰出ア
ーム3の回転数が大きく変動すると、線材Wに過大な張
力が加わり、線束Waから取り出された線材Wが下方の線
材Wを持ち上げたりして、断線や線もつれが発生し、線
材Wの加工が不可能となる。
の大きな変動を繰返す。特に、線材加工機が高速で運転
される時や線材Wの輪癖の悪いものにおいては、繰出ア
ーム3の回転数が大きく変動すると、線材Wに過大な張
力が加わり、線束Waから取り出された線材Wが下方の線
材Wを持ち上げたりして、断線や線もつれが発生し、線
材Wの加工が不可能となる。
[従来技術2] そこで、上記の如き問題を解決するために、第12,13図
の如く、従来技術2として繰出アーム3を回転駆動する
ためのモータ20を装着して繰出アーム3を強制的に回転
させる手段が講じられている。
の如く、従来技術2として繰出アーム3を回転駆動する
ためのモータ20を装着して繰出アーム3を強制的に回転
させる手段が講じられている。
前記モータ20は、支持体11に固定され、繰出アーム3の
縦軸7のフランジ8とモータプーリ21との間にベルト22
が掛巻されている。また、モータ20のモータ軸20aにワ
ンウエイクラツチ23が装着され、繰出アーム3を一方向
にのみ回転駆動する。
縦軸7のフランジ8とモータプーリ21との間にベルト22
が掛巻されている。また、モータ20のモータ軸20aにワ
ンウエイクラツチ23が装着され、繰出アーム3を一方向
にのみ回転駆動する。
上記手段において、繰出アーム3の回転数がV/πDmとな
るようにモータ20を駆動する。ただし、線材Wが線材供
給台2に巻付いたとき、繰出アーム3の回転数はV/πDo
となり、モータ20の回転数より大きくなるが、ワンウエ
イクラツチ23が内蔵されているので、モータプーリ21が
回転して繰出アーム3だけが回転できるようになつてい
る。
るようにモータ20を駆動する。ただし、線材Wが線材供
給台2に巻付いたとき、繰出アーム3の回転数はV/πDo
となり、モータ20の回転数より大きくなるが、ワンウエ
イクラツチ23が内蔵されているので、モータプーリ21が
回転して繰出アーム3だけが回転できるようになつてい
る。
これにより、繰出アーム3の回転数はV/πDmからV/πDo
までの範囲で変動し、繰出アーム3を駆動しない場合よ
りも安定した線材Wの供給ができる。
までの範囲で変動し、繰出アーム3を駆動しない場合よ
りも安定した線材Wの供給ができる。
[従来技術3] また、従来技術3として、第14図の如く、繰出アーム3
を用いずに線材供給台2を駆動軸25周りに回転自在に配
し、線材供給台2の下方に線材供給台2を回転駆動する
ための駆動モータ26からなる駆動装置27を設け、線材W
を直接線束Waから導出ローラ15を通じて線材加工機に供
給するものである。そして、線材供給台2の回転速度
は、線束の径と線材加工機の線材加工速度とから設定さ
れ、線材Wの供給速度に等しい。
を用いずに線材供給台2を駆動軸25周りに回転自在に配
し、線材供給台2の下方に線材供給台2を回転駆動する
ための駆動モータ26からなる駆動装置27を設け、線材W
を直接線束Waから導出ローラ15を通じて線材加工機に供
給するものである。そして、線材供給台2の回転速度
は、線束の径と線材加工機の線材加工速度とから設定さ
れ、線材Wの供給速度に等しい。
この方法は、上記の繰出アーム駆動方法と原理的には同
じであるが、線材Wの捩りが入らないという利点があ
る。
じであるが、線材Wの捩りが入らないという利点があ
る。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上記従来技術2において、繰出し張力に
より線束径が変動して線材Wの取出し量と線材Wの供給
速度とのバランスがくずれたとき、繰出アーム3の回転
を制御できないので、繰出アーム3の回転数を線束径に
合わして適正な値に設定しても線束径の変動に追従でき
ないといつた問題がある。
より線束径が変動して線材Wの取出し量と線材Wの供給
速度とのバランスがくずれたとき、繰出アーム3の回転
を制御できないので、繰出アーム3の回転数を線束径に
合わして適正な値に設定しても線束径の変動に追従でき
ないといつた問題がある。
また、従来技術3において、上記従来技術2と同様の問
題があり、線束径が変動しても、これを検知して補正す
ることができないといつた問題がある。
題があり、線束径が変動しても、これを検知して補正す
ることができないといつた問題がある。
本発明は、上記に鑑み、線束径の変動を検知して線材供
給台の駆動を制御することにより、供給線材をねじるこ
となく安定して高速で供給できる線材供給装置の提供を
目的とする。
給台の駆動を制御することにより、供給線材をねじるこ
となく安定して高速で供給できる線材供給装置の提供を
目的とする。
<課題を解決するための手段> 本発明による課題解決手段は、第1図〜第5図の如く、
線材供給装置本体1に、回転自在に支持されコイル状の
線束Waを載置する線材供給台2と、該線材供給台2の上
方で縦軸7周りに回転自在に支持された繰出アーム3と
が設けられ、線材加工機へ線材Wを一定な線材加工速度
で供給する上取式線材供給装置において、前記線材供給
台2を回転駆動する供給台駆動装置30と、線束径の変動
から生じる供給速度の変動による繰出アーム3の線材供
給台2に対する回転方向の位置ずれを検出する位置検出
装置31と、線材供給台2からの供給速度を線材加工速度
に同調して繰出アーム3の位置ずれをなくすように位置
検出装置31からの出力に基づいて供給台駆動装置30を制
御する制御装置32と、線束Waの弛緩時に繰出アーム3を
線材供給台2回転方向に回転させるアーム駆動装置33と
