JPH0746499Y2 - 樹脂成形用金型 - Google Patents

樹脂成形用金型

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JPH0746499Y2
JPH0746499Y2 JP1990064793U JP6479390U JPH0746499Y2 JP H0746499 Y2 JPH0746499 Y2 JP H0746499Y2 JP 1990064793 U JP1990064793 U JP 1990064793U JP 6479390 U JP6479390 U JP 6479390U JP H0746499 Y2 JPH0746499 Y2 JP H0746499Y2
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JP
Japan
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core
cavity
resin
mold
air vent
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JP1990064793U
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JPH0424313U (ja
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剛史 西山
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は樹脂成形用金型に関し、特に詳細には、コア本
体とそれに組み付けられた傾斜コアとによりキャビティ
を画成する構造の樹脂成形用金型に関するものである。
(従来の技術) 樹脂成形用金型として従来より、いわゆるキャビ型とコ
ア型との間にキャビティを画成するものが広く知られて
いる。また、中空部分内に何らかの部材が配されるよう
な形状に樹脂を成形する場合には、コア型を、コア本体
と、このコア本体に対して離間自在に組み付けられる傾
斜コアとから構成し、これら両者間に画成したキャビテ
ィに樹脂を導入して成形することも広く行なわれている
(例えば実開昭63-63416号公報参照)。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述のようにコア本体と傾斜コアとから構成
されたコア型を用いて、比較的複雑な形状に樹脂を成形
する際には、エアの巻き込みにより様々な不具合が反省
するが、その中でも、樹脂流動方向の末端に近い成形品
の表面部分に、いわゆる「フクレ」と呼ばれる不具合が
生じやすいことが認められている。このフクレは、樹脂
中に空気が閉じ込められた結果、その空気により成形品
表面が凸状に盛り上がったものである。このようなフク
レが生じた樹脂成形品は、当然利用価値が低下し、場合
によっては全く利用不可能となる。
樹脂成形用金型のキャビティ内空気を逃がすため、従来
より、金型にエアベントピースを打ち込んだり、あるい
はエア抜き通路を設ける等の手法が用いられている。し
かしそのようにする場合は、金型の大幅なコストアップ
を招く。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたものであ
り、キャビティ内空気が樹脂内に閉じ込められることを
防止して、高品質の樹脂成形品を得ることができ、しか
も低コストで作成可能な樹脂成形用金型を提供すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) 本考案による樹脂成形用金型は、前述したように、キャ
ビティを形成するキャビ型およびコア型を有し、 コア型は、コア本体と、成形品の型抜きのためにこのコ
ア本体に対して離間自在に組み付けられる傾斜コアとか
ら構成され、 この傾斜コアとコア本体との間に画成したキャビティに
樹脂を導入してそれを成形する樹脂成形用金型におい
て、 傾斜コアに、上記キャビティのエア溜り部に位置する傾
斜エアの部分からコア本体のパーティング面に連なるエ
ア抜き通路を設けたことを特徴とするものである。
このようなエア抜き通路が設けられていれば、キャビテ
ィ内空気はそこを通ってキャビティ外に排出される。し
たがって、このキャビティ内空気が樹脂内に閉じ込めら
れることが無くなる。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第2図は、本考案の一実施例による樹脂成形用金型10を
示すものであり、また第1図は、この金型の一部は構成
する傾斜コア20を示している。なお第2図は、コア型22
とキャビ型23とが組み合わされた状態における、樹脂成
形用金型10の平断面形状(第1図のII-II線に沿った部
分)を示している。
本実施例の樹脂成形用金型10は、一例として自動車用バ
ンパを成形するためのものであり、第2図に示されるよ
うに、コア本体21に上記傾斜コア20が組み込まれてなる
コア型22と、キャビ型3とから構成されている。これら
のコア型22とキャビ型23との間には、キャビティ11aが
画成されている。このキャビティ11aは、バンパの表面
部分を成形するためのものであり、コア型22とキャビ型
23は、このキャビティ11aが第2図中略左右方向に長く
延びるように形成されている。そしてコア本体21には、
