JPH0746776B2 - 誤り訂正回路 - Google Patents

誤り訂正回路

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JPH0746776B2
JPH0746776B2 JP17661784A JP17661784A JPH0746776B2 JP H0746776 B2 JPH0746776 B2 JP H0746776B2 JP 17661784 A JP17661784 A JP 17661784A JP 17661784 A JP17661784 A JP 17661784A JP H0746776 B2 JPH0746776 B2 JP H0746776B2
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【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、短縮リード・ソロモン符号を用いてt重誤り
を訂正するようにした誤り訂正回路に関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来から、磁気ファイル等におけるファイリング装置の
データ信頼性を向上するために、しばしば単一バイト誤
りを訂正するリード・ソロモン符号や隣接誤り訂正符号
が用いられている。なかでも、磁気媒体よりもエラーレ
ートの悪い媒体(光ディスク等)を用いる場合、あるい
は、データ信頼度をより向上させたい場合には、ランダ
ムな2重バイト誤りを訂正する能力をもつリード・ソロ
モン符号が用いられている。
また、光磁気ディスク等さらにエラーレートの悪い媒体
を用いたり、あるいは、データの信頼度をさらに向上さ
せたい場合には、ランダムな3重バイト誤り以上を訂正
する能力をもつリード・ソロモン符号を用いることが望
ましい。
一般に、t重誤りを訂正するリード・ソロモン符号の復
号法として、バーレカンプ・マッシイの方法およびピー
ターソンの方法が知られている。
しかし、ピーターソンの方法は、次に示すステップを必
要とするので、復号過程が複雑となる。
ステップ1:シンドロームから、M次の行列式 但し、M=t,t−1,…,2,1を各々のMに対して計算し、
誤りの個数を求める。
ステップ2:ステップ1で求めた誤りの個数に応じた誤り
位置多項式をたて、その係数を求める。
ステップ3:誤り位置多項式のM個の根を求める。これら
の根は、誤りの位置を表わす。
ステップ4:求められたM個の誤りの位置とシンドローム
とに基づき、各誤り位置に対応する各々の誤りパターン
を求める。
かかる復号過程を避けるために、前記ステップを踏ま
ず、誤り位置および誤りパターンを直接復号するように
した方式として、「GF(2m)の上の拡大リード・ソロモ
ン符号の一復号方式」(電子通信学会論文誌'83/1Vol.J
66−A,No.1)あるいは、「デジタル信号の誤り検出回
路」(特開昭58−138140号)が知られている。
直接的に復号する方式は前記ステップを踏む必要がない
ので、2重訂正に対しては回路量の少ない復号回路を提
供することができる(第2図に示す特開昭58−144952号
公報の概略ブロック図参照)。
しかし、短縮されたリード・ソロモン符号に対しても、
短縮されていないときと同じクロック数を必要とすると
いう欠点があった。
その理由を、第1図示の短縮符号を用いて説明する。こ
こでは、2重誤り訂正短縮リード・ソロモン符号のi番
目のワードWiに誤りパターンeiが、またj番目のワード
Wjに誤りパターンejが生じた場合について説明する。
任意の整数mで定義されるガロア体GF(2m)の原始元α
を用いて構成されるパリティ検査行列を受信符号に乗じ
て得られるシンドロームは、 となり、上記シンドロームS0,S1,S2,S3は、各々α
(=1),α,α,αをフィードバック係数に持
つシンドローム・レジスタに対してワードWN,…,Wi
この順序にて入力することによって生成される。
上述した特開昭58−144952号公報に示される直接復号法
では、この後も更にシンドローム・レジスタをシフトす
る。
k回シフト後のシンドロームS0,S1,S2,S3は次式で表
わされる。
上記シンドローム間の排他的論理和A0,A1,A2は次式で
表わされる。
ここで、L=A0・A1+▲A2 1▼と定義すれば、 L=eiej(1+αi+k)(1+αi+k)(α
2(i+k)+α2(i+k)) …(4) より、k=M−iまたはk=M−jのときのみL=0と
なる。
従って、1番目のワードに誤りが生じたかをLの値によ
り調べるためには、i=1よりk=M−1回のシフトを
シンドロームに対して施すことが必要となる。これは短