が設けられ、前記制御装置32は、前記位置検出装置31か
らの出力により繰出アーム3の回転方向を判別する判別
手段34と、位置検出装置31の出力数をカウントする計数
手段35と、該判別手段34および計数手段35からの出力に
より供給速度の補正値を演算する演算手段36と、該演算
手段36からの演算値に基づいて供給台駆動装置30へ駆動
信号を出力する指令手段37とを備えたものである。
線材供給装置本体1に、回転自在に支持されコイル状の
線束Waを載置する線材供給台2と、該線材供給台2の上
方で縦軸7周りに回転自在に支持された繰出アーム3と
が設けられ、線材加工機へ線材Wを一定な線材加工速度
で供給する上取式線材供給装置において、前記線材供給
台2を回転駆動する供給台駆動装置30と、線束径の変動
から生じる供給速度の変動による繰出アーム3の線材供
給台2に対する回転方向の位置ずれを検出する位置検出
装置31と、線材供給台2からの供給速度を線材加工速度
に同調して繰出アーム3の位置ずれをなくすように位置
検出装置31からの出力に基づいて供給台駆動装置30を制
御する制御装置32と、線束Waの弛緩時に繰出アーム3を
線材供給台2回転方向に回転させるアーム駆動装置33と
が設けられ、前記制御装置32は、前記位置検出装置31か
らの出力により繰出アーム3の回転方向を判別する判別
手段34と、位置検出装置31の出力数をカウントする計数
手段35と、該判別手段34および計数手段35からの出力に
より供給速度の補正値を演算する演算手段36と、該演算
手段36からの演算値に基づいて供給台駆動装置30へ駆動
信号を出力する指令手段37とを備えたものである。
<作用> 上記課題解決手段において、線材加工条件により設定さ
れた基準供給速度で供給台駆動装置30が駆動される。そ
して、線材供給台2に搭載されたコイル状の線束Waから
線材Wは、上取りされ繰出アーム3を通つて線材加工機
へ供給される。
れた基準供給速度で供給台駆動装置30が駆動される。そ
して、線材供給台2に搭載されたコイル状の線束Waから
線材Wは、上取りされ繰出アーム3を通つて線材加工機
へ供給される。
線材加工速度に線材Wの供給速度が同調していると、第
6図の如く、線材Wの取出し位置に大して繰出アーム3
は一定位置を維持した状態にある。
6図の如く、線材Wの取出し位置に大して繰出アーム3
は一定位置を維持した状態にある。
ここで、線束Waは一定の径で巻かれていないことや線材
供給台2との間隙があるため、繰り出し張力により線束
径が変動する。まず線材Wが線材供給台2に巻き付いた
とき、線束径はコイル状の線束Waの平均径より小さくな
り、供給速度は基準供給速度より小となる。すると、線
材加工速度より供給速度が遅くなり、線材Wの取出し位
置は、線材供給台2の回転方向とは逆方向に移動してい
くので、繰出アーム3は第8図に示すように線材Wに引
張られて線材供給台2とは逆方向に回転する。
供給台2との間隙があるため、繰り出し張力により線束
径が変動する。まず線材Wが線材供給台2に巻き付いた
とき、線束径はコイル状の線束Waの平均径より小さくな
り、供給速度は基準供給速度より小となる。すると、線
材加工速度より供給速度が遅くなり、線材Wの取出し位
置は、線材供給台2の回転方向とは逆方向に移動してい
くので、繰出アーム3は第8図に示すように線材Wに引
張られて線材供給台2とは逆方向に回転する。
このとき、位置検出装置31が繰出アーム3の線材供給台
2に対する位置ずれを検出する。そして、判別手段34に
より繰出アーム3の回転方向を判別し位置検出装置31の
出力回数を計数手段35でカウントする。
2に対する位置ずれを検出する。そして、判別手段34に
より繰出アーム3の回転方向を判別し位置検出装置31の
出力回数を計数手段35でカウントする。
そして、演算手段36では、判別手段34からの出力に基づ
いて線材供給台2の駆動装置30の回転速度を増加させる
よう演算する。また、計数手段35からの出力に基づいて
回転速度の増加量が演算される。
いて線材供給台2の駆動装置30の回転速度を増加させる
よう演算する。また、計数手段35からの出力に基づいて
回転速度の増加量が演算される。
演算手段36の演算結果は、指令手段37に出力され、基準
供給速度に上記演算値が加算されて、指令手段37によつ
て供給台駆動装置30に補正された駆動信号が出力され
る。
供給速度に上記演算値が加算されて、指令手段37によつ
て供給台駆動装置30に補正された駆動信号が出力され
る。
そして、駆動装置30は、線材供給台2の回転速度を速く
する。すると、線材Wの供給速度が線材加工速度より大
きくなり、線材Wは過供給となり、線束Waは緩んで線材
Wが線材供給台2から半径方向にふくらんでくる。しか
し、繰出アーム3にかかつていた線材Wの張力がなくな
るため、アーム駆動装置33により繰出アーム3は線材供
給台2の回転方向に回転していき、線材Wのふくらみを
徐々になくしていく。
する。すると、線材Wの供給速度が線材加工速度より大
きくなり、線材Wは過供給となり、線束Waは緩んで線材
Wが線材供給台2から半径方向にふくらんでくる。しか
し、繰出アーム3にかかつていた線材Wの張力がなくな
るため、アーム駆動装置33により繰出アーム3は線材供
給台2の回転方向に回転していき、線材Wのふくらみを
徐々になくしていく。
ついには、線材Wの供給速度と線材加工足ととが一致し
て、線材Wの取出し位置が一定になり、繰出アーム3も
一定位置で維持される。
て、線材Wの取出し位置が一定になり、繰出アーム3も
一定位置で維持される。
また、線材Wの供給速度が線材加工速度より早くなつた
場合も同様に、制御装置32により供給台2の回転速度を
遅くするよう供給台駆動装置30に補正された駆動信号が