図示されている傾斜コア20の他に、それと同様のいくつ
かの傾斜コアが、互いに間隔を置いて長手方向に亘って
並ぶように組み合わされる。
第1図に示されるように傾斜コア20には、コア本体21の
キャビティ(図示せず)と連通して、略水平に延びる横
リブを成形するためのキャビティ11bが形成され、また
このキャビティ11bの上下位置にはそれぞれ、段上げ部2
0a、20bが形成されている。これらの段上げ部20a、20b
の各々の端面20c、20dは、コア本体21に接するパーティ
ング面となっている。傾斜コア20がコア本体21に組み合
わされると、上記の段上げ部20a、20bの内側に、それぞ
れ縦リブ成形のためのキャビティ11c、11dが画成され
る。
なお上記傾斜コア20には、ロッド24の先端部が固定され
ている。このロッド24は、コア本体21に対して、自身の
長軸方向に移動自在に遊嵌されている。このようにロッ
ド24を移動させることにより、傾斜コア20をコア本体21
に組み付け、そして成形品の型抜きのためにコア本体21
から第2図中上方側に離間させることができる。
以下、上記構成の樹脂成形用金型10によりバンパが成形
される様子を、第3図の(1)および(2)を参照して
説明する。なおこの第3図においては、図示明確化のた
めに金型部分は示さず、成形品のみを示してある。樹脂
成形用金型10に対しては、その中央位置に、公知の樹脂
射出機やゲート等(図示せず)が設けられる。それらに
より金型10のキャビティに導入されたポリプロピレン等
の樹脂は、上記中央位置から左右両端部に向かって(矢
印A方向に)流動し、バンパ30が成形される。
なお第3図において、30aが前述したキャビティ11aによ
り成形されるバンパ表面部分、30bがキャビティ11bおよ
びそれに連通するコア本体21のキャビティにより成形さ
れる横リブ、30c、30dがキャビティ11c、11dにより成形
される中空縦リブである。横リブ30bはバンパ30の中空
部分内においてバンパ全長に亘って延び、縦リブ30c、3
0dは、上記中空部分内において互いに間隔を置いて複数
形成される。
上記縦リブ30cは、同図(1)に矢印Bで示すように、
キャビティ11c内にバンパ30の上面部分側から流入して
来る樹脂と、矢印Cで示すように横リブ30b側から流入
して来る樹脂とが合流して形成される。このような場
合、上記2つの樹脂の流れの各前方側のキャビティ内空
気は、若し後述する空気抜き(エアーベント)のための
構成が採られていないと、キャビティ11c内から逃げる
ことができない。これはキャビティ11dにおいても同様
である。
こうしてエア溜りが形成されてしまうと、そこの空気は
樹脂の流入につれて次第に圧縮される。こうして逃げ場
が無くなった圧縮空気31は、第3図(2)に矢印Dで示
すように、樹脂内を移動するようになる。前述した従来
装置におけるフクレの発生は、このような圧縮空気31に
よって生じる。以下、第4図を参照して、この圧縮空気
31の挙動について説明する。
当初圧縮空気31は、同図(1)に示すように樹脂の表面
部分にあるが、そのうち完全に樹脂内部に封じ込められ
るようになり(同図(2)参照)、樹脂の流動にともな
ってその内部を移動し(同図(3)参照)、ある場合に
は同図(4)に示すように、バンパ30の表面に近い位置
まで移動して、フクレ33を発生させる。
次に、上述のような不具合の発生を防止するための構成
について説明する。第1図に示されるように、傾斜コア
20の段上げ部20a、20bのパーティング面20c,20dにはそ
れぞれ、ほぼその全長に亘って延びる主エアベント溝4
0、41が刻設されている。またこれらのパーティング面2
0c、20dには、上記主エアベント溝40、41から内方側に
延びて、段上げ部20a、20bの内周面にまで達する多数の
副エアベント溝43も刻設されている。
なおこれらの副エアベント溝43は、ケガキにより例えば
深さ0.2mm程度に形成される。したがって、キャビティ1
1c、11d内に流入した樹脂が、これらの副エアベント溝4
3内に進入することはない。それに対して主エアベント
溝40、41は、例えば深さ1mm×幅1mm程度に形成される。
一方、傾斜コア20のパーティング面20eにも、上記主エ
アベント溝40、41と同様のサイズの主エアベント溝42が
刻設されている。この主エアベント溝42は、1本の縦溝
部分と、この部分から横方向に延びてパーティング面20
gまで達する複数の横溝部分とからなる。そしてこのパ
ーティング面20eと、それに連続するパーティング面20f
には、上記副エアベント溝43と同様の多数の副エアベン
ト溝44が刻設されている。これらの副エアベント溝44
は、パーティング面20fのキャビティ11c、11d側の端部
と、上記主エアベント溝42との間を延びている。
また傾斜コア20には、一端が各々前記主エアベント溝4
0、41に開口し、他端が反対側のパーティング面20hに開
口する、2本の貫通孔45、46が設けられている。これら
の貫通孔45、46は、例えば直径が3mm程度に形成され
る。そして上記パーティング面20hには、それぞれ一端
が貫通孔45、46に連続し、他端がパーティング面20gま
で達する主エアベント溝47、48が刻設されている。これ
らの主エアベント溝47、48も、前記主エアベント溝40、
41と同程度のサイズに形成されている。
先に説明したようにキャビティ11c、11d内に樹脂が流入
する際、圧縮されたキャビティ内空気は、副エアベント