縮していない場合に要するシフト回数と同じであり、1
回のシフトに1クロック必要であるから、短縮していな
い場合と同じクロック数を要することになる。そこで、
このシフト回数を減らすことができれば、それだけ処理
時間を短縮することができる。
〔目的〕
本発明の目的は、上述の点に鑑み、短縮リード・ソロモ
ン符号を直接復号する際に、短縮していない場合よりも
シンドロームに対するシフト演算の回数が少なくて済
み、処理時間の短い高速な誤り訂正回路を提供すること
にある。
かかる目的を達成するために、本発明では、符号長Nの
2m元短縮リード・ソロモン符号(N<M=2m−1:mは自
然数)を受信して受信語のt重誤りを訂正する誤り訂正
回路において、受信語Wj(j=1,2,…,N)のそれぞれ
に、αi(M−N)・αij(αはガロア体GF(2m)の原
始元)を乗じた和によるシンドロームSi(i=0,1,…,2
t−1)を生成する生成手段と、該生成手段により生成
された前記シンドロームSi(i=0,1,…,2t−1)の各
々にαをN−1回繰り返し乗じる過程により、シンド
ロームSi (k)=Si(α(k=0…,N−1)を順次
求める第1演算手段と、該第1演算手段により順次求め
られた前記シンドロームSi (k)同士の和Si (k)+Si+1 (k)
(i=0,1,…,2t−2)をn+1行i−n+1列(0≦
n,i−n≦t−1)の要素とするt次正方行列の行列式
Δ(k)を順次演算する第2演算手段と、前記第1演算
手段により順次求められた前記シンドロームSi (k)(i
=0,1,…,2t−1)の値を用いて、受信語WN-kに誤りが
生じた場合の誤りパターンeN-kを演算する第3演算手段
と、前記第2演算手段により順次演算された前記行列式
Δ(k)のそれぞれにつき、値が0か否かを判別する判
別手段と、該判別手段によって前記行列式Δ(k)の値
が0と判別された場合に、演算された前記誤りパターン
eN-kにより受信語WN-kを訂正する訂正手段とを有するこ
とを特徴とする。
また、本発明の好適実施例として、任意の整数mで定義
されるガロア体GF(2m)の原始元αを用いた2t個(ただ
し、tは正の整数)の1次多項式の積で得られる生成多
項式から生成される符号長N(但し、Nは2tよりも大き
く、M=2m−1よりも小さい正の整数)の短縮リード・
ソロモン符号を受信して該受信符号に対する2t個のシン
ドロームS0,S1,…,S2t-1を個別に出力するシンドロ
ーム演算手段と、符号の短縮分を考慮したα
i(M−N)を各々のシンドロームSi(i=0,1,…2t−
1)に乗じ若しくは予め受信信号に乗ずる乗算手段と、
この乗算手段から得られるシンドロームS0′,S1′,…
2′t−1に対して、 Si′→Si′α→Si′α2i→…→Si′(α=Si
(k) 但し、i=0,1,…,2t−1 k=1,2,…,N へと順次交換する手段と、前記シンドロームSi (k)の変
換ごとにシンドローム間の排他的論理和であるS0 (k)S
1 (k),S1 (k)S2 (k),…,S2t-2 (k)S2t-1 (k)を演算す
る手段と、前記排他的論理和であるS0 (k)S1 (k),S1
(k)S2 (k),…,S2t-2 (k)S2t-1 (k)に関する行列式 Δ (k)=|S0 (k),S1 (k) を演算する手段と、Δi(k)=0を検出して誤りの個
数ならびに誤りの位置を同時に求めるt重誤り位置検出
回路と、その誤り位置の誤りパターンを求める論理回路
とを備えて誤り訂正回路を構成することも可能である。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
〔実施例〕
第3図は、本発明を適用した短縮符号リアルタイム訂正
回路のブロック図である。
本実施例では、2重誤りを訂正するための回路構成を示
す。
第3図において、1〜3はガロア体GF(2m)の要素α
(M−N),α2(M−N),α3(M−N)を乗算す
る回路、4〜6はα,α,αを乗算する回路であ
り、ROMまたは排他的論理和回路の組合せによって構成
する。
7〜17は、それぞれmビットの排他的論理和回路であ
る。
18〜21はそれぞれmビットのレジスタ(シンドローム・
レジスタ)である。
また、排他的論理和回路7およびレジスタ18はシンドロ
ームS0の生成回路を構成する。更に、α(M−N)乗算
回路1と排他的論理和回路8とα乗算回路4とレジスタ
19とにより、シンドロームS1の生成回路を構成する。
α2(M−N)乗算回路2と排他的論理和回路9とα
乗算回路5とレジスタ20とにより、シンドロームS2の生
成回路を構成する。
α3(M−N)乗算回路3と排他的論理和回路10とα
乗算回路6とレジスタ21とにより、シンドロームS3の生
成回路を構成する。