出力される。すると、供給台2の回転速度が遅くなり、
線材Wの供給速度と線材加工速度とが一致して線材Wの
取出し位置が一定になり、繰出アーム3も一定位置で維
持される。
場合も同様に、制御装置32により供給台2の回転速度を
遅くするよう供給台駆動装置30に補正された駆動信号が
出力される。すると、供給台2の回転速度が遅くなり、
線材Wの供給速度と線材加工速度とが一致して線材Wの
取出し位置が一定になり、繰出アーム3も一定位置で維
持される。
したがつて、線材の供給速度が変動して、線材加工速度
とのバランスがくずれても、線材供給台2の回転を制御
することにより、供給速度の変動に追従することがで
き、線材Wの供給の安定化を図ることができる。
とのバランスがくずれても、線材供給台2の回転を制御
することにより、供給速度の変動に追従することがで
き、線材Wの供給の安定化を図ることができる。
また、線材Wを供給しながら線材供給台2の回転を調節
することができるので、線材Wの供給の高速化を図るこ
とができる。しかも、線材Wの取出し位置を一定に維持
するので、線材Wに捩りが入ることを防止できる。
することができるので、線材Wの供給の高速化を図るこ
とができる。しかも、線材Wの取出し位置を一定に維持
するので、線材Wに捩りが入ることを防止できる。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す線材供給装置の概略
図、第2図はその平面図、第3図は制御装置の電気回路
図、第4図は供給台駆動装置の断面図、第5図はアーム
駆動装置の断面図、第6図は位置検出装置の平面図、第
7図は線材供給量が増加したときの繰出アームと位置検
出装置との関係を示す図、第8図は線材供給量が減少し
たときの繰出アームと位置検出装置との関係を示す図で
ある。なお、従来と同じ構成部品には同一符号を付す。
図、第2図はその平面図、第3図は制御装置の電気回路
図、第4図は供給台駆動装置の断面図、第5図はアーム
駆動装置の断面図、第6図は位置検出装置の平面図、第
7図は線材供給量が増加したときの繰出アームと位置検
出装置との関係を示す図、第8図は線材供給量が減少し
たときの繰出アームと位置検出装置との関係を示す図で
ある。なお、従来と同じ構成部品には同一符号を付す。
線材加工機としての伸線機へ線材Wを供給する上取式線
材供給装置は、図示の如く、線材供給装置本体1に、回
転自在に支持されコイル状の線束Waを載置する線材供給
台2と、該線材供給台2の上方で縦軸7周りに回転自在
に支持された繰出アーム3と、前記線材供給台2を回転
駆動する供給台駆動装置30と、線束径の変動から生じる
供給速度の変動による繰出アーム3の線材供給台2に対
する回転方向の位置ずれを検出する位置検出装置31と、
線材供給台2からの供給速度を線材加工速度に同調して
繰出アーム3の位置ずれをなくすよう位置検出装置31か
らの出力に基づいて供給台駆動装置30を制御する制御装
置32と、線束Waの弛緩時に繰出アーム3を線材供給台2
回転方向に回転させるアーム駆動装置33とが設けられて
いる。
材供給装置は、図示の如く、線材供給装置本体1に、回
転自在に支持されコイル状の線束Waを載置する線材供給
台2と、該線材供給台2の上方で縦軸7周りに回転自在
に支持された繰出アーム3と、前記線材供給台2を回転
駆動する供給台駆動装置30と、線束径の変動から生じる
供給速度の変動による繰出アーム3の線材供給台2に対
する回転方向の位置ずれを検出する位置検出装置31と、
線材供給台2からの供給速度を線材加工速度に同調して
繰出アーム3の位置ずれをなくすよう位置検出装置31か
らの出力に基づいて供給台駆動装置30を制御する制御装
置32と、線束Waの弛緩時に繰出アーム3を線材供給台2
回転方向に回転させるアーム駆動装置33とが設けられて
いる。
該制御装置32は、前記位置検出装置31からの出力により
繰出アーム3の回転方向を判別する判別手段34と、位置
検出装置31の出力数をカウントする計数手段35と、該判
別手段34および計数手段35からの出力により供給速度の
補正値を演算する演算手段36と、該演算手段36からの演
算値に基づいて供給台駆動装置30へ駆動信号を出力する
指令手段37とを備えている。
繰出アーム3の回転方向を判別する判別手段34と、位置
検出装置31の出力数をカウントする計数手段35と、該判
別手段34および計数手段35からの出力により供給速度の
補正値を演算する演算手段36と、該演算手段36からの演
算値に基づいて供給台駆動装置30へ駆動信号を出力する
指令手段37とを備えている。
前記線材供給台2は、基台40の穴部40aに配設された支
持台41に回転自在に支持され、該支持台41に円形のター
ンテーブル42と、該ターンテーブル42上に線束Waを搭載
した線枠43とが載置されている。そして、ターンテーブ
ル42の上方に円環状外枠44が取付けられている。
持台41に回転自在に支持され、該支持台41に円形のター
ンテーブル42と、該ターンテーブル42上に線束Waを搭載
した線枠43とが載置されている。そして、ターンテーブ
ル42の上方に円環状外枠44が取付けられている。
前記ターンテーブル42の中央には開口45が穿設され、該
開口45に円形の外筒46が嵌入されている。また、線束Wa
の上部に、線材Wを外周に沿つて繰出アーム3の先端に
導くための円環状線材案内枠47が載置されており、該案
内枠47は線束Waの減少に伴なつて下降するよう線枠43の
間に支持体47aが配されている。
開口45に円形の外筒46が嵌入されている。また、線束Wa
の上部に、線材Wを外周に沿つて繰出アーム3の先端に