溝43→主エアベント溝40→貫通孔45→主エアベント溝47
の経路で、あるいは副エアベント溝43→主エアベント溝
41→貫通孔46→主エアベント溝48の経路で、さらには副
エアベント溝44→主エアベント溝42の経路で、パーティ
ング面20gとコア本体21との間に排出され得る。パーテ
ィング面20gとコア本体21との間には、若干の間隙が形
成されており、この間隙部分に排出された空気は、さら
にコア本体21とロッド24との間の間隙を通って、コア型
22外に排出され得る。
こうしてキャビティ内空気が排出されれば、前述したよ
うに圧縮空気が樹脂内を移動することがなくなるから、
成形されたバンパ30の表面部分にフクレ33が生じること
がない。
なお、キャビティ内空気を上述のように完全にコア型22
外まで排出させることは、必ずしも必要ではない。すな
わち例えば主エアベント溝47、48が省かれていても、キ
ャビティ内空気は貫通孔45、46内に逃げ込むことができ
るから、上記と同様にフクレ33の発生を防止可能であ
る。そうする場合は、貫通孔45、46をより大径にした
り、傾斜コア20の内部に空気溜め用の空間を設けてそこ
に貫通孔45、46を接続するのが望ましい。
また主エアベント溝40、41、42、47、48と副エアベント
溝43、44は、傾斜コア20に設けているので、コア本体21
側に設ける場合と比べてそれらの加工をより簡単に行な
うことができる。
また、キャビティ内空気の排出をより確実にするため
に、パーティング面20gあるいはそれに対面する部分の
コア本体21にエアベント溝を設けたり、さらにはロッド
24の表面部分あるいはそれに対面する部分のコア本体21
にエアベント溝を設けるようにしてもよい。
(考案の作用) 以上詳細に説明した通り本考案の樹脂成形用金型におい
ては、傾斜コアおよびコア本体の少なくとも一方に、そ
れらが画成するキャビティのエア溜り部に連なるエア抜
き通路を形成したことにより、キャビティ内空気が樹脂
中に閉じ込められることを確実に防止可能となる。よっ
てこの樹脂成形用金型によれば、上記空気による成形不
良部分の無い、高品質の樹脂成形品を得ることができ
る。
また上記エア抜き通路は、極めて簡単なものであるか
ら、本考案の樹脂成形用金型は、エア抜き対策が施され
ていないものと比べても大きなコストアップを招かず、
安価に形成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例による樹脂成形用金型の傾
斜コアを示す斜視図、 第2図は、上記樹脂成形用金型の一部を示す平断面ず、 第3図は、樹脂成形用金型における樹脂の流動を説明す
る説明図、 第4図は、成形される樹脂内に閉じ込められた空気の挙
動を説明する説明図である。 10……樹脂成形用金型 11a、11b、11c、11d……キャビティ 20……傾斜コア、20a、20b……段上げ部 20c〜h……パーティング面、21……コア本体 22……コア型、23……キャビ型 24……ロッド、30……バンパ(樹脂成形品) 31……圧縮空気、33……フクレ 40、41、42、47、48……主エアベント溝 43、44……副エアベント溝、45、46……貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティを形成するキャビ型とコア型と
    を有し、 前記コア型は、コア本体と、成形品の型抜きのためにこ
    のコア本体に対して離間自在に組み付けられる傾斜コア
    とから構成され、 この傾斜コアとコア本体との間に画成したキャビティに
    樹脂を導入してそれを成形する樹脂成形用金型におい
    て、 傾斜コアに、前記キャビティのエア溜り部に位置する傾
    斜コアの部分からコア本体のパーティング面に連なるエ
    ア抜き通路が設けられたことを特徴とする樹脂成形用金
    型。
JP1990064793U 1990-06-19 1990-06-19 樹脂成形用金型 Expired - Lifetime JPH0746499Y2 (ja)

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JP1990064793U JPH0746499Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 樹脂成形用金型

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JPH0424313U JPH0424313U (ja) 1992-02-27
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JP1990064793U Expired - Lifetime JPH0746499Y2 (ja) 1990-06-19 1990-06-19 樹脂成形用金型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63247015A (ja) * 1987-04-03 1988-10-13 Inoue Mtp Co Ltd 反応射出成形金型

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JPH0424313U (ja) 1992-02-27

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