W1,W2,…,WN(Wi(i=1,2,…,N)はmビットから構
成される)は、受信された符号長N(ただし、Nは短縮
された符号長でN<M=2m−1)の符号語を表すものと
する。
本実施例を作動させるには、まずスイッチ28を閉じて受
信語W1,W2,…,WNを信号線aに順次入力し、信号線b
にはシフトクロックを加える。このとき、
α(M−N),α2(M−N),α3(M−N)乗算回
路によって、受信語には予めα(M−N),α
2(M−N),α3(M−N)が乗算されてある。
従って、それぞれのシンドロームは、次式のようにな
る。
ここで、従来例と同様に、i番目のワードWiに誤りパタ
ーンei,j番目のワードWjに誤りパターンejが生じた場合
を例にとり説明する。
より、それぞれのシンドロームは、次式のようになる。
次に、スイッチ28を開いて信号線bにシフトクロックを
加え続けると、k回シフト後のシンドロームS0〜S3は次
式で表される。
排他的論理和回路11〜13によって、上記シンドローム間
の排他的論理和A0,A1,A2をとると、次式で表される。
ここで、L=A0・A2+▲A2 1▼と定義すれば、 L=ei・ej(1+αM−N・αi+k)・(1+α
M−N・αj+k)(α2(i+k)
α2(j+k))・α2(M−N) …(10) より、k=N−i、またはk=N−jのときのみL=0
となる。
ここで、符号長はNであるので、1≦i≦N,1≦j≦N 従って、k<Nとなり、シフトクロックは短縮された符
号長に抑えられる。
また、パターンについても、次式で求められる。
e=S0+▲A2 0▼(A0+A1-1 …(11) なぜならば、k=N−iのとき、A0,A1,S0であるので、 再び第3図に戻り、各構成要素について説明する。
22,23はガロア体GF(2m)上での自乗回路であり、α
が入力されるとα2iが出力される。
24はガロア体GF(2m)上の任意の元αとαの乗算結
果αi+jを出力する回路であり、m≦6のときにはRO
Mで構成することができる。
25はガロア体GF(2m)上の任意の元αとαの割算結
果αi−jを出力する回路であり、m≦6ならばROMに
より構成することができる。
26はゲート回路であり、排他的論理和回路15かからの信
号をゲート信号とし、このゲート信号が“0"のときにゲ
ートを開いて排他的論理和回路16からの出力信号を出力
し、ゲート信号が“0"でなければゲートを閉じて“0"を
出力する。
27はNワードのデータを貯えるバッファメモリである。
上述の排他的論理和回路11,13から出力されたシンドロ
ーム間の排他的論理和A0,A2は乗算回路24に入力され、
A0・A2が出力される。
このとき、排他的論理和回路12から出力されたシンドロ
ーム間の排他的論理和A1は自乗回路23に入力され、▲A2
1▼が出力される。その結果を排他的論理和回路15に入
力することにより、L=A0・A2+▲A2 1▼が計算され
る。
これと同時に、排他的論理和回路14によってA0+A1が計
算され、自乗回路22により▲A2 0▼が計算される。この
結果を割算回路25に入力することにより、▲A2 0▼/(A
0+A1)が出力される。
最後に、排他的論理和回路16から e=S0+▲A2 0▼/(A0+A1)が出力される。
スイッチ28が閉じられて受信語WN,…,W1が信号線aか
ら入力されている時、メモリバッファ27は受信後WN
…,W1を貯える。そして、スイッチ28が開かれると、シ
フトクロックbに同期して受信語が出力される。
従って、スイッチ28が閉じられて(N−i)回目のシフ
トがなされると、排他的論理和回路15からの出力はL=
0となり、また、排他的論理和回路16からの出力はe=
eiとなる。よって、L=0であるのでゲート回路26は開
き、排他的論理和回路16から出力e=eiが出力される。
このとき、バッファからはWiが出力されているので、排
他的論理和回路17において Wi+ei=Wi が計算され、誤りが訂正されて出力される。Wjについて
も同様である。
以上は2重誤りについて説明したが、t重誤りについて
も同様に拡張していくことが可能である。
第3図に示した実施例では、シンドローム生成部と、そ
れぞれのシンドロームを Si′→Si′α→Si′α2i→…→Si′(α (i=0,1,2,3) に変換する部分とをスイッチ28の開閉によって共有させ
ていたが、第4図に示すように、シンドローム生成部と
シンドローム変換部とを分けることもできる。かかる構
成によれば、シンドローム生成後にスイッチ28を開いて
受信語を空送りする必要がなくなるので、符号ブロック
が連続して送られる場合にも、リアルタイム処理が可能
となる。
また、αM−N,α2(M−N),α3(M−N)乗算