導くための円環状線材案内枠47が載置されており、該案
内枠47は線束Waの減少に伴なつて下降するよう線枠43の
間に支持体47aが配されている。
前記供給台駆動装置30は、前記支持台41の内部に設置さ
れた供給台駆動モータ50と、モータ軸50aに外嵌固定さ
れた駆動傘歯車51と、該駆動傘歯車51に噛合する伝動傘
歯車52と、該伝動傘歯車52を外嵌固定する駆動軸53とか
らなり、線材供給台2を矢印Aの方向に回転させる。
れた供給台駆動モータ50と、モータ軸50aに外嵌固定さ
れた駆動傘歯車51と、該駆動傘歯車51に噛合する伝動傘
歯車52と、該伝動傘歯車52を外嵌固定する駆動軸53とか
らなり、線材供給台2を矢印Aの方向に回転させる。
該駆動軸53は、支持台41に固定された内筒54に挿入さ
れ、スラスト軸受55および内軸受56により回転自在に支
持されている。そして、駆動軸53の上部がターンテーブ
ル42の外筒46に固定され、線材供給台2を支持してい
る。そして、外筒46と内筒54との間に、外軸受57が介装
されている。また、前記駆動モータ50は加減速を繰り返
すので、重量物である線束Waおよびターンテーブル42の
慣性に打ち勝つだけのトルクを有し、減速時のブレーキ
として、前記伝動傘車52に、ブレーキデイスク58が取付
けられ、支持台41にブレーキパツド59が装着されてい
る。
れ、スラスト軸受55および内軸受56により回転自在に支
持されている。そして、駆動軸53の上部がターンテーブ
ル42の外筒46に固定され、線材供給台2を支持してい
る。そして、外筒46と内筒54との間に、外軸受57が介装
されている。また、前記駆動モータ50は加減速を繰り返
すので、重量物である線束Waおよびターンテーブル42の
慣性に打ち勝つだけのトルクを有し、減速時のブレーキ
として、前記伝動傘車52に、ブレーキデイスク58が取付
けられ、支持台41にブレーキパツド59が装着されてい
る。
前記繰出アーム3の構成は、従来技術において第12,13
図に示した従来例2と同様の構成であるので、詳細な説
明は省略する。
図に示した従来例2と同様の構成であるので、詳細な説
明は省略する。
前記アーム駆動装置33は、第5図の如く、繰出アーム3
を支える支持体11に固定されたアーム駆動モータ60と、
該アーム駆動モータ60の回転軸60aに取付けられた回転
体61と、該回転体61と繰出アーム3の縦軸7のフランジ
8との間に掛巻されたベルト62とからなる。
を支える支持体11に固定されたアーム駆動モータ60と、
該アーム駆動モータ60の回転軸60aに取付けられた回転
体61と、該回転体61と繰出アーム3の縦軸7のフランジ
8との間に掛巻されたベルト62とからなる。
前記アーム駆動モータ60の回転軸60aの中間部に、回転
盤63が外嵌固定され、回転軸60aは上軸受64を介してモ
ータブラケツト65に支持され、回転体61は下軸受66を介
して回転軸60aに支持され、モータブラケツト65は支持
体11に固定されている。
盤63が外嵌固定され、回転軸60aは上軸受64を介してモ
ータブラケツト65に支持され、回転体61は下軸受66を介
して回転軸60aに支持され、モータブラケツト65は支持
体11に固定されている。
そして、回転盤63の上面にドーナツ状のブレーキデイス
ク67が取付けられ、これに対向してブレーキパツド68が
配され、摩擦力により回転体61を回転させる。このブレ
ーキの摩擦力と線材Wの張力が釣りあつている時は、繰
出アーム3は一定位置で維持されている。
ク67が取付けられ、これに対向してブレーキパツド68が
配され、摩擦力により回転体61を回転させる。このブレ
ーキの摩擦力と線材Wの張力が釣りあつている時は、繰
出アーム3は一定位置で維持されている。
前記回転体61は、回転軸60aの下部および回転盤63を覆
う回転筒69と、回転筒69の下端に形成されたベルトプー
リ70とからなる。前記ブレーキパツド68は回転筒69にピ
ン等により固定されており、ブレーキデイスク67との摩
擦力を調整するねじ71が回転筒69の上部に挿着され、ね
じ71の下端にブレーキパツド68をブレーキデイスク67に
押圧する圧縮ばね72が介装されている。
う回転筒69と、回転筒69の下端に形成されたベルトプー
リ70とからなる。前記ブレーキパツド68は回転筒69にピ
ン等により固定されており、ブレーキデイスク67との摩
擦力を調整するねじ71が回転筒69の上部に挿着され、ね
じ71の下端にブレーキパツド68をブレーキデイスク67に
押圧する圧縮ばね72が介装されている。
前記アーム駆動モータ60は、線材供給台2の駆動モータ
50と同方向に駆動されるが正常運転のときには繰出しア
ーム3は静止している。そして、線束Waが弛緩したと
き、繰出アーム3にかかる線材Wの張力がなくなり、繰
出アーム3は供給台2の回転方向に回転して線束Waの弛
緩を除去する。線束Waの弛緩が除去された時、繰出アー
ム3が反転するが、このときの衝撃が大きいと線材Wに
無理な力が加わるので、アーム駆動モータ60の回転数
は、例えば、線束平均径Dm=800mm、線材供給速度V=1
00m/minのとき、3〜5rpmと低速回転とされる。
50と同方向に駆動されるが正常運転のときには繰出しア
ーム3は静止している。そして、線束Waが弛緩したと
き、繰出アーム3にかかる線材Wの張力がなくなり、繰
出アーム3は供給台2の回転方向に回転して線束Waの弛
緩を除去する。線束Waの弛緩が除去された時、繰出アー
ム3が反転するが、このときの衝撃が大きいと線材Wに
無理な力が加わるので、アーム駆動モータ60の回転数
は、例えば、線束平均径Dm=800mm、線材供給速度V=1
00m/minのとき、3〜5rpmと低速回転とされる。
前記位置検出装置31は、第5,6図の如く、縦軸7のフラ
ンジ8の外周面に取付けられた一対の被検知体80a,80b
と、該被検知体80a,80bに対向するよう支持体11に取付
けられた一対の近接スイツチ81a,81bとからなる。前記
被検知体80a,80bは、断面L字状の板を繰出アーム3の
先端と縦軸7とを結ぶ線を中心とした左右対称に配し、
円周の四半分の長さを有しており、しかも縦軸7と対称
にそれぞれ配されている。また、前記近接スイツチ81a,
81bは、被検知体80a,80bの長さよりも短い間隔をおいて
配されている。
ンジ8の外周面に取付けられた一対の被検知体80a,80b
と、該被検知体80a,80bに対向するよう支持体11に取付
けられた一対の近接スイツチ81a,81bとからなる。前記
被検知体80a,80bは、断面L字状の板を繰出アーム3の
先端と縦軸7とを結ぶ線を中心とした左右対称に配し、
円周の四半分の長さを有しており、しかも縦軸7と対称
にそれぞれ配されている。また、前記近接スイツチ81a,
81bは、被検知体80a,80bの長さよりも短い間隔をおいて
配されている。
前記制御装置32は、第3図の如く、伸線機のダイス径d
o、供給線材Wの線径dを入力する線材加工条件指定ス
イツチ82と、伸線機の加工モータ83の運転速度すなわち
線材加工速度Voを入力する線材加工機速度指令スイツチ
84と線材加工条件指定スイツチ82および線材加工機速度
指令スイツチ84から入力された値により線材Wの基準供
給速度V=Vo×(do/d)2を演算する基準速度演算器85を
備えており、線材加工機速度指令スイツチ84は加工機モ
ータ83に直接接続されている。
o、供給線材Wの線径dを入力する線材加工条件指定ス
イツチ82と、伸線機の加工モータ83の運転速度すなわち
線材加工速度Voを入力する線材加工機速度指令スイツチ
84と線材加工条件指定スイツチ82および線材加工機速度
指令スイツチ84から入力された値により線材Wの基準供
給速度V=Vo×(do/d)2を演算する基準速度演算器85を
備えており、線材加工機速度指令スイツチ84は加工機モ
ータ83に直接接続されている。
そして、位置検出装置31の近接スイツチ81a,81bのオン
オフにより繰出アーム3の回転方向を判別する判別手段
34としての方向判別器34aと、近接スイツチ81a,81bのオ
ンオフの回数を計数する計数手段35としてのカウンター
35aと、該方向判別器34aおよびカウンター35aから90°
位相差入力された値を比例積分制御して線材Wの供給速
度の補正分を演算する演算手段36としての補正値演算器
36aと、基準速度演算器85により設定された基準供給速
度に補正値演算器36aで演算された補正分を加減算して
供給台駆動装置30の駆動モータ50に補正された速度指令
を出力する指令手段37としての加算器37aとを備えてい
る。
オフにより繰出アーム3の回転方向を判別する判別手段
34としての方向判別器34aと、近接スイツチ81a,81bのオ
ンオフの回数を計数する計数手段35としてのカウンター
35aと、該方向判別器34aおよびカウンター35aから90°
位相差入力された値を比例積分制御して線材Wの供給速
度の補正分を演算する演算手段36としての補正値演算器
36aと、基準速度演算器85により設定された基準供給速
度に補正値演算器36aで演算された補正分を加減算して
供給台駆動装置30の駆動モータ50に補正された速度指令
を出力する指令手段37としての加算器37aとを備えてい
る。
前記方向判別器34aでは、第7図に示すように線材Wの
供給速度が線材加工速度より遅くなつて線材供給台2の
回転速度が早くなり、繰出アーム3が矢印Bの方向に回
転すると、繰出アーム3が線材供給台2の回転方向と同
方向に回転したことを、近接スイツチ81aがオンのと
き、近接スイツチ81bがオフからオンになることで検出
する。
供給速度が線材加工速度より遅くなつて線材供給台2の
回転速度が早くなり、繰出アーム3が矢印Bの方向に回
転すると、繰出アーム3が線材供給台2の回転方向と同
方向に回転したことを、近接スイツチ81aがオンのと
き、近接スイツチ81bがオフからオンになることで検出
する。
あるいは、第8図に示すように、線材Wの供給速度が線
材加工速度より早くなり、繰出アーム3が矢印Cで示す
方向に回転したことを近接スイツチ81aがオンのとき近
接スイツチ81bがオンからオフになることで検出する。
材加工速度より早くなり、繰出アーム3が矢印Cで示す
方向に回転したことを近接スイツチ81aがオンのとき近
接スイツチ81bがオンからオフになることで検出する。
上記構成において、線材供給台2に搭載されたコイル状
の線束Waから上取りされた線材Wは、線材案内枠47の外
周に沿つて繰出アーム3の通し部3aを通り、導出ローラ
14から取付材6の通過孔6aを通つて縦軸7の中空部を抜
けて上部の導出ローラ15に導かれる。そして、線材W
は、案内ローラ16,17,18によつて線材加工機としての伸
線機へ供給される。
の線束Waから上取りされた線材Wは、線材案内枠47の外
周に沿つて繰出アーム3の通し部3aを通り、導出ローラ
14から取付材6の通過孔6aを通つて縦軸7の中空部を抜
けて上部の導出ローラ15に導かれる。そして、線材W
は、案内ローラ16,17,18によつて線材加工機としての伸
線機へ供給される。
このとき、線材加工条件指定スイツチ82および線材加工
機速度指令スイツチ84を設定すると、基準速度演算器85
により基準供給速度が演算されて、供給台駆動装置30の
駆動モータ50に出力され線材Wを取出していく。また、
繰出アーム3は、アーム駆動装置33により駆動されてい