回路をROMで構成する場合には第5図に示すように、信
号線cに対してワード位置情報を送り、ROM33に対する
i番目のワードWiの入力によってWiαM−N・αを出
力させ、他方、ROM34に対してはWiα2(M−N)・α
2iを、ROM35に対してはWiα3(M−N)・α3iを出力
させることにより、(5)式を計算することができる。
かかる構成により、回路をより簡単化することができ
る。
なお、m≦6ならば、ROM36,37,38(第5図参照)を用
いてLおよびeの演算回路を簡単化することができる。
ここで、ROM36はA0,A2の入力に対して、A0・A2を出力
する。ROM37はA1,A0,A2の入力に対して、A0・A2+A1
を出力する。ROM38はA0,A1の入力に対して、▲A2 0▼・
(A0+A1-1を出力する。
更に、第6図に示すように、シンドローム生成回路およ
びシンドローム変換回路の中間に、α(M−N),α
2(M−N),α3(M−N)乗算回路を挿入すること
も可能である。かかる構成は、(5)式を
α(M−N),α2(M−N),α3(M−N)でくく
った次式と等価である。
〔効果〕 以上説明したように、本発明によれば、短縮リード・ソ
ロモン符号を直接復号する際に、シンドロームに対して
施す順次演算の回数を符号の短縮分だけ減らすことがで
きるので、復号に要する時間の短い高速な誤り訂正を行
なうことができる。
本発明を実施することにより、ハードウエアの縮小化を
図り得るばかりでなく、宇宙通信をも含む全ての通信技
術、ディジタル画像処理技術など広汎なディジタル技術
分野に応用することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は短縮符号の説明図、 第2図は特開昭58−144952号公報に開示されている誤り
訂正回路のブロック図、 第3図は本発明を適用した短縮符号リアルタイム訂正回
路の一実施例を示すブロック図、 第4図はシンドローム生成部とシンドローム変換部とを
分離して構成した短縮符号リアルタイム訂正回路の別実
施例を示すブロック図、 第5図はROMを用いて簡単化した短縮符号リアルタイム
訂正回路の別実施例を示すブロック図、 第6図はαM−N,α2(M−N),α3(M−N)
算回路をシンドローム生成部とシンドローム変換部との
中間に挿入して構成した短縮符号リアルタイム訂正回路
の別実施例を示すブロック図である。 1…αM−N乗算回路、2…α2(M−N)乗算回路、
3…α3(M−N)乗算回路、4…α乗算回路、5…α
乗算回路、6…α乗算回路、7〜17…排他的論理和
回路、18〜21…mビットのレジスタ(シンドローム・レ
ジスタ)、22,23…自乗回路、24…乗算回路、25…割算
回路、26…ゲート回路、27…バッファメモリ、28〜32…
スイッチ、33〜38…ROM、39…誤りパターン解読回路、4
0…誤り位置検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号長Nの2m元短縮リード・ソロモン符号
    (N<M=2m−1:mは自然数)を受信して受信語のt重
    誤りを訂正する誤り訂正回路において、 受信語Wj(j=1,2,…,N)のそれぞれに、 αi(M−N)・αij(αはガロア体GF(2m)の原始
    元)を乗じた和によるシンドロームSi(i=0,1,…,2t
    −1)を生成する生成手段と、 該生成手段により生成された前記シンドロームSi(i=
    0,1,…,2t−1)の各々にαをN−1回繰り返し乗じ
    る過程により、シンドロームSi (k)=Si(α(k
    =0…,N−1)を順次求める第1演算手段と、 該第1演算手段により順次求められた前記シンドローム
    Si (k)同士の和Si (k)+Si+1 (k)(i=0,1,…,2t−2)を
    n+1行i−n+1列(0≦n,i−n≦t−1)の要素
    とするt次正方行列の行列式Δ(k)を順次演算する第
    2演算手段と、 前記第1演算手段により順次求められた前記シンドロー
    ムSi (k)(i=0,1,…,2t−1)の値を用いて、受信語W
    N-kに誤りが生じた場合の誤りパターンeN-kを演算する
    第3演算手段と、 前記第2演算手段により順次演算された前記行列式Δ
    (k)のそれぞれにつき、値が0か否かを判別する判別
    手段と、 該判別手段によって前記行列式Δ(k)の値が0と判別
    された場合に、演算された前記誤りパターンeN-kにより
    受信語WN-kを訂正する訂正手段とを有することを特徴と
    する誤り訂正回路。
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