るが、ブレーキの摩擦力と線材Wの張力により静止して
いる。
機速度指令スイツチ84を設定すると、基準速度演算器85
により基準供給速度が演算されて、供給台駆動装置30の
駆動モータ50に出力され線材Wを取出していく。また、
繰出アーム3は、アーム駆動装置33により駆動されてい
るが、ブレーキの摩擦力と線材Wの張力により静止して
いる。
線材加工速度に線材Wの供給速度が同調していると、第
6図の如く、線材Wの取出し位置に対して繰出アーム3
は一定位置を維持した状態にある。
6図の如く、線材Wの取出し位置に対して繰出アーム3
は一定位置を維持した状態にある。
すなわち、線材供給台2の回転数をn、繰出アーム3の
回転数をn′、線束の平均径をDmとすると、線材Wの供
給速度は、 V=πDmn±πDmn′ となる。供給速度Vは常に一定であり、繰出アーム3は
静止しているので、n′=0となり、線材Wの供給速度
Vは線材供給台2の回転速度に一致している。
回転数をn′、線束の平均径をDmとすると、線材Wの供
給速度は、 V=πDmn±πDmn′ となる。供給速度Vは常に一定であり、繰出アーム3は
静止しているので、n′=0となり、線材Wの供給速度
Vは線材供給台2の回転速度に一致している。
ここで、線束Wa平均径Dmの変化により線材Wの繰出し速
度と伸線加工速度に差が生じ、線材Wが線材供給台2の
線枠43に巻き付いたとき、線束径は平均径より小さくな
り、供給速度は基準供給速度より小となる。すると、線
材加工速度Voより供給速度Vが遅くなり、線材Wの取出
し位置は、線材供給台2の回転方向とは逆方向に移動し
ていくので、繰出アーム3は第8図に示すように線材W
に引張られて線材供給台2とは逆方向に回転する。
度と伸線加工速度に差が生じ、線材Wが線材供給台2の
線枠43に巻き付いたとき、線束径は平均径より小さくな
り、供給速度は基準供給速度より小となる。すると、線
材加工速度Voより供給速度Vが遅くなり、線材Wの取出
し位置は、線材供給台2の回転方向とは逆方向に移動し
ていくので、繰出アーム3は第8図に示すように線材W
に引張られて線材供給台2とは逆方向に回転する。
このとき、近接スイツチ81aがオンで近接スイツチ81bが
オフからオンになり、判別手段34により繰出アーム3の
回転方向を判別する。また、この近接スイツチ81a,81b
のオンオフの回数を計数手段35でカウントする。
オフからオンになり、判別手段34により繰出アーム3の
回転方向を判別する。また、この近接スイツチ81a,81b
のオンオフの回数を計数手段35でカウントする。
そして、演算手段36により、判別手段34からの出力に基
づいて線材供給台2の駆動モータ50の回転速度の増減を
判断する。この場合、線材供給台2の回転速度が遅いの
で、駆動モータ50の回転速度は増加するようになる。ま
た、計数手段35からの出力に基づいて回転速度の増加量
が演算される。
づいて線材供給台2の駆動モータ50の回転速度の増減を
判断する。この場合、線材供給台2の回転速度が遅いの
で、駆動モータ50の回転速度は増加するようになる。ま
た、計数手段35からの出力に基づいて回転速度の増加量
が演算される。
演算手段36の演算結果は、指令手段37に出力され、基準
速度演算器85からの基準供給速度に上記演算値が加算さ
れて、指令手段37によつて供給台駆動装置30の駆動モー
タ50に補正された駆動信号が出力される。
速度演算器85からの基準供給速度に上記演算値が加算さ
れて、指令手段37によつて供給台駆動装置30の駆動モー
タ50に補正された駆動信号が出力される。
すると、駆動モータ50の回転速度が速くなり、線材供給
台2の回転速度も速くなつて、線材Wの供給速度Vは、 V<πDmn+πDmn′ となる。そして、線材Wの供給速度が線材加工速度より
大きいので、線材Wは過供給となり、線束Waは緩んで線
材Wが線材供給台2の線枠43から半径方向にふくらんで
いる。しかし、繰出アーム3にかかつていた線材Wの張
力がなくなるため、アーム駆動装置33のアーム駆動モー
タ60により繰出アーム3は線材供給台2の回転方向に回
転していき、線材Wのふくらみを徐々になくしていく。
台2の回転速度も速くなつて、線材Wの供給速度Vは、 V<πDmn+πDmn′ となる。そして、線材Wの供給速度が線材加工速度より
大きいので、線材Wは過供給となり、線束Waは緩んで線
材Wが線材供給台2の線枠43から半径方向にふくらんで
いる。しかし、繰出アーム3にかかつていた線材Wの張
力がなくなるため、アーム駆動装置33のアーム駆動モー
タ60により繰出アーム3は線材供給台2の回転方向に回
転していき、線材Wのふくらみを徐々になくしていく。
そして、再び線材Wの供給速度と線材加工速度が同期し
て、線材Wの取出し位置は一定になり、繰出アーム3も
一定位置で維持され、線材Wが取出されていく。
て、線材Wの取出し位置は一定になり、繰出アーム3も
一定位置で維持され、線材Wが取出されていく。
次に、線材Wの供給速度が線材加工速度より早くなつた
場合、線材Wの取出し位置は線材供給台2の回転方向に
移動していき、繰出アーム3は第7図に示すように線材
供給台2の回転方向と同方向に回転する。このとき、近
接スイツチ81aがオンで近接スイツチ81bがオンからオフ
になり、判別手段34で繰出アーム3の回転方向を判別
し、また計数手段35により近接スイツチ81a,81bのオン
オフの回数をカウントする。
場合、線材Wの取出し位置は線材供給台2の回転方向に
移動していき、繰出アーム3は第7図に示すように線材
供給台2の回転方向と同方向に回転する。このとき、近
接スイツチ81aがオンで近接スイツチ81bがオンからオフ
になり、判別手段34で繰出アーム3の回転方向を判別
し、また計数手段35により近接スイツチ81a,81bのオン
オフの回数をカウントする。
そして、これらの出力により演算手段36は、補正すべき
値を演算して駆動モータ50の回転速度を減少するよう指
令手段37に出力する。指令手段37では、基準供給速度か
ら補正分だけ減算して、供給台駆動装置30の駆動モータ
50に補正された駆動信号が出力される。
値を演算して駆動モータ50の回転速度を減少するよう指
令手段37に出力する。指令手段37では、基準供給速度か
ら補正分だけ減算して、供給台駆動装置30の駆動モータ
50に補正された駆動信号が出力される。
すると、駆動モータ50の回転速度が遅くなり、線材供給
台2の回転速度も遅くなる。そして、線材Wの供給量が
徐々に増加していき、ついには線材Wの供給速度と線材
加工速度が一致して、線材Wの取出し位置は一定にな
り、繰出アーム3の回転ずれがなくなつて、線材供給台
2に対して一定位置で静止した状態になる。
台2の回転速度も遅くなる。そして、線材Wの供給量が
徐々に増加していき、ついには線材Wの供給速度と線材
加工速度が一致して、線材Wの取出し位置は一定にな
り、繰出アーム3の回転ずれがなくなつて、線材供給台
2に対して一定位置で静止した状態になる。
したがつて、線材の供給速度が変動して、線材加工速度
とのバランスがくずれても、線材供給台2の回転を制御
することにより、供給速度の変動に追従することがで
き、線材Wの供給の安定化を図ることができる。
とのバランスがくずれても、線材供給台2の回転を制御
することにより、供給速度の変動に追従することがで
き、線材Wの供給の安定化を図ることができる。
また、線材Wを供給しながら線材供給出台2の回転を調
節することができるので、線材Wの供給の高速化も図る
ことができる。しかも、線材Wの取出し位置を一定に維
持するので、線材Wに捩りが入ることを防止できる。
節することができるので、線材Wの供給の高速化も図る
ことができる。しかも、線材Wの取出し位置を一定に維
持するので、線材Wに捩りが入ることを防止できる。
その上、加工機のダイスが摩擦し供給速度が変わつた場
合にも、対応できるといつた効果もある。
合にも、対応できるといつた効果もある。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、繰出アーム3の回転を抑制するために常時ブレ
ーキをかけているが、このブレーキ機構の代わりにパウ
ダークラツチ、電磁クラツチ等を用いて摩擦力を利用し
て回転を制限してもよい。
ーキをかけているが、このブレーキ機構の代わりにパウ
ダークラツチ、電磁クラツチ等を用いて摩擦力を利用し
て回転を制限してもよい。
また、制御装置32で行なう制御は、マイクロコンピユー
ターを用いて行なつてもよい。
ターを用いて行なつてもよい。
<発明の効果> 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、回転自
在に支持されコイル状の線束を載置する線材供給台と、
該線材供給台の上方で縦軸周りに回転自在に支持された
繰出アームと、前記線材供給台を回転駆動する供給台駆
動装置と、線束径の変動から生じる供給速度の変動によ
る繰出アームの線材供給台に対する回転方向の位置ずれ
を検出する位置検出装置と、線材供給台からの供給速度
を線材加工速度に同調して繰出アームの位置ずれをなく
すよう位置検出装置からの出力に基づいて供給台駆動装
置を制御する制御装置と、線束の弛緩時に繰出アームを
線材供給台回転方向に回転させるアーム駆動装置とが設
けられ、該制御装置は、前記位置検出装置からの出力に
より繰出アームの回転方向を判別する判別手段と、位置
検出装置の出力数をカウントする計数手段と、該判別手
段および計数手段からの出力により供給速度の補正値を
演算する演算手段と、該演算手段からの演算値に基づい
て供給台駆動装置へ駆動信号を出力する指令手段とを備
えているので、線材の供給速度が変動して、線材加工速
度とのバランスがくずれても、線材供給台の回転を制御
することにより、供給速度の変動に追従することがで
き、線材の供給の安定化を図ることができる。
在に支持されコイル状の線束を載置する線材供給台と、
該線材供給台の上方で縦軸周りに回転自在に支持された
繰出アームと、前記線材供給台を回転駆動する供給台駆
動装置と、線束径の変動から生じる供給速度の変動によ
る繰出アームの線材供給台に対する回転方向の位置ずれ
を検出する位置検出装置と、線材供給台からの供給速度
を線材加工速度に同調して繰出アームの位置ずれをなく
すよう位置検出装置からの出力に基づいて供給台駆動装
置を制御する制御装置と、線束の弛緩時に繰出アームを
線材供給台回転方向に回転させるアーム駆動装置とが設
けられ、該制御装置は、前記位置検出装置からの出力に
より繰出アームの回転方向を判別する判別手段と、位置
検出装置の出力数をカウントする計数手段と、該判別手
段および計数手段からの出力により供給速度の補正値を
演算する演算手段と、該演算手段からの演算値に基づい
て供給台駆動装置へ駆動信号を出力する指令手段とを備
えているので、線材の供給速度が変動して、線材加工速
度とのバランスがくずれても、線材供給台の回転を制御
することにより、供給速度の変動に追従することがで
き、線材の供給の安定化を図ることができる。
また、線材を供給しながら線材供給台の回転を調節する
ことができるので、線材の供給の高速化も図ることがで
きる。しかも、線材の取出し位置を一定に維持するの
で、線材に捩りが入ることを防止できるといつた優れた
効果がある。
ことができるので、線材の供給の高速化も図ることがで
きる。しかも、線材の取出し位置を一定に維持するの
で、線材に捩りが入ることを防止できるといつた優れた
効果がある。
その上、加工機のダイスが摩擦し供給速度が変わつた場
合にも、対応できるといつた効果もある。
合にも、対応できるといつた効果もある。
第1図は本発明の一実施例を示す線材供給装置の概略
図、第2図はその平面図、第3図は制御装置の電気回路
図、第4図は供給台駆動装置の断面図、第5図はアーム
駆動装置の断面図、第6図は位置検出装置の平面図、第
7図は線材供給量が増加したときの繰出アームと位置検
出装置との関係を示す図、第8図は線材供給量が減少し
たときの繰出アームと位置検出装置との関係を示す図、
第9図は従来例1の上取式線材供給装置の概略図、第10
図は同じくその平面図、第11図は同じく繰出アームの縦
軸周りの断面図、第12図は従来例2の上取式線材供給装
置の概略図、第13図は同じく繰出アームの回転手段を示
す断面図、第14図は従来例3の上取式線材供給装置の概
略図である。 1:線材供給装置本体、2:線材供給台、3:繰出アーム、3
0:供給台駆動装置、31:位置検出装置、32:制御装置、3
3:アーム駆動装置、34:判別手段、35:計数手段、36:演
算手段、37:指令手段、W:線材、Wa:線束。
図、第2図はその平面図、第3図は制御装置の電気回路
図、第4図は供給台駆動装置の断面図、第5図はアーム
駆動装置の断面図、第6図は位置検出装置の平面図、第
7図は線材供給量が増加したときの繰出アームと位置検
出装置との関係を示す図、第8図は線材供給量が減少し
たときの繰出アームと位置検出装置との関係を示す図、
第9図は従来例1の上取式線材供給装置の概略図、第10
図は同じくその平面図、第11図は同じく繰出アームの縦
軸周りの断面図、第12図は従来例2の上取式線材供給装
置の概略図、第13図は同じく繰出アームの回転手段を示
す断面図、第14図は従来例3の上取式線材供給装置の概
略図である。 1:線材供給装置本体、2:線材供給台、3:繰出アーム、3
0:供給台駆動装置、31:位置検出装置、32:制御装置、3
3:アーム駆動装置、34:判別手段、35:計数手段、36:演
算手段、37:指令手段、W:線材、Wa:線束。
Claims (1)
- 【請求項1】線材供給装置本体に、回転自在に支持され
コイル状の線束を載置する線材供給台と、該線材供給台
の上方で縦軸周りに回転自在に支持された繰出アームと
が設けられ、線材加工機へ線材を一定な線材加工速度で
供給する上取式線材供給装置において、前記線材供給台
を回転駆動する供給台駆動装置と、線束径の変動から生
じる供給速度の変動による繰出アームの線材供給台に対
する回転方向の位置ずれを検出する位置検出装置と、線
材供給台からの供給速度を線材加工速度に同調して繰出
アームの位置ずれをなくすよう位置検出装置からの出力
に基づいて供給台駆動装置を制御する制御装置と、線束
の弛緩時に繰出アームを線材供給台回転方向に回転させ
るアーム駆動装置とが設けられ、前記制御装置は、前記
位置検出装置からの出力により繰出アームの回転方向を
判別する判別手段と、位置検出装置の出力数をカウント
する計数手段と、該判別手段および計数手段からの出力
により供給速度の補正値を演算する演算手段と、該演算
手段からの演算値に基づいて供給台駆動装置へ駆動信号
を出力する指令手段とを備えたことを特徴とする線材供
給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12993890A JPH074623B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 線材供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12993890A JPH074623B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 線材供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0428414A JPH0428414A (ja) | 1992-01-31 |
| JPH074623B2 true JPH074623B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=15022149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12993890A Expired - Fee Related JPH074623B2 (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 線材供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074623B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103736774B (zh) * | 2013-11-28 | 2016-04-20 | 芜湖恒泰有色线材股份有限公司 | 一种高频电阻焊铜线生产设备用卸线盘及其直径确定方法 |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP12993890A patent/JPH074623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0428414A (ja) | 1992-01-31 |
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